JP4316144B2 - 個装吸収体 - Google Patents
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Description
(分野)
この発明は個装吸収体に関する。
【0002】
(背景)
体の***物を吸収するために用いられる吸収体、例えば使い捨ておむつ、大人の失禁用製品、又は生理用ナプキンはよく知られている。このような吸収体は一般的には、液体透過性トップシートを含んでいてもよい体側表面、液体不透過性バックシートを含んでいてもよい衣服側表面、及びこれらの間にある吸収体を有する。吸収体が用いられている時、吸収体の体側表面は、装着者の体に向けて配置されており、衣服側表面は、装着者の下着に対して配置されている。吸収体の体側表面は、吸収体の使用前に衛生的に保たれていなければならないが、その理由は、体側表面が装着者の体に直接触れるからである。典型的には、吸収体例えば生理用ナプキンは、吸収体を汚染から守るために、ラッパーによって個別に包まれている。このような個装吸収体は、例えば1995年7月18日に公開された日本公開実用新案公報第95/39820号、1994年10月25日に公開された日本公開実用新案公報第94/75446号、及び1991年7月31日に公開された日本公開特許公報第91/17376号に開示されている。いくつかの既知の設計において、吸収体例えば生理用ナプキンは、生理用ナプキンの体側表面が、折り畳まれた生理用ナプキンに対して内側に向けられ、衣服側表面がラッパーによって包まれるように、3つの部分に折り畳まれている。生理用ナプキンの衣服側表面もまた、生理用ナプキンを下着に固定するために、ラッパーによってカバーされている主留め具を含んでいる。これらの吸収体において、体側表面は、生理用ナプキンが装着者の下着に取り付けるために広げられる前、装着者の手による接触から保護されている。しかしながら装着者は、生理用ナプキンを装着者の下着に取り付ける時に、生理用ナプキンからラッパーを開いて取り除き、生理用ナプキンを広げなければならない。ラッパー及び生理用ナプキンが開けられている形状において、生理用ナプキンの主留め具は、ラッパーによって依然としてカバーされており、これは生理用ナプキンの体側表面が露出されている間露出されていない。従って装着者は、生理用ナプキンからラッパーを除去して、主留め具を露出しなければならない。このプロセスの間、装着者は生理用ナプキンの体側表面に触れることがある。これによって体側表面の汚染が生じる。さらには装着者がラッパーを除去した後、生理用ナプキンを下着に取り付けている間、装着者は、衣服側表面上に設けられている主留め具を下着に固定するために、体側表面に触れて、及び/又は生理用ナプキンの体側表面を下着の方に押しやって生理用ナプキンを取り付ける傾向がある。このこともまた汚染を引起す。従って、装着者がラッパーを除去し、生理用ナプキンを下着に取り付ける時に、生理用ナプキンの体側表面を保護するための便利な手段はない。
【0003】
生理用ナプキンの下着への取り付け中に、生理用ナプキンの体側表面を保護しようとする試みがなされている。例えば日本公開特許公報第96/56989号は、吸収体、例えば生理用ナプキンの本体部分の体側表面をカバーする表面カバーシートを有する生理用ナプキンを開示している。この生理用ナプキンはまた、生理用ナプキンの衣服側表面上に設けられた剥離紙カバー接着剤をも有する。装着者は、装着者が生理用ナプキンを下着に取り付ける前に、衣服側表面の接着剤をカバーしている剥離紙を除去しなければならない。このことは装着者にとって非常に不便である。
【0004】
前記のことに基づくと、主ラッパーシートを有するラッパーによって個装されている吸収体であって、包みを開けて取り付けている間、この吸収体の体側表面が例えば装着者の手から保護されている吸収体へのニーズがある。現存技術のどれも、これらの利点のすべて及び本発明の効果を与えない。
【0005】
(概要)
本発明は個装吸収体を提供する。この個装吸収体は、吸収体とラッパーとを備えている。吸収体は長手方向に伸びており、一対の長手方向サイド縁、一対の端縁、衣服側表面、及び体側表面を有する本体部分を含んでいる。本体部分の衣服側表面は、主留め具を有する。吸収体用のラッパーは、主ラッパーシートと主留め具カバーとを有している。本体部分の体側表面は、主ラッパーシートの方に向くように配置されている。本体部分の主留め具は、主留め具カバーによってカバーされている。主留め具カバーは、主ラッパーシートに接合されている。本体部分及びラッパーは、少なくとも1つの横断方向軸の周りで一単位として折り畳まれ、従って衣服側表面は、この折り畳まれた単位に対して内側に向けられる。主留め具の少なくとも一部は、ラッパーが開けられた時に露出される。
【0006】
(発明の詳細な説明)
本明細書は、本発明を特に指摘し明確に請求する請求項をともなうが、本発明は、同じ参照符号が同一の要素を指摘するのに用いられている添付の図面を参考にした好ましい実施の形態の下記の説明からより良く理解されるであろう。
【0007】
引例はすべて、参照して全体がここに組込まれている。どの文献の引用も、特許請求されている発明の先行技術としての有効性についての決定に関して認めているわけではない。
【0008】
「備えている(comprising)」とは、最終結果に影響を与えないその他の工程及びその他の要素を加えることができるという意味である。この用語は、「〜から成る(consisting of)」及び「本質的に〜から成る(consisting essentiallly of)」という用語を包含する。
【0009】
個別に包まれた吸収体、例えば生理用ナプキンは、吸収体を汚染から守るのに有用である。このような吸収体は、主ラッパーシートと主留め具カバーとを含むラッパーによって包まれていてもよい。吸収体を下着に取り付けている間、吸収体の体側表面を汚染から守るために、主ラッパーシートが設けられていてもよい。吸収体の衣服側表面に設けられている主留め具を保護するために、主留め具カバーが設けられていてもよい。吸収体が、吸収体のいくつかの部分を保護するために、2つの別々の材料要素を有しているならば、かつ装着者が、吸収体を下着に取り付けるプロセスの前にこれらの要素を別々に除去しなければならないならば、このことは装着者にとって非常に不便である。本発明は、体側表面が、吸収体を取り付けている間に、例えば装着者の手から保護されている、個別に包まれた吸収体へのニーズに応える。さらには本発明は、主ラッパーシートと主留め具カバーとを有する吸収体であって、装着者が吸収体を下着に取り付けるプロセスの前に主留め具カバーを除去するという余分な工程を生じる必要がない吸収体を提供する。本発明のこれらの特徴及びその他の特徴は、以下により詳細に考察される。
