JP4269475B2 - 携帯電話および楽音発生制御方法 - Google Patents

携帯電話および楽音発生制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話および楽音発生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話を始めとする携帯型の無線通信端末が急速に普及している。無線通信端末は、各地域毎に設置された公衆基地局を介して、音声データ、文字データ等を送受信することにより、所望の相手方との通話やメール交換が可能である。
【0003】
この様な無線通信端末には、電話に出なくても発信者が識別できる様に、発信者の電話番号や登録氏名、所属組織名等を所定の表示領域に表示させる発信者通知機能を有するものがある。この機能を利用すれば、特定の発信者からの電話のみ受信する等して、所望する通話相手を選択できる。これにより、特に使用者が多忙な時等には、間違い電話や悪戯電話を極力避けて時間の浪費を防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の無線通信端末で発信者を識別する手段として、電話番号や氏名を表示させるのは、発信者を特定する手段として必ずしも効果的ではない場合があった。例えば、他の携帯電話から着信がある度に、態々携帯電話の表示情報が見える位置まで移動しなければならず、特に携帯電話が受信者の近くに無い場合や手が離せない場合には不便だった。また、視覚障害者の様に表示情報で発信元を認識できない使用者は、電話に出ない限り発信者を特定できないという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、電話の発信者が入力した演奏データを外部の電話に送信することも、逆に、外部の電話から演奏データを受信することも可能であり、かつ、その後、外部から電話を着信時に、発信元の電話番号を表示しなくても発信元を聴覚で特定できる携帯電話および楽音発生制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の様な特徴を備えている。なお、以下に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する構成を例示する。また、符号等は、後述する図面参照符号に対応する。
【0007】
請求項1記載の発明に係る携帯電話は、
電話の着信時に放音される楽音を構成する演奏データを入力する入力手段(例えば、図2の鍵盤キー12e〜12p、図3の演奏操作部122;図4のステップT1)と、
この入力手段により入力された演奏データを記憶する記憶手段(例えば、図3の演奏データメモリ16a;図5のステップT111)と、
この記憶手段に記憶された演奏データと発信元の電話番号とを発信先の電話へ送信する送信手段(例えば、図2のアンテナ14a、図3の通信部14;図4のステップT2)と、
外部の電話から送信され演奏データを受信する受信手段(例えば、図2のアンテナ14a、図3の通信部14;図8のステップR1)と、
この受信手段により受信された演奏データと前記発信元の電話番号とを対応付けて複数組登録する登録手段(例えば、図3の電話番号メモリ16b;図8のステップR3)と、
電話の着信時に、前記登録手段に登録された複数の電話番号の中から、着信した電話の発信元の電話番号を抽出し、この抽出された発信元の電話番号に対応する演奏データを前記登録手段から読み出し、この読み出した演奏データに従って、前記楽音を再生させる再生制御手段(例えば、図3の制御部11、音声入出力部18;図10のステップR13)と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、入力手段は、電話の着信時に放音される楽音を構成する演奏データを入力し、記憶手段は、前記入力手段により入力された演奏データを記憶し、送信手段は、前記記憶手段に記憶された演奏データと発信元の電話番号とを発信先の電話へ送信し、受信手段は、外部の電話から送信され演奏データを受信し、登録手段は、前記受信手段により受信された演奏データと前記発信元の電話番号とを対応付けて複数組登録し、再生制御手段は、電話の着信時に、前記登録手段に登録された複数の電話番号の中から、着信した電話の発信元の電話番号を抽出し、この抽出された発信元の電話番号に対応する演奏データを前記登録手段から読み出し、この読み出した演奏データに従って、前記楽音を再生させる。
【0009】
従って、請求項1記載の発明に係る携帯電話は、自らが入力した演奏データを外部の電話に送信することも、逆に、外部の電話から演奏データを受信することも可能となる。このために、所望の相手は、電話着信時に放音される楽音として登録することが可能となり、また、電話の着信時に通話相手に所望の曲を聞かせることができる。
そればかりでなく、外部の電話からの電話着信時に、その着信に係る発信元の電話番号に対応する演奏データに従った楽音を再生させることが可能となる。このため、受信者は電話番号や氏名等の表示情報を見なくても、楽音から電話の発信者が誰であるかを容易且つ迅速に認識でき、発信元を聴覚で特定することができる。
【0010】
請求項2記載の発明に係る携帯電話は、
演奏データを入力するための入力手段(図2、図3の演奏操作部122)と、
この入力手段により入力された演奏データを外部の電話に送信する送信手段(図3の通信部14、制御部11;図4のT2)と、
