JP4324187B2 - 蓄熱装置 - Google Patents

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Description

この発明は、第1熱媒体と第2熱媒体とが蓄熱材の内部を流通する蓄熱装置に関し、特に冷媒などの媒体の有する熱(もしくは冷熱)を一時的に蓄えることのできる蓄熱装置に関するものである。
従来、蓄熱装置・蓄冷装置において熱(もしくは冷熱)が蓄熱材に蓄熱される場合に、第1熱媒体と第2熱媒体とが流路を流通し、該流路と蓄熱材とが接触することにより蓄熱材に蓄熱・蓄冷をさせる蓄熱器が知られており、その一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載された発明は、第1流路と第2流路とがそれぞれ複数設けられ、これにより前記熱源流体と前記熱回収流体とが直接熱交換される。また、前記第1流路及び前記第2流路の周囲には蓄熱材が設けられているため、熱源流体の熱が蓄熱材に一旦蓄熱され、その後熱回収媒体に伝達されて熱交換される。
また、蓄熱装置の内部で第1熱媒体と第2熱媒体とが熱交換される蓄熱装置に関して、伝熱プレートを積層させて形成された流路に前記第1熱媒体と前記第2熱媒体とを流通させることが知られており、その一例が特許文献2に記載されている。この特許文献2に記載された発明は、伝熱プレートを介して前記第1熱媒体と前記第2熱媒体との熱交換が行われている。
特開2003−336974号公報 特開平10−232093号公報
上述した特許文献1に記載されている発明では、入口からタンクへの経路が直線に設けられ、前記タンクと交差する方向に複数の流路が設けられている。したがって、入口に流入される第1熱媒体もしくは第2熱媒体の流量が変動した場合には、前記流路に流れる第1熱媒体もしくは第2熱媒体の流量の変動にともない、流路の取り付け位置に対する偏りが生じる。そのため、第1熱媒体もしくは第2熱媒体と蓄熱材との間で熱授受に差が生じ、蓄熱材の温度分布に差が生じ易くなる。
また、入口に流入される第1熱媒体もしくは第2熱媒体の流量が変動した場合には、前記タンク又は前記流路に気泡が生じて気液混合状態となるので、第1熱媒体と第2熱媒体との間で直接熱交換することのできる熱量が減少する。
さらに、特許文献2に記載されている発明では、第1熱媒体と第2熱媒体とを熱交換させている積層させた伝熱プレートと蓄熱を行う蓄熱槽とが別個に設けられているため、蓄熱装置が大型化される。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、第1熱媒体と第2熱媒体との熱交換と蓄熱材への蓄熱とを同一の機構で行なう蓄熱装置について、第1熱媒体もしくは第2熱媒体の流量が変動した場合においても、複数の流路の取り付け位置に対する偏りについて改善され、熱媒体を流通させるチューブがブレードに設けられていることにより全体の剛性が向上される蓄熱装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、第1熱媒体を流通させる複数の管状の第1熱媒体用分岐管と該第1熱媒体用分岐管の外周に設けられた蓄熱材とを備えた蓄熱装置において、前記複数の第1熱媒体用分岐管が連通する第1ヘッダー部と、該第1ヘッダー部の下面に連通して設けられた第1上溜め部と、該第1上溜め部の下部に連通させて設けられ、かつ第1熱媒体を流入させる第1入口部とを備え、かつ前記第1上溜め部は前記第1入口部の流線方向に対して垂直もしくは傾斜して設けられ、前記第1上溜め部には、前記第1入口部から前記第1上溜め部に流入された前記第1熱媒体の液面が前記第1上溜め部の下部から前記第1ヘッダー部の下面にかけて上昇する場合に、前記第1上溜め部の上側における前記第1上溜め部の水平方向での断面積が、前記第1上溜め部の下側における前記第1上溜め部の水平方向での断面積に比較して大きくなるように傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第2熱媒体を流通させる複数の管状の第2熱媒体用分岐管と、該第2熱媒体用分岐管