【0010】
ここで図面を参照すると、本発明は、好ましいが非限定的な実施の形態において開示されている。図1及び2に示されているように、本発明は、使い捨て吸収体、特に生理用ナプキン20用のラッパー78を含んでいる。
【0011】
生理用ナプキン20は、膣排出物、例えば月経分泌物を収集し、このような排出物による装着者の衣服の汚れを防ぐために用いられる。図1、2、及び3に示されているように、生理用ナプキン20は、基本的には本体部分22を含んでいる。生理用ナプキン20は、使用している時に折り畳まれて装着者の下着の縁を包み込む一対のフラップ24を含んでいてもよい。生理用ナプキン20の本体部分22は、本体留め具、例えば感圧接着剤留め具を、本体部分22を装着者の下着に留めるために有していてもよい。フラップ24は好ましくは各々、装着者の下着の股部の縁の周りで折り畳まれた形状において生理用ナプキン20のフラップ24を剥離可能に付着するために、フラップ留め具、例えば感圧接着剤留め具を有する。ラッパー78は、フラップ留め具と生理用ナプキン20の体側表面とをカバーして保護する役割を果たし、生理用ナプキン20の周りで折り畳まれて、生理用ナプキン20のための個装を生じる。
【0012】
生理用ナプキン20(及びこれの本体部分22)は、2つの表面、すなわち装着者の体に隣接して装着されることになる液体透過性の体と接触する表面又は「体側表面」20Aと、液体不透過性衣服側表面20Bとを有する。生理用ナプキン20は、図3において、その体側表面20Aから見られたものとして示されている。生理用ナプキン20(その他の要素、例えばラッパー78と共に)は、図1において、その衣服側表面20Bから見られたものとして示されている。生理用ナプキン20は、2つの中心線、すなわち主長手方向中心線Lと、主横断方向中心線(図面に示されていない)とを有する。ここでの「長手方向」とは、生理用ナプキン20が装着されている時に立っている装着者を左半身と右半身とに二分する垂直平面と一般に整合する(例えばほぼ平行な)生理用ナプキン20の平面における線、軸、又は方向のことを言う。ここでの「横断方向」、「側面方向」、又は「幅」は、相互交換可能であり、長手方向に一般に垂直な生理用ナプキン20の平面内にある線、軸、又は方向のことを言う。
【0013】
図3は、生理用ナプキン20の本体部分22とフラップ24とを示している。本体部分22は、2つの間隔があけられている長手方向サイド縁26、2つの間隔があけられている横断方向縁又は端縁(又は「端」)28を有する。これらは共に、本体部分22の周辺部30を形成している。本体部分22はまた、中央セクション(第一セクション)36、1つの端セクション(第二セクション)34、及びもう一方の端セクション(第三セクション)32を含む3つのセクションを有する。第一セクション36は、第二セクション34と第三セクション32との間に配置されている。第二セクション34及び第三セクション32は、長手方向において本体部分22の中央セクション36の縁から外側に伸びている。生理用ナプキン20が個装されている時、本体部分22及びラッパー78は、一単位として3つの部位に折り畳まれる。これらの部位は、2つの折り畳み軸F1及びF2によって分割された第一部位39、第二部位41、及び第三部位43を含んでいる(図1参照)。本体部分22の第一セクション36、第二セクション34、及び第三セクション32は一般に、それぞれ第一部位39、第二部位41、及び第三部位43の中まで伸びている。
【0014】
生理用ナプキン20の本体部分22は、あらゆる厚さのものであってもよい。これには、比較的厚い、中間の厚さ、比較的薄い、あるいは非常に薄い(「超薄型」)ものでさえ含まれる。それぞれ1990年8月21日及び1991年8月23日にOsbornに発行された米国特許第4,950,264号及び第5,009,653号に記載されているような「超薄型」生理用ナプキン20は、好ましくは約3mm未満のキャリパーを有する。図面に示されている生理用ナプキン20の実施の形態は、中間の厚さの生理用ナプキンの一例としてのものである。生理用ナプキン20の本体部分22はまた、比較的柔軟性があり、従ってこれは装着者にとって快適である。示されている生理用ナプキンは、単に1つの実施の形態にすぎず、本発明のラッパーは、図面に示されている種類又はこのような特定の形状を有する吸収体との使用に限定されないと理解すべきである。
【0015】
図2は、生理用ナプキン20の本体部分22の個々の要素を示している。生理用ナプキン20の本体部分22は、好ましくは少なくとも3つの主要素を有する。これらは、液体透過性トップシート38、液体不透過性バックシート40、及びトップシート38とバックシート40との間に配置されている吸収性コア42を含んでいる。トップシート、バックシート、及び吸収性コアは、この技術で知られている多様な形状に組立てられていてもよい(これには層化又は「サンドイッチ」形状、及び包み込まれている形状又は「管」形状が含まれる)。本体部分22の要素に適した材料、及びこのような要素が組立てられうる様々な形状のいくつかは、一般に次の特許に記載されている。すなわち、例えば1982年3月30日にAhrに発行された、発明の名称が「縁のある使い捨て吸収体(Bordered Disposable Absorbent Article)」という米国特許第4,321,924号;1984年1月10日にDesMaraisらに発行された、発明の名称が「複合生理用ナプキン(Compound Sanitary Napkin)」という米国特許第4,425,130号;1990年8月21日にOsbornに発行された、発明の名称が「薄い柔軟性生理用ナプキン(Thin,Flexible Sanitary Napkin)」という米国特許第4,950,264号;1994年5月3日にSnellerらに発行された、発明の名称が「弾性化生理用ナプキン(Elasticized Sanitary Napkin)」という米国特許第5,308,346号;及び1995年2月14日にLavashらに発行された、発明の名称が「フラップ及び示差延伸性ゾーンを有する吸収体(Absorbent Article Having Flaps and Zones of Differential Extensibility)」という米国特許第5,389,094号である。生理用ナプキン20の本体部分22はまた、1つ又はそれ以上の延伸性要素によって形成されていてもよい。例えば、どちらもOsbornらの名前で1992年7月23日に出願された米国特許出願番号第07/915,133号及び第07/915,284号(どちらも1993年2月4日に公開されたPCT公開番号第WO93/01785号及び第93/01786号)に記載されている生理用ナプキン等である。
