JP4313789B2 - 半導体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般に半導体装置に係り、特にCMOS撮像素子を構成する半導体受光装置に関する。
今日、CMOS撮像素子はカメラ付携帯電話機やデジタルスチルカメラなどにおいて広く使われている。CMOS撮像素子はCCD撮像素子に比べて構成が簡単で、安価に構成できる好ましい特徴を有する。
図1は、このようなCMOS撮像素子100の構成を示す。
図1を参照するに、CMOS撮像素子100は多数のCMOS画素素子10が行列状に配列された受光領域101Aを有し、前記受光領域101A中の各々のCMOS画素素子10に対して行選択回路101Bと信号読出し回路101Cとが協働する。ここで前記行選択回路101Bは、所望のCMOS画素素子10の転送制御線TGとリセット制御線RST、および選択制御線SELを選択し、一方前記信号読出し回路101Cはリセット電圧線VRにリセット電圧を供給するとともに、信号読出し線SIGに出力されるピクセルからの信号電圧を読み出す。
図2は、図1のCMOS撮像素子100中において使われる一画素分CMOS素子10の構成を示す。
図2を参照するに、前記リセット電圧線VRに接続され所定のリセット電圧が供給される電源端子10Aには、フォトダイオード10Dが、前記リセット制御線RST上のリセット信号により制御されるリセットトランジスタ10B、および前記転送制御線TG上の転送制御信号により制御される転送ゲートトランジスタ10Cを介して、逆バイアスされるように接続されており、前記フォトダイオード10Dにおいて光照射により形成された光電子は前記転送ゲートランジスタ10Cを介して前記リセットトランジスタ10Bと転送ゲートトランジスタ10Cとの中間ノードに形成された浮遊拡散領域FDに蓄積され、電圧に変換される。
そこで図2の構成では、前記浮遊拡散領域FDに生じた電圧信号が前記電源端子10Aからの電源電圧により駆動されソースフォロワ回路を形成する読出しトランジスタ10Fにより読み出され、前記読出しトランジスタ10Fの出力が、前記読出しトランジスタに直列に接続され、前記選択制御線SEL上の選択制御信号により制御される選択トランジスタ10Sにより、前記信号線SIG上に出力される。
図3は、図2のCMOS画素素子10の動作を説明する図である。
図3を参照するに、最初に前記選択制御線SEL上の選択制御信号が立ち上がり、前記選択トランジスタ10Sが導通することにより、所望のCMOS画素素子を含む列が選択される。
次に前記リセット制御線RST上のリセット信号が立ち上がり、前記リセットトランジスタ10Bが導通することにより、前記浮遊拡散領域FDが充電され、リセットされる。この段階では、前記転送トランジスタ10Cはオフになっている。前記リセット信号の立ち上がりに対応して前記浮遊拡散領域FDの電位も立ち上がり、その効果が前記読出しトランジスタ10Fおよび導通状態にある選択トランジスタ10Sを介して信号線SIG上にも現れるが、この信号線SIGの立ち上がりは信号の読出しには使われない。
次に前記リセット信号が立ち下がった後、前記転送ゲートトランジスタ10Cをオフに維持したまま、前記浮遊拡散領域FDの電位が前記読出しトランジスタ10Fにより前記信号線SIG上に読み出され、ノイズレベルの読出しが行われる。
さらに前記ノイズレベル読出しの後、前記転送制御線TG上の転送制御信号が立ち上がり、前記フォトダイオード10D中に形成された電荷が前記転送ゲートトランジスタ10Cを介して前記浮遊拡散領域10Fに転送される。前記浮遊拡散領域10Fの電位は、転送された電荷量Qにより、ΔV=Q/C、ただしCは前記浮遊拡散領域10Fの容量、だけ変化する。そこで、前記転送制御信号が立ち下がった後、前記浮遊拡散領域10Fの電位が前記読出しトランジスタ10Fにより読み出され、前記選択トランジスタ10Sを介して前記信号線SIG上に出力される。
特開平11−274450号公報 特開2001−15727号公報 特開平11−284166号公報
図4(A),(B)は、前記図2の回路におけるトランジスタ10Cおよびフォトダイオード10Dの、それぞれ断面および平面構成を示す図である。
図4(A),(B)は、前記特許文献1に記載の構成に対応しており、前記トランジスタ10Cは、シリコン基板21上にSTI型素子分離領域21Iにより画成されたp型領域活性21上に形成されており、p型チャネル領域21Pに対応して、ポリシリコンゲート電極23が、典型的には熱酸化膜などの高品質絶縁膜よりなるゲート絶縁膜22を介して形成されている。
さらに前記シリコン基板21中には、前記ゲート電極23の一方の側に、前記フォトダイオード10Dを構成するn型拡散領域21Dが形成されており、他方の側に、前記浮遊拡散領域FDを構成するn+型の拡散領域21Nが形成されている。
動作時には、前記拡散領域21Dは空乏化し、入射光に対応して光電子が形成される。形成された光電子は、電荷転送時には前記ゲート電極23直下のチャネル領域21Pを通って拡散領域21Nへと、図4(A)中、矢印で示すように流れ、その電位を変化させる。
図4(A),(B)の構成では、シリコン基板表面の界面準位によるリーク電流を回避するため、前記n型拡散領域21Dの表面にはp+型の高濃度拡散領域よりなるシールド層21P+が形成されており、これにより、前記n型拡散領域21Dは埋め込み型拡散領域を構成する。このようにn型拡散領域21Dの表面にp+型シールド層21P+を形成しておくことにより、図中に×印で示す界面準位が、前記p+型シールド層21P+が形成するポテンシャルバリアにより、前記n型拡散領域21Dから分離される。
一方、このようにn型拡散領域21Dの表面にp+型シールド層21P+を形成すると、図4(A)中に矢印で示した光電子の経路中、円で囲んだ部分のポテンシャルが増大してしまい、浮遊拡散領域21Nへの効率的な光電子の転送ができなくなる。
このため、前記特許文献1は、図5に示すように、前記p+型シールド層21P+のうち、ゲート電極23に隣接した部分にp型拡散領21P−を形成し、この部分のポテンシャル障壁を低減する技術を開示している。図5中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
しかし、このようにシリコン基板21の表面に、しかも不純物を含む可能性が高いCVD酸化膜24に接して、バリア高さの低いp型の領域21P−を形成した場合、シリコン基板21の表面とCVD酸化膜24との界面に存在する界面準位の影響を充分に排除できず、その結果、前記n型拡散領域21Dのリーク電流が増大してしまう問題が生じる。
このため、前記特許文献2,3では、図6に示すように前記n型拡散領域21Dを前記ゲート電極23の直下まで延長し、光電子が図中に矢印で示したように、ゲート電極23の直下においてチャネル領域21Pに流入するように構成することで、前記光電子の前記浮遊拡散領域21Nへの転送効率を向上させると同時に、シリコン基板21表面の界面準位の光電子への影響を遮断する構成が提案されている。
ところが、この構成では、前記p型チャネル領域21Pに隣接して、ポテンシャルの低いn型拡散領域21Dと、ポテンシャルバリアとなるp型拡散領域21P+が存在しているため、前記光電子の経路に沿ったポテンシャルは、これらの拡散領域の影響を受け、図7に示すように、中央部にディップを有する複雑な形状になる。
このようにチャネル領域21P中に形成され頂部にディップを有するポテンシャルバリアは、シリコン基板21とゲート酸化膜22との界面において熱的励起により発生する電子を蓄積するように作用するが、前記ディップに蓄積された電子は、さらに前記ポテンシャルバリアを下って、フォトダイオードのn型拡散領域21Dへ、あるいは前記浮遊拡散領域21Nへと流れる。
