JP4710229B2 - エレベータシステム及びその群管理制御装置 - Google Patents

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本発明は、1本の昇降路内に1つのかごが配設された複数台のシングルカーエレベータを具えたシングルカーエレベータシステムや1本の昇降路内に複数のかごが配設された1或いは複数台のマルチカーエレベータを具えたマルチカーエレベータシステムなどのエレベータシステム及びその群管理制御装置に関するものである。
図10は、1本の昇降路内に1つのかご(50)が昇降駆動可能に配設された4台のシングルカーエレベータ(5)(5)(5)(5)を具えた従来のシングルカーエレベータシステムの構成を表わしている。
該エレベータシステムは、図示の如く、4台のエレベータ(5)(5)(5)(5)と、複数階の乗り場に設けられた複数の乗り場呼び装置(1つの乗り場呼び装置のみ図示)(6)と、乗り場呼び装置(6)に対し操作があったとき、前記4台のエレベータ(5)(5)(5)(5)のかごの中から該操作のあった乗り場に移動させるべき1つのかごを選択するかご割り当て動作を実行する群管理制御装置(4)とから構成されている。
4台のエレベータ(5)(5)(5)(5)は夫々、運行制御装置(51)を具えており、昇降路内に配設されたかご(50)は運行制御装置(51)によって昇降動作が制御されている。
群管理制御装置(4)は、入出力インターフェース(41)及びかご割り当て制御回路(42)を具えており、前記4台のエレベータ(5)(5)(5)(5)の運行制御装置(51)(51)(51)(51)及び複数の乗り場呼び装置(6)は、入出力インターフェース(41)に接続されている。
かご割り当て制御回路(42)には、例えば、乗り場呼び装置(6)に対し操作が行なわれてから該操作が行なわれた乗り場にかごが到着するまでの時間(以下、応答時間という)についての予測値や、乗り場呼び装置(6)に対し操作が行なわれてからエレベータ利用者が目的階に到着するまでの時間(以下、サービス完了時間という)についての予測値などのN種類の予測値1〜Nに基づいてかご割り当て動作を実行するかご割り当てプログラムと、それらの予測値1〜Nを算出するN個の予測値演算プログラムとが搭載されている。仮に、より正確な予測を可能とすべく、アップ或いはダウンの走行方向を指定する乗り場呼び装置(6)に代えて行き先階を指定する乗り場呼び装置を採用した場合には、かご割り当てプログラムとして、例えばACA(Adaptive Call Allocation)アルゴリズムに従ってかご割り当て動作を実行するものが採用される(非特許文献1参照)。
上記エレベータシステムにおいては、前記複数の乗り場呼び装置の何れかの乗り場呼び装置(6)に対して操作が行なわれたとき、該乗り場呼び装置(6)から乗り場呼び情報信号が群管理制御装置(4)の入出力インターフェース(41)に供給され、入出力インターフェース(41)は、該信号を受けて、各エレベータ(5)の運行制御装置(51)から、かごの現在位置、かごの走行方向、ドアの開閉状態、荷重量、かご内で乗客に指定されている行き先階などを表わすかご状態情報信号を取得する。尚、かご内で乗客に指定されている行き先階の情報は、かご(50)からのかご呼び情報信号から得られる。入出力インターフェース(41)は、前記乗り場呼び情報信号及びかご状態情報信号からシステム状態データを作成して、かご割り当て制御回路(42)に供給する。
かご割り当て制御回路(42)では、上述のN個の予測値演算プログラムによって、前記システム状態データに基づきN種類の予測値1〜Nが算出された後、かご割り当てプログラムによって、それらの予測値1〜Nに基づき4つのかごの中から1つのかご(50)が選択され、該かご(50)を乗り場呼び装置(6)に対し操作のあった乗り場に移動させるべき旨のかご割り当て信号が作成される。作成されたかご割り当て信号は、入出力インターフェース(41)を介して、前記選択されたかご(50)の昇降動作を制御する運行制御装置(51)に供給され、該運行制御装置(51)は、そのかご割り当て信号に応じてかご(50)の昇降動作を制御する。この結果、該かご(50)が乗り場呼び装置(6)に対し操作のあった乗り場に移動することになる。
しかし、上記従来のエレベータ(5)においては、1本の昇降路内に1つのかご(50)が配設されているに過ぎないため、エレベータ利用者の多い大規模な複合ビルや超高層ビルにおいては該エレベータ(5)を多数設置しなければならず、エレベータ設置面積が大きくなる問題があった。