【0016】
図2は、サンドイッチ構成に組立てられた生理用ナプキン20の好ましい実施の形態を示している。ここにおいてトップシート38及びバックシート40は、吸収性コア42のものよりも一般に大きい長さ及び幅を有する。トップシート38及びバックシート40は、吸収性コア42の縁を超えて伸びて、周辺部30の部分を形成する。トップシート38は、好ましくは吸収性コア42の体側に接合され、バックシート40は好ましくは吸収性コア42の衣服側に接合されている。トップシート38及びバックシート40は、この目的のためにこの技術で知られているあらゆる適切なやり方で、例えば接着剤のオープンパターンによって吸収性コア42に接合されていてもよい。吸収性コア42の縁を超えて伸びているトップシート38及びバックシート40の部分も、好ましくは互いに接合されている。トップシート38及びバックシート40のこれらの部分もまた、この技術で知られているあらゆる適切なやり方で接合されていてもよい。好ましくは示されている実施の形態において、トップシート38及びバックシート40のこれらの部分は、吸収性コア42の縁を超えて伸びている実質的に全体の部分の上では接着剤を用い、かつトップシート38及びバックシート40が圧力又は圧力と熱とを加えることによって圧縮されている本体部分22の周辺部30の周りではクリンプシールを用いて接合されている。
【0017】
図3に示されている生理用ナプキン20はまた、前記のように、本体部分22に接合されている一対のフラップ24を有していてもよい。フラップ24は、これらの近位縁44からこれらの遠位縁(又は「自由端」)46まで、本体部分22の長手方向サイド縁26を超えて側面方向に外側に伸びている。フラップ24は、本体部分22の第一セクション36の少なくとも一部から側面方向に外側に伸びており、フラップ24の大部分は、折り畳み軸F1及びF2によって分割されている第一部位39の中まで伸びている(図1参照)。
【0018】
フラップ24は、あらゆる適切なやり方で本体部分22に接合されていてもよい。ここでの「接合されている」とは、1つの要素が、この要素をもう一方の要素に直接付着させることによって別の要素に直接固定されている形状;要素が、この要素をこれ自体がもう一方の要素に固定されている中間部材に付着させることによって、間接的にもう一方の要素に固定されている形状;及び1つの要素が別の要素と一体的である、すなわち1つの要素が本質的にもう一方の要素の一部である形状をも包含する。好ましくは図3に示されている実施の形態において、フラップ24は本体部分22と一体的である(すなわちフラップ24は、バックシート40の一体的延長部によって形成されている;あるいはこれらのフラップ24は、同一の広がりを持つトップシート38及びバックシート40の一体的延長部によって形成されていてもよい)。
【0019】
これに代わる別の実施の形態において、フラップ24は、本体部分22の衣服側に接合されている1つ又はそれ以上の別々の要素によって形成されていてもよい。好ましくはこのような場合、これらのフラップ24は各々、本体部分22の衣服側に接合されている別れた要素によって形成されている。このような代替実施の形態において、フラップ24は、あるいはまた好ましくは、これらが本体部分22及び本体部分22の長手方向サイド縁26に接着されている地点間では、生理用ナプキン20の本体部分22の衣服側に接着されていない。これらの後者の実施の形態においてフラップ24は、あらゆる適切な接着メカニズムによって本体部分22の衣服側に接合されていてもよい。適切な接着メカニズムは、接着剤等を含むがこれらに限定されるわけではない。
【0020】
フラップ24が、本体部分22に接合されている(あるいはこれから伸びている)生理用ナプキン20上の位置又は部位は、ここでは「接合部」と呼ばれる。これらの部位は一般的には、長手方向に向けられた(又は「長手方向」)接合部、例えば接合線48であろう。これらの部位は、様々な曲線又は直線のどれであってもよいが、これらは線に限定されない。従って接合部は、フランジ、ストリップ、断続線等を含んでいてもよい。
【0021】
フラップ24は、所望のあらゆる形状のものであってもよい。例えばフラップ24には、各フラップ24の前縁と後縁とに、延伸性ゾーン(図面には示されていない)が設けられている。これらの延伸性ゾーンは、装着者の下着の股部の周りでフラップ24を折り畳むことによってフラップ24に生じる応力を緩和する。これによって延伸性ゾーンは、前記応力によって生じたフラップ24のこぶ形成(bunching)を取り除くのを助ける。延伸性ゾーンは、フラップ24の予め波形形成されているか、あるいは「リングロールされた」部位によって形成されていてもよい。ここにおいて、これらの波形は、主長手方向中心線Lに対してある角度で配向されている***部及び谷部を画定している。フラップ24に延伸性ゾーンを備えさせるのに適した構造は、次の特許にさらに詳細に記載されている。すなわち例えばLavashらに発行された米国特許第5,389,094号、及び1995年1月30日にSue A.Millsらの名前で出願された、発明の名称が「ギャザー部分を備えたフラップを有する吸収体(Absorbent Article Having Flaps With Gathered Portions)」という共に譲渡された同時出願(copending)米国特許出願番号第08/380,769号である。
【0022】
生理用ナプキン20は好ましくはまた、生理用ナプキン20を装着者の下着の定位置に固定するための留め具を有する。図3及び4は、本体留め具、例えば本体接着剤74、及びフラップ留め具、例えばフラップ接着剤76を含む留め具の好ましい配列を示している。生理用ナプキン20と共に用いられる留め具は、接着剤留め具に限定されない。この技術で知られているあらゆる適切な種類の留め具を、この目的のために用いることができる。例えば生理用ナプキン20は、機械的留め具、例えばベルクロ(VELCRO(登録商標))によって、あるいは接着剤と機械的留め具との組み合わせによって、装着者の下着の定位置に固定することができよう。しかしながら単純化のために、留め具は接着剤留め具として記載され、これらの留め具は好ましくは感圧接着剤留め具である。適切な感圧接着剤留め具は、例えば1990年4月17日にOsbornらに発行された米国特許第4,917,697号により詳細に記載されている。