このうち、前記浮遊拡散領域21Nに流入した電子は、図3のリセット工程により消滅し、あるいはノイズ読出し工程において補正されるため、問題にならない。これに対し、フォトダイオードのn型拡散領域21Dに流入した電子は、図3の電荷転送工程で、光電子とともに浮遊拡散領域21Nに転送され、暗電流を形成する。
一の側面によれば本発明は、活性領域を画成されたシリコン基板と、前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成する第1導電型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成する第2導電型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成する第1導電型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成する第2導電型拡散領域とよりなる半導体撮像装置であって、前記チャネル領域は、前記第2の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、前記第2の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、前記第1のチャネル領域部分は、前記第2の導電型の不純物元素を、前記シールド層よりも低い不純物濃度で含み、前記第2のチャネル領域部分は、前記不純物元素を、前記第1のチャネル領域部分よりも低い不純物濃度で含み、前記第1のチャネル領域部分の下には、前記受光領域との間に、前記第2のチャネル領域部分の不純物濃度に実質的に等しい不純物濃度の中間領域が形成されることを特徴とする半導体撮像装置を提供する。
他の観点によれば本発明は、活性領域を画成されたシリコン基板と、前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成する第1導電型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成する第2導電型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成する第1導電型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成する第2導電型拡散領域とよりなる半導体撮像装置であって、前記チャネル領域は、前記第2の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、前記第2の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、前記第1のチャネル領域部分と前記第2のチャネル領域部分とは、前記第1導電型の不純物元素と前記第2の導電型の不純物元素を、前記第1のチャネル領域において、前記第2のチャネル領域におけるよりも、前記第2導電型のキャリア濃度が高くなるような不純物濃度で含むことを特徴とする半導体撮像装置を提供する。
さらに別の観点によれば、本発明は、半導体撮像装置の製造方法であって、シリコン基板上に画成された活性領域中に第1の導電型の不純物元素を導入し、前記シリコン基板の表面に第1の導電型の第1の拡散領域を、前記活性領域の全面にわたり、第1の深さでおよび第1の不純物濃度で形成する工程と、前記活性領域中、前記第1の拡散領域の第1の部分を第1のマスクパターンにより覆い、前記第1の部分に隣接する第2の部分に、前記第1の拡散領域に重畳して、第2の導電型の不純物元素を、前記第1のマスクパターンをマスクに使って、前記第1の深さよりも深い第2の深さに導入し、第2の導電型の受光領域を、前記第1の拡散領域の下に形成する工程と、前記活性層中、前記受光領域に重畳して、第1の導電型の不純物元素を、前記第1のマスクパターンを使って、前記第1の深さあるいはそれよりも浅い深さに導入し、前記受光領域上に、前記第1の導電型の第2の拡散領域を、前記第2の拡散領域が、前記第1の導電型の不純物元素を、前記第1の拡散領域よりも高い第2の不純物濃度で含むように形成する工程と、前記シリコン基板上に、前記第1の拡散領域と前記第2の拡散領域の境界を覆うように、ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して形成する工程と、前記活性領域中に、前記ゲート電極、および前記活性領域のうち前記ゲート電極に対して前記受光領域と反対側の部分を覆う第2のマスクパターンをマスクに、第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第2の拡散領域の表面に、前記第1の導電型の拡散領域よりなるシールド層を、前記シールド層が、前記第1の導電型の不純物元素を、前記第2の不純物濃度よりも高い第3の不純物濃度で含むように形成する工程と、前記活性領域中に、前記ゲート電極、および前記活性領域のうち前記ゲート電極に対して前記受光領域の側の部分を覆う第3のマスクパターンをマスクに、第2の導電型の不純物元素を導入し、第2の導電型の浮遊拡散領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体撮像装置の製造方法を提供する。
さらに他の観点によれば、本発明は半導体撮像装置の製造方法であって、シリコン基板上に素子分離領域で画成された活性領域中に、第1の導電型の不純物元素を、前記素子分離領域の下端よりも深い第1の深さに導入し、第1の導電型の第1の拡散領域を形成する工程と、前記活性領域中に、第2の導電型の不純物元素を、前記第1の深さよりも浅い第2の深さに形成し、前記第1の拡散領域の表面に、第2の導電型の第2の拡散領域を形成する工程と、前記活性領域上に、前記半導体撮像装置の受光領域に対応して、前記受光領域の形成部分に対応する前記第2の拡散領域の第1の領域を覆う第1のマスクパターンを形成し、前記第1のマスクパターンをマスクに使い、前記活性領域中、前記素子分離領域の下端よりも深い、しかし前記第1の拡散領域の下端を超えない深さに、第2の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の拡散領域中に、前記第2の導電型を有し前記受光領域を画成するウェルを形成する工程と、前記第1のマスクパターンをマスクに使い、前記活性領域中、前記第2の深さに第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第2の拡散領域のうち、前記第1のマスクパターンで覆われていない部分に、前記第2の導電型を有するが前記第1の領域よりもキャリア濃度の低い第2の領域を形成する工程と、前記シリコン基板上に、前記第1および第2の領域の境界の一部を覆うように、ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して形成する工程と、前記活性領域中、前記ゲート電極に対し前記受光領域と反対側の部分を第3のマスクパターンで覆い、前記ゲート電極および前記第3のマスクパターンをマスクに使い、第2の導電型の不純物元素を、前記第2の拡散領域に重畳して前記第2の深さに導入し、前記第2の導電型を有し前記第1の領域よりもキャリア濃度が高いシールド層を形成する工程と、前記活性領域中、前記受光領域と反対側の領域に、前記第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の導電型の浮遊拡散領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体撮像装置の製造方法を提供する。

