JP4269132B2 - ディスクドライブ用サスペンション - Google Patents

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に内蔵されるディスクドライブ用サスペンションと、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転する磁気ディスクあるいは光磁気ディスク等に情報を記録し再生するためのハードディスクドライブ(HDD)は、軸を中心に旋回可能なキャリッジを有している。このキャリッジは、ポジショニング用モータによって、前記軸を中心に旋回駆動される構造となっている。
【0003】
例えば米国特許(USP)第4,167,765号明細書に記載されているように、前記キャリッジは、キャリッジアームと、該キャリッジアームの先端部に設けたディスクドライブ用サスペンション(以下、単に「サスペンション」と称する)と、該サスペンションに取付けたスライダを含むヘッド部などとを備えている。そして、ディスクが高速回転することによってスライダがディスクから僅かに浮上するとともに、ディスクとスライダとの間にエアベアリングが形成されるようになっている。
【0004】
図15は従来のサスペンションを有するハードディスクドライブの一部断面図を示している。この図15のように、ハードディスクドライブ101は、軸103を中心に旋回可能なキャリッジ105を有している。このキャリッジ105は、ボイスコイルモータなどのポジショニング用モータ107によって、軸103を中心に旋回駆動される。前記キャリッジ105は、複数のキャリッジアーム109(図15では4個)と、各キャリッジアーム109の先端部に取り付けられたサスペンション111と、各サスペンション111の先端部に設けられたヘッド部113などを備えている。
【0005】
前記キャリッジ105が前記軸103を中心に旋回することによって、前記ヘッド部113がディスク115の所望トラックまで移動する。前記ヘッド部113は、前記ディスク115のトラックと対向可能な位置に設けられたスライダ117と、該スライダ117に保持されたトランスジューサ(図示せず)などを含んでいる。
【0006】
前記ディスク115が高速回転したとき、該ディスク115と前記スライダ117との間に空気が入り込むことによって、前記スライダ117は、ディスク115から僅かに浮上すると共に、ディスク115及びスライダ117間にエアベアリングが形成される。
【0007】
前記サスペンション111は、図16、図17のように精密な薄板ばねからなるロードビーム(load beam)119と、該ロードビーム119にレーザ溶接等によって固定された極薄い板ばねからなるフレキシャ(flexure)121と、前記ロードビーム119の基部にレーザ溶接等によって固定されたベースプレート123などからなっている。前記ベースプレート123は、前記キャリッジアーム109のサスペンション取付面に固定される。
【0008】
ところで、前記ハードディスクドライブでは、記録すべき情報の高密度化とディスクの高速回転化が進む傾向にある。このため、トラック幅が狭くなるにも係わらず、風乱等の外乱による振動、たとえばバタフライモードの振動などが高い周波数まで及び、ヘッド部をトラック中心に正確に維持することが極めて困難となっている。
【0009】
従って、アクチュエータからスライダまでの構造部材であるキャリッジアームとサスペンションとの各種共振モードの振幅コントロールとその共振周波数の高周波数化、及び風乱対策は最も重要な課題となっている。すなわち前記サスペンションは、前記ディスクの高密度化、高速化に伴って、さらに高剛性で且つばね定数が低いことが要求されている。
【0010】
このため、図17に示すようにロードビーム119の長さL1にわたる剛体部119aに要求される性能(高剛性)と、同長さL2のばね部119bに要求される性能(低ばね定数)とを同時に満足するため、前記ばね部119bの板厚を薄くすると共に、この板厚に制約を受けてしまう剛体部119aの剛性を高くするため、前記剛体部119aの両側縁を折曲げることによって箱曲部125を形成していた。
【0011】
この箱曲部125はサスペンション111の組み付けに際し、別の機能を奏することができる。
【0012】
前記サスペンション111を組み付けるに際しては、治具として図18のようなコム127が用いられている。このコム127は先端に例えば2本の差し込み部129,131を備えている。この2本の差し込み部129,131は、前記サスペンション111をモジュール化した際の本数に対応しており、例えば図19のようにサスペンション111が4本モジュール化されている場合について用いられている。