【0023】
本体接着剤74及びフラップ接着剤76は、あらゆる適切な形状配置において設けられていてもよい。図1及び3に示されている好ましい実施の形態において、本体接着剤74は、主長手方向中心線Lの周りに中心がある1つの長手方向に向けられた接着剤ストリップの形態で設けられている。本体接着剤74は、互いに平行に配置された2つ又はそれ以上の長手方向に向けられた接着剤ストリップの形態で設けられていてもよい。あるいはまた本体接着剤74は、長手方向において距離をあけて配置された2つ又はそれ以上の一般に長方形の接着剤パッチの形態で設けられていてもよい。フラップ接着剤76は、各々のフラップ24上に一般に長方形の接着剤パッチの形態で設けられている。本体接着剤74は、生理用ナプキン20の本体部分22を、パンティーの股部に対して固定するための接着剤接着手段を与える。フラップ接着剤76は、これらがパンティーの股部の縁の周りで包み込まれた後、フラップ24を定位置に維持するのを助けるために用いられている。これらのフラップは、フラップ24を下着又は反対側のフラップに接着させることによって、定位置に維持することができる。あるいはまた、フラップ24には、フラップ接着剤が設けられていなくてもよい。
【0024】
図1、2、及び7は、ラッパー78の1つの好ましいバージョンを示している。ラッパー78は、単一要素から形成されていてもよく、あるいはいくつかの要素から形成されていてもよい。これらの要素は、単一部材又は単一製品の一体的部分によって形成されていてもよく、あるいはこれらは、1つの部材又は製品に接合されている別々の要素によって形成されていてもよい。ラッパー78を構成する要素は、主ラッパーシート80;主留め具カバー82を含んでおり;場合によっては、フラップ24が設けられており、かつフラップ接着剤76がフラップ24上に設けられているならば、フラップ留め具カバー81(図2には示されていない)を含んでいてもよい。
【0025】
主ラッパーシート80は、生理用ナプキン20の周りで折り畳まれて生理用ナプキン20のための個装を生じるラッパー78の部分である。主ラッパーシート80は好ましくは、生理用ナプキン20の体側表面20Aの側をカバーし、以下に記載されているように生理用ナプキン20に剥離可能に付着されている。図1及び7に示されているように、主ラッパーシート80は、2つの表面、すなわち内側表面80Eと外側表面80Fとを有する(図2参照のこと)。内側表面80Eは、生理用ナプキン20の方に向いている表面である。主ラッパーシート80は好ましくは、生理用ナプキン20の本体部分22の寸法よりもわずかに大きい寸法を有する。好ましくは主ラッパーシート80は、長手方向サイド部分80Dを有しており、これは生理用ナプキン20の本体部分22の長手方向サイド縁26を超えて伸びている。主ラッパーシート80は好ましくはまた、本体部分22の端縁28を超えて伸びている第一端部分80Aと第二端部分80Bとを有する。しかしながら生理用ナプキン20の満足すべき保護は、生理用ナプキン20の本体部分22よりも大きくないラッパーによっても得ることができると認められる。主ラッパーシート80は、あらゆる適切な材料から製造することができる。主ラッパーシート80は好ましくは、ラッパー78が使用済み生理用ナプキン20の包装及び処分に適するように、液体不透過性の薄い柔軟性材料から製造されている。例えばポリエチレンフィルムは、良好な働きをすることが分かっている。主ラッパーシート80は、不透明材料、半透明材料、又は透明材料から形成されていてもよい。不透明主ラッパーシート80は、処分のために使用済みの汚れた生理用ナプキンを再び包むために用いられる時、慎み深さ(discreteness)という利点を与える。しかしながら半透明又は透明主ラッパーシート80は、生理用ナプキンの下着への視覚による配置を容易にする。
【0026】
図1、5、及び7を参照すると、主留め具カバー(又は「主接着剤カバー」)82は、本体接着剤74をカバー及び保護するために設けられている。主接着剤カバー82は、薄いシート様要素、例えば紙又はプラスチックフィルムから形成されていてもよい。もしも別れた剥離紙が用いられるならば、これはこの目的のためにこの技術で知られているあらゆる適切な材料、例えばコーテッド紙から形成されていてもよい。適切な剥離紙は、例えば1990年4月17日にOsbornに発行された米国特許第4,917,697号に記載されている。主接着剤カバー82は、2つの面を有しており、これらの1つは、主留め具との剥離可能接着が可能な非粘着面(又は剥離可能面)82Aであり、及びこれと反対側の面又はサイド82Bである。主留め具が接着剤留め具から形成されている時、非粘着面82Aは、別れた剥離紙又は要素を、非粘着材料で処理された主接着剤カバー82に接着させることによって、あるいは主接着剤カバー82の全部又は一部分を、非粘着コーティングで処理することによって、例えば主接着剤カバー82の一部分をシリコーンコーティングすることによって供給することができる。あるいはまた、主留め具74が、機械的留め具例えばベルクロ(登録商標)留め具から形成されているならば、非粘着面は、機械的留め具材料を剥離可能に係合しうる不織布材料によって供給されてもよい。フラップ接着剤カバー81の反対側81Bは、その上に剥離コーティングを有する必要はなく、好ましくは有していない。主接着剤カバー82はまた、長手方向サイド部分82E、主ラッパーシート80の第二端部分80Bの近くに固定された固定端部分82C、及び第二部位41において生理用ナプキン20の端縁28の近くに位置する自由端部分82Dをも有する(図5参照のこと)。固定端部分82Cの反対側面82Bは、第二端部分80Bの近くで外側表面80Fの方に向いており、あらゆる適切な手段、例えば接着剤91によってこれに接合されている。自由端部分82Dは、非粘着面82Aが、第二部位41において本体接着剤74の方に向くように折り畳まれる。
【0027】
主接着剤カバー82は、図面では、本体接着剤74をカバー及び保護するのに十分な幅及び長さを有するにすぎない主接着剤カバー82を示しているが、あらゆる適切なサイズ及び形状のものであってもよい。好ましくは主接着剤カバー82の側面方向幅は、主ラッパーシート80の幅よりも狭い。これによって長手方向サイド部分82Eは、主ラッパーシート80の長手方向サイド部分80Dのフランジブルシールされた部位(後で説明される)の中まで伸びていない。このフランジブルシール部位によって個装が完成されることになる。