本発明によれば、シリコン基板上にフォトダイオードと転送ゲートトランジスタとを集積化したCMOS撮像素子の一部を構成する半導体撮像装置において、フォトダイオードを構成する拡散領域を、その先端部が前記転送ゲートトランジスタのゲート電極直下のチャネル領域の下に侵入するように形成し、さらに前記チャネル領域を、かかるチャネル領域のうち、前記フォトダイオードが形成される受光領域に近い部分が、前記転送ゲートトランジスタのドレイン領域となる浮遊拡散領域に近い部分よりも不純物濃度が高く、あるいはキャリア濃度が高くなるように形成することにより、かかるチャネル領域に、前記浮遊拡散領域に向かって傾斜するポテンシャル勾配を形成できる。そこで、フォトダイオードの受光動作時に、チャネル領域において例えばシリコン基板とゲート絶縁膜の界面で熱的に電子が励起されても、励起された電子は大部分、浮遊拡散領域へ流れ、前記フォトダイオードの拡散領域への熱電子の流入を最小化することができる。これにより、受光動作時に引き続く読出し動作時に、前記転送ゲートトランジスタがオンして前記フォトダイオードの拡散領域に生じた光電子が前記浮遊拡散領域に転送される場合でも、熱電子によるノイズが抑制され、半導体撮像装置のS/N比が向上する。なお、このように浮遊拡散領域に流入した熱電子は、読出しに先立つリセット動作時に除去されるため、光信号の検出に影響することはない。
また、かかる半導体撮像装置では、前記フォトダイオードを構成する拡散領域の先端部が前記トランジスタのチャネル領域直下に侵入しているため、前記フォトダイオードで形成された光電子は前記転送ゲートトランジスタがオンした場合、シリコン基板表面の界面準位の影響を受けることなく、浮遊拡散領域へと流れ、読出し時におけるリーク電流の発生を抑制することができる。
またこのようなチャネル領域の傾斜したポテンシャルを有する転送ゲートトランジスタでは、トランジスタがオフとなっているフォトダイオードの受光動作時に、前記トランジスタのゲート電極にわずかな正電圧を印加することにより、ポテンシャル勾配を増大させ、熱電子の浮遊拡散領域への排出をさらに促進することができる。
さらに、このようなチャネル領域に傾斜したポテンシャルを有する、あるいは有さない転送ゲートトランジスタにおいて、前記受光動作時にゲート電極にわずかな負電圧を印加することにより、チャネル領域における熱電子の励起が抑制され、暗電流を抑制し、S/N比の大きな半導体撮像装置を実現することができる。
[第1の実施形態]
図8は、本発明の第1の実施形態による半導体撮像装置40の断面構造を示す。ただし前記半導体撮像装置40は、前記図2のCMOS撮像素子におけるトランジスタ10Cとフォトダイオード10Dに対応している。
図8を参照するに、前記半導体撮像装置40は、シリコン基板41中にSTI型の素子分離構造41Iにより画成されたp型素子領域41A中に形成されており、前記素子領域41A中のチャネル領域に対応してポリシリコンゲート電極43が、典型的には熱酸化膜よりなるゲート絶縁膜42を介して形成されている。
前記活性領域41A中、前記ゲート電極43の第1の側にはn型の拡散領域41Dが、前記フォトダイオード10Dの受光領域として形成されており、さらに前記拡散領域41Dの表面部分には、p型拡散領域41P+が、シールド層として形成されている。さらに、前記活性層41A中、前記ゲート電極43に対し前記拡散領域41Dと反対側には、n型拡散領域41Nが、前記浮遊拡散領域FDとして形成されている。
さらに前記シリコン基板41上には、前記素子領域41Aを、前記ゲート電極43も含めて覆うように、CVD酸化膜44が形成されている。
本実施例においては、前記n型拡散領域41Dは、内側端部を構成する先端部が前記素子領域中、前記ゲート電極43直下に形成されるチャネル領域の下部にまで侵入しており、このため、前記拡散領域41Dにおいて形成された光電子は、前記トランジスタがオンした場合、高いポテンシャル障壁を形成するシールド層41P+を通ることなく、チャネル領域を通って、前記浮遊拡散領域41Nへと流れることができる。
その際、本実施例では、前記チャネル領域を、前記浮遊拡散領域41Nに隣接した第1のp型領域41P1と前記シールド層に隣接した第2のp型領域41P2より形成し、前記領域41P2中のp型不純物元素の濃度(P2)を、前記領域41P1中のp型不純物元素の濃度(P1)よりも高く(P2>P1)、ただし前記シールド層41P+中のp型不純物元素の濃度(P3)よりも低く設定する(P3>P2>P1)。ここで、前記p型領域41P2は、前記n型拡散領域のうち、前記チャネル領域の下に侵入した部分を覆うように形成されている。
このような、チャネル領域に不純物濃度の勾配を形成した構成においては、p型領域が電子に対して障壁を形成することから、前記光電子の経路のうち、特に前記ゲート電極43直下のチャネル領域に、図9のような、浮遊拡散領域41Nに向かって傾斜するポテンシャル勾配が形成される。
このため、前記トランジスタ10Cをオフにして実行され前記拡散領域41Dに光電子を蓄積する前記撮像素子の受光動作時に、前記チャネル領域においてシリコン基板41とゲート絶縁膜22の界面においてチャネル領域を形成するSi結晶の伝導帯に熱電子が励起されても、かかる熱電子は、前記ポテンシャル勾配に沿って、直ちに浮遊拡散領域41Nへと排出され、前記チャネル領域に熱電子が滞留することがない。また、前記チャネル領域と前記拡散領域41Dとの間には前記領域41P2よりなるポテンシャルバリアが形成されているため、前記チャネル領域において発生した熱電子は、前記拡散領域41Dに流れることがなく、受光動作時に拡散領域41Dに、光電子以外の電子が流入してノイズが生じる問題が解消される。特に、図9において前記領域41P2中に形成されるポテンシャルピークAと、前記領域41P1中の平坦なポテンシャルBとの間に0.15V以上のポテンシャル差を形成することにより、前記チャネル領域で発生した熱電子のうち、99%以上を前記浮遊拡散領域41Nへと流すことが可能で、受光動作時に拾うノイズを効果的に抑制することができる。かかるポテンシャル差を0.1V増大させることで、前記拡散領域41Dへと流入する電荷量は、1/40〜1/50に減少させることができる。
また、かかる構成では、前記トランジスタをオンして前記拡散領域41Dから光電子を浮遊拡散領域41Nに転送する転送動作時において、光電子の経路が前記ゲート電極43の端部に整合して形成されたp型のシールド層41P+により、シリコン基板表面から遮断される。このため、シリコン基板41とCVD酸化膜44との界面に存在する界面準位が、転送中の光電子に及ぼす影響は、効果的に遮蔽される。
その際、前記光電子の転送経路には前記領域41P2によるポテンシャルバリアが形成されているため、この部分においては光電子の転送は妨げられるが、前記領域41P2,41P1の不純物濃度を前記シールド層41P+に比較して充分に低く設定しておけば、これらのポテンシャルの、転送効率への影響は、最小限にとどめることができる。また、前記領域41P2の背後の領域41P1に、先に説明した浮遊拡散領域41Nに向かって傾斜するポテンシャル勾配が形成されているため、光電子は全体として、効率よくチャネル領域を通過し、本発明の撮像素子は、先の特許文献2,3の撮像素子に比べて遜色のない転送効率を実現できる。
以下、前記半導体撮像装置40の製造工程を説明する。
図10(A)を参照するに、シリコン基板41上には素子分離構造41Iによりp型の素子領域41Aが形成されているが、図10(A)の工程では、前記シリコン基板41上に前記素子領域41Aを露出するように形成したレジストパターンR1をマスクに、Bが10〜30keVの加速電圧下、0.5〜2.0×1012cm-2のドーズ量および7度の角度でイオン注入され、前記素子領域41A全体にわたり、前記領域41P1を構成するp型拡散領域が形成される。