【0013】
そして、前記コム127の差し込み部129,131は、サスペンション111間に図19のようにそれぞれ差し込まれ、図15で示すスライダ117相互の間隔を保持してディスク115に対し横方向から組み付けられ、スライダ117がディスク115に対向するように組み付けられる。この組み付け後、コム127はサスペンション111間から引き抜かれることになる。こうしてモジュール化したサスペンション111をディスク115に対し円滑に組み付けることができる。
【0014】
前記のようなサスペンション111間に対するコム127の差し込みに際し、図17のような箱曲部125によって形成される湾曲面125aをガイド面として利用することにより、差し込み部129,131の摩耗を抑制することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように箱曲部125を設けると、ディスクが高回転したときに箱曲部125によって風の流れが妨げられて風乱の影響を受け易く、ロードビーム119がばたつく恐れがある。
【0016】
これに対し、本願出願人が既に提案したサスペンション(特願平11−26370号)では、剛体部119aの高剛性とばね部119bの低ばね定数とを同時に満足するために、ばね部119bを別体のばね部材で形成し、剛体部119aの板厚をばね部119bとは別個のものとして剛性向上を図ることができるようにしたものがある。このようなものでは、剛体部に、剛性向上のための箱曲部を設ける必要がなく、ディスクが高回転したときに箱曲部によって風の流れが妨げられることもなく、風乱の影響を受けにくく、ロードビームがばたつくこともないという利点がある。
【0017】
しかしながら、剛体部に箱曲部を設けないために、図20のように剛体部119aの幅方向縁部にエッジ133が立ち、前記のように組付のためにコム127の差し込み部129等をサスペンション間に差し込むとき、差し込み部129等の先端部等がエッジ133によって擦られ、その摩耗カスが多く発生してディスク115上に飛散するなど悪影響を及ぼす恐れがある。また、コム127の差し込み部129等が早期に摩耗し、耐久性が損なわれるという問題がある。
【0018】
本発明は、剛性向上のための箱曲部を必要としない場合でも、コム差し込み時の摩耗を抑制することのできるディスクドライブ用サスペンションの提供を課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、キャリッジに取り付けられるベース部と、剛体部及びばね部からなり前記ばね部が前記ベース部に支持されると共に前記剛体部先端の情報記録、読取用のヘッド部に負荷荷重を与えるロードビームと、該ロードビームに取り付けられて前記ヘッド部が設けられたフレキシャとを備え、間隔を置いて配置されモジュール化された状態でディスクに対し組み付けるとき、前記剛体部間に、その幅方向縁部から治具を差し込んで該剛体部間の間隔を保持し、前記ヘッド部をディスクに対向させるディスクドライブ用サスペンションにおいて、前記剛体部の前記治具を差し込む幅方向縁部に、前記剛体部の板厚よりも薄い部分を一体に形成して折り曲げることにより、又は前記剛体部のエッジ部を除去することにより、前記差込時に前記治具をガイドして該治具の摩耗を抑制するためのガイド面を形成したことを特徴とする。
【0020】
請求項2の発明は、請求項1記載のディスクドライブ用サスペンションであって、前記剛体部の板厚よりも薄い部分は、エッチング加工により形成したことを特徴とする。
【0021】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のディスクドライブ用サスペンションであって、前記剛体部の板厚よりも薄い部分の折曲部外表面は、前記剛体部のフレキシャ側表面に突出していることを特徴とする。
【0022】
請求項4の発明は、請求項1記載のディスクドライブ用サスペンションであって、前記エッジ部の除去は、プレス加工により行うことを特徴とする。
【0023】
請求項5の発明は、請求項1記載のディスクドライブ用サスペンションであって、前記剛体部は、金属プレート間に樹脂層を介在させた少なくとも3層構造であり、前記剛体部の板厚よりも薄い部分を、前記金属プレートにより形成したことを特徴とする。
【0024】