【0028】
図8は、主ラッパーシート80と主接着剤カバー82とを有するラッパー78のもう1つの実施の形態を示している。図8に示されている実施の形態において、主接着剤カバー82は、主ラッパーシート80の別れた要素である代わりに、主ラッパーシート80の一体的部分である。
【0029】
フラップ留め具カバー(あるいは「フラップ接着剤カバー」)81は(もし設けられているならば)、ラッパー78による生理用ナプキン20の包装形状において、フラップ接着剤76をカバー及び保護する。これはまたフラップ24を、トップシート38の上に折り被せられた位置に維持する。図4は、フラップ接着剤カバー81が主ラッパーシート80に接合される前に、分かれた別のフラップ接着剤カバーによって形成されているフラップ接着剤カバー81の一例を示している。このような剥離紙81は、フラップ接着剤カバー81がフラップ接着剤76に剥離可能に付着される前又は後に、図2に示されているように主ラッパーシート80の内側表面80Eにラミネートされてもよい。フラップ接着剤カバー81は、2つの面を有しており、これらの1つは、フラップ留め具との剥離可能接着が可能な非粘着面(又は剥離可能面)81Aであり、及びこれと反対側の面又はサイド81Bである。図2に示されているように、非粘着面81Aは、これがフラップ接着剤76に剥離可能に接着しうるように、フラップ接着剤76の方に向くように配置されている。反対側81Bは、図2及び4に示されているように、フラップ接着剤76から離れた方に向けられている。反対側81Bは、あらゆる適切な手段例えば図2に示されているような接着剤層90によって主ラッパーシート80の内側表面80Eに接合されている。主ラッパーシート80が生理用ナプキン20から除去された時、フラップ接着剤カバー81は、主ラッパーシート80上に残留しつつ生理用ナプキン20のフラップ接着剤76から除去される。非接着表面81Aは、主接着剤カバー82の非粘着面82Aと同じ材料又は要素によって形成されていてもよい。反対側81Bは、剥離コーティングをその上に有していてもよく、有していなくてもよい。
【0030】
あるいはまた図6に示されているように、フラップ接着剤カバー81は、剥離コーティングとして主ラッパーシート80上に設けられていてもよい。フラップ接着剤76は、剥離コーティング81に剥離可能に付着されていてもよい。剥離コーティングが用いられるならば、このコーティングは主ラッパーシート80の内側表面80Eに直接加えられてもよい。このようなコーティングは、この目的のためにこの技術で知られているあらゆる材料から形成されていてもよいが、シリコーンコーティングが好ましい。コーティングが用いられるならば、コーティング81は、実質的にフラップ接着剤76と接触する、主ラッパーシート80のそのゾーンのみをコーティングすることによって供給されてもよい。あるいはまた、主ラッパーシート80の内側表面80E全体がコーティングされてもよい。ラッパーの内側表面全体をコーティングすることは、例えば1993年1月26日にQuickらに発行された、発明の名称が「非粘着内部を備えた柔軟性容器(Flexible Container with Nonstick Interior)」という米国特許第5,181,610号に開示されている。
【0031】
フラップ接着剤カバー81は、図面では、フラップ接着剤76をカバー及び保護するのに十分な幅及び長さを有するにすぎないフラップ接着剤カバー81を示しているが、あらゆる適切なサイズ及び形状のものであってもよい。
【0032】
ラッパー78は好ましくはまた、ラッパー及び生理用ナプキンをその折り畳まれた形状に折り畳むことによって形成された包装を保持するための任意包装留め具86を含んでいてもよい。包装留め具86は好ましくは、この包装に剥離可能に接着可能であると同時に再シール可能でもある。包装留め具86は、この技術で知られているあらゆる剥離可能に接着可能でかつ再シール可能な留め具、例えば接着剤スポット又はパッチ、テープ、及び機械的留め具によって形成されていてもよい。感圧接着剤がその上に配置されている包装留め具は、良好な働きをすることが分かっている。包装留め具86は、ラッパー78上のあらゆる適切な位置に配置されていてもよい。図1に示されている実施の形態において、包装留め具86は好ましくは、主ラッパーシート80の向かい合った第一端部分80Aに位置する。
【0033】
図9〜11は、生理用ナプキン20をラッパー78に包装するプロセスの一例を示している。この実施の形態において、フラップ接着剤カバー81が設けられ、これは別れたフラップ接着剤カバーシートである。主接着剤カバー82は、別れた単一シートである。生理用ナプキン20をラッパー78に包装する前に、フラップ24を、トップシート38(すなわち体側表面20A)の上に折り畳む。図6に示されている形状にフラップ24を折り畳むことによって、フラップ24の衣服側表面20B上に配置された接着剤76のパッチが露出され、フラップ24がトップシート38の少なくとも一部分をカバーする。折り畳まれた左及び右フラップ24は、フラップ接着剤カバー81によって互いに連結される。フラップ接着剤カバー81は、フラップ接着剤76(図9〜11に示されていない)をカバーし、フラップ24をトップシート38上に折り被せられた位置に維持する。接着剤層90は、フラップ接着剤カバー81の反対側81Bの上に設けられている。図9及び10に示されているように、生理用ナプキン20は、フラップ接着剤カバー81の反対側81Bが、主ラッパーシート80の内側表面80Eの方に向くように、主ラッパーシート80(すなわち内側表面80E)の上に置かれる。これによってフラップ接着剤カバー81は、接着剤層90によって主ラッパーシート80に接合される。体側表面20Aは、主ラッパーシート80の内側表面80Eの方に向いている。生理用ナプキン20の体側表面20Aを主ラッパーシート80の方に向くように配置することは、トップシート38が使用前に汚れるのを防ぐための保護を与えると考えることができる。あるいはまたフラップ接着剤カバー81は、このフラップ接着剤カバー81がフラップ接着剤76に剥離可能に付着される前に、主ラッパーシート80の内側表面80Eに接合されてもよい。この場合生理用ナプキン20は、フラップ接着剤76が、主ラッパーシート80上のフラップ接着剤カバー81の上に来るように、主ラッパーシート80の上に置かれる。
【0034】