次に図10(B)の工程において、前記シリコン基板41上に、前記フォトダイオード10Dの拡散領域41Dの形成予定領域を露出するレジストパターンR2を形成し、前記レジストパターンR2をマスクに、Pが前記シリコン基板41中に、最初110〜150keVの加速電圧下、1〜3×1012cm-2のドーズ量および7度の傾斜角で、次に180〜220keVの加速電圧下、1〜3×1012cm-2のドーズ量および7度の傾斜角でイオン注入され、前記n型拡散領域41Dが形成される。
さらに図10(B)の工程では、同じレジストパターンR2をマスクに、Bが前記シリコン基板41中に、10〜30keVの加速電圧下、1〜3×1012cm-2のドーズ量および7度の傾斜角でイオン注入され、前記拡散領域41Dの表面部分に、前記領域41P2となるp型拡散領域を、前記拡散領域41P1よりも高い不純物濃度で形成する。
次に図10(C)の工程において、前記シリコン基板41上に800℃の熱酸化により、厚さが4〜10nmの熱酸化膜を、前記ゲート絶縁膜42として形成し、さらにその上にCVD法により、ポリシリコン膜を約180nmの厚さに形成する。さらに前記ポリシリコン膜およびその下の熱酸化膜をパターニングすることにより、前記拡散領域41Dと拡散領域41P1に跨って、前記ポリシリコンゲート電極43およびゲート絶縁膜42が、0.4〜0.8μmのゲート長に形成される。またその際、前記ゲート電極43とn型拡散領域41Dのオーバーラップ長Lは、例えば0.15〜0.40μmに設定される。
さらに図11(D)の工程において、図10(C)の構造上に前記ゲート電極43の一部および前記シールド層41P+の形成領域を露出するレジストパターンR3を形成し、前記レジストパターンR3をマスクにBを、5〜15keVの加速電圧下、1〜5×1013cm-2のドーズ量および7度の傾斜角で前記シリコン基板41中にイオン注入し、前記ゲート電極43の側壁面に整合して、前記シールド層41P+を形成する。このようにして形成されたシールド層41P+は、前記ゲート電極43の側壁面からこれに対向する素子分離構造41Iまで延在するが、導入されたBを面内方向で実質的に一様な濃度で含んでいる。
さらに図11(E)の工程において、素子領域41Aのうち、前記ゲート電極43に対して前記シールド層41P+と反対側の領域を露出するレジストパターンR4を形成し、前記レジストパターンR4をマスクに、前記シリコン基板41中にPを、10〜30keVの加速電圧下、2〜10×1013cm-2のドーズ量および0度の傾斜角でイオン注入し、前記ゲート電極43に整合して、前記浮遊拡散領域FDとなるn型拡散領域41Nを形成する。
さらに図11(E)の構造上にCVD酸化膜44を形成することにより、前記図8の半導体撮像装置40が得られる。
図12(A)は、前記図10(B)の状態における、前記シリコン基板41の平面図を示す。
図12(A)を参照するに、STI型の素子分離構造41I中に素子領域41Aが画成されており、前記素子領域41A中には前記n型拡散領域41Dが、前記素子分離領域41Iから、少なくとも0.2μm離間して形成されている。また前記n型拡散領域41Dに一致して、p型拡散領域41P2が形成されているのがわかる。
一方、図12(B)は、前記11(E)の状態における、前記シリコン基板41の平面図を示す。
図12(B)を参照するに、前記活性領域41A中、前記ゲート電極43の、前記n型拡散領域41Dの側には、シールド層41P+が、前記ゲート電極43に整合して形成されており、また前記n型拡散領域41Dの内側端部が、前記ゲート電極43直下の領域に侵入しているのがわかる。
また、前記活性領域41A中、前記ゲート電極43の、前記シールド層41P+と反対の側には、やはり前記ゲート電極43に製造して、n型拡散領域41Nが形成されている。
図13は、図8の半導体撮像装置の受光動作時に前記チャネル領域に形成されるポテンシャルを示す。
一般に、CMOS撮像素子においては、フォトダイオード10Dによる受光動作の間、前記転送ゲートトランジスタ10Cのゲート電圧は0Vに設定されるが、先にも図9で説明したように、本実施例ではトランジスタ10Cのチャネル領域にポテンシャル勾配が誘起され、チャネル領域において励起された熱電子のフォトダイオード10Dへの流入が阻止されると同時に、浮遊拡散領域41Nへの流入が促進される。この状態を図13中、破線で示す。
これに対し、図13中、実線は、前記受光動作時に、前記ゲート電極43に印加されるゲート電圧を+0.3〜0.7Vの範囲に設定した場合を示す。
このように、CMOS撮像素子の受光動作時に転送ゲートトランジスタ10Cのゲート電極43にわずかな正電圧を印加することにより、図8中に矢印で示す経路を辿って流れる電子のポテンシャルは、電子が基板表面の浅い部分、すなわちゲート電極43の直近を通過するチャネル領域41P1においては、上記わずかなゲート電圧によっても大きく影響を受け、図13中、矢印Aで示すように大きく減少する。これに対し、電子がシリコン基板41中、より深い位置を通過するチャネル領域41P2においては、前記ゲート電圧の影響はわずかで、前記電子のポテンシャルは、図13中、矢印Bで示すようにわずかしか変化しない。
そこで、前記受光動作時に、前記転送ゲートトランジスタ10Cのゲート電極43に、上記わずかな正電圧を印加しておくことにより、前記チャネル領域に形成されるポテンシャル勾配をさらに増大させることができ、ノイズの発生をさらに効果的に抑制することができる。

[第2の実施形態]
図14(A),(B)は、前記図10(B)のイオン注入工程を変形した、本発明の第2の実施形態による半導体撮像装置の製造工程を、また図15は、図14(A),(B)の工程により製造された半導体撮像装置40Aの構成を示す。
図14(A),(B)を参照するに、本実施例では前記図10(B)の工程においてp型拡散領域41P2を形成する際に、前記シリコン基板41上に形成されるレジストパターンR2の膜厚を約1μmに設定し、前記n型拡散領域41Dの表面にB+を、7°の角度で、少なくとも2方向からイオン注入する。
この場合、図14(B)に示すように、前記レジストパターンR2の影になった部分ではイオン注入のドーズ量が減少し、前記p型領域41P2とp型領域41P1の間に、中間の不純物濃度の領域41Pmが、約0.15μmの幅で形成される。
従って、このような構造上に前記図10(C)以降のプロセスを行った場合、図16に示すように、B濃度がP1のp型拡散領域とB濃度がP2のp型拡散領域42P2の間に、B濃度がPm(P2>Pm>P1)のp型拡散領域41Pmが形成される。
このような中間領域41Pmが0.15μmの幅で形成された場合、例えば前記ゲート電極43下への前記n型拡散領域41Dのオーバーラップが0.3μmである場合、前記中間領域41Pmに隣接する領域41P2の幅も、約0.15μmとなる。
このように、領域41P2と41P1の間に中間領域41Pmを形成することにより、前記チャネル領域に形成される図9のような形状のポテンシャルは、平坦部分が減少し、前記チャネル領域から前記浮遊拡散領域41Nへの熱電子の排出がさらに促進される。
なお、図15の例では、前記シールド層41P+は、拡散領域41P1,41P2の表面部分にのみ形成されているが、かかる構成においても、シールド層41Pは、拡散領域41D中において励起された光電子に対するシリコン基板表面の界面準位の影響を効果的に遮断することができる。

[第3の実施形態]