請求項6の発明では、請求項1又は2若しくは5記載のディスクドライブ用サスペンションであって、前記剛体部の板厚よりも薄い部分の折り曲げ高さは、前記剛体部の板厚以下であることを特徴とする。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明では、間隔をおいて配置されモジュール化された状態でサスペンションを組み付けるとき、剛体部間に、その幅方向縁部から治具を差し込んで、該剛体部間の間隔を保持し、剛体部先端のヘッド部をディスク上に容易に対向させることができる。
【0026】
前記剛体部の前記治具を差し込む幅方向縁部にガイド面を形成したため、前記剛体部の幅方向縁部から治具を差し込むとき、治具がガイド面にガイドされながら差し込まれることになり、治具の摩耗を大幅に抑制することができる。従って、摩耗カスの発生が抑制され、摩耗カスによる悪影響を抑制することができる。
【0027】
また、治具の摩耗を抑制することができるため、治具の耐久性を大幅に向上させることができる。さらに、ガイド面は前記剛体部の板厚よりも薄い部分を一体に形成して折り曲げることにより、又は前記剛体部のエッジ部を除去することにより形成したため、ガイド面を容易に形成することができる。
【0028】
請求項2の発明では、請求項1の発明の効果に加え、前記剛体部の板厚よりも薄い部分は、エッチング加工により形成したため、剛体部の板厚よりも薄い部分を容易かつ精度よく形成することができ、折り曲げによってガイド面をより容易に形成することができる。このため、ガイド面形成用の装置の良好状態を長く維持することもできる。
【0029】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明の効果に加え、前記剛体部の板厚よりも薄い部分の折曲部外表面は、前記剛体部のフレキシャ側表面に突出しているため、治具の差し込み時に該治具が折曲部外表面に乗り上げて剛体部表面との間に間隔を保持することができ、フレキシャの導体部の保護を行うことができる。
【0030】
請求項4の発明では、請求項1の発明の効果に加え、前記エッジ部の除去はプレス加工により行うため、エッジ部の除去を容易かつ正確に行うことができ、ガイド面を容易に形成することができる。また、剛体部の幅方向縁部に突出するものがないため、ディスク回転により起こる風の妨げになるものがなく、風の影響をより受け難くなり、サスペンション振動をより抑制することができる。
【0031】
請求項5の発明では、請求項1の発明の効果に加え、前記剛体部は金属プレート間に樹脂層を介在させた少なくとも3層構造であり、前記剛体部の板厚よりも薄い部分を前記金属プレートにより形成したため、ガイド面の形成をより容易に行うことができる。また、剛体部は金属プレート間に樹脂層を介在させた少なくとも3層構造であるため、軽量化を図りながら剛性向上を図ることができる。
【0032】
請求項6の発明では、請求項1又は2若しくは5の発明の効果に加え、前記剛体部の板厚よりも薄い部分の折り曲げ高さは、前記剛体部の板厚以下であるため、折り曲げた前記部分がディスク回転により起こる風の妨げになり難く、風の影響によるサスペンション振動をより抑制することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るサスペンション1の平面図である。本実施形態においてサスペンション1は、ロードビーム3と、ベース部5と、フレキシャ7とを備えている。
【0034】
前記ロードビーム3は、剛体部9とばね部11とを備えている。前記剛体部9は、例えばステンレス鋼で形成され、その厚みは比較的厚く、例えば0.1mmに設定されている。
【0035】
前記ばね部11は、前記剛体部9とは別体に形成されたもので、例えばばね性のある薄いステンレス鋼圧延板からなり、前記剛体部9よりもそのばね定数が低く、精度の高い低ばね定数を有している。このばね部11の板厚は例えば、t=0.040mm程度に設定されている。このばね部11は、その一端部が前記剛体部9の後端部9cにレーザ溶接などによって固着されている。前記ばね部11の他端部には、補強プレート13が一体に設けられている。
【0036】
前記ベース部5は、ベースプレート15を有している。このベースプレート15は前記補強プレート13に重ね合わされ、レーザ溶接などによって相互に固着されている。従って、ベースプレート15が補強プレート13により補強されてベース部5が構成されている。
【0037】
