JP3908945B2 - チェッカ付きドアヒンジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に用いられるチェッカ付きドアヒンジに関し、特に、ボディ及びドアの一方に固着される第1ヒンジアームと、ボディ及びドアの他方に固着される第2ヒンジアームと、第1及び第2ヒンジアームを相対回動可能に連結するヒンジピンと、第1及び第2ヒンジアーム間に設けられて両ヒンジアームの相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカとからなるものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のチェッカ付きドアヒンジでは、例えば特開2001−295535号公報参照に開示されているように、チェッカを、第1ヒンジアームに一体に形成したチェックカムと、第1及び第2ヒンジアームの相対回動に応じて、チェックカムの複数のデテントノッチに順次形成し得るローラと、このローラをデテントノッチとの係合方向へ付勢するチェックスプリングとで構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のチェッカ付きドアヒンジは、上記のような構成であるので、これを取り付ける車種に応じてチェック特性を異にする複数種類のチェッカ付きドアヒンジを用意する場合には、形状の異なるチェックカムと共に第1ヒンジアームを複数種類、製作する必要があった。したがって、チェック特性の異なる複数種類のチェッカ付きドアヒンジの製作に当たっては、多くの時間と手間を要し、コストの低減が困難であった。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、チェック特性の異なる複数種類のチェッカ付きドアヒンジでも、ヒンジアームの共通化を図って、安価に提供し得るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ボディ及びドアの一方に固着される第1ヒンジアームと、ボディ及びドアの他方に固着される第2ヒンジアームと、第1及び第2ヒンジアームを相対回動可能に連結するヒンジピンと、第1及び第2ヒンジアーム間に設けられて両ヒンジアームの相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカとからなる、チェッカ付きドアヒンジにおいて、互いに並列する複数のデテントノッチを外周面に有して前記第1ヒンジアームと別体に形成されるチェックカムと、前記第1及び第2ヒンジアームの相対回動に応じて前記複数のデテントノッチに順次係合し得る係合部材と、第2ヒンジアームに取り付けられて前記係合部材を前記デテントノッチとの係合方向へ付勢するチェックスプリングとで前記チェッカが構成され、前記第1ヒンジアームには、前記複数のデテントノッチの配列方向に沿って延びる取り付けフランジが同方向に延びる位置決め段部を介して一体に連設され、前記チェックカムは、該カムの内周面が前記位置決め段部に係合した状態で前記取り付けフランジに固着されることを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば、デテントノッチの位置や個数等、外周形状の異なるチェックカムのみを複数種類用意し、これらを同一構造の第1ヒンジアームに固着することにより、チェック特性の異なる複数種類のチェッカ付きドアヒンジを得ることができるので、要求チェック特性に応じて形状を変更するものが小部品のチェックカムのみであること、並びに各種チェッカ付きドアヒンジにおいて比較的大型の第1ヒンジアームが共通に使用され、第1ヒンジアームの量産が可能となることにより、各種チェッカ付きドアヒンジのコスト低減を大いに図ることができる。また第1ヒンジアームには、デテントノッチの配列方向に沿って延びる取り付けフランジが同方向に延びる位置決め段部を介して一体に連設され、チェックカムは、該カムの内周面が位置決め段部に係合した状態で取り付けフランジに固着されるので、チェックカムの取り付け精度を高めることができる。
【0007】
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記デテントノッチに対向する自由端部を有すると共に、第2ヒンジアームへの取り付け状態ではその自由端部をデテントノッチ側に付勢するトーションスプリングで前記チェックスプリングを構成し、このトーションスプリングの自由端部に回転自在に支持されるローラで前記係合部材を構成したことを第2の特徴とする。
