JP4292306B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機の入球装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、パチンコ機等の弾球遊技機においては、遊技盤の略中央に配置される特別図柄表示装置おいて、数字、文字、絵などの図柄が可変表示されることにより遊技の興趣が高められている。多くの遊技機において、この特別図柄表示装置に表示される図柄が予め定められた組み合わせ(以下「大当り用図柄」という)となった場合に大当りとし、大当り時には、遊技球の入球が著しく容易な入球装置を所定時間(例えば30秒)又は所定入球数(例えば10個)入球するまで開放した後閉鎖する動作を所定回数(例えば16回)繰り返しおこなうようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技機では所定入球数を超える遊技球が入球装置に入球することがよくあった。
この理由として、大当りした場合には入球装置を所定時間又は所定入球数入球するまで開放することになるが、通常の遊技では所定時間(30秒とする)よりも所定入球数(10個とする)入球するまでの時間のほうがはるかに短いため入球装置に遊技球が10個入球すると入球装置は閉鎖することになる。
しかし、入球装置の構造上、遊技球が入球装置に入球してから入球を検出するためのスイッチを通過するまでの間にタイムラグが生じるため10個目の入球装置への入球と同時に入球装置が閉鎖されるわけではない。
【0004】
このことを図9にしたがって説明をすると、図9は入球装置本体60の正面図で、入球装置本体60の中央部に開口部63が設けられており、その両側には普通入賞口61が設けられている。開口部63には、開閉板62がピンにより回動自在に取り付けられており、通常時は開口部63を閉鎖しており、大当りになると開口部63を開放し遊技球を入球可能とする。(図9は開口部63が開放した状態を示す。)
開口部63の内側底部には遊技球64を入球装置内部へ誘導するための誘導樋65が正面から見て右下がりに傾斜した状態で設けられており、その右端部には入球個数をカウントするためのカウントスイッチ66が設けられている。
【0005】
次に、遊技球64の入球経路について説明をする。図示しない遊技盤を落下してきた遊技球64は、誘導釘としての寄せ釘が遊技盤には設けてあるので、開閉板62の幅の間であればどこからでも開口部63に入球することができる。例えば遊技球64が入球装置の左端部から入球した場合を仮定すると矢印Aに示すような経路を遊技球64は通ることになる。
【0007】
従来の入球装置では、開閉板が閉動作に入った際に、開閉板上に遊技球が落下してくると、閉まりかけた開閉板と開口部との間に遊技球が挟まって開閉板が閉まらなくなることがあった。この様な状態になると、例えば、後から落下してきた遊技球が開閉板を押し退けて開口部に侵入し本来は開口部内に受け入れるべきでない遊技球を受け入れてしまったり、また逆に、後から落下してきた遊技球が開閉板を押し退けないまま開閉板の上に積もり、その後の遊技が円滑に実施できなくなるといった問題も招いていた。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的達成のため、請求項1記載の弾球遊技機は、遊技盤の略中央にて図柄を可変表示する図柄表示手段と、開閉板により開口部を開放すると入球可能になる入球装置とを備え、該図柄表示手段の停止図柄が大当り用図柄となったとき大当りとなり、大当り期間中は、前記入球装置の開閉板を開いて前記開口部を開放し該開放された開口部に所定入球数が入球するか開放時間が所定時間になると前記開口部を閉鎖する動作を、所定回数繰り返す弾球遊技機において、前記開閉板の開閉軸と平行に配されるシャフトによって回動自在に軸支されたローラーを、前記開閉板の先端及び該開閉板の先端に対向する前記開口部の先端部にそれぞれ取り付けたので、開閉板が閉まりかけたときに開閉板上に遊技球が落下してきて、開閉板と開口部との間に遊技球が挟まっても、開閉板の閉じようとする力により、開閉板の先端に取り付けたローラー及び開閉板の先端に対向する開口部の先端部に取り付けたローラーと遊技球とを回転させることにより、遊技球を回転させながら開口部の内部に取り込むことができる。
