JP3939957B2 - 排紙収納装置 - Google Patents

排紙収納装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3939957B2
JP3939957B2 JP2001320399A JP2001320399A JP3939957B2 JP 3939957 B2 JP3939957 B2 JP 3939957B2 JP 2001320399 A JP2001320399 A JP 2001320399A JP 2001320399 A JP2001320399 A JP 2001320399A JP 3939957 B2 JP3939957 B2 JP 3939957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper discharge
tray
plate
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001320399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003118906A (ja
Inventor
義之 荒関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku Ricoh Co Ltd filed Critical Tohoku Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001320399A priority Critical patent/JP3939957B2/ja
Publication of JP2003118906A publication Critical patent/JP2003118906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3939957B2 publication Critical patent/JP3939957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に接続され、画像形成装置より排出された画像形成後の用紙を収納する排紙収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷装置や電子写真複写機等の画像形成装置より排出される画像形成後の用紙を収納する排紙収納装置が知られており、この排紙収納装置には用紙を複数のビントレイに分配して収納するものがある。このような排紙収納装置の一例として、特開昭60−248566号公報、特開平11−48596号公報あるいは特開2000−118855号公報に開示されたものがある。
【0003】
特開昭60−248566号公報に開示された排紙収納装置では、用紙を複数のビントレイに分配して収納するビントレイユニットと用紙を搬送する用紙搬送部材とを上下方向に併設し、用紙搬送部材の用紙搬送方向下流位置に排紙トレイを付設している。そして、ビントレイユニットと用紙搬送部材とを画像形成装置の用紙排出口に合わせて一体的に上下動させ、各ビントレイあるいは排紙トレイに用紙を収納する。
【0004】
特開平11−48596号公報に開示された排紙収納装置では、大容量給紙トレイに対応して用紙を積載可能な大容量排紙トレイの上部に上方から吊り下げられた状態で設けられたエンドフェンス及び一対のサイドフェンスを有し、給紙トレイの上昇量に合わせて排紙トレイを下降させ、エンドフェンス及び一対のサイドフェンスの下端部が常に積載される用紙をガイドすることで排紙揃えの向上を図っている。また、積載された用紙を取り出す際には、台車を移動させて取り出すように構成されている。
【0005】
特開2000−118855号公報に開示された排紙収納装置では、用紙を収納する複数のビントレイと各ビントレイへの用紙の振り分けを行うインデクサーとを有し、インデクサーを移動させることにより用紙が収納されるビントレイを変更させ、用紙の仕分けを行っている。
【0006】
しかし、特開昭60−248566号公報に開示された排紙収納装置では、原稿当たりの画像形成枚数が少ないものには適しているが、最も使用頻度が高いと思われる仕分けを必要としない1000枚程度の画像形成を行う場合には排紙トレイをビントレイユニットの外部に設ける必要が生じ、設置スペースが増大してしまうという問題点がある。
【0007】
また、特開平11−48596号公報に開示された排紙収納装置では、仕分けをすることができないと共に、大量に用紙が積載された場合には台車の引き出しが非常に重く、またトレイ上から用紙を取り出す際には分割して取り出すことを余儀なくされ、その作業性に問題がある。
【0008】
さらに、特開2000−118855号公報に開示された排紙収納装置では、インデクサーを用いているために搬送される用紙種類に制約が生じ、厚い用紙は搬送できない場合があると共に、画像形成装置の用紙排出口からビントレイまでの搬送経路が長いためにジャムの発生率が高くなる他、ビントレイを装置内部へ挿入する必要があり容易に取り外すことができずに作業性を向上させることが難しい等の問題点がある。また、1000枚程度の画像形成には適していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本願出願人は、移動体を介して排紙収納装置本体に移動自在に支持された複数の排紙トレイと、前記各排紙トレイのうちの何れか1つが画像形成装置の用紙排出口と対応する位置を占めるべく前記移動体を移動させるトレイ移動手段と、前記用紙排出口と前記各排紙トレイとの間に配設され前記用紙を搬送する中間搬送部材とを有し、設置スペースを増大させることなくトレイ上からの用紙の取り出しが容易であり、如何なる用紙をも確実に搬送収納することができ、さらに仕分け作業にも対応可能である排紙収納装置を既に提案している。
