JP3140470B2 - サイドフラップファスナーカバーを備える吸収体ラッパー - Google Patents

サイドフラップファスナーカバーを備える吸収体ラッパー

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JP3140470B2 JP10525543A JP52554398A JP3140470B2 JP 3140470 B2 JP3140470 B2 JP 3140470B2 JP 10525543 A JP10525543 A JP 10525543A JP 52554398 A JP52554398 A JP 52554398A JP 3140470 B2 JP3140470 B2 JP 3140470B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は吸収体用の主要なラッパーシートとフラップ
のフラップファスナー用のフラップファスナーカバーを
備えたラッパーによって個々に包装される吸収体に関す
る。
背 景 吸収手段から横方向外向きに伸びる一対のフラップを
備えた生理用ナプキン等の吸収体が公知である。このよ
うな吸収体の1つに、吸収手段の両方の縦側縁の中央部
から横方向に外向きに伸びる一対のフラップを備えるも
のがある。フラップは股部において着用者の下着の縁の
まわりに折り返すためのものである。このように、使用
中はフラップは股部における着用者の下着の縁と着用者
の腿の間に置かれる。一般に、フラップにはフラップを
着用者の下着の下側に貼るための、接着剤等のフラップ
ファスナーが設けられる。まず、フラップはそれがなけ
れば着用者の下着の縁を汚すであろう滲出物が下着の縁
を汚すのを防止する。第2に、フラップはナプキンが着
用者によって選ばれた位置から動かないように安定させ
る助けをする。これはフラップが下着の下側に貼られる
時に特に言えることである。
このような生理用ナプキンのフラップは、トップシー
ト側もしくはバックシート側に折り畳むことができ、包
装中、つまり生理用ナプキンの製造から着用者によって
最初に使用されるまでの期間、スペースを節約する。着
用者によって最初に使用される時、フラップは通常広げ
られ、生理用ナプキンを着用者の下着に置くのを容易に
する。生理用ナプキンを使用する前に、互いにあるいは
製品の他の部分に偶然はりくつくことがないように、畳
まれたフラップのフラップファスナーは通常フラップフ
ァスナーカバーでカバーされている。フラップをトップ
シート側に折り畳む場合、フラップのフラップファスナ
ーは外側に向いており、フラップファスナーカバーによ
ってカバーされ、それによってトップシートの上にフラ
ップ同士を架橋させる。1993年11月9日に公開された特
開平第5−293139号、1994年3月22日に公開された特開
平第6−78953号、及び1994年4月12日に公開された実
開平第6−26835号は、トップシートの上に畳まれるフ
ラップと、フラップファスナーカバーによってカバーさ
れるフラップファスナーを有する生理用ナプキンを開示
している。上記に開示された生理用ナプキンは更に生理
用ナプキンを着用者の下着の内側に固定するための主フ
ァスナーを備えている。更に、主ファスナーは主ファス
ナーカバーがカバーされる。したがって、生理用ナプキ
ンを使用する場合、着用者はフラップファスナーカバー
と主ファスナーカバーの取り除かなければならない。次
に着用者はファスナーカバーがごみになるのを防止する
ために、様々なファスナーカバーを適切に処分しなけれ
ばならない。
生理用ナプキンからフラップファスナーカバーと主フ
ァスナーカバーの取り外しを容易にしようとする試みが
為されている。1993年2月9日に公開された実開平第5
−9526号及び1993年2月9日に公開された実開平第5−
9529号は、本体ファスナーの付いた生理用ナプキン本
体、フラップファスナーの付いたフラップ、及びフラッ
プファスナーと主ファスナーをカバーするためのファス
ナーカバーを備えた生理用ナプキンを開示している。フ
ァスナーカバーは互いに接続されるフラップファスナー
カバー部分と主ファスナーカバー部分を備える。したが
って、主ファスナーカバー部分を生理用ナプキン本体か
ら取り外すと、フラップファスナーカバー部分もフラッ
プから取り外される。
生理用ナプキン本体からフラップファスナーカバー及
び/もしくは主ファスナーカバーの取り外しを容易にし
ようとする他の試みが、生理用ナプキンを個々に包装す
るためのラッパーの取り外しに関連して為されている。
1994年4月12日に公開された実開平第6−26833号は主
ファスナーの付いた生理用ナプキン本体と、フラップフ
ァスナーの付いたフラップと、生理用ナプキン本体を包
むためのラッパーと、フラップファスナーカバーと、主
ファスナーカバーとを備えた生理用ナプキンを開示して
いる。主ファスナーカバーはラッパーの一部に接続され
ているので、生理用ナプキン本体をラッパーから取り出
すと、主ファスナーカバーが本体から取り外される。し
かしながら、フラップファスナーカバーもフラップから
取り外さなければならない。
1995年7月18日に公開された実開平第7−39820号
は、トップシート、バックシート及び吸収芯を有する生
理用ナプキン本体を備えた生理用ナプキンを開示してい
る。更に、生理用ナプキンは一対のフラップを備え、そ
れらは生理用ナプキンを使用する時、股部分の着用者の
下着の縁のまわりに折り返される。本体に接着層が設け
られ、フラップは接着層カバーでカバーされ、そのカバ
ーは個別に生理用ナプキンを包むためのラッパーを備え
ていてよい。フラップは本体の内側に畳まれる。本体の
接着層をカバーする接着層カバーは本体の縦の側面と横
の縁を超えて伸びる。接着層カバーは1つの横端を超え
て伸び、接着層カバーの伸びた部分はフラップの接着層
をカバーするために内側に折り返される。1995年7月18
日公開された実開平第6−75446号は、生理用ナプキン
本体と、生理用ナプキンの縦方向に両側から水平に外向
きに伸びる一対のフラップとを備える生理用ナプキンを
開示している。生理用ナプキンを使用する前は、フラッ
プは生理用ナプキンの身体に面する側に畳まれており、
生理用ナプキンを使用する時は、股部分の着用者の下着
の縁のまわりに折り返される。接着層が設けられた生理
用ナプキンの衣類に面する側は取り外し自在に処理され
るラッパーによって包まれている。包まれた生理用ナプ
キンはラッパーと共に折線のまわりで折り返される。こ
の公開物は更に生理用ナプキン用の包装構造を開示して
おり、ラッパーの一部がフラップの接着層をカバーする
ようになっている。つまり、ラッパーの横縁が生理用ナ
プキンの端縁を超えて伸び、トップシートの上に折り畳
まれるフラップの接着層に対して折り返される。1997年
1月2日に公開された欧州特許EP 0 750 896 A2は
ナプキン本体と、ナプキン本体の側縁の横方向に反対側
の側から伸びる一対のフラップとを備えた生理用ナプキ
ンを開示している。ナプキン本体は3層が重なり合う関
係に縦に折り畳まれ、フラップもナプキン本体の上面に
折り畳まれる。ナプキン本体を背面とフラップに設けら
れる接着域に、解除シートが取り外し自在に接着され
る。フラップと共にナプキン本体を包むように、包装シ
ートもナプキン本体と共に折り畳まれ、各々の解除シー
トは包装シートの内面にしっかりと接着され、ナプキン
を包装シートから取り出す時、包装シートと解除シート
を生理用ナプキンから一体化されたひも状のシートの形
態で剥がすことができる。
別のタイプの吸収体は、吸収手段の縦の両側縁の背後
部から横に外向きに伸びる一対のフラップを備える。吸
収体の第2のタイプのフラップは、着用者の下着の内側
後部に広げられるものである。使用に際して、フラップ
は着用者の臀部と着用者の下着の間に置かれる。吸収体
の第2のタイプのフラップも、それがなければ着用者の
下着の後部を汚すであろう滲出物を防止する。フラップ
には着用者の下着の内側にフラップを貼るための接着剤
等のフラップファスナーが設けられ、着用者の下着の背
後部でナプキンが移動しないように安定させる。フラッ
プファスナーは生理用ナプキンの使用前に、互いに、あ
るいは製品の別の部分と偶然はりつくことがないように
フラップファスナーカバーでカバーすることができる。