の外周に設けられた蓄熱材と、前記複数の第2熱媒体用分岐管が連通する第2ヘッダー部と、該第2ヘッダー部の下面に連通して設けられた第2上溜め部と、該第2上溜め部の下部に連通させて設けられ、かつ第2熱媒体を流出させる第2出口部とを更に備え、前記第1ヘッダー部の下面に前記第2ヘッダー部の上面が接触して配置され、前記第2上溜め部は、前記第1上溜め部よりも前記蓄熱装置の内側かつ前記第1上溜め部に接触して配置されていることを特徴とする蓄熱装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記複数の第1熱媒体用分岐管は第1板状チューブの面方向に形成され、前記複数の第2熱媒体用分岐管は第2板状チューブの面方向に形成されており、複数の前記第1板状チューブと複数の前記第2板状チューブとが前記蓄熱材を挟んで互いに対向して配置されていることを特徴とする蓄熱装置である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記第1板状チューブは、前記第2上溜め部を貫通するように配置され、かつ、前記第1板状チューブには該第1板状チューブの厚さ方向に貫通して該第1板状チューブの表面側の前記第2上溜め部と、裏面側の前記第2上溜め部とを連通させる孔が形成されていることを特徴とする蓄熱装置である
請求項1の発明によれば、第1入口部から第1熱媒体を流入すると、前記第1熱媒体が第1上溜め部で溜められ、前記第1熱媒体は該第1上溜め部から第1ヘッダー部に流入される。したがって、第1入口部に流入される第1熱媒体の流量の変化は第1上溜め部を経由して第1ヘッダー部に伝わるため、第1ヘッダー部における第1熱媒体の流量の変化は第1入口部における第1熱媒体の流量の変化よりも小さくなる。その結果、第1熱媒体用分岐管に流通される第1熱媒体の流量がより安定し、第1熱媒体の流量変化に対する蓄熱材の温度分布のばらつきが少なくなる。
また請求項1の発明によれば、第1入口部から第1熱媒体を流入させて、第1熱媒体を蓄熱装置の内部を循環させる際の圧損が低減される。
請求項2の発明によれば、第2熱媒体が第2熱媒体用分岐管と第2ヘッダー部とを経由して第2上溜め部で溜められている。ここで、第1上溜め部と第2上溜め部とが接触しているため、第1上溜め部に第1熱媒体が溜められ、第2上溜め部に第2熱媒体が溜められていれば、蓄熱材に熱エネルギーが溜まっていない時においても第1熱媒体と第2熱媒体との間で直接熱交換をすることが可能となる。
また請求項2の発明によれば、第1ヘッダー部に第1熱媒体が溜められ、第2ヘッダー部に第2熱媒体が溜められている場合は、蓄熱材に熱エネルギーが溜まっていない場合においても第1熱媒体と第2熱媒体との間で直接熱交換をすることが可能となる。
請求項3の発明によれば、前記第1板状チューブの面方向に対する平行方向について、簡易な手段で耐圧構造とすることができ、小型・軽量・低コスト化を図ることができる。
また請求項3の発明によれば、前記第2板状チューブの面方向に対する平行方向について、簡易な手段で耐圧構造とすることができ、小型・軽量・低コスト化を図ることができる。
請求項4の発明によれば、第1板状チューブによって貫通された溜め部における流路断面積を拡大することができるため、第1熱媒体又は第2熱媒体の圧損の低減を図ることができる。
また請求項4の発明によれば、第2板状チューブによって貫通された溜め部における流路断面積を拡大することができるため、第1熱媒体又は第2熱媒体の圧損の低減を図ることができる。
つぎにこの発明をより具体的に説明する。この発明の蓄熱装置は、エネルギーを増大させる正の熱の蓄熱と、エネルギーを低下させる負の熱の蓄熱とのいずれも可能であるが、以下の説明では、後者のいわゆる冷熱の蓄熱を行うように構成した具体例を示す。
図1には、蓄熱材1に対して、第2熱媒体2としての冷媒が冷熱を搬入し、かつ蓄熱材1の有する冷熱を、第1熱媒体3としてのブラインが搬出するように構成した例である。したがって、この蓄熱装置4はエネルギーを低下させる負の熱の蓄熱を蓄える蓄冷器として構成される。