そこで、1本の昇降路内に複数のかごが配設されたマルチカーエレベータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
G.C.Barney, S.M.dos Santos: Lift Traffic Analysis Design and Control, Peter Peregrinus Ltd., 1977 特開2003−81542号公報
1或いは複数のマルチカーエレベータを用いて図10に示す如き群管理制御装置を具えたエレベータシステムを構築する場合、昇降路内でのかごどうしの衝突の回避を考慮して、複雑な条件分岐を含む予測値演算プログラムを作成する必要がある。
しかしながら、複雑な条件分岐を全て含む完全な予測値演算プログラムを作成することは事実上不可能であるため、実際に作成されたプログラムによって得られる予測値は精度の低いものとなり、この様なプログラムを群管理制御装置に搭載した場合には、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場に移動させるべきかごの選択に誤りが生じることになる。
本発明の目的は、乗り場呼び装置に対し操作があったとき、複数のかごの中から最適なかごを選択して該操作のあった乗り場に移動させることが出来るエレベータシステム及びその群管理制御装置を提供することである。
本発明に係るエレベータシステムは、1本の昇降路内に複数のかごが昇降駆動可能に配設された1或いは複数台のマルチカーエレベータと、複数階の乗り場に設けられ、かごを呼ぶ際に操作すべき複数の乗り場呼び装置と、該1或いは複数台のマルチカーエレベータ及び複数の乗り場呼び装置に接続され、乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、前記1或いは複数台のマルチカーエレベータを構成する複数のかごの中から該操作のあった乗り場へ移動させるべき1つのかごを選択するかご割り当て動作を実行する群管理制御装置とを具えている。そして、群管理制御装置は、
乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、該乗り場呼び装置から乗り場呼び情報を受けて、1或いは複数台のマルチカーエレベータからかご状態情報を取得し、該乗り場呼び情報及びかご状態情報からシステム状態情報を作成する情報処理手段と、
前記複数のかごの昇降動作についての規則が規定され、前記情報処理手段から得られるシステム状態情報を入力信号として前記複数のかごの昇降動作を前記規則に従いシミュレートすることによって、エレベータの運行に関する1或いは複数の予測値を導出するシミュレーション手段と、
前記シミュレーション手段によって導出された1或いは複数の予測値に基づいて、前記かご割り当て動作を実行するかご割り当て制御手段
とを具えている。
上記本発明に係るエレベータシステムにおいては、乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、乗り場呼び装置から群管理制御装置に対し、エレベータ利用者の行き先階情報などの乗り場呼び情報が供給される。
群管理制御装置の情報処理手段は、前記乗り場呼び情報を受けて、1或いは複数台のマルチカーエレベータから、かごの現在位置、かごの走行方向、ドアの開閉状態、荷重量、かご内で乗客に指定されている行き先階などのかご状態情報を取得し、前記乗り場呼び情報及びかご状態情報からシステム状態情報を作成してシミュレーション手段に供給する。
シミュレーション手段には予め、例えば「同じ昇降路内にある2つのかごが互いに近づく方向へ走行することを禁止する」など、かごの昇降動作についての規則が規定されており、該シミュレーション手段は、上述の如く供給されたシステム状態情報を入力信号として複数のかごの昇降動作を前記規則に従いシミュレートすることによって、エレベータの運行に関する1或いは複数の予測値を導出する。予測値としては、例えば、乗り場呼び装置に対し操作が行なわれてから該操作が行なわれた乗り場にかごが到着するまでの応答時間の予測値や乗り場呼び装置に対し操作が行なわれてからエレベータ利用者が目的階に到着するまでのサービス完了時間の予測値が導出される。ここで、シミュレータ手段には、昇降路内でのかごどうしの衝突の回避を考慮して条件分岐を記載する必要はなく、上述の如くかごの昇降動作の規則を規定すればよいので、精度の高い予測値を得ることが出来る。