【0010】
しかし、この排紙収納装置では中間搬送部材に対して各排紙トレイが移動するため、衝突を回避するために各排紙トレイの移動経路上に中間搬送部材の一部(例えば腰付け部材の端部等)を突出させて配置することができなかった。このため中間搬送部材と排紙トレイとが実質的に離間し、中間搬送部材から排紙トレイに向けて用紙が排出される際に、用紙が排紙トレイ上の用紙積載位置まで届かない、あるいは届いても用紙揃えが悪いといった不具合や、用紙後端が中間搬送部材上に残ってしまい用紙搬送ジャムの原因となるといった不具合が発生するという問題点があった。
【0011】
本発明は上記問題点を解決し、設置スペースを増大させることなくトレイ上からの用紙の取り出しが容易であって用紙を確実に搬送収納することができ、排紙揃えの悪化や用紙搬送ジャムの発生を防止することが可能な排紙収納装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、画像形成装置の用紙排出口に接続され、前記画像形成装置より排出された画像形成後の用紙を収納する排紙収納装置であって、排紙収納装置本体の上下方向に併設されると共に移動体を介して前記排紙収納装置本体により鉛直方向に移動自在に支持された複数の排紙トレイと、前記各排紙トレイのうちの何れか1つが前記用紙排出口と対応する位置を占めるべく前記移動体を移動させるトレイ移動手段と、前記用紙排出口と前記各排紙トレイとの間に設けられ前記画像形成装置より排出された前記用紙を前記用紙排出口と対応する位置を占めた前記排紙トレイに向けて搬送する中間搬送部材とを有し、前記中間搬送部材は前記排紙トレイの移動経路上に突出して用紙に腰付けを行う腰付け部材を有し、該腰付け部材が移動する前記排紙トレイと干渉する第1の位置と干渉しない第2の位置とを占めるべく前記中間搬送部材が用紙の搬送方向に移動可能であることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の排紙収納装置において、さらに前記中間搬送部材を移動させる、カムとカムフォロアとを有する中間搬送部材移動手段を具備し、前記カムが前記移動体に前記カムフォロアが前記中間搬送部材に設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の排紙収納装置において、さらに前記中間搬送部材はその駆動手段を一体的に有することを特徴とする。
【0017】
【実施例】
図1は、本発明の一実施例を採用した排紙収納装置を示している。同図において排紙収納装置1は、画像形成装置としての孔版印刷装置2に機械的及び電気的に接続されている。先ず、排紙収納装置1が接続される孔版印刷装置2について簡単に説明する。
孔版印刷装置2は、原稿画像を読み取る画像読取部3、読み取られた原稿画像に基づいてマスタに製版を行う図示しない製版部、印刷用紙Pを分離給送する給紙部4、印刷用紙Pに印刷画像を形成する印刷部5、印刷された画像を筐体7の外部に排出する排紙部6等を有しており、キャスター9を有する専用テーブル8上に載置されている。
【0018】
筐体7の右方に配設された給紙部4は、印刷用紙Pを積載する給紙トレイ10、給紙ローラー11、分離ローラー対12、レジストローラー対13等を有しており、給紙トレイ10上の印刷用紙Pを印刷部5に向けて分離給送する。
筐体7の略中央に配設された印刷部5は、内部にインキ供給手段を有し外周面に図示しない製版部で製版されたマスタが巻装される版胴14、給紙部4より給送された印刷用紙Pを版胴14の外周面に押圧させてインキを転写させるプレスローラー15等を有している。
【0019】
筐体7の左方に配設された排紙部6は、版胴14の外周面より印刷用紙Pを剥離する剥離爪16、剥離された印刷用紙Pを筐体7の用紙排出口Aより機外へと排出する排紙搬送部材17等を有している。排紙搬送部材17は、駆動ローラー18、従動ローラー19、各ローラー間に掛け渡された無端ベルト20、吸引ファン21等を有しており、吸引ファン21の吸引力で無端ベルト20上に印刷用紙Pを吸引しつつ図の左方に向けて搬送する。
【0020】
次に、本発明の特徴部である排紙収納装置1を詳細に説明する。
排紙収納装置1は、排紙収納装置本体としての筐体22、第1排紙トレイ23、第2排紙トレイ24、トレイ移動手段としてのトレイ昇降機構25、移動体57、中間搬送部材26、中間搬送部材移動手段71等を有している。
筐体22は、図2に示すように、装置前面側に位置する前面板27、装置後面側に位置する後面板28、前面板27と後面板28とを連結する天板29、底板30、中間ステー31、第1補強板32、第2補強板33、及び開閉可能な蓋34等から主に構成されている。
【0021】
前面板27及び後面板28は用紙搬送路を挟んだ対象形状を呈しており、それぞれの用紙搬送方向下流側端部には段差部27a,28aが形成されている。また、前面板27及び後面板28には2箇所の孔部35,36がそれぞれ穿設されており(図2(a)にのみ前面板27に形成された孔部35,36を示す)、前面板27及び後面板28の、各孔部35,36の穿設位置よりも用紙搬送方向下流側の位置には、それぞれの板厚を外側に向けて折り返して形成された長溝37が設けられている。
【0022】
板材を折り曲げて形成された天板29は、前面板27及び後面板28の上端部の用紙搬送方向下流側端部を接続しており、溶接あるいはねじ止めによって前面板27及び後面板28にそれぞれ固着されている。天板29の用紙搬送方向上流側には、前面板27と後面板28との間を覆う開閉自在な蓋34が配設されている。蓋34は、支軸38によって天板29側の端部を回動自在に支持されており、図2(a)に矢印で示す方向に開閉自在に構成されている。蓋34は、後述する中間搬送部材26において用紙搬送ジャムが発生した場合等に、ジャム処理のために開放される。
