JP4266674B2 - レーダ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーダ装置に関し、特に、衝突防止、オートクルーズコントロール、自動運転等を目的として使用される車載用として好適なレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自車両と目標物体との間の距離や自車両に対する目標物体の相対速度を計測するレーダ装置には、FM−CW(Frequency Modulated−Continuous Wave)、パルスドプラ等の各種レーダ方式が採用されている。その中でも、特に、FM−CWレーダ装置は、その回路構成が比較的小型・低廉であって移動体間の車間距離及び相対速度が同時に求まるという利点を有しているため、現在、多くの車両で採用されている。
【0003】
一般に、かかるFM−CWレーダ装置においては、例えば、下記特許文献1に示されるように、送信信号と受信信号とを混合する混合器と、その混合器から出力されるビート信号(アナログ信号)をサンプリングしてディジタル信号に変換するAD変換器(Analog-to-Digital Converter)と、そのAD変換器の出力に対して高速フーリエ変換(FFT)処理を施して解析を行い対象までの距離及び対象の相対速度を算出する処理器と、が設けられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−174548号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、信号処理を行う上で、信号対雑音比(SN比)(signal-to-noise ratio)を向上させる方法として、ハードウェアの性能アップによる方法の他に、演算による方法がある。演算によるSN比向上法としては、取得時刻の異なるデータに対して平均化処理(アベレージング)を施すことでSN比を向上させる方法が一般的である。
【0006】
しかし、レーダの場合、対象(目標物)が移動することに起因してそのビート信号は元来時間的に変化するため、そのデータを単純に平均化することができず、平均化処理(アベレージング)によるSN比向上法を適用することは困難である。
【0007】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、信号処理演算によりノイズの影響を除去することが可能なレーダ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第一の面によれば、信号の周波数帯域に対して充分に高いサンプリング周波数で該信号をサンプリングしてAD変換するAD変換器と、前記AD変換器から出力されるデータを順次振り分けていくことにより、一定周期のデータの列からなるグループを複数個作成するグループ化手段と、前記グループ化手段によってグループ化されたグループごとに、該グループ内のデータに対してフーリエ変換を実施するフーリエ変換手段と、を具備するレーダ装置。が提供される。
【0009】
また、本発明の第二の面によれば、前記第一の面によるレーダ装置において、前記フーリエ変換手段によってグループごとに得られるフーリエ変換結果に基づいて平均化処理を行う平均化処理手段が更に具備される。
【0010】
また、本発明の第三の面によれば、前記第一の面によるレーダ装置において、前記サンプリング周波数は、信号の周波数帯域における最大周波数の4倍以上である。
【0011】
また、本発明の第四の面によれば、信号をサンプリングしてAD変換するAD変換器と、前記AD変換器から連続して出力される一定個数ごとのデータに対して平均化処理を実施していくことにより、時間平均されたデータ列を作成する平均化処理手段と、前記平均化処理手段によって作成されたデータ列に対してフーリエ変換を実施するフーリエ変換手段と、を具備するレーダ装置が提供される。
【0012】
また、本発明の第五の面によれば、前記第四の面によるレーダ装置において、前記AD変換器は、前記ビート信号の周波数帯域における最大周波数の4倍以上のサンプリング周波数でサンプリングを実行する。
【0013】
また、本発明の第六の面によれば、前記第四の面によるレーダ装置において、前記AD変換器は、前記ビート信号のナイキスト間隔以下の一定間隔ごとに近接して複数回サンプリングを実行し、前記平均化処理手段は、該複数回のサンプリングに対応する前記AD変換器の出力データに対して平均化処理を実行する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明をFM−CWレーダ装置に適用した場合の実施形態について説明する。
【0015】
まず、FM−CWレーダによる距離及び相対速度の測定原理について、図1及び図2に基づき説明する。FM−CWレーダは、周波数変調(FM)を施しつつ連続波(CW)を送信し、その覆域内の対象(障害物)からのエコー(反射波)を受信するレーダである。
【0016】