前記フレキシャ7は、ばね性を有する薄いステンレス鋼圧延板などの金属基板の表面に、電気絶縁層を介して導電路17が形成され、レーザ溶接などによって剛体部9に固着されている。前記導電路17の一端は、ヘッド部19の端子21に導通接続され、他端はベース部5側において端子23に導通接続されている。前記ヘッド部19には、スライダ25が装着されている。
【0038】
かかるサスペンション1の前記剛体部9の幅方向両縁部9aには、ガイド面27が設けられている。このガイド面27は、治具としてのコムの差し込み部を差し込む位置に設けられ、本実施形態においてばね部11の前方側において範囲Sに設けられている。なお、前記ガイド面27を幅方向両縁部9aに設けることにより、剛体部9の左右バランスを維持しやすいが、剛体部9のコムを差し込む一方側にのみ設けることも可能である。
【0039】
図2,図3は、前記ガイド面27の部分を拡大して示した要部斜視図であり、図2はフレキシャ7側から見た斜視図、図3は反フレキシャ7側から見た斜視図である。この図2,図3のように、前記ガイド面27は、剛体部9の幅方向縁部9aに沿って設けられている。
【0040】
前記ガイド面27の断面は図4のようになっている。すなわち本実施形態においては、剛体部9の幅方向縁部9aに剛体部9の板厚よりも薄い部分29を折り曲げることによってガイド面27を形成している。このガイド面27は、傾斜面27aと、該傾斜面27a及び剛体部9の表面9bを滑らかに連繋する湾曲面27bとからなっている。
【0041】
前記傾斜面27aの前記剛体部9の表面9bに対する傾斜角はθ=40°程度に設定されている。前記傾斜面27aの延長線と、前記剛体部9の表面9bの延長線の交点31と、部分29の先端33との距離は、H=0.05mm程度に設定されている。但し、これら傾斜角θ及び幅Hは、任意に設定することができる。前記部分29の表面9bからの折り曲げ高さは、剛体部9の板厚以下となっている。但し、前記部分29の表面9bからの折り曲げ高さを、剛体部9の板厚以上に設定することもできる。
【0042】
図5は、前記ガイド面27の製造方法を示しており、(a)は部分29の形成工程、(b)はガイド面27の完成工程を示している。まず、図5(a)の工程で、剛体部9の幅方向縁部9aにおいてエッチングにより凹部35を形成し、剛体部9の板厚よりも薄い部分29を形成する。次に、(b)の工程でプレス加工によって部分29を滑らかに折り曲げる。この折り曲げにより、縁部9aにガイド面27が形成される。このようにエッチング及びプレスを用いることによって、ガイド面27を容易かつ正確に形成することができる。また、プレス加工も小さな力で行うことができ、装置の良好状態を長く維持することができる。
【0043】
そして、前記ガイド面27を有するサスペンション1を複数組み合わせてモジュール化し、ディスクドライブに組み付けるに際しては、図19の場合と同様にしてコムの差し込み部が剛体部9間に差し込まれることになる。このときコムの差し込み部先端は、まず図4で示す傾斜面27aに当接し、さらに押し込められることによって剛体部9相互間の間隔を拡げつつ傾斜面27aから湾曲面27bを経て、剛体部9の表面9bに移行することになる。このためコムの差し込み部が剛体部9のエッジによって摩耗されるようなことがなく、コムの摩耗を無くすか、大幅に抑制することができる。
【0044】
そして、かかる状態において、図15と同様に組み付けられ、ヘッド部19のスライダ25がディスク上に対向することになる。この場合コムの摩耗カスが無いか、大幅に抑制された状態で取り付けられるため、摩耗カスによるディスクドライブへの悪影響を抑制することができる。しかも、コムの摩耗を抑制することができるため、コムの耐久性を大幅に向上することができる。
【0045】
さらに、剛体部9が厚く高剛性であっても、幅方向縁部9aに剛体部9の板厚よりも薄い部分29を設けることによってガイド面27を形成するため、ガイド面27を極めて容易に形成することができる。
【0046】
しかも、剛体部9の高剛性を維持することができると共に、別体のばね部11の低ばね定数を達成することができる。また、ロードビーム3を構成する剛体部9の材質や板厚が、ばね部11に制約を受けることがなくなり、それぞれの要求に応じた適正材質及び板厚の選択が可能となり、サスペンション1に要求される性能を十分に満足することができる。
【0047】
