JP4340456B2 - 排紙収納装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、孔版印刷装置あるいは複写装置等の画像形成装置から排出された用紙を収納する排紙収納装置に関し、詳しくは上下動自在な排紙トレイを有する大容量排紙収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、給紙部から排紙部に至る用紙搬送経路に用紙を通紙し、搬送過程で用紙に画像形成を行う印刷装置、複写装置等の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置を用いて画像形成を行う際に、同一の原稿から連続して画像形成を行うためあるいは頻繁に用いられるサイズの用紙の補給回数を少なくするため等の目的から、画像形成装置の給紙部に接続可能であって3000枚程度の用紙を積載することが可能な大容量給紙装置が、例えば特開平8−259008号公報に開示されている。
【0003】
しかし、通常の画像形成装置では、排紙部に設けられている排紙トレイ上に1000枚以上の大量の用紙を積載することができない。従って、大容量給紙装置を用いて1000枚以上の印刷を行う場合には、印刷作業を途中で中断して排紙トレイ上から印刷済みの用紙を取り除く必要が生じ、作業性が非常に悪かった。
【0004】
そこで、上述の問題点を解消するため、画像形成装置に接続可能であって1000枚以上の用紙を積載することが可能な大容量排紙収納装置が、例えば「特許文献1」に記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−48596号公報 (第5−8頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の大容量排紙収納装置では、上下動自在な排紙トレイとこの排紙トレイを上から覆うように収納装置本体に回動自在に設けられたカバー部材とを有し、カバー部材から吊り下げられる状態で排紙の幅方向をガイドする1対のサイドフェンスと排紙先端を受け止める1つのエンドフェンスとが設けられている。排紙トレイは、画像形成装置から排出された用紙が所定の高さに達すると自動的に下降するように構成されており、画像形成装置の排紙口から用紙が積載されるまでの高さをほぼ一定の状態に保ったまま、大量の用紙を連続的に収納することができる。これにより落下時における用紙の挙動を平均化させ、用相揃えを向上することができる。
【0007】
しかし、上述の技術では、排紙トレイの上方に配設されたカバー部材からサイドフェンスが吊り下げられる態様で設けられているため、排紙トレイ上の用紙積載量が増加して排紙トレイが下降されると排紙トレイ上の下方に位置する用紙はサイドフェンスによる支持を受けなくなるため、排紙トレイ下降時における振動等の影響によって排紙揃えが悪化してしまうという問題点がある。
【0008】
本発明は上記問題点を解決し、排紙トレイ上に大量の用紙が積載された場合であっても用紙の揃えを確実に行うことが可能なサイドフェンスを備えた大容量排紙装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、画像形成装置の排紙部に対して着脱可能な装置本体と、前記排紙部より排出される用紙を積載可能であって前記装置本体に上下動自在に支持された排紙トレイと、前記排紙トレイを上下動させるトレイ上下動手段と、前記排紙トレイ上に排出される前記用紙の幅方向の揃えを行う前記幅方向に移動自在に設けられた左右1対のサイドフェンスと、排出される前記用紙の先端を受け止める1つのエンドフェンスとを備えた排紙収納装置において、前記各サイドフェンスは前記装置本体にそれぞれ支持されていると共に前記排紙トレイの上限位置から下限位置までの高さ以上の長さを有していて前記用紙の揃えを行い、前記各サイドフェンスを前記幅方向に移動させる機能を有すると共に前記各サイドフェンスの上部及び下部をそれぞれ支持するサイドフェンス支持部材を前記装置本体の上部及び下部にそれぞれ有すると共に前記各サイドフェンス支持部材を互いに連動させて前記各サイドフェンスを移動させるサイドフェンス連動機構を有し、前記各サイドフェンスは前記排紙部より排出される用紙を案内する案内部と前記案内部を支持し前記案内部によって案内された用紙の両側縁を支持する側縁支持部とをそれぞれ有すると共に前記各案内部が前記側縁支持部材に支持された固定部と該固定部に回動自在に支持された可動部とをそれぞれ有し、前記各可動部がそれぞれ外方に向けて開放可能であり、前記エンドフェンスは前記固定部と前記可動部との接続部に対応する位置から前記用紙の排出方向下流側に向けて移動可能であることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の排紙収納装置において、さらに前記各案内部が上下方向にそれぞれ移動自在であることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の排紙収納装置において、さらに上限位置を占めた前記排紙トレイの用紙積載面に近接する用紙積載支持部材を前記各案内部の用紙搬送方向下流側にそれぞれ有することを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の排紙収納装置において、さらに前記排紙トレイ上に排出された用紙の搬送方向上流側両側部をそれぞれ上方に向けて支持する上流側用紙側縁支持部材を有することを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の排紙収納装置において、さらに前記上流側用紙側縁支持部材は前記各サイドフェンスの内側に配設されており、前記各サイドフェンスの移動及び前記排紙トレイの上下動に追従して移動可能であることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の排紙収納装置において、さらに前記排紙トレイ上に排出された用紙の搬送方向下流側両側部をそれぞれ上方に向けて支持する下流側用紙側縁支持部材を有することを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の排紙収納装置において、さらに前記下流側側縁支持部材は前記排紙トレイ上の用紙搬送方向下流側両側部に配設されていることを特徴とする。
【0018】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか1つに記載の排紙収納装置において、さらに前記排紙部が排出される用紙に対してその両側縁部が上方に向かう向きの形態を与えるジャンプ板を有し、前記ジャンプ板を経て排出された用紙を案内する用紙進入案内部材を有することを特徴とする。
【0019】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の排紙収納装置において、さらに前記用紙進入案内部材は、排出される用紙の先端部を内側に向けて案内する内向案内部と、前記先端部を上方に向けて案内する上向案内部と、前記上向案内部によって案内された用紙の上方への移動を規制する規制部とを有することを特徴とする。
【0023】
【実施例】
図1、図2は、本発明の一実施例を採用した排紙収納装置を示している。同図において排紙収納装置1は、画像形成装置としての孔版印刷装置2に接続されている。先ず、排紙収納装置1が接続される孔版印刷装置2について簡単に説明する。
【0024】
孔版印刷装置2は、筐体3のほぼ中央部に印刷部4を、右方に給紙部5を、左方に排紙部6を有している。印刷部4は、製版されたマスタを巻装して回転する版胴7と、版胴7と同期して回転し版胴7に対して用紙Pを圧接させる圧胴8とを有している。給紙部5は、用紙Pを積載する給紙トレイ9と、給紙トレイ9上から印刷部4に向けて用紙を給送する図示しない給紙機構部とを有している。
【0025】
排紙部6は、印刷部4で印刷された用紙Pを機外に排出させる排紙搬送部材10を有している。排紙搬送部材10には、排紙搬送部材10から排出される用紙Pに対してその両側縁部が上方に向かう向きの形態を与えるジャンプ板11が、その用紙搬送方向下流側両側部に設けられている。
【0026】
さらに筐体3の内部には、マスタを製版する図示しない製版部と、版胴7の外周面上から使用済みのマスタを剥離する図示しない排版部とが設けられている。この構成より孔版印刷装置2は、給紙部5から給送された用紙Pを印刷部4にて印刷し、印刷された用紙Pを排紙部6によって筐体3の外部に排出する。