ここで、その周波数変調(FM)を三角波(周波数f0を中心として±Δf/2の範囲で変化する)を用いて制御するとすれば、送信信号の周波数と時間との関係は、図1(A)における実線のようになる。
【0017】
そして、距離Rだけ離隔した場所に存在する対象からの反射信号の周波数と時間との関係は、その対象とレーダとの相対速度が0であるとすれば、図1(A)の破線のようになる。したがって、送信信号と受信信号(即ち、反射信号)とが混合(ミキシング)せしめられて得られるビート信号の周波数(ビート周波数)frは、図1(B)のようになる。
【0018】
ここで、変調三角波の繰り返し周波数をfm、光速をcとすれば、
r/(2R/c)=(Δf/2)/{(1/fm)/4}
∴ R=frc/4fmΔf
の関係が成立し、ビート周波数frを測定すれば、距離Rを算出することができる。
【0019】
対象とレーダとの相対速度が0でない場合には、ドプラ効果が起こるため、送受信信号は図2(A)のようになる。したがって、送信信号の周波数が上昇していく区間のビート周波数fup及び送信信号の周波数が下降していく区間のビート周波数fdownは、図2(B)に示すようになる。
【0020】
すなわち、fup及びfdownは、相対速度が0の場合のビート周波数frにドプラ周波数fdを重畳したものとなり、
up =fr−fd
down=fr+fd
と表される。
【0021】
なお、周知のように、ターゲットが速度vrの相対運動をするときには、レーダが受信する反射波の周波数は、送信波の周波数f0に対して、
d=2・vr・f0/c
によって表されるドプラ周波数だけずれる。ただし、c=3×108〔m/s〕である。
【0022】
したがって、このfup及びfdownを別々に測定し、fup及びfdownに基づいてfr及びfdを算出すれば、これらよりレーダから対象までの距離Rとレーダに対する対象の相対速度vrとを求めることができる。
【0023】
図3は、本発明の一実施形態に係るFM−CWレーダ装置の構成を示すブロック図である。同図において、変調信号発生器10は、変調信号として三角波信号を発生させる装置である。そして、電圧制御型発振器(Voltage-Controlled Oscillator)12は、その三角波信号に基づく周波数変調(FM)を施された送信信号を発生させる。その送信信号は、送信アンテナ14から送信波(電波)として放射される。
【0024】
受信アンテナ16は、かかる送信波に対する反射波を受信するものであり、その受信信号は、混合器(mixer)18に導かれる。混合器18は、その受信信号と送信信号とを混合して前述のビート信号を生成する。生成されたビート信号は、フィルタ20を介してAD変換器(Analog-to-Digital Converter)22に入力される。AD変換器22は、入力信号をサンプリングしてAD変換を行い、ディジタルデータを出力する。
【0025】
そして、AD変換器22の出力データは、処理器24へと導かれる。処理器24は、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)等から構成され、ビート信号を表すディジタルデータ列に対して高速フーリエ変換(FFT)処理を施して周波数解析を行い、前述した測定原理に従って対象までの距離及び対象の相対速度を算出する。
【0026】
ところで、AD変換器22におけるAD変換のタイミングすなわちサンプリングの周期は、入力信号の周波数帯域を考慮して決定される。すなわち、ナイキストの標本化定理(sampling theorem)によれば、信号が有する最大周波数の2倍以上の周波数でサンプリングを行えば、原信号を復元することが可能である。この条件はナイキスト条件と呼ばれ、ナイキスト条件を満足する最低のサンプリング周波数はナイキスト周波数、その逆数はナイキスト周期又はナイキスト間隔とそれぞれ呼ばれる。
【0027】
したがって、AD変換器22におけるサンプリングも、ビート信号の周波数帯域における最大周波数の2倍以上の周波数をサンプリング周波数として実行される。例えば、図4のタイムチャートは、入力信号たるビート信号を便宜的に正弦波信号として、その周波数の4倍のサンプリング周波数でその入力信号電圧vをサンプリングする例を示している。
【0028】
ところで、同図に示されるサンプリング時刻t0,t1,t2,…において、偶然にも、入力信号にインパルス状のノイズが重畳する場合には、その後の信号処理の精度が大きく劣化することとなる。そこで、本発明は、最近のLSI技術の進歩を背景として、ナイキスト周波数よりも充分に高い周波数によるサンプリングすなわちオーバサンプリングを行い、SN比の向上を図るものである。
【0029】
図5は、AD変換器22におけるオーバサンプリングについて説明するためのタイムチャートである。図5における例では、図4の場合に比較して、3倍のサンプリング周波数で入力信号(電圧v)がサンプリングされている。以下、このようにしてオーバサンプリングされたデータによる信号処理について説明する。
【0030】
