JP4353081B2 - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、制御ユニットと、この制御ユニットにより動作が制御される周辺回路と、これら制御ユニット及び周辺回路に動作電力を供給する充電電池とを備える電子機器及びその制御方法に関する。
従来より、マイクロコンピュータを用いたCPU方式の電子時計が知られている。この種のCPU方式の電子時計は、CPU(制御ユニット)、ROM及びRAMと、システムクロックを生成する発振回路、CPUにより制御される時計駆動回路及び割り込みを発生する各種回路からなる周辺回路とを備えている。
この種の電子時計においては、リセット入力があった場合、例えば、ユーザがリセット操作を行った場合、電源オン(電池交換)を検知した場合、及び、時計の裏蓋を開けた際に露出するリセット端子にリセット入力があった場合に、CPUに対して初期化信号を出力するリセット発生回路を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特開平6−161608号公報
ところで、CPU方式の電子機器においては、周辺回路がCPU(制御ユニット)の動作保証電圧V1よりも低い電圧V2でも動作するため、電池残量が電圧V1〜V2の間では、周辺回路は動作するものの、CPUが異常な制御処理を開始してしまうことがある。CPUが異常な制御処理を実行すると、この制御処理により周辺回路が制御されて、これら周辺回路も正常に動作しなくなってしまう。
しかしながら、周辺回路が正常に動作しなくなった場合に、ユーザがリセット操作を行ったとしても、電池残量が少ないと(例えば、電圧V2近傍)、CPUが初期化処理を実行することができず、周辺回路の正常でない動作を中断させることができない。このため、電池に充電電池を用いて、この充電電池を発電装置(ソーラパネル等)の発電電力で充電する構成にした場合には、一端、充電電池の電圧低下によりCPUが異常な制御処理を実行すると、充電電池が適宜充電されるため、異常な制御処理が継続してしまい、想定外の回路が突然動作を始め(例えば、モータパルスを出力し続ける等)、電力を無駄に消費してしまう。
かかる電力の消費が生じている状態では、発電装置の発電量を上げないと(例えばソーラパネルに強い光を当てないと)、充電電池がなかなか充電されず、電子機器を起動させることができなくなってしまう等の問題が生じる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、制御ユニットの異常な制御処理を回避することができ、或いは、制御ユニットの異常な制御処理が生じてもその処理を迅速に中断させることができる電子機器及び制御方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、制御ユニットと、この制御ユニットにより動作が制御される周辺回路と、これら制御ユニット及び周辺回路に動作電力を供給する充電電池とを備える電子機器において、前記制御ユニットは、動作保証電圧V1以下の動作可能電圧VXで動作可能であり、前記周辺回路は、動作保証電圧V2が前記動作可能電圧VXよりも低く設定され、前記制御ユニットへの供給電圧が、前記動作保証電圧V1以下であって、前記動作可能電圧VX以上の状態であるときに、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力する連続初期化手段を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、制御ユニットは、動作保証電圧V1以下の動作可能電圧VXで動作可能であり、周辺回路は、動作保証電圧V2が動作可能電圧VXよりも低く設定され、制御ユニットへの供給電圧が、動作保証電圧V1以下であって、動作可能電圧VX以上の状態であるときに、制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力するので、制御ユニットが動作を開始すると初期化処理が実行され、制御ユニットの異常な制御処理を回避することができる。
また、本発明は、上記構成において、電力供給装置からの供給電力により前記充電電池を充電する充電制御手段と、前記供給電力により電圧を発生する電圧発生手段と、前記充電電池の電圧が、少なくとも前記制御ユニットの動作保証電圧を超えるまでは、前記電圧発生手段により発生した電圧と前記充電電池の電圧とを加算した電圧に基づいて、前記制御ユニットへの供給電圧を上昇させる供給電圧上昇手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記制御ユニットの異常を検出する異常検出手段を備え、前記連続初期化手段は、前記異常検出手段の検出結果から、前記制御ユニットに異常が生じた場合に、更に、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記供給電圧上昇手段は、更に、前記異常検出手段の検出結果から、前記制御ユニットに異常が生じた場合に、前記電圧発生手段により発生した電圧と前記充電電池の電圧とを加算した電圧に基づいて、前記制御ユニットへの供給電圧を上昇させることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記制御ユニットは、初期化処理を実行後に前記異常検出手段の動作開始を指示することを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記周辺回路は、クロック信号を出力する発振回路と、前記制御ユニットへの前記クロック信号の供給/供給停止を切替制御するクロック制御手段とを備え、このクロック制御手段は、前記制御ユニットが、当該制御ユニットの停止命令を実行した場合に、前記制御ユニットへの前記クロック信号の供給を停止し、前記制御ユニットに対する前記周辺回路からの割り込みが発生した場合、又は、前記連続初期化手段が初期化信号の出力を開始した場合に、前記制御ユニットへの前記クロック信号の供給を開始することを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記周辺回路は、時間を計時する計時手段を備え、前記電子機器は、前記計時手段の計時結果に基づいて時刻を表示する時刻表示手段を具備する時計として構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、制御ユニットと、この制御ユニットにより動作が制御される周辺回路と、これら制御ユニット及び周辺回路に動作電力を供給する充電電池とを備える電子機器の制御方法において、前記制御ユニットは、動作保証電圧V1以下の動作可能電圧VXで動作可能であり、前記周辺回路は、動作保証電圧V2が前記動作可能電圧VXよりも低く設定され、前記制御ユニットへの供給電圧が、前記動作保証電圧V1以下であって、前記動作可能電圧VX以上の状態であるときに、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記構成において、前記制御ユニットに異常が生じたか否かを検出し、異常が生じた場合に、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力すると共に、前記供給電力により電圧を発生させ、この発生させた電圧と前記充電電池の電圧とを加算した電圧に基づいて前記制御ユニットへの供給電圧を上昇させることを特徴とする。
本発明によれば、制御ユニットの異常な制御処理を回避することができ、或いは、制御ユニットの異常な制御処理が生じてもその処理を迅速に中断させることができる。したがって、制御ユニットの異常な制御処理が継続して、想定外の回路が突然動作を始め、電力を無駄に消費してしまう場合を回避することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器の一実施形態に係るソーラ充電式電波時計の概要構成を示すブロック図である。
このソーラ充電式電波時計(以下、電波時計という)10は、マイクロコンピュータ100を備え、このマイクロコンピュータ100には、ソーラパネル(電力供給装置)20、二次蓄電池(充電電池)30、電源コンデンサ40、受信IC50、時計表示装置(時計表示手段)60、表示装置70、操作検出部80、水晶振動子90等が接続される。
ソーラパネル20は、太陽光等の光により発電し、発電電力をマイクロコンピュータ100のVTKP端子及びVSS端子間に供給する。
二次蓄電池30は、この電波時計10の各部に動作電力を供給するための充電電池であり、マイクロコンピュータ100のVTKP端子及びVSS端子間に接続され、マイクロコンピュータ100により、ソーラパネル20の発電電力で充電されると共に、この二次蓄電池30に蓄えられた電力が、マイクロコンピュータ100のVDD端子及びVSS端子を介して高電位側ラインVDDL及び低電位側ラインGNDL間に供給される。
電源コンデンサ40は、マイクロコンピュータ100のVDD端子及びVSS端子間に配置され、この端子間に印可される電圧、つまり、高電位側ラインVDDL及び低電位側ラインGNDL間に印可される電圧を安定化させる電圧安定化コンデンサとして機能する。
受信IC(受信手段)50は、マイクロコンピュータ100の入力ポート、出力ポート及び入出力ポートに接続され、アンテナ51を介して長波標準電波(日本JJY:40kHz/60kHz、アメリカWWVB:60kHz、ドイツDCF77:77.5kHz)を受信し、受信した長波標準電波に含まれる時刻情報をマイクロコンピュータ100に出力する。この受信IC50には、同調用コンデンサ52や振動子53が配線接続される。
時計表示装置60は、時刻表示用の秒針(表示針1)61A、分針及び時針(表示2)61Bと、日付表示板又は日付表示用針である日付表示体(表示針3)61Cと、これら表示針61A〜61Cを回転させるための歯車輪列(輪列1〜3)62A〜62Cと、これら歯車輪列62A〜62Cを駆動するためのモータ63A〜63Cとを備えて構成され、時刻や日付を表示する時刻表示手段として機能する。この時計表示装置60は、マイクロコンピュータ100の制御の下、モータ63A〜63Cが駆動されて現在時刻を表示し、また、受信IC50により受信した時刻情報と一致する時刻に修正される。
表示装置70は、各種情報(例えばラップタイム)を表示するものであり、例えば、液晶表示パネルが適用される。なお、この表示装置70を時刻や日付を表示する時刻表示手段として機能させてもよい。
操作検出部80は、この電波時計10が備える操作子(操作ボタンやリューズ等)の操作に応じてオン/オフする操作スイッチ81A〜81Cを備え、これら操作スイッチ81A〜81Cの一端が高電位側ラインVDDLに接続され、他端がマイクロコンピュータ100の入力ポートに接続される。したがって、操作スイッチ81A〜81Cのいずれがオンに切り替わると、その操作スイッチが接続された入力ポートに高電位側ラインVDDLの電圧が印可され、マイクロコンピュータ100により操作子の操作が検出される。
図2は、マイクロコンピュータ100の構成を示すブロック図である。
マイクロコンピュータ100は、定電圧駆動回路110と、定電圧駆動回路110に対して二次蓄電池30に蓄電された電力E0を供給する電源制御回路120とから構成されている。
定電圧駆動回路110は、この電力E0により動作するCPU(制御ユニット)200、ROM201、RAM202及び周辺回路300から構成されている。
周辺回路300は、定電圧駆動回路110の構成のうち、CPU200、ROM201及びRAM202を除く回路群(発振回路301、分周回路302等)を総称したものであり、その殆どが、CPU200の動作保証電圧V1よりも低い電圧V2で正常に動作可能な回路である。
本実施形態では、説明の便宜上、CPU200、ROM201及びRAM202の動作保証電圧V1の下限値を0.9V、周辺回路300が動作可能な動作保証電圧V2の下限値を0.6Vとした場合を例に説明する。