【0027】
次に、本発明の特徴部である排紙収納装置1について説明する。排紙収納装置1は、装置本体12と、排紙トレイ13と、左右1対のサイドフェンス14と、1つのエンドフェンス15とを有している。
【0028】
排紙トレイ13は、装置本体12の内部に設けられた図示しない上下動機構に支持されており、装置本体12の側部に取り付けられたトレイ上下動手段としての駆動モータ46によって、図1に実線で示す上限位置と二点鎖線で示す下限位置との間を上下動される。図示しない上下動機構としては、例えば特開2002−226122号公報に記載されたものと同様のものが用いられ、この上下動機構には排紙トレイ13上に積載された用紙Pの上面位置を検知する上面検知センサ16が設けられており、この上面検知センサ16が用紙Pを検知したときに排紙トレイ13が所定量だけ下降するように構成されている。また、排紙トレイ13の用紙搬送方向上流側には、後述するサイドフェンス14の移動を許容するための逃げ穴13a(図11参照)が用紙幅方向に向けて4箇所設けられている。排紙トレイ13は、用紙搬送方向長さの約半分が装置本体12から外方に突出するように配置されている。
【0029】
各サイドフェンス14は、側縁支持部17と案内部18とを有している。板材を断面コ字形状に折り曲げて形成された側縁支持部17は、装置本体12の内部に排紙トレイ13の移動方向に延在して4本設けられており、その上端が排紙トレイ13の上限位置よりも上方であって孔版印刷装置2の図示しない用紙排出口と対応する位置に、下端が排紙トレイ13の下限位置よりも下方となる位置にそれぞれ位置するように、排紙トレイ13に形成された逃げ穴13aをそれぞれ貫通して配置されている。各側縁支持部17は、開口側と対向する背面部17a(図3参照)が均一な平面となるように形成されている。
【0030】
各側縁支持部17は、図3に示すように、その上端部を摺動部材19に取り付けられている。なお、各側縁支持部材17の下端部も上端部と同様に摺動部材19に取り付けられていて、以下に説明する構成とは上下対象となる点においてのみ相違しているため、以下の例では上端部側のみを説明し、下端部側の説明及び図示は省略する。
【0031】
摺動部材19は、下方に開口側が位置するように配置された断面コ字形状の板材であり、用紙搬送経路の幅方向に中心振り分けで上下各2個ずつ配設されている。各摺動部材19の、外側に位置する壁部の外側には、その用紙搬送方向上流側端部及び用紙搬送方向下流側端部に側縁支持部17が、背面部17aを内側に向ける態様でそれぞれねじ止めあるいは溶接等の方法によって固着されている。同一の摺動部材19に取り付けられた各側縁支持部17は、それぞれの背面部17aが同一平面上に位置するように配設されている。
【0032】
各摺動部材19は、その外側の壁部の一部が外方に向けて突出していて、この突出した部位を含む外側の壁部2箇所及び内側の壁部2箇所にはそれぞれ同一直線上に位置する穴部が形成されており、各穴部にはそれぞれ滑り軸受19aが取り付けられている。各摺動部材19は、装置本体12の各側板に両端部を固定された2本のサイドフェンス支軸20に各滑り軸受19aをそれぞれ嵌合させており、用紙搬送方向と直行する用紙幅方向に移動自在に構成されている。
【0033】
各摺動部材19の上面には、互いに向き合う箇所に歯部を有するラック部材21がそれぞれ配設されている。ラック部材21はその取り付け端部がほぼZ字形状に曲折形成されており、取り付け端部を摺動部材19の上面に固定されることにより片持ち状態で支持されている。
【0034】
各ラック部21の歯部が向き合った部位には、各歯部に噛合するピニオンギヤ22が配設されている。ピニオンギヤ22は、図4に示すように、装置本体12の各側板に両端部を固定されたベース部材23に回転自在に支持されており、その上部にはタイミングプーリ24が一体的に設けられている。
【0035】
