JP4331860B2 - チェッカ付きドアヒンジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアヒンジに関し、特にドアの開閉に段階的な節度抵抗を付与するチェッカを備えたドアヒンジの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるドアヒンジは、たとえば特公昭53−11739号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、固定板に回動可能に支持される可動板に中間部を挿通せしめたトーションバーの一端部が略U字状に形成されて固定板に挿通、係合され、また固定板に設けられるチェックカムに弾発的に当接係合するローラが、略U字状に形成されたトーションバーの他端部に装着されている。このため固定板に可動板を組付けた状態でトーションバーの組付け作業を行なう必要があり、組付作業が煩雑となっている。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、トーションバーの組付けを容易としたチェッカ付きドアヒンジを提供すること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、相互に平行な第1および第2側板部を有して車体およびドアの一方に固定される第1ヒンジ部材と、前記第1および第2側板部間に挿入される挿入アーム部を有して前記車体およびドアの他方に固定される第2ヒンジ部材と、前記挿入アーム部ならびに前記第1および第2側板部を相対回動可能に連結するヒンジピンと、第1および第2ヒンジ部材の相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカとを備えるチェッカ付きドアヒンジにおいて、前記チェッカは、前記両ヒンジ部材の相対回動方向に沿って並ぶ複数の凸部を有して第2ヒンジ部材に設けられるチェックカムと、該チェックカムに弾発係合することを可能として第1ヒンジ部材に取付けられるトーションバーとで構成され、トーションバーは、前記ヒンジピンと平行に延びて前記第1および第2側板部を貫通する軸部の両端に、略U字状に形成されるとともに先端部が第1側板部に支持される支持部の基端と、前記チェックカムに先端部を弾発係合させるようにして略U字状に形成される係合部の基端とが一体に連設されて成り、前記軸部を前記第1および第2側板部に挿通せしめるとともに前記支持部を第1側板部で支持した状態での外力の作用によって撓ませられた前記係合部の先端部が、前記第2側板部に設けられた係合孔に挿通、係合され、該係合孔は、前記軸部の軸線まわりに前記係合部が撓むことを許容すべく、前記軸部の軸線を中心とする円弧状に形成されることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、トーションバーの組付け時に、軸部を第1および第2側板部に挿通するとともに支持部を第1側板部で支持するようにした状態で、外力を作用せしめることによりプリロードを付与されて撓んだ係合部の先端部を第2側板部の係合孔に挿通せしめればよい。そうすれば予め設定されるプリロードを発揮するようにしてトーションバーが第1ヒンジ部材に組付けられることになり、第1ヒンジ部材にヒンジピンを介して第2ヒンジ部材を連結すれば、トーションバーの係合部が第2ヒンジ部材のチェックカムに弾発的に係合するようにして、チェッカ付きドアヒンジの組立てが完了することになり、トーションバーの組付けを容易とし、チェッカ付きドアヒンジ全体の組立て作業能率を向上することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】
図1〜図6は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はチェッカ付きドアヒンジを備える自動車の平面図、図2はドア閉鎖状態での図1の2矢示部拡大横断面図、図3は図2の3矢視図、図4は図2の4矢視図、図5はトーションバーの第1ヒンジ部材への支持構造を示す斜視図、図6はドア開放状態での図2に対応した横断面図である。
【0009】
先ず図1において、自動車の車体Bには、その乗降口を開閉するドアDが本発明に従うチェッカ付きドアヒンジH1を介して取付けられる。
【0010】