外部の電話から送られてきた演奏データと電話番号データとを受信する受信手段(図2の通信部14、制御部11;図8のR1、R2)と、
この受信手段により受信された演奏データと電話番号データとを対応付けて複数組記憶する記憶手段(図2の記憶部16、16a、16b;図3の制御部11、図8のR3)と、
電話の着信があったことを検出する着信検出手段(図2の制御部11;図10のR11)と、
この着信検出手段により電話の着信があったことが検出された場合において、当該検出された着信の着信信号に含まれている発信元の電話番号データが前記記憶手段に記憶されているのか否かを判断し、発信元の電話番号データが記憶されていると判断された際は、当該発信元の電話番号データに対応付けられている演奏データを前記記憶手段から読み出し、この読み出した演奏データに従って楽音を発生させる楽音発生制御手段(図2の制御部11;図10のR13)と、
を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明に係る携帯電話によれば、自らが入力した演奏データを外部の電話に送信することも、逆に、外部の電話から演奏データを受信することも可能となる。このために、所望の相手は、電話着信時に放音される楽音として登録することが可能となり、また、電話の着信時に通話相手に所望の曲を聞かせることができる。
そればかりでなく、外部の電話からの電話着信時に、その着信に係る発信元の電話番号に対応する演奏データに従った楽音を再生させることが可能となる。このため、受信者は電話番号や氏名等の表示情報を見なくても、楽音から電話の発信者が誰であるかを容易且つ迅速に認識でき、発信元を聴覚で特定することができる。
【0012】
請求項3記載の発明に係る楽音発生制御方法は、請求項1記載の発明に係る携帯電話の場合と同様に、自らが入力した演奏データを外部の電話に送信することも、逆に、外部の電話から演奏データを受信することも可能となる。このために、所望の相手は、電話着信時に放音される楽音として登録することが可能となり、また、電話の着信時に通話相手に所望の曲を聞かせることができる。
そればかりでなく、外部の電話からの電話着信時に、その着信に係る発信元の電話番号に対応する演奏データに従った楽音を再生させることが可能となる。このため、受信者は電話番号や氏名等の表示情報を見なくても、楽音から電話の発信者が誰であるかを容易且つ迅速に認識でき、発信元を聴覚で特定することができる。
【0013】
請求項4記載の発明に係る楽音発生制御方法は、請求項2記載の発明に係る携帯電話の場合と同様に、自らが入力した演奏データを外部の電話に送信することも、逆に、外部の電話から演奏データを受信することも可能となる。このために、所望の相手は、電話着信時に放音される楽音として登録することが可能となり、また、電話の着信時に通話相手に所望の曲を聞かせることができる。
そればかりでなく、外部の電話からの電話着信時に、その着信に係る発信元の電話番号に対応する演奏データに従った楽音を再生させることが可能となる。このため、受信者は電話番号や氏名等の表示情報を見なくても、楽音から電話の発信者が誰であるかを容易且つ迅速に認識でき、発信元を聴覚で特定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10を参照して本発明の実施の形態における無線通信システム1について説明する。
【0017】
まず構成を説明する。
図1は、本発明に係る携帯電話10,20を利用して構成される無線通信システム1の概略構成図である。図1において、無線通信システム1は、通信回線網N、基地局B、携帯電話10,20より構成され、基地局Bは通信回線網Nに有線接続されている。
【0018】
通信回線網Nは、有線または無線通信手段によって構成される通信回線網であり、例えば、通常の公衆電話回線、デジタルデータを伝送可能なISDN(Integrated Services Digital Network )回線、PSTN(Public Switched Telephone Network )回線等の公衆回線や、独立して構築された専用線を複数有して成る。基地局Bは、通信回線網Nに接続され、携帯電話10と携帯電話20間における無線通信を行う公衆基地局である。
【0019】
次に、図2を参照して携帯電話10の外観構成を説明する。
図2は、本実施の形態における携帯電話10の外観構成を示す図である。図2に示す様に、携帯電話10は筐体10aの表面所定の位置に後述する設定部121、及び演奏操作部122から成る入力部12、表示部15、レシーバ18a、マイク18b、スピーカ18cを備える。また、筐体10aの上部には、アンテナ14aが伸縮可能に設けられる。また、裏面には、携帯電話10の動作に必要な電力を供給する充電パック等の電源部(図示略)を有する。これらの各構成部分は、筐体10a内部に収納された主基板上の電子回路に接続され、後述する制御部11により集中制御される。
【0020】
また、携帯電話10は、筐体10a内部に後述する音源17を備え、鍵盤キー12e〜12pにおける演奏操作に応じて、例えば、ピアノやギター等の各種楽器に対応した音色の楽音を発生する。楽音は、筐体10aの右肩部に設けられたスピーカ18cから出力される。
【0021】