定電圧駆動回路110において、発振回路301は、外部端子に接続された水晶振動子90で決定される周波数(例えば32kHz)の信号を、CPU200の動作中及び動作停止中に関わらず出力し、分周回路302、クロック制御回路210等に供給する。分周回路302は、発振回路301から入力されるクロック信号を分周して、所定周波数の分周信号(パルス)を、ストップウォッチ制御回路310、タイマー制御回路(計時手段)311、モータ制御回路312、入力ポート制御回路313、入出力ポート制御回路314、ウォッチドックタイマ320及び電源制御回路120等に供給する。
ストップウォッチ制御回路310は、所定周波数のパルスを係数するカウンタであり、周辺回路制御レジスタ340の所定領域に格納されたフラグ情報等に基づいて計数動作を開始或いは停止し、計数中は、CPU200の動作中及び動作停止中に関わらず、1/100秒毎、1/10秒毎、及び、1秒毎に割り込み信号を割り込み制御回路330に出力する。また、ストップウォッチ制御回路310のカウント内容は、図示を省略したLCDドライバにより表示装置70に表示される。
タイマー制御回路311は、所定周波数のパルスを計数するカウンタであり、周辺回路制御レジスタ340の所定領域に格納されたフラグ情報等に基づいて動作を開始或いは停止し、CPU200の動作中及び動作停止中に関わらず、例えば、時計表示装置60の駆動周期(例えば1秒)毎に割り込み信号を割り込み制御回路330に出力する。
モータ制御回路312は、モータドライバ312Aの制御を行うものであり、周辺回路制御レジスタ340の所定領域に格納された情報等に基づいて駆動信号を出力し、このモータドライバ312Aは、モータ端子312Bに接続されたモータ63A〜63Cに駆動パルスを供給して各モータ63A〜63Cを回転駆動させる。
入力ポート制御回路313は、入力ポート回路313Aを介して入力端子313Bに接続された操作スイッチ81A〜81Cの開閉データ等の取り込みを行うものであり、取り込んだデータに応じた割り込み信号を割り込み制御回路330に出力する。また、この入力ポート制御回路313は、取り込んだデータが予め設定されたリセット操作(例えば複数の操作ボタンの同時操作)を示すデータを示すデータであった場合には、第1リセット回路500に対して動作開始を指示する信号S1を出力する。
入出力ポート制御回路314は、周辺回路制御レジスタ340の所定領域に格納されたフラグ情報等に基づいて、入出力ポート回路314Aを介して入出力端子314Bに接続された回路の状態を制御するものであり、受信IC50を制御する信号を出力し、受信IC50から送出された信号(受信データ等)を入力した場合等に割り込み制御回路330に出力すると共に、割り込み制御回路330を介さずに周辺回路制御レジスタ340に受信データを格納させる。
ウォッチドックタイマ(異常検出手段)320は、所定周波数(例えば256Hz)のパルスを計数するカウンタであり、周辺回路制御レジスタ340の所定領域に格納されたフラグ情報等に基づいて計数動作を開始或いは停止し、計数中は、3〜4秒以上の間にリセットが行われない場合に、割り込み信号RT3Aを割り込み制御回路330に出力すると共に、リセット信号RT3Bを出力する。
このウォッチドックタイマ320が動作中は、CPU200がソフトウェア処理により周期的にリセット処理を行う。したがって、CPU200が正常に動作している場合は、ウォッチドックタイマ320が周期的にリセットされ、ウォッチドックタイマ320からは上記信号RT4A、RT4Bが出力されず、CPU200に異常が生じてリセット処理が行われない場合にのみ、上記信号RT4A、RT4Bが出力される。すなわち、このウォッチドックタイマ320は、CPU200の異常を検出する異常検出手段として機能する。
割り込み制御回路330は、ストップウォッチ制御回路310、タイマー制御回路311、モータ制御回路312、入力ポート制御回路313、入出力ポート制御回路314及びウォッチドックタイマ320から割り込み信号が入力され、周辺回路制御レジスタ340の予め定めた領域に記述された情報(割り込みの優先順位を示す情報等)に基づいて、割り込み信号を選択的に出力する。
ROM201は、計時動作及び各部制御等を行うためのプログラムが記憶されたものであり、アドレスバスAB1を介して指定されるアドレスに書き込まれたプログラムデータ(命令コード)をインストラクションバスIB1に送出する。
RAM202は、現在時刻、ストップウォッチ制御回路310の計測時間等のデータが所定の領域に記憶される。RAM202のアドレスは、アドレスバスAB2によって指定され、送出命令或いは書き込み命令により、指定されたアドレスに記憶されたデータを、データバスDBに送出し、或いは、データバスDBに送出されたデータを指定されたアドレスに書き込む。
CPU200は、ROM201からインストラクションバスIB1に送出された命令コードを解釈し、その命令に相当する動作を行わせるために、周辺回路制御レジスタ340に情報を書き込み、この書き込み情報により、ストップウォッチ制御回路310、タイマー制御回路311、モータ制御回路312、入力ポート制御回路313、入出力ポート制御回路314及びウォッチドックタイマ320の動作を制御し、割り込み制御回路330から割り込み信号が入力されると、その割り込み信号に応じたプログラムデータ(命令コード等)をROM201からインストラクションバスIB1に送出させ、対応する動作が順次実行されるように、上記周辺回路300を制御する。
ここで、CPU200が実行する命令コードとして、CPU200の停止命令(CPU200をスタンバイ状態にするための命令)である「HALT」が送出された場合、CPU200は、この「HALT」命令を実行すると共に、「HALT」の命令コードをインストラクションバスIB2に送出した後、CPU200のみを停止させたHALT状態に移行する。このHALT状態においては、CPU200のみが動作を停止し、発振回路301やタイマー制御回路311等の周辺回路300の動作は継続される。また、RAM202の内容はHALT命令実行時点の内容がHALT状態の間も保持される。