【0008】
この第2の特徴によれば、トーションスプリングがローラの支持アームを兼ねることになり、構造の簡素化を図ることができる。
【0009】
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記第1ヒンジアームに相対向する一対の外側アーム部を一体に形成する一方、これら外側アーム部間に挿入されて、それとヒンジピンにより連結される内側アーム部を前記第2ヒンジアームに一体に形成し、また一方の外側アーム部には、それに隣接する内側アーム部から離間した前記取り付けフランジを前記位置決め段部を介して一体に連設したことを第3の特徴とする。
【0010】
この第3の特徴によれば、チェックカムの内周端を取り付けフランジで隠して外観性の向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】
図1は本発明のチェッカ付きドアヒンジを備えた自動車の平面図、図2は図1の2部の拡大平面図、図3は図2の3−3矢視図、図4は図2の4−4矢視図、図5は図2の5−5線断面図、図6は図5の6−6線断面図、図7はドアの全開状態を示す、図2との対応図である。
【0013】
先ず、図1〜図3において、自動車のボディBに、その乗降口を開閉するドアDが本発明のチェッカ付きドアヒンジHを介して取付けられる。このチェッカ付きドアヒンジHは、ドアDに固着される第1ヒンジアーム1、ボディBに固着される第2ヒンジアーム2、この両ヒンジアーム1,2を相対回動可能に連結する膨大頭部3a付きヒンジピン3及び両ヒンジアーム1,2間に設けられて両ヒンジアーム1,2の相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカ4を構成要素とする。
【0014】
第1ヒンジアーム1は、一対の固定ベース部5,5と、両固定ベース部5,5の対向縁から起立して互いに対向する一対の外側アーム部6,6と、これら外側アーム部6,6の外周面相互を一体に連結する連結部6aとからなり、その固定ベース部5,5がボルト12によりドアDの端壁に固着される。外側アーム部6,6の先端部には同軸に並ぶ一対のピン孔7,7が穿設される。
【0015】
第2ヒンジアーム2は、長方形の固定ベース部8と、この固定ベース部8の一端部から起立して互いに対向する一対の内側アーム部9,9とからなり、その固定ベース部8がボルト14によってボディBに固着される。内側アーム部9,9は、ブッシュ15,15を嵌装したピン孔10,10を有しており、それらブッシュ10,10が前記一対のピン孔7,7と並ぶように内側アーム部9は前記外側アーム部6内に挿入される。そして上記ピン孔7,7及びブッシュ15,15に膨大頭部3a付きヒンジピン3を嵌入することにより第1及び第2ヒンジアーム1,2は相対回動可能に連結される。ヒンジピン3の先端には抜け止め用膨大部3bがかしめにより形成される。
【0016】
尚、図中、符号OはドアDの開き方向、Cは閉じ方向を示す。
【0017】
図2〜図6に示すように、前記チェッカ4は、第1ヒンジアーム1に、リベット止めされるチェックカム20と、第2ヒンジアーム2に取り付けられるトーションスプリング23と、このトーションスプリング23の自由端部に支持されてチェックカム20に弾発係合するローラ22とから構成される。
【0018】
チェックカム20は、第1ヒンジアーム1とは別個に焼結金属で成形されたもので、全体として円弧板状をなすと共に、その外周面には、周方向に並ぶ複数のデテントノッチ25a,25bが形成されている。一方、これを取り付ける第1ヒンジアーム1の一方の外側アーム部6には、それに隣接する内側アーム部9から離間し且つデテントノッチ25a,25bの配列方向に沿って延びる取り付けフランジ26が同方向に延びる円弧状の位置決め段部27を介して一体に連設されており、チェックカム20は、その内周面を上記位置決め段部27に係合させつゝ取り付けフランジ26に重ねられて、複数のリベット28,28により取り付けフランジ26に固着される。
【0019】
チェックカム20の外周面は、取り付けフランジ26の外周面より半径方向外方に突出していて、そこに複数のデテントノッチ25a,25bが周方向に並べられている。図示例では、チェックカム20の外周面の、ドアD外側々端部と、中間部の2箇所にデテントノッチ25a,25bが配置され、チェックカム20の外周面の、中間デテントノッチ25bとドアD内側々端部との間は、該端部に向かってヒンジピン3側に近づく斜面29に形成される。
