JP4272816B2 - 自動立体画像のための方法および装置 - Google Patents
自動立体画像のための方法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4272816B2 JP4272816B2 JP2000556508A JP2000556508A JP4272816B2 JP 4272816 B2 JP4272816 B2 JP 4272816B2 JP 2000556508 A JP2000556508 A JP 2000556508A JP 2000556508 A JP2000556508 A JP 2000556508A JP 4272816 B2 JP4272816 B2 JP 4272816B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- segment
- eye
- image information
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B35/00—Stereoscopic photography
- G03B35/18—Stereoscopic photography by simultaneous viewing
- G03B35/24—Stereoscopic photography by simultaneous viewing using apertured or refractive resolving means on screens or between screen and eye
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/26—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
- G02B30/27—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving lenticular arrays
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/26—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
- G02B30/30—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving parallax barriers
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/26—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
- G02B30/30—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving parallax barriers
- G02B30/31—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving parallax barriers involving active parallax barriers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/302—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
- H04N13/305—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using lenticular lenses, e.g. arrangements of cylindrical lenses
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/302—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
- H04N13/31—Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using parallax barriers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/324—Colour aspects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/349—Multi-view displays for displaying three or more geometrical viewpoints without viewer tracking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/366—Image reproducers using viewer tracking
- H04N13/373—Image reproducers using viewer tracking for tracking forward-backward translational head movements, i.e. longitudinal movements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
- H04N13/30—Image reproducers
- H04N13/398—Synchronisation thereof; Control thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Description
本発明は、スクリーン上に画像を自動立体表示するための方法であって、観察の右眼のための画像情報と左眼のための画像情報とがスクリーン上にセグメントに分かれて介在(インターリーブ)し合って表示され、かつ、バリアが、左右の眼に対して、左右それぞれの眼に関する画像情報のみが眼に見えるように配置される方法に関する。
【0002】
かかる方法は、例えば、コンピュータのユーザに対して、見掛け上3次元の画像をコンピュータスクリーン上に表示するために用いられる。
【0003】
画像の自動立体表示の基本的な原理は、画像を複数の部分的な画像で表示することから成る。各画像は、同一の対象物を異なる観察方向からスクリーン上に、同時に表示する(空間分割多重化)、または、変化する像のシーケンスを高速度で時間をずらして表示する(時間分割多重化)。そして、各画像は、スクリーンを適切な観察方向から観察したときにのみ見ることができる。像が一人のユーザにより固定された観察位置からのみ観察されているならば、そのユーザの左眼および右眼のための画像情報に対応する半分の像を2つ示せば十分である。
【0004】
幾つかの知られたシステムにおいては、左眼と右眼のそれぞれのための画像情報は、適切な眼鏡、例えばシャッター眼鏡または偏光眼鏡を用いて分離される。しかし、これらのシステムは、ユーザがこれらの眼鏡をかけることにより何らかの影響をうけるという不利点を有する。一方、自動立体視のための方法または装置は、「何も装着していない眼」(“unarmed eye”)で空間的な印象を知覚することができるという利点を有する。この場合、いわゆるパララックス(視差)バリア(以下、「バリア」と略する)が、右眼のための半分像が左眼には見えず、左眼のための半分像が右眼には見えないことを保証する。バリアは、例えば、レンズラスタもしくはプリズムラスタ、またはアパーチャ(開口)ラスタにより形成されることができ、スクリーンの前に配置される。幾つかの状況下において、例えば、透過光液晶表示スクリーン、または後方投影(rear projection)スクリーンを用いる場合、開口ラスタをスクリーンの後ろに配置することもできる。
【0005】
特定のピクセルラスタを有するラスタスクリーンをスクリーンとして用いる知られた自動立体視法、例えば、慣用の陰極線受像管または液晶(LCD)スクリーンを用いる場合、および、右眼と左眼のそれぞれのための半分の画像が互いにセグメントに分かれて介在し合う自動立体視法において、セグメントは、概して、単一のスクリーンピクセルの幅を有する。したがって、もしスクリーンセルのピクセルに連続的に番号を付けると、例えば、奇数番号のピクセルは全て、左眼のための半分の像を形成し、偶数番号のピクセルは全て、右眼のための半分の像を形成する。これらの知られたシステムは、基本的に、観察位置の変化に非常に敏感に反応する。もしユーザが頭を片側にわずかでも動かせば、または、もし観察距離がわずかでも変化すれば、スクリーンピクセルと観察者の眼との適切な配置が失われ、それにより、像の3次元的な印象もまた失われる。
【0006】
DE19500699A1は、上記のタイプの方法を開示している。この方法において、観察位置はヘッドラッキング(追従)システムまたはアイトラッキングシステムを用いて連続的に監視されており、観察位置が変化した場合、バリアは自動的に調節される。例えば、プリズムラスタとして構成されたバリアの場合、この調節は、バリアが機械的に移動されることにより行われる。もしバリアがラインシャドウ(line shadow)ラスタ液晶ディスプレイにより形成されるならば、この調節は、この液晶ディスプレイに適切にトリガをかけることにより電気的に行うこともできる。しかし、この知られた方法の場合にも、明確なチャネル分離が達成されるようにバリアを構成および調節するための高い精度が必要とされる。特別に、現時点で汎用のコンピュータスクリーンの多くにおいて、特に陰極線受像管の場合に、スクリーン面は完全に平坦ではなくわずかに湾曲しているという問題がある。この湾曲は歪みをもたらし、歪みはバリアを適切に調節することによってでは制御することは困難である。さらなる問題は、ヘッドまたはアイトラッキングシステムと、ヘッドまたはアイトラッキングシステムの出力に連結されたバリア調節システムとが、所定の遅延を伴って動作するため、観察者が移動すると3次元画像再生の質をずっと維持することができないということにある。