クロック制御回路(クロック制御手段)210は、CPU200へのクロック信号の供給/供給停止を切替制御する回路であり、HALT検出回路(HALT検出手段)211、フリップフロップ212、OR回路213、AND回路214等から構成される。HALT検出回路211は、インストラクションバスIB2に送出されたコードを解釈し、「HALT」の命令コードが否かを検出し、「HALT」の命令コードの場合に検出信号(立ち上がり信号)をフリップフロップ212の入力Cに出力する。なお、このHALT検出回路211は、インストラクションバスIB1に送出されたコードが「HALT」の命令コードが否かを検出してもよい。
フリップフロップ212は、入力DにHレベルの信号が入力される。したがって、入力Rにリセット入力があると、フリップフロップ212の出力XQの出力レベルがHレベルに維持され、入力Cに検出信号が入力されると、この検出信号の立ち上がりのタイミングで、出力XQの出力レベルがLレベルに維持される。
OR回路213は、割り込み信号と、後述するOR回路610の出力とが入力される。
アンド回路214は、一方の入力にフリップフロップ212の出力XQの出力信号が入力され、他方の入力に発振回路301からのクロック信号が入力される。
したがって、フリップフロップ212にリセット入力があると、出力XQの出力レベルがHレベルに維持され、アンド回路214からCPU200に対してクロック信号が供給される。一方、HALT検出回路211がCPU200により「HALT」命令が実行されたことを検出すると、出力XQの出力レベルがLレベルに維持され、アンド回路214からはクロック信号が出力されない。これにより、CPU200に対するクロック信号の供給が停止される。
また、OR回路213に割り込み信号が入力される構成であるため、CPU200に対する割り込みが発生すると、フリップフロップ212がリセットされ、CPU200に対してクロック信号が供給される。したがって、CPU200は、周辺回路300から割り込みが発生すると、従来と同様に、HALT状態を解除して割り込みに応じた処理を開始することができる。
このように、CPU200が「HALT」命令を実行した際に、CPU200へのクロック信号の供給を停止することにより、CPU200内の回路の動作を全て停止させることができ、従来のものに比して、「HALT」命令実行時に生じる無駄な電力消費を回避することができる。
次に電源制御回路120を説明する。
電源制御回路120は、充電制御回路(充電制御手段)400と、定電圧発生回路410と、電圧検出回路420とを備えて構成される。
充電制御回路400は、ソーラパネル20の発電電力により二次蓄電池30を充電するための回路である。本実施形態では、この充電制御回路400が、ソーラパネル20の発電電力を利用して、上記VDD端子に接続される高電位側ラインVDDLと、VSS端子に接続される低電位側ラインGNDLとの間に印可される電圧、より具体的には、定電圧発生回路410への供給電圧を上昇させるための即スタート回路(供給電圧上昇手段)430を備えている。
この即スタート回路430は、図2に示すように、二次蓄電池30のプラス側(VTKP端子)とソーラパネル20のプラス側(SLRA端子)との間に介挿されたダイオード(電圧発生手段)431と、このダイオード431のバイパス回路として機能するトランジスタ・スイッチ(スイッチ手段)432とから構成される。
この即スタート回路430は、電圧検出回路420から入力される指示信号S2に基づいてトランジスタ・スイッチ432のオン・オフが制御され、トランジスタ・スイッチ432がオンに制御された場合には、二次蓄電池30の電圧VAと一致する電圧を、定電圧発生回路410への供給電圧とする。
一方、即スタート回路430は、トランジスタ・スイッチ432がオフに制御された場合には、ソーラパネル20の発電電流をダイオード431に流してダイオード431の内部抵抗による順方向電圧VBを生じさせ、この順方向電圧VBと二次蓄電池30の電圧VAとを加算した電圧(VA+VB)を、定電圧発生回路410への供給電圧とする。以下、このトランジスタ・スイッチ432がオフに制御されている期間を「即スタート期間TS」と表記する。なお、上記ダイオード431は1個に限らず、複数個でもよく、また、上記ダイオード431に代えて、抵抗、コンデンサ、トランジスタを用いてもよい。
定電圧発生回路410は、高電位側ラインVDDL及び低電位側ラインGNDL間に印可された電圧によって、CPU200及び周辺回路300の正常な動作が保証される一定の電圧(0.95V)を発生し、この電圧の電力E0を定電圧駆動回路110に供給する。
但し、この定電圧発生回路410は、高電位側ラインVDDL及び低電位側ラインGNDL間に印可される電圧、つまり、二次蓄電池30の電圧VAが、0.95Vを発生するのに十分でない電圧(例えば、0.95V未満)の場合には、0.95Vの電圧を発生することができず、0.95V以下の電圧を発生することとなる。この場合、定電圧駆動回路110への供給電力E0の電圧が、CPU200の動作保証電圧V1(0.9V)未満であって、かつ、周辺回路300の動作保証電圧V2(0.6V)以上の場合には、周辺回路300は正常に動作可能であるが、CPU200の動作が保証されなくなり、供給電力E0の電圧が、周辺回路300の動作保証電圧V2(0.6V)未満の場合には、CPU200及び周辺回路300の動作が停止することとなる。
電圧検出回路420は、二次蓄電池30の電圧VAを検出する回路であり、二次蓄電池30の電圧VAに応じて、即スタート回路430に対して即スタート期間TSの開始或いは終了を指示する信号S2、つまり、トランジスタ・スイッチ432をオフ指示或いはオン指示する信号を出力する。
この電波時計10においては、CPU200に対して初期化を指示するリセット信号(初期化信号)RTを出力する複数のリセット回路を備えている。以下、これらリセット回路について説明する。
第1のリセット回路は、第1リセット回路500である。この第1リセット回路500は、入力ポート制御回路313から動作開始を指示する信号S1が入力される毎に、リセット信号RT1を出力する回路である。したがって、ユーザがリセット操作をおこなった場合に、CPU200に対してリセット信号(初期化信号)RT1が出力され、CPU200により初期化処理が実行される。
また、第2のリセット回路は、第2リセット回路510である。この第2リセット回路510は、発振回路301の動作が停止、或いは、動作が再開された場合に、リセット信号RT2を出力する回路であり、例えば、分周回路302の出力信号が入力されなくなったことを検知するとリセット信号RT2Aを出力する発振停止リセット回路と、電源が投入されると、リセット信号RT2Bを出力するパワーオンリセット回路とから構成される。なお、この発振停止リセット回路とパワーオンリセット回路は時定数回路で構成することが可能である。
したがって、二次蓄電池30の電圧VAが、周辺回路300(発振回路301)の動作保証電圧V2(0.6)以下の所定電圧を下回った場合、或いは、動作保証電圧V2近傍の所定電位を上回った場合に、上記リセット信号RT2A、RT2Bが出力され、CPU200により初期化処理が実行される。
また、第3のリセット回路は、上述したウォッチドックタイマ320である。すなわち、ウォッチドックタイマ320は、CPU200から所定時間内(3秒〜4秒)以内に、本来行われるべきリセット処理が行われない場合、CPU200に対してリセット信号RT3Bを出力する。したがって、CPU200に異常が生じた場合に、リセット信号(初期化信号)RT3Bが出力され、CPU200により初期化処理が実行される。
また、第4のリセット回路は、第4リセット回路(連続初期化手段)520である。この第4リセット回路520は、電圧検出回路420から信号S2に応じて、分周回路302から入力される複数の異なる周波数信号をデコードして出力する動作を開始し、動作中は、所定周期(0.5秒〜20秒の間の値)毎に信号レベルが短時間だけ立ち上がる信号、つまり、所定周期毎にリセット信号(初期化信号)RT4を出力する回路である。
ここで、この電圧検出回路420には、第2リセット回路510及びウォッチドックタイマ320からリセット信号RT2、RT3Bが入力される構成となっており、電圧検出回路420は、リセット信号RT2、RT3Bのいずれかが入力されると、即スタート期間TSの開始を指示する信号S2(S2A)を出力し、その後、二次蓄電池30の電圧VAが、二次蓄電池30が十分に充電されたと判断できる予め定めた設定電圧(1.0V)を上回ると、即スタート期間TSの終了を指示する信号S2(S2B)を出力する回路になっている。
そして、この電圧検出回路420が出力する信号S2は、第4リセット回路520にも出力され、第4リセット回路520は、即スタート期間TSの開始を指示する信号S2Aを、動作開始を指示する信号として入力し、この信号が入力されたタイミングで、CPU200に対してリセット信号RT4を連続的に出力し、即スタート期間TSの終了を指示する信号S2Bが入力されると、リセット信号RT4の出力を停止する。
したがって、二次蓄電池30の電圧VAが、周辺回路300(発振回路301)の動作保証電圧V2(0.6)以下の所定電圧を下回った場合、或いは、動作保証電圧V2近傍の所定電位を上回った場合には、上記リセット信号RT2に加えて、二次蓄電池30の電圧VAが設定電圧(1.0V)を上回るまで、CPU200に対してリセット信号RT4が連続的に出力される。
なお、この電圧検出回路420に、更に、第1検出回路500からのリセット信号RT1を入力させ、このリセット信号RT1が入力された場合にも、即スタート期間TSの開始を指示する信号S2Aを出力させるようにしてもよい。
上記リセット信号RT1、RT2、RT3B、RT4は、図2に示すように、OR回路600に入力され、このOR回路600の出力がCPU200のリセット端子に供給される。したがって、上記リセット信号RT1〜RT4のいずれかが出力されると、CPU200のリセット端子にリセット信号が入力され、CPU200は初期化処理を実行する。
また、上記リセット信号RT1〜RT4は、OR回路610に入力され、このOR回路610の出力は、クロック制御回路210内のOR回路213に入力される。したがって、上記リセット信号RT1〜RT4のいずれかが出力されると、クロック制御回路210のフリップフロップ212がリセットされる。このリセットにより、CPU200にクロック信号を供給する初期状態に戻すことができる。
次に、この電波時計10の動作を説明する。
まず、この電波時計10においては、二次蓄電池30の電圧VAが周辺回路300の動作保証電圧V2以下に至る際に、即スタート回路430をトランジスタ・スイッチ432をオフ状態に設定する処理(即スタート可能状態に設定する処理)と、第4リセット回路520を動作状態に設定する処理とが実行される。
具体的には、二次蓄電池30の電圧VAが動作保証電圧V2以下に至ると、発振回路301等の動作が安定しなくなり、発振回路301等の動作停止が生じ、この動作停止の際に、第2リセット回路510からリセット信号RT2が出力される。このため、このリセット信号RT2が入力された電圧検出回路420により、即スタート回路430のトランジスタ・スイッチ432がオフ状態に設定されると共に、第4リセット回路520が動作状態に設定される。
図3は二次蓄電池30がほぼ完全に放電した状態から充電された場合の電圧VAの時間変化を示す図であり、図4はこの場合のタイミングチャートの一例を示す図である。また、図3において、符号VCは電源コンデンサ40の電圧(VDD)を示し、符号VD(図中、太線部分)は定電圧駆動回路110への供給電圧(CPU200や周辺回路300への供給電圧)を示している。なお、二次蓄電池30が放電した状態ではCPU200及び周辺回路300の動作は全て停止する。