図16(A),(B)は、本発明の第3の実施形態による半導体撮像装置40Bの製造工程を示す。ただし図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図16(A)は、前記図10(B)の工程に対応しているが、本実施例では前記p型領域41P2が、前記p型領域41P1よりも浅く形成されている。例えば、図16(A)の工程においてはB+のイオン注入が、8〜15keVの加速電圧下、0.5〜3.0×1012cm-2のドーズ量と7°の傾斜角で、前記レジストマスクR2を使って、n型拡散領域41Dに重畳するように実行される。
かかるイオン注入工程の結果、前記図10(C)以降の工程の後に得られる構造において、図16(B)に示すように、前記ゲート電極43の直下においてチャネル領域中にポテンシャルバリアを形成するp型領域41P2が、チャネル領域の表面部分にのみ形成され、従って、前記ポテンシャルバリアを、前記ゲート電極43に印加されるゲート電圧により容易に制御でき、前記拡散領域41Dから光電子を、前記転送ゲートトランジスタ10Cを介して浮遊拡散領域41Nに転送する転送動作時において、転送効率を向上させることができる。さらに、図16(B)の構成では、前記p型拡散領域41P1を、前記p型拡散領域41P2よりも深く形成することができ、n型拡散領域41Dとn型拡散領域41Nとの間のパンチスルーを抑制することができる。

[第4の実施形態]
図17(A)〜図18(D)は、本発明の第4の実施形態による半導体撮像装置40Cの製造工程を示す。ただし図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図17(A)を参照するに、シリコン基板41中の活性領域41Aの一部には、レジストパターンRAをマスクに、最初にPが、110〜150keVの加速電圧下、1〜3×1012cm-2のドーズ量と約7°の傾斜角で、次に180〜220keVの加速電圧下、0.5〜1.5×1012cm-2のドーズ量と約7°の傾斜角で、さらに300〜600keVの加速電圧下、0.5〜1.5×1012cm-2のドーズ量でイオン注入され、深さが350〜400nmの前記素子分離構造41Iの下端よりもさらに深い位置に、前記n型拡散領域41Dが形成される。
さらに図17(A)の工程では、前記レジストパターンRAをマスクに、Bが10〜30keVの加速電圧下、2〜3×1012cm-2のドーズ量および約7°の傾斜角でイオン注入され、前記n型拡散領域41Dの表面に、p型の拡散領域41P2が形成される。
次に図17(B)の工程において、前記活性領域41Aのうち、素子分離構造41Iの近傍、および前記トランジスタ10Cのチャネル領域の一部、さらに前記浮遊拡散領域FNの形成領域を露出し、一方前記n型拡散領域41Dの主要部を覆うようにレジストパターンRBを形成し、前記レジストパターンRBをマスクに、Bを、最初に65keVの加速電圧下、2〜4×1012cm-2のドーズ量および約7度の傾斜角で、次に100keVの加速電圧下、1.5〜3×1012cm-2のドーズ量および約7度の傾斜角で、さらに140keVの加速電圧下、1.5〜3×1012cm-2のドーズ量で、さらに180keVの加速電圧下、1〜2×1012cm-2のドーズ量および約7度の傾斜角でイオン注入し、前記n型拡散領域41Dと前記素子分離構造41Iの間の領域において、先に形成されていた拡散領域41Dのn型の導電型を打ち消すことにより、p型ウェル41PWを、前記n型拡散領域41Dの下端を超えない、前記素子分離構造41Iの下端から0.1μm程度の深さに形成する。
さらに図17(B)の工程では、同じレジストパターンRBをマスクに、Asを50〜80keVの加速電圧下、1〜2×1012cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記シリコン基板表面に前記ウェル41PWおよび前記拡散領域41P2の形成に対応して導入されていたBによるp型の導電型を部分的に相殺し、よりホール濃度の低いp型拡散領域41P1,41P1´を形成する。
さらに図18(C)の工程において、前記シリコン基板41上には、前記素子領域41A中の所定のチャネル領域に対応して、ポリシリコンゲート電極43が、ゲート絶縁膜42を介して、前記拡散領域41P2と41P1の境界を跨ぐように形成される。
さらに図18(C)の工程では、前記ポリシリコンゲート電極43の一部および前記シリコン基板41のうち、浮遊拡散領域FNが形成される側の表面を覆うようにレジストパターンRCを形成し、さらに前記シリコン基板41中に、前記レジストパターンRCをマスクに、Bを5〜15keVの加速電圧下、1〜5×1013cm-2のドーズ量でイオン注入することにより、前記n型拡散領域41Dの表面にp型のシールド層41P+を形成する。
さらに、図18(D)の工程において、前記素子領域41Aのうち前記ポリシリコンゲート電極43の一部および前記シリコン基板41のうち、前記シールド層41P+が形成された側の表面を覆うようにレジストパターンRDを形成し、さらに前記レジストパターンRDをマスクに、前記シリコン基板41中にPを、10〜30keVの加速電圧下、2〜1013cm-2のドーズ量および0°の傾斜角でイオン注入することにより、前記浮遊拡散領域FNを構成するn型拡散領域41Nを形成する。
かかる構成の半導体撮像装置40Cでは、図17(A)の工程で使われるレジストパターンRAの開口面積が大きく、このため、前記イオン注入マスクRAとして、厚いレジストパターンを使うことができ、その結果、フォトダイオード10Dを構成するn型拡散領域41Dを、高いイオン注入エネルギで、素子分離構造41Iの下端を越えた深い位置まで形成できる。その結果、受光動作時に空乏層が深く延伸し、より大きな体積で受光を行うことが可能になる。これにより、撮像素子のS/N比がさらに向上する。
本実施例においても、ゲート電極43の直下のチャネル領域には、p型拡散領域41P2および41P1によりポテンシャル勾配が形成され、受光動作時にチャネル領域に発生した熱電子は、確実に浮遊拡散領域FNに排出され、信号検出への影響を排除することができる。
なお、本実施例においては、p型拡散領域41P1および41P2は、BおよびAsを同時に含んでおり、ポテンシャル勾配をもたらすキャリア濃度の差は、それぞれにおけるBとAsの濃度差により生じている。

[第5の実施形態]
図19(A)は、本発明の第5の実施形態を示す。
図19(A)を参照するに、本実施例では前記図8の半導体撮像装置40を使うが、受光動作時に、図中に示すように、前記ゲート電極43に、−0.5〜−2Vの範囲の負電圧を印加する。
前記半導体撮像装置40では、転送ゲートトランジスタ10CnチャネルMOSトランジスタであり、チャネル領域はp型の導電型を有しているが、このようなトランジスタにおいてゲート電極43に上記のように負電圧を印加した場合、チャネル領域にはホールの蓄積状態が発生する。チャネル領域にこのようにホールの蓄積状態が発生すると、チャネル領域における、暗電流を形成する電子の熱的な励起は抑制される。
すなわち、本実施例によれば、CMOS撮像素子において、受光動作時に転送ゲートトランジスタ10Cにわずかな負電圧を印加しておくことで、暗電流を抑制することが可能になる。
同様な原理による暗電流の抑制は、図19(B)に示す従来の半導体撮像装置においても有効である。
すなわち、図19(B)の半導体撮像装置は、先に図6で説明したものと同じであるが、受光動作時に、前記ゲート電極23に、同じく−0.5〜−2Vのゲート電圧を印加することで、チャネル領域において励起される熱電子に起因する暗電流を、かかる熱電子の励起事態を抑制することにより、抑制することができる。