【0007】
より早い優先日を有し、WO98/53616として後に公開された本出願人の国際特許出願において、スクリーン上で互いに介在し合うセグメントが、各々、数個のピクセルの幅を有する方法が既に提示されている。これは、チャネル分離が正確でないときでも、セグメントの端にあるピクセルのみがクロストークによる影響を受けるため、全体的には、観察者の位置の変化に対するより大きい許容度が達成されるという利点を有する。さらに、観察距離における変化を非常に迅速に補正し、しかもこの補正は、セグメントの幅が観察距離に対応して適合されるために機械的に移動可能な部品を有さずに行われる可能性が存在する。同様に、セグメント幅を適切に選択することにより、スクリーンの湾曲により生じる影響を補正することが可能である。これにより、自動立体視装置を用いて既存のコンピュータスクリーンを安価に改良する有利な可能性が生じる。
【0008】
上記のより早い出願においては、眼に見えないセグメントの幅が、眼に見えるセグメントの幅を犠牲にして拡大し、これにより一定の「安全距離」を達成し、それによりチャネルの明確な分離を達成することも既に提示されている。
【0009】
本発明の目的は、観察者の位置の変更に対する許容度をさらに増大することにある。
【0010】
この目的は、請求項1の冒頭部分に記載された方法であって、一方の目のための各セグメントにおいて、このセグメントに割り当てられた画像情報に加え、画像情報の一部のコピーが表示され、この画像情報が、このセグメントに隣接するセグメントの1つまたは両方に割り当てられることを特徴とする方法により達成される。
【0011】
したがって、この解決策においては、各セグメントに与えられる情報は、また、ライン方向において互いに隣接した数個のピクセルからなる。したがって、前記出願において提示されたシステムの利点は、本発明の目的に適用される。しかし、本発明の解決策の特徴は、所定の時間にスクリーン上に与えられた情報がある程度重複(冗長化)しているということにある。これらの方法により、観察位置がある範囲内で変化しても、バリアを調節せずに正確で完全な画像情報を観察者の各眼に提供することが可能である。
【0012】
本発明の有利な展開が従属請求項から理解される。
【0013】
また、本発明の方法に関し、観察者の頭または眼の位置は、好ましくは探知されて、バリアおよび/またはスクリーン内容が自動的に適合される。先に記載したシステムの重複性(冗長性)により、この適合において回避不能な時間の遅れが生じても、情報の一時的な損失は生じない。適合プロセスは、ある程度はバックグラウンドにおいても生じ、それは観察者には見えないため、観察者がより速く頭を動かした場合でも一定の良好な質が保証される。
【0014】
本発明の方法を実行するための装置、およびこの装置の有利な具体例は、装置の請求項の目的である。
【0015】
レンズラスタ、例えば、鉛直方向に延在するシリンドリカルレンズの形態を有するバリアを用いることは、高い光強度が得られかつバリアのための高価な駆動システムが不要であるという利点を有する。この場合、観察者の位置変更への適応は、スクリーン上に提示される画像情報の適合のみにより行われる。
【0016】
シリンドリカルレンズは、ある程度の非点収差を生じる。しかし、本発明のシステムにおいては、これは不利点ではなく利点であることが分かる。なぜなら、これらの手段により、収束調節問題として知られる問題を回避しまたは少なくとも緩和することが可能であるからである。すなわち、この問題は、人間の視覚系が、左眼および右眼のそれぞれのための半分像の異なる視差によってだけでなく、像に焦点を合わせるのに必要な眼のレンズの調節により対象物を見て、対象物の特定の点からの距離に関する情報を得るということにある。もし、視差により、対象物の点がスクリーンの面より前または後ろに存在するように見えるならば、これら2つの距離に関する情報は矛盾し、それゆえ視覚系を混乱させる。先に述べた非点収差により、不明確でない距離情報は、眼のレンズの調節からは導かれ得ないため、前記矛盾は解決または緩和される。
【0017】
シリンドリカルレンズを用いるさらなる効果は、スクリーンの可視部が、観察者にとってはライン方向に拡大されて見えるということにある。したがって、スクリーン上に示される画像は、この拡大倍率分だけ最初に圧縮されていなければならない。ラスタスクリーンの解像度に限界があるため、これは必然的に、ライン方向における解像度のある程度の損失を生じる。本発明のさらなる展開に従えば、少なくとも、カラーピクセルをライン方向にずらして配置したカラースクリーンの場合には、解像度のこの損失を補償する可能性をもたらす。
【0018】
したがって、本発明の目的は、また、画像がカラースクリーン上に、カラーピクセルをライン方向にずらした状態で表したときに解像度をライン方向において増大するための方法にある。この方法において、隣接する3つのカラートリプレットのための画像情報が、時分割多重化法によりスクリーン上に示され、かつ、3つのカラーピクセルが、結合されてカラートリプレットを形成する。これら3つのトリプレットは、それぞれ、1つのカラーピクセル分だけ互いにずれて配置される。
【0019】
慣用的に、各々の場合において、隣接する3つのカラーピクセル、すなわち、3つの基本色の各々が、カラートリプレットを、このトリプレットにより示される像点の陰影が正確に再生されることができるように示すために用いられる。
【0020】
しかし、これらの3色の同一のカラーピクセルが、カラートリプレットの時間オフセット再生のために常に用いられるわけではなく、その代わり、3色のカラーピクセルの群は常に1色ピクセル分ずれており、連続的に再生される3つのカラートリプレットの中央もまた、適切な状態で互いにずれている。それゆえ、3色のカラーピクセルに含まれる空間情報は失われない。したがって、空間情報をシリンドリカルレンズを補助として再び拡大した後も、空間情報は再度利用可能となる。
【0021】
この方法は、請求項1の明確な特徴と組合せることにおいて特に適している。しかし、この方法をこれらの特徴とは独立に用いて利益を得ることもできる。
【0022】
以下に、本発明の具体例を、図面を用いてさらに詳細に説明する。
【0023】
像の自動立体表示のための装置が図1に示されている。この装置は、コンピュータシステム10と、コンピュータシステムのグラフィックカード14により制御されるスクリーン12、例えばCRT(ブラウン管)またはLCD(液晶表示)スクリーンと、ヘッドトラッキングシステムまたはアイトラッキイングシステム16と、バリア18とを含む。バリア18は、示した具体例において、スクリーン12の前にスクリーン12から所定の距離にて配置されている。バリア18は、例えば、レンズラスタシートであり得る。あるいは、バリアは、透明なストリップと不透明なストリップとを交互に有するパターンを適切なコントロールシステムにより発生することができる液晶表示スクリーンにより形成されてもよい。バリア18が液晶表示スクリーンである場合、コンピュータシステム10は、この液晶表示スクリーンを制御するための駆動システム20をさらに含む。
【0024】
本発明の機能の原理を図2〜4を用いて説明するために、最初にバリア18が複数の鉛直なシリンドリカルレンズ22を有するレンズラスタであるものとする。レンズラスタ18は、スクリーン12の前に、スクリーン12から決められた距離を有して配置されている。スクリーン12は、図2および3において、数個のゾーンR,LおよびZに分割されたバーにより示されている。観察者の左眼および右眼の位置が、それぞれLAおよびRAの記号で示されている。
【0025】
スクリーン12上のゾーンRは、その各々が、1つのシリンドリカルレンズ22を通じて右眼RAにより拡大されて見られるゾーンである。これと同様に、左眼LAはゾーンLを拡大した状態でスクリーン上に知覚する。ゾーンZは、左眼にも右眼にも知覚することができない中間ゾーンである。
【0026】
図2および3において、レンズラスタ18の面に、さらに一連のダイアフラム24が示されている。これらのダイアフラム24の間にスロット26が形成されている。ダイアフラムとスロットは、それぞれ、マスクの垂直ストリップの透明および不透明を示しており、これは、レンズラスタ18と同一のゾーンR,LおよびZのパターンを生じる。
【0027】
図2および3において、スクリーン12の右半分のためのレンズラスタ18のビーム路が、それぞれの図に示されている。ここで、左眼から放射される視覚射線が点線で示され、右眼から放射される視覚射線は実線で示されている。図2および3において、スクリーンの右半分のために、マスク24,26の等価なビーム路が示されている。このビーム路は単に幾何学的関係をより明確に示すものである。それゆえ、シリンドリカルレンズの屈折特性は、ここでは考慮される必要がない。
【0028】
示された具体例において、スクリーン12は平坦であると見なす。このような環境において、ダイアフラム24は全て同一の幅を有し、ダイアフラム24の間に形成されたスロット26もまた互いに同一の幅を有する。もしスクリーン12が湾曲しているならば、スクリーン上のゾーンR,LおよびZのパターンは、スロットおよびダイアフラムの幅を変更し又はシリンドリカルレンズ22の形状寸法を変更することにより、スクリーンが平坦である場合と同一の形態をとり得るであろう。1次元においてのみ湾曲しているスクリーンの場合、シートにより形成されたレンズラスタ18もまた、この湾曲に対処し得る。個々のシリンドリカルレンズ22の焦点距離は、それぞれの光軸に沿って測定されたレンズラスタとスクリーンとの距離に随意に適合されるべきである。
【0029】