図2〜図4を併せて参照して、チェッカ付きドアヒンジH1は、車体Bに固定される第1ヒンジ部材15と、ドアDに固定される第2ヒンジ部材16Aと、第1および第2ヒンジ部材15,16Aを相対回動可能に連結する膨大頭部付きのヒンジピン17と、前記両ヒンジ部材15,16Aの相対回動に節度抵抗を付与すべく両ヒンジ部材15,16A間に設けられるチェッカ18Aとを備える。
【0011】
第1ヒンジ部材15は、相互に平行な第1および第2側板部19a,19bと、両側板部19a,19b間を結ぶ連結板部20とを一体に有するものであり、連結板部20が、2組のウエルドナット21,21およびボルト22,22により車体Bに締結される。
【0012】
第2ヒンジ部材16Aは、第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19b間に挿入される略U字状の挿入アーム部23Aと、該挿入アーム部23Aの両端に直角に連なるフランジ部24a,24bとを一体に備えるものであり、両フランジ部24a,24bがボルト25,25によりドアDに締結される。
【0013】
第1ヒンジ部材15の第2側板部19bと、第2ヒンジ部材16Aの挿入アーム部23Aとの間にはスペーサ26が介装されており、第1ヒンジ部材15の第2側板部19bに外方側から挿通されるヒンジピン17が、挿入アーム部23Aに装着されるブッシュ27,27および前記スペーサ26に嵌入されるとともに第1ヒンジ部材15の第1側板部19aに内方側から挿通され、かしめられたヒンジピン17の先端が第1側板部19aの外側面に係合される。
【0014】
このようにして第1および第2ヒンジ部材15,16Aがヒンジピンン17を介して相対回動可能に連結され、ドアDは、開き方向Oおよび閉じ方向Cへの回動を可能として車体Bに支承されることになる。
【0015】
チェッカ18Aは、第1および第2ヒンジ部材15,16Aの相対回動方向に沿って並ぶ複数(この第1実施例では2つ)の凸部28,29を有して第2ヒンジ部材16Aに設けられるチェックカム30Aと、該チェックカム30Aに弾発係合することを可能として第1ヒンジ部材15に取付けられるトーションバー31とで構成される。
【0016】
チェックカム30Aは、第1ヒンジ部材15における第2側板部19bの内側に隣接して第2ヒンジ部材16Aの挿入アーム部23Aに設けられるデテント板32Aに一対のローラが軸支されて成るものであり、ヒンジピン17の軸線を中心とする仮想円上に軸線を配置する2つのローラが、前記デテント板32Aの外縁から一部を突出することで前記凸部28,29を形成するようにしてデテント板32Aに軸支される。前記各ローラおよびデテント板32A間にはウェーブワッシャ39,40が介装されており、これらのウェーブワッシャ39,40により各ローラのがたつきやふらつきを防止し、がた音等の異音の発生を抑えることができる。
【0017】
トーションバー31は、ヒンジピン17と平行に延びて第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19bを貫通する軸部31aの両端に、略U字状に形成されるとともに第1側板部19aに先端部が支持される支持部31bの基端と、チェックカム30Aに先端部を弾発係合させるようにして略U字状に形成される係合部31cの基端とが一体に連設されて成る。
【0018】
第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19bには、トーションバー31に外力を作用させない自然な状態(図2の鎖線で示す状態)に在る前記軸部31aおよび前記係合部31cを挿通させる挿通孔33…がそれぞれ設けられ、第1側板部19aには、前記軸部31aおよび係合部31cを前記両挿通孔33…に挿通するときに前記支持部31bの先端部を挿通し得る支持孔34が設けられる。
【0019】
また外力を作用せしめることで撓ませられた前記係合部31cの先端部を挿通させる係合孔35が第2側板部19bに設けられ、この係合孔35は、軸部31aの軸線まわりに係合部31cが撓むことを許容するものであり、前記軸部31aの軸線を中心とする円弧状に形成される。
【0020】
係合部31cの先端部には、前記各凸部28,29がトーションバー31を乗り越える際のショックを緩和する働きをする円筒状の弾性キャップ36が装着されており、この弾性キャップ36が第2ヒンジ部材16Aのチェックカム30Aに弾発、係合される。
【0021】
係合部31cを係合孔35に挿通することでトーションバー31は、その軸部31aを挿通孔33…の車体B側端部に押し付ける弾発力を発揮するものであり、挿通孔33…の車体B側端部には、合成樹脂や含油メタルから成る受け部材37,37が前記軸部31aを受けるようにして装着される。