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明は上記の特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において、様々な変形・変更が可能である。
(付記1)
活性領域を画成されたシリコン基板と、
前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成する第1導電型拡散領域と、
前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成する第2導電型拡散領域と、
前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成する第1導電型拡散領域と、
前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成する第2導電型拡散領域とよりなる半導体撮像装置であって、
前記チャネル領域は、
前記第2の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、
前記第2の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、
前記第1のチャネル領域部分は、前記第2の導電型の不純物元素を、前記シールド層よりも低い不純物濃度で含み、前記第2のチャネル領域部分は、前記不純物元素を、前記第1のチャネル領域部分よりも低い不純物濃度で含むことを特徴とする半導体撮像装置。
(付記2)
前記シールド層は、前記不純物元素を、前記ゲート電極の前記第1の側で少なくとも前記受光領域を覆う部分において、実質的に一様な不純物濃度で含むことを特徴とする付記1記載の半導体撮像装置。
(付記3)
前記第1のチャネル領域部分の下には、前記受光領域との間に、前記第2のチャネル領域部分の不純物濃度に実質的に等しい不純物濃度の中間領域が形成されることを特徴とする付記1記載の半導体撮像装置。
(付記4)
前記第1のチャネル領域部分と前記第2のチャネル領域部分の間には、前記第1および第2の領域の不純物濃度の中間の不純物濃度を有する第3のチャネル領域部分が形成されることを特徴とする付記1記載の半導体撮像装置。
(付記5)
前記第1および第2のチャネル領域部分は、前記チャネル領域中に、全体として前記浮遊拡散領域に向かって傾斜するポテンシャル勾配を形成することを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の半導体撮像装置。
(付記6)
活性領域を画成されたシリコン基板と、
前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成する第1導電型拡散領域と、
前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成する第2導電型拡散領域と、
前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成する第1導電型拡散領域と、
前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成する第2導電型拡散領域とよりなる半導体撮像装置であって、
前記チャネル領域は、
前記第2の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、
前記第2の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、
前記第1のチャネル領域部分と前記第2のチャネル領域部分とは、前記第1導電型の不純物元素と前記第2の導電型の不純物元素を、前記第1のチャネル領域において、前記第2のチャネル領域におけるよりも、前記第2導電型のキャリア濃度が高くなるような不純物濃度で含むことを特徴とする半導体撮像装置。
(付記7)
前記受光領域の下端は、前記活性領域を画成する素子分離構造の下端を超えた深さに形成されていることを特徴とする付記6記載の半導体撮像装置。
(付記8)
前記受光領域に周囲には、前記受光領域を画成するように前記第2導電型のウェルが、前記素子分離構造の下端を超え、前記受光領域の下端を超えない深さに形成されていることを特徴とする付記7記載の半導体撮像装置。
(付記9)
活性領域を画成されたシリコン基板と、前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成するn型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成するp型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成するn型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成するp型拡散領域とよりなり、前記チャネル領域は、p型の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、p型の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、前記第1のチャネル領域部分は、p型の不純物元素を、前記シールド層よりも低い濃度で含み、前記第2のチャネル領域部分は、前記p型不純物元素を、前記第1のチャネル領域部分よりも低い濃度で含む半導体撮像装置を使った受光方法であって、
受光時に前記ゲート電極に+0.3〜0.7Vの電圧を印加することを特徴とする受光方法。
(付記10)
素子分離構造により活性領域を画成されたシリコン基板と、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、前記シリコン基板上に、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成された、受光領域を形成するn型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成するp型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成された、浮遊拡散領域を形成するn型拡散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成するp型拡散領域とよりなる半導体撮像装置を使った受光方法であって、
受光時に前記ゲート電極に−0.5〜−2Vの電圧を印加することを特徴とする受光方法。
(付記11)
半導体撮像装置の製造方法であって、
シリコン基板上に画成された活性領域中に第1の導電型の不純物元素を導入し、前記シリコン基板の表面に第1の導電型の第1の拡散領域を、前記活性領域の全面にわたり、第1の深さでおよび第1の不純物濃度で形成する工程と、
前記活性領域中、前記第1の拡散領域の第1の部分を第1のマスクパターンにより覆い、前記第1の部分に隣接する第2の部分に、前記第1の拡散領域に重畳して、第2の導電型の不純物元素を、前記第1のマスクパターンをマスクに使って、前記第1の深さよりも深い第2の深さに導入し、第2の導電型の受光領域を、前記第1の拡散領域の下に形成する工程と、
前記活性層中、前記受光領域に重畳して、第1の導電型の不純物元素を、前記第1のマスクパターンを使って、前記第1の深さあるいはそれよりも浅い深さに導入し、前記受光領域上に、前記第1の導電型の第2の拡散領域を、前記第2の拡散領域が、前記第1の導電型の不純物元素を、前記第1の拡散領域よりも高い第2の不純物濃度で含むように形成する工程と、