衣服側表面20B上の本体接着剤74は、図10に示されているように、主接着剤カバー82によってカバーされている。示されているように、主接着剤カバー82が主ラッパーシート80にまだ接合されていない形状において、主接着剤カバー82の固定端部分80Aは、主ラッパーシート80の第一端部分80Aの近くに配置されている。自由端部分82Dは、主ラッパーシート80の第ニ端部分80Bの近くに配置されている。固定端部分82Cは、第三部位43に配置されており、自由端部分82Dは、第二部位41に配置されている。主接着剤カバー82は、生理用ナプキン20が主ラッパーシート80の上に置かれる前又は後に、本体接着剤74に剥離可能に付着されていてもよい。接着剤層91は、主接着剤カバー82の第一端部分82Cの近くで主接着剤カバー82の反対側82B上に設けられている。接着剤層91は、生理用ナプキン20とラッパー78とが一単位として折り畳まれる前のいつでもこれに加えられてもよい。
【0035】
図10に示されているように、生理用ナプキン20を主ラッパーシート80の上に配置した後、ついで生理用ナプキン20は好ましくは、主ラッパーシート80、フラップ接着剤カバー81、及び主接着剤カバー82を含むラッパー78と共に一単位として、折り畳み軸F1及びF2によって画定された3つの部位に折り畳まれる。折り畳み軸F1及びF2は、生理用ナプキン20及びラッパー78の両方を、第一部位39、第二部位41、及び第三部位43を含む3つの部位に分割する。図10に示されているように、中央部位(第一部位)39は、好ましい折り畳み軸F1とF2との間にある。第二部位41及び第三部位43は、折り畳み軸F1及びF2の長手方向に外側にある。前記のように本体部分22はまた、折り畳み軸F1及びF2において、第一セクション36、第二セクション34、及び第三セクション32を含む3つのセクションに分けられる。各セクション36、34、及び32は一般に、それぞれ各部位39、41、及び43の中まで伸びている(図1も参照のこと)。図10に示されているように、生理用ナプキン20及び第二部位41のラッパー78は、第一部位39の生理用ナプキン20の方に一単位として折り畳まれ、従って生理用ナプキン20の衣服側表面20Bは、この折り畳まれた単位に対して内側に向けられ、主ラッパーシート80は、この折り畳まれた単位に対して外側に向けられている(図11も参照のこと)。ついで生理用ナプキン20及び第三部位43のラッパー78は、第二部位41のラッパー78(すなわち主ラッパーシート80)の上に折り畳まれ、従って第三部位43の衣服側表面20Bは、主ラッパーシート80の外側表面80Fの方に向く。主接着剤カバー82上に配置された接着剤層91のために、主接着剤カバー82の固定端部分82Cは、図12に示されているように、主ラッパーシート80の第二端部分80Bの近くで外側表面80Fに接合されている。折り畳まれた形状において、生理用ナプキン20の体側表面20Aは、主ラッパーシート80によってカバーされている。さらには衣服側表面20Bは、生理用ナプキン20及びラッパー78の折り畳まれた単位に対して内側に向けられている。好ましくは折り畳まれた形状において、生理用ナプキン20は、主ラッパーシート80によって完全に包まれ、主ラッパーシート80の外側に露出されない(すなわち体側表面20Aも衣服側表面20Bも、主ラッパーシート80の外側に露出されない)。
【0036】
あるいはまた、生理用ナプキン20は、1つの折り畳み軸によって分割された2つの部位に、ラッパー78と共に折り畳まれてもよい。このような場合、生理用ナプキン20及びラッパー78は、1つの部位における生理用ナプキン20の一部が、もう一方の部位における生理用ナプキン20の一部の方に向くように、軸の周りで折り畳まれる。この形状において、生理用ナプキン20の衣服側表面は、生理用ナプキン及びラッパーの折り畳まれた単位に対して内側に向けられている。
【0037】
好ましくはラッパー78への生理用ナプキン20の個装を完成するために、ついで主ラッパーシート80の各々の長手方向サイド部分80Dは、生理用ナプキン20及びラッパー78が折り畳まれた形状になった後、図13に示されているようにフランジブルシールされる。主ラッパーシート80の長手方向サイド部分80Dのフランジブルシーリングは、あらゆる適切なシーリング技術によって実施することができる。例にすぎないが、長手方向サイド部分80Dは、ヒートシール、グルー、又は超音波接着されてもよい。生理用ナプキン20全体はこれによって、主ラッパーシート80が開けられるまで保護される。長手方向サイド部分をフランジブルシールするのに適した方法は、例えばSwansonに発行された米国特許第4,556,146号に記載されている。図13は、ラッパー78及び生理用ナプキン20を、出荷、販売、及び装着者による便利な携帯に好ましい1つの形状に折り畳むことによって形成された生理用ナプキンのための包装を示している。
【0038】
装着者は通常、図13に示されている形態の個装生理用ナプキンを携帯する。個装生理用ナプキンは、ラッパー78から包装留め具86を剥ぎ取り、主ラッパーシート80の長手方向サイド部分80Dに沿ってフランジブルシールを破って開けることができ、従って第三部位43の生理用ナプキン20は、図14に示されているように、第二部位41の主ラッパーシート80から開けられる。固定端部分82Cは主ラッパーシート80の外側表面80Fに接合されているので、固定端部分82Cは主ラッパーシート80と共に留まる。これによって第三部位43に位置する本体接着剤74の一部は、第三部位43が第二部位41から開けられた時に自動的に同時に露出される。ついで第二部位41は、図15に示されているように、第一部位39に位置する本体接着剤74をさらに露出するために第一部位39から開けられる。従って包まれた生理用ナプキンを開けることによって、本体接着剤74の少なくとも一部は、下着の股部に接着しうる一方で、生理用ナプキン20の体側表面20A(図15に示されていない)が、汚染から保護するために主ラッパーシート80によってカバーされたままになるように露出される。図16に示されているように、体側表面20A(図示されていない)が主ラッパーシート80によってカバーされている生理用ナプキン20は、主接着剤74(今や露出されている)が股部100の内側に向くように下着102の股部100の上に置かれる。これは、体側表面20Aに触れずに行なうことができる(この表面は使用中、その後装着者の体に直接触れる)が、それは、体側表面20Aが主ラッパーシート80によって依然としてカバーされているからである。さらにはフラップ接着剤76は、装着者の手又は生理用ナプキン20の一部分に不用意に粘着しないが、その理由は、フラップ接着剤76が主ラッパーシート80によってカバーされているからである。