【0020】
第2ヒンジアーム2において、長方形の固定ベース部8の上下両側縁には、その表面側に突出して両内側アーム部9,9に連なる一対のリブ31,31が一体に形成されており、これらリブ31,31の中間部に設けられた一対の半円状第1切欠き32,32に、その両者に亙り半円筒状のブッシュ34が嵌装される。また固定ベース部8の、内側アーム部9,9と反対側の端部の裏面(ボディB側の面)には第1切欠き32,32と平行に並ぶ一対の半円状第2切欠き33,33が設けられ、これら第2切欠き33,33の開口部は、固定ベース部8を固着するボディBの取り付け面で閉塞されるようになっている。
【0021】
一方、トーションスプリング23は一本のスプリング線材からなるもので、第2切欠き33,33の一方に支承される固定端部23aと、ブッシュ34を介して第1切欠き32,32に支承されるトーション軸部23cと、チェックカム20の外周面に対向配置される自由端部23eと、固定端部23a及びトーション軸部23cの一端間を接続するU字状の固定アーム部23bと、トーション軸部23cの他端及び自由端部23e間を接続するU字状の可動アーム部23dとを有しており、その自由端部23eには、チェックカム20の外周面上を転動し得る合成樹脂成形のローラ22が回転自在に嵌合される。
【0022】
またトーション軸部23cには、自由端部23eをチェックカム20の外周面側に付勢する捩じり方向のセット荷重が付与される。即ち、トーションスプリング23の自由状態では、固定端部23a及びトーション軸部23cを一方の第2切欠き33及びブッシュ34に支承させたとき、可動アーム部23dが図2に鎖線で示すように固定ベース部8から起立しており、自由端部23eのローラ22をチェックカム20の外周面に接触させるべく、可動アーム部23dを固定ベース部8側に回動すると、それに伴ないトーション軸部23cに発生する捩じり方向の反発力が自由端部23eをチェックカム20の外周面側に付勢することになる。
【0023】
ローラ22の両端には一対の鍔部22a,22aが形成されており、これらがチェックカム20を両側から挟むように配置されることにより、ローラ22の自由端部23eからの離脱が阻止されるようになっている。
【0024】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0025】
ドアDを開閉すると、第1及び第2ヒンジアーム1,2がヒンジピン3を枢軸として相対回動し、それに伴いローラ22がトーションスプリング23のセット荷重をもってチェックカム20の外周面を転動し、デテントノッチ25a,25bに係合する度にドアDの回動に対する節度抵抗を発生させる。したがって、各デテントノッチ25a,25bとローラ22との係合時、ドアDに対する開閉力を解除すれば、その位置にドアDを上記抵抗により保持することができる。
【0026】
またドアDの閉鎖時には、ローラ22は、中間デテントノッチ22bを過ぎると、トーションスプリング23のセット荷重をもってチェックカム20の斜面29を下るようになるから、ドアDに閉鎖力を与えることになる。
【0027】
ところで、チェッカ付きドアヒンジHの組み立てに際しては、先ず、トーションスプリング23の固定端部23a及びトーション軸部23cを一方の第2ヒンジアーム2の第2切欠き33と、第1切欠き32,32に嵌装されたブッシュ34とにそれぞれ係合し、ローラ22を支持した自由端部23eを第2ヒンジアーム2の固定ベース部8側へ押圧して、トーション軸部23cに捩じり荷重を加えた状態で適当な治具で自由端部23eを第2ヒンジアーム2に固定しておく。
【0028】
次いで、第2ヒンジアーム2の内側アーム部9,9を第1ヒンジアーム1の外側アーム部6,6間に挿入して、ヒンジピン3により両アーム部6,6;9,9を相互に連結する。そして、前記治具を第2ヒンジアーム2から外せば、トーションスプリング23のセット荷重によりローラ22はチェックカム20の外周面に圧接することになる。
【0029】