ベース部材23は、各ラック部材21の取り付け端部から立ち上がった各縦壁部21a間の間隔よりも狭い幅を有しており、各摺動部材19がそれぞれ内側に向けて移動し各側縁支持部17が孔版印刷装置2で印刷可能な最小サイズの用紙幅に対応する位置を占めたときに各縦壁部21aと干渉しない位置であるそのほぼ中央部には、各縦壁部21aよりも用紙搬送方向外側にせり出した鍔部23aが、用紙搬送方向上流側及び下流側にそれぞれ形成されている。各鍔部23a上には支軸25がそれぞれ固着されており、各支軸25には円板状の押さえ部材26がそれぞれ回転自在に支持されている。各押さえ部材26は、鍔部23aとの間隔がラック部材21の歯部の厚みよりも若干広くなる高さにそれぞれ配設されている。また、ベース部材23の上方には、各ラック部材21及びピニオンギヤ22等を覆うカバー27が配設されている。
【0036】
上述の構成より、ピニオンギヤ22が回転するとこれに噛合した各ラック部21が互いに近付く方向あるいは離れる方向に移動する。この移動時において各押さえ部材26が各ラック部材21の上面を押さえているので、各ラック部材21がピニオンギヤ22から離れる方向及び上方へと離れる方向への移動を規制され、片持ち状態であっても良好に移動することができる。各ラック部材21の移動に伴いこれと一体的に構成された各摺動部材19が移動し、各摺動部材19に固着された各側縁支持部17が用紙幅方向に移動する。上述した摺動部材19、サイドフェンス支軸20、ラック部材21、ピニオンギヤ22、ベース部材23、支軸25、押さえ部材26、カバー27によってサイドフェンス支持部材としてのサイドフェンス移動機構部28が構成されている。
【0037】
次に、上部及び下部に設けられた各サイドフェンス移動機構部28を連動させて各側縁支持部17を平行状態で移動させるためのサイドフェンス連動機構について説明する。
【0038】
図5に示すように、上部及び下部のサイドフェンス移動機構部28のタイミングプーリ24には、タイミングベルト29がそれぞれ掛けられている。また、装置本体12の一側板30の外側には、各タイミングベルト29が掛け渡される上側プーリ31と下側プーリ32とが配設されている。各プーリ31,32は駆動軸33によって一体的に連結されており、各プーリ31,32及び駆動軸33は、図6に示すように、一側板30に取り付けられた上側ブラケット34及び下側ブラケット35によってそれぞれ回転自在に支持されている。上側プーリ31の下部には、各プーリ31,32及び駆動軸33と一体的に回転する中間プーリ44が配設されている。各ブラケット34,35には、掛け渡された各タイミングベルト29に張力を付与するためのテンションローラ36がそれぞれ回転自在かつ位置調整可能に取り付けられている。
【0039】
上側ブラケット34の近傍には、図7に示すハンドルブラケット37が配設されており、このハンドルブラケット37にはサイドフェンス14の位置を調整する調整ハンドル38が回転自在に支持されている。調整ハンドル38は、ハンドル部39、支軸40、駆動プーリ41、カラー42、固定ねじ43等を有しており、ハンドル部39を手動で回転することにより支軸40及び駆動プーリ41が回転する。駆動プーリ41には一端を中間プーリ44に掛けられたタイミングベルト45の他端が掛けられており、上側ブラケット34上にはタイミングベルト45に張力を付与するための図示しないテンションローラが回転自在かつ位置調整可能に取り付けられている。
【0040】
上述の構成より、調整ハンドル38を手動で回転させることにより駆動プーリ41が回転し、この回転がタイミングベルト45、中間プーリ44、各プーリ31,32及び駆動軸33、各タイミングベルト29、各タイミングプーリ24を介してピニオンギヤ22に伝達され、ピニオンギヤ22が回転することにより各ラック部材21及び摺動部材19が移動し、摺動部材19と一体的な各側縁支持部17が移動する。そして、各側縁支持部17を所定の位置に位置決めした状態で固定ねじ43を回すことにより、ハンドル部39が固定されて各側縁支持部17が固定される。
【0041】
案内部18は、図8に示すように、その用紙搬送方向上流側の上部に2箇所の長穴18cを有しており、各摺動部材19に取り付けられた2本の側縁支持部17の上端近傍に設けられたタップ17bに、それぞれ図示しないねじによって左右対称かつ上下動自在に取り付けられており、排紙収納装置1に接続される孔版印刷装置2の用紙排出口の位置が機種毎に異なっていても対応可能に構成されている。
