JP4281293B2 - 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置の製造装置 - Google Patents

電気光学装置の製造方法及び電気光学装置の製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話などの携帯機器、パーソナルコンピュータ又はテレビなどのディスプレイとして特に好適に用いられる電気光学装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置の製造装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、有機EL装置の製造工程においては、有機EL基板を封止するために、接着剤で有機EL基板に封止基板を貼り合わせている。この封止工程では、有機EL基板と封止基板の間隙を制御するために接着剤にギャップ剤を混入し、封止基板を圧着してもギャップ剤の径以上には接着剤がなす接着層の厚さが小さくならないようにして、接着層の厚みを所望の一定値にしようとしている。そして、封止基板を圧着して、接着層が一定量つぶれた時点で紫外線または加熱により接着剤を硬化させている。
このような、従来の2つの基板の間隔をギャップ剤で制御する方法は、液晶パネルの製造工程でも用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の2つの基板の間隙を制御する方法では、接着剤の中にギャップ剤を混入させなければならないので、1)ギャップ剤によって製造コストが上がる、2)接着剤を吐出するノズルにギャップ剤が詰まる、3)2つの基板の間隙を正確に制御することができないなどの問題点を有していた。
【0004】
本発明は、電気光学装置の構成要素となる2つの基板の間隙、又は2つの基板を接着する接着層の厚さを正確に制御することを可能とする電気光学装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置の製造装置及び電子機器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の電気光学装置は、第1基板と、前記第1基板に接着された透明な板状部材からなる第2基板とを少なくとも有してなる電気光学装置であって、前記第1基板と前記第2基板は、接着層を介して接着されているとともに、前記第1基板と前記第2基板の間に空洞を有して接着されており、前記空洞内には、前記接着層の厚さの測定に用いられる測定面が設けられてなることを特徴とする。
このような装置によれば、当該電気光学装置の製造時において、測定面を用いて、第1基板と第2基板を接着する接着層の厚さを測定することができるので、接着層の厚さ(第1基板と第2基板の間隔)を所望の厚さとした電気光学装置とすることが可能となる。したがって、このような装置によれば、製品寿命を長くすることが可能となる。
また、このような装置によれば、接着層をなす接着剤の中にギャップ剤を混入させる必要がないので、ギャップ剤に関して製造コストを低減することができ、接着剤を吐出するノズルにギャップ剤が詰まることを防止することができる。
【0006】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面には接着剤が付着されていないことが好ましい。
このような装置によれば、測定面を用いて、接着層の厚さを正確に測定することができる。
【0007】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面が前記第2基板における前記第1基板に対峙する面の少なくとも一部として設けられていることが好ましい。
このような装置によれば、測定面を用いて第1基板と第2基板の間隔を測定することが可能となり、これをもって第1基板と第2基板を接着する接着層の厚さを測定することが可能となるので、製造コストを低減させながら接着層の厚さを所望の厚さとした電気光学装置とすることが可能となる。
【0008】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面に対峙する前記第1基板の面での反射率が90パーセント以下の部分を有することが好ましい。
このような装置によれば、測定面で反射された光と、当該測定面に対峙する第1基板の面で反射された光との干渉を用いて接着層の厚さを計測することが可能となるので、接着層の厚さを極めて精密に測定することが可能となり、接着層の厚さ(第1基板と第2基板の間隔)を正確に所望の厚さとした電気光学装置とすることが可能となる。したがって、このような装置によれば、製品寿命をさらに長くすることが可能となる。
【0009】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面が前記接着層と前記第2基板との接着面の高さに対して略同一の高さに位置するように設けられていることが好ましい。
このような装置によれば、測定面を用いて測定する間隔(実際の測定値)と接着層の厚さとが略同一となるので、接着層の厚さをより正確に測定することが可能となる。
【0010】
また、本発明の電気光学装置は、接着面と前記測定面の高さの差が100マイクロメートル以下であることが好ましい。
このような装置によれば、測定面を用いて測定する間隔(実際の測定値)と接着層の厚さとの差を100マイクロメートル以下にすることが可能となるので、接着層の厚さを正確に測定することが可能となる。
【0011】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面が平滑化処理されていることが好ましい。
このような装置によれば、測定面で反射された光と、当該測定面に対峙する第1基板の面で反射された光との干渉を用いて接着層の厚さを計測することが可能となるので、接着層の厚さを極めて精密に測定することが可能となる。
【0012】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面が前記第2基板における前記第1基板に対峙する面に設けられた凸形状部位の一部に設けられていることが好ましい。
このような装置によれば、当該電気光学装置の製造時において、第1基板と第2基板を接着する接着層をなす接着剤が測定面に侵入することを防止できるので、測定面を用いて接着層の厚さを正確に計測することが可能となる。
【0013】
また、本発明の電気光学装置は、前記測定面が4箇所以上設けられていることが好ましい。
このような装置によれば、接着層が第1基板又は第2基板の周辺近傍に配置された場合などにおいて、その接着層の略全範囲についてその厚さを正確に測定することが可能となり、製品寿命を長くすることが可能となる。
【0014】
また、本発明の電気光学装置は、前記第1基板及び前記第2基板が四角形状をしており、前記測定面は、前記四角形状の四隅それぞれに設けられていることが好ましい。
このような装置によれば、接着層が第1基板又は第2基板の周辺近傍に配置された場合に、その接着層の略全範囲についてその厚さを正確に測定することが可能となる。
【0015】
また、本発明の電気光学装置は、前記第1基板と前記第2基板との間に、電極と、発光層とを有することすることが好ましい。
このような装置によれば、電気光学装置としての有機EL装置(エレクトロ・ルミネッセンス装置)について、発光層(有機EL素子層)を第2基板(封止基板)、接着層及び第1基板で精密に封止することができ、有機EL装置の製造コストを低減化しながら製品寿命を延ばすことが可能となる。
【0016】
また、本発明の電気光学装置は、前記空洞内に、少なくとも乾燥手段または脱酸素手段が配置されていることが好ましい。
このような装置によれば、空洞内を長期にわたって乾燥等させておくことが可能となり、長期にわたって安定した発光特性を維持する有機EL装置となることが可能となる。
【0017】
また、本発明の電気光学装置は、前記電気光学装置は、マトリクス状に形成された複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線とデータ線に接続されたスイッチング手段と、前記スイッチング手段に接続された画素電極とを有するこが好ましい。
このような装置によれば、電気光学装置としての液晶装置や有機EL装置の構成要素を第1基板及び第2基板として、その第1基板又は第2基板にマトリクス状に形成された複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線とデータ線に接続されたスイッチング手段と、前記スイッチング手段に接続された画素電極とを形成しておくことで、液晶装置や有機EL装置の製造コストを低減化しながら製品寿命を延ばすことが可能となる。
【0018】
また、本発明の電子機器は、前記電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の製造コストを低減化しながら製品寿命を延ばすことが可能となる。
【0019】
また、本発明の電気光学装置の製造装置は、前記電気光学装置を製造するときに用いられる電気光学装置の製造装置であって、前記接着層の厚さを測定する計測手段と、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方を押す圧着手段と、前記計測手段が測定した結果に応じて前記圧着手段の動作を制御するコントローラとを有することを特徴とする。
このような電気光学装置の製造装置によれば、接着層の厚さを所望の一定値とした電気光学装置を製造できるので、製造コストを低減化しながら、寿命の長い電気光学装置を製造することができる。
【0020】
また、本発明の電気光学装置の製造装置は、電気光学装置を製造するときに用いられる電気光学装置の製造装置であって、前記第2基板における前記第1基板に対峙する面の少なくとも一部を測定面として、当該測定面で反射された光と、当該測定面に対峙する前記第1基板の面で反射された光との干渉を用いて前記接着層の厚さを計測する計測手段と、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方を押す圧着手段と、前記計測手段が測定した結果に応じて前記圧着手段の動作を制御するコントローラとを有することを特徴とする。
このような電気光学装置の製造装置によれば、接着層の厚さをさらに正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造できるので、製造コストを低減化しながら、表示均一性が良く、寿命の長い電気光学装置を製造することができる。
【0021】
また、本発明の電気光学装置の製造装置は、前記電気光学装置を製造するときに用いられる電気光学装置の製造装置であって、顕微鏡光学系を前記第1基板の所定面に焦点を合わせた状態と、前記顕微鏡光学系を前記第2基板の所定面または前記測定面のいずれかに焦点を合わせた状態との差を用いて前記接着層の厚さを測定する測定手段と、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方を押す圧着手段と、前記計測手段が測定した結果に応じて前記圧着手段の動作を制御するコントローラとを有することを特徴とする。
このような電気光学装置の製造装置によれば、顕微鏡光学系を用いて接着層の厚さを正確に測定しながら製造できるので、接着層の厚さを正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造でき、製造コストを低減化しながら、表示均一性が良く、寿命の長い電気光学装置を製造することができる。
【0022】
また、本発明の電気光学装置の製造装置は、前記第1基板の所定面、前記第2基板の所定面及び前記測定面のうちの少なくとも1つに、前記焦点を合わせるときに用いられる所望のパターンが形成されていることが好ましい。
このような電気光学装置の製造装置によれば、顕微鏡光学系の焦点をパターンが形成されている面に合わせることが容易になるので、より迅速且つ正確に、接着層の厚さを測定しながら製造することができる。
【0023】
また、本発明の電気光学装置の製造装置は、前記計測手段が前記圧着手段で押されている箇所の近傍における前記接着層の厚さを測定することが好ましい。
このような電気光学装置の製造装置によれば、接着層の厚さを調整することがさらに容易となるので、接着層の厚さをさらに正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造できる。
【0024】
また、本発明の電気光学装置の製造装置は、前記圧着手段が複数の箇所を押すものであり、前記計測手段は、前記圧着手段で押されている複数の箇所それぞれの近傍における前記接着剤の厚さを測定するものからなり、前記コントローラは、前記計測手段による複数の箇所それぞれの測定値が所望の値となるように、前記圧着手段の動作を制御するものからなることが好ましい。
このような電気光学装置の製造装置によれば、接着層の厚さを自動的にかつ正確に調整することが可能となり、電気光学装置の製造コストを低減化しながら均一な表示性能で、製品寿命を延ばすことが可能となる。
【0025】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、第1基板と、前記第1基板に接着された透明な板状部材からなる第2基板とを少なくとも有してなる電気光学装置の製造方法であって、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方に接着剤を塗布する工程と、前記接着剤を塗布した部位が前記第1基板と前記第2に挟まれて接着層を形成するように、前記第1基板に前記第2基板を配置する工程と、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方を押して、前記第1基板に前記第2基板を押し付ける工程と、前記押し付ける工程において、前記接着層の厚さを逐次測定する工程とを有することを特徴とする。
このような電気光学装置の製造方法によれば、接着層の厚さを逐次測定し、その測定値に基づいて第1基板に第2基板を押し付ける力を制御することで、接着層の厚さを所望の厚さとした電気光学装置を製造することが可能となり、例えば有機EL装置の場合は製品寿命が長く、また液晶装置の場合は表示ムラの無い電気光学装置を製造することが可能となる。
また、このような製造方法によれば、接着層をなす接着剤の中にギャップ剤を混入させる必要がないので、製造コストを低減することができ、接着剤を吐出するノズルにギャップ剤が詰まることを防止することもできる。
【0026】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記接着層の厚さが前記第2基板における前記第1基板に対峙する面の少なくとも一部を測定面として、当該測定面で反射された光と、当該測定面に対峙する前記第1基板の面で反射された光との干渉を用いて計測されることが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、接着層の厚さをさらに正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造できるので、製造コストを低減化しながら、均一な表示性能で、寿命の長い電気光学装置を製造することができる。
【0027】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記接着層の厚さを、顕微鏡光学系を前記第1基板の所定面に焦点を合わせた状態と、前記顕微鏡光学系を前記第2基板の所定面に焦点を合わせた状態との差を用いて計測することが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、顕微鏡光学系を用いて接着層の厚さを正確に測定しながら電気光学装置の製造をすることができるので、接着層の厚さを正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造でき、製造コストを低減化しながら、表示均一性が良く、寿命の長い電気光学装置を製造することができる。
【0028】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記押し付ける工程において前記接着層が所望の厚さになるまで押し付けることが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、接着層の厚さを正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造できる。
【0029】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記接着層が所望の厚さになった状態で前記接着剤を硬化させる工程を有することが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、接着層の厚さを正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造できる。
【0030】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記接着剤を塗布する工程において、前記測定面を除く部位であって、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方における基板外縁及び該基板外縁の周辺部位に前記接着剤を塗布することが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、前記第1基板、前記第2基板及び接着層で囲まれた部位を密閉することができ、かつ、長期にわたってその密閉状態を維持することが可能となる。
【0031】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記接着層の厚さを逐次測定する工程において、前記押し付ける工程で押されている箇所の近傍における前記接着剤の厚さを測定することが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、接着層の厚さを正確に所望の一定値とした電気光学装置を製造できる。
【0032】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記接着層の厚さを逐次測定する工程において、逐次測定した該接着層の厚さを表示することが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、製造時において接着層の厚さを確認することが可能となる。
【0033】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記第2基板には前記測定面が複数設けられており、前記押し付ける工程では、前記複数の測定面それぞれでの前記接着層の厚さが略同一となるように、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方における前記複数の測定面それぞれの近傍を押すことが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、接着層が第1基板又は第2基板の周辺近傍に配置された場合などにおいて、その接着層の略全範囲についてその厚さを正確に調整することが可能となり、均一な表示性能で製品寿命を長くすることが可能となる。
【0034】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、前記配置する工程において、前記第1基板と前記第2基板の間に空洞が形成され、当該空洞内に少なくとも乾燥手段または脱酸素手段のいずれかを配置することが好ましい。
このような電気光学装置の製造方法によれば、空洞内が長期にわたって乾燥している電気光学装置を製造することが可能となり、長期にわたって安定した発光特性を維持する有機EL装置を製造することが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電気光学装置及びその製造方法について、図1乃至図8に基づいて説明する。本実施形態では、電気光学装置として有機EL装置を挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、液晶装置に本発明を適用することもできる。
【0036】
(電気光学装置の構成)
図1は、本実施形態に係る電気光学装置を示す概略断面図である。
本電気光学装置は、有機EL装置をなすものであり、透明な板状部材からなる封止基板1(第2基板)と、封止基板1によって片方の面側が封止される基板5(第1基板)とを有してなるものである。ここで、基板5には、透明電極、有機EL層及び対向電極(反射性陰極)を含んでなる有機EL素子層4が形成されている。そして、有機EL素子層4が封止基板1によって封止されている。また、封止基板1と基板5とは、接着剤を硬化させて形成した接着層3を介して固着されている。
【0037】
さらに、封止基板1には、凸形状の突端面からなる測定面6が複数形成されている。測定面6は、基板5の上面を基準とした高さであって、封止基板1と接着層3との接触面である接着面7の高さと略同一の高さに、該基板5の上面と平行に形成されている。測定面6は、接着層3の厚さ(換言すれば、封止基板1と基板5の間隔)の測定に用いられる。
【0038】
測定面6としては、図2に示す測定面6’ように、接着面7の高さに対して所望の値Tだけ異なった高さ、すなわち封止基板1の上面又は底面を基準として、接着面7の高さと所望の値Tだけ異なった高さに形成してもよい。こうすると、接着層3の厚さは、基板5の上面と測定面6間の距離(測定値)から所望の値Tだけ差し引いた(又は加えた)値となる。
【0039】
ここで、所望の値Tは、100μm以下であることが好ましい。これは、接着層3の厚さが通常5μm程度となり、測定面6,6’と測定面6,6’に対峙する基板5の面aとの間隔を測定することで、この接着層3の厚さを測定して接着層3の厚さを調整しているからである。すなわち、接着層3の厚さからあまりにも異なる値に所望の値Tを設定すると、接着層3の厚さを正確に測定することが困難となるからである。
接着層3の厚さは、後述の製造方法の説明で具体的に説明するように、封止基板1側又は基板5側から所定の計測光を放射する光干渉膜厚計で測定する。
【0040】
また、封止基板1と基板5は、封止基板1と基板5の間(具体的には基板5の有機EL素子層4の陰極上)に空洞を形成して接着されている。そして、この空洞内に測定面6が設けられている。ここで、空洞内の基板5の有機EL素子層4から隔離された位置に乾燥剤(乾燥手段)3を配置するのが好ましい。本実施形態では、封止基板1の空洞側の面に乾燥剤3を固着させている。乾燥剤3としては、例えば、固形平型のものを用い、接着剤、粘着剤又は両面テープで封止基板1に固定する。空洞内に乾燥剤3の代わりに脱酸素剤(脱酸素手段)を配置してもよい。または、乾燥剤3と脱酸素剤との両方を配置してもよい。
【0041】
接着層3を形成する接着剤には、熱硬化型又は紫外線硬化型のものを用いることができるが、接着層3の厚さを管理しながら所望の厚さまで封止基板1と基板5を押し合わせた時に間を置かずに硬化させるため、紫外線硬化型のほうが好ましい。有機EL素子層4としては、低分子EL又は高分子ELのどちらでも用いることができる。基板5は、透明な部材であればよく、ガラスに限らず、プラスチックなどを用いてもよい。
【0042】
図3は、封止基板1の平面図である。この図に示すように、封止基板1は長方形をしており、測定面6が封止基板1の四隅に1つづつ配置されている。なお、ザグリ面8は、封止基板1において、封止基板1の一方面における周辺近傍に設けた接着面7と測定面6とを残して、削り下げた面である。
図4は、他の形態に係る封止基板1’の平面図である。封止基板1’では、接着層3の厚さ管理についてさらに精度を上げるために、封止基板1の四隅と、封止基板1の各辺とに1つづつ測定面6を配置している。
【0043】
図1に示す有機EL装置における測定面6’に対峙する基板5の面aの部位は、反射率が90パーセント以下であることが好ましい。これは、基板5の面aの反射率が90パーセントを超えると、光干渉膜厚計から放射された光のうち基板5の面aで反射される光の量が、測定面6で反射される光の量に比べて過大となり、光干渉膜厚計での正確な計測が困難となるからである。
【0044】
そこで、例えば、基板5としてガラス基板を用い、基板5における測定面6に対向する部分の面aにはガラス基板上にITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)を形成しておく。
また、測定面6を鏡面処理することで、封止基板側1からみた測定面6における反射率を30パーセント程度とすることが好ましい。
これらにより、封止基板1の測定面6と有機EL素子層4を作り込んだ基板5の面aとの間隙距離を光干渉膜厚計により測定できる。
比較として、ITOの替わりにアルミニウム(例えば、反射率が96パーセント)を基板5の面aの部分のガラス基板上に製膜すると、光干渉が反射に埋もれてしまい、うまく測定できなくなる。
電気光学装置として有機EL装置を例にあげたが、本構成は液晶装置においても適当可能である。液晶装置の場合、第1基板と第2基板との間に、液晶が封入される。
【0045】
(電気光学装置の製造方法)
次に、上記有機EL装置の製造方法について説明する。
本製造方法は、接着剤を塗布する第1工程と、基板をアライメントする第2工程と、基板を押す第3工程と、接着層3の厚さを測定する第4工程と、基板を押す量を制御する第5工程と、接着剤を硬化させる第6工程とからなる。
図5は第1工程の説明図であり、図6は第2〜第5工程の説明図であり、図7及び図8は第6工程の説明図である。
【0046】
第1工程では、有機EL素子層4を形成させた基板5又は封止基板1における測定面6を除いた基板周辺部(図3又は図4の接着面7の部位)に、接着剤を塗布する。この第1工程の具体例について、図5を参照して説明する。
まず、図5に示すように、有機EL素子層4を形成した基板5を不活性ガス雰囲気(例えば、窒素)中で搬送し、不活性ガス雰囲気中において、ディスペンサー21を用いて基板5上に紫外線硬化型の接着剤22を塗布する。接着剤22を塗布するパターンについては、基板5と封止基板1を張り合わせた時に、内部のガスを逃がすためのガス抜き口23を空けておく必要がある。
なお、基板5ではなく、封止基板1の接着面7に接着剤22を塗布してもよい。また、接着剤22としては、熱硬化型の接着剤を用いることもできる。
【0047】
第2工程では、基板5に封止基板1をアライメントする。すなわち、第2工程では、接着剤22を塗布した部位が基板5と封止基板1に挟まれて接着層3を形成するように、基板5に対して封止基板1を配置する。具体的には、図6に示すように、定盤13上に基板5を配置して、乾燥剤2が取り付けられた封止基板1を基板5上の所定の場所にアライメントする。
【0048】
第3工程では、封止基板1又は基板5を押すことで、基板5に封止基板1を圧着する。例えば、図6に示すように、圧着装置11をなすマニピュレータで、封止基板1を基板5方向へ押す。ここで、圧着装置11による押圧箇所は、複数であって、接着層3の近傍に、一定の間隔で配置するのが好ましい。これは、接着層3の全ての部位について、厚さを所望の一定値に均一化するための制御をし易くするためである。
【0049】
第4工程では、第3工程の押圧を加えている期間において逐次、光干渉膜厚計30によって接着層3の厚さ(膜厚)を測定する。ここで、光干渉膜厚計30は、上記のように測定面6と測定面6に対峙する基板5の面a(図1参照)との間隔を測定する。したがって、測定面6が図3、図4に示すように複数設けられているときは、その複数の測定面6それぞれについて、光干渉膜厚計30によって測定する。
【0050】
接着層3の膜厚を測定する手段としては、光干渉膜厚計30を用いる代わりに顕微鏡光学系を用いてもよい。具体的には、基板5の表面に焦点を合わせたときの顕微鏡光学系のレンズなどの位置(第1位置)と、封止基板1の測定面6に焦点を合わせたときの顕微鏡光学系のレンズなどの位置(第2位置)とを比較し、第1位置と第2位置の差を測定し、その差に基づいて接着層3の膜厚を測定する。ここで、顕微鏡光学系の焦点を合わせるために、測定面6及び基板5の表面には何らかのパターンを形成しておく。なお、顕微鏡光学系のレンズなどの位置を直接測定せずに、顕微鏡光学系の焦点を変化させる回転軸の回転量などを測定することで上記第1位置及び第2位置を測定してもよい。
また、第4工程及び下記第5工程では、測定された接着層3の膜厚を逐次表示することが好ましい。これにより、製造過程において接着層3の膜厚を確認することができるので、製造の初期段階における製造装置の調整が容易になるとともに、不良品の発生を低減することが可能となる。
【0051】
第5工程では、第4工程で検出された接着層3の厚さの測定に基づいて、第3工程の押圧量を制御して、接着層3を膜厚にする。具体的には、コントローラ32が光干渉膜厚計30の測定値を逐次取り込み、その測定値(接着層の膜厚)が所望の膜厚(例えば、5μm)よりも厚い箇所については、その近傍の圧着装置31を制御してさらに圧着させる。すなわち、コントローラ32は、全ての光干渉膜厚計30の測定値が所望の膜厚になるまで、その膜厚になっていない部位近傍の圧着装置31を駆動させる。
光干渉膜厚計30の配置は、封止基板1側に限らず、基板5側でもよい。また、圧着装置31の配置も、封止基板1側に限らず、基板5側でもよい。
【0052】
第6工程では、第5工程によって接着層3が所望の膜厚になった状態で、接着剤22を接着剤を硬化させる。接着剤22を硬化させるためには、図7に示すように、紫外線照射装置34から放射された紫外線を接着剤22に照射する。ここで、紫外線照射装置34から放射された紫外線は、光ファイバー35を伝導させて接着層3をなす接着剤22まで導かれる。
【0053】
また、第6工程としては、図8に示すように、透明定盤33’上に基板5を載せて、有機EL素子層(例えば画素領域)をマスク17で保護した状態で、紫外線37を基板5の底面側(透明定盤33’側)から照射して接着層3をなす接着剤22を硬化させてもよい。
接着層3をなす接着剤22として熱硬化型接着剤を用いる場合には、圧着装置31で封止基板1又は基板5を押さえたまま、接着剤22が硬化するまで放置する。
【0054】
(電気光学装置の具体例)
以下、本実施形態の具体例に係る電気光学装置について図9を参照しながら説明する。図9は本実施形態の電気光学装置である有機EL装置の一例を示す断面図である。
図9において、有機EL装置50は、光を透過可能な基板(光透過層、図1の基板5に相当)52と、基板52の一方の面側に設けられ一対の陰極(電極)57及び陽極(電極)58に挟持された有機エレクトロルミネッセンス材料からなる発光層55と正孔輸送層56とからなる有機EL素子(発光素子、図1の有機EL素子層に相当)59と、封止基板320(図1の封止基板1に相当)を有している。
また、封止基板320には、図1の封止基板1と同様に、測定面6が設けられている。そして、封止基板320と基板52上の陽極58とは接着層3で接着されており、封止基板320及び接着層3によって有機EL素子59が封止されている。
【0055】
ここで、図9に示す有機EL装置50は、発光層55からの発光を基板52側から装置外部に取り出す形態である。
そこで、有機EL装置50の製造時において、光干渉膜厚計30(図6参照)は、封止基板320側に限らず、基板52側に配置してもよい。すなわち、光干渉膜厚計30の測定光を基板52側から測定面6に向けて放射して、接着層3の膜厚を測定してもよい。
【0056】
基板52の形成材料としては、光を透過可能な透明あるいは半透明材料、例えば、透明なガラス、石英、サファイア、あるいはポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリエーテルケトンなどの透明な合成樹脂などが挙げられる。特に、基板52の形成材料としては、安価なガラスが好適に用いられる。
一方、基板52と反対側(封止基板320側)から発光を取り出す形態の場合には、基板52は不透明であってもよく、その場合、アルミナ等のセラミック、ステンレス、シリコン等の金属シートに表面酸化などの絶縁処理を施したもの、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。
【0057】
陽極58は、インジウム錫酸化物(ITO:Indium Tin Oxide)等からなる透明電極であって光を透過可能である。正孔輸送層56は、例えば、トリフェニルアミン誘導体(TPD)、ピラゾリン誘導体、アリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、トリフェニルジアミン誘導体等からなる。具体的には、特開昭63−70257号、同63−175860号公報、特開平2−135359号、同2−135361号、同2−209988号、同3−37992号、同3−152184号公報に記載されているもの等が例示されるが、トリフェニルジアミン誘導体が好ましく、中でも4,4’−ビス(N(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノ)ビフェニルが好適とされる。
【0058】
なお、正孔輸送層に代えて正孔注入層を形成するようにしてもよく、さらに正孔注入層と正孔輸送層を両方形成するようにしてもよい。その場合、正孔注入層の形成材料としては、例えば銅フタロシアニン(CuPc)や、ポリテトラヒドロチオフェニルフェニレンであるポリフェニレンビニレン、1,1−ビス−(4−N,N−ジトリルアミノフェニル)シクロヘキサン、トリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウム等が挙げられるが、特に銅フタロシアニン(CuPc)を用いることができる。高分子系の正孔注入層の形成材料としては、例えばPEDOT(ポリエチレンジオキシチオフェン)PSS(ポリスチレンスルホン酸)、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン、及びこれらの誘導体を用いるのが好ましい。
【0059】
発光層55の形成材料としては、低分子の有機発光色素や高分子発光体、すなわち各種の蛍光物質や燐光物質などの発光物質、Alq3(アルミキレート錯体)などの有機エレクトロルミネッセンス材料が使用可能である。発光物質となる共役系高分子の中ではアリーレンビニレン又はポリフルオレン構造を含むものなどが特に好ましい。低分子発光体では、例えばナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、ペリレン誘導体、ポリメチン系、キサテン系、クマリン系、シアニン系などの色素類、8−ヒドロキノリンおよびその誘導体の金属錯体、芳香族アミン、テトラフェニルシクロペンタジエン誘導体等、または特開昭57−51781、同59−194393号公報等に記載されている公知のものが使用可能である。陰極7はカルシウム(Ca)、アルミニウム(Al)やマグネシウム(Mg)、金(Au)、銀(Ag)等からなる金属電極が好ましい。
【0060】
なお、陰極57と発光層55との間に、電子輸送層や電子注入層を設けることができる。電子輸送層の形成材料としては、特に限定されることなく、オキサジアゾール誘導体、アントラキノジメタンおよびその誘導体、ベンゾキノンおよびその誘導体、ナフトキノンおよびその誘導体、アントラキノンおよびその誘導体、テトラシアノアンスラキノジメタンおよびその誘導体、フルオレノン誘導体、ジフェニルジシアノエチレンおよびその誘導体、ジフェノキノン誘導体、8−ヒドロキシキノリンおよびその誘導体の金属錯体等が例示される。具体的には、先の正孔輸送層の形成材料と同様に、特開昭63−70257号、同63−175860号公報、特開平2−135359号、同2−135361号、同2−209988号、同3−37992号、同3−152184号公報に記載されているもの等が例示され、特に2−(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、ベンゾキノン、アントラキノン、トリス(8−キノリノール)アルミニウムが好適とされる。
【0061】
図示しないが、本実施形態の有機EL装置50はアクティブマトリクス型であり、実際には複数のデータ線と複数の走査線とが格子状に基板52に配置される。そして、データ線や走査線に区画されたマトリクス状に配置された各画素毎に、従来は、スイッチングトランジスタやドライビングトランジスタ等の駆動用TFTを介して上記の有機EL素子59が接続されている。そして、データ線や走査線を介して駆動信号が供給されると電極間に電流が流れ、有機EL素子59の発光層55が発光して基板52の外面側に光が射出され、その画素が点灯する。
【0062】
本実施形態の有機EL装置50は、上記のように、接着層3を均一にかつ所望の厚さにすることができるので、製品寿命が長く、長期にわたって安定した発光特性(表示特性)を維持することができる。また、上記実施形態の製造方法によって、製造コストを従来のものよりも低減することができる。
【0063】
図10は本実施形態に係る電気光学装置を、有機エレクトロルミネッセンス素子を用いたアクティブマトリクス型の表示装置(電気光学装置)に適用した場合の一例を示すものである。
【0064】
図10中の有機EL装置S1は、図1における基板5上に形成された有機EL素子層4に相当し、回路図である図10に示すように基板上に、複数の走査線131と、これら走査線131に対して交差する方向に延びる複数の信号線132と、これら信号線132に並列に延びる複数の共通給電線133とがそれぞれ配線されたもので、走査線131及び信号線132の各交点毎に、画素(画素領域素)ARが設けられて構成されたものである。
【0065】
信号線132に対しては、シフトレジスタ、レベルシフタ、ビデオライン、アナログスイッチを備えるデータ線駆動回路390が設けられている。
一方、走査線131に対しては、シフトレジスタ及びレベルシフタを備える走査線駆動回路380が設けられている。また、画素領域ARの各々には、走査線131を介して走査信号がゲート電極に供給される第1のトランジスタ322と、この第1のトランジスタ322を介して信号線132から供給される画像信号を保持する保持容量capと、保持容量capによって保持された画像信号がゲート電極に供給される第2のトランジスタ324と、この第2のトランジスタ324を介して共通給電線133に電気的に接続したときに共通給電線133から駆動電流が流れ込む画素電極323と、この画素電極(陽極)323と対向電極(陰極)222との間に挟み込まれる発光部(発光層)360とが設けられている。
【0066】
このような構成のもとに、走査線131が駆動されて第1のトランジスタ322がオンとなると、そのときの信号線132の電位が保持容量capに保持され、該保持容量capの状態に応じて、第2のトランジスタ324の導通状態が決まる。そして、第2のトランジスタ324のチャネルを介して共通給電線133から画素電極323に電流が流れ、さらに発光層360を通じて対向電極222に電流が流れることにより、発光層360は、これを流れる電流量に応じて発光するようになる。
【0067】
(電子機器)
上記実施形態の電気光学装置を備えた電子機器の例について説明する。
図11は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図11において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記の電気光学装置を用いた表示部を示している。
【0068】
図12は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図12において、符号1100は時計本体を示し、符号1101は上記の電気光学装置を用いた表示部を示している。
【0069】
図13は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図13において、符号1200は情報処理装置、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1206は上記の電気光学装置を用いた表示部を示している。
【0070】
図11から図13に示す電子機器は、上記実施形態の電気光学装置を備えているので、製品寿命が長く、長期にわたって安定した発光特性(表示特性)を維持することができる。また、上記実施形態の製造方法によって、製造コストを従来のものよりも低減することができる。
【0071】
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能であり、実施形態で挙げた具体的な材料や層構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、電気光学装置の構成要素となる2つの基板の間隙、又は2つの基板を接着する接着層の厚さを正確に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る電気光学装置を示す概略断面図である。
【図2】 同上の電気光学装置における測定面の他の形態を示す概略断面図である。
【図3】 同上の電気光学装置における封止基板の平面図である。
【図4】 同上の封止基板の他の形態を示す平面図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る電気光学装置の製造方法の第1工程を示す説明図である。
【図6】 同上の製造方法における第2〜第5工程の説明図である。
【図7】 同上の製造方法における第6工程の説明図である。
【図8】 同上の第6工程の他の形態を示す説明図である。
【図9】 本実施形態の電気光学装置の具体例を示す概略断面図である。
【図10】 アクティブマトリクス型の表示装置を示す回路図である。
【図11】 本実施形態の電気光学装置を備えた電子機器の一例を示す図である。
【図12】 本実施形態の電気光学装置を備えた電子機器の一例を示す図である。
【図13】 本実施形態の電気光学装置を備えた電子機器の一例を示す図である。
【符号の説明】
1、1’ 封止基板
2 乾燥剤
3 接着層
4 有機EL素子層
5 基板
6、6’ 測定面
7 接着面
8 ザグリ面
21 ディスペンサー
22 接着剤
23 ガス抜き口
30 光干渉膜厚計
31 圧着装置
32 コントローラ
33 定盤
33’ 透明定盤
34 紫外線照射装置
35 光ファイバー
36 マスク
37 紫外線

Claims (26)

  1. 第1基板と、前記第1基板に接着された板状部材からなる第2基板とを少なくとも有し、前記第1基板と前記第2基板は、接着層を介して接着されているとともに、前記第1基板と前記第2基板の間に空洞を有しており、前記空洞内には、前記接着層の厚さの測定に用いられる測定面を備えた電気光学装置を製造するときに用いられる電気光学装置の製造装置であって、
    顕微鏡光学系を前記第1基板の所定面に焦点を合わせた状態と、前記顕微鏡光学系を前記第2基板の所定面または前記測定面のいずれかに焦点を合わせた状態との差を用いて前記接着層の厚さを測定する測定手段と、
    前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方を押す圧着手段と、
    前記計測手段が測定した結果に応じて前記圧着手段の動作を制御するコントローラと
    を有することを特徴とする電気光学装置の製造装置。
  2. 前記測定面には、接着剤が付着されていないことを特徴とする請求項1記載の電気光学装置の製造装置。
  3. 前記測定面は、前記第2基板における前記第1基板に対峙する面の少なくとも一部として設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気光学装置の製造装置。
  4. 前記測定面に対峙する前記第1基板の面は、反射率が90パーセント以下の部分を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  5. 前記測定面は、前記接着層と前記第2基板との接着面の高さに対して略同一の高さに位置するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  6. 前記接着面と前記測定面の高さの差は、100マイクロメートル以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  7. 前記測定面は、平滑化処理されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  8. 前記測定面は、前記第2基板における前記第1基板に対峙する面に設けられた凸形状部位の一部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  9. 前記測定面は、4箇所以上設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  10. 前記第1基板及び前記第2基板は、四角形状をしており、
    前記測定面は、前記四角形状の四隅それぞれに設けられていることを特徴とする請求項9に記載の電気光学装置の製造装置。
  11. 前記第1基板と前記第2基板との間に、電極と、発光層とを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  12. 前記空洞内には、少なくとも乾燥手段または脱酸素手段のいずれかが配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  13. 前記電気光学装置は、マトリクス状に形成された複数の走査線及び複数のデータ線と、前記走査線とデータ線に接続されたスイッチング手段と、前記スイッチング手段に接続された画素電極とを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  14. 前記測定手段では、前記第2基板における前記第1基板に対峙する面の少なくとも一部を測定面として、当該測定面で反射された光と、当該測定面に対峙する前記第1基板の面で反射された光との干渉を用いて前記接着層の厚さを測定することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  15. 前記測定手段では、前記第1基板の所定面、前記第2基板の所定面及び前記測定面のうちの少なくとも1つには、前記焦点を合わせるときに用いられる所望のパターンが形成されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  16. 前記測定手段は、前記圧着手段で押されている箇所の近傍における前記接着層の厚さを測定するものからなることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  17. 前記圧着手段は、複数の箇所を押すものであり、
    前記計測手段は、前記圧着手段で押されている複数の箇所それぞれの近傍における前記接着剤の厚さを測定するものからなり、
    前記コントローラは、前記計測手段による複数の箇所それぞれの測定値が所望の値となるように、前記圧着手段の動作を制御するものからなることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造装置。
  18. 第1基板と、前記第1基板に接着された板状部材からなる第2基板とを少なくとも有してなる電気光学装置の製造方法であって、
    前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方に接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤を塗布した部位が前記第1基板と前記第2に挟まれて接着層を形成するように、前記第1基板に前記第2基板を配置する工程と、
    前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方を押して、前記第1基板に前記第2基板を押し付ける工程と、
    前記押し付ける工程において、前記接着層の厚さを逐次測定する工程と
    を有し、
    前記接着層の厚さは、顕微鏡光学系を前記第1基板の所定面に焦点を合わせた状態と、前記顕微鏡光学系を前記第2基板の所定面に焦点を合わせた状態との差を用いて測定することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  19. 前記接着層の厚さは、前記第2基板における前記第1基板に対峙する面の少なくとも一部を測定面として、当該測定面で反射された光と、
    当該測定面に対峙する前記第1基板の面で反射された光との干渉を用いて計測することを特徴とする請求項18記載の電気光学装置の製造方法。
  20. 前記押し付ける工程では、前記接着層が所望の厚さになるまで押し付けることを特徴とする請求項18または19に記載の電気光学装置の製造方法。
  21. 前記電気光学装置の製造方法は、前記接着層が所望の厚さになった状態で前記接着剤を硬化させる工程を有することを特徴とする請求項20に記載の電気光学装置の製造方法。
  22. 前記接着剤を塗布する工程では、前記測定面を除く部位であって、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方における基板外縁及び該基板外縁の周辺部位に前記接着剤を塗布することを特徴とする請求項18乃至21のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法。
  23. 前記接着層の厚さを逐次測定する工程では、前記押し付ける工程で押されている箇所の近傍における前記接着剤の厚さを測定することを特徴とする請求項18乃至22のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法。
  24. 前記接着層の厚さを逐次測定する工程では、逐次測定した該接着層の厚さを表示することを特徴とする請求項18乃至23のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法。
  25. 前記第2基板には、前記測定面が複数設けられており、
    前記押し付ける工程では、前記複数の測定面それぞれでの前記接着層の厚さが略同一となるように、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方における前記複数の測定面それぞれの近傍を押すことを特徴とする請求項18乃至24のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法。
  26. 前記配置する工程では、前記第1基板と前記第2基板の間に空洞が形成され、当該空洞内に少なくとも乾燥手段または脱酸素手段のいずれかを配置することを特徴とする請求項18乃至25のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法。
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