前記剛体部9は高剛性を維持することができるため、基本的には剛性を向上させるための箱曲部を設ける必要がなく、また部分29の折り曲げ高さが剛体部9の板厚以下に設定されているため、剛体部9の空気抵抗を減少させることができる。このためディスク高回転時の風乱の影響が減少し、サスペンションフラッタ(風によるサスペンションのばたつき)の発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
図6,図7は、本発明の第2実施形態を示している。本実施形態においては、剛体部9の幅方向縁部9aに剛体部9のエッジ部を除去することによって、ガイド面27Aを形成したものである。このガイド面27Aの剛体部9の表面9bに対する傾斜角は、θ1=40°程度に設定されている。前記ガイド面27Aの幅は、H1=0.05mm程度に設定されている。但し、傾斜角θ1、幅H1の設定は、他の値を選択することもできる。
【0048】
図7は、前記ガイド面27Aの形成方法を示し、(a)はエッジ部除去前の工程、(b)はガイド面完成工程を示している。まず、図7(a)の工程で、剛体部9のエッジ部37にプレス加工を行い、エッジ部37を除去し、図7(b)の工程のようにガイド面27Aを形成する。
【0049】
このように、本実施形態においても、ガイド面27Aにより第1実施形態とほぼ同様な効果を奏することができる。また、本実施形態では、前記ガイド面27Aをエッジ部37の除去によって行うため、曲げ加工を不要とし、ガイド面27Aの形成をより容易に行うことができる。さらに、ガイド面27Aは、折曲部を設けることなく形成することができ、風の影響をより受け難く、サスペンション1の振動をより確実に防止することができる。ガイド面27Aは、プレス加工により形成するため、剛体部9の片側にのみ設ける場合でも、重量バランスをとることができる。
【0050】
尚、エッジ部37の除去は、エッチング加工を用いることもできる。前記ガイド面27Aは、湾曲面にして表面9bとの連繋をより滑らかに行わせることも可能である。
(第3実施形態)
図8は本発明の第3実施形態に係り、(a)は剛体部の板厚よりも薄い部分の形成工程、(b)はガイド面の完成工程の要部断面図を示している。本実施形態においては、図8(a)の工程で剛体部9の幅方向縁部9aにエッチングによって凹部35Bが形成され、剛体部9の板厚よりも薄い部分29Bが形成される。
【0051】
次いで図8(b)の工程で、部分29Bがプレス加工によって折り曲げられ、斜面27Baと曲面27Bbを有するガイド面27Bが形成される。この部分29Bの表面9bに対する折り曲げ高さは、第1実施形態の部分29と同様に設定されている。また、本実施形態では、部分29Bの折曲部29Ba外表面(湾曲外側の表面)である曲面27Bbが剛体部9の表面9b側へ突出するように形成されている。本実施形態において、曲面27Bbの表面9bに対する突出量は、フレキシャ7と同等かそれ以上に設定されている。ただし、曲面27Bbの表面9bに対する突出量は任意に選択することもできる。
【0052】
従って、本実施形態においても、第1実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。一方、本実施形態においては、曲面27Bbが表面9b側に突出しているため、コムの差し込み時に差し込み部が曲面27Bbに乗り上げて剛体部9の表面9bとの間に間隔を保持することができ、フレキシャ7の導体部の保護を行うことができる。特に、本実施形態のように、曲面27Bbの表面9bに対する突出量が、フレキシャ7と同等かそれ以上に設定されている場合には、フレキシャ7の導体部の保護をより確実に行うことができる。
(第4実施形態)
図9は本発明の第4実施形態に係るサスペンション1Cの斜視図を示している。尚、第1実施形態と対応する構成部分には同符号を付して説明する。
【0053】
このサスペンション1Cでは、サスペンション1Cのロードビーム3Cが剛体部9Cと矩形枠状のばね部材11Cとから構成されている。また、ベース部5Cは、ベースプレート15Cのみからなっている。前記ばね部材11Cは、その一端11Caが前記剛体部9Cの端部9Caに重ね合わされ、レーザ溶接などによって固着されている。前記ばね部材11Cの他端11Cbは、前記ベースプレート15Cの前端に重ね合わされ、レーザ溶接などによって固着されている。前記ばね部材11Cには、開口11Ccが設けられ、両側部11Cd,11Ceが低ばね定数のばね部として機能している。
【0054】