従って、遊技球が開閉板と開口部の間に挟まって開閉板が閉まらなくなるのを防止でき、例えば後から落下してきた遊技球が開閉板を押し退けて開口部に侵入し本来は開口部内に受け入れるべきでない遊技球を受け入れてしまったり、後から落下してきた遊技球が開閉板を押し退けないまま開閉板の上に積もり、その後の遊技が円滑に実施できなくなるといった問題も防止できる。
【0009】
請求項2記載の弾球遊技機は、
遊技盤の略中央にて図柄を可変表示する図柄表示手段と、開閉板により開口部を開放すると入球可能になる入球装置とを備え、
該図柄表示手段の停止図柄が大当り用図柄となったとき大当りとなり、
大当り期間中は、前記入球装置の開閉板を開いて前記開口部を開放し該開放された開口部に所定入球数が入球するか開放時間が所定時間になると前記開口部を閉鎖する動作を、所定回数繰り返す弾球遊技機において、
前記開口部の内部には、
前記開口部に入球した遊技球を誘導するための誘導樋と、
前記誘導樋の端部に設けられた、遊技球を排出するための排出誘導孔と、
前記排出誘導孔を開放して前記誘導樋を通過してきた遊技球を該排出誘導孔に落下させる開放位置と、前記排出誘導孔を閉鎖して前記遊技球を該排出誘導孔に落下させずに自身の上を通過させる閉鎖位置とに可変であり、前記開閉板と一体形成されていて、前記開閉板が前記開口部を閉鎖している状態では前記開放位置になり、前記開閉板が前記開口部を開放している状態では前記閉鎖位置になる排出防止板と、
前記排出誘導孔を閉鎖している前記排出防止板上を通過してきた遊技球の個数をカウントするためのカウントスイッチと
設け、
前記開閉板の開閉軸と平行に配されるシャフトによって回動自在に軸支されたローラーを、前記開閉板の先端及び該開閉板の先端に対向する前記開口部の先端部にそれぞれ取り付けた
ことを特徴とする。
この弾球遊技機においては、開口部に入球した遊技球は誘導樋によって誘導される。開閉板と一体形成されている排出防止板は開閉板と確実に連動し、開閉板が開口部を開放している状態では閉鎖位置になって排出誘導孔を閉鎖して誘導樋を通過してきた遊技球をカウントスイッチに向かわせる。その誘導樋を通過してきた遊技球の個数をカウントスイッチでカウントし、そのカウント数、すなわち開口部への入球数が所定入球数になると開口部を閉鎖する。
開閉板が開口部を閉鎖すると、排出防止板は開放位置になり、排出誘導孔を開放して誘導樋を通過してきた遊技球を排出誘導孔に落下させる。この落下した遊技球は、排出誘導孔から排出される。つまり、所定入球数になった以後に入球装置に入球した遊技球は排出されてしまうから、入球装置には常に所定入球数の遊技球が入球することになる。このため、一回の大当りで獲得できる賞品球の数が各遊技者で均一となるため遊技者の不公平感を生じることもなくなる。また、所定入球数を法規による規制枠いっぱいの10個までと設定できるため機種によって所定入球数などを変更する必要性もなくなり部品の共通化などでコスト低減が計れることになる。
【0010】
また、請求項2記載の弾球遊技機では、前記開閉板の開閉軸と平行に配されるシャフトによって回動自在に軸支されたローラーを、前記開閉板の先端及び該開閉板の先端に対向する前記開口部の先端部にそれぞれ取り付けたので、開閉板が閉まりかけたときに開閉板上に遊技球が落下してきて、開閉板と開口部との間に遊技球が挟まっても、開閉板の閉じようとする力により両ローラー及び遊技球を回転させることにより、遊技球を回転させながら開口部の内部に取り込むことができる。