その後、かご割り当て制御手段は、上述の如く導出された1或いは複数の予測値に基づいてかご割り当て動作を実行する。これによって、複数のかごの中から乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場に移動させるべき1つのかごが選択されることになる。
本発明に係るエレベータシステムにおいては、上述の如く精度の高い予測値を得ることが出来るので、乗り場呼び装置に対し操作のあったとき、複数のかごの中から最適なかごを選択して該操作のあった乗り場に移動させることが出来る。
具体的には、前記シミュレーション手段は、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場に前記複数のかごを順次割り当ててシミュレーションを実行することにより1或いは複数種類の予測値を導出する第1シミュレーション手段と、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場にかごを割り当てることなくシミュレーションを実行することにより1或いは複数種類の予測値を導出する第2シミュレーション手段とを具え、前記かご割り当て制御手段は、第1シミュレーション手段によって導出された1或いは複数種類の予測値と第2シミュレーション手段によって導出された1或いは複数種類の予測値とに基づいて前記かご割り当て動作を実行する。
上記具体的構成においては、例えば、第1シミュレーション手段によって、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場に割り当てたかごが配設されている昇降路内で該かごと既に乗り場が割り当てられている他の全てのかごとをそれぞれ移動させたときの応答時間の合計或いはサービス完了時間の合計についての予測値が導出される一方、第2シミュレーション手段によって、前記昇降路内で既に乗り場が割り当てられている全てのかごをそれぞれ移動させたときの応答時間の合計或いはサービス完了時間の合計についての予測値が導出される。その後、これらのシミュレーション手段によって導出された予測値に基づいて、例えばACAアルゴリズムに従うかご割り当て動作が実行される。
本発明に係るエレベータシステム及びその群管理制御装置によれば、乗り場呼び装置に対し操作のあったとき、複数のかごの中から最適なかごを選択して該操作のあった乗り場に移動させることが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面に沿って具体的に説明する。尚、以下では、1本の昇降路内に2つのかご(20)(20)が配設された4台のマルチカーエレベータ(2)(2)(2)(2)を具えた図1に示すマルチカーエレベータシステムについて説明するが、1本の昇降路内に3つ以上のかごが配設された1或いは複数台のマルチカーエレベータを具えたマルチカーエレベータシステムや、複数台のシングルカーエレベータを具えたシングルカーエレベータシステムについても同様に実施可能である。
本発明に係るマルチカーエレベータシステムは、図1に示す如く、4台のエレベータ(2)(2)(2)(2)と、複数階の乗り場に設けられ、かごを呼ぶ際に行き先階を指定する複数の乗り場呼び装置(1つの乗り場呼び装置のみ図示)(3)と、乗り場呼び装置(3)に対し操作があったとき、前記4台のエレベータ(2)(2)(2)(2)を構成する8つのかごの中から該操作のあった乗り場に移動させるべき1つのかご(20)を選択するかご割り当て動作を実行する群管理制御装置(1)とから構成されている。
4台のエレベータ(2)(2)(2)(2)は夫々、運行制御装置(21)を具えており、昇降路内に配設された2つのかご(20)(20)は運行制御装置(21)によって昇降動作が制御されている。
前記群管理制御装置(1)は、入出力インターフェース(11)を具えており、前記4台のエレベータ(2)(2)(2)(2)の運行制御装置(21)(21)(21)(21)及び複数の乗り場呼び装置(3)は、該入出力インターフェース(11)に接続されている。
入出力インターフェース(11)には、マイクロコンピュータからなるかご割り当て制御回路(12)が接続されており、該制御回路(12)には、後述の如くACAアルゴリズムに従ってかご割り当て動作を実行するかご割り当てプログラムが搭載されている。
又、かご割り当て制御回路(12)には、前記8つのかごの昇降動作をシミュレートするシミュレータ(13)が接続されており、該シミュレータ(13)には、後述の2種類のシミュレータプログラムが搭載されている。尚、本発明者は、“Extended State Machine(ESM)”と称されるモデルをベースとしたシミュレータ構築ツールを開発しており、前記2種類のシミュレータプログラムは、例えば該シミュレータ構築ツールを用いて構築される。
