JP2000175159A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2000175159A
JP2000175159A JP34390798A JP34390798A JP2000175159A JP 2000175159 A JP2000175159 A JP 2000175159A JP 34390798 A JP34390798 A JP 34390798A JP 34390798 A JP34390798 A JP 34390798A JP 2000175159 A JP2000175159 A JP 2000175159A
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JP
Japan
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signal
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video
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JP34390798A
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English (en)
Inventor
Takashi Otome
孝史 大留
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターレース信号を順次走査信号に変換す
る映像信号処理装置において、1フィールド以内の映像
の動き検出をすることで、順次走査変換の誤動作を防
ぐ。 【解決手段】 動き検出回路8からの動き検出出力と、
フィールドメモリ11により1フィールド遅延させた信
号から判定部12により「動画−>静止画」と判定され
たパターンにおいて全て動画と判定することで、フィー
ルド間補間をフィールド内補補間に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン信号の
映像信号処理装置に関するものであり、特にインターレ
ース信号を順次走査信号に変換する映像信号処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、開発が進められているデジタルテ
レビ等において、受像器側で送信されたNTSC等のイ
ンターレース信号を一度順次走査に変換することが行わ
れている。これは、画面上でフリッカが低減し、垂直解
像度が向上されるためである。また、あらかじめ順次走
査で送られてくるパーソナルコンピュータ等の映像信号
との共用という点でも順次走査変換技術は必須となって
きている。
【0003】このために、テレビジョン信号をインター
レース信号から順次走査信号に変換するための信号処理
回路が必要になる。このような映像信号処理装置におい
ては特公平8−32025号公報に示されているが、こ
こでは図3を用いてその従来例を説明する。
【0004】図3において、インターレース信号が入力
されたと考えて、21は映像信号を262ライン遅延さ
せるフィールドメモリ、22は映像信号を263ライン
遅延させるフィールドメモリ、23は映像信号を1ライ
ン遅延させるラインメモリ、24及び25は加算器、2
8は当該画素と525ライン(1フレーム)前の画素か
ら差分を取ることにより静止または動きのある映像と判
定した場合に動き判定結果を出力する動き検出回路、2
6は動き検出回路28の結果をもとに加算器25と加算
器24の信号を選択及び混合する混合回路、27及び2
9は入力された映像信号を入力水平同期信号の半分の時
間で出力する時間圧縮回路、30は時間圧縮回路27及
び29の出力を交互に選択することで順次走査信号に変
換するための選択器である。このような従来の映像信号
処理装置について、その動作を以下に説明する。
【0005】入力されたインターレース信号はまずフィ
ールドメモリ21とフィールドメモリ22により遅延さ
れる。次に、加算器25により当該信号とフィールドメ
モリ21とフィールドメモリ22により525ライン遅
延された信号が加算され混合回路26へ送られる、次に
フィールドメモリ21で262ライン遅延された信号は
さらにラインメモリ23により1ライン遅延され、加算
器24によりフィールドメモリ21の出力と加算され、
混合回路26に送られる。当該信号とフィールドメモリ
21とフィールドメモリ22により525ライン遅延さ
れた映像信号はさらに動き検出回路28に入力する。動
き検出回路28においては2つの映像信号の差分を取る
ことでもし映像が静止画の場合は差が0となり、映像が
動画の場合は動画に応じた検出信号を出力する。この動
き検出信号は混合回路26により動き信号のレベルに応
じてフィールド内でのライン間演算による補間か2フィ
ールド内でのフィールド間演算による補間かを切り換え
ている。次に、時間圧縮回路27と29において補間さ
れた映像信号は1/2の水平時間に圧縮され、切替器3
0により交互に出力されることで入力されたインターレ
ース信号は順次走査信号に変換される。
【0006】図4を用いてさらに説明すると図3におい
て白丸は入力された映像信号白三角は補間された信号を
あらわしており、ある第nラインにおいて補間信号n2
はn1とn3により動き検出信号が作られ、この動き検
出信号に基づいてl2、m2、n1、n3の組み合わせ
によりn2の補間信号が作られる。すなわち、l2、n
2の場合はフィールド間による補間、n1、n3の場合
はフィールド内の補間になる。これにより、入力された
インターレース信号はライン数が2倍となり順次走査信
号に変換される。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の方式では動き検出回路において2フィールド間の差
分を取るために、入力信号で1フィールドの動きが生じ
た場合に実際は動画であるのに静止画と判定する検出漏
れが発生し、映像に著しい劣化が生じる。これを図2
(a)を用いてもう少し詳しく説明する。
【0008】図2(a)において四角い枠が入力された
インターレス信号の1フィールド分の映像を表し、手前
側に時間の経過を示している。この場合、本従来例では
斜線で示した映像のみがカメラのストロボが一瞬たかれ
るような映像であった場合に前後の映像は同一のもので
あるとき、静止画と判定されてしまう。このため、静止
画の場合はフィールド間の補間、すなわちl2とm2を
元に補間信号を作成することで順次走査された映像信号
の垂直解像度を向上させるが、実際には無関係な映像信
号を補間信号として挿入するためカメラのストロボがた
かれた映像では白い横縞が見えることとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の映像信号処理装置は動き検出信号結果を1
フィールド間保持し、特定のパターンを判定すること
で、1フィールド以内の動きを検出し、映像が静止画で
あると判定するために起こる画質の劣化を防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、インターレース信号を
順次走査変換する手段と、前記インターレース信号を順
次走査変換する手段から発生する動き検出信号を1フィ
ールド保持する手段と、前記インターレース信号を順次
走査変換する手段から発生する動き検出信号と前記イン
ターレース信号を順次走査変換する手段から発生する動
き検出信号を1フィールド保持する手段から映像信号の
1フィールド以内の動きを判定する手段と、映像信号の
1フィールド以内の動きを判定する手段の結果をもとに
前記順次走査変換部手段において順次走査変換をフィー
ルドの内補間またはフィールド間補間に切り換える手段
とを具備することを特徴とし、カメラのフラッシュがた
かれるような1フィールド以内の映像の変化を検出し、
静止画への誤判定をした場合に映像の劣化を低減させる
ことを目的とする。
【0011】以下に、本発明の実施の形態について図
1、図2を用いて説明する。図1において、1は映像信
号を262ライン遅延させるフィールドメモリ、2は映
像信号を263ライン遅延させるフィールドメモリ、3
は映像信号を1ライン遅延させるラインメモリ、4及び
5は加算器、8は当該画素と525ライン(1フレー
ム)前の画素から差分を取ることにより静止または動き
のある映像と判定した場合に動き判定結果を出力する動
き検出回路、11は動き検出回路8からの出力を262
ラインまたは263ライン遅延させるフィールドメモ
リ、12は動き検出回路8からの出力とフィールドメモ
リ11の出力から特定のパターンを検出する判定部、6
は判定部12の結果をもとに加算器5と加算器4の信号
を選択及び混合する混合回路、7及び9は入力された映
像信号を入力水平同期信号の半分の時間で出力する時間
圧縮回路、10は時間圧縮回路7及び9の出力を交互に
選択することで順次走査信号に変換するための選択器で
ある。このような回路に基づいた映像信号処理装置につ
いて実施例を以下に説明する。
【0012】入力されたインターレース信号はまずフィ
ールドメモリ1とフィールドメモリ2により遅延され
る。次に、加算器5により当該信号とフィールドメモリ
1とフィールドメモリ2により525ライン遅延された
信号が加算され混合回路6へ送られる、次にフィールド
メモリ1で262ライン遅延された信号はさらにライン
メモリ3により1ライン遅延され、加算器4によりフィ
ールドメモリ1の出力と加算され、混合回路6に送られ
る。当該信号と525ライン遅延された映像信号はさら
に動き検出回路8に入力する。動き検出回路8において
は2つの映像信号の差分を取ることでもし映像が静止画
の場合は差が0となり、映像が動画の場合は動画に応じ
た動き検出信号を出力する。動き検出回路8からの動き
検出結果はフィールドメモリ11により1フィールド遅
延され判定部12に入力される。判定部12では有る特
定のパターンに従って切り替え信号を発生する。
【0013】このパターン判定を図2に示す。図2は四
角い枠がインターレース信号が送られてくる様子を図示
したものであり、手前側に時間が経過していると考え
る。この内、四角い枠は静止画であり同じ映像が送られ
てくる。また、斜線の四角い枠動画を表し、特にカメラ
のフラッシュ等がたかれるような一瞬の動画を考える。
a)は動画が1フィールドで終了する場合。b)は動画
が2フィールドで終了する場合である。
【0014】まず、a)のような入力信号の場合、動き
検出回路8で1フレーム差分よる動き検出を行うと、動
き検出結果は「静(1)−>動(2)−>静(3)−>動(4)−>
静(5)」となる。ここで、静は静止画判定、動は動画判
定とする。静(3)に注目すると、斜線の四角い枠の前後
の映像信号の差分から静止画判定を行うため、動き検出
回路8だけでは、入力する映像が実際は動画であるにも
かかわらず静止画と判定されてしまう。このため、混合
回路6では垂直解像度を向上させるために1フィールド
前の映像信号をもとに補間信号を作成するので、フラッ
シュの映像に通常の静止画像が挿入されるために、1本
おきに縞縞の映像が表示され映像の品位が著しく低下す
る。
【0015】そこで、判定部12は、フィールドメモリ
11により1フィールド遅延させた動き検出信号と、動
き補正回路8の出力信号とを用いて、「動−>静」のパ
ターンを検出し動画と判定する。これにより、a)の入
力信号は「静(1)−>動(2)−>動(3)−>動(4)−>静
(5)」と判定され、映像品位の低下を防ぐことができ
る。
【0016】なお、b)のような入力信号の場合、動き
検出回路8で1フレーム差分よる動き検出を行うと、動
き検出結果は「静(6)−>動(7)−>動(8)−>動(9)−>
動(10)−静(11)」である。この場合、動(8)及び動(9)に
注目すると、斜線の四角い枠の前後の映像信号の差分か
ら動画判定を行うため、判別部12の出力結果は、「静
(6)−>動(7)−>動(8)−>動(9)−>動(10)−動(11)」
となる。この判別結果の内、動(11)は誤判別ではある
が、自フィールド内で補間信号を作成するために垂直解
像度は向上しなくても、映像の品位が低下することはな
い。
【0017】判定部12で出力された動き検出信号は混
合回路6により動き信号のレベルに応じてフィールド内
でのライン間演算による補間か2フィールド内でのフィ
ールド間演算による補間かを切り換えている。次に、時
間圧縮回路7と9において補間された映像信号は1/2
の水平時間に圧縮され、切替器10により交互に出力さ
れることで入力されたインターレース信号は順次走査信
号に変換される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インター
レース信号を順次走査信号に変換する映像信号処理装置
において、1フィールド以内に映像が動く映像により動
き検出回路の誤判別が生じても、順次走査された映像が
劣化することなく表示出来ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項2の実施例における映像信号処
理装置のブロック図
【図2】本発明の請求項2の実施例における判定部の判
定方法を示す図
【図3】従来の映像信号処理装置の一例を示すブロック
【図4】従来の映像信号処理装置補間画素を示す図
【符号の説明】
1 フィールドメモリ 2 フィールドメモリ 3 ラインメモリ 4 加算器 5 加算器 6 混合回路 7 時間圧縮部 8 動き検出回路 9 時間圧縮部 10 選択器 11 フィールドメモリ 12 判定部 21 フィールドメモリ 22 フィールドメモリ 23 ラインメモリ 24 加算器 25 加算器 26 混合回路 27 時間圧縮部 28 動き検出回路 29 時間圧縮部 30 選択器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターレース信号を順次走査変換する
    手段と、前記インターレース信号を順次走査変換する手
    段から発生する動き検出信号を1フィールド保持する手
    段と、前記インターレース信号を順次走査変換する手段
    から発生する動き検出信号と前記インターレース信号を
    順次走査変換する手段から発生する動き検出信号を1フ
    ィールド保持する手段から映像信号の1フィールド以内
    の動きを判定する手段と、映像信号の1フィールド以内
    の動きを判定する手段の結果をもとに前記順次走査変換
    部手段において順次走査変換をフィールドの内補間また
    はフィールド間補間に切り換える手段を具備する映像信
    号処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7319491B2 (en) 2003-06-05 2008-01-15 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for processing motion information
JP2008252594A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Toshiba Corp 順次走査変換装置及び順次走査変換方法
US7502071B2 (en) 2003-04-24 2009-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Video information processing apparatus and video information processing method
US8125566B2 (en) 2007-10-31 2012-02-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Sequential scanning conversion device and method

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