この蓄熱装置4には、第1熱媒体3を流入させる複数の第1熱媒体用分岐管5と該第1熱媒体用分岐管5の外周に設けられた蓄熱材1とが備えられている。より具体的には、前記第1熱媒体用分岐管5の内部は空洞に形成され、かつ前記第1熱媒体用分岐管5は第1熱媒体3を流通させるように蓄熱装置4の内部で上下方向に形成されている。また、前記第1熱媒体用分岐管5は蓄熱装置4の内部で第1ヘッダー部6の下面と垂直の方向に均等に配置され、これにより冷熱である第1熱媒体3が各々の第1熱媒体用分岐管5に均等に流通され、その結果冷熱の蓄熱が蓄熱装置4の内部で均等になされる。そして、蓄熱材1は前記第1熱媒体用分岐管5の外周と接触しているため、第1熱媒体用分岐管5の内部を流通している第1熱媒体3と蓄熱材1との間で熱交換がなされる。
また、この蓄熱装置4には、前記第1熱媒体用分岐管5の上部と連通して第1熱媒体3を流通させる第1ヘッダー部6が備えられている。より具体的には、第1ヘッダー部6は内部が空洞となるように形成され、下面を水平方向とするように蓄熱装置4の上部に設けられているため、流入される第1熱媒体3は第1ヘッダー部6の内部をほぼ均一に流入する。さらに、第1ヘッダー部6の内部における上面と下面との面積はできる限り大きくなるように形成されている。第1熱媒体用分岐管5は第1ヘッダー部6の内部で上方向に突出していても突出していなくても良いが、第1熱媒体3が第1ヘッダー部6と第1熱媒体用分岐管5とを流通するように形成されている必要がある。なお、第1熱媒体用分岐管5と第1ヘッダー部6は溶接等により接合されている。
さらに、この蓄熱装置4には、第1ヘッダー部6と連通して前記第1熱媒体3を溜める第1上溜め部7が備えられ、該第1上溜め部7と連通して前記第1熱媒体3を流通させる管状の第1入口部8が備えられている。また、前記第1上溜め部7は前記第1入口部8の流線方向に対して交差する方向に設けられている。ここで、第1上溜め部7は、前記第1入口部8の流線方向の断面積ができる限り大きくなるように構成され、この断面積が大きい場合には前記第1入口部8から流入される第1熱媒体3の液面の上昇量は第1上溜め部7の内部において小さくなる。この上昇量は、第1入口部8の管方向の断面積と第1上溜め部7の前記第1入口部8の流線方向の断面積との割合に基づいており、第1入口部8の管方向の断面積が小さい場合か、もしくは第1上溜め部7の前記第1入口部8の流線方向の断面積が大きい場合には、第1上溜め部7を流通している第1熱媒体3の液面の上昇量が小さくなる。これにより、前記第1熱媒体3の流通量が少ない場合も効率よく前記第2熱媒体2と直接熱交換することができる。
第1上溜め部7は内部が空洞となるように構成されており、これにより第1上溜め部7の内部に第1熱媒体3が溜まる。また、第1上溜め部7は第1入口部8の取り付けられていない面の上端部で第1ヘッダー部6と連通しており、換言すれば、第1入口部8の取り付けられている面と対向する面の上端部で第1ヘッダー部6と連通している。第1上溜め部7は第1ヘッダー部6の下面と垂直になるように設けられることが望ましいが、第1溜め部7と第1ヘッダー部6の下面とは垂直に設けられていなくても傾斜しており、第1溜め部7に第1熱媒体3を溜めることができる構造であれば良い。また、前記第1ヘッダー部6は前記第1上溜め部7の下面よりも上部に設けられている。
第1入口部8は管状に形成され、その一端が前記第1上溜め部7と連通されている。より具体的には、第1入口部8は第1上溜め部7の下部で連通しており、前記第1入口部8は前記第1ヘッダー部6の下面よりも下部に設けられている。前記第1上溜め部7は前記第1入口部8の流線方向に対して垂直方向に設けられることが望ましいが、垂直方向でなくても第1上溜め部7と前記第1入口部8の流線方向とが傾斜していればよい。要は、第1熱媒体3が第1入口部8から流入される場合において、流入される前記第1熱媒体3に増減がある場合、該第1熱媒体3の脈動が第1上溜め部7により吸収されるように構成されていればよく、そのために前記第1上溜め部7は前記第1入口部8の流線方向と傾斜するように設ける必要がある。