上記マルチカーエレベータシステムにおいては、前記複数の乗り場呼び装置の何れかの乗り場呼び装置(3)に対して操作が行なわれたとき、該乗り場呼び装置(3)から行き先階情報を含む乗り場呼び情報信号が群管理制御装置(1)の入出力インターフェース(11)に供給され、入出力インターフェース(11)は、該信号を受けて、各エレベータ(2)の運行制御装置(21)から、かごの現在位置、かごの走行方向、ドアの開閉状態、荷重量、かご内で乗客に指定されている行き先階などを表わすかご状態情報信号を読み込む。尚、かご内で乗客に指定されている行き先階の情報は、かご(20)(20)からのかご呼び情報信号から得られる。入出力インターフェース(11)は、前記乗り場呼び情報信号及びかご状態情報信号からシステム状態データを作成して、かご割り当て制御回路(12)に供給する。
かご割り当て制御回路(12)では、供給されたシステム状態データからシミュレーションに必要な情報(以下、シミュレーション用システム状態情報という)を抽出して、該情報をシミュレータ(13)に供給すると共に2つの予測演算を依頼する。
シミュレータ(13)は、一方の予測演算依頼を受けて、乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場に8つのかごを順次割り当ててシミュレーションを実行し、これによって、エレベータの運行に関するN種類の予測値A1〜ANを取得する。又、シミュレータ(13)は、他方の予測演算依頼を受けて、乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場にかごを割り当てることなくシミュレーションを実行し、これによって、エレベータの運行に関するN種類の予測値B1〜BNを取得する。予測値としては、例えば次のものが取得される。
・応答時間
・サービス完了時間
・1本の昇降路内で乗り場が割り当てられている全てのかごをそれぞれ移動させたときの応答時間の合計
・昇降路内で起こるかごどうしの衝突を回避することによる損失時間の合計
上述の如く取得された予測値は、かご割り当て制御回路(12)に供給される。
かご割り当て制御回路(12)は、供給された予測値に基づいて、前記8つのかごの中から1つのかごを選択し、該かごを乗り場呼び装置に対して操作のあった乗り場に移動させるべき旨のかご割り当て信号を作成する。作成されたかご割り当て信号は、入出力インターフェース(11)を介して、前記選択されたかご(20)の昇降動作を制御する運行制御装置(21)に供給され、該運行制御装置(21)は、そのかご割り当て信号に応じてかご(20)の昇降動作を制御する。この結果、該かご(20)が乗り場呼び装置に対する操作が行なわれた乗り場に移動することになる。
図2は、上記かご割り当て制御回路(12)に搭載されているかご割り当てプログラムが実行する具体的手続きを表わしている。
先ずステップS1にて、入出力インターフェース(11)からのシステム状態データの受信に待機し、システム状態データを受信すると、ステップS2に移行して、受信したシステム状態データから、かごの現在位置や走行方向などのシミュレーション用システム状態情報を取り出し、シミュレータ(13)に対して該情報を供給すると共に2つの予測演算依頼A、Bを出力する。シミュレータ(13)は、予測演算依頼Aを受けて、乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場に昇降路i(i=1〜Nshaft、Nshaft:昇降路の本数)内のかごj(j=1〜Ncar、Ncar:1本の昇降路内のかご数)を割り当ててシミュレーションを実行し、これによってN種類の予測値A1(i,j)〜AN(i,j)を取得する。又、予測演算依頼Bを受けて、乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場にかごを割り当てることなくシミュレーションを実行し、これによってN種類の予測値B1(i)〜BN(i)を取得する。