【0042】
各案内部18は、各側縁支持部17に支持された固定部18aと、固定部18aに支持された可動部18bとにそれぞれ分割されており、各固定部18aは蝶番47によって各可動部18bを回動自在に支持している。また、各固定部18aと各可動部18bとの接続部には図示しないマグネットキャッチが設けられており、各可動部18bは、図2に実線で示す、各固定部18aと同一平面をなし排出される用紙Pの両側縁部をガイドするガイド位置と、図2に二点鎖線で示す、ガイド位置からそれぞれ排紙トレイ13の外方に向けて90度程度開いて排紙トレイ13上から用紙Pの取り出しを容易とする開放位置とを選択的に占め、各位置において磁力により固定される。
【0043】
各固定部18aの下部には、排出される用紙Pに対してその両側縁部が上方に向かう向きの形態を与える用紙側縁補正部材48がそれぞれ配設されている。ほぼ三角形状をなす板材からなる用紙側縁補正部材48は、一つの角部が用紙搬送方向下流側に位置するようにその一辺を支持部材60によって支持されており、図示しないラッチ部材によってその面が固定部18aと同一平面をなす位置と、排紙トレイ13内方に位置する複数の所定位置とに選択的に位置決めされる。
【0044】
各固定部18aの内面の用紙搬送方向上流側端部には、図10に示す用紙進入案内部材54がそれぞれ配設されている。薄い樹脂板あるいは薄い板金材からなる用紙進入案内部材54は接着によって固定部18aの内面に固定されており、内向案内部54a、上向案内部54b、規制部54cを有している。
【0045】
内向案内部54aは用紙進入案内部材54の用紙搬送方向最上流側側縁部に内側に向けて傾斜して設けられており、排紙部6より排出された用紙Pを各固定部18a間に向けて案内する。上向案内部54bは内向案内部54aの下部に上方に向けて傾斜して設けられており、排紙部6より排出された用紙Pを上方に向けて案内ずる。規制部54cは用紙進入案内部材54の用紙搬送方向上流側上縁部に内方に向けて曲折して設けられており、上向案内部54bによって上方に向けて案内された用紙Pの、各固定部18a間からの飛び出しを規制している。
【0046】
上述の構成より、排紙部6に設けられたジャンプ板11によって大きくジャンプする比較的幅の広い用紙P(例えばB4サイズ以上)は、その用紙先端を内向案内部54aに接触させて各固定部18a間に案内され、排紙トレイ13上に良好に積載される。また、ジャンプ板11による影響を受けずに排紙部6よりそのまま排出される幅の狭い用紙P(例えばA4サイズ以下)は、その用紙先端を上向案内部に接触させて上方に向けて案内され、かつ規制部54cによって各固定部18a間からの飛び出しを規制されて、排紙トレイ13の先端部まで良好に搬送された後に積載される。
【0047】
各可動部18bの用紙搬送方向下流側端部近傍には、排紙トレイ13上に落下する用紙Pの先端部の揃えを行う用紙積載支持部材49がそれぞれ配設されている。ほぼ三角形状をなす板材からなる用紙積載支持部材49は、その先端部が排紙トレイ13の上面に配設された後述する下流側用紙側縁支持部材50に近接すべく、一角部を支軸51によって可動部18bに回動自在に支持されている。用紙積載支持部材49には、支軸51を中心とした円弧状の長穴49aが形成されており、この長穴49aには可動部18bに植設された段付きピン52が嵌合されている。さらに用紙積載支持部材49には、一端を可動部18bに固着された引張ばね53の他端が取り付けられており、用紙積載支持部材49は図8に示す初期位置から長穴49aの範囲において用紙搬送方向下流側への回動が可能に構成されていて、通常は引張ばね53の付勢力によって初期位置に位置決めされている。
【0048】
排紙トレイ13上面の用紙搬送方向下流側端部両角部には下流側用紙側縁支持部材50が配設されている。板材を折り曲げかつ溶接し、側面視直角三角形状に形成された下流側用紙側縁支持部材50は、その直角部が排紙トレイ13の両側部に位置するように排紙トレイ13上に固設されており、その斜面によってある程度以上のサイズ(例えばB4サイズ以上)の用紙Pの両側縁部に上方へ向かう向きの形態を与える形状に形成されている。また、下流側用紙側縁支持部材50には、図9に示すように、可動部18bがガイド位置から開放位置へと移動する際に用紙積載支持部材49との干渉を避け、かつ可動部18bがガイド位置を占めた状態で用紙積載支持部材49を図8に矢印で示す方向へ回動させる際の干渉を回避するための凹部50aが形成されている。