【0023】
底板30は前面板27及び後面板28の下端部を接続しており、溶接あるいはねじ止めによって前面板27及び後面板28にそれぞれ固着されている。第1補強板32は蓋34の下方に配設されており、前面板27と後面板28とを接続すると共に蓋34の下方への回動を防止している。第2補強板33は第1補強板32の下方に配設されており、前面板27及び後面板28の下部の用紙搬送方向上流側端部を接続している。中間ステー31は、図2(c)に示すように、その用紙搬送方向下流側の両側部に切欠部31aを有しており、用紙搬送方向上流側の両側部を前面板27及び後面板28に接続されている。
【0024】
また筐体7と筐体22とは、図3に示す連結板39によって機械的に連結されている。2個の長穴39a,39bを有する連結板39は筐体7に設けられた支軸40によってその一角部を回動自在に支持されており、筐体7に植設されたピン41を長穴39aに嵌合されることでその回動角度を規制されている。筐体22側に形成された長穴39bは筐体22に形成された図示しないタップと対応する位置に配設されており、筐体7と筐体22とは六角穴付ボルト42によって固定されている。なお図3では装置前面側のみを示したが、装置後面側にも同様の連結板39が配設されている。この連結板39により、各筐体7,22の載置されている床面が平面状でない場合であっても、各筐体7,22を安定して連結することができる。
さらに各筐体7,22は、図示しないコネクタによって電気的にも接続されている。これにより排紙収納装置1は、孔版印刷装置2に設けられた図示しない制御手段によってその動作を制御される。
【0025】
印刷用紙Pを1000枚積載することが可能な第1排紙トレイ23は、図4に示すように、排紙トレイ本体43、一対のサイドフェンス44,45、エンドフェンス46等から主に構成されており、筐体7の用紙排出口Aと対応する部位に対して着脱自在に構成されている。なお、第2排紙トレイ24は第1排紙トレイ23と同じ構造であるので、ここでは第1排紙トレイ23の構成のみを説明し、第2排紙トレイ24の説明は省略する。
排紙トレイ本体43は、図4、図5に示すように用紙搬送方向上流側端部の中央部と同方向下流側端部の手前側角部とに切欠部43a,43bを有しており、用紙搬送方向上流側端部の両側部には係止部43cがそれぞれ排紙トレイ本体43と一体的に形成されている。各係止部43cはその厚みが前面板27及び後面板28と各切欠部31aとの隙間よりも薄くなるように形成され、そこにはU字溝43dがそれぞれ形成されている。
【0026】
各サイドフェンス44,45は同様の構成となるため、手前側のサイドフェンス44を主に説明する。サイドフェンス44は、図5、図6に白抜き矢印で示す方向に起倒自在に設けられており、図6に示すように排紙トレイ本体43に取り付けられたレール47にスライダー48を介して摺動自在に支持されている。レール47はその両側部に隙間を有し、両端部が排紙トレイ本体43に一体的に結合されている。スライダー48は、レール47に摺動自在に嵌合する摺動体48a、摺動体48aの両側を挟むように配置される逆U字形状の枢支部材48b、枢支部材48bの両側端の立ち上がり部間を連結すると共にサイドフェンス44の下端中央部に形成された角柱状の軸受部48cを枢支する枢軸48d、枢支部材48bを介して軸受部48cをレール47の上面に弾性的に押圧する2本の圧縮ばね48e等を有している。この構成によりサイドフェンス44は、図6に実線で示す起立した態位と二点鎖線で示す外側に倒伏した態位とに移動自在に構成されている。また、各サイドフェンス44,45は互いに連動して近接あるいは離間する図示しない周知の構成を有している。
印刷用紙Pの先端が接触するクッション46aを有するエンドフェンス46はサイドフェンス44とほぼ同様に構成されており、用紙搬送方向に沿って移動自在に構成されている。
【0027】
トレイ昇降機構25は、図7、図8に示すように、正逆転モーター49、ウォーム50、ウォームホイール51、タイミングプーリー52,53、タイミングベルト54等を有している。
正逆転モーター49は図示しないブラケットを介して底板30に固着されており、その作動は図示しない制御装置によって制御される。正逆転モーター49の出力軸に取り付けられたウォーム50は、駆動軸55に取り付けられたウォームホイール51に噛合している。駆動軸55は前面板27及び後面板28の孔部36に設けられた図示しない軸受に回転自在に支持されており、そのほぼ中程にウォームホイール51を取り付けられている。駆動軸55の両端部はそれぞれ孔部36より突出しており、そこにはタイミングプーリー52がそれぞれ取り付けられている。タイミングプーリー53は、前面板27及び後面板28の孔部35に設けられた図示しない軸受に回転自在に支持された従動軸56の両端部にそれぞれ取り付けられている。各タイミングプーリー52,53の外周面には溝部が形成されており、各タイミングプーリー52,53間には、各溝部に嵌合しかつ各タイミングプーリー52,53に噛合するタイミングベルト54が掛け渡されている。
【0028】
トレイ移動手段25の左方近傍には移動体57が配設されている。移動体57は、一対のスライダー58、2個1組で2組のガイド部材59、一対のトレイ支持板60、一対の固定部材61、及び一対のカム板72等を有している。
板材からなる一対のスライダー58のうち、装置手前側に位置する一方のスライダー58の上部右方には、装置奥側に向けて曲折形成された被検知部58aが一体的に形成されている。各スライダー58には右方に延出した延出部58bがそれぞれ一体的に形成されている。延出部58bには図示しないタップがそれぞれ形成され、その先端58cはタイミングベルト54の配設位置までそれぞれ延出されさらに装置奥側に向けて曲折されている。