この実施の形態において、生理用ナプキン20を下着102に取り付けるプロセスの間、主ラッパーシート80は、生理用ナプキン20から容易に分離されないが、その理由は、主ラッパーシート80と生理用ナプキン20とがフラップ接着剤76によって互いに付着されているからである。主ラッパーシート80は剥離可能に生理用ナプキン20に付着されているが、生理用ナプキン20を下着に取り付けるプロセスの間、主ラッパーシート80が生理用ナプキン20から容易に分離しないように制御されうる。形状(フラップ留め具がどの程度大きいか)及び/又はフラップ接着剤76の接着強度は、これを制御するために独立して選ぶことができる。形状(例えば接着剤の比較的大きい面積)及び/又は接着強度(例えば接着剤の比較的高い平均接着強度)の調節は、生理用ナプキン20の使用中、装着者の皮膚の快適性に影響を与えない。フラップ接着剤76の形状が大きくなればなるほど、及び/又は接着強度が高くなればなるほど、主ラッパーシート80は、吸収体から分離しなくなる傾向がある。さらにはこの実施の形態において、フラップ接着剤76は、主ラッパーシート80を生理用ナプキン20に剥離可能に付着させるために用いられているので、主ラッパーシート80と生理用ナプキン20とを付着させる追加の手段、例えば皮膚の問題を引起すか、あるいは装着者に粘着性を感じさせることがあるような、トップシート上に設けられている接着剤は不要である。体側表面20A(図16に示されていない)は、主ラッパーシート80によってカバーされているので、体側表面20Aは、生理用ナプキンを下着に取り付けるプロセスの間、汚染から保護されている。従って装着者は、主接着剤74を股部100に固定するために、主ラッパーシート80のその側を下着102の方に押しやることができる。
【0039】
ついで装着者は、下着102の股部100に固定されている生理用ナプキン20から、主ラッパーシート80を除去するために包装留め具86を引っ張る。図17に示されているように、主ラッパーシート80が除去された時、主ラッパーシート80の内側表面80Eに接合されているフラップ接着剤カバー81は、フラップ接着剤76から除去される。装着者はさらに、図18に示されているように主ラッパーシート80を生理用ナプキン20から除去するために、主ラッパーシート80を引っ張る。主接着剤カバー82の固定端部分82Cは、第二部位41の第二端部分80Bの近くで主ラッパーシート80の外側表面80Fに接合されているので、装着者は、これらの間に剪断力を感じることなく、本体接着剤74から主ラッパーシート80と共に主接着剤カバー82を剥がすことができる。従って主ラッパーシート80を備えた生理用ナプキン20を股部100に対して配置した後(図16)、主ラッパーシート80及び主接着剤カバー82の除去は、主ラッパーシート80の一部を引っ張るという単一動作において行なうことができる。除去が完了した後、装着者は、下着の外側表面の方にフラップ24をひっくり返す。
【0040】
生理用ナプキンがラッパー7から取り出され、装着者の下着に設置されたら、装着者はラッパー78を折り畳んで、再シール可能な包装留め具86をラッパー78に再び接着させることによって、ラッパー78をその折り畳まれた配向に固定することができる。その時装着者は、使用済み生理用ナプキンを再び包んで処分するために、折り畳まれたラッパー78を保存することができる。装着者は、離れたフラップ接着剤カバー81及び主接着剤カバー82を回収して処分することについて心配する必要がない。その理由は、フラップ接着剤カバー81及び主接着剤カバー82が、主ラッパーシート80に接合されているからである。従って本発明は、体側表面を衛生的に保ちながら、回収しなければならない余分な廃棄物片を伴わずに容易に設置される清潔な生理用ナプキン20を装着者に供給する。
【0041】
本発明の様々なこれに代わる実施の形態が可能である。例えば上に説明された実施の形態において、フラップ24を有する代わりに、生理用ナプキン20は、フラップ24を備えずに本体部分のみから形成されていてもよいであろう。このような場合、剥離可能な接合手段が、生理用ナプキン20の体側表面20Aと主ラッパーシート80との間に設けられていてもよい。このような剥離可能接合手段は、あらゆる適切な手段から形成されていてもよい。好ましくは接合手段は、装着者の皮膚に好ましくない影響を与えず、主ラッパーシート80が、生理用ナプキン20の取り付けプロセス中でさえ本体部分22から分離しないように、主ラッパーシート80を体側表面20Aに付着させるのに十分な接着強度を有する手段から形成されている。主ラッパーシート80及び体側表面20A(すなわちトップシート38)が、熱可塑性材料から形成されている場合、これらは1つ又はそれ以上の小さいスポットにおいて互いに融合されていてもよい。しかしながら融合スポットの数及び融合スポットの区域は、好ましくは主ラッパーシート80が体側表面20Aから容易に剥離される一方で、融合区域によって装着者に硬い感触を与えないように選ばれる。あまり好ましくないが、接着剤を用いて主ラッパーシート80と体側表面20Aとを接合させてもよい。
【0042】
生理用ナプキン20は、追加のもう1対のフラップを有していてもよい。これらの追加フラップは、本体部分22の長手方向サイド縁26を超えて側面方向に外側に伸びている。これらの追加フラップは、本体部分22の1つの端縁28の近くで、本体部分22の長手方向においてフラップ24から離れたところに配置されている。これらの追加フラップは、好ましくは各々、装着者の下着の内側の後部において広げられたままの形状に生理用ナプキン120の追加フラップを剥離可能に付着させるために、追加の留め具、例えば感圧接着剤留め具をその上に有している。追加のフラップ接着剤は、パンティーの内側の後部にこれらが広げられた後、追加フラップを定位置に維持するのを助けるために用いられる。追加のフラップ接着剤をカバーするために、追加フラップ接着剤カバーが設けられていてもよい。追加フラップ接着剤カバーは、フラップ接着剤76のフラップ接着剤カバー81と同じ材料/形状によって形成されていてもよく、主ラッパーシートの内側表面80Eに接合されている。
【0043】
本発明の好ましい実施の形態の前記詳細な説明は、単に例証のために示されているにすぎず、多くの修正及び変形例も、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当業者には明らかになると認められる。従って本発明の範囲は、請求項を参照して決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、開けられた位置にある本発明のラッパーの好ましい実施の形態の上部平面図であり、好ましい生理用ナプキンがその上に配置されている。