示された具体例において、ダイアフラム24の幅と、スロット26の幅との比率は2:1である。1つのダイアフラム24の幅と1つのスロット26の幅との合計を、ダイアフラムラスタのピッチ寸法とする。このピッチ寸法は、レンズラスタ18のピッチ寸法、すなわち1つのシリンドリカルレンズ22の幅と等しい。ピッチ寸法を1つのスロット26の幅で割ると、得られる値は、示された具体例において3である。この値をダイアフラムラスタの「選択数」とする。ダイアフラムラスタとレンズラスタとが同等であるため、レンズラスタ18の選択数はダイアフラム24の選択数に応じて決めることができる。示された具体例において、レンズラスタの選択数の値もまた3である。これらの環境下では、スクリーン上の不可視ゾーンZの合計幅は、ラインの長さの正確に1/3であり、すなわち、スクリーンラインの1/3が観察者には完全に見えない。
【0030】
図2において、観察距離A、すなわちレンズラスタ18の面と左右の眼LA,RAの面との距離は、ゾーンRとゾーンLがスクリーン上で重ならない最大可能値を有する。観察距離がさらに大きくなると、完全なチャネル分離は、もはや保証され得ない。なぜなら、重なりゾーンに横たわるスクリーンピクセルは、右眼に見えるだけでなく左眼にも見えるであろうからである。
【0031】
図3において、観察距離Aは最小可能値を有する。観察距離がさらに小さくなると、ゾーンLとゾーンRとはスクリーン上で再び重なる。レンズラスタまたは概してバリア18の選択数が大きくなると、ゾーンZの幅もまた大きくなり、それに対応して、チャネル分離に影響を与えずに観察距離Aが変化することができる範囲が大きくなる。
【0032】
もし、図3に示した状態から出発して、観察距離Aが再び拡げられると、ゾーンLとゾーンRとは再び離れ、それにより、新しい中間ゾーンがゾーンLとRの間に形成され、かつ、最初から存在している中間ゾーンZは縮小する。観察距離が最大値と最小値の中間の最適な観察距離A0であるとき、各ゾーンLおよびRの正確に半分の幅を有する(選択番号が3の場合)中間ゾーンが存在する。中間ゾーンは、各々、隣接する2つのゾーンLとRの間に存在する。この状態は図4に詳細に図示されている。
【0033】
さらに、図4には、スクリーン12上に再生される画像情報が、単一のピクセルL11〜L20およびR11〜R20により示されている。Lから始まる参照符号は、左眼のための画像情報を含むピクセルを示し、Rから始まる参照符号は、右眼のための画像情報を示す。左眼のための画像情報と右眼のための画像情報とが互いにセグメントに分かれて介在し合っていることが分かる。セグメント28,30,32および34は、それぞれ、関連するピクセルの周囲のボールド体の境界線により識別され、図中、それぞれ6つのピクセルを有する。しかし実際には、1つのセグメントのピクセルの個数は、6よりかなり多いことがある。理想的には、セグメントの位置は、レンズラスタ18の位置と、左眼および右眼AL,ARの位置とにより、Lゾーンの各々がLピクセルのセグメントの中央に位置し、Rゾーンの各々がRピクセルセグメントの中央に位置するように決定される。しかし、セグメントはLゾーンおよびRゾーンを超えて中間ゾーンZに延在し、互いに対してギャップを有さずに存在する。選択数3に対応して、各セグメントのピクセルの1/3は、当該観察者の眼には見えない。図4において用いられた観察距離においては、各セグメントの中程に位置する4つのピクセルは見えるが、セグメントの端に位置する2つのピクセルは見えない。
【0034】
眼の位置LAおよびRAにて、当該観察者の眼に見えるこれらのピクセルは、図4において、それぞれ1つのバーに示されている。例えば、左眼LAは、セグメント28のうちの4つの中間ピクセルL12〜L15と、セグメント32のうちの4つの中間ピクセルL16〜L19とを見る。シリンドリカルレンズ22の拡大作用により、4つのピクセルのこれらのピクセルのシーケンスは、それぞれ、ギャップを有さずに結合しているように見える。
【0035】
図4は、走査ラインの一部のみを示す。したがって、左眼LAは、各々の場合に、図4に示されていないさらなるセグメントの中間の4つのピクセルも見る。この様子は、図4の底部に、破線で示されたピクセルL11およびL20により記されている。
【0036】
セグメント28は、その右端のゾーンZ内に不可視のピクセルL16を含む。このピクセルは、セグメント32にある次のゾーンLの第1の可視ピクセルL16と同一の画像情報を示す。同様に、ゾーン28の左端の不可視ピクセルL11は、その前のLセグメントの最後の可視ピクセル(図4には示されていない)と同一の画像情報を含む。逆に、セグメント32は、その左端に、セグメント28の最後の可視ピクセルL15のコピーを含み、かつ、右端には、セグメント32の次のLセグメントのピクセル20のコピーを含む。スクリーン12に示された画像情報は、例えばピクセルL15およびL16が2度現れるということにおいて重複している。
【0037】
同様に、右眼のためのピクセルR15およびR16もまた、セグメント30および34に2度現れる。この重複の意味は図5において理解されることができる。図5では、観察者が観察者の頭を幾分横方向に移動すると、両眼LAおよびRAの位置が少し左に移動されることが示されている。これに対応して、スクリーン12上の可視ゾーンは右に移動されている。したがって左眼LAは、もはやセグメント32のピクセルL16を知覚できない。しかしそのかわりに、左眼LAは、今度はセグメント28の右端にある、セグメント32のL16と同一のピクセルL16を見る。同様に、右眼RAには、もはやセグメント34のピクセルR16が見えない。そのかわりに、右眼RAは、今度はセグメント30のピクセルR16を見る。同様に、もはや眼に見えないピクセルL12およびR12に代わって、その前のセグメント(図示せず)の、前記L12およびR12に対応するピクセルが見られる。観察位置は変わっても、両眼は、このようにして、図4と変わらない同一のピクセルのシーケンスを知覚する。この様子が、図5の下部にバーで図示されている。
【0038】
もちろん、ユーザが頭を右側に動かしたときにも、上記のように左側に動かしたときと同様の対応がなされる。したがって、ユーザは、視覚位置を、限られた領域内で横方向に、空間的知覚の質に影響を与えずに変更することができる。こうしてユーザは、バリアの調節、およびスクリーン上に示される画像情報が変更されなくても、幾分かの移動の自由を得る。バリアの選択数が大きくなると、得られる運動の自由も大きくなる。1つのセグメントに対するピクセルの数がより多くなりかつ選択数が変わらないときは、重複ピクセルの数は、それに対応して多くなる。
【0039】
図5に示した状態において、もし、ユーザが頭をさらに左に動かせば、左眼は、実際には右眼のためにあるR11およびR15も知覚し、空間的知覚の質に影響を与えるであろう。しかし、ユーザの横向き移動がアイトラッキングシステム16により検知されるため、ユーザの移動許容度は、スクリーン上に示される内容(コンテンツ)が変更されるという事実により、さらに拡大されることになる。
【0040】
スクリーンの新しい内容が図5のバー12’に示されている。セグメント28’,30’,32’および34’は、眼の動きに対応して1ピクセル分だけ右に移動されたことがわかる。しかし一方で、セグメントの内容は、ピクセルL12,13などが前と同じ位置にあるように変更された。セグメント28の左端の不可視ピクセルL11のみが、新しいセグメント28’にはもはや含まれていない。その代わり、新しいセグメント28’は、その右端に、前の内容ではセグメント32のみに含まれていた不可視ピクセルL17を含む。こうして、ピクセルL17はここで重複ピクセルとなった。図の説明では、各セグメントの情報内容は、セグメントの移動方向と反対の方向に「スクロール」される。その結果、中間に位置する4つのピクセルは各セグメントにおいて再び見えるようになり、不可視ピクセルに対する状況は図4における状況と同等である。それゆえ、ユーザは、頭をさらに左に動かすことができ、それでもなお、変更されない同一の空間像を知覚することになる。図5に示した順応プロセスは、ユーザがさらに頭を動かすことに応じて何度でも繰り返されることができる。スクリーンの内容は、各々の場合に、不可視の中央ゾーンZにおいてのみ変化するため、順応プロセスがユーザの実際の眼の移動よりも必然的に幾分遅れるということが画質には全く影響を与えない。
【0041】
ユーザが観察距離Aを変更すると、これは、スクリーン上の可視ゾーンの位置にも幾分かの影響をもたらす。特に、図2と図3とを比較すると、ゾーンR,LおよびZがライン方向に延長されていることが分かる。しかし、この影響は、頭の移動距離に対して、頭を横方向に移動させたときのゾーンの横方向移動と比較して、程度がかなり低いと言える。したがって、観察距離の僅かな変化は、著しい影響を画質に与えない。さらに、本発明の方法の範囲において、セグメントの幅、すなわち1つのセグメントに対するピクセルの個数を観察距離の変化に適合させる可能性が存在する。この場合にも、不可視の中間ゾーンは、上記の方法と同様に、重複ピクセルにより埋め合わされることができる。しかし、観察距離が最適でない場合には、ゾーンLまたはRの各々の側にある2つの中間ゾーンZはもはや同一の幅を有さず、それゆえ、セグメントの一端の、重複ピクセルのために用いることができる空間は縮小し、最終的にこの空間は、最大観察距離または最小観察距離にてゼロに減少するということから、ある程度の制限が生じる。
【0042】
セグメント幅を観察距離に適合させるために必要な、観察距離に関する情報は、ヘッドトラッキングシステムまたはアイトラッキングシステムにより提供されることができる。
【0043】
スクリーン12に示される内容を観察者の頭の横方向の移動に対応して変更する代わりに、レンズラスタ18を機械的に調節することも、もちろん可能である。この場合、本発明の重複スクリーン表示は特に有利である。なぜなら、レンズラスタの機械調節中には、通常、より大きい時間の遅れが生じることが期待されるからである。
【0044】
あるいは、レンズラスタ18は、フレネルレンズまたはホログラフィック光学素子により形成されることもできる。
【0045】