図6は、本発明の第一実施形態に係る、処理器24による信号処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップ102では、AD変換器22において図5に示されるようにオーバサンプリングされAD変換されたAD変換器出力データ、すなわちビート信号としての3N(Nは正の整数)個のディジタルデータ列A(n)(n=0,1,2,…,3N−1)が取り込まれる。
【0031】
次いで、ステップ104では、取り込まれた3N個のデータのうちのN個のデータの列A(3i)(i=0,1,2,…,N−1)に対して高速フーリエ変換(FFT)が施されて周波数解析が行われる。すなわち、図5におけるサンプリング時刻t0,t3,t6,t9,t12,t15,…において収集されたデータに基づいて周波数解析が行われる。
【0032】
次いで、ステップ106では、同様に、取り込まれた3N個のデータのうちのN個のデータの列A(3i+1)(i=0,1,2,…,N−1)に対して高速フーリエ変換(FFT)が施されて周波数解析が行われる。すなわち、図5におけるサンプリング時刻t1,t4,t7,t10,t13,t16,…において収集されたデータに基づいて周波数解析が行われる。
【0033】
次いで、ステップ108では、同様に、取り込まれた3N個のデータのうちのN個のデータの列A(3i+2)(i=0,1,2,…,N−1)に対して高速フーリエ変換(FFT)が施されて周波数解析が行われる。すなわち、図5におけるサンプリング時刻t2,t5,t8,t11,t14,t17,…において収集されたデータに基づいて周波数解析が行われる。
【0034】
このように、本実施形態においては、AD変換器22から出力されるデータが順次振り分けられていき、一定周期のデータの列からなるグループが複数個作成され、そのグループごとに、その中のデータに対してフーリエ変換が実施される。かくして、図7(A)、(B)及び(C)に示されるように、3個のフーリエ変換結果が得られることとなる。
【0035】
最後のステップ110では、グループごとに得られたフーリエ変換結果に対して平均化処理が実施される。その平均化処理後の周波数データは、送信信号の周波数が上昇していく区間のビート周波数fup又は送信信号の周波数が下降していく区間のビート周波数fdownとして、レーダから対象までの距離Rとレーダに対する対象の相対速度vrとの算出に利用されることとなる。
【0036】
以上のような第一実施形態によれば、たとえ、あるサンプリング時刻にインパルス状のノイズが入力信号に重畳する場合にあっても、その後の信号処理の精度が大きく劣化することはなく、信号に重畳する熱雑音等によるフロア雑音に対しても平均化処理を行うことで低減化が図れSN比が向上する。
【0037】
なお、上記の第一実施形態では、3個のグループを作成したが、サンプリング周波数がビート信号の周波数帯域における最大周波数の4倍以上であれば、少なくとも2個のグループを作成することができ、本発明を利用することができることとなる。
【0038】
図8は、本発明の第二実施形態に係る、処理器24による信号処理手順を示すフローチャートである。まず、まず、ステップ202では、AD変換器22において図5に示されるようにオーバサンプリングされAD変換されたAD変換器出力データ、すなわちビート信号としての3N(Nは正の整数)個のディジタルデータ列A(n)(n=0,1,2,…,3N−1)が取り込まれる。
【0039】
次いで、ステップ204では、取り込まれた3N個のデータに対し、3個のデータごとに平均化処理が行われる。具体的には、
B(m)=[A(3m)+A(3m+1)+A(3m+2)]/3
(m=0,1,2,…,N−1)
なる演算が行われて、新たなN個のデータ列B(m)(m=0,1,2,…,N−1)が作成される。すなわち、図5におけるサンプリング時刻t0,t1及びt2において収集されたデータに対して平均化が行われ、次いで、サンプリング時刻t3,t4及びt5において収集されたデータに対して平均化が行われ、以下同様に平均化処理が行われていくこととなる。
【0040】
このように、第二実施形態では、AD変換器から連続して出力される一定個数ごとのデータに対して平均化処理が実施されていき、時間平均されたデータ列が作成される。そして、最後のステップ206では、時間平均処理後のデータ列B(m)(m=0,1,2,…,N−1)に対して高速フーリエ変換(FFT)が施されて周波数解析が行われ、送信信号の周波数が上昇していく区間のビート周波数fup又は送信信号の周波数が下降していく区間のビート周波数fdownが求められる。そして、その値は、レーダから対象までの距離Rとレーダに対する対象の相対速度vrとの算出に利用されることとなる。
【0041】
以上のような第二実施形態においても、前述の第一実施形態と同様に、あるサンプリング時刻にインパルス状のノイズが入力信号に重畳しても、その後の信号処理の精度が大きく劣化することはなく、信号に重畳する熱雑音等によるフロア雑音に対しても平均化処理を行うことで低減化が図れSN比が向上する。
【0042】
なお、上記の第二実施形態では、3個のデータごとに時間平均処理を施しているが、サンプリング周波数がビート信号の周波数帯域における最大周波数の4倍以上であれば、2個以上のデータごとに時間平均処理を施すことができ、本発明を利用することができることとなる。