【0022】
図5において、受け部材37は、軸部31aの略半周以上の外面に接触するようにして横断面半円状に形成される受け部材主部37aと、第1および第2側板部19a,19bの内、外側面に係合するようにして受け部材主部37aの周方向両端部にそれぞれ連設される4つの係合鍔部37b,37b…と、挿通孔33…の両内側面にそれぞれ接触するようにして受け部材主部37aの周方向両端部にそれぞれ連設される一対の当接舌部37c,37cとを一体に備えるものであり、回転不能および離脱不能として挿通孔33…の車体B側端部に装着される。
【0023】
このようなチェッカ18Aにおいては、ドアDが閉鎖状態にあるときには図2で示すように、トーションバー31の係合部31c に装着された弾性キャップ36が凸部29に弾発係合しており、ドアDを開き方向Oに回動操作するときには、凸部29が前記弾性キャップ36が乗り越えるようにトーションバー31の係合部31c を撓ませる操作力が必要であり、弾性キャップ36が凸部28,29間に位置した状態ではドアDの半開放状態が保持される。また半開放状態からさらに開き方向OにドアDを回動操作すると、図6で示すように、凸部28が前記弾性キャップ36を乗り越えるようにトーションバー31の係合部31c を撓ませる操作力が必要となる。したがってドアDの開放操作時には、閉鎖状態から半開放状態への回動ならびに半開放状態から全開放状態への回動に伴って、ドアDの回動操作に段階的な節度抵抗を付与することができる。またドアDを閉じる操作を行なうときも開放操作時と同様の節度感を得ることができ、しかもドアDを半開放状態から全閉状態に回動するときには、凸部28がトーションバー31の弾性キャップ36を乗り越える際にドアDをその閉鎖方向に作用せしめる惰力が生じるので、ドアDは半ドア状態になり難い。
【0024】
また図6で示すようにドアDが全開放状態となったときに、デテント板32Aを当接、係合せしめてドアDの開放側への移動を規制するストッパ板38が、第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19b間に設けられる。
【0025】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、第1および第2ヒンジ部材15,16Aの相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカ18Aを、両ヒンジ部材15,16Aの相対回動方向に沿って並ぶ一対の凸部28,29を有して第2ヒンジ部材16Aに設けられるチェックカム30Aと共同して構成するトーションバー31は、ヒンジピン17と平行に延びて第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19bを貫通する軸部31aの両端に、略U字状に形成されるとともに先端部が第1側板部19aに支持される支持部31bの基端と、チェックカム30Aに先端部の弾性キャップ36を弾発係合させるようにして略U字状に形成される係合部31cの基端とが一体に連設されて成るものである。しかも第1および第2側板部19a,19bには、外力の作用を回避した自然な状態に在る前記軸部31aおよび前記係合部31cを挿通させる挿通孔33…がそれぞれ設けられ、軸部31aおよび係合部31cを前記両挿通孔33…に挿通するときに支持部31bの先端部を挿通し得る位置で第1側板部19aに支持孔34が設けられ、プリロードの付与により撓んだ前記係合部31cの先端部を挿通させる係合孔35が前記第2側板部19bに設けられる。
【0026】
したがって、トーションバー31の組付け時には、外力を加えない自然な状態に在るトーションバー31の軸部31aおよび係合部31cを、第2ヒンジ部材16Aとは連結されていない第1ヒンジ部材15の両側板部19a,19bにおける挿通孔33…に第1側板部19a側から挿通すると、トーションバー31の一端側の支持部31bの先端部が支持孔34に挿通され、支持部31bの先端部が第1側板部19aで支持された状態となる。而して係合部31cが第2側板部19bから突出する位置までトーションバー31を第1側板部19a側から挿通した後に、係合部31cに外力を作用せしめて撓ませ、トーションバー31を第1側板部19a側に戻すことで係合部31cの先端部を第2側板部19bの係合孔35に挿通せしめればよい。そうすれば予め設定されるプリロードを発揮するようにしてトーションバー31が第1ヒンジ部材15に組付けられることになる。この状態で第1ヒンジ部材15にヒンジピン17を介して第2ヒンジ部材16Aを連結すれば、トーションバー31の係合部31cに装着された弾性キャップ36が、第2ヒンジ部材16Aのチェックカム30Aに弾発的に係合するようにして、チェッカ付きドアヒンジH1の組立てが完了することになる。