さらにまた、この蓄熱装置4には、前記第1熱媒体用分岐管5の下部と連通している第1フッター部9が備えられている。より具体的には、第1フッター部9は内部が空洞となるように構成され、そのために第1熱媒体3が前記第1フッター部9の内部に溜められる。第1熱媒体用分岐管5の下部と連通している第1フッター部9は内部の下面を水平方向とするように蓄熱装置4の内部に設けられている。ここで、第1フッター部9の内部の上面と下面との面積はできるだけ大きくなるように形成される。
第1フッター部9の上面が第1熱媒体用分岐管5と連通しており、該第1熱媒体用分岐管5が蓄熱装置4の内部で第1フッター部9の上面と垂直方向に均等に配置されているため、前記第1熱媒体用分岐管5を流通している第1熱媒体3により、蓄熱装置4内全体に均一に冷熱を蓄熱させることができる。また、第1熱媒体用分岐管5は第1フッター部9の内部で下方向に突出していても突出していなくても良い。要は第1熱媒体3が第1フッター部9と第1熱媒体用分岐管5とを流通するように構成されていればよい。なお、第1熱媒体用分岐管5と第1フッター部9は溶接等により接合されている。
そしてまた、この蓄熱装置4には、第1フッター部9と連通している第1下溜め部10が備えられ、該第1下溜め部10と連通している第1出口部11が備えられている。より具体的には、第1下溜め部10は、内部が空洞となるように構成されており、第1出口部11の取り付けられていない面の下端部で第1フッター部9と連通しており、換言すれば、第1出口部11の取り付けられている面と対向する面の下端部で第1フッター部9と連通している。第1下溜め部10は第1フッター部9の下面と垂直になるように設けられていることが望ましいが、垂直に設けられていなくても傾斜しており、第1下溜め部に第1熱媒体3を溜めることができる構造であれば良い。また、前記第1フッター部9は前記第1下溜め部10の上面よりも下側に設けられている。
第1出口部11は管状に形成され、その一端が前記第1下溜め部10と連通されている。この蓄熱装置4には、前記第1下溜め部10が前記第1出口部11の流線方向に対して交差する方向に設けられており、前記第1下溜め部10は前記第1出口部11の流線方向に対して垂直方向に設けられることが望ましいが、垂直方向でなくても第1下溜め部10と前記第1出口部11の流線方向とが傾斜していればよい。
図2には、この発明の熱交換器の外観斜視図が示されている。この蓄熱装置4において、第1上溜め部7は上部より下側で凸となるように形成され、前記第1上溜め部7の下部から上部へ傾斜面12が形成されている。第1入口部8は前記第1上溜め部7の底辺の近傍に設けられ、前記傾斜面12は前記第1ヘッダー部6を流通する第1熱媒体3の流れの方向に対して垂直になるように設けられている。換言すれば、第1上溜め部7は下側で第1ヘッダー部6に対する水平方向の断面積が小さく、上側で水平方向の断面積が大きくなるように構成されている。したがって、第1入口部8から流入される第1熱媒体3の貯留量が増大するにつれて、第1上溜め部7における第1熱媒体3の上昇量が減少する。そのため、第1入口部8から流入された第1熱媒体3の流量の変化は第1ヘッダー部6では少なくなる。また、前記傾斜面12により前記第1入口部8から流入した前記第1熱媒体3が前記第1上溜め部7を上昇する際の損失(圧損)を低減させることができる。
次に、第2熱媒体2が循環する通路について説明する。この蓄熱装置4には第2熱媒体2を流通させる複数の第2熱媒体用分岐管13が備えられ、該第2熱媒体用分岐管13の外周に蓄熱材1が備えられている。より具体的には、前記第2熱媒体用分岐管13は第2熱媒体2を蓄熱装置4の上下方向へと流通させるように形成されている。そして、蓄熱材1は前記第2熱媒体用分岐管13の外周と接触しているため、蓄熱材1と第2熱媒体用分岐管13の内部を流通している第2熱媒体2との間で熱交換がなされる。
また、この蓄熱装置4には、前記第2熱媒体用分岐管13の上部と連通して前記第2熱媒体を流通させる第2ヘッダー部14が備えられている。より具体的には、第2ヘッダー部14は内部が空洞となるように形成されているため、第2ヘッダー部14の内部に第2熱媒体2が溜まる。そして、第2熱媒体用分岐管13の上部と連通している第2ヘッダー部14は下面を水平とするように蓄熱装置4の上部に設けられている。このため、この第2熱媒体2は第2ヘッダー部14の内部をほぼ均一に流入する。