【図2】 図2は、図1の線II−IIに沿う、ラッパー及び生理用ナプキンの横断面図である。
【図3】 図3は、図1に示されている生理用ナプキンの上部平面図であり、フラップが広げられている。
【図4】 図4は、図1に示されている生理用ナプキンの上部平面図であり、フラップがトップシートの上に折り被せられており、フラップ留め具カバーによってカバーされている。
【図5】 図5は、図1の線V−Vに沿う、ラッパー及び生理用ナプキンの横断面図である。
【図6】 図6は、ラッパー及び生理用ナプキンのもう1つの実施の形態の横断面図である。
【図7】 図7は、図1に示されている1つの好ましいラッパーの斜視図である。
【図8】 図8は、ラッパーのもう1つの実施の形態の斜視図である。
【図9】 図9は、ラッパーによる生理用ナプキンの包装プロセスを示す第一概略斜視図である。
【図10】 図10は、ラッパーによる生理用ナプキンの包装プロセスを示す第ニ概略斜視図である。
【図11】 図11は、ラッパーによる生理用ナプキンの包装プロセスを示す第三概略斜視図である。
【図12】 図12は、図9〜11に示されているプロセスを用いて折り畳まれた生理用ナプキン及びラッパーの横断面図(長手方向中心線に沿ったもの)である。
【図13】 図13は、図9〜11に示されているプロセスを用いて組立てられた、本発明の個装吸収体の1つの実施の形態の斜視図である。
【図14】 図14は、図9〜11に示されているプロセスを用いて組立てられた、個装生理用ナプキンの開封プロセスを示す第一概略斜視図である。
【図15】 図15は、図9〜11に示されているプロセスを用いて組立てられた、個装生理用ナプキンの開封プロセスを示す第ニ概略斜視図である。
【図16】 図16は、図9〜11に示されているプロセスを用いて組立てられた、下着への生理用ナプキンの取り付けプロセスを示す第一概略斜視図である。
【図17】 図17は、図9〜11に示されているプロセスを用いて組立てられた、下着への生理用ナプキンの取り付けプロセスを示す第ニ概略斜視図である。
【図18】 図18は、図9〜11に示されているプロセスを用いて組立てられた、下着への生理用ナプキンの取り付けプロセスを示す第三概略斜視図である。
Claims (9)
- 吸収体の個装包装体(20)であって、
(a)長手方向に伸びる吸収体(20)と、一対の長手方向側縁(26)、一対の端縁(28)と衣服面と身体面とを有する本体部分(22)を含み、本体部分(22)の衣服面が主留具(74)を備え、
(b)吸収体のラッパー(78)は、主ラッパーシート(80)と主留め具カバー(82)を備え、前記吸収体(20)は、以下の(c)〜(e)を特徴とする個装包装体(20)。
(c)本体部分(22)の身体面は、主ラッパーシート(80)に向くように配置されており、本体部分(22)の主留め具カバー(82)によってカバーされており、主留め具カバー(82)は主ラッパーシート(80)に接合されており、
(d)本体部分(22)とラッパー(78)は、少なくとも1つの横断方向軸を中心として1単位として折り畳まれ、衣服面が前記折り畳み単位に対して内側に向けられ、前記主留め具(74)の少なくとも一部が、吸収体(20)の少なくとも一部ーが開かれたときに露出される、
(e)主ラッパーシート(80)は一対の長手方向のサイド部分(80D)、第1の端部分(80A)および第二の端部分(80B)を有し、
主留め具カバー(82)は一対の長手方向の側部分(82E)、固定端部分(82C)、自由端部分(82D)を有しており、この固定端部分(82C)は主ラッパーシート(80)の第二部分(80B)の近くに折り畳まれた形状に配置されており、ここにおいて、
この固定端部分(82C)は主ラッパーシート(80)の第二の端部分(80B)に接合されている、 - 前記本体部分(22)及び前記ラッパー(78)は2つの横断方向軸と3つの部位とを有しており、これら2つの軸は第一軸(F1)と第二軸(F2)とを有しており、これら3つの部位は第一部位(39)、第二部位(41)、及び第三部位(43)を有しており、第一部位(39)と第二部位(41)とは第一軸(F1)によって分離されており、第一部位(39)と第三部位(43)とは第二軸(F2)によって分離されており、本体部分(22)とラッパー(78)とは、第二部位(41)の本体部分が、第一部位(39)の本体部分の上に積重ねられるように第一軸(F1)に沿って折り畳まれ、かつ第三部位(43)の本体部分が第二部位(41)の主ラッパーシート(20)の上に積重ねられるように第二軸(F2)に沿って折り畳まれる、請求項1に記載の吸収体(20)。
- 前記主ラッパーシート(80)の前記第二端部分(80B)は前記第二部位に配置されており、前記主留め具カバー(82)の固定端部分(82C)は、第二部位の主ラッパーシート(80)の前記第二端部分(80B)に接合されている、請求項2に記載の吸収体(20)。
- 前記主留め具カバー(82)は前記第三部位(43)の一部に少なくとも伸びており、主留め具カバー(82)の前記固定端部分(82C)は、前記第二部位(41)の前記主ラッパーシート(80)の前記第二端部分(80B)に接合されている、請求項3に記載の吸収体(20)。
- 前記主留め具カバー(82)は前記第一部位(39)、前記第二部位(41)、及び前記第三部位(43)に沿って伸びている、請求項4に記載の吸収体(20)。
- 前記主留め具カバー(82)は前記主ラッパーシート(80)とは別れた要素から形成されている、請求項1に記載の吸収体(20)。
- 前記吸収体(20)は、前記本体部分(22)に接合され、かつ本体部分(22)の前記長手方向サイド縁(26)を越えて側面方向に外側に伸びている一対のフラップ(24)を有しており、このフラップ(24)の衣服側表面が、フラップ留め具(76)を有している、請求項1に記載の吸収体(20)。
- 前記フラップ(24)は前記本体部分(22)の前記体側表面の上に折り被せられて前記フラップ留め具(76)を露出し、このフラップ留め具(76)は前記主ラッパーシート(80)に剥離可能に付着されている、請求項7に記載の吸収体(20)。
- 前記ラッパー(78)は前記主ラッパーシート(82)の上に設けられているフラップ留め具カバー(81)を含んでおり、前記フラップ留め具(76)はこのフラップ留め具カバー(81)に剥離可能に付着されている、請求項8に記載の吸収体(20)。
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