かかるサスペンション1Cの剛体部9Cには、コムの差し込み部を差し込む位置でガイド面27が設けられている。尚、ガイド面27は、幅方向の重量バランスのため剛体部9Cの幅方向両縁部に設けられているが、コムの差し込み側にのみ設ける構成にすることもできる。また、前記ガイド面27に代えて、第2,第3実施形態のガイド面27A,27Bの何れをも適用することができる。
【0055】
従って、本実施形態においても、第1,第2,第3実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。
【0056】
(第5実施形態)
図10は、本発明の第5実施形態にかかるサスペンション1Dの斜視図を示している。尚、図9と対応する構成部分には同符号を付して説明する。
【0057】
本実施形態においては、図9の実施形態に対しベースプレート15Dが長く形成されたもので、ベースプレート15Dはキャリッジのキャリッジアームを兼ねる構成となっている。
【0058】
従って、本実施形態においても、ガイド面27を有することによって、図9とほぼ同様な作用効果を奏することができる。また、ガイド面27に代えて、第2,第3実施形態のガイド面27A,27Bの何れをも適用することができる。
(第6実施形態)
図11,図12は、本発明の第6実施形態を示し、図11はロードビームの斜視図、図12は図11のSB−SB矢視断面図である。
【0059】
図11はロードビーム3Eのみを示し、フレキシャ等は省略している。このロードビーム3Eは、剛体部9Eとばね部11Eとを備えている。前記剛体部9Eは、先端部9Ea側が基端部9Ebに対して漸次幅狭となるほぼ三角形状に形成されている。この剛体部9Eの厚さは、例えばt=100μm程度に設定されている。
【0060】
前記剛体部9Eは、図12をも参照すると、金属プレート37a,37b間に樹脂層37cを介在させ、接着剤などで相互に固定された3層構造となっている。前記金属プレート37a,37bは、ステンレス鋼(SUS)などによって形成され、一方の金属プレート37aの厚みは、t=38μmなどに設定され、他方の金属プレート37bの厚みはt=20μmなどに設定されている。
【0061】
前記樹脂層37cは、ポリイミド(PI)、エポキシなどの樹脂プレートで形成され、その厚みはt=42μmなどに設定されている。これら金属プレート37a,37b、樹脂層37cの厚みの合計が100μmに設定されている。但し、この厚みの設定は一例であって、剛体部9Eの剛性の選択により、全体的な厚み及び各プレートの厚みは他の厚みに設定することも可能である。
【0062】
前記剛体部9Eには、曲げ部39が設けられている。この曲げ部39は、前記金属プレート37bに一体に形成されたもので、この曲げ部39は剛体部9Eの板厚よりも薄い部分となっている。この曲げ部39は、曲げ部39に対応した大きさの3層部分を剛体部の幅方向に突出形成し、この部分の3層の内、例えば金属プレート37a、樹脂層37cをエッチングで除去することにより、曲げ部に対応した形状の舌片を剛体部9Eの幅方向に突出形成し、次いでこの舌片をプレス加工により折り曲げることで形成することができる。
【0063】
前記曲げ部39の折り曲げ形成によって、剛体部9Eには湾曲面で構成されたガイド面27Eが形成されている。このガイド面27Eは、幅方向の重量バランスのため剛体部9Eの幅方向両縁部に設けられているが、コムの差し込み側にのみ設ける構成にすることもできる。
【0064】
前記曲げ部39の高さは、本実施形態において、剛体部9Eの表面9Ebと同等の高さに設定されているが、これよりも低く設定することも可能である。即ち、前記曲げ部39の折り曲げ高さは、剛体部9Eの板厚以下に設定される。前記曲げ部39の高さは、剛体部9Eの板厚よりも高く設定することもできる。
【0065】
前記剛体部9Eの先端部9Eaは、金属プレート37bのみの1層となっており、ディンプル41が設けられている。この先端部9Eaは、例えばエッチングなどによって金属プレート37a、樹脂層37cが除去されたものである。
【0066】
前記ばね部11Eは、一方の金属プレート37aと一体のプレートにより剛体部9Eの端部に形成され、剛体部9Eよりも少ない1層で形成されている。このばね部11Eは、本実施形態において例えばステンレス鋼で形成され、その厚みはt=38μmに設定されている。このばね部11Eには、開口11Eaが設け等れ、両端部11Ec,11Edが低ばね定数のばね部分として機能している。
【0067】