先端58cとによってタイミングベルト54を挟持し、トレイ昇降機構25と移動体57とを接続する一対の固定部材61は、図示しないねじによって対応する各延出部58bにそれぞれ固定されている。
【0029】
鍔部59aを有するガイド部材59は、含油樹脂等の摺動性を有する低摩擦抵抗部材から構成されており、鍔部59aを装置内側としてそれぞれ前面板27及び後面板28の各長溝37内に2個ずつ嵌合されている。各ガイド部材59は、鍔部59aと逆側の端部をそれぞれ対応するスライダー58にねじ止め等の方法によって固定されている。
【0030】
板材からなる一対のトレイ支持板60のうち、装置手前側に位置する一方のトレイ支持板60の用紙搬送方向上流側端部上部には、用紙搬送方向上流側に向けて延出形成されかつ装置内側に向けて曲折形成された、被検知部58aよりも幅の小さな被検知部60aが一体的に形成されている。各トレイ支持板60の、互いに対向した装置内側面の用紙搬送方向下流側端部寄りには、第1排紙トレイ23及び第2排紙トレイ24の各U字溝43dに嵌合する2個の突起60bがそれぞれ固設されており、各突起60bの下方近傍には各突起60bに各排紙トレイ23,24が係止されたときに各排紙トレイ23,24の位置決めを行うための2個のストッパー60cがそれぞれ固設されている。また一方のトレイ支持板60の、被検知部60a形成位置の下方であって各突起60b間の間隔と等間隔離れた位置には、被検知部60aと同様の被検知部60dが形成されている。トレイ支持板60は、対応する各ガイド部材59の鍔部59a側の端面にねじ止め等の方法によってそれぞれ固定されている。
【0031】
さらに、各トレイ支持板60の装置内側面であって被検知部60a形成位置と突起60b配設位置との間の位置には、中間搬送部材26を移動させるための中間搬送部材移動手段71を構成するカム板72がそれぞれ配設されている。カム板72は上斜面部72a、平面部72b、下斜面部72c、取付部72dを有しており、取付部72dをトレイ支持板60の装置内側面に固着されている。カム板72の形状は、後述する突出量Sを超える距離で中間搬送部材26を移動可能となるように設定されている。
【0032】
中間搬送部材26は、図9に示すように、搬送部材本体64、駆動ローラー65、従動ローラー66、無端ベルト67、吸引ファン68、腰付け部材としてのジャンプ板69、ガイド板70、一対のブラケット73等を有しており、図10、図11に示すように一対の支持ブラケット74を介して前面板27と後面板28とに取り付けられている。中間搬送部材26は、画像形成装置2の用紙排出口Aから排出される印刷用紙Pを受け入れ可能である位置に配設されている。
【0033】
箱形の搬送部材本体64の内部には、駆動ローラー65及び従動ローラー66が配設されている。細切れローラー状の各ローラー65,66は、支軸65a,66aによってそれぞれ一体的かつ回転自在に支持されており、支軸65aには搬送部材本体64に取り付けられた中間搬送部材駆動手段としての図示しないモーターからの回転力が図示しないギヤ等の駆動力伝達手段を介して伝達される。各ローラー65,66間には無端ベルト67が掛け渡されており、各無端ベルト67には複数の孔が穿設されている。
【0034】
吸引ファン68は各ローラー65,66及び無端ベルト67の下方に設けられた搬送部材本体64の仕切板64aの下面に配設されており、作動することによって搬送部材本体64の内部に負圧を発生させる。ジャンプ板69は、搬送部材本体64の用紙搬送方向下流側端部両側部に、各先端部が搬送部材本体64よりも用紙搬送方向下流側に突出量Sで突出してそれぞれ配設されており、ソレノイドやモーター等の図示しない変位手段によって図9に実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに選択的に位置決めされる。上述した突出量Sは、中間搬送部材26が後述する用紙搬送位置を占めたときに、各ジャンプ板69が対応する第1排紙トレイ23あるいは第2排紙トレイ24上に延出する位置(第1排紙トレイ23が移動したときにこれと衝合する位置)となるように設定されている。
【0035】
ガイド板70は搬送部材本体64の用紙搬送方向上流側端部に排紙搬送部材本体64と一体的に設けられており、用紙排出口Aより排出される印刷用紙Pをガイドして無端ベルト67に向けて案内する。図11に示すように断面がほぼS字形状となるように曲折形成された一対のブラケット73は、搬送部材本体64の両側部下部に溶接やねじ止めによってそれぞれ一体的に固着されている。各ブラケット73には、カム板72とによって中間搬送部材移動手段71を構成するカムフォロア75がそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0036】
一対の支持ブラケット74は、図10、図11に示すようにそれぞれ2カ所の取付脚部74aを有しており、図示しないねじによって前面板27と後面板28とに固定される。各支持ブラケット74の、取付脚部74aと平行な面である支持面74bには、その上下方向に並んだ3個の長穴74cがそれぞれ形成されている。各長穴74cのうち、上部と下部に位置する2個はその左側端部が支持面74bの用紙搬送方向下流側端部近傍に位置するように形成されており、中央に位置する1個はその左側端部が支持面74bのほぼ中央に位置するように形成されている。各長穴74cの長さは、突出量Sよりも長くなるように形成されている。
【0037】