次に、図3を参照して携帯電話10の内部構成を説明する。図3は、携帯電話10の機能的構成を示すブロック図である。この図3に示す様に、携帯電話10は、制御部11、入力部12、RAM13、アンテナ14aを有する通信部14、表示部15、記憶部16、音源17、音声入出力部18より構成され、各部はバス19により接続される。
【0022】
制御部11は、記憶部16に記憶されている携帯電話10に対応する各種プログラムの中から指定されたプログラム、入力部12から入力される各種指示、またはデータをRAM13内のワークエリア13aに展開し、この入力指示、及び入力データに応じて上記プログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM13内の所定の領域に格納すると共に、表示部15に表示させる。
【0023】
また、制御部11は、入力部12から入力される操作信号に基づいて、各ブロックの動作を統一的に制御すると共に、携帯電話20に演奏データを登録するため、後述する演奏データ登録処理(図4参照)を実行する。すなわち、制御部11は、演奏データ生成・入力処理(図5参照)、演奏データ送信処理(図7参照)等を実行制御する。
【0024】
また、制御部11は、後述する演奏データ生成・入力処理において、モード設定が「演奏入力」であるか否かを判定し、演奏データメモリ16a内部の音色・音高・音長・ベロシティデータ等の演奏データを構成するパラメータを初期化し、入力信号に基づいて各パラメータを設定し、該パラメータを演奏データとして曲名データと共に後述する演奏データメモリ16aの所定の領域に格納する。
【0025】
また、制御部11は、後述する演奏データ送信処理において、モード設定が「演奏データ送信」であるか否かを判定し、演奏データメモリ16a内に演奏データが登録されているか否かを判定し、演奏データが登録済の場合、演奏データメモリ16aに記憶済の全演奏データの曲名を表示部15へ一覧表示させ、入力信号に基づいて該曲名一覧の中から任意の曲名データを選択し、携帯電話10が通信接続状態にあるか否かを判定し、接続状態にあれば、上記曲名データに対応する演奏データを演奏データメモリ16aから読み出して携帯電話20へ送信する。
【0026】
入力部12は、モード切替、電話の発信/応答等の各種機能を選択指示する操作釦を有する設定部121と、演奏データ、電話番号等を入力する演奏操作部122を備えて構成される。
【0027】
設定部121は、2種類のファンクション釦12a、12bと、上下方向のカーソル釦12c、12dを備え、各釦を単独でまたは組み合せて押下することにより、各種モード切替、音色変更、オクターブ調整等を指示する入力信号を制御部11へ出力する。更に、設定部121は、使用者の設定操作を補助する各種機能を備え、例えば、演奏データの管理(編集、表示、保存、削除等)を指示する入力信号を出力する構成としてもよい。
【0028】
また、ファンクション釦12aは、携帯電話10の設定モードに応じて、電話の発信/応答、演奏データの入力終了、保留等を指示する入力信号を制御部11へ出力する。同様に、ファンクション釦12bは、携帯電話10の設定モードに応じて、演奏データの送信を指示する機能を兼ねる。
【0029】
演奏操作部122は、鍵盤楽器型に配設される複数の鍵盤キー12e〜12pより構成される。鍵盤キー12e〜12pは、演奏モードにおいて演奏入力用の音高指定キーとなり、発信モードにおいてダイヤル番号入力用のテンキーとなる。各モードはファンクション釦12aの押下操作の都度、切り替えて設定される。
【0030】
例えば、鍵盤キー12eには、演奏モードでは音高「C3」を指定するキーコードが割当てられ、発信モードでは数値「0」を指定するキーコードが割当てられる。同様に、鍵盤キー12fには、演奏モードでは音高「C3♯」を指定するキーコードが割当てられ、発信モードでは数値「1」を指定するキーコードが割当てられる。以下、同様に、鍵盤キー12g〜12pには、演奏モードにおいて音高「D3」〜「B4」を指定するキーコードが割当てられ、発信モードにおいて数値「2」〜「9」、記号「#」、「*」を指定するキーコードが割当てられる。
【0031】
また、各鍵盤キーは、音高「C3」、「D3」、「E3」、「F3」、「G3」、「A4」、「B4」を各々指定する鍵盤キー12e,12g,12i,12j,12l,12n,12pを白色、「C3♯」、「D3♯」、「F3♯」、「G3♯」、「A4♯」を指定する鍵盤キー12f,12h,12k,12m,12oを黒色として鍵盤型に配置される。
【0032】
また、各鍵盤キーは、内部に押圧センサを内蔵し、押下操作時に加えられた圧力を検出し、押圧信号として制御部11へ出力する。制御部11は、この押圧信号に基づいて、演奏データを構成するパラメータの1つである音の強弱データ(ベロシティデータ)を生成する。
【0033】
なお、鍵盤キー12e〜12pは、音色切替モードにおいて演奏入力用の音色指定キーと兼用可能な構成としてもよい。この場合、例えば鍵盤キー12e,12f,12gには、音色データとして「ピアノ」、「オルガン」を指定するキーコードが割当てられる。
【0034】
RAM13は、制御部11により実行制御される演奏データ登録処理において、記憶部16から取得される各種項目に該当するプログラムや入力データ、及びパラメータ等を一時的に格納するワークエリア13aを形成する。
【0035】