このように、第2ヒンジアーム2の固定ベース部8の表裏に第1及び第2切欠き32,33を設け、これらにトーションスプリング23のトーション軸部23c及び固定端部23aを係合して、トーション軸部23cに捩じり方向のセット荷重を加えるという極めて簡単な構造により、トーションスプリング23を第2ヒンジアーム2に取り付けことができる。特に、第2ヒンジアーム2の固定ベース部8の表裏への第1及び第2切欠き32,33の加工、並びに第1及び第2切欠き32,33へのトーション軸部23c及び固定端部23aの係合は極めて容易であるから、加工性及び組立性が良好であり、コストの低減に寄与することができる。
【0030】
しかも固定ベース部8をボディBに固着すると、トーションスプリング23の固定端部23aが係合した第2切欠き33,33の開口部はボディBによって閉鎖されるから、特別な閉塞部材を用いることなく、固定端部23aの第2切欠き33,33からの離脱を防ぐことができ、構成の更なる簡素化を図ることができる。
【0031】
またチェックカム20は、第1ヒンジアーム1とは別個に製作されるものであるから、デテントノッチ25a,25bの位置及び個数等、外周形状の異なるチェックカム20を複数種類用意し、これらを同一構造の第1ヒンジアーム1に固着することにより、チェック特性の異なる複数種類のチェッカ付きドアヒンジHを得ることができる。このように、要求チェック特性に応じて形状を変更するものが小部品のチェックカム20のみであり、しかもチェック特性の異なる各種チェッカ付きドアヒンジHにおいて比較的大型の第1及び第2ヒンジアーム1,2が共通に使用されることにより、これらヒンジアーム1,2の量産が可能となるので、チェッカ付きドアヒンジHのコスト低減を大いに図ることができる。
【0032】
またチェックカム20及び第1ヒンジアーム1はそれぞれ個別に製作されることで、それぞれの機能に応じた素材の使用が可能となる。特に、チェックカム20を焼結金属で成形することにより、その比較的複雑な形状を精度良く容易に成形することができ、その上、チェックカム20に含油性を持たせ、ローラ22の転動時の騒音防止を図ることができる。
【0033】
また第1ヒンジアーム1の一方の外側アーム部6には、それに隣接する第2ヒンジアーム2の内側アーム部9から離間した取り付けフランジ26が位置決め段部27を介して一体に連設され、チェックカム20は、上記位置決め段部27に係合して取り付けフランジ26にリベット止めされるので、チェックカム20の取り付け精度を高めると共に、チェックカム20の内周端を取り付けフランジ26で隠して外観性の向上を図ることができる。
【0034】
さらにローラ22は、トーションスプリング23の自由端部23eに回転自在に嵌合して、支持されるので、トーションスプリング23がローラ22の支持アームを兼ねることになり、これも構造の簡素化に寄与する。
【0035】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、第1ヒンジアーム1をドアDに、第2ヒンジアーム2をボディBにそれぞれ固着することもできる。またチェックカム20は取り付けフランジ26に溶接により固着してもよい。またチェックカム20に形成するデテントノッチ25a,25bの数及び場所は自由に選定されるものである。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、チェッカ付きドアヒンジにおいて、互いに並列する複数のデテントノッチを外周面に有して第1ヒンジアームと別体に形成され、該第1ヒンジアームに固着されるチェックカムと、第1及び第2ヒンジアームの相対回動に応じて複数のデテントノッチに順次係合し得る係合部材と、第2ヒンジアームに取り付けられて係合部材をデテントノッチとの係合方向へ付勢するチェックスプリングとでチェッカが構成されるので、デテントノッチの位置や個数等、外周形状の異なるチェックカムのみを複数種類用意し、これらを同一構造の第1ヒンジアームに固着することにより、チェック特性の異なる複数種類のチェッカ付きドアヒンジを得ることができ、したがって、要求チェック特性に応じて形状を変更するものが小部品のチェックカムのみであること、並びに各種チェッカ付きドアヒンジにおいて比較的大型の第1ヒンジアームが共通に使用され、第1ヒンジアームの量産が可能となることにより、各種チェッカ付きドアヒンジのコスト低減を大いに図ることができる。また第1ヒンジアームには、デテントノッチの配列方向に沿って延びる取り付けフランジが同方向に延びる位置決め段部を介して一体に連設され、チェックカムは、該カムの内周面が位置決め段部に係合した状態で取り付けフランジに固着されるので、チェックカムの取り付け精度を高めることができる。
【0037】