1996年9月3日に公開された特開平第8−224269号は個
々に包装された生理用ナプキンを開示している。生理用
ナプキンはトップシート、バックシート、吸収芯、生理
用ナプキンの縦方向に後部両側に接着層を有する一対の
フラップ部分、及び主リリースペーパーでカバーされた
主接着層を備える。バックフラップ部分はトップシート
側に折り畳まれ、バックフラップ部分の接着層が上向き
になり、フラップリリースペーパーが接着層に付けられ
る。ラパーは主リリースペーパーの開放できないように
処理された表面に、第1の接着剤を使用して接合され
る。生理用ナプキンはラッパーと共に3部に畳まれ、フ
ラップリリースペーパーが生理用ナプキンの前部のバッ
クシート側に面するようになる。生理用ナプキンの前部
をカバーするラッパーは、フラップリリースペーパーの
開放できないように処理された表面に、第2の接着剤を
使用して接合される。
生理用ナプキン等の先行技術の吸収体は個々に包装さ
れた吸収体を達成するという課題に幾つかに重点を置い
ており、本発明の範囲まで、あるいは本発明の方法にお
ける課題には重点を置いていない。したがって、本発明
の主な目的は、改良された個々に包装された吸収体を提
供することである。
要約 本発明は個々に包装された吸収体を提供する。本発明
の1つの態様では、吸収体は縦方向に伸び、一対の縦の
側縁、一対の端縁、衣類表面、及び身体表面を有する本
体部分を備える。本体部分の衣類表面は着用者の下着に
置くことができる。更に、吸収体は本体部分に接合さ
れ、本体部分の縦の側縁を超えて横に外向きに伸びる一
対の第1フラップと、縦方向に第1フラップから離れて
本体部分に接合され、本体部分の縦の側縁を超えて横に
外向きに伸びる一対の第2フラップとを備える。第1と
第2のフラップの各々の衣類表面は各々の第1のフラッ
プファスナーと第2のフラップファスナーを備える。第
1と第2のフラップは本体部分の身体表面の上に折り畳
まれて、フラップファスナーを露出させる。ラッパーは
主ラッパーシートとフラップファスナーカバーを備えた
る。主ラッパーシートは一対の縦の側部、一対の端部
分、本体部分に面する内面、及び外面を備える。主ラッ
パーシートは本体部分の衣類表面に隣接して置かれる。
主ラッパーシートと吸収体の本体部分は2本の横軸とそ
の2本の横軸によって分けられる3つの領域を備える。
3つの領域は第1フラップの大部分が伸びる第1領域、
第2フラップの大部分が伸びる第2領域、及び第3領域
で構成される。2本の横軸は第1領域と第2領域間に横
方向に伸びる第1の軸と、第1領域と第3領域間に横方
向に伸びる第2の軸で構成される。フラップファスナー
カバーは一対の縦の側部、一対の端部分、第1と第2の
フラップのフラップファスナーに面する取り外し自在の
表面、反対側の表面、第1部分及び第2部分を備え、吸
収体が横軸の部分で折り畳まれた時に、第1部分の大部
分が第1領域に伸び、第2部分の大部分が第2領域に伸
びる。フラップファスナーカバーは第1と第2のフラッ
プのフラップファスナーに取り外し自在に貼り付けられ
る。主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニットと
して第2の軸で折り畳まれ、第1フラップの大部分が第
3領域の本体部分と重ねられ、フラップファスナーカバ
ーの第1部分がそれらの間に挿入される。主ラッパーシ
ートと吸収体の本体部分がユニットとして第1の軸で折
り畳まれ、第2フラップの大部分が主ラッパーシートの
外面と重ねられ、フラップファスナーカバーの第2部分
がそれらの間に挿入される。フラップファスナーカバー
の第2部分の少なくとも一部が主ラッパーシートの外面
に接合される。
本発明の別の態様では、吸収体は縦方向に伸び、一対
の縦の側縁、一対の端縁、衣類表面、及び身体表面を有
する本体部分を備える。本体部分の衣類表面は着用者の
下着に置くことができる。吸収体は本体部分に接合さ
れ、本体部分の縦の側縁を超えて横に外向きに伸びる一
対の第1フラップと、縦方向に第1フラップから離れて
本体部分に接合され、本体部分の縦の側縁を超えて横に
外向きに伸びる一対の第2フラップとを備える。第1と
第2のフラップの各々の衣類表面は各々第1のフラップ
ファスナーと第2のフラップファスナーを備える。第1
と第2のフラップは本体部分の身体表面の上に折り畳ま
れて、フラップファスナーを露出させる。吸収体用のラ
ッパーは主ラッパーシート、主ファスナー、及びフラッ
プファスナーカバーを備える。主ラッパーシートは一対
の縦の側部、一対の端部分、内面、及び外面を備える。
主ファスナーカバーは一対の縦の側部、一対の端部分、
内面、及び外面を備える。内面は本体部分の主ファスナ
ーをカバーし、外面の少なくとも一部が主ラッパーシー
トの内面と接続される。主ラッパーシート、主ファスナ
ーカバー、及び吸収体の本体部分は2本の横軸とその2
本の横軸によって分けられる3つの領域を備える。3つ
の領域は第1フラップの大部分が伸びる第1領域、第2
フラップの大部分が伸びる第2領域、及び第3領域で構
成される。2本の横軸は第1領域と第2領域間に横方向
に伸びる第1の軸と、第1領域と第3領域間に横方向に
伸びる第2の軸で構成される。フラップファスナーカバ
ーは一対の縦の側部、一対の端部分、第1と第2のフラ
ップのフラップファスナーに面する取り外し自在の表
面、反対側の表面、第1部分及び第2部分を備える。吸
収体が横軸の部分で折り畳まれた時に、第1部分の大部
分が第1領域に伸び、第2部分の大部分が第2領域に伸
びる。フラップファスナーカバーは第1と第2のフラッ
プのフラップファスナーに取り外し自在に貼り付けられ
る。主ラッパーシートと吸収体の本体部分はユニットと
して第2の軸で折り畳まれ、第1フラップの大部分が第
3領域の本体部分の身体表面側と重ねられ、フラップフ
ァスナーカバーの第1部分がそれらの間に挿入される。
主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニットとして
第1の軸で折り畳まれ、第2フラップの大部分が第3領
域の本体部分の衣類表面側と重ねられ、フラップファス
ナーカバーの第2部分がそれらの間に挿入される。フラ
ップファスナーカバーの第2部分の少なくとも一部が主
ファスナーカバーに接合される。
本発明の別の態様では、吸収体は縦方向に伸び、一対
の縦の側縁、一対の端縁、主ファスナーが設けられる衣
類表面、及び身体表面を有する本体部分を備える。本体
部分の衣類表面は着用者の下着に置くことができる。吸
収体は本体部分に接合され、本体部分の縦の側縁を超え
て横に外向きに伸びる一対の後部フラップを備える。後
部フラップの各々の衣類表面は各々後部フラップファス
ナーを備え、後部フラップは本体部分の身体表面の上に
折り畳まれて、後部フラップファスナーを露出させる。
吸収体用のラッパーは主ラッパーシート、主ファスナー
カバー、及び後部フラップファスナーカバーを備える。
主ラッパーシートは一対の縦の側部、一対の端部分、内
面、及び外面を備える。主ファスナーカバーは一対の縦
の側部、一対の端部分、内面、及び外面を備える。内面
は本体部分の主ファスナーをカバーし、外面の少なくと
も一部が主ラッパーシートの内面と接続される。主ラッ
パーシートと吸収体の本体部分は2本の横軸とその2本
の横軸によって分けられる3つの領域を備える。3つの
領域は第2領域と第3領域の間の第1領域で構成され
る。2本の横軸は第1領域と第2領域間に横方向に伸び
る第1の軸と、第1領域と第3領域間に横方向に伸びる
第2の軸で構成され、大部分の後部フラップが第2領域
に伸びる。後部フラップファスナーカバーは一対の縦の
側部、一対の端部分、後部フラップファスナーに面する
取り外し自在の表面、及び反対側の表面を備える。後部
フラップファスナーカバーは後部フラップファスナーに
取り外し自在に貼り付けられる。主ラッパーシートと吸
収体の本体部分はユニットとして第2の軸で折り畳ま
れ、第1領域の本体部分が第3領域の本体部分と重ねら
れる。主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニット
として第1の軸で折り畳まれ、後部フラップの大部分が
第3領域の本体部分の衣類表面側と重ねられ、フラップ
ファスナーカバーがそれらの間に挿入される。フラップ
ファスナーカバーの第2部分の少なくとも一部が主ファ
スナーカバーに接合される。