各長穴74cには、含油性合成樹脂等の低摩擦抵抗部材からなる鍔付きブッシュ76aを一体的に有する段付きピン76が摺動自在に嵌合される。各ピン76には図示しないねじ部が形成されており、このねじ部は搬送部材本体64の両側部に形成された図示しないタップに螺合可能に構成されている。各ピン76を各長穴74cに嵌合させた状態で各ねじ部を搬送部材本体64の図示しないタップに螺合させることにより、各支持ブラケット74が搬送部材本体64に一体的に取り付けられる。また、各支持ブラケット74と搬送部材本体64との間には、各支持ブラケット74を用紙搬送方向上流側に向けて付勢する引張ばね77がそれぞれ取り付けられている。
【0038】
各支持ブラケット74を搬送部材本体64にそれぞれ一体的に取り付けた後、各支持ブラケット74を前面板27及び後面板28に取り付けることにより、中間搬送部材26が筐体22に取り付けられる。なお、この取付時において中間搬送部材26は、上述したように画像形成装置2の用紙排出口Aから排出される印刷用紙Pを受け入れ可能である位置に取り付けられると共に、カムフォロア75が後述する下限位置を占めたカム板72の上斜面部72aに当接するように取り付けられる。
【0039】
上述の構成により、正逆転モーター49が作動することで各タイミングベルト54が移動し、この移動により移動体57を介して各排紙トレイ23,24が上下動され、各排紙トレイ23,24は第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する図1に実線で示す位置、あるいは第2排紙トレイ24が中間搬送部材26と対応する図1に二点鎖線で示す(第1排紙トレイ23のみを図示)位置に選択的に移動される。この各排紙トレイ23,24の移動時において、各排紙トレイ23,24を所定の位置に位置決めするためのセンサーが筐体22に取り付けられている。
【0040】
図7、図8に符号62で示すトレイ位置検知センサーは装置前面側に位置する切欠部31aの側面に取り付けられており、移動体57が上下動する際に被検知部60aまたは被検知部60dを検知して図示しない制御手段に向けて信号を出力する。
下限検知センサー63は前面板27の外面に取り付けられており、移動体57が下限位置を占めているとき、すなわち第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する位置を占めているときに被検知部58aを検知して、図示しない制御手段に向けて信号を出力する。
【0041】
この構成より、図示しない制御手段は、正逆転モーター49の作動指令が送られたとき、先ず下限検知センサー63からの出力信号を確認し、下限検知センサー63が被検知部58aを検知している場合には第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する位置に置かれているものと判断して正逆転モーター49を正転させ、移動体57を上昇させる。そして、被検知部60dがトレイ位置検知センサー62によって検知されると、第2排紙トレイ24が中間搬送部材26と対応する位置に移動されたと判断して正逆転モーター49の作動を停止させる。また、正逆転モーター49の作動指令が送られたときに下限検知センサー63が被検知部58aを検知していない場合には、制御手段は第2排紙トレイ24が中間搬送部材26と対応する位置に置かれているものと判断して正逆転モーター49を逆転させ、移動体57を下降させる。そして、被検知部58aが下限検知センサー63に検知された後、被検知部60aがトレイ位置検知センサー62によって検知されると、第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する位置に移動されたと判断して正逆転モーター49の作動を停止させる。
【0042】
さらに、上述の各排紙トレイ23,24の移動時において、移動体57を構成する各トレイ支持板60の移動に伴いこれと一体的に構成された各カム板72が移動する。移動体57が下限位置を占めた図1に示す状態では、各引張ばね77の付勢力で用紙搬送方向下流側に向けて付勢された中間搬送部材26と一体的に構成された各カムフォロア75が各カム板72の上斜面部72aにそれぞれ接触しており、中間搬送部材26は各ジャンプ板69を筐体22から用紙搬送方向下流側に突出させた用紙搬送位置を占めている。
【0043】
正逆転モーター49が正転して移動体57が上昇するとこれに伴って各カム板72も上昇し、上斜面部72aに接触していた各カムフォロア75はカム板72の上昇によって用紙搬送方向上流側への移動力を受ける。各カムフォロア75が移動力を受けると、中間搬送部材26は各引張ばね77の付勢力に抗して各段付きピン76が各長穴74c内を移動することにより用紙搬送方向上流側に移動される。中間搬送部材26の移動に伴って各カムフォロア75は上斜面部72a上を転動し、カム板72が上昇することでその接触位置が上斜面部72aから平面部72bへと移行する。
【0044】
各カムフォロア75の接触位置が平面部72bに移行すると、中間搬送部材26は図12に示すように、各ジャンプ板69が上昇する第1排紙トレイ23と衝合しない位置である退避位置を占め、第1排紙トレイ23は各ジャンプ板69に衝突することなく上昇する。
【0045】
そして、さらに移動体57が上昇してカム板72が上昇すると、平面部72bに接触していた各カムフォロア75は、各引張ばね77の付勢力によって中間搬送部材26が用紙搬送方向下流側への移動力を受けることにより、その接触位置が平面部72bから下斜面部72cへと移行する。各カムフォロア75の接触位置が下斜面部72cに移行すると、中間搬送部材26は各引張ばね77の付勢力を受けて各段付きピン76が各長穴74c内を移動することにより用紙搬送方向下流側に移動され、第2排紙トレイ24が排紙位置を占めたときに再び用紙搬送位置を占める。
【0046】
上述の構成に基づき、以下に排紙収納装置1の動作を説明する。