第2熱媒体用分岐管13は上記第2ヘッダー部14と連通しているが、この第2熱媒体用分岐管13は第2ヘッダー部14の内部で上方向に突出していても突出していなくても良い。要は第2熱媒体2が第2ヘッダー部14と第2熱媒体用分岐管13とを流通するように形成されていればよく、この第2ヘッダー部14と第2熱媒体用分岐管13とが溶接等により接合される。なお、第2ヘッダー部14が第1ヘッダー部6の下側に配置されている場合は、第1熱媒体用分岐管5は第2ヘッダー部14を貫通して第1ヘッダー部5と連通される。
ここで、前記第1ヘッダー部6と前記第2ヘッダー部14とは、蓄熱装置4の上部で接触している。より具体的には、第1ヘッダー部6の下側に前記第2ヘッダー部14が配置されており、前記第1ヘッダー部6の下面と前記第2ヘッダー部14の上面とが互いに接触している。そしてこれにより、第1ヘッダー部6に溜められている第1熱媒体3と第2ヘッダー部14に溜められている第2熱媒体2との間で熱交換がなされる。
さらに、この蓄熱装置4には、第2ヘッダー部14と連通して前記第2熱媒体を溜める第2上溜め部15が備えられ、該第2上溜め部15と連通して前記第2熱媒体を流通させる第2出口部16が備えられている。また、前記第2上溜め部15は前記第2出口部16の流線方向に対して交差する方向に設けられている。より具体的には、第2上溜め部15は内部が空洞となるように構成されているため、この第2上溜め部15の内部に第2熱媒体2が溜まる。
第2上溜め部15は第2出口部16の取り付けられていない端部で、換言すれば第2出口部16の取り付けられている面と対向する面で第2ヘッダー部6と連通している。第2上溜め部15は第2ヘッダー部14の下面と垂直になるように設けられることが望ましいが、第2上溜め部15と第2ヘッダー部14の下面とが垂直に設けられていなくても傾斜していれば良い。また、前記第2ヘッダー部14は前記第2上溜め部15の下面よりも上部に設けられている。
さらにまた、この蓄熱装置4では、前記第1上溜め部7と前記第2上溜め部15とが接触するように構成されている。より具体的には、第1上溜め部7の内側に第2上溜め部15が設けられており、互いに接触している。したがって、第1上溜め部7における第1ヘッダー部6の側面と第2上溜め部15における第2ヘッダー部14側と対向している側面とが互いに接触している。これにより、第1上溜め部7に溜められている第1熱媒体3と第2上溜め部15に溜められている第2熱媒体2との間で熱交換をすることが可能となる。
また、第2出口部16は管状に形成され、その一端が前記第2上溜め部15と連通されて、該第2上溜め部15の下側に設けられている。前記第2上溜め部15は前記第2出口部16の流線方向に対して垂直方向に設けられることが望ましいが、垂直方向でなくても第2上溜め部15と前記第2出口部16の流線方向とが傾斜していればよい。
さらにまた、この蓄熱装置4には、前記第2熱媒体用分岐管13の下部と連通している第2フッター部17が備えられている。より具体的には、第2フッター部17は第2熱媒体用分岐管13の下部と連通している第2フッター部17が下面を水平方向とするように蓄熱装置4の内側に設けられ、前記第2フッター部17の内部は空洞となるように形成されている。そのため、第2熱媒体2が前記第2フッター部17の内部に流入される。
第2フッター部17は上面の面積が大きくなるように構成されており、前記第2熱媒体用分岐管13は蓄熱装置4の下部で第2フッター部17の上面方向について均等に配置されているため、冷媒の蓄熱が蓄熱装置4の内部で均等になされる。したがって、流入される第2熱媒体2は第2フッター部17の内部をほぼ均一に流入する。また、第2熱媒体用分岐管13は第2フッター部17の内部で下方向に突出していても突出していなくても良く、要は第2熱媒体2が第2フッター部17と第2熱媒体用分岐管13とを流通するように構成されていればよい。さらに、前記第2フッター部17と前記第2熱媒体用分岐管13とは溶接等により接合される。なお、第2フッター部17が第1フッター部9の上側に配置されている場合は、第1熱媒体用分岐管5は第2フッター部17を貫通して第1フッター部9と連通される。