図面の簡単な説明 図1は本発明のラッパーの、開かれた位置における好
適態様の上面図であり、好ましい生理用ナプキンがその
上に置かれ、生理用ナプキンのフラップが広げられてい
る。
図2は図1に示した本発明のラッパーの上面図であ
り、生理用ナプキンのフラップがトップシート上に畳ま
れている。
図3は図2の線III−IIIに沿って取られた断面図であ
る。
図4はフラップファスナーカバーと主ラッパーシート
が接合される前の、図1に示した本発明のラッパーの上
面図である。
図5はトップシート上に畳まれた生理用ナプキンのフ
ラップの別の実施態様の断面図である。
図6は図2の線VI−VIに沿って取られた断面図であ
る。
図7は本発明の1つの好適なラッパーの斜視図であ
る。
図8は図2の線VI−VIに沿って取られた別の実施態様
の断面図である。
図9は本発明の1つの好ましいラッパーの(縦の中心
線に沿って取られた)断面図であり、その中の生理用ナ
プキンが畳まれている。
図10は本発明の1つの好適な個々に包装された吸収体
の斜視図である。
図11は本発明の別の実施態様のラッパーの上面図であ
り、生理用ナプキンが図2と実質的に同じ構成でその上
に置かれている。
図12は生理用ナプキンからラッパーを取り外す動作を
説明する、本発明の(縦の中心線に沿って取られた)第
1の断面図である。
図13は生理用ナプキンからラッパーを取り外す動作を
説明する、本発明の(縦の中心線に沿って取られた)第
2の断面図である。
図14は生理用ナプキンのフラップがトップシート上に
畳まれている、本発明の別の実施態様の上面図である。
図15は線XV−XVに沿って取られた図14の断面図であ
る。
図16は図14に示したラッパーの斜視図である。
図17は図14に示したラッパーの(縦の中心線に沿って
取られた)断面図であり、その中の生理用ナプキンが畳
まれた構成である。
図18は本発明の別の実施態様の上面図であり、生理用
ナプキンのフラップがトップシート上に畳まれている。
図19は図18に示したラッパーの(縦の中心線に沿って
取られた)断面図であり、その中の生理用ナプキンが畳
まれた構成である。
発明の詳細な説明 図面において、本発明が好適であるが、非制限的な実
施態様に具体化されている。図1、2、3に示すよう
に、発明は使い捨て吸収体、特に生理用ナプキン20用の
ラッパー78を備える。
生理用ナプキン20は月経等の膣の排出物を集め、この
ような排出物による着用者の衣類の汚れを防止するため
に使用される。図1及び図2に示すように、生理用ナプ
キン20は基本的に本体部分22、第1フラップ(前部フラ
ップ)24、及び第2フラップ(後部フラップ)25を備え
る。生理用ナプキン20の本体部分22は着用者の下着に本
体部分22を固定するために、その上に感圧接着性ファス
ナー74等のファスナーを有することができる。第1フラ
ップ24は着用者の下着の股の縁のまわりに折り畳まれる
構成で、生理用ナプキン20の第1フラップ24を取り外し
自在に貼り付けるために、好ましくは各々その上に感圧
接着性ファスナー76等の第1ファスナー(前部フラップ
ファスナー)を有する。第2フラップ25は着用者の下着
の内側の背後部に広げられたままの構成で、生理用ナプ
キン20の第2フラップ25を取り外し自在に貼り付けるた
めに、好ましくは各々その上に感圧接着性ファスナー77
等の第2ファスナー(後部フラップファスナー)を有す
る。本発明のラッパー78は第1フラップファスナー76、
第2フラップファスナー77、及び本体ファスナー74(も
しある場合)をカバーし、保護する働きをし、生理用ナ
プキン20の個々の包装を提供するために、生理用ナプキ
ン20のまわりに折り畳まれる。ラッパー78の特徴を詳細
に考察する前に、生理用ナプキン20の特性について簡単
に論じてみよう。
生理用ナプキン20(及びその本体部分22)は2つの表
面、つまり着用者の身体に隣接して着用するものであ
る、液体浸透性の身体接触面表面もしくは「身体表面」
20Aと、液体不浸透性の衣類表面20Bとを有する。生理用
ナプキン20はその身体表面20Aから見たものとして、図
1に示されている。生理用ナプキン20は2本の中心線、
基本的な縦の中心線Lと基本的な横の中心線(図1には
図示していない)を有する。本明細書において使用する
「縦の」という用語は、生理用ナプキン20が着用される
時、立っている着用者を左と右の半分づつに二分する垂
直面と一般的に整列する(例えば、ほぼ並列する)生理
用ナプキン20の面にある線、軸もしくは方向を意味す
る。本明細書において使用する。横の」、「水平の」あ
るいは「幅」という用語は交換でき、一般的に縦方向に
対して垂直である生理用ナプキン20の面内にある線、軸
もしくは方向を意味する。
図1は生理用ナプキン20の本体部分22が第2フラップ
24と第2フラップ25を持たない生理用ナプキンの部分で
構成される。本体部分22は間隔を開けて配置される2つ
の縦の縁26と、間隔を開けて配置される2つの横縁また
は端縁(または「端」)28を有し、それらは共に本体部
分の周縁部30を形成する。また本体部分22は中央部分
(第1区分)36、一端部分(第2区分)34、及び他端部
分(第3区分)32で構成される3つの区分を有する。第
1区分36は第2区分34と第3区分32の間に配置される。
第2区分34と第3区分32は本体部分22の中央区分36の縁
から縦方向に外向きに伸びる。生理用ナプキン20が個々
に包装される時、本体部分22とラッパー78は、2本の折
軸F1及びF2(図2を参照)によって分けられる第1領域
39、第2領域41、及び第3領域43で構成される3つの領
域に畳み込まれる。本体部分22の第1区分36、第2区分
34、及び第3区分32は全般に第1領域39、第2領域41、
及び第3領域43において各々広がる。
生理用ナプキン20の本体部分22は、比較的厚めのも
の、中間の厚さのものである。比較的薄いもの、あるい
は非常に薄いもの(または「超薄」)を含み、どのよう
な厚さのものでもよい。Osbornに対して発行された米国
特許第4,950,264号及び第5,009,653号に記載されたよう
な、「超薄」生理用ナプキン20は好ましくは約3ミリメ
ートル以下のキャリパーを有する。図面に示した生理用
ナプキン20の実施態様は、中間の厚さの生理用ナプキン
の例を表わすものである。生理用ナプキン20の本体部分
22も着用者にとって快適であるように、比較的柔軟であ
ってよい。図示した生理用ナプキンは単に1つの実施態
様にすぎず、本発明のラッパーは図面に示したタイプの
吸収体、または図示したような特殊な達成を有する吸収
体との使用に制限されないことを理解すべきである。
図3は生理用ナプキン20の本体部分22の個々の成分を
示す。生理用ナプキン20の本体部分22は好ましくは少な
くとも3つの基本的な成分を備える。これらは液体浸透
性のトップシート38、液体不浸透性のバックシート40、
及びトップシート38とバックシート40間におかれる吸収
芯42を含む。トップシート、バックシート及び吸収芯は
当業者で公知の(積層もしくは「サンドイッチ」構成の
もの、及び包まれた、あるいは「管」の構成のものを含
む)種々の構成に組み立てられてよい。
本体部分22の成分用の適当な材料、及びこのような成
分を組み立てることができる様々な構成は、1982年3月
30日にアー(Ahr)に対して発行され、「縁どりのある
使い捨て吸収体」(“Bordered Disposable Absorben
t Article")と題された米国特許第4,321,924号;1984
年1月10日にデスマレイス(DesMarais)に対して発行
され、「複合生理用ナプキン」(Compound Sanitary
Napkin")と題された米国特許第4,425,130号;1990年8
月21日にオスボーン(Osborn)に対して発行され、「薄
くて柔軟な生理用ナプキン」(“Thin,Flexible Sanit
ary Napkin")と題された米国特許第4,950,264号;1994
年5月3日にスネラーその他(Sneller et al.)に対
して発行され、「伸縮性を持たせた生理用ナプキン」
(“Elasticized Sanitary Napkin")と題された米国
特許第5,308,346号;及び1995年2月14日にラバッシュ
その他(Lavash et al.)に対して発行され、「フラ