先ず、オペレーターにより孔版印刷装置2の画像読取部3に印刷すべき原稿がセットされ、孔版印刷装置2上に設けられた図示しないスタートキーがオンされると、孔版印刷装置2の図示しない排版手段が作動して版胴14上から前版のマスタが剥離されると共に、画像読取部3において原稿の読取動作が行われる。排版動作が完了すると孔版印刷装置2の図示しない製版手段が作動し、新しいマスタに対して画像読取部3において読み取られた原稿画像に対応した製版動作が行われる。製版されたマスタは印刷部5に向けて搬送され、版胴14の外周面に巻装される。
【0047】
上述の巻装動作と並行してトレイ昇降機構25が作動し、正逆転モーター49が逆転して移動体57を下降させ、第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する位置に位置決めされる。なお、トレイ昇降機構25の作動時において、下限検知センサー63が被検知部58aを検知している場合には、第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する位置に置かれているものと判断され、正逆転モーター49は作動しない。
【0048】
版胴14へのマスタの巻装動作及び第1排紙トレイ23の移動が完了すると、給紙ローラー11及び分離ローラー対12が作動して給紙部4より1枚の印刷用紙Pが分離給送されると共に、版胴14が低速で回転駆動される。給送された印刷用紙Pはレジストローラー対13で一時停止された後、所定のタイミングで離間状態にある版胴14とプレスローラー15との間に向けて給送される。レジストローラー対13の作動後にプレスローラー15が版胴14に対して圧接し、版胴14の内部に供給されたインキが版胴14上のマスタを介して印刷用紙Pに転写され、いわゆる版付けが行われる。版付けが行われた後に版胴14は所定のホームポジションまで回転して停止し、孔版印刷装置2は印刷待機状態となる。
【0049】
版付けによりインキを転写された印刷用紙Pは、剥離爪16によって版胴14の外周面上より剥離された後に排紙搬送部材17へと送られる。排紙搬送部材17へと送られた印刷用紙Pは、吸引ファン21の吸引力によって無端ベルト20上に吸引されつつさらに搬送され、用紙排出口Aより筐体7の外部へと排出される。排出された印刷用紙Pはガイド板70によって案内され、吸引ファン68の吸引力によって無端ベルト67上に吸引されつつ搬送される。そしてジャンプ板69によって適宜の腰付けをされた状態で第1排紙トレイ23上に積載される。
【0050】
版付け動作後、オペレーターにより印刷速度や印刷画像位置等の各種設定事項が設定された後に試し刷りキーがオンされると、版胴14が設定された印刷速度に対応した周速度で回転駆動されると共に給紙部4から1枚の印刷用紙Pが分離給送され、試し刷りが行われる。試し刷りされた印刷用紙Pは版付け時と同様に第1排紙トレイ23上に排出され、オペレーターは排出された印刷用紙Pを目視で確認してその状態が良好であれば印刷枚数を設定して印刷動作を行う。印刷用紙Pの状態が良好でない場合は各種設定をし直してさらに試し刷りを行う。
【0051】
試し刷り後、印刷枚数が設定された後に印刷スタートキーがオンされると、版胴14が試し刷り時と同様の周速度で回転駆動されると共に、給紙部4より印刷用紙Pが連続的に給送されて印刷動作が行われる。印刷動作により印刷画像を転写された印刷用紙Pは、版付け時及び試し刷り時と同様に順次第1排紙トレイ23上に積載される。
【0052】
この印刷時において、排紙搬送部材17によって所定の排出速度を保った状態で用紙排出口Aより送り出された印刷用紙Pに対して、中間搬送部材26がその所定の排出速度を維持させるべく印刷用紙Pに対して搬送力を付与するので、印刷用紙Pはその排出速度を低下させることなく第1排紙トレイ23上に排出される。これにより第1排紙トレイ23上における印刷用紙Pの排紙揃えを良好な状態に保つことができる。また、各ジャンプ板69が第1排紙トレイ23上に延出した位置まで印刷用紙Pに対して腰付けを行うので、排紙揃えをさらに良好にできると共に用紙搬送ジャムの発生を防止することができる。
【0053】
上述の印刷動作中、何らかの理由によりオペレーターが孔版印刷装置2の前を離れたときに他のオペレーターが孔版印刷装置2を使用する場合には、他のオペレーターは筐体7の図示しない前扉を開けて前のオペレーターが使用していた版胴14に代えて別の版胴14を装着し、画像読取部3に原稿をセットして図示しないスタートキーをオンする。これにより上述と同様に交換した版胴14からマスタが剥離され、原稿画像に対応した製版をなされたマスタが版胴14上に巻装される。
【0054】
この巻装時において、上述と同様にトレイ昇降手段25が作動するのであるが、前のオペレーターが使用していたことにより第1排紙トレイ23がその上面に印刷済み用紙を積載したまま中間搬送部材26と対応する位置に置かれているため、トレイ昇降手段25は作動しない。そこで、他のオペレーターは孔版印刷装置2上の図示しないトレイ切換キーをオンすることによってトレイ昇降手段25を作動させる。トレイ切換キーがオンされると正逆転モーター49が正転し、被検知部60dがトレイ位置検知センサー62によって検知されるまで移動体57が上昇され、第2排紙トレイ24が中間搬送部材26と対応する位置に移動される。このトレイ切換時において、上述したように中間搬送部材がカム板72によって退避位置に移動されるので、各ジャンプ板69と上昇する第1排紙トレイ23との衝突が防止される。
【0055】
第2排紙トレイ24が位置決めされると、上述したように中間搬送部材26も退避位置から用紙搬送位置へと移動され、その後、版付け動作が行われて版付けされた印刷用紙Pは第2排紙トレイ24上に排出される。版付け後、各種設定がなされた後に試し刷りが行われ、印刷枚数が設定された後に印刷動作が行われて、試し刷り及び印刷された印刷用紙Pは順次第2排紙トレイ24上に積載される。この版付け時、試し刷り時、及び印刷時においても、各ジャンプ板69が第2排紙トレイ24上に延出した位置まで印刷用紙Pに対して腰付けを行うので、排紙揃えをさらに良好にできると共に用紙搬送ジャムの発生を防止することができる。