そしてまた、この蓄熱装置4には、第2フッター部17と連通している第2下溜め部18が備えられ、該第2下溜め部18と連通している第2入口部19が備えられている。ここで、第2下溜め部18は内部が空洞となるように形成されており、前記第2入口部19は第2下溜め部18の上部に連通するように設けられ、第2下溜め部18は第2入口部19の取り付けられていない端部で、換言すれば、第2入口部19の取り付けられている面と対向する面で第2フッター部17と連通している。第2下溜め部18は第2フッター部17の下面と垂直になるように設けられていることが望ましいが、垂直に設けられていなくても傾斜していればよい。
第2入口部19は管状に形成され、その一端が前記第2下溜め部18と連通されている。この蓄熱装置4には、前記第2下溜め部18が前記第2入口部19の流線方向に対して交差する方向に設けられている。より具体的には、第2下溜め部18は第2フッター部17の下面とほぼ垂直になるように設けても、傾斜するように設けても良い。
この蓄熱装置4の内部では、第1熱媒体用分岐管5と第2熱媒体用分岐管13とが互いに対向し、第1熱媒体用分岐管5と第2熱媒体用分岐管13との間に蓄熱材1が設けられている。そのため、第1熱媒体用分岐管5を流通している第1熱媒体3から蓄熱材1へ冷熱が伝達され、そのために蓄熱材1に冷熱が蓄熱される。このとき、第1熱媒体3は冷熱を蓄熱材1に奪われ、前記第1熱媒体3の状態が液体から気体へと変化する。また、蓄熱材1に蓄えれられている冷熱が第2熱媒体用分岐管13を流通している第2熱媒体2へ伝達され、そのために第2熱媒体2に冷熱が伝達される。
この第1熱媒体用分岐管5と第2熱媒体用分岐管13とは蓄熱装置4の内部で互いに接触していることもある。このときは、第1熱媒体用分岐管5と第2熱媒体用分岐管13との接触部分において、第1熱媒体用分岐管5を流通している第1熱媒体3と第2熱媒体用分岐管13を流通している第2熱媒体2との間で直接熱交換がなされる。
図3には、ブラインに該当する第1熱媒体3を循環させる循環サイクルの模式図が示されている。第1熱媒体3を蓄熱装置4の内部で流通させている流通通路は、車室側熱交換器などの熱交換器24との間で循環路を形成するように構成され、その循環路の途中にポンプ25が介装されている。この流通通路は、具体的には第1入口部8から第1上溜め部7、第1ヘッダー部6、第1熱媒体用分岐管5、第1フッター部9、第1下溜め部10を連通し、第1出口部11に至る通路を指す。
また、図4には、冷媒に該当する第2熱媒体2を循環させる循環サイクルの模式図が示されている。この循環サイクルについて簡単に説明すると、この循環サイクルは車両のエンジンなどの動力源(図示せず)によって駆動されるコンプレッサ20を備えており、その吐出側にコンデンサー21およびレシーバータンク22ならびに膨張弁23が順に接続されている。そして、その膨張弁23の吐出側に第2入口部19が接続され、さらに膨張弁23の吐出側と接続されていない第2出口部16がコンプレッサ20の吸入側に接続されている。
図5は、図1と同様に、蓄熱材に対して、第1熱媒体3としてのブラインが冷熱を搬出し、かつ蓄熱材1の有する冷熱を第2熱媒体2としての冷媒が搬出し、熱媒体用分岐管を板状チューブの面方向に設けた構成が示されている。図1に示される蓄熱装置4と同一の構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