【0049】
排紙トレイ13上面の用紙搬送方向上流側端部には上流側用紙側縁支持部材55が配設されている。板材をほぼ三角柱状に折り曲げて形成された上流側用紙側縁支持部材55は、用紙Pが積載される斜面部55a、背面部55b、左右に設けられた側部55cを有しており、逃げ穴13aに係合して配設されている。
【0050】
背面部55bにはスペーサ56を介して段付きピン57が固着されており、段付きピン57の外径は、側縁支持部17の高さ方向に排紙トレイ13の上下動長さ以上の長さで形成された縦溝17cの幅よりも大きくなるように形成されている。段付きピン57は、排紙トレイ13の上限位置よりも上部に位置する縦溝17cに連続して形成された段付きピン57の外径以上の径を有する図示しない穴部から落とし込むことにより縦溝17cに係合される。
【0051】
両側部55cには、それぞれ排紙トレイ13上を転動可能なローラ58が回転自在に取り付けられている。また、両側部55cの先端は、逃げ穴13aの両側縁部を折り曲げて形成した曲折部13bに係合するようにそれぞれ外側に向けて曲げられている。
【0052】
上述の構成より、上流側用紙側縁支持部材55は、排紙トレイ13の上下動に伴って縦溝17cに沿って上下動し、また、側縁支持部17の用紙幅方向への移動に伴って逃げ穴13aに沿って同方向に移動する。排紙部6より排出された用紙Pは、斜面部55aに載置されることによりその両側縁部が上方へ向かう形態を付与される。
【0053】
エンドフェンス15は、図1、図2に示すようにエンドフェンス支持部材59に支持されている。アーム状のエンドフェンス支持部材59はその上面及び下面が開放されており、その一端を装置本体12の用紙搬送方向下流側の上端角部に形成された切欠部12aに図示しない支軸によって回動自在に支持されている。切欠部12aには、エンドフェンス支持部材59の回動角度を規制する図示しないストッパが設けられている。
【0054】
エンドフェンス支持部材19の用紙搬送方向中心には、そのほぼ全長にわたって用紙搬送方向に延在する図示しないフェンス支軸が配設されており、このフェンス支軸にエンドフェンス15が用紙搬送方向に移動可能に取り付けられている。エンドフェンス15の上部には、エンドフェンス15を用紙搬送方向の任意の位置に固定させるための図示しない位置決めねじが配設されている。
【0055】
上述の構成より、エンドフェンス15は、図1に実線で示す、その自由端部が排紙トレイ13に近接して排出される用紙Pの先端を受け止める排紙位置と、図1に二点鎖線で示す、ガイド位置から排紙トレイ13の上方に向けて回動し、そのほぼ全体が排紙トレイ13の上方より退避して排紙トレイ13上から用紙Pの取り出しを容易とする退避位置とを選択的に占める。また、エンドフェンス15は、孔版印刷装置2で印刷が可能な最大サイズの用紙Pに対応した図2に実線で示す位置と、孔版印刷装置2で印刷が可能な最小サイズの用紙Pに対応した位置である、図2に二点鎖線で示すように固定部18aと可動部18bとの接続部に対応する位置との間の任意の位置に位置決めされる。
【0056】
上述の構成に基づき、以下に排紙収納装置1の動作を説明する。
オペレータは印刷される用紙Pのサイズに合わせて図示しない位置決めねじを調整してエンドフェンス15の位置決めを行うと共に、調整ハンドル38を回してサイドフェンス移動機構部28を作動させ、各サイドフェンス14の位置決めを行う。
【0057】
各サイドフェンス14及びエンドフェンス15の位置決めが完了した後、オペレータにより孔版印刷装置2の図示しない印刷スタートキーが押下されると、給紙部5より用紙Pが連続的に給送される。給送された用紙Pは印刷部4において画像を印刷された後、排紙部6から筐体3の外部に排出される。
【0058】