【0027】
すなわちトーションバー31の組付けを容易とし、チェッカ付きドアヒンジH1全体の組立て作業能率を向上することができる。
【0028】
図7は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0029】
チェッカ付きドアヒンジH2は、車体Bに固定される第1ヒンジ部材15と、ドアDに固定される第2ヒンジ部材16Bと、第1および第2ヒンジ部材15,16Bを相対回動可能に連結する膨大頭部付きのヒンジピン17と、前記両ヒンジ部材15,16Bの相対回動に節度抵抗を付与すべく両ヒンジ部材15,16B間に設けられるチェッカ18Bとを備える。
【0030】
チェッカ18Bは、第1および第2ヒンジ部材15,16Bの相対回動方向に沿って並ぶ複数(この第2実施例では3つ)の凸部41,42,43を有して第2ヒンジ部材16Bに設けられるチェックカム30Bと、該チェックカム30Bに弾発係合する弾性キャップ36を有して第1ヒンジ部材15に取付けられるトーションバー31とで構成される。
【0031】
第2ヒンジ部材16Bは、第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19b間に挿入される略U字状の挿入アーム部23Bを備えてドアDに締結される。チェックカム30Bは、挿入アーム部23Bに設けられるデテント板32Bに3個のローラが軸支されて成るものであり、ヒンジピン17の軸線を中心とする仮想円上に軸線を配置する3つのローラが前記デテント板32Bの外縁から一部を突出することで前記凸部41〜43を形成するようにしてデテント板32Bに軸支される。
【0032】
この第2実施例によれば、ドアDを全閉状態および全開状態間で回動する間に3段階の節度感を得ることができる。
【0033】
図8〜図10は本発明の第3実施例を示すものであり、図8はチェッカ付きドアヒンジのドア閉鎖状態での横断面図、図9は図8の9矢視図、図10は図8の10矢視図である。
【0034】
チェッカ付きドアヒンジH3は、車体Bに固定される第1ヒンジ部材15と、ドアDに固定される第2ヒンジ部材16Cと、第1および第2ヒンジ部材15,16Cを相対回動可能に連結する膨大頭部付きのヒンジピン17と、前記両ヒンジ部材15,16Cの相対回動に節度抵抗を付与すべく両ヒンジ部材15,16C間に設けられるチェッカ18Cとを備える。
【0035】
チェッカ18Cは、第1および第2ヒンジ部材15,16Cの相対回動方向に沿って並ぶ複数(この第3実施例では2つ)の凸部44,45を有して第2ヒンジ部材16Cに設けられるチェックカム30Cと、該チェックカム30Cに弾発係合するようにして第1ヒンジ部材15に取付けられるトーションバー31とで構成される。
【0036】
第2ヒンジ部材16Cは、第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19b間に挿入される略U字状の挿入アーム部23Cを備えてドアDに締結される。チェックカム30Cは、挿入アーム部23Cに設けられるデテント板32Cの外縁に2つの凸部44,45が設けられて成るものである。またトーションバー31における係合部31cの先端部にはローラ46が軸支されており、このローラ46がデテント板32Cの外縁にころがり接触する。
【0037】
この第3実施例によっても上記各実施例と同様の効果を奏することができる。
【0038】
図11は本発明の第4実施例を示すものであり、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0039】
チェッカ付きドアヒンジH4は、車体Bに固定される第1ヒンジ部材15と、ドアDに固定される第2ヒンジ部材16Dと、第1および第2ヒンジ部材15,16Dを相対回動可能に連結する膨大頭部付きのヒンジピン17と、前記両ヒンジ部材15,16Dの相対回動に節度抵抗を付与すべく両ヒンジ部材15,16D間に設けられるチェッカ18Dとを備える。
【0040】
チェッカ18Dは、第1および第2ヒンジ部材15,16Dの相対回動方向に沿って並ぶ複数(この第4実施例では3つ)の凸部47,48,49を有して第2ヒンジ部材16Dに設けられるチェックカム30Dと、該チェックカム30Dに弾発係合するローラ46を有して第1ヒンジ部材15に取付けられるトーションバー31とで構成される。