従って、遊技球が開閉板と開口部の間に挟まって開閉板が閉まらなくなるのを防止でき、例えば後から落下してきた遊技球が開閉板を押し退けて開口部に侵入し本来は開口部内に受け入れるべきでない遊技球を受け入れてしまったり、後から落下してきた遊技球が開閉板を押し退けないまま開閉板の上に積もり、その後の遊技が円滑に実施できなくなるといった問題も防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、入球装置を用いた遊技機であれば種種の形態で実施できる。例えば、いわゆるパチンコ機と称される遊技機にはもちろん、アレンジボール機と称される遊技機にも実施することができる。
また、排出方法も機械的におこなう方法や電気的におこなう方法など考えることができる。また、排出した遊技球を有効に活用するなどの方法も考えられる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明することにより、発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0012】
【実施例1】
図1は、本発明にかかる入球装置を遊技盤に組み込んだパチンコ機の遊技盤10の正面図である。パチンコ機本体の構成は公知の技術に従っているので図示及び説明を省略する。
図1に示すように、遊技盤10にはガイドレール16が取り付けられており、そのガイドレール16の内側に多数の障害釘23が設けられた領域が遊技領域12となる。
遊技盤10の中央部には、図柄表示装置22が装着されており、その上方や側方には保留表示装置11、風車13、始動チャッカー14が配されており、その下方には始動入賞口15および入球装置18が設けられている。
なお、入球装置18は、開閉板20の開閉により開口部21を開放、閉鎖される構造で、図示は開放状態である。また、開閉板20の下部には排出孔17が設けられている。そして、入球装置18の下方、ガイドレール16の最低部には、アウト孔19が設けられている。
【0013】
次に、遊技方法を説明する。図示しないハンドルを操作することにより、遊技球が遊技領域12内に発射され、障害釘23や風車13などにより任意に誘導され、入賞口に入賞または入賞口に入賞しなかった遊技球は最下部のアウト孔19より遊技盤10の裏面にアウト球として排出される。
遊技球が始動入賞口15に入賞すると図柄表示装置22の図柄が変動を開始し大当たり図柄となると入球装置18の開閉板20が開き開口部21を開放し遊技球を入球可能状態とする。
【0014】
次に、図2および図3にしたがって入球装置18の構造について説明をする。
図2は入球装置18の正面図(図は開口部21が閉鎖状態を示す。)で図3はそのA−A’断面図(図は開口部21が開放状態を示す。)である。この入球装置18は、遊技盤に取り付けられる構成基枠34とその構成基枠34の開口部21に取り付けられて開口部21を開閉する開閉板20と、その開閉板20と一体的に形成された排出防止板35が設けられている。また、開閉板20の両側には普通入賞口31が設けられており、開閉板20の下部には排出孔17が設けられている。さらに、構成基枠34の裏面に取り付けられて前記開閉板20を開閉させる駆動ユニット37と、前記普通入賞口31の裏側に取り付けられて大当たり遊技状態を知らせるランプユニット36から構成されている。
【0015】
次に、開口部21の内部には、入球した遊技球を入球装置18の内部に誘導するための誘導樋32が右下がりに傾斜した状態で開口部21の底部に設けられており、その右端部には排出誘導孔50が設けられ、その下部は、排出誘導樋51の一端に連結されており、他端は排出孔17に連結されている。また、排出誘導孔50の裏面奥には、入球個数をカウントするためのカウントスイッチ33が設けられており、その下部は、入球孔52となっている。
詳細は後述するが、ここで、排出誘導孔50の開閉動作について説明をする。排出誘導孔50は、排出防止板35によって、開閉されるが、排出防止板35は開閉板20と一体的に形成されているため開閉板20と連動して作動することとなり、開閉板20が閉鎖状態の時は、排出誘導孔50を開放し、開閉板20が開放状態の時は、排出誘導孔50を閉鎖するよう作動する。
【0016】