この蓄熱装置4では、第1熱媒体用分岐管5は第1板状チューブ26の面方向に形成されるように構成され、第2熱媒体用分岐管13は第2板状チューブ27の面方向に形成されるように構成されている。上記第1板状チューブ26及び上記第2板状チューブ27は図6に記すように板材に相当する二枚の伝熱プレート28,29を互いに対向させて接合することにより構成されている。各伝熱プレート28,29には、内部が空洞部となるように曲げ加工して形成された突条部28A,29Aが所定の間隔をあけてほぼ平行に形成されている。そして、これらの突条部28A,29A同士の間の部分が平坦部28B,29Bとなっている。その突条部28A,29Aの形状は、三角形断面、四角形断面、半円状断面などの任意の形状であってもよく、図6には断面形状が前記平坦部28B,29B側を底辺とした三角形をなす例を記載している。各突条部28A,29Aは、内部の空洞部が、各伝熱プレート28,29同士の接合面側に開口するように構成され、したがって各空洞部が溝状をなしている。そして、一方の伝熱プレート28,29における突条部28A,29Aに、他方の伝熱プレート29,28における平坦部29B,28Bが対向するように各伝熱プレート28,29が接合されている。したがって、各突条部28A,29Aによってその内側に形成されている空洞部の開口部は相手側の伝熱プレート28,29の平坦部28B,29Bによって閉じられている。こうして、各突条部28A,29Aの内部に第1熱媒体用分岐管5又は第2熱媒体用分岐管13が形成されている。
この第1板状チューブ26は、第1ヘッダー部6の下面と第1フッター部9の上面とを貫通し、第1熱媒体3の流れる方向が前記第1板状チューブ26の面方向とほぼ垂直になるように設けられている。このため、第1板状チューブ26を内部に設けている蓄熱装置4は上下方向及び第1ヘッダー部6を流れる第1熱媒体3の流路方向について耐圧構造とすることができる。
この第1板状チューブ26は前記第1上溜め部7又は前記第1下溜め部10のうち少なくとも一の溜め部を貫通するよう設けられている。より具体的には、第1熱媒体3の流れる方向が前記第1板状チューブ26の面方向とほぼ垂直になるように第1板状チューブ26が設けられているため、第1板状チューブ26は第1上溜め部7又は前記第1下溜め部10のうち少なくとも一の溜め部に対してほぼ垂直の方向に貫通する。なお、前記溜め部と前記第1板状チューブ26とは溶接等により接合されている。
前記第2ヘッダー部14が前記第1ヘッダー部6の下側に設けられている場合は、この第1板状チューブ26は第1ヘッダー部6の下面に加えて前記第2ヘッダー部14も貫通する構造となる。さらに、前記第2フッター部17が前記第1フッター部9の上側に設けられている場合は、この第1板状チューブ26は第2フッター部9の上面に加えて前記第1フッター部17も貫通する構造となる。
ここで、少なくても一の溜め部を貫通している前記第1板状チューブ26に孔30が設けられている。より具体的には、図7に示すように、一の溜め部を貫通している前記第1板状チューブ26に複数の孔30が設けられている。孔30の形状は、円形、三角形、矩形等を問わず、前記溜め部に溜められている第2熱媒体を流通させるように設けられていればよい。そして、前記第1板状チューブ26が前記溜め部を貫通しているため、蓄熱装置4は上下方向及び第1ヘッダー部6を流れる第1熱媒体3の流路方向について耐圧構造とすることができる。
また、この第2板状チューブ27は、第2ヘッダー部14の下面と第2フッター部17の上面とを貫通し、第2熱媒体2の流れる方向が前記第2板状チューブ27の面方向とほぼ垂直になるように設けられている。このため、第2板状チューブ27を内部に設けている蓄熱装置4は上下方向及び第2ヘッダー部14を流れる第2熱媒体2の流路方向について耐圧構造とすることができる。
この第2板状チューブ27は前記第2上溜め部15又は前記第2下溜め部18のうち少なくとも一の溜め部を貫通するよう設けられている。より具体的には、第2板状チューブ27は第2熱媒体2の流れる方向が前記第2板状チューブ27の面方向と垂直になるように設けられているため、第2板状チューブ27は前記第2上溜め部15又は前記第2下溜め部18のうち少なくとも一の溜め部に対して垂直の方向に貫通する。これにより、前記第2上溜め部15又は前記第2下溜め部18のうち少なくとも一の溜め部の面に対して垂直方向について耐圧構造とすることができる。また、前記溜め部と前記第2板状チューブ27とは溶接等により接合されている。