【0041】
第2ヒンジ部材16Dは、第1ヒンジ部材15の第1および第2側板部19a,19b間に挿入される略U字状の挿入アーム部23Dを備えてドアDに締結される。チェックカム30Dは、挿入アーム部23Dに設けられるデテント板32Dの外縁に3つの凸部47〜49が設けられて成るものである。
【0042】
この第4実施例によれば、ドアDを全閉状態および全開状態間で回動する間に3段階の節度感を得ることができる。
【0043】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、トーションバーの組付けを容易とし、チェッカ付きドアヒンジ全体の組立て作業能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のチェッカ付きドアヒンジを備える自動車の平面図である。
【図2】ドア閉鎖状態での図1の2矢示部拡大横断面図である。
【図3】図2の3矢視図である。
【図4】図2の4矢視図である。
【図5】トーションバーの第1ヒンジ部材への支持構造を示す斜視図である。
【図6】ドア開放状態での図2に対応した横断面図である。
【図7】第2実施例の図6に対応した横断面図である。
【図8】第3実施例におけるチェッカ付きドアヒンジのドア閉鎖状態での横断面図である。
【図9】図8の9矢視図である。
【図10】図8の10矢視図である。
【図11】第4実施例の図6に対応した横断面図である。
【符号の説明】
15・・・第1ヒンジ部材
16A〜16D・・・第2ヒンジ部材
17・・・ヒンジピン
18A〜18D・・・チェッカ
19a・・・第1側板部
19b・・・第2側板部
23A〜23D・・・挿入アーム部
28,29,40〜42,44,45,47〜49・・・凸部
30A〜30D・・・チェックカム
31・・・トーションバー
31a・・・軸部
31b・・・支持部
31c・・・係合部
35・・・係合孔
B・・・車体
D・・・ドア
H1〜H4・・・チェッカ付きドアヒンジ

Claims (1)

  1. 相互に平行な第1および第2側板部(19a,19b)を有して車体(B)およびドア(D)の一方に固定される第1ヒンジ部材(15)と、前記第1および第2側板部(19a,19b)間に挿入される挿入アーム部(23A,23B,23C,23D)を有して前記車体(B)およびドア(D)の他方に固定される第2ヒンジ部材(16A,16B,16C,16D)と、前記挿入アーム部(23A〜23D)ならびに前記第1および第2側板部(19a,19b)を相対回動可能に連結するヒンジピン(17)と、第1および第2ヒンジ部材(15,16A〜16D)の相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカ(18A,18B,18C,18D)とを備えるチェッカ付きドアヒンジにおいて、前記チェッカ(18A〜18D)は、前記両ヒンジ部材(15,16A〜16D)の相対回動方向に沿って並ぶ複数の凸部(28,29;40,41,42;44,45;47,48,49)を有して第2ヒンジ部材(16A〜16D)に設けられるチェックカム(30A,30B,30C,30D)と、該チェックカム(30A〜30D)に弾発係合することを可能として第1ヒンジ部材(15)に取付けられるトーションバー(31)とで構成され、トーションバー(31)は、前記ヒンジピン(17)と平行に延びて前記第1および第2側板部(19a,19b)を貫通する軸部(31a)の両端に、略U字状に形成されるとともに先端部が第1側板部(19a)に支持される支持部(31b)の基端と、前記チェックカム(30A〜30D)に先端部を弾発係合させるようにして略U字状に形成される係合部(31c)の基端とが一体に連設されて成り、前記軸部(31a)を前記第1および第2側板部(19a,19b)に挿通せしめるとともに前記支持部(31b)を第1側板部(19a)で支持した状態での外力の作用によって撓ませられた前記係合部(31c)の先端部が、前記第2側板部(19b)に設けられた係合孔(35)に挿通、係合され、該係合孔(35)は、前記軸部(31a)の軸線まわりに前記係合部(31c)が撓むことを許容すべく、前記軸部(31a)の軸線を中心とする円弧状に形成されることを特徴とするチェッカ付きドアヒンジ。
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