図3に示すように、ソーラパネル20が発電状態の場合には、即スタート回路430のトランジスタ・スイッチ432がオフ状態のため、ダイオード431の順方向電圧VBと二次蓄電池30の電圧VAとを加算した電圧(VA+VB)が、電源コンデンサ40に印可される。
この電源コンデンサ40の電圧VCが定電圧発生回路410に印可されるため、二次蓄電池30の電圧VAが未だ動作保証電圧V2以下の状態でも、時刻t1において、定電圧駆動回路110への供給電圧VD(この段階では動作電圧VCと一致する)が、周辺回路300の動作保証電圧V2以上となり、発振回路301等の周辺回路300の動作が早期に開始される。そして、この周辺回路300の動作開始に伴い、図4に示すように、時刻t1において、第2リセット回路510内のパワーオンリセット回路からのリセット信号RT2BがHレベルからLレベルに切り替わると共に、所定期間経過後に、第2リセット回路510内の発振停止リセット回路からのリセット信号RT2AがHレベルからLレベルに切り替わり、更に、第4リセット回路520から所定周期毎にリセット信号RT4が出力されることとなる。したがって、リセット信号RT2(RT2A、RT2B)、RT4がCPU200のリセット端子に入力されるため、CPU200が動作可能である場合は、CPU200が初期化処理を実行する。なお、本実施形態では、リセット信号RT2がCPU200に入力された時点では、CPU200への供給電圧(電圧VD)が後述する開始電圧VXより低いためにCPU200が正常に動作せず、CPU200による初期化処理が実行されなかった場合を例に説明する。
リセット信号RT4が出力されると、クロック制御回路210のフリップフロップ212がリセットされ、CPU200に対してクロック信号の供給が開始されると共に、このリセット信号RT4がCPU200のリセット端子に周期的に供給される。
このため、充電により二次蓄電池30の電圧VAが徐々に上昇し、定電圧駆動回路110への供給電圧VD(この段階でも動作電圧VCと一致)が、CPU200の動作保証電圧V1の下限値と一致する電圧、或いは、動作保証電圧V1より低い電圧であっても、CPU200が動作可能な電圧(以下、開始電圧VX)を超えると(時刻t2)、CPU200が動作を開始する。CPU200が動作を開始すると、CPU200には、当該CPU200に連続的にリセット信号RT4が入力されているため、初期化処理が確実に実行される。
したがって、CPU200が異常な制御処理を開始する前、或いは異常な制御処理を開始したとしても直ぐに初期化処理が実行され、周辺回路300がCPU200の異常な制御によって正常に動作しなくなることが回避される。
ここで、ROM201には、CPU200が初期化処理実行後に実行する処理として、ウォッチドックタイマ320の動作開始を指示する処理(命令)が記述されており、CPU200が初期化処理を実行した後は、ウォッチドックタイマ320が動作状態に設定される。なお、図4に示す例では、時刻t2に至る前においても、CPU200がリセット信号RT4に基づいて初期化処理を実行し、CPU200が「HALT」命令を実行していることがHALT検出回路211により検出されている場合を示しているが、CPU200への供給電圧(電圧VD)が開始電圧VXより低いため、CPU200が正常に動作せず、この正常でない動作によりウォッチドックタイマ320からCPU200に対してリセット信号RT3Bが出力されるようになっている。
続いて、時刻t3に至り、定電圧駆動回路110への供給電圧VD(この段階でも動作電圧VCと一致)が、CPU200の動作保証電圧V1に至り、また、更に時刻t3’に至り、供給電圧VD(この段階でも動作電圧VCと一致)が、定電圧発生回路410が設定された一定電圧(0.95V)を発生可能な電圧に至っても、CPU200にはリセット信号RT4が連続的に供給される。このため、CPU200は初期化処理を連続的に実行し、初期化処理以外の処理が実行されないように制御される。したがって、二次蓄電池30が十分に充電されていない状態(本実施形態では二次蓄電池30の電圧VAが1.0V以下の状態)のときに、CPU200が異常な制御処理を行って想定外の回路に電力を無駄に消費させてしまう場合を回避することができる。
次に、時刻t4に至り、二次蓄電池30の電圧VAが、二次蓄電池30が十分に充電されたと判断できる予め定めた設定電圧、言い換えると、二次蓄電池30だけで電波時計10を十分に駆動可能と判断できる設定電圧(1.0V)を超えると、電圧検出回路420から、即スタート期間TSの終了を指示する信号S2B(図4に示すHレベルの信号)が出力され、即スタート回路430のトランジスタ・スイッチ432がオン状態に制御されると共に、この信号S2Bにより、第4リセット回路520が、リセット信号RT4の出力を停止する。
したがって、CPU200は、時刻t4以降においては初期化状態から通常の処理に移行し、周辺回路300の制御を開始する。この場合、二次蓄電池30が十分に充電されているので、供給電圧の不足によってCPU200が異常な制御処理を実行することがなく、CPU200は、正常な動作を行うことができ、例えば、時刻t4以降においてはウォッチドックタイマ320を周期的にリセットする処理を実行できるので、CPU200が正常な動作を行っている限り、ウォッチドックタイマ320からリセット信号RT3Bが出力されることはない。
次に、二次蓄電池30の充電速度がCPU200及び周辺回路300による消費電力に追いつかない状態が継続する等して定電圧駆動回路110への供給電圧VD(この段階では二次蓄電池30の電圧VAと一致する)が降下し、CPU200等の動作保証電圧V1以下に至った場合の動作を図3及び図4を参照しながら説明する。