その後、ステップS3では、シミュレータ(13)から得られるN種類の予測値A1(i,j)〜AN(i,j)から、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場に割り当てたかごjが配設されている昇降路i内で該かごと既に乗り場が割り当てられている他の全てのかごをそれぞれ移動させたときの応答時間の合計についての予測値NWT(i,j)を抽出する。又、シミュレータ(13)から得られるN種類の予測値B1(i)〜BN(i)から、昇降路i内で既に乗り場が割り当てられている全てのかごをそれぞれ移動させたときの応答時間の合計についての予測値WT(i)を抽出する。
続いてステップS4では、変数iを1に設定した後、ステップS5では、変数jを1に設定し、ステップS6では、前記予測値NWT(i,j)から前記予測値WT(i)を減算することによって、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場にかごを割り当てることによる合計応答時間の増加量COST(i,j)を算出する。その後、ステップS7では、1本の昇降路i内の全てのかごについて前記増加量COST(i,j)を算出したか否かを判断し、ノーと判断された場合には、ステップS8にて変数jをカウントアップした後、ステップS6に戻る。
その後、1本の昇降路i内の全てのかごについて前記増加量COST(i,j)が算出されてステップS7にてイエスと判断されると、ステップS9にて、全ての昇降路について前記増加量COST(i,j)を算出したか否かを判断し、ノーと判断された場合には、ステップS10にて変数iをカウントアップした後、ステップS5に戻る。
その後、全ての昇降路について前記増加量COST(i,j)が算出されてステップS9にてイエスと判断されると、ステップS11に移行して、増加量COST(i,j)が最小となる変数i、jを特定し、最後にステップS12では、昇降路i内のかごjを乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場に移動させるべき旨のかご割り当て信号を作成して入出力インターフェース(11)に出力し、上記手続きを終了する。この結果、8つのかごの内、1つのかごが乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場に移動することになる。
次に、マルチカーエレベータシステムの一般的なシミュレータプログラムの構成と該プログラムが実行する手続きについて、図3及び図4に基づき説明し(「シミュレーション−Arenaを活用した総合的アプローチ」、W.D.Kelton, R.P.Sadowski, D.A.Sadowski、コロナ社)、その後、本発明の2種類のシミュレータプログラムについて説明する。
マルチカーエレベータシステムのシミュレータプログラム(7)は、図3に示す如く、該システムを構成する各エレベータかごについてのオブジェクト(71)と、各乗客についてのオブジェクト(72)と、ビルの階床数、ドアの開閉時間、かごの定格速度、かご定員、かごの昇降動作についてのルールなどのシミュレーション環境情報の設定を行なうシミュレーション環境設定部(73)と、オブジェクトの登録内容を更新するイベント管理部(74)とから構成されている。かごについてのオブジェクト(71)には、「(a)特性」、「(b)現在の状態」、「(c)状態遷移図」及び「(d)昇降動作のルール」が登録されている一方、乗客についてのオブジェクトには、「(a)出発階及び目的階」、「(b)現在の状態」及び「(c)状態遷移図」が登録されている。かごの昇降動作についてのルールとしては、例えば「同じ昇降路内にある2つのかごが互いに近づく方向へ走行することを禁止する」旨のルールが登録される。
図4は、上記シミュレータプログラム(7)が実行する手続きを表わしている。
先ずステップS21にて、シミュレーション環境情報の設定を行ない、ステップS22では、かご及び乗客についての全てのオブジェクトを初期状態に設定した後、ステップS23では、前記全てのオブジェクトをイベント管理部(74)に登録する。
続いてステップS24では、時刻tを0の値に設定し、ステップS25では、イベントを発生させるべきオブジェクトについてイベント発生時刻をイベント管理部(74)に更新登録した後、ステップS26では、イベントを発生させるべき全てのオブジェクトについてイベント発生時刻の更新登録を終了したか否かを判断する。
イベントを発生させるべき全てのオブジェクトについてイベント発生時刻の更新登録が終了すると、ステップS27に移行して、最も近い将来にイベントを発生させるべきオブジェクトを検索し、そのオブジェクトのイベント発生時刻をT、そのオブジェクトを「次期イベント発生オブジェクト」とする。その後、ステップS28にて、前記時刻tを次期イベント発生オブジェクトのイベント発生時刻Tに設定する。