また本発明の第2の特徴によれば、第1の特徴に加えて、前記デテントノッチに対向する自由端部を有すると共に、第2ヒンジアームへの取り付け状態ではその自由端部をデテントノッチ側に付勢するトーションスプリングで前記チェックスプリングを構成し、そのトーションスプリングの自由端部に回転自在に支持されるローラで前記係合部材を構成したので、トーションスプリングがローラの支持アームを兼ねることになり、構造の簡素化を図ることができる。
【0038】
さらに本発明の第3の特徴によれば、第1又は第2の特徴に加えて、第1ヒンジアームに相対向する一対の外側アーム部を一体に形成する一方、これら外側アーム部間に挿入されて、それとヒンジピンにより連結される内側アーム部を第2ヒンジアームに一体に形成し、また一方の外側アーム部には、それに隣接する内側アーム部から離間した前記取り付けフランジを前記位置決め段部を介して一体に連設したので、チェックカムの内周端を取り付けフランジで隠して外観性の向上をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチェッカ付きドアヒンジを備えた自動車の平面図。
【図2】 図1の2部の拡大平面図。
【図3】 図2の3−3矢視図。
【図4】 図2の4−4矢視図。
【図5】 図2の5−5線断面図。
【図6】 図5の6−6線断面図。
【図7】 ドアの全開状態を示す、図2との対応図。
【符号の説明】
B・・・・ボディ
D・・・・ドア
H・・・・チェッカ付きドアヒンジ
1・・・・第1ヒンジアーム
2・・・・第2ヒンジアーム
3・・・・ヒンジピン
4・・・・チェッカ
6・・・・外側アーム部
9・・・・内側アーム部
20・・・チェックカム
22・・・係合部材(ローラ)
23・・・チェックスプリング(トーションスプリング)
23e・・自由端部
25a,25b・・・デテントノッチ
26・・・取り付けフランジ
27・・・位置決め段部
Claims (3)
- ボディ(B)及びドア(D)の一方に固着される第1ヒンジアーム(1)と、ボディ(B)及びドア(D)の他方に固着される第2ヒンジアーム(2)と、第1及び第2ヒンジアーム(1,2)を相対回動可能に連結するヒンジピン(3)と、第1及び第2ヒンジアーム(1,2)間に設けられて両ヒンジアーム(1,2)の相対回動に段階的な節度抵抗を付与するチェッカ(4)とからなる、チェッカ付きドアヒンジにおいて、
互いに並列する複数のデテントノッチ(25a,25b)を外周面に有して前記第1ヒンジアーム(1)と別体に形成されるチェックカム(20)と、前記第1及び第2ヒンジアーム(1,2)の相対回動に応じて前記複数のデテントノッチ(25a,25b)に順次係合し得る係合部材(22)と、前記第2ヒンジアーム(2)に取り付けられて前記係合部材(22)を前記デテントノッチ(25a,25b)との係合方向へ付勢するチェックスプリング(23)とで前記チェッカ(4)が構成され、
前記第1ヒンジアーム(1)には、前記複数のデテントノッチ(25a,25b)の配列方向に沿って延びる取り付けフランジ(26)が同方向に延びる位置決め段部(27)を介して一体に連設され、
前記チェックカム(20)は、該カム(20)の内周面が前記位置決め段部(27)に係合した状態で前記取り付けフランジ(26)に固着されることを特徴とする、チェッカ付きドアヒンジ。 - 請求項1記載のチェッカ付きドアヒンジにおいて、
前記デテントノッチ(25a,25b)に対向する自由端部(23e)を有すると共に、第2ヒンジアーム(2)への取り付け状態ではその自由端部(23e)をデテントノッチ(25a,25b)側に付勢するトーションスプリング(23)で前記チェックスプリングを構成し、このトーションスプリング(23)の自由端部(23e)に回転自在に支持されるローラ(22)で前記係合部材を構成したことを特徴とする、チェッカ付きドアヒンジ。 - 請求項1又は2記載のチェッカ付きドアヒンジにおいて、
前記第1ヒンジアーム(1)に相対向する一対の外側アーム部(6)を一体に形成する一方、これら外側アーム部(6)間に挿入されて、それとヒンジピン(3)により連結される内側アーム部(9)を前記第2ヒンジアーム(2)に一体に形成し、また一方の外側アーム部(6)には、それに隣接する内側アーム部(9)から離間した前記取り付けフランジ(26)を前記位置決め段部(27)を介して一体に連設したことを特徴とする、チェッカ付きドアヒンジ。
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