前記ばね部11Eの反剛体部側端部には、ベース部を補強する補強金属プレート43aが一体に設けられている。この補強金属プレート43aは、本実施形態において例えばステンレス鋼で形成され、その厚みはt=38μmに設定されている。この補強金属プレート43aに他の補強金属プレート43bを樹脂層43cを介在させて合わせ、接着剤などで相互に固定することにより3層構造の補強部45が設けられている。
【0068】
この補強部45における補強金属プレート43a,43b、樹脂層43cの関係は、前記剛体部9Eにおける金属プレート37a,37b、樹脂層37cと同一に設定されている。従って、金属プレート43bはステンレス鋼で形成され、その厚みはt=20μmに設定されている。また、前記樹脂層43cは、ポリイミド、エポキシなどの樹脂プレートで形成され、その厚みはt=42μmに設定されている。
【0069】
前記補強部45に、ベースプレートが合わせられてレーザ溶接などにより固着され、該ベースプレートを介しキャリッジのキャリッジアームに取り付けられる構成となっている。
【0070】
そして、本実施形態においても、ガイド面27Eの存在によって、上記各実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。また、曲げ部39の高さは、剛体部9Eの表面9Ebと同等の高さに設定されているため、ディスク高回転時の風の影響を受け難く、振動を抑制することができる。
【0071】
また、本実施形態においては、曲げ部39を金属プレート37bのみに形成しているため、ディンプル41と共にその塑性加工を極めて容易に行うことができる。
【0072】
さらに、本実施形態のサスペンションでは、剛体部3Eが樹脂層を介在した3層構造で、剛体部の剛性を大幅に向上させることができる。また、樹脂層37Cを介在させているため、ダンパ効果を得ることができる。ばね部11Eは、1枚のプレートで形成されているため、低ばね定数を容易に達成することができる。従って、共振周波数の高周波数化、ダンパ効果などによって、サスペンションフラッタの発生をより確実に抑制することができる。
【0073】
また、補強部45を樹脂層43cを挟んだ3層構造とすることによって剛性を向上し、キャリッジへの取付けを確実に行わせることができる。しかも、ロードビーム3Eが樹脂層37c,43cを介在させた3層構造となっているため、全体として大幅な軽量化を図ることができる。
【0074】
なお、ガイド面27Eは、曲げ部39を斜めに設定することで、傾斜面及び湾曲面で構成することもできる。前記ばね部11Eは、図13のように金属プレート37b側と一体に形成することもできる。この場合は、金属プレート37b側の板厚がばね部11Eの板厚に合わせられたものとなる。
【0075】
また、上記実施形態で、ばね部11Eを樹脂層と金属プレートとの2層、或いは金属プレート間に樹脂層を介在した少なくとも3層構造とし、剛体部9E或いは剛体部9E及び補強部45を、樹脂層、金属プレートを重ねてばね部11Eよりもさらに多層に設定することもできる。
(第7実施形態)
図14は本発明の第7実施形態に係るサスペンションのロードビーム3Fを示している。尚、図11の第6実施形態と対応する構成部分には同符号を付して説明する。
【0076】
本実施形態においては、ばね部11Fも金属のプレート47a,47b間に樹脂層47cを介在した3層構造としたものである。プレート47aは、金属プレート37a、補強金属プレート43aと同一の厚みで一体に形成され、プレート47bは金属プレート37b、補強金属プレート43bと同一の厚みで一体にされている。また、樹脂層47cは、各樹脂層37c,43cと同一の厚みで一体に形成されている。
【0077】
従って、本実施形態においても前記第6実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るサスペンションのフレキシャ側から見た平面図である。
【図2】第1実施形態に係り、ガイド面周辺部のフレキシャ側から見た拡大斜視図である。
【図3】第1実施形態に係り、ガイド面周辺部の反フレキシャ側から見た斜視図である。
【図4】第1実施形態に係り、ガイド面周辺部の拡大断面図である。
【図5】第1実施形態に係り、(a)は剛体部の板厚よりも薄い部分の形成工程、(b)はガイド面の完成工程の断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係り、剛体部の幅方向縁部の断面図である。