孔版印刷装置2より排出された用紙Pは、用紙進入案内部材54によって各固定部18a間に案内され、エンドフェンス15によってその先端部を受け止められた後に案内部18によってその両側部の揃えを行われつつ落下し、側縁支持部17及び用紙積載支持部材49によって両側縁部を支持されて排紙トレイ13上に載置される。載置された用紙Pは、下流側用紙側縁支持部材50及び/または上流側用紙側縁支持部材55によってその両側縁部が上方へ向かう形態を付与される。
【0059】
その後も孔版印刷装置2から同様に用紙Pが排出され、排出された用紙Pは同様に排紙トレイ13上に積載されてゆく。そして、上面検知センサ16が排紙トレイ13上の用紙P上面を検知すると、駆動モータ46が作動して排紙トレイ13が所定量だけ下降される。以下、この動作を繰り返し、孔版印刷装置2から排出される用紙Pが途絶えると、若しくは排紙トレイ13が下限位置に達すると排紙収納動作が完了する。
【0060】
上述の排紙トレイ13上への用紙Pの積載時において、各サイドフェンス14の各側縁支持部17が装置本体12に支持され、かつ排紙トレイ13の上限位置から下限位置まで用紙Pの両側縁を支持しているため、排紙収納動作の最初から最後まで用紙Pの用紙幅方向揃えを確実に行うことができ、排紙トレイ13上の用紙Pの取り扱い性を大幅に向上することができる。
【0061】
上記実施例では、調整ハンドル38を手動で回転させることによりサイドフェンス移動機構部28を作動させ、各サイドフェンス14を移動させる構成としたが、調整ハンドル38に代えて図示しないモータを用い、このモータの回転によってサイドフェンス移動機構部28を作動させ、各サイドフェンス14を移動させる構成としてもよい。この図示しないモータの駆動は、図示しないスイッチの押下による駆動の他、給紙トレイ9に設けられた図示しない用紙サイズ検知センサからの情報に基づく駆動、オペレータにより図示しない操作パネル上で設定された情報に基づく駆動等、孔版印刷装置2側からの情報に基づいて自動的に行われる構成としてもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、各サイドフェンスが装置本体に支持されていると共に排紙トレイの上限位置から下限位置まで用紙の両側縁を支持しているので、排紙収納動作の最初から最後まで用紙の用紙幅方向揃えを確実に行うことができ、排紙トレイ上の用紙の取り扱い性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した画像形成装置及び排紙収納装置の概略正面図である。
【図2】本発明の一実施例を採用した画像形成装置及び排紙収納装置の概略平面図である。
【図3】本発明の一実施例に用いられるサイドフェンス移動機構部要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に用いられるサイドフェンス移動機構部要部を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例に用いられるサイドフェンス連動機構を説明するための概略図である。
【図6】本発明の一実施例に用いられるサイドフェンス連動機構を説明するための駆動軸及び各プーリを示す概略図である。
【図7】本発明の一実施例に用いられる調整ハンドルを説明するための概略図である。
【図8】本発明の一実施例に用いられる案内部及び用紙積載支持部材及び下流側用紙側縁支持部材を説明するための概略図である。
【図9】本発明の一実施例に用いられる下流側用紙側縁支持部材を説明するための概略斜視図である。
【図10】本発明の一実施例に用いられる用紙進入案内部材を説明するための概略斜視図である。
【図11】本発明の一実施例に用いられる上流側用紙側縁支持部材を説明するための概略正面図である。
【図12】本発明の一実施例に用いられる上流側用紙側縁支持部材を説明するための概略側面図である。
【符号の説明】
1 排紙収納装置
2 画像形成装置(孔版印刷装置)
6 排紙部
11 ジャンプ板
12 装置本体
13 排紙トレイ
14 サイドフェンス
17 側縁支持部
18 案内部
18a 固定部
18b 可動部
28 サイドフェンス支持部材(サイドフェンス移動機構部)
46 トレイ上下動手段(駆動モータ)
49 用紙積載支持部材