図6および7は、レンズラスタの代わりにダイアフラムラスタ18’を用いた、WO98/53616に記載された方法と類似の具体例を示す。ダイアフラムラスタはファインピクセルラスタを有するLCDフィルタにより形成される。このファインピクセルラスタのピクセルは透明と不透明とを遷移することができ、それゆえ、ダイアフラム24およびスロット26の可変パターンを形成することができる。この場合、シリンドリカルレンズの拡大作用がないため、関連する半分の像の半分より少ない部分がそれぞれの眼に見える。したがって、画像情報の完全な再生のためには時分割多重化が用いられなくてはならない。時分割多重サイクルは3つの位相を含み、これらの位相は、循環して交互に変わる。対応するスクリーン内容は、図6および7において12,12”および12’”と記号が付けられている。
【0046】
図6は、時分割多重サイクルの第1の位相を示す。ダイアフラム24およびスロット26は、左眼が、セグメント28のピクセルL2〜L5とセグメント32のピクセルL14〜L17とを見えるようにし、かつ、右眼が、セグメント30のピクセルR2〜R5とセグメント34のピクセルR14〜R17とを見えるようにしている。異なるセグメントから始まるこれら4つのピクセルの群は、各々、拡大されずに知覚されるため、ギャップを有するシーケンスを形成する。このシーケンスは、図6の下部に、実線で描かれたピクセルにより示されている。ピクセルのシーケンスの間に存在するギャップは、サイクルの第2位相においては図6に破線で描かれたピクセルにより埋め合わされ、第3位相においては図7に破線で描かれたピクセルにより埋め合わされる。したがって、眼の慣性により、ピクセルのシーケンスが連続する印象が生じる。
【0047】
図7は、サイクルの第2位相におけるダイアフラムラスタ18’の状態を示す。ダイアフラム24およびスロット26は、ここではピッチ寸法の1/3だけ右側にずれている。この位相において、セグメント28”,30”および32”は図7のスクリーンに示されている(スペースの都合上、セグメント34”は図示せず)。サイクルの第3位相のためのセグメント28’”および30’”は破線で示されている。ダイアフラムラスタ18’は、第3位相において再びピッチ寸法の1/3だけ移動される。
【0048】
ピクセルをセグメント内に重複して配置することは、先に記載した具体例の配置に対応している。例えば、第1位相において、ピクセルL5およびL6は、セグメント28の右端にて再生される。それらはセグメント28”における最初の2つのピクセルと同一の画像情報を含み、この画像情報は第2位相において見える。
【0049】
スクリーン12がカラースクリーンであるならば、「ピクセル」として先に記載した対象物はカラートリプレットに替えられる。これらのトリプレットは、それぞれ、基本色である赤、緑および青の3つのカラーピクセルにより形成される。典型的なCRTまたはLCTのカラースクリーンの場合、カラーピクセルは細長いコラムの形状を有する。これらのコラムは、図8の上部に示すように、シーケンスR-G-B-R-G…として周期的に一列に配置される。かかる3つのカラーピクセルは、各々トリプレットを形成し、このトリプレットは、画像情報に関するユニットとみなされる。なぜなら、カラーピクセルの明度の関係は、当該カラー画像素子の陰影を決定するからである。
【0050】
図8の上部に、3つの隣接したカラートリプレット36,38および40が、通常のカラースクリーン上に現れる状態で示されている。しかし、もし図2〜5に示した方法を用いる場合には、画像は、シリンドリカルレンズ22を用いて3倍の倍率でライン方向に拡大されることになり、画像情報は、完全な像がスクリーン上に再生されることができるように、予めこの倍率で圧縮しておかなくてはならない。スクリーンの解像度がカラートリプレットの大きさにより決定されるため、この画像変換は、基本的には情報の損失をもたらす。しかし、図8は、スクリーンの個々のカラーピクセルを巧みにコントロールすることによりこの情報の損失を回避し、または少なくとも緩和することができる方法を示す。これは、陰極線管の場合には、電子ビームの適切な変調により可能であり、LCDスクリーンの場合には、個々のLCD素子を適切にコントロールすることにより可能である。
【0051】
3つのトリプレット36,38,40に最初から含まれていた画像情報は、図8において、番号11,12および13を有する3色の画素を示す。この画画像情報は、スクリーン上に、図8の下部に示したような3つの位相から成るサイクルを有する時分割多重化法により再生される。位相1において、3つのカラーピクセルBRGが結合されてトリプレット42を成している。トリプレット42の中央は、トリプレット38の左端のカラーピクセルRの位置を示す。したがって、画像11の色情報は、トリプレット42において完全に再生される。
【0052】
位相2において、画像12の色情報は、カラーピクセルRGBを含むトリプレット44において再生され、トリプレット44の中心は、トリプレット38の中央のカラーピクセルGの位置に対応している。
【0053】
最後に、位相3において、画像13の情報は別のトリプレット46において再生される。トリプレット46は、カラーピクセルGRBにより形成され、トリプレット46の中心は、トリプレット40の右端のカラーピクセルBの位置に対応している。
【0054】
これら3つの位相を有するサイクルが速いシーケンスで繰り返されると、観察者は、画像が最初の幅の1/3の詳細部を損失せずに圧縮されているという印象をうける。画像がシリンドリカルレンズ22を通して見られるときには、画像は再びもとの寸法に拡大される。
【0055】
この方法では、シリンドリカルレンズの拡大作用によりカラーピクセルのラスタが一層粗く見えるようになることを防止できないことは明らかである。しかし、元の3つの像点11,12,13の2つを単純に抑制することと比較して、または、これらの像点の情報内容を計算もしくは加算平均することと比較して、像の詳細がより豊富に得られる。
【0056】
以下に、実際に用いられる装置の異なる具体例の本質的なデータを示す。各々の例において、レンズラスタがバリアとして用いられる。レンズラスタの分割(個々のシリンドリカルレンズの幅)が、この場合は可変でないため、観察距離の上限および下限は、それぞれ、ユーザの両眼間の距離に依存する。具体例において、両眼間の距離は65mmとする。
【0057】
15”LCDスクリーン
スクリーンは、TFT(薄膜トランジスタ)構造のLCDスクリーンであり、対角線が38cm、最大解像度が1024×768ピクセルの可視スクリーンを有する。そして、単一のカラートリプレットは0.25mmの幅を有する。以下のデータが適用される
選択数:3.0
レンズラスタのピッチ:15.0mm
スクリーンとレンズラスタとの距離:60mm
最大観察距離:720mm
最小観察距離:330mm
シリンドリカルレンズの拡大作用により、カラートリプレットの明確な幅は0.75mmである。これは、慣用的なテレビ受像管の解像度に対応する。しかし、主観的に知覚される解像度は、このテレビ受像管の解像度よりも、特に、図8に示された方法を用いるとかなり高くなる。
【0058】
21”CRTスクリーン
スクリーン装置として、対角線が53cmのスクリーンを有する陰極線カラー画像管が用いられる。解像度は1410×1054ピクセルであり、これは、0.28mmの個々のカラートリプレットの幅に対応する。
選択数:2.2
レンズラスタのピッチ:11.0mm
スクリーンとレンズラスタとの距離:60mm
最大観察距離:720mm
最小観察距離:590mm
カラートリプレットの明確な幅:0.62mm
倍率1/2.2により画像を水平方向に圧縮することにより、有効解像度は640×1054ピクセルとなる。
【0059】
40”後方投影スクリーン
対角線が101.6cm、解像度が1218×1024ピクセルの可視スクリーンを有する後方投影スクリーンをスクリーンとして用いる。
選択数:3.0
レーザラスタのピッチ:15.0mm
スクリーンとレンズラスタとの距離:100mm
最大観察距離:1,200mm
最小観察距離:550mm
ピクセルの幅は0.67mmであり、倍率3により拡大された後、約2mmとなる。しかし、後方投影の原理により、ピクセルラスタは、観察者に知覚されることができない。
【0060】
各々の場合において、知られたヘッドトラッキングシステムもしくはアイトラッキングシステム、または随意に改良された凝視トラッキングシステムが、上記の認識のために用いられることができる。凝視トラッキングシステムにおいては、観察者によりその時に固定されるスクリーン上の点もまた検知される。
【0061】
最も簡単な場合において、スクリーン上に表示される対象物の3次元画像は、測定される観察位置に依存しない。しかし、画像内容を、測定される観察位置の関数として動的に変更することも可能であり、したがって、実際の対象物を異なる位置から見ることによる、遠近法における変化のシミュレートすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の装置のブロック図である。
【図2】 図2は、本発明の装置の光学特性を説明するための図である。
【図3】 図3は、図2は、本発明の装置の光学特性を説明する図である。
【図4】 図4は、本発明の方法の第1具体例を説明する図である。
【図5】 図5は、本発明の方法の第1具体例を説明する図である。
【図6】 図6は、本発明の方法の第2具体例を説明する図である。
【図7】 図7は、本発明の方法の第2具体例を説明する図である。
【図8】 図8は、空間分解能を増大させるための方法を説明する図である。
Claims (8)
- 画像をスクリーン(12)上に立体表示するための方法であって、観察者の右眼(RA)および左眼(LA)のための画像情報がスクリーン上にセグメントとして介在し合って示され、かつ、バリア(18;18’)がそれぞれ、左右の眼に対し、左右の眼のそれぞれに関連する画像情報のみが眼に見えるように配置されており、