ここで、少なくても一の溜め部を貫通している前記第2板状チューブ27に複数の孔30が設けられている。孔30の形状は、円形、三角形、矩形等を問わず、前記溜め部に溜められている第2熱媒体2を流通させるように設けられていればよい。そして、前記第2板状チューブ27が前記溜め部を貫通しているため、蓄熱装置4は上下方向及び第1ヘッダー部6を流れる第1熱媒体3の流路方向について耐圧構造とすることができる。
この発明の一例を模式的に示す熱交換器の図である。 この発明の熱交換器の外観斜視図である。 この発明の第2熱媒体の循環路を模式的に示す図である。 この発明の第1熱媒体の循環路を模式的に示す図である。 この発明の板状チューブを設けた一例を模式的に示す熱交換器の図である。 その熱交換装置に使用される板状チューブの要部を拡大して示した部分横断面図である。 この発明の板状チューブに孔を設けた一例を模式的に示す熱交換器の図である。
符号の説明
1…蓄熱材、 2…第2熱媒体、 3…第1熱媒体、 4…蓄熱装置、 5…第1熱媒体用分岐管、 6…第1ヘッダー部、 7…第1上溜め部、 8…第1入口部、 9…第1フッター部、 10…第1下溜め部、 11…第1出口部、 12…傾斜面、 13…第2熱媒体用分岐管、 14…第2ヘッダー部、 15…第2上溜め部、 16…第2出口部、 17…第2フッター部、 18…第2下溜め部、 19…第2入口部、 20…コンプレッサ、 21…コンデンサー、 22…レシーバータンク、 23…膨張弁、 24…熱交換器、 25…ポンプ、 26…第1板状チューブ、 27…第2板状チューブ 28,29…伝熱プレート、 28A,29A…突条部、 28B,29B…平坦部、 30…孔。

Claims (4)

  1. 第1熱媒体を流通させる複数の管状の第1熱媒体用分岐管と該第1熱媒体用分岐管の外周に設けられた蓄熱材とを備えた蓄熱装置において、
    前記複数の第1熱媒体用分岐管が連通する第1ヘッダー部と、該第1ヘッダー部の下面に連通して設けられた第1上溜め部と、該第1上溜め部の下部に連通させて設けられ、かつ第1熱媒体を流入させる第1入口部とを備え
    かつ前記第1上溜め部は前記第1入口部の流線方向に対して垂直もしくは傾斜して設けられ、
    記第1上溜め部には、前記第1入口部から前記第1上溜め部に流入された前記第1熱媒体の液面が前記第1上溜め部の下部から前記第1ヘッダー部の下面にかけて上昇する場合に、前記第1上溜め部の上側における前記第1上溜め部の水平方向での断面積が、前記第1上溜め部の下側における前記第1上溜め部の水平方向での断面積に比較して大きくなるように傾斜面が形成されていることを特徴とする蓄熱装置。
  2. 第2熱媒体を流通させる複数の管状の第2熱媒体用分岐管と、該第2熱媒体用分岐管の外周に設けられた蓄熱材と、前記複数の第2熱媒体用分岐管が連通する第2ヘッダー部と、該第2ヘッダー部の下面に連通して設けられた第2上溜め部と、該第2上溜め部の下部に連通させて設けられ、かつ第2熱媒体を流出させる第2出口部とを更に備え、
    前記第1ヘッダー部の下面に前記第2ヘッダー部の上面が接触して配置され、
    前記第2上溜め部は、前記第1上溜め部よりも前記蓄熱装置の内側かつ前記第1上溜め部に接触して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱装置。
  3. 前記複数の第1熱媒体用分岐管は第1板状チューブの面方向に形成され、前記複数の第2熱媒体用分岐管は第2板状チューブの面方向に形成されており、複数の前記第1板状チューブと複数の前記第2板状チューブとが前記蓄熱材を挟んで互いに対向して配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄熱装置。
  4. 前記第1板状チューブは、前記第2上溜め部を貫通するように配置され、かつ、前記第1板状チューブには該第1板状チューブの厚さ方向に貫通して該第1板状チューブの表面側の前記第2上溜め部と、裏面側の前記第2上溜め部とを連通させる孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の蓄熱装置。
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