定電圧駆動回路110への供給電圧VD(二次蓄電池30の電圧VAと一致)が、時刻t10において、CPU200の動作保証電圧V1以下であって、かつ、周辺回路300の動作保証電圧V2以上であるが、CPU200が動作を停止する電圧、或いは、CPU200が正常でない動作を開始してしまう電圧(停止電圧VYという)に至ると、CPU301によるウォッチドックタイマ320のリセット処理が正常に実行されないため、時刻t10において、ウォッチドックタイマ320からリセット信号RT3Bが出力される。
リセット信号RT3Bが出力されると、このリセット信号RT3Bが入力された電圧検出回路420から、即スタート期間TSの開始を指示する信号S2A(図4に示すLレベルの信号)が出力され、即スタート回路430のトランジスタ・スイッチ432がオフ状態に設定されると共に、第4リセット回路520が動作状態に設定される。
このため、ソーラパネル20が発電状態の場合には、図3に示すように、ダイオード431の順方向電圧VBと二次蓄電池30の電圧VAとを加算した電圧(VA+VB)、すなわち、図3に示す電圧VCが、電源コンデンサ40に印可され、定電圧駆動回路110への供給電圧VDが、CPU200等の動作保証電圧V1以上の電圧(図3の例では0.95V)に上昇される。
したがって、CPU200は、ウォッチドックタイマ320から出力されるリセット信号RT3B、及び、第4リセット回路520から連続的に出力されるリセット信号RT4のいずれかによって初期化処理を実行でき、異常な制御処理を行うことなく、或いは、異常な制御処理を行っても直ぐにその制御処理を中断し、定電圧駆動回路110への供給電圧VDが、CPU200が動作不能な電圧VY以下になると(時刻t11)、CPU200が動作を停止し、周辺回路300の動作保証電圧V2以下になると(時刻t12)、発振回路301等の周辺回路300の動作も停止する。
この周辺回路300の動作が停止した状態では、即スタート回路430のトランジスタ・スイッチ432がオフ状態に設定された状態と、第4リセット回路520が動作状態に設定された状態が維持されるので、ソーラパネル20が発電状態になれば、ダイオード431の順方向電圧VBと二次蓄電池30の電圧VAとを加算した電圧(VA+VB)が電源コンデンサ40に印可され、発振回路301等の周辺回路300の動作を早期に開始でき、また、CPU200が動作可能になると迅速に初期化処理を実行可能になっている。
このように、本実施形態では、CPU200への供給電圧VDが、CPU200が動作を開始する開始電圧VX以下の状態から充電により上昇する場合には(図3の前半部の状態)、第4リセット回路520が、CPU200への供給電圧VDが開始電圧VXとなる前から動作状態に設定されているので、供給電圧VDが、第4リセット回路520が動作可能な電圧値(周辺回路300の動作保証電圧(下限値)V2と一致、若しくはその近傍値)になると、第4リセット回路520から連続的にリセット信号RT4が出力される。
したがって、CPU200への供給電圧が、開始電圧VX以上になると、CPU200が動作可能となるため、CPU200により初期化処理が実行され、CPU200が異常な制御処理を実行する場合を回避することができる。
また、本実施形態では、CPU200への供給電圧が、CPU200が動作を停止し、或いは、異常な制御処理を開始してしまう停止電圧VYを下回る場合には(図3の後半部の状態)、ウォッチドックタイマ320がリセット信号RT3を出力するので、第4リセット回路520から連続的にリセット信号RT4が出力される。
したがって、CPU200に異常が生じるまで通常の動作を実行させることができる一方、CPU200に異常が生じたタイミングで直ちにCPU200に初期化処理を実行させることができる。これにより、CPU200に異常な制御処理が生じたとしてもその制御処理を迅速に中断させることができる。
さらに、本実施形態では、第4リセット回路520がリセット信号RT4を出力する動作を行う間は、発電電力によりダイオード431に発生した順方向電圧VBと二次蓄電池30の電圧VAとを加算した電圧(VA+VB)、つまり、電圧VCを発生させるので、二次蓄電池30の電圧VAよりも高い電圧を、CPU200への供給電圧VDとすることができる。
したがって、二次蓄電池30の電圧VAが、CPU200の動作保証電圧(下限値)V1以下であっても、CPU301への供給電圧VDを迅速に動作保証電圧V1以上にすることができ、CPU301に迅速に初期化処理を実行させることが可能である。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、第4リセット回路520が、動作中は、リセット信号RT4を所定周期毎に出力する場合について述べたが、動作中は、出力レベルをリセットレベル(Hレベル又はLレベル)に維持することによって、CPU200に対して初期化信号を継続的(連続的)に出力するように構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、この電波時計10に電力を供給する電力供給装置として、ソーラパネル20を適用する場合を例に説明したが、電波時計10内に回転錘を設け、この回転錘の旋回(運動エネルギー)により発電を行う発電装置、若しくは、ある部位と他の部位との温度差(熱エネルギー)による熱発電により電力を発生させる発電装置、又は、放送、通信電波などの浮遊電磁波を受信し、そのエネルギー(電気エネルギー)を利用した電磁誘導型発電装置等の発電装置を広く適用することができる。
また、この電力供給装置は、発電装置に限らず、トランスの原理を応用し、電磁誘導により電波時計10に電力を供給するインダクティブ充電装置や、通常の電気の接続方法である端子の接触により電波時計10に電力を供給するコンダクティブ充電装置であってもよい。この種の充電装置は、例えば、電波時計10が配置されると電波時計10に電力を供給する充電スタンドとして構成することが可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を、ソーラ充電式電波時計に適用する場合について例示したが、充電電池で動作する電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話機、マイクロコンピュータ等のCPUを有する電子機器に広く適用することができる。