前記シリコン基板上に、前記第1の拡散領域と前記第2の拡散領域の境界の一部を覆うように、ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して形成する工程と、
前記活性領域中に、前記ゲート電極、および前記活性領域のうち前記ゲート電極に対して前記受光領域と反対側の部分を覆う第2のマスクパターンをマスクに、第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第2の拡散領域の表面に、前記第1の導電型の拡散領域よりなるシールド層を、前記シールド層が、前記第1の導電型の不純物元素を、前記第2の不純物濃度よりも高い第3の不純物濃度で含むように形成する工程と、
前記活性領域中に、前記ゲート電極、および前記活性領域のうち前記ゲート電極に対して前記受光領域の側の部分を覆う第3のマスクパターンをマスクに、第2の導電型の不純物元素を導入し、第2の導電型の浮遊拡散領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体撮像装置の製造方法。
(付記12)
前記第2の拡散領域を形成する工程は、前記第1の導電型の不純物元素を、イオン注入により、前記シリコン基板の表面に対し、斜めに、方向を変えて複数回注入する工程を含むことを特徴とする付記11記載の半導体撮像装置の製造方法。
(付記13)
半導体撮像装置の製造方法であって、
シリコン基板上に素子分離領域で画成された活性領域中に、第1の導電型の不純物元素を、前記素子分離領域の下端よりも深い第1の深さに導入し、第1の導電型の第1の拡散領域を形成する工程と、
前記活性領域中に第2の導電型の不純物元素を、第2の、より浅い深さに形成し、前記第1の拡散領域の表面に、第2の導電型の第2の拡散領域を形成する工程と、
前記活性領域上に、前記撮像素子の受光領域に対応して、前記受光領域の形成部分に対応する第1の領域を覆う第1のマスクパターンを形成し、前記第1のマスクパターンをマスクに使い、前記活性領域中、前記素子分離領域の下端よりも深い、しかし前記第1の拡散領域に下端を超えない深さに、第2の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の拡散領域中に、前記第2の導電型を有し前記受光領域を画成するウェルを形成する工程と、
前記第1のマスクパターンをマスクに使い、前記活性領域中、前記第2の深さに第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の拡散領域のうち、前記第1のマスクパターンで覆われていない部分に、前記第2の導電型を有するが前記第1の領域よりもキャリア濃度の低い第2の領域を形成する工程と、
前記シリコン基板上に、前記第1および第2の部分の境界の一部を覆うように、ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して形成する工程と、
前記活性領域中、前記ゲート電極に対し前記受光領域と反対側の部分を第3のマスクパターンで覆い、前記ゲート電極をおよび前記第3のマスクパターンをマスクに使い、第2の不純物元素を、前記第2の拡散領域に重畳して前記第1の深さに導入し、前記第2の導電型を有し、前記第1の部分よりもキャリア濃度が高いシールド層を形成する工程と、
前記活性領域中、前記受光領域と反対側の領域に、前記第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の導電型の浮遊拡散領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体撮像装置の製造方法。
半導体撮像装置の全体的な構成を示す図である。 図1の半導体撮像装置で使われるCMOS撮像素子の構成を示す図である。 図2のCMOS撮像素子の動作を説明する図である。 (A),(B)は、従来のCMOS撮像素子の構成を示す図である。 別の従来のCMOS撮像素子の構成を示す図である。 さらに別の従来のCMOS撮像撮像素子の構成を示す図である。 図5、図6のCMOS撮像素子の課題を説明する図である。 本発明の第1の実施形態による撮像半導体装置の構成を示す図である。 図8の撮像半導体装置において、転送ゲートトランジスタのチャネル領域に形成されるポテンシャル分布を示す図である。 (A)〜(C)は、図8の撮像半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 (D)〜(E)は、図8の撮像半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 (A),(B)は、図8の撮像半導体装置の構成を示す平面図である。 図8の撮像半導体装置の受光動作時における転送ゲートトランジスタの駆動例を示す図である。 (A),(B)は、本発明の第2の実施形態による撮像半導体装置の製造工程を示す図である。 本発明の第2の実施形態による撮像半導体装置の構成を示す図である。 (A),(B)は、本発明の第3の実施形態による撮像半導体装置の製造工程を示す図である。 (A),(B)は、本発明の第4の実施形態による撮像半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 (C),(D)は、本発明の第4の実施形態による撮像半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 (A),(B)は、本発明の第5の実施形態による撮像半導体装置の受光動作時における転送ゲートトランジスタの駆動を示す図である。
符号の説明
10B リセットトランジスタ
10C 転送ゲートトランジスタ
10D フォトダイオード
10F 読み出しトランジスタ
10S 選択トランジスタ
21,41 シリコン基板
41A 素子領域
21D,41D n型拡散領域(フォトダイオード)
21N,41N n型浮遊拡散領域
21P,41P1,41P2 p型チャネル領域
21P+,41P+ p+型シールド層
21I,41I 素子分離構造
22,42 ゲート酸化膜
23,43 ゲート電極
24,44 CVD酸化膜
FD 浮遊拡散領域

Claims (9)

  1. 活性領域を画成されたシリコン基板と、
    前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成する第1導電型拡散領域と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成する第2導電型拡散領域と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成する第1導電型拡散領域と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成する第2導電型拡散領域とよりなる半導体撮像装置であって、
    前記チャネル領域は、
    前記第2の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、
    前記第2の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、
    前記第1のチャネル領域部分は、前記第2の導電型の不純物元素を、前記シールド層よりも低い不純物濃度で含み、前記第2のチャネル領域部分は、前記不純物元素を、前記第1のチャネル領域部分よりも低い不純物濃度で含み、
    前記第1のチャネル領域部分の下には、前記受光領域との間に、前記第2のチャネル領域部分の不純物濃度に実質的に等しい不純物濃度の中間領域が形成されることを特徴とする半導体撮像装置。