【0056】
印刷動作後、他のオペレーターはトレイ切換キーをオンしてトレイ昇降手段25を再び作動させ、正逆転モーター49を逆転させて第1排紙トレイ23が中間搬送部材26と対応する位置に移動体57を復帰させた後、筐体7の図示しない前扉を開けて使用した版胴14に代えて前のオペレーターが使用していた版胴14を装着する。これにより孔版印刷装置2は、前のオペレーターが印刷を中断した状態に復帰する。このトレイ切換時においてもカム板72の下降に伴って中間搬送部材が用紙搬送位置から退避位置へと移動され、各ジャンプ板69と下降する第1排紙トレイ23との衝突が防止される。中間搬送部材26は第1排紙トレイ23の位置決め時に再び用紙搬送位置を占める。
【0057】
このように、第1排紙トレイ23と第2排紙トレイ24とを切り換えることにより複数のオペレーターで1台の孔版印刷装置2を使用することができ、作業効率を大幅に向上させることができる。また、中間搬送部材の一部である各ジャンプ板69が各排紙トレイ23,24上に延出しているので、排紙揃えをさらに良好にできると共に用紙搬送ジャムの発生を防止することができる。
【0058】
上記実施例では、中間搬送部材26が自身の駆動手段を一体的に有しているので、中間搬送部材26が移動しても駆動手段がこれと一体的に移動するため、駆動手段から中間搬送部材への駆動伝達が確実に行われて用紙搬送の信頼性を向上することが可能となる。
【0059】
さらに上記実施例の変形例として、各排紙トレイ23,24の排紙トレイ本体43に、各排紙トレイ23,24上に印刷用紙Pが積載されているか否かを検知するセンサーを設けると共に、中間搬送部材26の無端ベルト67の下方に印刷用紙Pの通過を検知するセンサーを設け、設定された印刷枚数が各排紙トレイ23,24の最大積載量である1000枚を超える場合には印刷動作を一時的に中断して排紙トレイを切り換え、切り換えられた排紙トレイ上に印刷済み用紙を排出する構成としてもよい。この場合、印刷済み用紙が満載されて切り換えられた排紙トレイ上より印刷済み用紙が取り除かれたときには、再度排紙トレイを切り換えて空となった排紙トレイ上に印刷済み用紙を積載する構成とすることもできる。これにより大量印刷を効率よく行うことができる。
【0060】
上記各実施例及び各変形例において、各排紙トレイ23,24として、各サイドフェンス44,45及びエンドフェンス46が電気的に移動される、例えば特開2000−177916号公報に開示されたものと同様の電動排紙トレイを用いることも可能である。この場合、各排紙トレイ23,24が支持されるトレイ支持板60に、各電動排紙トレイに設けられたコネクタが接続される被接続用のコネクタを設けることにより、筐体7に接続可能なケーブル長さのままで筐体22に移設することができる。これによりケーブル長さの異なる電動排紙トレイを新たに制作することなく、既存の電動排紙トレイを用いることができ、コストアップすることなく作業の容易化を簡単に図ることができ、さらにケーブルが短いことでノイズ等の影響を受けにくく、動作の信頼性を高めることができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の排紙トレイを切り換えることにより複数のオペレーターで1台の画像形成装置を使用することができるので作業効率を大幅に向上させることができる。また、排紙収納装置が中間搬送部材を有し、この中間搬送部材の一部が各排紙トレイ上に延出しているので、排紙トレイ上における排紙揃えをより一層向上させると共に用紙搬送ジャムの発生を防止することができる。
また、中間搬送部材が自身の駆動手段を一体的に有しているので、中間搬送部材が移動しても駆動手段がこれと一体的に移動するため、駆動手段から中間搬送部材への駆動伝達が確実に行われて用紙搬送の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した排紙収納装置の画像形成装置接続時における概略正面図である。
【図2】本発明の一実施例に用いられる排紙収納装置の筐体を示す(a)正面図、(b)平面図、(c)c−c断面図、(d)d−d断面図である。
【図3】本発明の一実施例に用いられる連結板を説明する概略図である。
【図4】本発明の一実施例に用いられる排紙トレイの正面図である。
【図5】本発明の一実施例に用いられる排紙トレイの平面図である。
【図6】本発明の一実施例に用いられる排紙トレイの各サイドフェンスの構造を説明する概略図である。
【図7】本発明の一実施例に用いられるトレイ昇降機構及び移動体を説明する概略正面図である。
【図8】本発明の一実施例に用いられるトレイ昇降機構及び移動体及び中間搬送部材移動手段を説明する部分平断面図である。
【図9】本発明の一実施例に用いられる中間搬送部材を説明する概略図である。
【図10】本発明の一実施例に用いられる中間搬送部材の排紙収納装置本体への取付を説明する概略正面図である。
【図11】本発明の一実施例に用いられる中間搬送部材の排紙収納装置本体への取付を説明する概略側面図である。
【図12】本発明の一実施例における中間搬送部材の退避位置を説明する概略正面図である。
【符号の説明】
1 排紙収納装置
2 画像形成装置(孔版印刷装置)
22 排紙収納装置本体(筐体)
23 第1排紙トレイ
24 第2排紙トレイ
25 トレイ移動手段(トレイ昇降機構)
26 中間搬送部材
44,45 サイドフェンス
46 エンドフェンス
57 移動体
69 腰付け部材(ジャンプ板)
71 中間搬送部材移動手段
72 カム板
75 カムフォロア
A 用紙排出口
P 用紙(印刷用紙)

Claims (3)