【0043】
また、この第二実施形態の場合には、必ずしも一定周期でサンプリングを行う必要はなく、図9に示されるように、ナイキスト条件を満足する本来のサンプリング時刻の近傍で複数回データを採取するようにしてもよい。すなわち、ビート信号のナイキスト間隔以下の一定間隔ごとに近接して複数回サンプリングを実行し、該複数回のサンプリングに対応するデータに対して平均化処理を実行するようにしてもよい。
【0044】
以上、本発明の実施形態について述べてきたが、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、様々な実施形態を採用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、レーダ装置において、信号処理演算によりノイズの影響を除去することが可能となり、処理精度の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、FM−CWレーダにおいて相対速度が0である場合の、送受信信号の周波数と時間との関係及びビート周波数と時間との関係をそれぞれ示す特性図である。
【図2】(A)及び(B)は、FM−CWレーダにおいて相対速度が0でない場合の、送受信信号の周波数と時間との関係及びビート周波数と時間との関係をそれぞれ示す特性図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るFM−CWレーダ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】入力信号(電圧v)をサンプリングする例を示すタイムチャートである。
【図5】AD変換器におけるオーバサンプリングについて説明するためのタイムチャートである。
【図6】本発明の第一実施形態に係る、処理器による信号処理手順を示すフローチャートである。
【図7】グループごとに得られるフーリエ変換結果を例示する図である。
【図8】本発明の第二実施形態に係る、処理器による信号処理手順を示すフローチャートである。
【図9】AD変換器におけるオーバサンプリングについて説明するための他のタイムチャートである。
【符号の説明】
10…変調信号発生器
12…電圧制御型発振器(Voltage-Controlled Oscillator)
14…送信アンテナ
16…受信アンテナ
18…混合器(mixer)
20…フィルタ
22…AD変換器(Analog-to-Digital Converter)
24…処理器

Claims (2)

  1. レーダ送信信号とレーダ受信信号とを混合してビート信号を出力する混合器と、
    前記混合器から出力されるビート信号の周波数帯域に対して充分に高いサンプリング周波数で該ビート信号をサンプリングしてAD変換するAD変換器と、
    前記AD変換器から出力されるデータを順次振り分けていくことにより、一定周期のデータの列からなるグループを複数個作成するサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段によってグループ化されたグループごとに、該グループ内のデータに対してフーリエ変換を実施するフーリエ変換手段と、
    前記フーリエ変換手段によりグループごとに得られるフーリエ変換結果に対して平均化処理を実施し、該平均化処理後のビート周波数から、レーダから対象までの距離とレーダに対する対象の相対速度とを算出する手段と、
    を具備し、前記サンプリング手段は、前記AD変換器から出力されるデータのうち作成するグループに振り分けられるサンプリングデータから前記作成するグループの個数分サンプリングデータをずらして各グループに順次振り分けていくことにより、一定周期のデータの列からなるグループを2個以上作成するFM−CWレーダ装置。
  2. レーダ送信信号とレーダ受信信号とを混合してビート信号を出力する混合器と、
    前記混合器から出力されるビート信号をサンプリングしてAD変換するAD変換器と、
    前記AD変換器から連続して出力される一定個数ごとのデータに対して平均化処理を実施していくことにより、時間平均されたデータ列を作成するサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段によって作成されたデータ列に対してフーリエ変換を実施するフーリエ変換手段と、
    前記フーリエ変換手段によるフーリエ変換結果に基づくビート周波数から、レーダから対象までの距離とレーダに対する対象の相対速度とを算出する手段と、
    を具備し、前記AD変換器は、前記ビート信号のナイキスト間隔以下の一定間隔ごとに近接して複数回サンプリングを実行し、前記サンプリング手段は、該複数回のサンプリングに対応する前記AD変換器の出力データに対して平均化処理を実行するFM−CWレーダ装置。
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