続いてステップS29では、次期イベント発生オブジェクトの「(b)現在の状態」を「(c)状態遷移図」に従って更新し、最後にステップS30では、全てのイベントを発生させたか否かを判断し、全てのイベントを発生させた時点でシミュレーションを終了する。
図5及び図6は、図4に示す上記シミュレータプログラムを含む本発明の2種類のシミュレータプログラムが実行する手続きを表わしている。
図5は、上述の予測値A1(i,j)〜AN(i,j)を取得するためのシミュレータプログラムが実行する手続きを表わしており、先ずステップS31にて、エレベータ管理者によって入力されたシミュレーション環境情報の設定を行なった後、ステップS32では、かご割り当て制御回路(12)からの予測演算依頼Aの受信に待機する。
かご割り当て制御回路(12)からの予測演算依頼Aが受信されると、ステップS33にて変数iを1に設定した後、ステップS34に移行し、前記予測演算依頼Aと共に受信されたシミュレーション用システム状態情報に基づいて、昇降路i内の全てのかごのオブジェクトに現在状態を登録する。
続いてステップS35では、変数jを1に設定し、ステップS36では、乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場に昇降路i内のかごjを割り当てた後、ステップS37にて、昇降路i内のかごの昇降動作についてのシミュレーションを開始する。
次にステップS38では、N種類の予測値A1(i,j)〜AN(i,j)を取得し、ステップS39では、取得した予測値A1(i,j)〜AN(i,j)をかご割り当て制御回路(12)に出力する。
ステップS40では、乗り場呼び装置(3)に対し操作のあった乗り場に昇降路i内の全てのかごを割り当ててシミュレーションを行なったか否かを判断し、ノーと判断された場合には、ステップS41にて変数jをカウントアップした後、ステップS36に戻る。
その後、昇降路i内の全てのかごを割り当ててシミュレーションが行なわれ、ステップS40にてイエスと判断されると、ステップS42に移行して、全ての昇降路についてシミュレーションを行なったか否かを判断し、ノーと判断された場合には、ステップS43にて変数iをカウントアップした後、ステップS34に戻る。その後、全ての昇降路についてシミュレーションが行なわれたとき、手続きを終了する。
上記手続きによって、上述のN種類の予測値A1(i,j)〜AN(i,j)が取得されて、かご割り当て制御回路(12)に供給される。
図6は、上述の予測値B1(i)〜BN(i)を取得するためのシミュレータプログラムが実行する手続きを表わしており、先ずステップS51にて、エレベータ管理者によって入力されたシミュレーション環境情報の設定を行なった後、ステップS52では、かご割り当て制御回路(12)からの予測演算依頼Bの受信に待機する。
かご割り当て制御回路(12)からの予測演算依頼Bが受信されると、ステップS53にて変数iを1に設定した後、ステップS54に移行し、前記予測演算依頼Aと共に受信されたシミュレーション用システム状態情報に基づいて、昇降路i内の全てのかごのオブジェクトに現在状態を登録する。
続いてステップS55では、昇降路i内のかごの昇降動作についてのシミュレーションを開始し、ステップS56にてN種類の予測値B1(i)〜BN(i)を取得した後、ステップS57では、取得した予測値B1(i)〜BN(i)をかご割り当て制御回路(12)に出力する。
ステップS58では、全ての昇降路についてシミュレーションを行なったか否かを判断し、ノーと判断された場合には、ステップS59にて変数iをカウントアップした後、ステップS54に戻る。その後、全ての昇降路についてシミュレーションが行なわれたとき、手続きを終了する。
上記手続きによって、上述のN種類の予測値B1(i)〜BN(i)が取得されて、かご割り当て制御回路(12)に供給される。
図7及び図8は、経験則に従う従来の予測値演算プログラム(経験則プログラム)によって得られる予測値の精度と本発明のシミュレータプログラムによって得られる予測値の精度とを比較するために行なった実験の結果を表わしている。
図7は、従来の経験則プログラムを群管理制御装置に搭載してマルチカーエレベータシステムを稼動させたときに実際に測定した応答時間(待ち時間)と、その経験則プログラムの実行によって得られる予測待ち時間との関係をプロットで表わしたものであり、図中の直線は、実際の待ち時間と予測待ち時間とが等しい点を結んだものである。図示の如く、プロットは、該直線から離れて分散している。