本発明の電子機器の一実施形態に係るソーラ充電式電波時計の概要構成を示すブロック図である。 マイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。 マイクロコンピュータの動作の説明に供する図である。 マイクロコンピュータの動作の説明に供するタイミングチャートである。
符号の説明
10…ソーラ充電式電波時計(電子機器)、100…マイクロコンピュータ(制御ユニット)、20…ソーラパネル(電力供給装置)、30…二次蓄電池(充電電池)、40…電源コンデンサ、50…受信IC、60…時計表示装置(時計表示手段)、70…表示装置、80…操作検出部、90…水晶振動子、110…定電圧駆動回路、120…電源制御回路、200…CPU(制御ユニット)、201…ROM、202…RAM、210…クロック制御回路(クロック制御手段)、211…HALT検出回路(HALT検出手段)、212…フリップフロップ、213、600、610…OR回路、214…AND回路、300…周辺回路、310…ストップウォッチ制御回路、311…タイマー制御回路(計時手段)、312…モータ制御回路、313…入力ポート制御回路、314…入出力ポート制御回路、320…ウォッチドックタイマ(異常検出手段)、400……充電制御回路(充電制御手段)、410…定電圧発生回路、420…電圧検出回路、430…即スタート回路(供給電圧上昇手段)、431…ダイオード(電圧発生手段)、432…トランジスタ・スイッチ、520…第4リセット回路(連続初期化手段)、RT1、RT2、RT3B、RT4…リセット信号(初期化信号)

Claims (9)

  1. 制御ユニットと、この制御ユニットにより動作が制御される周辺回路と、これら制御ユニット及び周辺回路に動作電力を供給する充電電池とを備える電子機器において、前記制御ユニットは、動作保証電圧V1以下の動作可能電圧VXで動作可能であり、前記周辺回路は、動作保証電圧V2が前記動作可能電圧VXよりも低く設定され、前記制御ユニットへの供給電圧が、前記動作保証電圧V1以下であって、前記動作可能電圧VX以上の状態であるときに、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力する連続初期化手段を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 電力供給装置からの供給電力により前記充電電池を充電する充電制御手段と、前記供給電力により電圧を発生する電圧発生手段と、前記充電電池の電圧が、少なくとも前記制御ユニットの動作保証電圧を超えるまでは、前記電圧発生手段により発生した電圧と前記充電電池の電圧とを加算した電圧に基づいて、前記制御ユニットへの供給電圧を上昇させる供給電圧上昇手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御ユニットの異常を検出する異常検出手段を備え、前記連続初期化手段は、前記異常検出手段の検出結果から、前記制御ユニットに異常が生じた場合に、更に、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記供給電圧上昇手段は、更に、前記異常検出手段の検出結果から、前記制御ユニットに異常が生じた場合に、前記電圧発生手段により発生した電圧と前記充電電池の電圧とを加算した電圧に基づいて、前記制御ユニットへの供給電圧を上昇させることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御ユニットは、初期化処理を実行後に前記異常検出手段の動作開始を指示することを特徴とする請求項3又は4に記載の電子機器。
  6. 前記周辺回路は、クロック信号を出力する発振回路と、前記制御ユニットへの前記クロック信号の供給/供給停止を切替制御するクロック制御手段とを備え、このクロック制御手段は、前記制御ユニットが、当該制御ユニットの停止命令を実行した場合に、前記制御ユニットへの前記クロック信号の供給を停止し、前記制御ユニットに対する前記周辺回路からの割り込みが発生した場合、又は、前記連続初期化手段が初期化信号の出力を開始した場合に、前記制御ユニットへの前記クロック信号の供給を開始することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記周辺回路は、時間を計時する計時手段を備え、前記電子機器は、前記計時手段の計時結果に基づいて時刻を表示する時刻表示手段を具備する時計として構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 制御ユニットと、この制御ユニットにより動作が制御される周辺回路と、これら制御ユニット及び周辺回路に動作電力を供給する充電電池とを備える電子機器の制御方法において、前記制御ユニットは、動作保証電圧V1以下の動作可能電圧VXで動作可能であり、前記周辺回路は、動作保証電圧V2が前記動作可能電圧VXよりも低く設定され、前記制御ユニットへの供給電圧が、前記動作保証電圧V1以下であって、前記動作可能電圧VX以上の状態であるときに、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力することを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. 前記制御ユニットに異常が生じたか否かを検出し、異常が生じた場合に、前記制御ユニットに対して、初期化信号を周期的に出力すると共に、前記供給電力により電圧を発生させ、この発生させた電圧と前記充電電池の電圧とを加算した電圧に基づいて前記制御ユニットへの供給電圧を上昇させることを特徴とする請求項8に記載の電子機器の制御方法。
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