次に図4および図5にしたがって本発明の要旨である入球装置に入球した遊技球の排出方法についての説明をする。
図4(a)は、開閉板20を開放した開口部21内部を拡大した斜視図、図4(b)は、その開閉板20が閉鎖された状態の斜視図、図5(a)は図2で示す入球装置18のB−B’断面の開閉板20を開放した断面図、図5(b)は、その開閉板20が閉鎖された状態の断面図である。
特別図柄表示装置に表示される図柄が大当たり図柄となると、図示は省略されているが、開閉板駆動ユニットによって、開閉板20が開かれ、開口部21が開放状態となる。このことにより、開閉板20と一体形成されている排出防止板35も同様に動くこととなり、排出誘導孔50を閉鎖し、誘導樋32と連結することによって遊技球40の入球通路の一部となる。
【0017】
したがって、矢印Aに示すように、遊技盤を流下してきた遊技球40は開閉板20により、開口部21に流入することとなり、入球した遊技球40は、誘導樋32に誘導され排出防止板35の上を通り、その奥のカウントスイッチ33に誘導され、そのまま落下し、入球孔52より入賞球として遊技盤の裏面に排出される。
そして、開口部21に次々と遊技球40が入球し、所定入球個数の10個目をカウントスイッチ33が検知すると、図示しない駆動ユニットによって、開閉板20が閉鎖される。すると排出防止板35も同様に作動することとなり、排出誘導孔50を開放することになる。
【0018】
したがって、所定入球個数の10個目以降のタイムラグの間に入球した遊技球40は、矢印Bに示すように誘導樋32に誘導されることになるが排出誘導孔50が開放しているため排出誘導孔50より落下し、排出誘導樋51に誘導され、排出孔17よりアウト球として入球装置18より排出されることになる。
以上のことより、所定入球数を超える入球があった場合には、排出孔より余分な遊技球を排出することができる。
【0019】
また、次に遊技球が開閉板と開口部との間に挟まるという問題があるが、このことを図6にしたがって説明をすると、図6は、図2に示す入球装置18のB−B’断面図で、開閉板20が閉鎖状態に入った際に、開閉板20上に遊技球40が落下してくると、閉まりかけた開閉板20と開口部21との間に遊技球40が挟まってしまうことがある。前記の状態になると開閉板20が完全に閉まらないため開閉板20と一体に形成されている排出防止板35も完全に下がらなくなる。このため、排出誘導孔50が完全に開放されないため、遊技球40が排出誘導孔50の手前で停止してしまうことになる。
【0020】
上記、現象の防止対策を図7にしたがって、説明をすると、図7は入球装置18の開閉板20と開口部21に改良を加えた断面図で開閉板20の先端にローラーB43をシャフトB44を挿通して回動自在に取り付け、開口部21の先端部にローラーA41をシャフトA42を挿通して回動自在に取り付ける。
このことにより、遊技球40が開閉板20と開口部21との間に挟まっても、開閉板20の閉じようとする力により、ローラーA41がR’方向に、ローラーB43がR”方向にそれぞれ回転することにより、遊技球40をR方向に回転させながら開口部21内部に取り込むことができる。このことにより、取り込んだ遊技球40は、排出誘導孔50より落下し、排出誘導樋51によって排出孔17に誘導されアウト球として入球装置18より排出することができる。
以上のことにより、遊技球が開閉板と開口部の間に挟まった場合であっても、それを防止することができる。
【0021】
【実施例2】
図8は、本発明の入球装置18をアレンジボール遊技機(以後アレンジ80と称する)に利用した図である。
アレンジ80は、遊技仕様が遊技球を16球で行うゲームであって、限られた数の個数であるから各入球口に遊技球が2球以上入球すると2球目以降は無効球となり、遊技者にとっては入球前であれば「早くはいらないかな」と思い入球した後であれば、逆に「入らないように」と願うもので、パチンコ機とは違った趣向の遊技機である。
【0022】
アレンジ80には、遊技者側に前面枠81が開閉可能に取り付けられ、その前面枠81の上部に天飾ランプ94とその天飾ランプ94の中央に詳細を後述する確変ランプ95が設置され、前面枠81の下方には発射ハンドル93がそれぞれ設けられ、さらには、前面枠81の下方に上皿97が設けられている。
前面枠81の内部には、遊技盤82が着脱可能(詳細は公知のものであるから述べない)に収められ図示しない誘導釘及び障害釘を入口にした各種入球装置が設けられている。
遊技盤82の下部には、アレンジ80の特有である入賞図柄表示装置87が設けられ、入賞図柄表示装置87には入賞表示ランプ98と入賞入球口91とが併設され、入賞図柄表示装置87の上部に位置する入賞入球口91に遊技球が入球すればそれに対応して、その下の入賞表示ランプ98が点灯するような構成になっており、この入賞表示ランプ98が点灯することで、点灯したランプの組み合わせで設定された得点が得られるようになっている。
【0023】
入賞入球口91の各入球口には、前述の各種入球装置以外にもそれぞれの入口に障害釘(図示しない)が打ち込まれていて、遊技球が入球し難い入球口と入球し易い入球口にその障害釘が配置して打ち込まれている。
発射ハンドル93のやや上の位置には、前面枠81の一部に操作ボタン92が設けられこの操作ボタン92の内部には図示しないランプが設けられている。
この操作ボタン92は、機種により発射された遊技球が図示しない誘導釘に止まったときアレンジ80の特有の遊技性である16球で区切るゲームであるので16球目を検出しないと次のゲームへ移行出来ない構成であるから、この操作ボタン92を押すことで次のゲームへ進むことができるようにしたものもあるが、本アレンジ80は連続発射方式であるからこの場合は必要としていない。
本アレンジ80の操作ボタン92は、詳細を後述するが保留記憶された権利を有効利用するために設けられたものである。
【0024】
アレンジ80の左側には、カードユニット96が併設されているが、このカードユニット96は公知のものであり詳細は述べない。
前面枠81の中央に図柄表示装置83(アレンジ80の公式名称は誘導図柄表示装置と言う)が設けられ、その下にGOゲート88(アレンジ80での公式名称は誘導図柄表示装置作動通過口と言う)が設けられている。
図柄表示装置83の上部には天入球口89も付けられ、その左右に図示しないワープ入球口が開口している。このワープ入球口に遊技球が入球すると詳細を図示しない遊技盤82の裏側を通って図柄表示装置83の下部左または右から排出されGOゲート88に入球通過を容易にするために配置されている。
遊技球が天入球口89に入球すると入賞表示ランプ98のうち設定されたランプが点灯し、点灯することで、ときには得点の形成が容易になるようになっておりこの天入球口89の図示しない障害釘を調整することで詳細を後述する出玉率の調整にも利用している。
【0025】
遊技盤82の中央左にはラッキー入球口86(公式名称は得点増加装置と言って得点が成立している条件があって入球検出で得点を1点加算するものであり、また、このほかにも得点を2倍にするものもあって、本アレンジ80では別に設定してある)が設けられている。
ラッキー入球口86に入球すると得点が加算されるが、遊技規則の関係上ラッキー入球口86は得点が成立したときのみ加算をする。
なお本発明は、保留システムになっているので設定された入賞表示ランプ98の番号ランプが点灯するのみで詳細は後述するが特定遊技の保留にしている。
遊技盤82の中央右にはオープンゲート85(アレンジ80での公式名称は役物誘導装置作動通過口と称す)が設けられ、その下に電役84(アレンジ80での公式名称は役物誘導装置という)が設けられ、この電役84に入球すると得点を増加させる2倍機能の作動と電役84に表記してある入賞表示ランプ98の番号ランプが点灯させるようになっている。
通常はこの電役84には入球させることはできないが、詳細な動作はオープンゲート85と共に後述する。
【0026】
入賞図柄表示装置87とGOゲート88の間には本発明の入球装置18(本実施例においては公式名称誘導増加装置を設けた遊技機で入球装置18と称す)が設けられ、図示しない内部にはV検出スイッチ(公式名称は誘導増加装置作動領域と言う)が設けられらている。
入球装置18には、開閉板20が設けられその下には排出孔21が設けられており内部に保留された遊技球が排出可能となっている。
開閉板20の左右に袖入球口90がそれぞれ設けられ、天入球口89と共に入賞表示ランプ98の設定された番号ランプが点灯するように配設され、図示しない入球し難い障害釘で覆われてはいるが、天入球口89で上述したように入球し易くすると無効球が増大して得点成立が困難になる。
これは死玉と称して同じ入球口に多く入球しても結果が1点灯のみであり、特に入賞入球口91の入球容易な位置に配設されているのが普通である。
このような各種入球口の構成は得点に結び難く、出玉率の調整には欠くことのできない入球口の一つでもある。
特にこの袖入球口90は、調整が容易な位置に配設されおり入賞入球口91の通称ポイント入賞口といって入りにくい入口の真下にあるので少しの調整で大きな変化をもたらすといった優れた効果が発揮できる構成となっている。
発射ハンドル93には、発射停止ボタン99が設けられ遊技球の発射中に発射を一時停止させることができる。
【0027】
以上がアレンジ80の遊技盤82構成を説明したが、次に本発明の特徴とも言える遊技内容に基づいて入球装置18の動作説明をすることにする。
遊技球を上皿97に投入して発射ハンドル93を時計方向に回せば投入された遊技球を遊技盤82に矢印R方向に発射することができる。また、発射ハンドル93をさらに時計方向に回せば強く右方向に飛ばすこともでき、発射停止ボタン99を操作させて1球1球止め打ちを繰り返し任意の入賞入球口91を狙って発射することもできる。
一般的なアレンジボール遊技機における次の遊技への移行は、16球を発射し終わるとインターバルタイマーが設けられているので発射を一時停止して、16球目の遊技球が入球感知するまで次の遊技まで移行することができないようになっている。
【0028】
15球目(それ以前の発射球でも同じ)が仮に玉掛かりが発生したとすると、15球目が検出されないのでさらにインターバルタイマーを延長して玉掛かりを放棄して次の遊技へと移行させているから、釘調整で玉掛かりが発生し易い調整をすると売り上げに大きな影響をもたらし、ひいては遊技客に不快な思いをさせるものである。
この点、本アレンジ80は、発射停止のインターバルタイマーが設けられておらず、ただ入賞表示ランプ98にこのインターバルタイマーが設けられているので連続発射ができる。
これは入賞入球口91が16球を検出した時点で16球の入球結果を遊技客に判別できるようにインターバルタイマーで時間的表示し、インターバルタイマーを消化した時点ですべてのランプを消灯する。
このとき連続発射しているのでインターバルタイマー消化時間に入賞入球口91へ入球検出して記憶させた各入球口の入球結果を、この記憶を基に表示して入賞表示ランプ98に表示するものであるから連続発射できるとしたものである。
このため時間当たりの発射球数が最大規定の略毎分100球を発射することができるので、今までアレンジボール遊技機は遊技場において売り上げの少ない遊技機と敬遠されていたがアレンジ80でこれを解消することができた。
【0029】
発射された遊技球は遊技盤82の任意の付近に飛び散って、途中に設けられてGOゲート88やラッキー入球口86及び入球装置18の左右にある袖入球口90とに入球するかまたは入賞図柄表示装置87の入賞入球口91に入る。
それぞれに入球すると各入球口に表示してある番号に対応した入賞表示ランプ98にそれぞれ点灯表示する。
GOゲート88に遊技球が通過すると図柄表示装置83(図柄の内容は777が表示されると大当たりと言ったように図柄が表示される)の図柄が変動を開始して設定された時間後に停止する。
【0030】
停止した図柄が特定の図柄を表示すると開閉板20が開き、開いた開閉板20の中に遊技球が入球してV検出スイッチが入球を検出すると開閉板20が閉鎖する。
開閉板20は開放時間が設定してあり、時間に到達すると閉鎖され、また遊技が3回続いて、いずれの遊技でも開放された入球装置18の中に遊技球が入球に至らないとインターバルタイマー消化後閉鎖する。
本発明の入球装置18は、入球装置18の重要な役割とも言える過剰に入球があったとき、その過剰遊技球は排出孔21から排出され死玉にならず入賞入球口91の何れかに入球するものであり、過剰遊技球が再びVスイッチに入球すると詳細を後述する特定遊技の消滅になるのを防ぐ役割もある。
さらに詳細を図示しないが、排出孔21には線条が設けられ入賞入球口91の入球し難い入球口に入球し易くなるように設けられているので、排出された遊技球は例えば8番か9番に落ちるように形成されている。
【0031】
Vスイッチが遊技球の入球を検出すると特定遊技(詳細は後述)が開始される準備が整い、操作ボタン92のランプが点滅をするようになり天飾ランプ94も同様に点滅を開始する。
このときVスイッチに再び遊技球が入球を検出すると、特定遊技の開始の準備が消滅して操作ボタン92のランプと天飾ランプ94も消灯する。
この点本発明の入球装置19は過剰球を排出するので問題はない。
ところで、前述の2球目で消滅するといったことは遊技規則に則ったものでありこのような構成にしないとこの特定遊技の持ち味がなくなるので本発明品は優れた構成と言えよう。
特定遊技の開始の準備とは、発射された遊技球が16球目でVスイッチ検出したときでは、遊技規則によると特定遊技は14回と定められているので初回の特定遊技は無効な特定遊技になりかねない。そこで操作ボタン92を設け、遊技者の好きなタイミングを狙って押せば14回の特定遊技が有効に活用可能となるものである。
【0032】
次に特定遊技とは、遊技球がオープンゲート85を通過すると電役84が開放され遊技球が入球し易くなり、その開放された電役84に遊技球が入球すると入賞表示ランプ98の設定された複数のランプが同時点灯と2倍機能が働き、高得点が得られるようになる。
この高得点が得られる回数が前述した14回とされているので操作ボタン92によって初回の電役84の開放チャンスを有効に生かすことができる。
図柄表示装置83には設定された確率を基に当たり外れの図柄が設定されており、この内当たり図柄のほかに特定図柄、例えば333等も設けられ、特定図柄による当たりも含み、特定図柄が表示されると、前述した確率が高確率に変更され、14回の特別遊技が終了した後の確率が高確率であるから再び特別遊技が開始されるチャンスが訪れる。
この確率の変更がなされると確変ランプ95が点滅して、遊技者に高確率に変更されたことを報知する。
【0033】
本アレンジ80で述べた操作ボタン92の利用方法は、上述した方法以外にもある特定入球口に入球するとボタン操作権利が発生して任意の遊技でこの操作ボタン92を押すことで高得点が得られると言った使い方や、電動役物誘導装置を開放させるなど、図柄表示装置で特定の図柄が変動表示されたときにその変動図柄を狙って停止させて当たれば特定遊技ができる、と言った使い方もあり、様々な利用方法が考えられる。
また操作ボタン92と発射停止ボタン99とを機能の入れ替えによってハンドルで上述の操作方法にしても使い勝手が良い場合もある。
以上述べたように第一種電動役物付遊技機においても本発明品は優れた構成であると共に利用方法では様々な利用方法が考えられる。前述したアレンジボール遊技機はおろか雀球遊技機にも幅広く応用できるものである。
【0034】
以上、具体例にしたがって、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような具体例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の遊技盤の正面図である。
【図2】 実施例1の入球装置の断面図である。
【図3】 実施例1の入球装置のA−A’断面図である。
【図4】 実施例1の入球装置の開口部を拡大した斜視図であり、図4(a)は開閉板が開放状態、図4(b)は開閉板が閉鎖状態である。
【図5】 実施例1の入球装置のB−B’断面図であり、図5(a)は開閉板が開放状態、図5(b)は開閉板が閉鎖状態である。
【図6】 実施例1の入球装置の開閉板と開口部の間に遊技球が挟まった状態のB−B’断面図である。
【図7】 実施例1の図6の入球装置の開閉板と開口部に改良を加えたB−B’断面図である。
【図8】 実施例2のアレンジボール遊技機の正面図である。
【図9】 従来の入球装置の正面図である。
【符号の説明】
10…遊技盤、11…保留表示装置、12…遊技領域、13…風車、
14…始動チャッカー、15…始動入賞口、16…ガイドレール、
17…排出孔、18…入球装置、19…アウト孔、20…開閉板、
21…開口部、22…図柄表示装置、23…障害釘、31…普通入賞口、
32…誘導樋、33…カウントスイッチ、34…構成基枠、35…排出防止板、
36…ランプユニット、37…駆動ユニット、40…遊技球、
41…ローラーA、42…シャフトA、43…ローラーB、44…シャフトB、
50…排出誘導孔、51…排出誘導樋、52…入球孔、61…普通入賞口、
62…開閉板、63…開口部、64…遊技球、65…誘導樋、
66…カウントスイッチ、80…アレンジ、81…前面枠、82…遊技盤、
83…図柄表示装置、84…電役、85…オープンゲート、
86…ラッキー入球口、87…入賞図柄表示装置、88…GOゲート、
89…天入球口、90…袖入球口、91…入賞入球口、92…操作ボタン、
93…発射ハンドル、94…天飾ランプ、95確変ランプ、
96…カードユニット、97…上皿、98…入賞表示ランプ、
99…発射停止ボタン。

Claims (2)

  1. 遊技盤の略中央にて図柄を可変表示する図柄表示手段と、開閉板により開口部を開放すると遊技球が入球可能になる入球装置とを備え、
    該図柄表示手段の停止図柄が大当り用図柄となったとき大当りとなり、
    大当り期間中は、前記入球装置の開閉板を開いて前記開口部を開放し該開放された開口部に所定入球数の遊技球が入球するか開放時間が所定時間になると前記開口部を閉鎖する動作を、所定回数繰り返す弾球遊技機において、
    前記開閉板の開閉軸と平行に配されるシャフトによって回動自在に軸支されたローラーを、前記開閉板の先端及び該開閉板の先端に対向する前記開口部の先端部にそれぞれ取り付けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技盤の略中央にて図柄を可変表示する図柄表示手段と、開閉板により開口部を開放すると遊技球が入球可能になる入球装置とを備え、
    該図柄表示手段の停止図柄が大当り用図柄となったとき大当りとなり、
    大当り期間中は、前記入球装置の開閉板を開いて前記開口部を開放し該開放された開口部に所定入球数の遊技球が入球するか開放時間が所定時間になると前記開口部を閉鎖する動作を、所定回数繰り返す弾球遊技機において、
    前記開口部の内部には、
    前記開口部に入球した遊技球を誘導するための誘導樋と、
    前記誘導樋を通過してきた遊技球を排出するために該誘導樋の端部に隣接して設けられた排出誘導孔と、
    前記排出誘導孔を開放して前記誘導樋を通過してきた遊技球を該排出誘導孔に落下させる開放位置と、前記排出誘導孔を閉鎖して前記遊技球を該排出誘導孔に落下させずに自身の上を通過させる閉鎖位置とに可変であり、前記開閉板と一体形成されていて、前記開閉板が前記開口部を閉鎖している状態では前記開放位置になり、前記開閉板が前記開口部を開放している状態では前記閉鎖位置になる排出防止板と、
    前記排出誘導孔を閉鎖している前記排出防止板上を通過してきた遊技球の個数をカウントするためのカウントスイッチと
    設け、
    前記開閉板の開閉軸と平行に配されるシャフトによって回動自在に軸支されたローラーを、前記開閉板の先端及び該開閉板の先端に対向する前記開口部の先端部にそれぞれ取り付けた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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