各眼の各セグメント(28)において、セグメントに割当てられた画像情報(L12〜L15;L2〜L5)に加えて、画像情報の一部(L11,L16;L1,L6)のコピーが与えられ、該コピーが、前記セグメントに隣接するセグメント(32:28”)の1つまたは両方に割り当てられる方法。 - 観察者の頭または眼の位置が連続的に求められ、かつ、スクリーン(12)に対するバリア(18;18’)の位置および/またはスクリーン上に示される画像情報の位置が、既に求められた観察位置の関数として変更される請求項1に記載の方法。
- 観察者の頭の横方向の移動が分かったときに、バリア(18;18’)が、静止状態に維持され、かつ、セグメント(28,30,32,34)間の境界がスクリーン(12)上で移動され、スクリーン上の画像情報が、セグメント境界周辺の、両眼に不可視のゾーン(Z)においてのみ変更される請求項2に記載の方法。
- レンズラスタ(18)がバリアとして用いられ、レンズラスタの個々のレンズ(22)が、スクリーン上に表示される像を、少なくともライン方向において特定の倍率で拡大し、かつ、左眼および右眼のためのそれぞれ介在し合う画像情報がスクリーン上に、この特定の倍数によりライン方向に圧縮された形態で示される請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 画像がカラースクリーン上に、カラーピクセル(R,G,B)がライン方向にずれて配置された状態で配置され、
色つきの像点を形成する隣接する3つのカラートリプレット(42,44,46)のための画像情報が、時分割多重化法によりスクリーン上に示され、前記3つのカラーピクセルが結合されてカラートリプレットを示し、前記3つのカラーピクセルは、それぞれ、1つのカラーピクセル分だけ互いにずれて配置される請求項4に記載の方法。 - 画像の自動立体表示のための装置であって、コンピュータ(10)により制御されかつ、観察者の右眼(RA)および左眼(LA)のための、コンピュータ(10)により制御される画像情報をセグメントとして介在し合って示すスクリーン(12)と、
レンズラスタ(18)の形態を有するバリアであって、スクリーン(12)の前に、各眼に対してそれぞれ、各眼に関連する画像情報のみが見えるように配置され、レンズラスタ(18)の個々のレンズ(22)が、左眼に見える1つのセグメント(28,32)と右眼に見える1つのセグメント(30,34)を正確に画成するバリアとを有し、
ライン方向のセグメント(28,32,30,34)の幅が、それぞれ、数個のスクリーンピクセル(L12〜L15,L16〜L19,R12〜R15,R16〜R19)に対応し、
各眼の各セグメント(28)において、セグメントに割当てられたスクリーンピクセル(L12〜L15)に加えて、スクリーンピクセルの一部(L11,L16)のコピーが与えられ、該コピーが、前記セグメントに隣接するセグメント(32)の1つまたは両方に割り当てられる
請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法を実行するための装置。 - レンズラスタ(18)とスクリーン(12)の距離と、レンズ(22)の画像形成特性とは、相互に介在し合うセグメント(28,30,32,34)がそれぞれスクリーン上で、両眼に不可視の中間ゾーン(Z)により互いに分離されるように特定の観察距離(A0)に調節されている請求項6に記載の装置。
- コンピュータ(10)に連結されたヘッドトラッキングシステムまたはアイトラッキングシステム(16)が、観察者により与えられる観察位置を求め、かつ示された画像情報を前記観察位置に適合させる請求項7に記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19827590A DE19827590C2 (de) | 1998-06-20 | 1998-06-20 | Verfahren und Vorrichtung zur Autostereoskopie |
DE19827590.0 | 1998-06-20 | ||
PCT/EP1998/007095 WO1999067956A1 (de) | 1998-06-20 | 1998-11-06 | Verfahren und vorrichtung zur autostereoskopie |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002519897A JP2002519897A (ja) | 2002-07-02 |
JP4272816B2 true JP4272816B2 (ja) | 2009-06-03 |
Family
ID=7871546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000556508A Expired - Lifetime JP4272816B2 (ja) | 1998-06-20 | 1998-11-06 | 自動立体画像のための方法および装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6302541B1 (ja) |
EP (1) | EP1090510B1 (ja) |
JP (1) | JP4272816B2 (ja) |
CN (1) | CN1299564A (ja) |
AT (1) | ATE234537T1 (ja) |
CA (1) | CA2333615A1 (ja) |
DE (2) | DE19827590C2 (ja) |
ES (1) | ES2194375T3 (ja) |
WO (1) | WO1999067956A1 (ja) |
Families Citing this family (88)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4119484B2 (ja) * | 1996-12-18 | 2008-07-16 | ゼーレアール テヒノロギース ゲーエムベーハー | 情報の3次元表示方法及び装置 |
DE10142958A1 (de) * | 2001-09-03 | 2002-10-02 | Siemens Ag | Anzeigeeinheit mit einem zwei unabhängige Bilder streifenweise verschachtelt darstellenden Display |
DE10145133C1 (de) * | 2001-09-06 | 2003-04-30 | 4D Vision Gmbh | Verfahren zur räumlichen Darstellung |
DE10148212A1 (de) * | 2001-09-28 | 2003-04-03 | Siemens Ag | Anzeigeeinheit |
US7365908B2 (en) * | 2001-11-08 | 2008-04-29 | Eugene Dolgoff | Tiling of panels for multiple-image displays |
JP2003299121A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-17 | Canon Inc | 立体画像表示装置および立体画像表示システム |
DE10239672B4 (de) | 2002-08-26 | 2005-08-11 | Universität des Saarlandes | Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung einer zweidimensionalen Abbildung einer dreidimensionalen Struktur |
US7839430B2 (en) | 2003-03-12 | 2010-11-23 | Siegbert Hentschke | Autostereoscopic reproduction system for 3-D displays |
DE10325146A1 (de) | 2003-05-30 | 2004-12-16 | X3D Technologies Gmbh | Verfahren und Anordnung zur räumlichen Darstellung |
TWI275872B (en) * | 2003-11-07 | 2007-03-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Liquid crystal display |
DE102004007835A1 (de) | 2004-02-17 | 2005-09-15 | Universität des Saarlandes | Vorrichtung zur Darstellung von dynamischen komplexen Szenen |
WO2005079376A2 (en) | 2004-02-19 | 2005-09-01 | New York University | Method and apparatus for an autostereoscopic display having a lenticular lenslet array |
GB0410551D0 (en) * | 2004-05-12 | 2004-06-16 | Ller Christian M | 3d autostereoscopic display |
US20060092521A1 (en) * | 2004-10-28 | 2006-05-04 | Siemens Vdo Automotive Corporation | Three dimensional dial for vehicle |
WO2006104878A2 (en) * | 2005-03-26 | 2006-10-05 | Real D | Tiled view-maps for autostereoscopic interdigitation |