通信部14は、音声データを変調、復調する変調/復調回路、及び基地局Bと無線通信を行うアンテナ14a等により構成され、制御部11からの入力信号に従って通信回線網Nに接続された基地局Bを介して、外部機器とデータや信号の送受信を行う。すなわち、通信部14は、音声入出力部18から入力されるデジタル信号を通信回線網Nの周波数帯域に適合するアナログ信号に変調し、アンテナ14aを介して基地局Bへ無線送信する。また、通信部14は、基地局Bから無線送信されるアナログ信号をアンテナ14aで受信すると、制御部11に着信検出信号を出力すると共に、該アナログ信号を復調して音声入出力部18へ送信する。
【0036】
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部11から入力される表示指示に従って各種表示データを表示する。
【0037】
記憶部16は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは不揮発性の半導体メモリで構成される。記憶部16は、携帯電話10のシステムプログラム、処理プログラム、及び当該プログラムの実行に必要な諸データを予め記憶すると共に、各種処理によって登録された演奏データ、電話番号データ等を所定の領域に記憶する。
【0038】
上記処理プログラムには、例えば、演奏データ登録処理(図4参照)、及び演奏データ生成・入力処理(図5参照)を含む。これらの各処理プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11は該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0039】
また、記憶部16は、内部に上記各データの格納領域として演奏データメモリ16a、電話番号メモリ16bを有する。
演奏データメモリ16aは、各メモリアドレスに対応する格納領域に曲名データ、該曲名データに対応し演奏データを識別する音符データ、及び演奏データを格納する。ここで、演奏データとは、楽器の種類に応じて異なる波形データである音色データ、音符の高低(音階等)を指定する音高データ、音符の発音時間を指定する音長データ、発音の強弱を指定するベロシティデータをパラメータとして構成され、音声入出力部18は、当該演奏データに従って所定の曲の数フレーズを楽音として再生する。
【0040】
電話番号メモリ16bは、各メモリアドレスに対応する格納領域に電話番号データ、及び該電話番号データに対応する曲名データを格納する。すなわち、制御部11は、後述する着信時処理において、発信元の電話番号データに対応する曲名データを電話番号メモリ16bから取得すると共に、該曲名データに対応する演奏データを演奏データメモリ16aから取得し、音声入出力部18へ出力する。なお、電話番号メモリ16bは、電話番号データに対応する発信者の氏名、会社名等を指定する登録名データを対応付けて記憶する構成としてもよい。
【0041】
音源17は、例えばPCM(Pulse Code Modulation)音源により構成され、所定の音色のPCM波形データが記憶された図示しない波形データROM(Read Only Memory)を有する。すなわち、鍵盤キー12e〜12pの押下操作により所定の音高が指定されると、制御部11は指定された音高に対応するPCM波形データを波形データROMから読み出し、音声入出力部18へ出力する。
【0042】
音声入出力部18は、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、LPF(Low Pass Filter)、及び増幅器等により構成され、レシーバ18a、マイク18b、スピーカ18cを備える。
音声入出力部18は、制御部11から入力される演奏データ等のデジタルデータをD/Aコンバータによりアナログデータに変換し、増幅器を介してレシーバ18aから楽音として放音する。
音声入出力部18は、通話時にマイク18bから入力されるアナログ信号を検知すると、該アナログ信号をA/Dコンバータによりデジタル信号に変換し、通信部14へ出力する。
【0043】
音声入出力部18は、入力されたPCM波形データをD/A変換し、LPFにより所定の周波数以上の周波数帯域の信号をカットしてノイズを除去し、増幅器を介してスピーカ18cへ出力する。スピーカ18cは、音声入出力部18から入力される所定の音色・音高・音長・ベロシティデータに従って、楽音を放音する。なお、放音する楽音は単音でもよいし、複数の楽音を同時に放音する和音や異なる音色の同時発音であってもよい。
【0044】
また、波形データROMに記憶される波形データの音色は、例えば、図2の鍵盤楽器型の携帯電話10であれば、ピアノやオルガン等の鍵盤楽器の音色がプリセットされている。なお、管楽器や弦楽器等の複数の音色の波形データを予め記憶しておき、鍵盤キー12e〜12pを押下することにより、複数の音色の中から所望の音色を選択できる構成としてもよい。
【0045】
以上、無線通信システム1を構成する携帯電話10の構成について説明した。なお、携帯電話20の要部構成については、詳述した携帯電話10と同一であるため、各構成部分には同列符号を付し、その構成の図示、及び説明は省略する。
【0046】
次に、本実施の形態における動作を説明する。
まず、携帯電話10の使用者が所望の演奏データを登録する際に実行される演奏データ登録処理について、図4〜図7のフローチャート、及び各処理に基づくデータの格納例を参照して説明する。
【0047】
図4は、演奏データ登録処理を示すフローチャートである。