  2. 前記シールド層は、前記不純物元素を、前記ゲート電極の前記第1の側で少なくとも前記受光領域を覆う部分において、実質的に一様な不純物濃度で含むことを特徴とする請求項1記載の半導体撮像装置。
  3. 前記第1のチャネル領域部分と前記第2のチャネル領域部分の間には、前記第1および第2の領域の不純物濃度の中間の不純物濃度を有する第3のチャネル領域部分が形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体撮像装置。
  4. 前記第1および第2のチャネル領域部分は、前記チャネル領域中に、全体として前記浮遊拡散領域に向かって傾斜するポテンシャル勾配を形成することを特徴とする請求項1または2記載の半導体撮像装置。
  5. 活性領域を画成されたシリコン基板と、
    前記シリコン基板上に、前記活性領域中のチャネル領域に対応して、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極の第1の側に、上端部が前記シリコン基板表面から離間して、かつ内側端部が前記ゲート電極直下のチャネル領域の下部に侵入するように形成され、受光領域を形成する第1導電型拡散領域と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極の前記第1の側において、前記シリコン基板表面に、内側端部が前記ゲート電極の前記第1の側の側壁面に整合するように形成され、少なくとも前記受光領域のうち、前記ゲート電極の前記第1の側に位置する部分を覆うように形成された、シールド層を形成する第2導電型拡散領域と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極の第2の側に形成され、浮遊拡散領域を形成する第1導電型拡散領域と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極直下においてチャネル領域を形成する第2導電型拡散領域とよりなる半導体撮像装置であって、
    前記チャネル領域は、
    前記第2の導電型を有し一端が前記シールド層に接して形成され、他端が前記ゲート電極直下の領域に侵入し、前記受光領域のうち、前記チャネル領域の下部に侵入する部分を覆う第1のチャネル領域部分と、
    前記第2の導電型を有し前記浮遊拡散領域に接して形成される第2のチャネル領域部分とよりなり、
    前記第1のチャネル領域部分と前記第2のチャネル領域部分とは、前記第1導電型の不純物元素と前記第2の導電型の不純物元素を、前記第1のチャネル領域において、前記第2のチャネル領域におけるよりも、前記第2導電型のキャリア濃度が高くなるような不純物濃度で含むことを特徴とする半導体撮像装置。
  6. 前記受光領域の下端は、前記活性領域を画成する素子分離構造の下端を超えた深さに形成されていることを特徴とする請求項4記載の半導体撮像装置。
  7. 半導体撮像装置の製造方法であって、
    シリコン基板上に画成された活性領域中に第1の導電型の不純物元素を導入し、前記シリコン基板の表面に第1の導電型の第1の拡散領域を、前記活性領域の全面にわたり、第1の深さでおよび第1の不純物濃度で形成する工程と、
    前記活性領域中、前記第1の拡散領域の第1の部分を第1のマスクパターンにより覆い、前記第1の部分に隣接する第2の部分に、前記第1の拡散領域に重畳して、第2の導電型の不純物元素を、前記第1のマスクパターンをマスクに使って、前記第1の深さよりも深い第2の深さに導入し、第2の導電型の受光領域を、前記第1の拡散領域の下に形成する工程と、
    前記活性領域中、前記受光領域に重畳して、第1の導電型の不純物元素を、前記第1のマスクパターンを使って、前記第1の深さあるいはそれよりも浅い深さに導入し、前記受光領域上に、前記第1の導電型の第2の拡散領域を、前記第2の拡散領域が、前記第1の導電型の不純物元素を、前記第1の拡散領域よりも高い第2の不純物濃度で含むように形成する工程と、
    前記シリコン基板上に、前記第1の拡散領域と前記第2の拡散領域の境界を覆うように、ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して形成する工程と、
    前記活性領域中に、前記ゲート電極、および前記活性領域のうち前記ゲート電極に対して前記受光領域と反対側の部分を覆う第2のマスクパターンをマスクに、第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第2の拡散領域の表面に、前記第1の導電型の拡散領域よりなるシールド層を、前記シールド層が、前記第1の導電型の不純物元素を、前記第2の不純物濃度よりも高い第3の不純物濃度で含むように形成する工程と、
    前記活性領域中に、前記ゲート電極、および前記活性領域のうち前記ゲート電極に対して前記受光領域の側の部分を覆う第3のマスクパターンをマスクに、第2の導電型の不純物元素を導入し、第2の導電型の浮遊拡散領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体撮像装置の製造方法。
  8. 前記第2の拡散領域を形成する工程は、前記第1の導電型の不純物元素を、イオン注入により、前記シリコン基板の表面に対し、斜めに、方向を変えて複数回注入する工程を含むことを特徴とする請求項7記載の半導体撮像装置の製造方法。
  9. 半導体撮像装置の製造方法であって、
    シリコン基板上に素子分離領域で画成された活性領域中に、第1の導電型の不純物元素を、前記素子分離領域の下端よりも深い第1の深さに導入し、第1の導電型の第1の拡散領域を形成する工程と、
    前記活性領域中に、第2の導電型の不純物元素を、前記第1の深さよりも浅い第2の深さに形成し、前記第1の拡散領域の表面に、第2の導電型の第2の拡散領域を形成する工程と、
    前記活性領域上に、前記半導体撮像装置の受光領域に対応して、前記受光領域の形成部分に対応する前記第2の拡散領域の第1の領域を覆う第1のマスクパターンを形成し、前記第1のマスクパターンをマスクに使い、前記活性領域中、前記素子分離領域の下端よりも深い、しかし前記第1の拡散領域の下端を超えない深さに、第2の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の拡散領域中に、前記第2の導電型を有し前記受光領域を画成するウェルを形成する工程と、
    前記第1のマスクパターンをマスクに使い、前記活性領域中、前記第2の深さに第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第2の拡散領域のうち、前記第1のマスクパターンで覆われていない部分に、前記第2の導電型を有するが前記第1の領域よりもキャリア濃度の低い第2の領域を形成する工程と、
    前記シリコン基板上に、前記第1および第2の領域の境界の一部を覆うように、ゲート電極を、ゲート絶縁膜を介して形成する工程と、
    前記活性領域中、前記ゲート電極に対し前記受光領域と反対側の部分を第3のマスクパターンで覆い、前記ゲート電極および前記第3のマスクパターンをマスクに使い、第2の導電型の不純物元素を、前記第2の拡散領域に重畳して前記第2の深さに導入し、前記第2の導電型を有し前記第1の領域よりもキャリア濃度が高いシールド層を形成する工程と、
    前記活性領域中、前記受光領域と反対側の領域に、前記第1の導電型の不純物元素を導入し、前記第1の導電型の浮遊拡散領域を形成する工程を含むことを特徴とする半導体撮像装置の製造方法。
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