WO2006133224A2 (en) * | 2005-06-07 | 2006-12-14 | Real D | Controlling the angular extent of autostereoscopic viewing zones |
US7591558B2 (en) * | 2006-05-31 | 2009-09-22 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Display based on eye information |
KR101243790B1 (ko) | 2006-06-26 | 2013-03-18 | 엘지디스플레이 주식회사 | 입체 영상표시장치 |
DE102006031799B3 (de) | 2006-07-06 | 2008-01-31 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zur autostereoskopischen Darstellung von Bildinformationen mit einer Anpassung an Änderungen der Kopfposition des Betrachters |
WO2008029891A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif d'affichage d'image, dispositif électronique et élément de barrière parallaxe |
DE102007006038B3 (de) * | 2007-02-07 | 2008-08-28 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Autostereoskopisches Bildwiedergabegerät zur Erzeugung eines schwebenden reellen Stereobildes |
DE102007043574A1 (de) | 2007-09-13 | 2009-04-09 | Hentschke, Siegbert, Prof. Dr.-Ing. | Auto-Stereoskope Multi User 3D Fenster Technik für Flachbildschirme (ASMUW 3D) |
JP2009077234A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Toshiba Corp | 三次元画像処理装置、方法及びプログラム |
DE102008025103A1 (de) * | 2008-05-26 | 2009-12-10 | Technische Universität Berlin | Verfahren zum Herstellen einer autostereoskopischen Darstellung und Anordnung für eine autostereoskopische Darstellung |
WO2010019923A1 (en) * | 2008-08-14 | 2010-02-18 | Real D | Autostereoscopic display system with efficient pixel layout |
US9389419B2 (en) * | 2008-08-14 | 2016-07-12 | Honeywell International Inc. | Near-to-eye display artifact reduction system and method |
CN102246528B (zh) * | 2008-10-14 | 2016-01-20 | 瑞尔D股份有限公司 | 具有偏置滤色器阵列的透镜式显示*** |
JP2010164668A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
US9361727B2 (en) * | 2009-03-06 | 2016-06-07 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Methods, systems, and computer readable media for generating autostereo three-dimensional views of a scene for a plurality of viewpoints using a pseudo-random hole barrier |
KR20120018370A (ko) * | 2009-05-28 | 2012-03-02 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 무안경 입체식 디스플레이 디바이스 |
TW201126204A (en) * | 2010-01-25 | 2011-08-01 | J Touch Corp | Three-dimensional video imaging device |
CN102147533A (zh) * | 2010-02-10 | 2011-08-10 | 介面光电股份有限公司 | 立体影像成像装置 |
DE102010021550B4 (de) * | 2010-05-21 | 2018-04-19 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Bildwiedergabegerät und Verfahren zur Bildwiedergabe |
KR101697181B1 (ko) | 2010-09-07 | 2017-01-17 | 삼성전자주식회사 | 사용자의 시선 추적을 이용한 영상 처리 장치 및 방법 |
JP5321575B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2013-10-23 | 株式会社Jvcケンウッド | 裸眼立体ディスプレイ装置 |
JP2012141400A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Sony Corp | 立体表示装置の駆動方法および立体表示装置 |
DE102011000947A1 (de) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | Realeyes Gmbh | Flache 3D-Displayeinheit |
US20130176303A1 (en) * | 2011-03-23 | 2013-07-11 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Rearranging pixels of a three-dimensional display to reduce pseudo-stereoscopic effect |
JP5710330B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2015-04-30 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
JP5643160B2 (ja) * | 2011-07-01 | 2014-12-17 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
KR101853064B1 (ko) * | 2011-07-14 | 2018-04-30 | 에스케이플래닛 주식회사 | 3차원 영상 표시 장치 및 그 방법 |
JP5715539B2 (ja) * | 2011-10-06 | 2015-05-07 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置および電子機器 |
DE102011122636B3 (de) * | 2011-12-24 | 2013-03-07 | Max Mayer | Raum-Zeit-Multiplex-Stereo-Bildanzeige-Verfahren |
EP2615838B1 (en) | 2012-01-12 | 2019-08-21 | SeeFront GmbH | Calibration of an autostereoscopic display system |
JP5924046B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-05-25 | ソニー株式会社 | 表示装置および方法、情報処理装置および方法、並びにプログラム |
EP4123348B1 (en) | 2012-05-18 | 2024-04-10 | RealD Spark, LLC | Controlling light sources of a directional backlight |
US9188731B2 (en) | 2012-05-18 | 2015-11-17 | Reald Inc. | Directional backlight |
EP2850488A4 (en) | 2012-05-18 | 2016-03-02 | Reald Inc | DIRECTIONAL BACK LIGHTING |
US9678267B2 (en) | 2012-05-18 | 2017-06-13 | Reald Spark, Llc | Wide angle imaging directional backlights |
US9235057B2 (en) | 2012-05-18 | 2016-01-12 | Reald Inc. | Polarization recovery in a directional display device |