一方、図8は、本発明のシミュレータプログラムを群管理制御装置に搭載してマルチカーエレベータシステムを稼動させたときに実際に測定した待ち時間と、そのシミュレータプログラムの実行によって得られる予測待ち時間との関係をプロットで表わしたものであり、図中の直線は、実際の待ち時間と予測待ち時間とが等しい点を結んだものである。図示の如く、プロットは、該直線上に集中している。
図7及び図8から、本発明のシミュレータプログラムによれば、従来の経験則プログラムに比べて精度の高い予測値を得ることが出来ると言える。
図9は、輸送能力を増強させることが可能な従来のダブルデッキエレベータシステムと、本発明に係るマルチカーエレベータシステムの性能とを比較するために行なったシミュレーションの結果を表わしている。シミュレーションは、ビルの階床数を20、1本の昇降路内のかご数を2、昇降路数を6、かご定員を24、かごの定格速度を300(m/min)として行なった。又、ダブルデッキエレベータシステムにおいては、乗り場でアップ或いはダウンの走行方向を指定する方式を採用する一方、マルチカーエレベータシステムにおいては、乗り場で行き先階を指定する方式を採用した。交通パターンとしては、出勤時の交通パターンを採用した。
図9は、1時間当たりの乗客数(乗客発生率)とサービス完了時間の平均値との関係を表わしている。図中の実線が従来のダブルデッキエレベータシステムによる前記関係、図中の破線が本発明に係るマルチカーエレベータシステムによる前記関係を表わしており、本発明に係るマルチカーエレベータシステムによれば、乗客発生率に拘わらず、従来のダブルデッキエレベータシステムに比べてサービス完了時間が短くなっている。
本発明に係るエレベータシステムおいては、上述の如くシミュレータ(13)により精度の高い予測値を得ることが出来るので、乗り場呼び装置(3)に対し操作が行なわれたとき、8つのかごの中から最適なかごを選択して該操作のあった乗り場に移動させることが出来る。
又、エレベータ利用者の増減に応じて運行するかご数やエレベータ台数を変更する場合、従来のエレベータシステムにおいては新たな予測値演算プログラムを作成する煩雑な作業を行なわなければならなかったが、本発明に係るエレベータシステムによれば、上述の如くシミュレータプログラムに記載されているシミュレータ環境情報を変更する簡単な作業を行なえばよく、新たなプログラムを作成する作業は不要となる。例えば、運行かご数に関するシミュレータ環境情報を変更することにより、交通状況に応じて1本の昇降路内における運行かご数を1台に制限することも可能である。
又、かご割り当てプログラムの変更に伴って新たな予測値が必要になった場合であっても、その様な予測値はシミュレーションによって容易に得ることが出来るので、新たな予測値演算プログラムを作成する必要はなく、種々のかご割り当てプログラムに応用が可能である。
然も、新たな予測値演算プログラムを作成する必要がないので、バグ発生の問題を回避することが出来、特に複雑な構成のエレベータシステムに対して高い効果が得られる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、ニューラルネットワークによって、複数のかごの中から乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場へ移動させるべき1つのかごを選択する構成を採用することも可能である。
本発明に係るマルチカーエレベータシステムの全体構成を表わすブロック図である。 本発明のかご割り当てプログラムが実行する手続きを表わすフローチャートである。 マルチカーエレベータシステムの一般的なシミュレータプログラムの構成を表わす図である。 上記シミュレータプログラムが実行する手続きを表わすフローチャートである。 本発明の第1のシミュレータプログラムが実行する手続きを表わすフローチャートである。 本発明の第2のシミュレータプログラムが実行する手続きを表わすフローチャートである。 従来の経験則プログラムによって得られる予測待ち時間と実際の待ち時間との関係を表わすグラフである。 本発明のシミュレータプログラムによって得られる予測待ち時間と実際の待ち時間との関係を表わすグラフである。 従来のダブルデッキエレベータシステムと、本発明に係るマルチカーエレベータシステムの性能とを比較するために行なったシミュレーションの結果を表わすグラフである。 従来のシングルカーエレベータシステムの全体構成を表わすブロック図である。
符号の説明