【図7】第2実施形態に係り、(a)はエッジ部を有する剛体部の幅方向縁部の断面図、(b)はガイド面を形成した剛体部の幅方向縁部の断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係り、(a)は剛体部の板厚よりも薄い部分の形成工程の断面図、(b)はガイド面の完成工程の断面図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係るサスペンションの斜視図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係るサスペンションの斜視図である。
【図11】本発明の第6実施形態に係るロードビームの斜視図である。
【図12】図11のSB−SB矢視断面図である。
【図13】第6実施形態の変形例の実施形態に係るロードビームの斜視図である。
【図14】本発明の第7実施形態に係るサスペンションのロードビームの斜視図である。
【図15】従来例に係り、サスペンションを組み付けたハードディスクドライブの一部断面図である。
【図16】従来例に係るサスペンションのフレキシャ側から見た平面図である。
【図17】従来例に係り、(a)はロードビームの斜視図、(b)は(a)のSA−SA矢視断面図である。
【図18】コムの要部を示す斜視図である。
【図19】コムをサスペンションモジュールに差し込んだ状態の斜視図である。
【図20】コムの差し込み部と剛体部との関係を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1C,1D サスペンション
3,3C,3E,3F ロードビーム
5,5C ベース部
7 フレキシャ
9,9C,9E 剛体部
11,11C,11E,11F ばね部
19 ヘッド部
25 スライダ
27,27A,27B,27E ガイド面
27Bb 曲面(折曲部外表面)
29,29B 剛体部の板厚よりも薄い部分
29Ba 折曲部
39 曲げ部(剛体部の板厚よりも薄い部分)
37 エッジ部

Claims (6)

  1. キャリッジに取り付けられるベース部と、
    剛体部及びばね部からなり前記ばね部が前記ベース部に支持されると共に前記剛体部先端の情報記録、読取用のヘッド部に負荷荷重を与えるロードビームと、
    該ロードビームに取り付けられて前記ヘッド部が設けられたフレキシャとを備え、
    間隔を置いて配置されモジュール化された状態でディスクに対し組み付けるとき、前記剛体部間に、その幅方向縁部から治具を差し込んで該剛体部間の間隔を保持し、前記ヘッド部をディスクに対向させるディスクドライブ用サスペンションにおいて、
    前記剛体部の前記治具を差し込む幅方向縁部に、前記剛体部の板厚よりも薄い部分を一体に形成して折り曲げることにより、又は前記剛体部のエッジ部を除
    去することにより、前記差込時に前記治具をガイドして該治具の摩耗を抑制するためのガイド面を形成したことを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  2. 請求項1記載のディスクドライブ用サスペンションであって、
    前記剛体部の板厚よりも薄い部分は、エッチング加工により形成したことを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  3. 請求項1又は2記載のディスクドライブ用サスペンションであって、
    前記剛体部の板厚よりも薄い部分の折曲部外表面は、前記剛体部のフレキシャ側表面に突出していることを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  4. 請求項1記載のディスクドライブ用サスペンションであって、
    前記エッジ部の除去は、プレス加工により行うことを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  5. 請求項1記載のディスクドライブ用サスペンションであって、
    前記剛体部は、金属プレート間に樹脂層を介在させた少なくとも3層構造であり、
    前記剛体部の板厚よりも薄い部分を、前記金属プレートにより形成したことを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
  6. 請求項1又は2若しくは5記載のディスクドライブ用サスペンションであって、
    前記剛体部の板厚よりも薄い部分の折り曲げ高さは、前記剛体部の板厚以下であることを特徴とするディスクドライブ用サスペンション。
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