ップと特異な伸展性ゾーンを有する吸収体」(“bsorbe
nt Article Having Flaps and Zones of Differ
ential Extensibility")と題された米国特許第5,389,
094号に一般に記載されている。また生理用ナプキン20
の本体部分22は、両方ともオスボーンその他(Osborn・
et al.)の名前で1992年7月23日に提出された米国特
許出願番号07/915,133及び07/915,284(共に1993年2月
4日に公表された、PCT公表番号WO93/01785及び93/0178
6)に記載されているような生理用ナプキンの如き1つ
かそれ以上の伸展性の成分で構成されてよい。
図1から図3はサンドイッチ構造に組み立てられた生
理用ナプキン20の好適態様を図示しており、トップシー
ト38とバックシート40が吸収芯42の寸法より全般に大き
な長さと幅を有している。トップシート38とバックシー
ト40は吸収芯42の縁を超えて伸び、周縁部30の部分を形
成する。トップシート38は好ましくは吸収芯42の身体に
面する側に接合され、バックシート40は好ましくは吸収
芯42の衣類に面する側に接合される。トップシート38と
バックシート40は開放パターンの接着剤等の、この目的
のために当業者で公知の適当な方法で吸収芯42に接合す
ることができる。吸収芯42の縁を超えて伸びるトップシ
ート38とバックシート40の部分も、好ましくは互いに接
合される。トップシート38とバックシート40のこれらの
部分も当業者で公知の適当な方法で接合することができ
る。好ましくは、図示した実施態様では、トップシート
38とバックシート40のこれらの部分は、吸収芯42の縁を
超えて伸びる実質的に全体の部分に亙って接着剤を使用
して、またトップシート38とバックシート40が圧力また
は熱と圧力の印加によって密度が高められている本体部
分22の周縁部のまわり30のクリンプシールを使用して接
合される。
図1から3に示した生理用ナプキン20も、上述のよう
に、本体部分22に接合される一対の第1フラップ(前部
フラップ)24と一対の第2フラップ(後部フラップ)25
を備える。第1フラップ24はその近縁44から遠縁(また
は「自由な端」)46まで、本体部分22の縦の側縁26を超
えて横に外向きに伸びる。第1フラップ24は本体部分22
の少なくとも一部の第1区分36から横に外向きに伸び、
また第1フラップ24の大部分が折軸F1とF2によって分割
される第1領域39内において伸びる。第2フラップ25は
その近縁45から遠縁(または「自由な端」)47まで、本
体部分22の縦の側縁26を超えて横に外向きに伸びる。第
2フラップ25は本体部分22の縦方向に第1フラップ24か
ら離れて本体部分22の1端縁28に隣接して位置付けられ
る。第2フラップ25は本体部分22の少なくとも一部の第
2区分34から横方向に伸び、また第2フラップ25の大部
分が折軸F2によって分割される第2領域41内に広がる。
第1フラップ24と第2フラップ25は適当な方法で本体
部分22に接合される。本明細書において使用する「接合
される」という用語は、1つの成分を直接他の成分に貼
り付けることによって、1つの成分が別の成分に直接固
定される構成;成分を中間部材に貼り付け、それを次に
他の成分に貼り付けることによって、成分が別の成分に
間接的に固定される構成;及び1つの成分が別の成分と
共に絶対必要なものである、つまり、1つの成分が他の
成分の本質的な部分である構成を含む。好ましくは、図
1から3に示した実施態様では、第1フラップ24と第2
フラップ25は本体部分22と共に絶対必要なものである
(つまり、フラップ24と25はバックシート40の完全な延
長部分を構成する。あるいはその代わりに、フラップ24
と25はトップシート38とバックシート40の完全な延長部
分を構成してもよい。)。
他の実施態様では、フラップ24と25は本体部分22の衣
類に面する側に接合される1つかそれ以上の別の成分を
構成することができる。好ましくは、このような場合に
は、フラップ24と25は各々本体部分22の衣類に面する側
に接合される別の成分を構成する。このような代替態様
では、フラップ24と25は好ましくは、それらが本体部分
22と本体部分の縦の側縁26に接着される点の間で、生理
用ナプキン20の本体部分22の衣類に面する側に他の状態
では接着されない。これら後者の実施態様におけるフラ
ップ24と25は、適当な接着機構によって、本体部分22の
衣類に面する側に接合することができる。適当な接着機
構は接着剤等を含むが、これらに制限されない。第1フ
ラップ24と第2フラップ25は、互いに異なる接着方法に
よって本体部分22に接合されてよい。
フラップ24と25が本体部分22に接合される(または本
体部分から伸びる)場合の生理用ナプキン20上の場所ま
たは領域を、本明細書では「接合点」と称する。これら
の領域は接合線48等の、典型的に縦に方位付けられた
(または「縦の」)接合点であろう。これらの領域は様
々な曲線または直線であってよいが、それらは線に制限
されない。このように、接合点はフランジ、ストリッ
プ、断続線等であってよい。
第1フラップ24及び第2フラップ25は所望の構成のも
のであってよく、1つの好適な構成が図1に示されてい
る。図1は各々のフラップ24の前縁及び後縁において第
1フラップ24に伸展性ゾーン(または「特異な伸展性ゾ
ーン」)56が設けられるのを図示している。伸展性ゾー
ン56は第1フラップ24を着用者の下着の股まわりに折り
返すことによって、第1フラップ24内に作り出される応
力を軽減する。それによって伸展性ゾーン56は前記応力
によって生じる第1フラップ24のひだを除去する助けを
する。好ましくは、図1に示した実施態様では、伸展性
ゾーン56は第1フラップ24の予め波形にされた、あるい
は「リングローリング」された領域を構成し、波形58は
基本的な縦の中心線Lに対して角度を為して方位付けら
れる尾根と谷を限定する。フラップ24に伸展性ゾーン56
を設けるための適当な構造は、ラバッシュその他(Lava
sh et al.)に対して発行された米国特許第5,389,094
号、及び1995年1月30日にスー エイ・ミラーズその他
(Sue A.Mills et al.)の名前で提出され、「ギャ
ザーを寄せた部分を備えたフラップを有する吸収体」
(Absorbent Article Having Flaps With Gathere
d Portions")と題された、同じ譲り受け人に譲渡され
た共に係属中の米国特許出願番号08/380,769に詳細に記
載されている。
好ましくは生理用ナプキン20は生理用ナプキン20を着
用者の下着の適所に固定するためのファスナーを有す
る。図1及び図2は中央パッド接着剤74等の本体部分
(または中央パッド)ファスナーと、第1フラップ接着
剤(前部フラップ接着剤)76及び第2フラップ接着剤
(後部フラップ接着剤)77等のフラップファスナーを備
えたファスナーの好ましい配置を示している。生理用ナ
プキン20と共に使用されるファスナーは接着剤ファスナ
ーに制限されない。当業者で公知の適当なタイプのファ
スナーをこの目的のために使用することができる。例え
ば、生理用ナプキン20はVELECRO(登録商標)の如き機
械的ファスナーによって、あるいは接着剤と機械的ファ
スナーの組み合わせによって着用者の下着の適所に固定
することができるであろう。しかしながら、簡略にする
ために、接着剤ファスナーに関してファスナーを説明
し、好ましくはこれらのファスナーは感圧接着剤ファス
ナーである。適当な感圧接着剤ファスナーは米国特許第
4,917,697号に詳細に記載されている。
中央パッド接着剤74、第1フラップ接着剤76及び第2
フラップ接着剤77は適当な構成で設けることができる。
図示した好適態様では、中央パッド接着剤74は、基本的
な縦の中心線Lを中心にした縦に向けられた接着剤のス
トリップの形態で設けられる。第1フラップ接着剤76と
第2フラップ接着剤77は各第1フラップ24と各第2フラ
ップ25上に各々全般的に方形のパッチの形態で設けられ
る。中央パッド接着剤74はパンティの股部に生理用ナプ
キン20の本体部分22を固定するための接着付着手段を提
供する。第1フラップ接着剤76はパンティの股部の縁の
まわりに巻き付けられた後、第1フラップ24を適所に維
持する助けをするために使用される。第2フラップ接着
剤77はパンティ内部の後部に広げられた後、第2フラッ
プ25を適所に維持する助けをするために使用される。フ
ラップは下着に、あるいは向かい合ったフラップにフラ
ップ24を取付けることによって適所に維持することがで
きる。
図1から4及び6から7は本発明のラッパー78の1つ
の好適な実施態様を示している。図1に示すように、全
般的に参照符号78で示されるラッパーは幾つかの成分を
備える。これらの成分は1つの部材または品物の全体の
部分を構成することができ、あるいは1つの部材または
品物に接合される別の構成部材を構成することができ
る。ラッパー78を構成する成分は:主ラッパーシート8
0;主ラッパーシート80の片側に置かれるリリースペーパ
ー(またはリリースコーティング)82等の任意の解除成
分;及びフラップ接着剤カバー81等のフラップファスナ
ーカバーを含む。
主ラッパーシート80(または「ラッパーシート」)
は、生理用ナプキン用の個々の包装を提供するために、
生理用ナプキン20のまわりに折り返されるラッパー78の
部分である。主ラッパーシート80は好ましくは中央パッ
ド接着剤74をカバーし、中央パッド接着剤に取り外し自
在に取付けられる。好ましくは主ラッパーシート80は生
理用ナプキン20の本体部分22の寸法よりわずかに大きな
寸法を有する。好ましくは、図1,2,7に示すように、主
ラッパーシート80は生理用ナプキン20の本体部分22の縦
の側縁26を超えて伸びる縦の側部80Dを有する。また主
ラッパーシート80は好ましくは生理用ナプキン20の本体
部分22の端縁28を超えて伸びる第1の端縁80Aと第2の
端部80Bを有する。しかしながら、生理用ナプキン20の
本体部分22より大きくないラッパーによっても、生理用
ナプキン20の満足できる保護が提供され得ることが認識
されている。
主ラッパーシート80はどのような適当な材料からも作
ることができる。主ラッパーシート80は使用済みラッパ
ー78が生理用ナプキン20を包んで処分するために適当で
あるように、好ましくは液体不浸透性である薄い柔軟な
材料から製造される。例えば、ポリエチレンフィルムが
うまく作用することが解っている。
着用者が生理用ナプキン20をラッパー78から取り出し
た時、主ラッパーシート80を中央パッド接着剤74から取
り外すように、主ラッパーシート80には任意の解除成
分、例えばリリース(release)ペーパー(またはリリ
ースコーティング)82等が設けられる。別のリリースペ
ーパーを使用する場合、それは被覆されたペーパー等
の、この目的のために当業者で公知の適当な材料で構成
され得る。適当なリリースペーパーは米国特許第4,917,
697号に記載されている。このようなリリースペーパー8
2は図3及び図6に示すように、主ラッパーシート80の
内面に張り合わせることができる。リリースコーティン
グを使用する場合、コーティングは主ラッパーシート80
の内面に直接行うことができる。このようなコーティン
グはこの目的のために当業者で公知の適当な材料で構成
することができ、シリコーンコーティングが好ましい。
もし被覆が使われる場合、コーティング82はしっかりと
中央パッド接着剤74につなげられた主ラッパーシート80
部分によってのみ与えられる。あるいはその代わりに、
主ラッパーシート80の内面全体を被覆してもよい。ラッ
パーの内部全体の被覆については、1993年1月26日にク
イックその他(Quick et al.)に対して発行され、
「はりつかない内部を備えた柔軟な容器」(“Flexible
Container with Nonstick Interior")と題された
米国特許第5,181,160号に開示されている。
フラップ接着剤カバー(または「フラップリリースス
トリップ」)81は第1フラップ接着剤76と第2フラップ
接着剤77をカバーして保護し、第1フラップ24と第2フ
ラップ25を包装のためにトップシート38の上に折り返さ
れた適所に維持する。図1,2,6に示した好適態様では、
フラップ接着剤カバー81は折り畳まれた構成で第3領域
43に、主ラッパーシート80の第2の端部80Bに隣接して
配置される。フラップ接着剤カバー81は折り畳まれ、第
2の端部80Bと生理用ナプキン20の端縁28を間にはさ
む。フラップ接着剤カバー81は好ましくは主ラッパーシ
ート80に接合される。
図4に示すように、フラップ接着剤カバー81が折り返
されて主ラッパーシート80に接合される前は、フラップ
接着剤カバー81は好ましくは第1領域39と第2領域41内
に伸ばされた構成で広がることができる。フラップ接着
剤カバー81は好ましくは第1の端部81Cと、第2の端部8
1Dと、一対の縦の側部81Eを有する一枚のシートで構成
される。更に、フラップ接着剤カバー81は横の折軸F3、
第1部分84及び第2部分85で構成される。横の折軸F3は
フラップ接着剤カバー81を第1部分84と第2部分85に分
割する。第1部分84は全般的に第1部分39において横の
折軸F3から折軸F2に向かって伸び、第2部分85は全般的
に第2部分41において横の折軸F3から主ラッパー80の第
1の端部80Aに向かって伸びる。第1部分84は第1フラ
ップ接着剤76をカバーして保護し、第2部分85は第2フ
ラップ接着剤77をカバーして保護する。
更に、フラップ接着剤カバー81は2つの面を有し、そ
の1つははりつかない面(または取り外しできる面)81
Aであり、それはフラップファスナー及び反対側の面ま
たは側面81Bと取り外しできる接着を可能にする。好ま
しくは、図4に示すように、フラップ接着剤カバー81の
はりつかない面81Aが伸ばされた構成で、第1フラップ
接着剤76及び第2フラップ接着剤77に面し、第1フラッ
プ接着剤76と第2フラップ接着剤77に取り外し自在に付
着することができるようになる。フラップファスナー76
と77が接着剤ファスナーである場合、はりつかない面81
Aは別々のリリースペーパーまたは成分をはりつかない
材料で処理されているフラップ接着剤カバー81に付ける
ことによって、あるいはフラップ接着剤カバー81の全て
あるいは一部をはりつかないコーティングで処理するこ
とによって、例えば、フラップ接着剤カバー81の一部を
シリコーンコーティングすることによって提供される。
あるいはその代わりに、フラップファスナー76及び77が
機械的ファスナー、例えばVELCRO(登録商標)ファスナ
ーで構成される場合、機械的固定材料と取り外し自在に
係合することができる不織材料によっては、はりつかな
い面を提供することができる。反対側の側面81Bは第1
フラップ接着剤76及び第2フラップ接着剤77から向きが
それている。フラップ接着剤カバー81の反対側の側面81
Bはリリースコーティングを持つ必要はなく、持たない
方が好ましい。
図1,2,6及び7に示すように、フラップ接着剤カバー8
1は折り畳まれた構成で主ラッパーシート80に接合され
る。フラップ接着剤カバー81は横の折軸F3を中心にして
畳まれ、第3領域43にある主ラッパーシート80がフラッ
プ接着剤カバー81の第1部分84と第2部分85の間に差し
込まれ、あるいはその代わりに、フラップ接着剤カバー
81は横の折軸F1を中心にして畳まれてもよい。この場
合、横の折軸F3は折軸F1と一致してもよい。折り畳まれ
た構成で、反対側の側面81Bは内側に面し、はりつかな
い面81Aが外側に面する。図6に示すように、接着剤層8
3を加えることによって、第2部分85の反対側の側面81B
は、主ラッパーシート80の第2の端部分80Bに隣接し
て、第3領域43の主ラッパーシート80の外面に接合され
る。図8に示した好適態様では、フラップ接着剤カバー
81の第1部分84の反対側の側面81Bは、接着剤層87を加
えることによって、主ラッパーシート80の第2の端部分
80Bの内面に接合されてもよい。
図は第1フラップ接着剤76と第2フラップ接着剤77を
カバーし保護するためにのみ充分な幅と長さのものであ
るフラップ接着剤カバー81を描いているが、フラップ接
着剤カバー81はどのような適当なサイズ及び形状のもの
であってもよい。
好ましくはラッパー78はラッパーと生理用ナプキンを
その折り畳まれた構成に折り畳むことによって構成され
るパッケージを保持するための任意のパッケージファス
ナー86を備える。パッケージファスナー86は主ラッパー
シートの第1の端部分80Aに接合されてよい。パッケー
ジファスナー86は好ましくはパッケージに取り外し自在
に取り付けられ、また再シールすることができる。パッ
ケージファスナー86は、接着剤の点またはパッチ、テー
プ、及び機械的ファスナー等の当業者で公知の取り外し
自在に取付けることができ、再シールできるファスナー
で構成されてよい。感圧接着剤が置かれたテープタブが
うまく作用することが解っている。パッケージファスナ
ー86はラッパー78の適当な場所に配置することができ
る。図1と2に示した実施態様では、パッケージファス
ナー86は好ましくは主ラッパーシート80の反対側の第1
の端部分80Aに位置付けられる。
ラッパーシート78内の生理用ナプキン20の初期包装の
ために、本体部分22の衣類に面する側20Bが主ラッパー
シート80の上面に置かれる。生理用ナプキン20は中央パ
ッドファスナー74が主ラッパーシート80のリリースペー
パーまたはリリースコーティング82の上にあるように位
置付けられる。第1フラップ24と第2フラップ25が図2
と3に示した構成になるように、次にトップシート38の
上に折り畳まれる。フラップ24と25を図2と3に示した
構成に折り畳むと、フラップ24と25の衣類に面する側に
置かれた接着剤76と77のパッチを露出させ、フラップ24
と25がトップシート38の少なくとも一部をカバーするよ
うになる。このように、フラップ24と25をトップシート
38の上に折り畳むことは、トップシート38が使用の前に
汚れるのを防止するためのある程度の保護を提供すると
考えることができる。第1フラップ24の片方または両方
が大きなスパン(つまり、横方向に測定した寸法)を持
つ代替態様では、図5に示すように、第1フラップ24の
片方が少なくとも部分的に他方のフラップ24の上に重な
るように、第1フラップ24をトップシート38の上に畳む
ことができる。第1のフラップ24Bは第1のフラップ24A
のフラップ付着手段76の上に重なり、付着し、フラップ
付着手段76を保護する。フラップ接着剤カバー84が次に
第1フラップ24Bのフラップファスナー76の上に重な
り、付着し、フラップファスナー76を保護する。第2の
フラップ25は大きなスパンを有する第1フラップ24と同
じ構造を持つことができる。
フラップ24と25をトップシート38の上に畳んだ後、次
に生理用ナプキン20と主ラッパーシート80を、図2に示
す折軸F1とF2によって限定される3つの領域に折り畳む
ことが好ましい。折軸F1及びF2は生理用ナプキン20と主
ラッパーシート80の両方を、第1領域39、第2領域41及
び第3領域43から成る3つの領域に分割するであろう。
図2に示すように、中央領域(第1領域)39は好ましい
折軸F1とF2の間にある。第2の第3の領域41、43は折軸
F1とF2の軸方向に中心を離れた所にある。上述のよう
に、本体部分22も折軸F1とF2において、第1区分36、第
2区分34及び第3区分32から成る3つの区分に分離され
る。各々の区分36、34、42は全般に各々の領域49、41及
び43内に各々広がる。
図9はラッパー78と生理用ナプキン20を出荷、販売、
及び着用者が持ち運びやすいような1つの好ましい輪郭
に折り畳むことによって形成される生理用ナプキン用の
パッケージを描いている。上述のように第1フラップ24
と第2フラップ25がトップシート38の上に折り畳まれた
後、フラップ接着剤カバー81のはりつかない面81Aが外
側に向くように(図2を参照)、フラップ接着剤カバー
81の第1部分84が第3領域43内の生理用ナプキン20の上
に置かれる。図9に示すように、第3領域43(つまり、
本体部分22の第3区分32及び折り畳まれたフラップファ
スナーカバー81と共に、主ラッパー80の第2の端部分80
B)が折軸F2を中心にして、第1領域39(つまり、主ラ
ッパー80の中央部分80C、本体部分22の第1区分36、第
1フラップ24及び第1フラップ接着剤76)の上に畳まれ
る。このように折り畳まれた時、フラップ接着剤カバー
81の第1部分84のはりつかない面81Aは第1のフラップ
ファスナー76の上に置かれ、各々の接着剤パッチ76に取
り外し自在に取付けられる。加えて、フラップ接着剤カ
バー81はフラップ24をつなぐ各フラップ24間の接続を提
供し、それによってフラップ接着剤カバー81を取り外さ
れるまで、第1フラップ24を所望の位置に保持する。そ
の後、第2領域41(つまり、本体部分22の第2区分34、
第2フラップ25、及び第2フラップ接着剤77と共に、主
ラッパー80の第1の端部分80A)が折軸F1を中心にして
第3領域43の上に折り畳まれる。このように折り畳まれ
た時、第2のフラップ接着剤77はフラップ接着剤カバー
81の第2部分85のはりつかない面81Aの上に置かれ、は
りつかない面81Aに取り外し自在に付着される。加え
て、フラップ接着剤カバー81はフラップ25をつなぐ各フ
ラップ25間の接続を提供し、それによってフラップ接着
剤カバー81が取り外されるまで、第2フラップ25を所望
の位置に保持する。ラッパー78の外側の上へとテープタ
ブ86を図9に描かれた位置に押し付けることによって、
生理用ナプキン20、そのフラップ24と25、及びラッパー
78が図示された構成に留まる。
好ましくは、本発明のラッパー78内の生理用ナプキン
20の個々の包装を完了するために、生理用ナプキン20と
ラッパー78が図9に示した折り畳まれた構成にれた後、
主ラッパーシート80の各々の縦の側縁80Dが割けやすく
シールされる。主ラッパーシート80の側縁80Dの割けや
すいシーリングは、適当なシーリング技術によって達成
することができる。例示目的のためにのみ、図10に示す
ように、縦の側縁80Dを熱シール、糊付け、あるいは超
音波接着してもい。ラッパー78が開かれるまで、生理用
ナプキン20全体がそれによって保護される。縦の側縁を
割けやすくシーリングするための適当な方法は、スワン
ソン(Swanson)に対して発行された米国特許題4,556,1
46号に記載されている。
本明細書に記載されているラッパー78の様々な実施態
様はどのような適当な方法でも作ることができる。フラ
ップ接着剤カバー81は主ラッパーシートとして、あるい
は当業者で公知の接着剤カバー材料として同じ材料で作
成してもよい。別の成分である場合、フラップ接着剤カ
バー81は本発明の個々に包装された生理用ナプキン20の
製造中のどの段階においても主ラッパーシート80に接合
することができる。製造が簡単なことから、フラップ接
着剤カバー81は生理用ナプキン20が主ラッパーシート80
に既に置かれた後に主ラッパーシート80に接合されるこ
とが好ましい。これは生理用ナプキン20を主ラッパーシ
ート80に置くことができるように、主ラッパーシート80
からフラップ接着剤カバー81を一次的に取り外す必要性
を除去する。主ラッパーシート80上のリリースペーパー
またはリリースコーティング82、フラップ接着剤カバー
81上のはりつかない表面81Aは、フラップ接着剤カバー8
1が主ラッパーシート80に接合される前に加えられるこ
とが好ましい。
より好ましくは、製造が簡単なことから、フラップ接
着剤カバー81が主ラッパーシート80に接合される前に、
フラップ接着剤カバー81を第1フラップ24と第2フラッ
プ25上に、各々図11に示すように置くことができる。フ
ラップ接着剤カバー81のはりつかない表面81Aが第1フ
ラップ接着剤76と第2フラップ接着剤77をカバーする。
加えて、フラップ接着剤カバー81は身体接触表面20Aの
大部分をカバーし、吸収体の製造中の汚れを防止する。
取り外し自在に処理されない第2部分85の反対側の側面
81Bには、フラップ接着剤カバー81がフラップ24と25の
上に置かれる前か、置かれた後のいずれかに、第2の端
部分81Dに隣接して接着剤層83を設けてもよい。あるい
は、接着剤層83は第3領域43の主ラッパーシート80の外
表面の領域83Aに設けられてもよい。第3領域43は折軸F
1を中心にして第1領域39の上に折り畳まれる。その
後、第2領域41が、第1領域39の上にすでに折り畳まれ
ている第3領域43の上に折り畳まれる。第2領域41が折
り畳まれると、フラップ接着剤カバー81に付けられた接
着剤層83が、主ラッパーシート80の第2の端部分80B内
の領域83Aに取り外しできないように接合される。個々
に包装された生理用ナプキン20が開かれると、フラップ
接着剤カバー81が第1フラップ24と25から取り外される
が、それは主ラッパーシート80の第2の端部分80Bに留
まる。
消費者は通常図9及び図10に示す形態で本発明の個々
に包装された生理用ナプキンを持ち運ぶ。図12に示すよ
うに、本発明の個々に包装された生理用ナプキンはラッ
パー78からテープタブ86を剥がし、主ラッパーシート80
の縦の側縁80Dに沿って割けやすいシールを破ることに
よって開かれる。第2のフラップ接着剤77がフラップ接
着剤カバー81の第2部分85から分離されて露出される。
第2部分85は主ラッパーシート80の外表面80Eに留ま
る。これは第2領域41の本体部分22の端縁28に消費者が
アクセスできるようにする。それから消費者は第2領域
41の本体部分22の端縁28をつまみ、図12に示すように、
生理用ナプキン20からテープタブ86を引っ張る。生理用
ナプキン20がラッパー78から分離されるにつれて、中央
パッド接着剤74がリリースペーパー82から分離される。
本体部分22の第2区分36と第2区分34がラッパー78から
分離されると、フラップ接着剤カバー81の第1部分84
は、図13に示すように、第1フラップ24に設けられた第
1フラップ接着剤76から分離し始める。更に、生理用ナ
プキン20はラッパー78から引っ張られ、生理用ナプキン
20とラッパー78が互いに分離される。生理用ナプキン20
のラッパー78からの分離は1回の動きで達成されること
が好ましい。
一旦生理用ナプキンがラッパー78から取り除かれ、着
用者のパンティに設置されると、消費者はラッパー78を
畳み、ラッパー78に再シールできるテープタブ86を再付
着することによって、畳まれた状態にラッパー78を固定
することができる。それらから消費者は使用済み生理用
ナプキンを再び包んで処分するために、畳まれたラッパ
ー78を保管することができる。全てのリースストリップ
がラッパー78に付着されているか、一体になっているの
で、着用者は、今まで必要であったように、取り外され
たフラップ接着剤リリースストリップを集めて処分する
必要がない。したがって、本発明は簡単に設置でき、集
めなければならない余分の廃棄物を出すことなく、清潔
な生理用ナプキン20を着用者に提供する。
図14から17は本発明の別の好適態様を示す。図14に示
された生理用ナプキン20は全般的に図1と2に示した生
理用ナプキンと同じ構造を有する。ラッパー178は幾つ
かの成分を備える。ラッパー178を構成する成分は、主
ラッパーシート180;主ラッパーシート180の片側に置か
れるリリースペーパー(主ファスナーカバー)182;フラ
ップ接着剤カバー181を含む。フラップ接着剤カバー181
は全般的に図1と2に示したフラップ接着剤カバーと同
じ構造を有する。
図14に示すように、生理用ナプキン20の端縁28は第3
領域43内の主ラッパーシート180の第2の端部分180Bを
超えて伸びる。リリースペーパー182は一対の縦の側部1
82A、一対の端部分182Bと182C、内面182D及び背面182E
を備える。内面182Dは本体部分22の中央パッド接着剤74
をカバーする。少なくとも一部の外面182Eが主ラッパー
シート180の内面に接続される。第3領域43内のリリー
スペーパー182の端部分182Bも、主ラッパーシート180の
第2の端部分180Bを超えて伸びる。第2部分182Bの外面
182Eは外側に露出される。フラップ接着剤カバー181は
接着剤層183によって畳まれた構成に端部分182Bの外面1
82Eに接合される。図17はラッパー178と生理用ナプキン
20を出荷、販売、及び着用者が持ち運びやすいような1
つの好ましい輪郭に折り畳むことによって形成される生
理用ナプキン用のパッケージを描いている。
図18は本発明の別の好適態様を示す。図14に示された
生理用ナプキン220は、第3領域41内の後部フラップ225
と、後部フラップ225のバックシート側に設けられる後
部フラップ接着剤277を有する。ラッパー278は幾つかの
成分を備える。ラッパー278を構成する成分は、主ラッ
パーシート280;主ラッパーシート280の片側に置かれる
リリースペーパー(主ファスナーカバー)282;後部フラ
ップ接着剤カバー281を含む。後部フラップ接着剤カバ
ー281は一対の縦の側部283、一対の端部分28、後部フラ
ップファスナーに面する取り外しできる表面281A、反対
側の表面281Bを備える。フラップ接着剤カバー281はリ
リースペーパー282の端部分282Bに接合される。第3領
域43が第1領域41の上に折り畳まれると、第2領域41が
第3領域43の上に折り畳まれ、フラップ接着剤カバー28
1のはりつかない面281Aが後部フラップ接着剤277をカバ
ーし保護する。図19はラッパー278と生理用ナプキン220
を出荷、販売、及び着用者が持ち運びやすいような1つ
の好ましい輪郭に折り畳むことによって形成されれ生理
用ナプキン用のパッケージを描いている。
全ての特許、特許出願(及びそれに対して発行された
特許、及び対応して公開された外国特許出願)の開示、
及びこの説明を通して列挙した出版物は、これらをここ
に引用することによりこれらの記載内容が本願の明細書
中に組み込まれる。しかしながら、引用してここに組み
込まれた文書のいずれもが、本発明を教示もしくは開示
していないことが明らかに認められる。
本発明の好適態様の前述の詳細な説明は図示の目的の
ためだけであり、発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、多数の修正及び変形が当業者には自明であろう。
したがって、本発明の範囲は添付の請求の範囲を参照し
て決定されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−127686(JP,A) 特開 平8−322879(JP,A) 特開 平9−10257(JP,A) 実開 平7−39820(JP,U) 特表 平11−501857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々に包装された吸収体であって: (a)縦方向に伸び、一対の縦の側縁、一対の端縁、衣
    類表面、及び身体表面を有する本体部分を備えた吸収
    体、本体部分の衣類表面は着用者の下着に置くことがで
    き、吸収体は本体部分に接合され、本体部分の縦の側縁
    を超えて横に外向きに伸びる一対の第1フラップと、縦
    方向に第1フラップから離れて本体部分に接合され、本
    体部分の縦の側縁を超えて横に外向きに伸びる一対の第
    2フラップとを備え、第1と第2のフラップの各々の衣
    類表面は各々第1のフラップファスナーと第2のフラッ
    プファスナーを備え、第1と第2のフラップは本体部分
    の身体表面の上に折り畳まれて、フラップファスナーを
    露出させる;及び (b)主ラッパーシートとフラップファスナーカバーを
    備えた、吸収体用のラッパーとを備える吸収体であっ
    て; (c)主ラッパーシートは一対の縦の側部、一対の端部
    分、本体部分に面する内面、及び外面を備え、主ラッパ
    ーシートは本体部分の衣類表面に隣接して置かれ、主ラ
    ッパーシートと吸収体の本体部分は2本の横軸とその2
    本の横軸によって分けられる3つの領域を備え、3つの
    領域は第1フラップの大部分が伸びる第1領域、第2フ
    ラップの大部分が伸びる第2領域、及び第3領域で構成
    され、2本の横軸は第1領域と第2領域間に横方向に伸
    びる第1の軸と、第1領域と第3領域間に横方向に伸び
    る第2の軸で構成され; (d)フラップファスナーカバーは一対の縦の側部、一
    対の端部分、第1と第2のフラップのフラップファスナ
    ーに面する取り外し自在の表面、反対側の表面、第1部
    分及び第2部分を備え、吸収体が横軸において折り畳ま
    れた時に、第1部分の大部分が第1領域に伸び、第2部
    分の大部分が第2領域に伸び、フラップファスナーカバ
    ーは第1と第2のフラップのフラップファスナーに取り
    外し自在に貼り付けられ; (e)主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニット
    として第2の軸で折り畳まれ、第1フラップの大部分が
    第3領域の本体部分の身体表面側と重ねられ、フラップ
    ファスナーカバーの第1部分がそれらの間に挿入され、
    主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニットとして
    第1の軸で折り畳まれ、第2フラップの大部分が主ラッ
    パーシートの外面と重ねられ、フラップファスナーカバ
    ーの第2部分がそれらの間に挿入され; (f)フラップファスナーカバーの第2部分の少なくと
    も一部が主ラッパーシートの外面に接合されることを特
    徴とする吸収体。
  2. 【請求項2】フラップファスナーカバーが主ラッパーシ
    ートに接合される1つの別の成分で構成される、請求項
    1に記載の吸収体。
  3. 【請求項3】ラッパーは更に主ファスナーカバーを備
    え、主ファスナーカバーは一対の縦の側部、一対の端部
    分、内面及び外面を備え、内面が本体部分の主ファスナ
    ーをカバーし、少なくとも一部の外面が主ラッパーシー
    トの内面に接続される、請求項1に記載の吸収体。
  4. 【請求項4】主ラッパーシートの縦の側部が本体部分の
    縦の側縁を超えて伸び、主ラッパーシートの端部分の少
    なくとも一方が本体部分の端縁を超えて伸びる、請求項
    1に記載の吸収体。
  5. 【請求項5】第2領域の主ラッパーシートの端部分が第
    2領域の本体部分の端縁を超えて伸び、第2領域の主ラ
    ッパーシートの端部分が主ラッパーシートの外面に接合
    される、請求項4に記載の吸収体。
  6. 【請求項6】第2フラップの第2フラップファスナーを
    超え、少なくとも第2領域の主ラッパーシートの端部分
    に隣接する点において、フラップファスナーカバーの第
    2部分が第3領域の主ラッパーシートの外面に接続され
    る、請求項5に記載の吸収体。
  7. 【請求項7】第3領域の主ラッパーシートの端部分が第
    3領域の本体部分の端縁を超えて伸び、主ラッパーシー
    トが主ラッパーシートの端部分の内面に接合される、請
    求項4に記載の吸収体。
  8. 【請求項8】個々に包装された吸収体であって: (a)縦方向に伸び、一対の縦の側縁、一対の端縁、主
    ファスナーが設けられる衣類表面、及び身体表面を有す
    る本体部分を備えた吸収体、本体部分の衣類表面は着用
    者の下着に置くことができ、吸収体は本体部分に接合さ
    れ、本体部分の縦の側縁を超えて横に外向きに伸びる一
    対の第1フラップと、縦方向に第1フラップから離れて
    本体部分に接合され、本体部分の縦の側縁を超えて横に
    外向きに伸びる一対の第2フラップとを備え、第1と第
    2のフラップの各々の衣類表面は各々の第1のフラップ
    ファスナーと第2のフラップファスナーを備え、第1と
    第2のフラップは本体部分の身体表面の上に折り畳まれ
    て、フラップファスナーを露出させる;及び (b)主ラッパーシートと主ファスナーカバーとフラッ
    プファスナーカバーを備えた、吸収体用のラッパーとを
    備える吸収体であって; (c)主ラッパーシートは一対の縦の側部、一対の端部
    分、内面、及び外面を備え; (d)主ファスナーカバーは一対の縦の側部、一対の端
    部分、内面、及び外面を備え、内面は本体部分の主ファ
    スナーをカバーし、少なくとも一部の外面が主ラッパー
    シートの内面と接続され、主ラッパーシート、主ファス
    ナーカバー、及び吸収体の本体部分は2本の横軸とその
    2本の横軸によって分けられる3つの領域を備え、3つ
    の領域は第1フラップの大部分が伸びる第1領域、第2
    フラップの大部分が伸びる第2領域、及び第3領域で構
    成され、2本の横軸は第1領域と第2領域間に横方向に
    伸びる第1の軸と、第1領域と第3領域間に横方向に伸
    びる第2の軸で構成され; (e)フラップファスナーカバーは一対の縦の側部、一
    対の端部分、第1と第2のフラップのフラップファスナ
    ーに面する取り外し自在の表面、反対側の表面、第1部
    分及び第2部分を備え、吸収体が横軸において折り畳ま
    れた時に、第1部分の大部分が第1領域に伸び、第2部
    分の大部分が第2領域に伸び、フラップファスナーカバ
    ーは第1と第2のフラップのフラップファスナーに取り
    外し自在に貼り付けられ; (f)主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニット
    として第2の軸で折り畳まれ、第1フラップの大部分が
    第3領域の本体部分の身体表面側と重ねられ、フラップ
    ファスナーカバーの第1部分がそれらの間に挿入され、
    主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニットとして
    第1の軸で折り畳まれ、第2フラップの大部分が第3領
    域の本体部分の衣類表面側と重ねられ、フラップファス
    ナーカバーの第2部分がそれらの間に挿入され; (g)フラップファスナーカバーの第2部分の少なくと
    も一部が主ファスナーカバーに接合されることを特徴と
    する吸収体。
  9. 【請求項9】主ファスナーカバーの端部分が第3領域の
    本体部分の端縁に向かって主ラッパーシートの端部分を
    超えて伸び、フラップファスナーカバーの第2部分の一
    部が主ファスナーカバーの端部分に接合される、請求項
    8に記載の吸収体。
  10. 【請求項10】個々に包装された吸収体であって: (a)縦方向に伸び、一対の縦の側縁、一対の端縁、主
    ファスナーが設けられる衣類表面、及び身体表面を有す
    る本体部分を備えた吸収体、本体部分の衣類表面は着用
    者の下着に置くことができ、吸収体は本体部分に接合さ
    れ、本体部分の縦の側縁を超えて横に外向きに伸びる一
    対の後部フラップを備え、後部フラップの各々の衣類表
    面は後部フラップファスナーを備え、後部フラップは本
    体部分の身体表面の上に折り畳まれて、後部フラップフ
    ァスナーを露出させる;及び (b)主ラッパーシートと主ファスナーカバーと後部フ
    ラップファスナーカバーを備えた、吸収体用のラッパー
    とを備える吸収体であって; (c)主ラッパーシートは一対の縦の側部、一対の端部
    分、内面、及び外面を備え; (d)主ファスナーカバーは一対の縦の側部、一対の端
    部分、内面、及び外面を備え、内面は本体部分の主ファ
    スナーをカバーし、少なくとも一部の外面が主ラッパー
    シートの内面に接続され、主ラッパーシート及び吸収体
    の本体部分は2本の横軸とその2本の横軸によって分け
    られる3つの領域を備え、3つの領域は第2領域と第3
    領域の間の第1領域で構成され、2本の横軸は第1領域
    と第2領域間に横方向に伸びる第1の軸と、第1領域と
    第3領域間に横方向に伸びる第2の軸で構成され、大部
    分の後部フラップが第2領域に伸び; (e)後部フラップファスナーカバーは一対の縦の側
    部、一対の端部分、後部フラップファスナーに面する取
    り外し自在の表面、及び反対側の表面を備え、後部フラ
    ップファスナーカバーは後部フラップファスナーに取り
    外し自在に貼り付けられ; (f)主ラッパーシートと吸収体の本体部分がユニット
    として第2の軸で折り畳まれ、第1領域の本体部分が第
    3領域の本体部分と重ねられ、主ラッパーシートと吸収
    体の本体部分がユニットとして第1の軸で折り畳まれ、
    後部フラップの大部分が第3領域の本体部分の衣類表面
    側と重ねられ、フラップファスナーカバーがそれらの間
    に挿入され; (g)フラップファスナーカバーの少なくとも一部が主
    ファスナーカバーに接合されることを特徴とする吸収
    体。
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