  1. 画像形成装置の用紙排出口に接続され、前記画像形成装置より排出された画像形成後の用紙を収納する排紙収納装置であって、
    排紙収納装置本体の上下方向に併設されると共に移動体を介して前記排紙収納装置本体により鉛直方向に移動自在に支持された複数の排紙トレイと、前記各排紙トレイのうちの何れか1つが前記用紙排出口と対応する位置を占めるべく前記移動体を移動させるトレイ移動手段と、前記用紙排出口と前記各排紙トレイとの間に設けられ前記画像形成装置より排出された前記用紙を前記用紙排出口と対応する位置を占めた前記排紙トレイに向けて搬送する中間搬送部材とを有し、
    前記中間搬送部材は前記排紙トレイの移動経路上に突出して用紙に腰付けを行う腰付け部材を有し、該腰付け部材が移動する前記排紙トレイと干渉する第1の位置と干渉しない第2の位置とを占めるべく前記中間搬送部材が用紙の搬送方向に移動可能であることを特徴とする排紙収納装置。
  2. 請求項1記載の排紙収納装置において、
    前記中間搬送部材を移動させる、カムとカムフォロアとを有する中間搬送部材移動手段を具備し、前記カムが前記移動体に前記カムフォロアが前記中間搬送部材に設けられていることを特徴とする排紙収納装置。
  3. 請求項1または2記載の排紙収納装置において、
    前記中間搬送部材はその駆動手段を一体的に有することを特徴とする排紙収納装置。
JP2001320399A 2001-10-18 2001-10-18 排紙収納装置 Expired - Fee Related JP3939957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001320399A JP3939957B2 (ja) 2001-10-18 2001-10-18 排紙収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001320399A JP3939957B2 (ja) 2001-10-18 2001-10-18 排紙収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003118906A JP2003118906A (ja) 2003-04-23
JP3939957B2 true JP3939957B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=19137799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001320399A Expired - Fee Related JP3939957B2 (ja) 2001-10-18 2001-10-18 排紙収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3939957B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4907425B2 (ja) * 2007-05-14 2012-03-28 デュプロ精工株式会社 排紙装置
JP6077829B2 (ja) * 2012-11-05 2017-02-08 キヤノン株式会社 シート処理装置、その制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003118906A (ja) 2003-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7530568B2 (en) Double-sided document transport device
US5203552A (en) Sheet feeding apparatus
JP3713469B2 (ja) シート送り装置及び画像読取装置
JP3939957B2 (ja) 排紙収納装置
JP2007297194A (ja) 画像形成装置における排紙装置
EP0366120B1 (en) Document conveyance apparatus
US5743519A (en) U-turn high capacity sheet feeder for fax machine or printers
JP2002226122A (ja) 排紙収納装置
JPH11314834A (ja) 排紙収納装置
JP2919716B2 (ja) 画像形成装置
JPH0489736A (ja) 原稿自動給送装置
JPH08211513A (ja) 自動原稿送り装置及び自動原稿送り方法
JP2860837B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP3287909B2 (ja) 給紙装置
JP2508252Y2 (ja) 原稿送り装置
JPH04341458A (ja) シート後処理装置
JP4150125B2 (ja) 排紙収納装置
JP4515579B2 (ja) 孔版印刷装置
JPH0547160Y2 (ja)
JP4176903B2 (ja) 排紙収納装置
JPH1130882A (ja) 自動原稿送り装置
JP2024091446A (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP2867078B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP2003073005A (ja) 用紙搬送路切り替え装置、用紙折り装置及び画像形成システム
JPH04327438A (ja) 原稿自動送り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070219

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees