JP4279332B2 - 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 - Google Patents

順次走査変換装置及び順次走査変換方法 Download PDF

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Description

この発明は、動き適応型の順次走査変換装置及び順次走査変換方法に関する。
周知のように、映像信号の信号処理において、飛び越し走査の形態の映像信号を順次走査の形態の映像信号に変換する順次走査変換が知られている。この順次走査変換においては、高画質画像に不可欠な物理要因である自然感を保存して、静止画像から動画像まで違和感なく高品質画像を再生することが求められている。
特許文献1には、順次走査変換において、カメラのストロボが一瞬たかれた場合に静止画判定をして、順次走査画像に白い横縞が入ることを解消するために、1フィールド遅延させた信号と入力信号とを比較して1フィールド内の動きを検出し、映像が静止画であるとの判定による画像の劣化を防止する映像信号処理装置が開示されている。
特開2001−175159号公報
上記の特許文献1に記載された映像信号処理装置では、フィールド毎に映像の動きを検出しているため、画面内の小さな領域に生じる映像の変化による動き検出の誤判定を防止することが難しかった。また、垂直方向の高周波成分を持つ静止画が動画と判定されることがあり、画像が劣化する場合があった。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、画面を小領域に分割し、各小領域単位で照明成分の変動を検出してより効果的に動き検出の補正を行なうことにより、画質の劣化を防止することが可能な順次走査変換装置及び順次走査変換方法を提供することを目的とする。
この発明に係る順次走査変換装置は、画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出手段と、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて静画用補間画素を生成する静画用補間画素生成手段と、現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて動画用補間画素を生成する動画用補間画素生成手段と、動き検出手段の検出結果が静画判定側に移行するのに伴なって静画用補間画素の比率を多くし、動き検出手段の検出結果が動画判定側に移行するのに伴なって動画用補間画素の比率を多くして、静画用補間画素と動画用補間画素とを混合する補間画素混合生成手段と、現フィールド信号と前フィールド信号との間、または、現フィールド信号と後フィールド信号との間で、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出するフィールド間ゼロベクトル相関検出手段と、現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面単位でフィールド間の照明成分変動を検出する画面単位照明成分変動検出手段と、現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面全体を分割してなる小領域単位でフィールド間の照明成分変動を検出するブロック単位照明成分変動検出手段と、フィールド間ゼロベクトル相関検出手段の検出結果が相関の低いことを示している場合、動き検出手段の検出結果を動画判定寄りに補正するもので、画面単位照明成分変動検出手段で画面単位照明成分変動が検出され、かつ、ブロック単位照明成分変動検出手段で照明成分変動が検出された小領域については、フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を強めるように制御し、画面単位照明成分変動検出手段及びブロック単位照明成分変動検出手段のいずれかで照明成分変動が検出されなかった小領域については、フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を弱めるように制御する動き検出補正手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る順次走査変換方法は、画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出工程と、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて静画用補間画素を生成する静画用補間画素生成工程と、現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて動画用補間画素を生成する動画用補間画素生成工程と、動き検出工程での検出結果が静画判定側に移行するのに伴なって静画用補間画素の比率を多くし、動き検出工程での検出結果が動画判定側に移行するのに伴なって動画用補間画素の比率を多くして、静画用補間画素と動画用補間画素とを混合する補間画素混合生成工程と、現フィールド信号と前フィールド信号との間、または、現フィールド信号と後フィールド信号との間で、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出するフィールド間ゼロベクトル相関検出工程と、現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面単位でフィールド間の照明成分変動を検出する画面単位照明成分変動検出工程と、現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面全体を分割してなる小領域単位でフィールド間の照明成分変動を検出するブロック単位照明成分変動検出工程と、フィールド間ゼロベクトル相関検出工程での検出結果が相関の低いことを示している場合、動き検出工程での検出結果を動画判定寄りに補正するもので、画面単位照明成分変動検出工程で画面単位照明成分変動が検出され、かつ、ブロック単位照明成分変動検出工程で照明成分変動が検出された小領域については、フィールド間ゼロベクトル相関検出工程による動き検出の補正を強めるように制御し、画面単位照明成分変動検出工程及びブロック単位照明成分変動検出工程のいずれかで照明成分変動が検出されなかった小領域については、フィールド間ゼロベクトル相関検出工程による動き検出の補正を弱めるように制御する動き検出補正工程とを有するようにしたものである。
上記した発明によれば、画面単位でフィールド間の照明成分変動を検出した結果と、画面全体を分割してなる小領域単位でフィールド間の照明成分変動を検出した結果とに基づいて、画面全体を分割してなる小領域毎に、画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出手段の検出結果を補正するようにしたので、より効果的に動き検出の補正を行なうことができ、画質の劣化を防止することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。この実施の形態で説明する順次走査変換装置11は、図1に示すように、2つのフィールド遅延部12,13と、動き検出部14と、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15と、画面単位照明成分変動検出部16と、ブロック単位照明成分変動検出部17と、動き検出補正部18と、動画用補間画素生成部19と、静画用補間画素生成部20と、補間画素混合生成部21と、時系列変換部22とを備えている。
このうち、フィールド遅延部12は、入力されるフィールド信号を1フィールド遅延させる部分である。この場合、入力される後フィールド信号S1を1フィールド遅延させ、現フィールド信号S2としてフィールド遅延部13に出力している。この現フィールド信号S2は、上記したフィールド間ゼロベクトル相関検出部15、画面単位照明成分変動検出部16、ブロック単位照明成分変動検出部17、動画用補間画素生成部19及び時系列変換部22にそれぞれ出力される。
なお、入力される後フィールド信号S1は、動き検出部14、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15、画面単位照明成分変動検出部16、ブロック単位照明成分変動検出部17、動画用補間画素生成部19及び静画用補間画素生成部20にそれぞれ供給される。
また、フィールド遅延部13は、入力されるフィールド信号を1フィールド遅延させる部分である。この場合、フィールド遅延部12から出力される現フィールド信号S2を1フィールド遅延させ、前フィールド信号S3として動き検出部14に出力する。この前フィールド信号S3は、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15、画面単位照明成分変動検出部16、ブロック単位照明成分変動検出部17、動画用補間画素生成部19及び静画用補間画素生成部20にそれぞれ出力される。
上記した動き検出部14は、画素毎に1フレーム間の動きを検出する部分である。すなわち、この動き検出部14は、後フィールド信号S1及び前フィールド信号S3に基づいて画素毎にフレーム間の差分を求め、その差分が大きいほど動画と判定し、小さいほど静画と判定するフレーム間動き検出信号MD1を生成し、動き検出補正部18に出力する。
上記フィールド間ゼロベクトル相関検出部15は、現フィールド信号S2と前フィールド信号S3との間、または、現フィールド信号S2と後フィールド信号S1との間において、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出し、相関検出信号FLZCVを動き検出補正部18に出力する。なお、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15においては、静画用補間画素生成に用いているフィールド信号S1またはS3と、現フィールド信号S2との間で相関を検出することが好ましい。この場合は、現フィールド信号S2と前フィールド信号S3との間で検出している。
図2は、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15の一例を示している。このフィールド間ゼロベクトル相関検出部15は、第1水平垂直ローパスフィルタ15aと、第2水平垂直ローパスフィルタ15bと、フィールド間差分絶対値算出部15cと、小領域内積分部15dとを備えている。
このうち、第1水平垂直ローパスフィルタ15aには、前フィールド信号S3が入力される。第1水平垂直ローパスフィルタ15aから出力された信号は、フィールド間差分絶対値算出部15cに出力される。第2水平垂直ローパスフィルタ15bには、現フィールド信号S2が入力される。第2水平垂直ローパスフィルタ15bから出力された信号はフィールド間差分絶対値算出部15cに出力される。
フィールド間差分絶対値算出部15cは、第1水平垂直ローパスフィルタ15a及び第2水平垂直ローパスフィルタ15bから出力される信号に基づいて、画素単位毎に各フィールド間の信号差分の絶対値を算出する。フィールド間差分絶対値算出部15cは、算出したフィールド間差分絶対値を小領域内積分部15dに出力する。
小領域内積分部15dは、入力されたフィールド間差分絶対値に基づいて、画面を分割した小領域毎にその小領域内のフィールド間差分絶対値を積分する部分である。小領域内積分部15dは、その積分結果をフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVとして動き検出補正部18に出力する。
この動き検出補正部18は、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力された相関検出信号FLZCVが、相関が低いことを示していると判定した場合に、動き検出部14から出力されるフレーム間動き検出信号MD1を動画判定寄りに補正した動き検出補正信号MD2を生成し、補間画素混合生成部21に出力する。これにより、フレーム間の動き検出で静止と誤判定され、順次走査変換出力に誤補間ノイズが発生してしまうことを防止する。
また、動き検出補正部18は、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15の出力が、相関が低いとの判定になるほど、動き検出部14の出力を動画判定寄りの閾値でリミットをかける補正を行なうことも好ましい。この場合の具体的な例を図3に示している。図3に示すように、この場合の動き検出補正部18は、閾値以下リミット部18aと、適応閾値生成部18bとを備えている。
適応閾値生成部18bには、フィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVが入力される。この信号FLZCVは、その値が大きいほど相関性が低く、その値が小さいほど相関性が高い。適応閾値生成部18bは、フィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVが大きいほど大きい閾値を閾値以下リミット部18aに出力する。
閾値以下リミット部18aには、動き検出部14から出力されるフレーム間動き検出信号MD1が入力される。このフレーム間動き検出信号MD1は、その値が大きいほど動いている度合い(動画寄りの度合い)が高く、その値が小さいほど動いていない度合い(静画寄りの度合い)が高い。
閾値以下リミット部18aは、適応閾値生成部18bが生成した閾値に基づいて、動き検出部14からのフレーム間動き検出信号MD1にリミットをかける補正を行ない、その補正を行なった結果を動き検出補正部18の出力である動き検出補正信号MD2として補間画素混合生成部21に出力する。
また、動き検出補正部18は、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力された相関検出信号FLZCVが、相関が低いことを示していると判定した場合に、動き検出部14から出力されるフレーム間動き検出信号MD1に対して、動画判定寄りになるオフセットを加える補正を行なうことも好ましい。この場合の具体的な例を図4に示す。図4に示すように、この場合の動き検出補正部18は、オフセット加算部18cと、適応オフセット生成部18dとを備えている。
適応オフセット生成部18dには、フィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVが入力される。この信号FLZCVは、その値が大きいほど相関性が低く、その値が小さいほど相関性が高い。適応オフセット生成部18dでは、フィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVが大きいほど大きいオフセット値をオフセット加算部18cに出力する。
オフセット加算部18cには、動き検出部14から出力されるフレーム間動き検出信号MD1が入力される。このフレーム間動き検出信号MD1は、その値が大きいほど動いている度合い(動画寄りの度合い)が高く、その値が小さいほど動いていない度合い(静画寄りの度合い)が高い。
オフセット加算部18cは、適応オフセット生成部18dが生成したオフセット値に基づいて、動き検出部14からのフレーム間動き検出信号MD1にオフセットを加える補正を行ない、その補正を行なった結果を動き検出補正部18の出力である動き検出補正信号MD2として補間画素混合生成部21に出力する。
ここで、再度、図1に示すように、動き検出補正部18は、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDと、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDとによって制御される。
このうち、画面単位照明成分変動検出部16は、後フィールド信号S1、現フィールド信号S2及び前フィールド信号S3とからフィールド間の画面単位照明成分変動を検出する。すなわち、図5に示すように、画面単位照明成分変動検出部16は、第1画面内平均輝度レベル算出部16aと、第2画面内平均輝度レベル算出部16bと、差分回路16cと、絶対値回路16dと、比較回路16eとを有している。
第1画面内平均輝度レベル算出部16aは、現フィールド信号S2の平均輝度レベル(APL:average picture level)を検出する。第2画面内平均輝度レベル算出部16bは、前フィールド信号S3の平均輝度レベルを検出する。
第1画面内平均輝度レベル算出部16aの出力と、第2画面内平均輝度レベル算出部16bの出力とは、差分回路16cに入力される。差分回路16cでは、入力された平均輝度レベルの差分を算出する。差分回路16cの出力は、絶対値回路16dに入力され、絶対値回路16dで入力された差分値から差分絶対値Aを算出する。
絶対値回路16dから出力された差分絶対値Aは、比較回路16eに入力され、比較回路16eで判定閾値Bと差分絶対値Aとが比較される。差分絶対値Aが判定閾値Bよりも大きい場合には、画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位照明成分変動が検出された旨の検出信号FCDを出力する。差分絶対値Aが判定閾値B以下の場合には、画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位照明成分変動が検出されなかった旨の検出信号FCDを出力する。
また、上記ブロック単位照明成分変動検出部17は、画面を小領域でなる複数のブロック(例えば、水平方向に16画素、垂直方向に3画素程度)に分割し、各ブロック単位でフィールド間の照明成分変動を検出して検出信号BLCDを出力するものである。このブロック単位照明成分変動検出部17では、照明成分変動の検出範囲がブロック単位になるだけで、照明成分変動の検出手法は、図5に示したものと同様な手法が適用される。
画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDと、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDとは、動き検出補正部18を構成する適応閾値生成部18bまたは適応オフセット生成部18dに供給される。
図6は、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17からそれぞれ出力される検出信号FCD及びBLCDに基づいた動き検出補正部18の処理動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS6a)されると、動き検出補正部18は、ステップS6bで、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが、画面単位照明成分変動が検出された旨を示しているか否かを判別する。
そして、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが、画面単位照明成分変動が検出された旨を示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS6cで、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される各ブロックの検出信号BLCDが、照明成分変動が検出された旨を示しているか否かを判別する。
そして、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDが、照明成分変動が検出された旨を示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS6dで、照明成分変動が検出されたブロックで構成される小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を強めるように制御し、処理を終了(ステップS6f)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17で共に照明成分変動が検出された場合、動き検出補正部14は、照明成分変動が検出されたブロックで構成される小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を動画寄りに補正する。
また、上記ステップS6bで画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが画面単位照明成分変動の検出された旨を示していないと判断された場合(NO)、または、上記ステップS6cでブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDが照明成分変動の検出された旨を示していないと判断された場合(NO)、動き検出補正部18は、ステップS6eで、照明成分変動が検出されなかったブロックで構成される小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を弱めるように制御し、処理を終了(ステップS6f)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17の少なくとも一方により照明成分変動が検出されなかった場合、動き検出補正部14は、照明成分変動が検出されなかったブロックで構成される小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を静画寄りに補正する。
次に、上記のように、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17から出力される各検出信号FCD及びBLCDに基づいて、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1に、小領域単位で補正を施すことによる効果について説明する。
すなわち、上記動き検出部14によるフレーム間の動き検出において、静止と誤判定すると、順次走査変換出力に誤補間ノイズが発生する。これを防ぐため、動き検出補正部18により、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15を利用した動き検出補正を行なっている。
ただし、垂直方向高周波数成分を持つ静止画では、飛び越し走査を行なうことにより高周波成分が折り返り、トップフィールドとボトムフィールドとのフィールド間で差が生まれ、これにより、フィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVが低くなるため、動き検出結果MD1を動画判定寄りに補正してしまい、出力画像へのチラつき等の画質劣化が懸念される。
このため、誤補間ノイズが現れ易い、カメラのフラッシュ等により画面全体で瞬間的に明るくなりフィールド毎に明るさが大きく変化するような動画に対し、画面単位照明成分変動FCDを検出する。そして、図6に示したフローチャートに基づいて、変動FCDが大きい場合はフラッシュが含まれるシーンと判断して、画面全体でフレーム間の動き検出結果MD1の補正を強め、変動FCDが大きいと判定されなかった場合は、画面全体でフレーム間の動き検出結果MD1の補正を弱めるようにしている。このようにすることによって、フラッシュが含まれるシーンが適切に判断されるため、動き検出の誤判定を効果的に補正し、垂直方向高周波数成分を持つ静止画シーンへの影響を無くすことができる。
ところで、図7に示すように、前フィールドをnフィールド目、現フィールドを(n+1)フィールド目、後フィールドを(n+2)フィールド目とし、nフィールド目と(n+2)フィールド目ではフラッシュが光り全体が明るくなり、(n+1)フィールド目ではフラッシュが消えて全体が暗くなっている場合を考える。
このような場合、(n+1)フィールド目順次走査変換用の、nフィールド目と(n+2)フィールド目との間におけるフレーム間動き検出結果MD1のほとんどが静止判定となってしまい、全体に明るいnフィールド目の画像が補間ライン信号として挿入されるため、横縞状の画質劣化が生じる。
このような動画に対しては、画面単位照明成分変動FCDを検出し、画面全体でフレーム間動き検出の誤判定に対し補正を行なうことができる。ただし、図7に示した動画の例のように、画面右上にテロップ(NEWS)等が含まれている場合、フラッシュによる変動に対してテロップは静止したままであるが、画面全体で動き検出信号MD1の補正を行なうため、テロップに垂直方向高周波成分が含まれていると、前述の理由から動画判定よりに補正してしまい、出力画像へのチラつき等の画質劣化が懸念される。そこで、補正が必要な範囲を判定してより効果的に動き検出補正を行なう必要がある。
すなわち、画面単位照明成分変動FCDが大きく、かつ、ブロック単位照明成分変動BLCDも大きい場合は、変動を検出した小領域の範囲内でフィールド間ゼロベクトル相関検出部15による動き検出の補正を強め、それ以外の領域では動き検出の補正を弱めるように制御する。
このような制御手法により、フラッシュの点滅等で現れる、画面内の広範囲に渡るフレーム間動き検出の誤判定を防止し、かつ、同画面にテロップ等として存在する静止部分に垂直方向高周波成分が含まれていても、動き検出補正が抑えられチラつき等の画質劣化がなく、効果的に動き検出の補正をすることができる。
なお、上記動画用補間画素生成部19は、現フィールド信号S2、前フィールド信号S3及び後フィールド信号S1のいずれかから動画用補間画素を生成する部分である。この実施の形態の場合には、動画用補間画素生成部19は、現フィールド信号S2からフィールド内補間により動画用補間画素を生成する。動画用補間画素生成部19は、生成した動画用補間画素を補間画素混合生成部21に出力する。なお、動画用補間画素生成部19は、動き補償により前後のフィールドも用いて動画用補間画素を生成してもよい。
また、上記静画用補間画素生成部20は、前フィールド信号または後フィールド信号から静画用補間画素を生成する部分である。この実施の形態の場合には、静画用補間画素生成部20は、補間画素と空間的に同じ位置の前フィールド信号S3の画素を静画用補間画素として補間画素混合生成部21に出力する。なお、静画用補間画素生成部20は、静画用補間画素として、後フィールド信号S1の画素を用いてもよく、前フィールド信号S3と後フィールド信号S1との画素の平均を用いてもよい。
上記補間画素混合生成部21は、動き検出部14の出力が静止判定側に移行するのに伴なって静画用補間画素の比率を多くし、動き検出部14の出力が動画判定側に移行するのに伴なって動画用補間画素の比率を多くして、静画用補間画素と動画用補間画素とを混合する部分である。
動き検出補正部18の出力MD2の値が大きいほど動画判定、小さいほど静画判定とすると、補間画素混合生成部21では、下記のような式で動画用補間画素と静画用補間画素を混合する。
補間ライン信号=MD2×動画用補間画素+(1−MD2)×静画用補間画素
ここで、MD2は0≦MD2≦1とする。
また、上記時系列変換部22は、補間画素混合生成部21から出力される補間ライン信号と、現フィールド信号S2そのものである直接ライン信号とに基づいて、順次走査変換信号を生成し出力する部分である。
図8は、上記画面単位照明成分変動検出部16の他の例を示している。すなわち、この画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位フレーム間輝度差分絶対値和算出部16fと、2つのVラッチ16g,16hと、差分回路16iと、絶対値回路16jと、比較回路16kとを有している。
画面単位フレーム間輝度差分絶対値和算出部16fには、後フィールド信号S1と前フィールド信号S3とが入力されている。画面単位フレーム間輝度差分絶対値和算出部16fでは、後フィールド信号S1及び前フィールド信号S3間の差分絶対値和(SAD:sum of absolute difference)を検出する。
画面単位フレーム間輝度差分絶対値和算出部16fの出力は、Vラッチ16gに入力される。Vラッチ16gでは1垂直期間分信号を遅延させ、入力された差分絶対値和を1垂直期間前差分絶対値和として、Vラッチ16hと差分回路16iとに出力する。Vラッチ16hは、この1垂直期間前差分絶対値和をさらに1垂直期間遅延させて、2垂直期間前差分絶対値和として差分回路16iに出力する。
差分回路16iでは、1垂直期間遅延差分絶対値和と2垂直期間差分絶対値和との差分を算出している。差分回路16iから出力された差分値は、絶対値回路16jに入力される。絶対値回路16jでは、入力された差分値から差分絶対値Aを算出する。
絶対値回路16jから出力された差分絶対値Aは、比較回路16kに入力される。比較回路16kでは、差分絶対値Aと判定閾値Bとを比較する。すなわち、差分絶対値Aが判定閾値Bよりも大きい場合には、画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位照明成分変動が検出された旨の検出信号FCDを出力する。差分絶対値Aが判定閾値B以下の場合には、画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位照明成分変動が検出されなかった旨の検出信号FCDを出力する。
図9は、上記画面単位照明成分変動検出部16のさらに他の例を示している。この画面単位照明成分変動検出部16は、第1画面内輝度ヒストグラム検出部16lと、第1高輝度成分画素カウント部16mと、第2画面内輝度ヒストグラム検出部16nと、第2高輝度成分画素カウント部16oと、差分回路16pと、絶対値回路16qと、比較回路16rとを有している。
第1画面内輝度ヒストグラム検出部16lには、現フィールド信号S2が入力される。第1画面内輝度ヒストグラム検出部16lでは、現フィールド信号S2の画面内の輝度ヒストグラムを検出する。第1画面内輝度ヒストグラム検出部16lから出力された画面内輝度ヒストグラムは、第1高輝度成分画素カウント部16mに入力される。
第1高輝度成分画素カウント部16mでは、入力された画面内輝度ヒストグラムから、高輝度判定閾値よりも高い輝度の画素数をカウントして、その結果を差分回路16pに出力する。
第2画面内輝度ヒストグラム検出部16nには、前フィールド信号S3が入力される。第2画面内輝度ヒストグラム検出部16nでは、前フィールド信号S3の画面内の輝度ヒストグラムを検出する。第2画面内輝度ヒストグラム検出部16nから出力された画面内輝度ヒストグラムは、第2高輝度成分画素カウント部16oに入力される。
第2高輝度成分画素カウント部16oでは、入力された画面内輝度ヒストグラムから、高輝度判定閾値よりも高い輝度の画素数をカウントして、その結果を差分回路16pに出力する。
差分回路16pでは、現フィールド信号S2の高輝度成分画素数と、前フィールド信号S3の高輝度成分画素数との差分を算出する。差分回路16pから出力された差分値は、絶対値回路16qに入力される。絶対値回路16qでは、入力された差分値の絶対値を算出して、差分絶対値Aとして比較回路16rに出力する。
比較回路16rでは、絶対値回路16qから入力された差分絶対値Aと判定閾値Bとを比較する。すなわち、差分絶対値Aが判定閾値Bよりも大きい場合には、画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位照明成分変動が検出された旨を示す検出信号FCDを出力する。差分絶対値Aが判定閾値B以下の場合には、画面単位照明成分変動検出部16は、画面単位照明成分変動が検出されなかった旨を示す検出信号出力FCDを出力する。
図10は、上記した実施の形態の変形例を示している。図10において、図1と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは、異なる部分についてのみ説明する。すなわち、後フィールド信号S1及び前フィールド信号S3は、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23に供給されている。
このフレーム間ゼロベクトル相関検出部23は、前フィールド信号S3と後フィールド信号S1との間において、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出し、フレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVを生成して動き検出補正部18に出力している。
図11は、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23の一例を示している。このフレーム間ゼロベクトル相関検出部23は、第1水平垂直ローパスフィルタ23aと、第2水平垂直ローパスフィルタ23bと、フレーム間差分絶対値算出部23cと、小領域内積分部23dとを備えている。
このうち、第1水平垂直ローパスフィルタ23aには、前フィールド信号S3が入力される。第1水平垂直ローパスフィルタ23aから出力された信号は、フレーム間差分絶対値算出部23cに出力される。第2水平垂直ローパスフィルタ23bには、後フィールド信号S1が入力される。第2水平垂直ローパスフィルタ23bから出力された信号はフレーム間差分絶対値算出部23cに出力される。
フレーム間差分絶対値算出部23cは、第1水平垂直ローパスフィルタ23a及び第2水平垂直ローパスフィルタ23bから出力される信号に基づいて、画素単位毎に各フレーム間の信号差分の絶対値を算出する。フレーム間差分絶対値算出部23cは、算出したフレーム間差分絶対値を小領域内積分部23dに出力する。
小領域内積分部23dは、入力されたフレーム間差分絶対値に基づいて、画面を分割した小領域毎にその小領域内のフレーム間差分絶対値を積分する部分である。小領域内積分部23dは、その積分結果をフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVとして、動き検出補正部18を構成する適応閾値生成部18bまたは適応オフセット生成部18dに出力する。
図12は、上記画面単位照明成分変動検出部16、ブロック単位照明成分変動検出部17及びフレーム間ゼロベクトル相関検出部23からそれぞれ出力される検出信号FCD,BLCD及びFMZCVに基づいた動き検出補正部18の処理動作をまとめたフローチャートを示している。
すなわち、処理が開始(ステップS12a)されると、動き検出補正部18は、ステップS12bで、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが、画面単位照明成分変動が検出された旨を示しているか否かを判別する。
そして、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが、画面単位照明成分変動が検出された旨を示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS12cで、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される各ブロックの検出信号BLCDが、照明成分変動が検出された旨を示しているか否かを判別する。
そして、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDが、照明成分変動が検出された旨を示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS12dで、照明成分変動が検出されたブロックで構成される小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を強めるように制御し、処理を終了(ステップS12g)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17で共に照明成分変動が検出された場合、動き検出補正部14は、照明成分変動が検出されたブロックで構成される小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を動画寄りに補正する。
また、上記ステップS12bで画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが画面単位照明成分変動の検出された旨を示していないと判断された場合(NO)、または、上記ステップS12cでブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDが照明成分変動の検出された旨を示していないと判断された場合(NO)、動き検出補正部18は、ステップS12eで、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23から出力されるフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが、相関の低いことを示しているか否かを判別する。
そして、フレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の低いことを示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS12dで、相関の低いことが検出された小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を強めるように制御し、処理を終了(ステップS12g)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17で共に照明成分変動が検出されない場合でも、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23から出力されるフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の低いことを示している場合、動き検出補正部14は、相関の低いことが検出された小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を動画寄りに補正する。
また、上記ステップS12eでフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の高いことを示していると判断された場合(NO)、動き検出補正部18は、ステップS12fで、相関の高いことが検出された小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を弱めるように制御し、処理を終了(ステップS12g)する。
すなわち、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23から出力されるフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関のいことを示している場合、動き検出補正部1は、相関の高いことが検出された小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を静画寄りに補正する。
図10に示した構成によれば、画面単位及びブロック単位での照明成分変動が検出されない場合でも、フレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の低いことを示している場合には、相関の低いことが検出された小領域内について、動き検出の補正を強めるようにしている。
このことにより、図1に示した順次走査変換装置11の効果に加えて、フラッシュ等による画面全体での照明成分変動がない映像であっても、垂直方向高周波成分等が含まれる領域をより正確に捉えて、誤判定を防止する動き検出補正の制御をすることができる。
図13は、上記画面単位照明成分変動検出部16、ブロック単位照明成分変動検出部17及びフレーム間ゼロベクトル相関検出部23からそれぞれ出力される検出信号FCD,BLCD及びFMZCVに基づいた動き検出補正部18の他の処理動作をまとめたフローチャートを示している。
すなわち、処理が開始(ステップS13a)されると、動き検出補正部18は、ステップS13bで、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23から出力されるフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが、相関の低いことを示しているか否かを判別する。
そして、フレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の低いことを示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS13cで、相関の低いことが検出された小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を強めるように制御し、処理を終了(ステップS13g)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17の検出結果に無関係に、フレーム間ゼロベクトル相関検出部23から出力されるフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の低いことを示している場合、動き検出補正部14は、相関の低いことが検出された小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を動画寄りに補正する。
また、上記ステップS13bでフレーム間ゼロベクトル相関検出信号FMZCVが相関の高いことを示していると判断された場合(NO)、動き検出補正部18は、ステップS13dで、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが、画面単位照明成分変動が検出された旨を示しているか否かを判別する。
そして、画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが、画面単位照明成分変動が検出された旨を示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS13eで、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される各ブロックの検出信号BLCDが、照明成分変動が検出された旨を示しているか否かを判別する。
そして、ブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDが、照明成分変動が検出された旨を示していると判断された場合(YES)、動き検出補正部18は、ステップS13cで、照明成分変動が検出されたブロックで構成される小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を強めるように制御し、処理を終了(ステップS13g)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17で共に照明成分変動が検出された場合、動き検出補正部14は、照明成分変動が検出されたブロックで構成される小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を動画寄りに補正する。
また、上記ステップS13dで画面単位照明成分変動検出部16から出力される検出信号FCDが画面単位照明成分変動の検出された旨を示していないと判断された場合(NO)、または、上記ステップS13eでブロック単位照明成分変動検出部17から出力される検出信号BLCDが照明成分変動の検出された旨を示していないと判断された場合(NO)、動き検出補正部18は、ステップS13fで、照明成分変動が検出されなかったブロックで構成される小領域内について、フィールド間ゼロベクトル相関検出部15から出力されるフィールド間ゼロベクトル相関検出信号FLZCVによる動き検出の補正を弱めるように制御し、処理を終了(ステップS13g)する。
すなわち、画面単位照明成分変動検出部16及びブロック単位照明成分変動検出部17の少なくとも一方により照明成分変動が検出されなかった場合、動き検出補正部14は、照明成分変動が検出されなかったブロックで構成される小領域内について、動き検出部14から供給されるフレーム間動き検出信号MD1を静画寄りに補正する。
図13における処理動作は、図12におけるステップS12b,S12cの処理と、ステップS12eの処理との順序を入れ替えたもので、このような処理動作によっても、同様な効果を得ることができる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
この発明の実施の形態を示すもので、順次走査変換装置を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置のフィールド間ゼロベクトル相関検出部の一例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置の動き検出補正部の一例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置の動き検出補正部の他の例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置の画面単位照明成分変動検出部の一例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置の動き検出補正部が行なう処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態における順次走査変換装置が効果を奏する画面の一例を説明するために示す図。 同実施の形態における順次走査変換装置の画面単位照明成分変動検出部の他の例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置の画面単位照明成分変動検出部のさらに他の例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における順次走査変換装置の変形例を説明するために示すブロック構成図。 同変形例における順次走査変換装置のフレーム間ゼロベクトル相関検出部の一例を説明するために示すブロック構成図。 同変形例における順次走査変換装置の動き検出補正部が行なう処理動作の一例を説明するために示すフローチャート。 同変形例における順次走査変換装置の動き検出補正部が行なう処理動作の他の例を説明するために示すフローチャート。
符号の説明
11…順次走査変換装置、12…フィールド遅延部、13…フィールド遅延部、14…動き検出部、15…フィールド間ゼロベクトル相関検出部、15a…第1水平垂直ローパスフィルタ、15b…第2水平垂直ローパスフィルタ、15c…フィールド間差分絶対値算出部、15d…小領域内積分部、16…画面単位照明成分変動検出部、16a…第1画面内平均輝度レベル算出部、16b…第2画面内平均輝度レベル算出部、16c…差分回路、16d…絶対値回路、16e…比較回路、16f…画面単位フレーム間輝度差分絶対値和算出部、16g…Vラッチ、16h…Vラッチ、16i…差分回路、16j…絶対値回路、16k…比較回路、16l…第1画面内輝度ヒストグラム検出部、16m…第1高輝度成分画素カウント部、16n…第2画面内輝度ヒストグラム検出部、16o…第2高輝度成分画素カウント部、16p…差分回路、16q…絶対値回路、16r…比較回路、17…ブロック単位照明成分変動検出部、18…動き検出補正部、18a…閾値以下リミット部、18b…適応閾値生成部、18c…オフセット加算部、18d…適応オフセット生成部、19…動画用補間画素生成部、20…静画用補間画素生成部、21…補間画素混合生成部、22…時系列変換部、23…フレーム間ゼロベクトル相関検出部、23a…第1水平垂直ローパスフィルタ、23b…第2水平垂直ローパスフィルタ、23c…フレーム間差分絶対値算出部、23d…小領域内積分部。

Claims (5)

  1. 画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出手段と、
    前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて静画用補間画素を生成する静画用補間画素生成手段と、
    現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて動画用補間画素を生成する動画用補間画素生成手段と、
    前記動き検出手段の検出結果が静画判定側に移行するのに伴なって静画用補間画素の比率を多くし、前記動き検出手段の検出結果が動画判定側に移行するのに伴なって動画用補間画素の比率を多くして、前記静画用補間画素と動画用補間画素とを混合する補間画素混合生成手段と、
    現フィールド信号と前フィールド信号との間、または、現フィールド信号と後フィールド信号との間で、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出するフィールド間ゼロベクトル相関検出手段と、
    現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面単位でフィールド間の照明成分変動を検出する画面単位照明成分変動検出手段と、
    現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面全体を分割してなる小領域単位でフィールド間の照明成分変動を検出するブロック単位照明成分変動検出手段と、
    前記フィールド間ゼロベクトル相関検出手段の検出結果が相関の低いことを示している場合、前記動き検出手段の検出結果を動画判定寄りに補正するもので、前記画面単位照明成分変動検出手段で画面単位照明成分変動が検出され、かつ、前記ブロック単位照明成分変動検出手段で照明成分変動が検出された小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を強めるように制御し、前記画面単位照明成分変動検出手段及び前記ブロック単位照明成分変動検出手段のいずれかで照明成分変動が検出されなかった小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を弱めるように制御する動き検出補正手段とを具備することを特徴とする順次走査変換装置。
  2. 前フィールド信号と後フィールド信号との間で、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出するフレーム間ゼロベクトル相関検出手段を具備し、
    前記動き検出補正手段は、前記画面単位照明成分変動検出手段及び前記ブロック単位照明成分変動検出手段のいずれかで照明成分変動が検出されなかった小領域についても、前記フレーム間ゼロベクトル相関検出手段の検出結果が相関の低いことを示している小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を強めるように制御し、前記画面単位照明成分変動検出手段及び前記ブロック単位照明成分変動検出手段のいずれかで照明成分変動が検出されず、かつ、前記フレーム間ゼロベクトル相関検出手段の検出結果が相関の高いことを示している小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を弱めるように制御することを特徴とする請求項1記載の順次走査変換装置。
  3. 前記動き検出補正手段は、前記フレーム間ゼロベクトル相関検出手段の検出結果が相関の低いことを示している小領域について、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出手段による動き検出の補正を強めるように制御することを特徴とする請求項記載の順次走査変換装置。
  4. 画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出工程と、
    前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて静画用補間画素を生成する静画用補間画素生成工程と、
    現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて動画用補間画素を生成する動画用補間画素生成工程と、
    前記動き検出工程での検出結果が静画判定側に移行するのに伴なって静画用補間画素の比率を多くし、前記動き検出工程での検出結果が動画判定側に移行するのに伴なって動画用補間画素の比率を多くして、前記静画用補間画素と動画用補間画素とを混合する補間画素混合生成工程と、
    現フィールド信号と前フィールド信号との間、または、現フィールド信号と後フィールド信号との間で、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出するフィールド間ゼロベクトル相関検出工程と、
    現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面単位でフィールド間の照明成分変動を検出する画面単位照明成分変動検出工程と、
    現フィールド信号、前フィールド信号及び後フィールド信号のいずれかを用いて、画面全体を分割してなる小領域単位でフィールド間の照明成分変動を検出するブロック単位照明成分変動検出工程と、
    前記フィールド間ゼロベクトル相関検出工程での検出結果が相関の低いことを示している場合、前記動き検出工程での検出結果を動画判定寄りに補正するもので、前記画面単位照明成分変動検出工程で画面単位照明成分変動が検出され、かつ、前記ブロック単位照明成分変動検出工程で照明成分変動が検出された小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出工程による動き検出の補正を強めるように制御し、前記画面単位照明成分変動検出工程及び前記ブロック単位照明成分変動検出工程のいずれかで照明成分変動が検出されなかった小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出工程による動き検出の補正を弱めるように制御する動き検出補正工程とをすることを特徴とする順次走査変換方法。
  5. 前フィールド信号と後フィールド信号との間で、それぞれの同じ画面位置にあって、画面全体を分割してなる小領域同士の相関を検出するフレーム間ゼロベクトル相関検出工程をし、
    前記動き検出補正工程は、前記画面単位照明成分変動検出工程及び前記ブロック単位照明成分変動検出工程のいずれかで照明成分変動が検出されなかった小領域についても、前記フレーム間ゼロベクトル相関検出工程での検出結果が相関の低いことを示している小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出工程による動き検出の補正を強めるように制御し、前記画面単位照明成分変動検出工程及び前記ブロック単位照明成分変動検出工程のいずれかで照明成分変動が検出されず、かつ、前記フレーム間ゼロベクトル相関検出工程での検出結果が相関の高いことを示している小領域については、前記フィールド間ゼロベクトル相関検出工程による動き検出の補正を弱めるように制御することを特徴とする請求項記載の順次走査変換方法。
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