US9265458B2 (en) | 2012-12-04 | 2016-02-23 | Sync-Think, Inc. | Application of smooth pursuit cognitive testing paradigms to clinical drug development |
CN105324605B (zh) | 2013-02-22 | 2020-04-28 | 瑞尔D斯帕克有限责任公司 | 定向背光源 |
US9380976B2 (en) | 2013-03-11 | 2016-07-05 | Sync-Think, Inc. | Optical neuroinformatics |
EP3011734A4 (en) | 2013-06-17 | 2017-02-22 | RealD Inc. | Controlling light sources of a directional backlight |
US9739928B2 (en) | 2013-10-14 | 2017-08-22 | Reald Spark, Llc | Light input for directional backlight |
WO2015057625A1 (en) | 2013-10-14 | 2015-04-23 | Reald Inc. | Control of directional display |
CN103945203A (zh) | 2013-12-19 | 2014-07-23 | 上海天马微电子有限公司 | 一种立体图像显示装置 |
JP6411025B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2018-10-24 | 国立大学法人 筑波大学 | 時分割型パララックスバリア式裸眼立体映像表示装置 |
US20150222882A1 (en) * | 2014-02-05 | 2015-08-06 | EOS Vision, Inc. | Detachable, adjustable screen modifier for full-depth viewing |
JP6962521B2 (ja) | 2014-06-26 | 2021-11-05 | リアルディー スパーク エルエルシー | 指向性プライバシーディスプレイ |
WO2016057690A1 (en) | 2014-10-08 | 2016-04-14 | Reald Inc. | Directional backlight |
WO2016105541A1 (en) | 2014-12-24 | 2016-06-30 | Reald Inc. | Adjustment of perceived roundness in stereoscopic image of a head |
RU2596062C1 (ru) | 2015-03-20 | 2016-08-27 | Автономная Некоммерческая Образовательная Организация Высшего Профессионального Образования "Сколковский Институт Науки И Технологий" | Способ коррекции изображения глаз с использованием машинного обучения и способ машинного обучения |
US10459152B2 (en) | 2015-04-13 | 2019-10-29 | Reald Spark, Llc | Wide angle imaging directional backlights |
EP3304188B1 (en) | 2015-05-27 | 2020-10-07 | RealD Spark, LLC | Wide angle imaging directional backlights |
US9952426B2 (en) | 2015-05-28 | 2018-04-24 | Seefront Gmbh | Autostereoscopic system |
US9712810B2 (en) | 2015-06-03 | 2017-07-18 | Disney Enterprises, Inc. | Tracked automultiscopic 3D tabletop display |
EP3148186A1 (en) | 2015-09-24 | 2017-03-29 | Airbus Operations GmbH | Virtual windows for airborne vehicles |
EP3148188A1 (en) * | 2015-09-24 | 2017-03-29 | Airbus Operations GmbH | Virtual windows for airborne verhicles |
WO2017074951A1 (en) | 2015-10-26 | 2017-05-04 | Reald Inc. | Intelligent privacy system, apparatus, and method thereof |
US10459321B2 (en) | 2015-11-10 | 2019-10-29 | Reald Inc. | Distortion matching polarization conversion systems and methods thereof |
CN108463667B (zh) | 2015-11-13 | 2020-12-01 | 瑞尔D斯帕克有限责任公司 | 广角成像定向背光源 |
WO2017083583A1 (en) | 2015-11-13 | 2017-05-18 | Reald Spark, Llc | Surface features for imaging directional backlights |
WO2017120247A1 (en) | 2016-01-05 | 2017-07-13 | Reald Spark, Llc | Gaze correction of multi-view images |
CN108702500A (zh) * | 2016-02-26 | 2018-10-23 | 索尼公司 | 显示装置、驱动显示装置的方法以及电子设备 |
EP3458897A4 (en) | 2016-05-19 | 2019-11-06 | RealD Spark, LLC | DIRECTIONALLY WIDE IMAGING IMAGING BACKLIGHTS |
WO2017205183A1 (en) | 2016-05-23 | 2017-11-30 | Reald Spark, Llc | Wide angle imaging directional backlights |
FR3054899B1 (fr) * | 2016-08-03 | 2018-08-17 | Valeo Comfort And Driving Assistance | Dispositif de generation d'images pour ecran et afficheur tete-haute |
WO2018129059A1 (en) | 2017-01-04 | 2018-07-12 | Reald Spark, Llc | Optical stack for imaging directional backlights |
WO2018187154A1 (en) | 2017-04-03 | 2018-10-11 | Reald Spark, Llc | Segmented imaging directional backlights |
CN111183405A (zh) | 2017-08-08 | 2020-05-19 | 瑞尔D斯帕克有限责任公司 | 调整头部区域的数字表示 |
DE102017120648B4 (de) | 2017-09-07 | 2023-08-10 | OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung | 3D-Anzeigeelement, 3D-Anzeigesystem, Verfahren zum Betreiben eines 3D-Anzeigeelements und Verfahren zum Betreiben eines 3D-Anzeigesystems |
FR3071625B1 (fr) * | 2017-09-26 | 2019-09-27 | Alioscopy | Systeme et procede d'affichage d'une image autostereoscopique a 2 points de vue sur un ecran d'affichage autostereoscopique a n points de vue et procede de controle d'affichage sur un tel ecran d'affichage |
KR101825063B1 (ko) * | 2017-10-30 | 2018-02-02 | 주식회사 셀빅 | 평판 패널에서의 입체 영상 입력을 위한 하드웨어 시스템 |
EP3707554B1 (en) | 2017-11-06 | 2023-09-13 | RealD Spark, LLC | Privacy display apparatus |
CN111919162B (zh) | 2018-01-25 | 2024-05-24 | 瑞尔D斯帕克有限责任公司 | 用于隐私显示器的触摸屏 |
CN116194812A (zh) | 2020-09-16 | 2023-05-30 | 瑞尔D斯帕克有限责任公司 | 车辆外部照明装置 |
WO2024030274A1 (en) | 2022-08-02 | 2024-02-08 | Reald Spark, Llc | Pupil tracking near-eye display |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4740073A (en) * | 1982-12-27 | 1988-04-26 | Meacham G B Kirby | System for projecting three-dimensional images |