50 下流側用紙側縁支持部材
54 用紙進入案内部材
55 上流側用紙側縁支持部材
P 用紙
Claims (9)
- 画像形成装置の排紙部に対して着脱可能な装置本体と、前記排紙部より排出される用紙を積載可能であって前記装置本体に上下動自在に支持された排紙トレイと、前記排紙トレイを上下動させるトレイ上下動手段と、前記排紙トレイ上に排出される前記用紙の幅方向の揃えを行う前記幅方向に移動自在に設けられた左右1対のサイドフェンスと、排出される前記用紙の先端を受け止める1つのエンドフェンスとを備えた排紙収納装置において、
前記各サイドフェンスは前記装置本体にそれぞれ支持されていると共に前記排紙トレイの上限位置から下限位置までの高さ以上の長さを有していて前記用紙の揃えを行い、前記各サイドフェンスを前記幅方向に移動させる機能を有すると共に前記各サイドフェンスの上部及び下部をそれぞれ支持するサイドフェンス支持部材を前記装置本体の上部及び下部にそれぞれ有すると共に前記各サイドフェンス支持部材を互いに連動させて前記各サイドフェンスを移動させるサイドフェンス連動機構を有し、前記各サイドフェンスは前記排紙部より排出される用紙を案内する案内部と前記案内部を支持し前記案内部によって案内された用紙の両側縁を支持する側縁支持部とをそれぞれ有すると共に前記各案内部が前記側縁支持部材に支持された固定部と該固定部に回動自在に支持された可動部とをそれぞれ有し、前記各可動部がそれぞれ外方に向けて開放可能であり、前記エンドフェンスは前記固定部と前記可動部との接続部に対応する位置から前記用紙の排出方向下流側に向けて移動可能であることを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項1記載の排紙収納装置において、
前記各案内部が上下方向にそれぞれ移動自在であることを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項1または2記載の排紙収納装置において、
上限位置を占めた前記排紙トレイの用紙積載面に近接する用紙積載支持部材を前記各案内部の用紙搬送方向下流側にそれぞれ有することを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項1ないし3の何れか1つに記載の排紙収納装置において、
前記排紙トレイ上に排出された用紙の搬送方向上流側両側部をそれぞれ上方に向けて支持する上流側用紙側縁支持部材を有することを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項4記載の排紙収納装置において、
前記上流側用紙側縁支持部材は前記各サイドフェンスの内側に配設されており、前記各サイドフェンスの移動及び前記排紙トレイの上下動に追従して移動可能であることを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項1ないし5の何れか1つに記載の排紙収納装置において、
前記排紙トレイ上に排出された用紙の搬送方向下流側両側部をそれぞれ上方に向けて支持する下流側用紙側縁支持部材を有することを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項6記載の排紙収納装置において、
前記下流側側縁支持部材は前記排紙トレイ上の用紙搬送方向下流側両側部に配設されていることを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項1ないし7の何れか1つに記載の排紙収納装置において、
前記排紙部が排出される用紙に対してその両側縁部が上方に向かう向きの形態を与えるジャンプ板を有し、前記ジャンプ板を経て排出された用紙を案内する用紙進入案内部材を有することを特徴とする排紙収納装置。 - 請求項8記載の排紙収納装置において、
前記用紙進入案内部材は、排出される用紙の先端部を内側に向けて案内する内向案内部と、前記先端部を上方に向けて案内する上向案内部と、前記上向案内部によって案内された用紙の上方への移動を規制する規制部とを有することを特徴とする排紙収納装置。
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