(1) 群管理制御装置
(11) 入出力インターフェース
(12) かご割り当て制御回路
(13) シミュレータ
(2) マルチカーエレベータ
(20) かご
(21) 運行制御装置
(3) 乗り場呼び装置

Claims (3)

  1. 1本の昇降路内に複数のかごが昇降駆動可能に配設された1或いは複数台のマルチカーエレベータと、複数階の乗り場に設けられ、かごを呼ぶ際に操作すべき複数の乗り場呼び装置と、該1或いは複数台のマルチカーエレベータ及び複数の乗り場呼び装置に接続され、乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、前記1或いは複数台のマルチカーエレベータを構成する複数のかごの中から該操作のあった乗り場へ移動させるべき1つのかごを選択するかご割り当て動作を実行する群管理制御装置とを具えたエレベータシステムであって、群管理制御装置は、
    乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、該乗り場呼び装置から乗り場呼び情報を受けて、1或いは複数台のマルチカーエレベータからかご状態情報を取得し、該乗り場呼び情報及びかご状態情報からシステム状態情報を作成する情報処理手段と、
    前記複数のかごの昇降動作についての規則が規定され、乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、前記情報処理手段から得られるシステム状態情報を入力信号として前記複数のかごの昇降動作を前記規則に従いシミュレートすることによって、前記操作に応じて乗り場にかごが到着するまでの応答時間を含む、エレベータの運行に関する複数の予測値を導出するシミュレーション手段と、
    前記シミュレーション手段によって導出された複数の予測値に基づいて、前記かご割り当て動作を実行するかご割り当て制御手段
    とを具えているエレベータシステム。
  2. 前記シミュレーション手段は、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場に前記複数のかごを順次割り当ててシミュレーションを実行することにより1或いは複数種類の予測値を導出する第1シミュレーション手段と、乗り場呼び装置に対し操作のあった乗り場にかごを割り当てることなくシミュレーションを実行することにより1或いは複数種類の予測値を導出する第2シミュレーション手段とを具え、前記かご割り当て制御手段は、第1シミュレーション手段によって導出された1或いは複数種類の予測値と第2シミュレーション手段によって導出された1或いは複数種類の予測値とに基づいて前記かご割り当て動作を実行する請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 1本の昇降路内に複数のかごが昇降駆動可能に配設された1或いは複数台のマルチカーエレベータと、複数階の乗り場に設けられ、かごを呼ぶ際に操作すべき複数の乗り場呼び装置とを具えたエレベータシステムにおいて、該1或いは複数台のマルチカーエレベータ及び複数の乗り場呼び装置に接続され、乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、前記1或いは複数台のマルチカーエレベータを構成する複数のかごの中から該操作のあった乗り場へ移動させるべき1つのかごを選択するかご割り当て動作を実行する群管理制御装置であって、
    乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、該乗り場呼び装置から乗り場呼び情報を受けて、1或いは複数台のマルチカーエレベータからかご状態情報を取得し、該乗り場呼び情報及びかご状態情報からシステム状態情報を作成する情報処理手段と、
    前記複数のかごの昇降動作についての規則が規定され、乗り場呼び装置に対して操作が行なわれたとき、前記情報処理手段から得られるシステム状態情報を入力信号として前記複数のかごの昇降動作を前記規則に従いシミュレートすることによって、前記操作に応じて乗り場にかごが到着するまでの応答時間を含む、エレベータの運行に関する複数の予測値を導出するシミュレーション手段と、
    前記シミュレーション手段によって導出された複数の予測値に基づいて、前記かご割り当て動作を実行するかご割り当て制御手段
    とを具えている群管理制御装置。
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