携帯電話10の電源釦が押下されると、電源部より各部に電力が供給され、以下に説明する演奏データ登録処理を実行するプログラムを記憶部16から読み出しRAM13に展開すると共に、図4のフローチャートに従った各種動作を実行する。
【0048】
図4において、まず制御部11は所望の演奏データを演奏データメモリ16aに記憶させるため、演奏データ生成・入力処理を実行する(ステップT1)。以下、図5を参照して演奏データ生成・入力処理について詳述する。
【0049】
図5において、まず制御部11は「演奏入力モード」であるか否かを判定する(ステップT101)。ここで、「演奏入力モード」である場合(ステップT101;Yes)、制御部11は、演奏データメモリ16a内の音色・音高・音長・ベロシティデータを初期化する(ステップT102)。次に、制御部11は、設定部121からの入力信号に基づいて、記憶部16に登録された各種楽器の音色データの中から所定の音色データを選択する(ステップT103)。
【0050】
制御部11は、演奏操作部122の鍵盤からの入力信号に基づく音高を指定する鍵盤キー12e〜12p入力の判定待機状態に入る(ステップT104)。ここで、当該キー入力が有れば(ステップT104;Yes)、制御部11は上記入力信号に基づき、対応する音高データを抽出する(ステップT105)。次に、制御部11は、演奏操作部122の鍵盤の押圧力に基づいて、音の強弱を指定するベロシティデータを検出する(ステップT106)。
【0051】
次に、制御部11は上記音色、音高、ベロシティデータの各データに基づいて、音源となる音声入出力部18に発音を指示する(ステップT107)。同時に制御部11は、スピーカ18cから所定の音符データに対応する演奏データに従って発音し、その発音時間を計時する(ステップT108)。次に、制御部11は、鍵盤キーの打鍵終了の判定待機状態に入る(ステップT109)。ここで、鍵盤キーの打鍵が終了した場合(ステップT109;Yes)、制御部11は発音を停止(ステップT110)する。
【0052】
すなわち、制御部11は、鍵盤キーを押鍵(ON)した時刻から離鍵(OFF)するまでの時間データを計時し(ステップT108〜109)、音長データを取得する。同時に、制御部11は、演奏データメモリ16aに音色・音高・音長・ベロシティデータの各データを格納する(ステップT111)。
【0053】
そして、制御部11は、演奏終了を指示する釦入力操作があると、演奏が終了したか否かを判定し(ステップT112)、演奏が終了した場合(ステップT112;Yes)、設定部121からの入力データに基づいて、演奏データメモリ16aの曲名データ領域162に所望の曲名データを記憶させる(ステップT113)。
【0054】
なお、ステップT112において、演奏が終了していない場合(ステップT112;No)、再度ステップT103に戻り、ステップT103〜ステップT111の演奏データ入力処理を、演奏終了を指示する操作入力があるまで繰り返し実行する。
【0055】
図6は、上記演奏データ生成・入力処理で生成される演奏データの格納例を示す図である。図6に示す様に、演奏データメモリ16aは、メモリアドレス領域161、曲名データ領域162、音符データ領域163、及び演奏データ領域164を構成する音色データ領域164a、音高データ領域164b、音長データ領域164c、ベロシティデータ領域164dを形成して成る。
【0056】
メモリアドレス領域161は、各演奏データが格納されるセルの位置を示すアドレスデータを格納し、制御部11は、このアドレスデータに基づいて、所定の演奏データを取得し、音声入出力部18へ出力する。
スピーカ18cから出力される楽音は、音符データ領域163に格納された複数の音符データの組み合わせにより構成されるが、曲名データ領域162は、上記楽音を識別する固有の曲名データを格納する。
【0057】
また、音符データ領域163は、各アドレスデータに1対1対応して形成され、演奏データを識別するための音符データを格納する。演奏データ領域164は、各演奏データを構成するパラメータ格納領域として、音色データ領域164a、音高データ領域164b、音長データ領域164c、ベロシティデータ領域164dを有して成る。
【0058】
音色データ領域164aは、ピアノ、オルガン等の楽器の種類に応じて異なる波形データを音色データとして格納し、音高データ領域164bは、音符の高低(音階等)を指定する周波数データを音高データとして格納し、音長データ領域164cは、音符長を指定する発音時間データを音長データとして格納し、ベロシティデータ164dは、発音の強弱を指定する振幅データをベロシティデータとして格納する。
【0059】
次に、図4において、制御部11は使用者が所望する演奏データを携帯電話20へ送信するため、演奏データ送信処理を実行する(ステップT2)。以下、図7を参照して演奏データ送信処理について詳述する。
【0060】
図7において、まず制御部11はモード設定が「演奏データの送信」であるか否かを判定する(ステップT201)。ここで、モード設定が「演奏データの送信」である場合(ステップT201;Yes)、制御部11は演奏データメモリ16a内に演奏データが登録されているか否かを判定する(ステップT202)。ここで、演奏データが有れば(ステップT202;Yes)、演奏データメモリ16aに記憶されている全ての曲名データを表示部15へ一覧表示させる(ステップT203)。
【0061】
次に、制御部11は、設定部121からの入力信号に基づいて、表示部15の曲名データ一覧の中から所望の曲名データを選択する(ステップT204)。次に、制御部11は携帯電話10,20が各々の通信部14,24を介して通信接続状態にあるか否かを判定する(ステップT205)。ここで、接続状態にあれば(ステップT205;Yes)、設定部121からの演奏データの送信を指示する(ステップT206)入力信号に基づいて、制御部11はステップT204で選択された曲名データに対応する演奏データを演奏データメモリ16aから抽出する(ステップT207)。
【0062】
次に、制御部11は、入力された電話番号に対して電話を発信し、相手先の応答を検出すると、演奏データメモリ16aから読み出された演奏データを、アンテナ14aを介して、基地局Bへ無線送信し(ステップT208)、演奏データ登録処理を終了する。
【0063】
なお、ステップT202において、演奏データメモリ16a内に演奏データが無ければ(ステップT202;No)、「登録曲が有りません。」等の演奏データが記憶されていない旨のメッセージデータを表示部15へ表示させる(ステップT209)。そして、再度前述した演奏データ生成・入力処理に移行する。
【0064】
次に、図8〜図10を参照して、演奏データ受信側の携帯電話20の動作について説明する。制御部21は、携帯電話10から送信される演奏データを受信し格納するため、演奏データ格納処理を実行する。
【0065】
すなわち、図8において、制御部21は、通信回線網Nを介して携帯電話10から送信される演奏データを通信部24で受信する(ステップR1)。次に、制御部21は送信元である携帯電話10の電話番号データを取得する(ステップR2)。そして、制御部21は、ステップR1で受信した演奏データを、ステップR2で取得した電話番号データと対応付けて、着信時の演奏データとして記憶部26に記憶させる(ステップR3)。
【0066】
ここで、図9は、上記演奏データ格納処理により格納される演奏データに対応する曲名データと発信元の電話番号データとの対応例を示す図である。図9に示す様に、電話番号メモリ26cは電話番号データ領域265、曲名データ領域266より構成される。電話番号データ領域265は、使用者によって登録された各人の電話番号データを格納し、曲名データ領域266は、演奏データメモリ26aの曲名データ領域262に格納された曲名データの中から、任意の1つの曲名データを格納する。
【0067】
すなわち、電話番号メモリ26cには、複数の電話番号データが記憶され、各電話番号データに1対1で対応付けて着信時に出力される演奏データに対応する曲名データが格納されている。なお、1つの曲名データを複数の電話番号データと対応付けて記憶する構成としてもよい。
【0068】
次に、図10のフローチャートを参照して、外部端末(例えば、携帯電話10)からの電話着信時に制御部21により実行される着信時処理について説明する。
【0069】
すなわち、図10において、まず制御部21は通信部24を介して携帯電話10からの電話を着信する(ステップR11)。次に、制御部21は電話の発信元である携帯電話10の電話番号データを取得し、表示部25に表示させる(ステップR12)。そして、制御部21は取得した電話番号データに対応する曲名データを電話番号メモリ26cの曲名データ領域266から読み出し、該曲名データに対応する演奏データを演奏データメモリ26aから抽出し、音声入出力部27へ出力して楽音を再生する(ステップR13)。
【0070】
上述の様に、本発明に係る携帯電話10は、鍵盤型に設けられた演奏操作部122に複数の鍵盤キー12e〜12pが配設され、演奏入力モードではこれらの鍵盤キーが音高指定キーとして機能する。従って、使用者は楽器の演奏と同様の操作感覚で、多様な演奏データを容易に入力できる。
【0071】
また、登録された演奏データを、通信部14を介して相手先の携帯電話へ送信し、該演奏データを発信元の電話番号データと対応付けて、相手の携帯電話の記憶部に記憶させ、次回、その発信元からの電話を着信すると、登録された演奏データに従って楽音を再生する機能を有する。従って、電話の着信時に発信元の電話番号データに応じて所定の楽音を再生できるため、受信者は電話番号や氏名等の表示情報を見なくても、楽音に従って発信者を容易且つ迅速に認識できる。また、自らが作成した楽音を相手の携帯電話の呼出音として登録でき、例えば、相手の誕生日や記念日にお祝いのオリジナル曲を贈る等、通話相手に所望の曲を聞かせることができる。
【0072】
以上、本発明を適用した携帯電話10,20の代表的な実施の形態について説明したが、次に図11を参照して他の実施の形態における携帯電話30について説明する。
【0073】
図11は、弦楽器型の携帯電話30の外観図である。同図において、携帯電話30は、筐体30aの表面にファンクション釦32a,32bから成る設定部321、フレット32c〜32fが配設された演奏操作パネル322、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示部35、発音タイミングを指定する金属弦30bを備え、表示部35の上部にレシーバ38a、下部にマイク38bが設けられる。また、筐体30aの左肩部には楽音を出力するスピーカ38cが設けられる。
【0074】
なお、携帯電話30の全体構造は、上記実施の形態において詳述した携帯電話10と要部構成、及び動作を同一とするため、同一の構成部分については同列の符号を付し、その細部構成の図示、及び詳細な説明は省略する。
【0075】
携帯電話30において、設定部321は、2種類のファンクション釦32a,32bを備え、各操作釦の単独または組み合せた押下操作により、モード切替、ピッキング切替等を指示する各種入力信号を制御部31へ出力する。
演奏操作パネル322は、弦楽器(例えば、ギター、ベース等)のフレットを模して固定的に配置され、弦楽器の演奏操作で楽音の音高を指定する複数のフレット32c,32d,32e,32fを有する。
【0076】
各フレットには6個のフレット釦が並列的に配設され、右端のフレット釦は第1弦に対応し、以下、右から順に第2弦、第3弦、第4弦、第5弦に対応し、左端のフレット釦は第6弦に対応する。
【0077】
演奏データ入力モードでは、使用者は携帯電話30をギターに見立てて、筐体30aを左手で裏側から支えつつ、左手の指で所定のフレット釦を押下した状態で、右手の指、または金属製のピックを金属弦30bに接触させる。この時、発生する静電気または電気信号に対応する検出信号が制御部へ出力され、発音タイミングを決定する。同時に、押圧されたフレット釦に対応する音高の楽音が演奏データに従った音色、音長、ベロシティでスピーカ38cから放音され、演奏データメモリ内の各格納領域に記憶される。なお、フレット釦は電話の発信時には、電話番号入力用の数値キーとして機能する。
【0078】
この様に構成される携帯電話30においても、上記実施の形態における携帯電話10と同様の処理を実行する。すなわち、制御部は、各種釦から入力される操作信号に従った処理を実行するため、携帯電話30の各部の動作を制御し、上述の演奏データ登録処理(図4参照)、演奏データ格納処理(図8参照)、着信時処理(図10参照)等を実行制御する。
【0079】
すなわち、フレット釦の押下操作によって演奏データの登録を可能とし、また、登録した演奏データの相手先への送信を可能とする。更に、電話の着信時には発信元の電話番号に対応付けられた着信時用の演奏データに従って楽音を再生する。
【0080】
上述の様に、本実施の形態における携帯電話30は、ギター等の弦楽器を模して形成され、複数のフレット釦を設け、演奏入力モードでは、該フレット釦を音高指定キーとして機能させ、演奏データの入力を可能とする。従って、使用者はギターの演奏と同様の操作感覚で演奏データを入力し登録できる。また、登録された演奏データを所望の相手先へ送信し、発信元の電話番号データと対応付けて電話番号メモリに記憶させ、次回、その発信元からの電話を着信すると、登録された演奏データに従って楽音を発音させる。従って、使用者は、電話を着信した際に発信元を楽音によって容易に識別できる。
【0081】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る携帯電話の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、図2、図11に示した外観構成は、携帯電話の筐体形状をピアノ、トロンボーン、木管楽器等の各種楽器の形状に模したものとしてもよい。また、筐体の形状に応じた音色データがプリセットされているものとしてもよい。
【0082】
また、上記実施の形態では、電話の着信時に相手先の電話番号を表示する構成としたが、非表示としてもよい。これにより、受信者は楽音により発信者を聴覚的に識別できるが、本人以外の人に発信者や電話番号を知られることがない。
【0083】
更に、同一の携帯電話が携帯電話10の演奏データ登録機能と携帯電話20の着信時再生機能を併せ持つ構成とすることも勿論可能である。その他、携帯電話の細部構成、及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0084】
【発明の効果】
この発明によれば、自らが入力した演奏データを外部の電話に送信することも、逆に、外部の電話から演奏データを受信することも可能となる。このために、所望の相手は、電話着信時に放音される楽音として登録することが可能となり、また、電話の着信時に通話相手に所望の曲を聞かせることができる。
そればかりでなく、外部の電話からの電話着信時に、その着信に係る発信元の電話番号に対応する演奏データに従った楽音を再生させることが可能となる。このため、受信者は電話番号や氏名等の表示情報を見なくても、楽音から電話の発信者が誰であるかを容易且つ迅速に認識でき、発信元を聴覚で特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システム1の概略構成図である。
【図2】図1の携帯電話10の外観構成図である。
【図3】図1の携帯電話10の要部構成を示すブロック図である。
【図4】図1の制御部11により実行される演奏データ登録処理を示すフローチャートである。
【図5】図1の制御部11により実行される演奏データ生成・入力処理を示すフローチャートである。
【図6】図1の記憶部16に記憶される演奏データの格納例を示す図である。
【図7】図1の制御部11により実行される演奏データ送信処理を示すフローチャートである。
【図8】制御部21により実行される演奏データ格納処理を示すフローチャートである。
【図9】記憶部26に記憶される電話番号データと曲名データの対応例を示す図である。
【図10】制御部21により実行される着信時処理を示すフローチャートである。
【図11】他の実施の形態における弦楽器型の携帯電話30の外観構成図である。
【符号の説明】
1 無線通信システム
10,20 携帯電話
10a 筐体
11 制御部
12 入力部
121 設定部
12a,12b ファンクション釦
12c,12d カーソル釦
122 演奏操作部
12e〜12p 鍵盤キー
13 RAM
13a ワークエリア
14 通信部
14a アンテナ
15 表示部
16 記憶部
16a 演奏データメモリ
161 メモリアドレス領域
162 曲名データ領域
163 音符データ領域
164 演奏データ領域
164a 音色データ領域
164b 音高データ領域
164c 音長データ領域
164d ベロシティデータ領域
16b 電話番号メモリ
165 電話番号データ領域
166 曲名データ領域
17 音源
18 音声入出力部
18a レシーバ
18b マイク
18c スピーカ
19 バス
30 携帯電話
30a 筐体
30b 金属弦
321 設定部
32a,32b ファンクション釦
322 演奏操作パネル
32c〜32f フレット釦
35 表示パネル
38a レシーバ
38b マイク
38c スピーカ
B 基地局
N 通信回線網

Claims (4)

  1. 電話の着信時に放音される楽音を構成する演奏データを入力する入力手段と、
    この入力手段により入力された演奏データを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された演奏データと発信元の電話番号とを発信先の電話へ送信する送信手段と、
    外部の電話から送信され演奏データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された演奏データと前記発信元の電話番号とを対応付けて複数組登録する登録手段と、
    電話の着信時に、前記登録手段に登録された複数の電話番号の中から、着信した電話の発信元の電話番号を抽出し、この抽出された発信元の電話番号に対応する演奏データを前記登録手段から読み出し、この読み出した演奏データに従って、前記楽音を再生させる再生制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯電話。
  2. 演奏データを入力するための入力手段と、
    この入力手段により入力された演奏データを外部に送信する送信手段と、
    外部の電話から送られてきた演奏データを受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された演奏データと電話番号データとを対応付けて複数組記憶する記憶手段と、
    電話の着信があったことを検出する着信検出手段と、
    この着信検出手段により電話の着信があったことが検出された場合において、当該検出された着信の着信信号に含まれている発信元の電話番号データが前記記憶手段に記憶されているのか否かを判断し、発信元の電話番号データが記憶されていると判断された際は、当該発信元の電話番号データに対応付けられている演奏データを前記記憶手段から読み出し、この読み出した演奏データに従って楽音を発生させる楽音発生制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯電話。
  3. 楽音を発生させる楽音発生部を備えている電話に用いられる楽音発生制御方法において、
    電話の着信時に放音される楽音を構成する演奏データを入力する入力ステップと、
    この入力ステップにより入力された演奏データを記憶する記憶ステップと、
    この記憶ステップに記憶された演奏データと発信元の電話番号とを発信先の電話へ送信する送信ステップと、
    外部の電話から送信された演奏データを受信する受信ステップと、
    この受信ステップにより受信された演奏データと前記発信元の電話番号とを対応付けて複数組登録する登録ステップと、
    電話の着信時に、前記登録ステップに登録された複数の電話番号の中から、着信した電話の発信元の電話番号を抽出し、この抽出された発信元の電話番号に対応する演奏データを前記登録ステップから読み出し、この読み出した演奏データに従って、前記楽音発生部から楽音を再生させる再生制御ステップと、
    を備えることを特徴とする楽音発生制御方法。
  4. 楽音を発生させる楽音発生部を備えている電話に用いられる楽音発生制御方法において、
    演奏データを入力するための入力ステップと、
    この入力ステップにより入力された演奏データを外部の電話に送信する送信ステップと、
    外部の電話の電話から送られてきた演奏データを受信する受信ステップと、
    この受信ステップにより受信された演奏データと電話番号データとを対応付けて複数組記憶する記憶ステップと、
    電話の着信があったことを検出する着信検出ステップと、
    この着信検出ステップにより電話の着信があったことが検出された場合において、当該検出された着信の着信信号に含まれている発信元の電話番号データが前記記憶ステップにより記憶されているのか否かを判断し、発信元の電話番号データが記憶されていると判断された際は、当該発信元の電話番号データに対応付けられている演奏データを前記記憶ステップから読み出し、この読み出した演奏データに従って前記楽音発生部から楽音を発生させる楽音発生制御ステップと、
    を備えることを特徴とする楽音発生制御方法。
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