US4987487A (en) * | 1988-08-12 | 1991-01-22 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method of stereoscopic images display which compensates electronically for viewer head movement |
GB9016902D0 (en) * | 1990-08-01 | 1990-09-12 | Delta System Design Ltd | Deep vision |
DE4114023A1 (de) * | 1991-04-29 | 1992-11-05 | Siegbert Prof Dr Ing Hentschke | Bildschirm |
DE4123895C2 (de) * | 1991-07-18 | 1994-07-14 | Dieter Dipl Phys Dr Just | Verfahren zur autostereoskopischen Bild-, Film- und Fernsehwiedergabe |
JPH05122733A (ja) | 1991-10-28 | 1993-05-18 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 3次元画像表示装置 |
US5359454A (en) * | 1992-08-18 | 1994-10-25 | Applied Physics Research, L.P. | Apparatus for providing autostereoscopic and dynamic images |
US6084978A (en) * | 1993-12-16 | 2000-07-04 | Eastman Kodak Company | Hierarchical storage and display of digital images used in constructing three-dimensional image hard copy |
DE19500699A1 (de) * | 1995-01-12 | 1996-07-18 | Siegbert Prof Dr Ing Hentschke | Personen-adaptiver stereoskoper Video-Schirm (PASS) |
JP3459721B2 (ja) * | 1995-05-22 | 2003-10-27 | キヤノン株式会社 | 立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置 |
DE19640936C2 (de) * | 1996-10-04 | 1999-06-10 | Siegbert Prof Dr Ing Hentschke | Positionsadaptiver Autostereoskoper Monitor (PAM) |
WO1998053616A1 (de) * | 1997-05-16 | 1998-11-26 | Christoph Grossmann | Autostereoskopische displayvorrichtung |
-
1998
- 1998-06-20 DE DE19827590A patent/DE19827590C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-06 ES ES98959857T patent/ES2194375T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-06 JP JP2000556508A patent/JP4272816B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-06 EP EP98959857A patent/EP1090510B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-06 US US09/719,505 patent/US6302541B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-06 AT AT98959857T patent/ATE234537T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-11-06 DE DE59807506T patent/DE59807506D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-06 CA CA002333615A patent/CA2333615A1/en not_active Abandoned
- 1998-11-06 WO PCT/EP1998/007095 patent/WO1999067956A1/de active IP Right Grant
- 1998-11-06 CN CN98814121A patent/CN1299564A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE234537T1 (de) | 2003-03-15 |
DE19827590A1 (de) | 1999-12-23 |
DE59807506D1 (de) | 2003-04-17 |
CA2333615A1 (en) | 1999-12-29 |
CN1299564A (zh) | 2001-06-13 |
EP1090510B1 (de) | 2003-03-12 |
WO1999067956A1 (de) | 1999-12-29 |
JP2002519897A (ja) | 2002-07-02 |
ES2194375T3 (es) | 2003-11-16 |
EP1090510A1 (de) | 2001-04-11 |
US6302541B1 (en) | 2001-10-16 |
DE19827590C2 (de) | 2001-05-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4272816B2 (ja) | 自動立体画像のための方法および装置 | |
US5959664A (en) | Observer tracking autostereoscopic display and method of tracking an observer | |
US5808792A (en) | Autostereoscopic display and method of controlling an autostereoscopic display | |
KR102549398B1 (ko) | 시간 다중화를 이용한 시각적 디스플레이 | |
US5991073A (en) | Autostereoscopic display including a viewing window that may receive black view data | |
CA2275397C (en) | Method and device for the three-dimensional representation of information | |
JP3229824B2 (ja) | 立体映像表示装置 | |
JP3940456B2 (ja) | 自動立体ディスプレー装置 | |
TWI312634B (en) | Stereoscopic image display | |
KR20050002587A (ko) | 다중 뷰 디스플레이 | |
JP5621501B2 (ja) | 立体表示装置および立体表示方法 | |
GB2317291A (en) | Observer tracking directional display | |
JP2010164852A (ja) | 立体画像表示装置、立体画像表示方法 | |
JP2000047139A (ja) | 立体画像表示装置 | |
JPH10221644A (ja) | 立体画像表示装置 | |
JP2011028296A (ja) | 自動立体ディスプレー装置 | |
KR20160062312A (ko) | 입체 영상 표시 장치 | |
JP3072866B2 (ja) | 3次元立体画像表示装置 | |
JPH08334730A (ja) | 立体像再生装置 | |
JP2953433B2 (ja) | 立体表示装置 | |
JPH10232367A (ja) | 立体画像表示方法及びそれを用いた立体画像表示装置 | |
US20150229914A1 (en) | Autostereoscopic system | |
JPH11326828A (ja) | 立体画像表示装置 | |
JP2004294862A (ja) | 立体映像表示装置 | |
JP2016503184A (ja) | 自動立体視システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051031 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060914 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081225 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20081225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |