JP2003315446A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2003315446A JP2002115662A JP2002115662A JP2003315446A JP 2003315446 A JP2003315446 A JP 2003315446A JP 2002115662 A JP2002115662 A JP 2002115662A JP 2002115662 A JP2002115662 A JP 2002115662A JP 2003315446 A JP2003315446 A JP 2003315446A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確に目標物体の距離および相対速度を検知
することができる。 【解決手段】 送信アンテナ4の出力と受信アンテナ6
の入力とをミキシングするミクサ7と、LPF8と、L
PF8の出力信号をサンプリングしてA/D変換するA
/D変換器9と、変換された当該信号を高速フーリエ変
換するFFT処理装置10と、FFT処理装置10によ
る結果から、エリアシングの発生した周波数成分を有す
る信号を判別し、エリアシングのない正常な周波数成分
の信号に補正して、目標物5の距離及び相対速度データ
を得るエリアシング判別・補正手段11と、エリアシン
グ判別・補正手段11により得られた前記目標物の距離
及び相対速度データから、必要なデータを選択する目標
物体選択手段12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ装置に関
し、特に、自動車等の車輌に搭載して、送信した電磁波
を目標物で反射させて受信することにより、目標物の距
離および相対速度を検知する車載用のレーダ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌においては、先行車等と
の相対距離および相対速度を測定するために車載用レー
ダ装置が用いられている。従来の車載用レーダ装置とし
ては、例えば、図11に示すような構成を有するものが
知られている。図11において、41は変調器、42は
電圧制御発信器、43はパワーデバイダ,44は送信ア
ンテナ、45は目標物体、46は受信アンテナ、47は
ミクサ、48は低域通過フィルタ(以下、LPFとす
る。)、49はA/D変換器、50はFFT処理装置、
51は信号処理装置である。
【0003】次に、このように構成された従来装置の動
作について説明する。変調器41は線形なFM変調用の
電圧信号を出力する。そのFM変調用電圧信号により電
圧制御発信器42がFM変調された電磁波を発生する。
その電磁波をパワーデバイダー43により2つに分け、
一方はミクサ47に入力される。もう一方は送信アンテ
ナ44から空間に出力される。送信アンテナ44から空
間に出力された電磁波は目標物体45により反射し、送
信電磁波に対して遅延時間Td[S]をもって受信アン
テナ46に入力される。さらに目標物体45が相対速度
を持つ場合、受信電磁波は送信電磁波に対してドップラ
シフトFd[Hz]をもって受信アンテナ46に入力さ
れる。受信アンテナ46で受信した電磁波は、ミクサ4
7により、上記パワーデバイダ43により入力された送
信電磁波とミキシングされ、上記遅延時間Tdとドップ
ラシフトFdに対応したビート信号を出力する。LPF
48は、A/D変換器49のサンプリング周波数Fsの
半分以下の周波数成分をもつ信号を通過する用に構成さ
れている。A/D変換器49は、LPF48を通過した
ビート信号をサンプリング周波数Fs[Hz]でサンプ
リングする。FFT処理装置50は、A/D変換器49
でサンプリングしたビート信号を高速フーリエ変換(F
FT)し、ビート信号の周波数成分を出力する。信号処
理装置51はFFT処理装置50の出力する周波数成分
より、目標物体45までの相対距離と相対速度を算出す
る。
【0004】次に信号処理装置11によって相対距離と
相対速度を算出する方法を説明する。図12は上記レー
ダ装置を用いた相対距離と相対速度を算出する一例であ
る。図12において送信電磁波は送信電磁波の周波数掃
引帯域幅B、変調周期TmでFM変調されている。受信
電磁波は、送信電磁波が、送信アンテナ44から距離R
に存在する目標物体45で反射されて、受信アンテナ4
6に入力されるまでの遅延時間Tdを持っている。ま
た、目標物体45が相対速度を持つとき受信電磁波は送
信電磁波に対してFdだけドップラシフトする。よって
ミクサ47でミキシングされたビート信号に含まれる周
波数成分には,周波数上昇時には送信信号と受信信号の
周波数差Fbuが含まれ,周波数下降時には送信信号と
受信信号の周波数差Fbdが含まれている。上記Fb
u、Fbd、Tm、Bと光速C(=3.0×10
/s)、搬送波の波長λ(搬送波の基本周波数がF
60GHzならばλ=5.0×10−3m)により目標
物体45の相対距離Rと相対速度vは下式(1)により
求められる。
【0005】 R=(TmC/8B)×(Fbu+Fbd) v=(λ/4)×(Fbu−Fbd) (1)
【0006】次にFFT処理装置49の高速フーリエ変
換について説明する。通常高速フーリエ変換は2個の
FFT点数のサンプリングデータを入力し、2個の周
波数成分データを出力する。観測時間Tm/2のとき、
周波数分解能は
【0007】 ΔF=2/Tm (2)
【0008】となり、正しく検出できる最大周波数Fm
axは、
【0009】 Fmax=2n−1×ΔF=2n−1×2/Tm (3)
【0010】となる。それ以上の周波数成分が入力され
ると、エリアシングが発生し、図2のように周波数Fm
axで折り返されるため偽の周波数成分が現れる。この
エリアシングによる偽の周波数成分を防ぐため、FFT
処理装置49の入力前にはLPF48が設置され、Fm
ax以上の周波数成分をカットしている。
【0011】次に相対距離Rと相対速度vの分解能(離
散的に出力されるデータ値の最小ステップ)をそれぞれ
ΔR、Δv とする。周波数差FbuとFbdの分解能
ΔFは上記周波数分解能2/Tmとなり、
【0012】
【0013】
【0014】となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】例えば距離分解能ΔR
=1[m]、最大検知距離Rmax=150[m]のレ
ーダを設計する場合、必要な変調幅Bは上述の(4)式
より、
【0016】B=C/2/ΔR=150[MHz]
【0017】の変調幅を必要とし、FFT点数は
【0018】2≧ΔR×Rmax×2=300
【0019】を満たす2=512点が必要となる。ま
た速度分解能Δv=1[km/h]としたとき、変調周
期Tmは
【0020】Tm=λ/Δv=5.0×10−3×3.
6=18×10−3[S]
【0021】が必要となる。
【0022】距離150m、相対速度0km/hの物体
を検知すると、周波数差Fbu,Fbdはともに
【0023】 Fbu=Fbd=ΔF×150/ΔR=ΔF×150
【0024】となるが、距離150m相対速度200k
m/hの物体を検知する場合、周波数差Fbu、Fbd
【0025】Fbu=|ΔF×150/ΔR+ΔF×2
00/ΔR|=ΔF×350 Fbd=|ΔF×150/ΔR−ΔF×200/Δv|
=ΔF×50
【0026】となる。
【0027】FFT点数が512のとき、最大周波数F
maxは
【0028】Fmax=ΔF×256
【0029】となり、それ以上の周波数成分はエリアシ
ングにより正常に検出できない。このためLPF48に
よりFmax以上の周波数をカットしている。よってF
bu=ΔF×350はLPF48によりカットされてし
まい、検出できなくなる。
【0030】この問題点を解決するためには距離分解能
ΔRまたは相対速度分解能Δvの分解能を荒くすること
が考えられる。例えばΔR=1.5m、Δv=1.5k
m/hにすれば、Fbu=ΔF×175となり、LPF
48はFmax’=Fmax×1.5の周波数成分まで
通過させることで検出が可能となる。
【0031】または、ΔR、Δvはそのままで、FFT
点数を1024点に増やし、LPF48はFmax’’
=Fmax×2の周波数成分まで通過させることによ
り、正常な検知が可能となる。
【0032】しかしながら、分解能を荒くするというこ
とはすなわちレーダ性能の低下につながり、また、FF
T点数を増やすことは、計算量と記憶装置の大幅増加に
つながり、コストの面で大きな問題となる。
【0033】この発明は,かかる問題点を解決するため
になされたもので、エリアシングが発生する目標物体に
ついても正確に検知することができるレーダ装置を得る
ことを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】この発明は、目標物体に
対して電磁波を送信する送信手段と、前記送信手段によ
り送信されて、目標物体で反射された電磁波を受信する
受信手段と、前記送信手段の出力と前記受信手段の入力
とをミキシングし、ビート信号を発生するミキシング手
段と、前記ミキシング手段から出力されたビート信号の
うちで、所定の周波数以下の周波数成分を有する信号を
通過させる低域通過フィルタと、前記低域通過フィルタ
の出力信号をサンプリングし、デジタル信号に変換する
A/D変換手段と、前記A/D変換手段によりサンプリ
ングされてデジタル信号に変換されたサンプリング信号
を、高速フーリエ変換する高速フーリエ変換処理手段
と、前記高速フーリエ変換処理手段による高速フーリエ
変換結果から、エリアシングの発生した周波数成分を有
する信号を判別し、エリアシングの発生した信号につい
ては、エリアシングのない正常な周波数成分の信号に補
正して、当該補正された信号に基づいて、一方、エリア
シングの発生していない信号については、そのままの信
号に基づいて、前記目標物の距離及び相対速度データを
得るエリアシング判別・補正手段と、前記エリアシング
判別・補正手段により得られた前記目標物の距離及び相
対速度データの中から必要なデータを選択する目標物体
選択手段とを備えたレーダ装置である。
【0035】また、前記エリアシング判別・補正手段
は、前記高速フーリエ変換結果から得られる前記目標物
の距離及び相対速度データの候補が複数個あった場合
に、前記高速フーリエ変換結果の周波数成分の時間変化
に基づいて、前記候補の中からエリアシングが発生して
いない正常な距離及び相対速度データを判別する。
【0036】また、前記高速フーリエ変換手段は、所定
のレンジゲート幅を有する各レンジゲート毎に、前記サ
ンプリング信号を高速フーリエ変換した高速フーリエ変
換結果を出力し、前記エリアシング判別・補正手段は、
前記高速フーリエ変換結果から前記目標物の距離及び相
対速度データの候補が複数個得られた場合に、前記高速
フーリエ変換結果がいずれのレンジゲートのサンプリン
グデータによるものであるかを参照して、当該参照結果
に基づいて、前記候補の中からエリアシングが発生して
いない正常な距離及び相対速度データを判別する。
【0037】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態である車載用レーダ装置を示すもので、図1
において、1は変調器、2は電圧制御発信器、3はパワ
ーデバイダ,4は送信アンテナ、5は目標物体、6は受
信アンテナ、7はミクサ、8はLPF、9はA/D変換
器、10はFFT処理装置、11はエリアシング判別・
補正手段、12は目標物体選択手段である。
【0038】次に、上記のように構成された本実施の形
態に係る車載用レーダ装置の動作を説明する。変調器1
は線形なFM変調用の電圧信号を出力する。そのFM変
調用電圧信号により電圧制御発信器2がFM変調された
電磁波を発生する。その電磁波をパワーデバイダー3に
より2つに分け、一方はミクサ7に入力される。もう一
方は送信アンテナ4から電磁波が空間に出力される。送
信アンテナ4から空間に出力された電磁波は目標物体5
により反射し、送信電磁波に対して遅延時間Td[S]
をもって受信アンテナ6に入力される。さらに、目標物
体5が相対速度を持つ場合には、受信電磁波は送信電磁
波に対してドップラシフトFd[Hz]をもって受信ア
ンテナ6に入力される。受信アンテナ6で受信した電磁
波は、ミクサ7において、パワーデバイダ3により入力
された上記送信電磁波とミキシングされ、上記遅延時間
TdとドップラシフトFdに対応したビート信号を出力
する。次に、LPF8により、A/D変換器9のサンプ
リング周波数Fs以下の周波数成分をもつ信号のみを通
過させる。A/D変換器9はLPF8を通過したビート
信号をサンプリング周波数Fs[Hz]でサンプリング
する。FFT処理装置10はA/D変換器9でサンプリ
ングしたビート信号を高速フーリエ変換(FFT)し、
ビート信号の周波数成分を出力する。エリアシング判別
・補正手段11はビート信号の周波数成分のうち、エリ
アシングが発生しているデータを検知し、これをエリア
シングのない正しいデータに補正した距離・相対速度を
出力する。なお、図2は、エリアシングの発生を説明し
た図であるが、図2において100はエレアシングがな
い場合の周波数成分、101は偽の周波数成分、102
は所定の最大周波数Fmaxである。Fmax以上の周
波数成分は、エリアシングにより、偽の周波数成分10
1となってしまう。そのため、本発明においては、エリ
アシング判別・補正手段11により、エリアシングのな
い場合の正しい周波数成分100に変換する。正しい周
波数成分100は、Fmaxで偽の周波数成分101を
折り返したところの値となる。目標物体選択手段12
は、エリアシング判別・補正手段11により補正された
複数の距離・相対速度データと自車速、道路曲率等に基
づいて(すなわち、それらに関する所定の条件に合っ
た)自車両に必要な目標物体を選択する。
【0039】次に、このように構成された本発明の車載
用レーダ装置における、エリアシング判別・補正手段1
1の原理を説明する。例えば、距離分解能ΔR=1
[m]、最大検知距離Rmax=150[m]のレーダ
を設計する場合、必要な変調幅Bは上述の(2)式よ
り、
【0040】B=C/2/ΔR=150[MHz]
【0041】の変調幅を必要とし、FFT点数は
【0042】2>ΔR×Rmax×2=300
【0043】となる、512点が必要となる。また速度
分解能Δv=1[km/h]としたとき、変調周期Tm
【0044】Tm=λ/Δv=5.0×10−3×3.
6=18×10−3[S]
【0045】が必要となる。
【0046】距離150m、相対速度0km/hの物体
Aを検知すると、図3(a)及び(b)のように、周波
数差Fbu(送信周波数上昇時)、Fbd(送信周波数
下降時)はともに、
【0047】 Fbu=Fbd=ΔF×150/ΔR=ΔF×150
【0048】となるが、距離150m、相対速度200
km/hの物体Bを検知する場合、図4(a)および
(b)のように、周波数差Fbu、Fbdは
【0049】Fbu=|ΔF×150/ΔR+ΔF×2
00/Δv|=ΔF×350 Fbd=|ΔF×150/ΔR−ΔF×200/Δv|
=ΔF×50
【0050】となる。LPF8はサンプリング周波数F
sまでの帯域を通過するため、Fbu,FbdともにL
PF8でカットされることはない。
【0051】ここで、FFT点数を512とした場合、
最大周波数Fmaxは
【0052】Fmax=256×ΔF
【0053】であるため、図5(a)及び(b)のよう
にFmaxで折り返され、
【0054】Fbu=ΔF×162 Fbd=ΔF×50
【0055】と認識される。
【0056】ところで、距離106m、相対速度56k
m/hの物体Cを検知する場合、周波数差Fbu、Fb
dは、
【0057】Fbu=|ΔF×106/ΔR+ΔF×5
6/Δv|=ΔF×162 Fbd=|ΔF×106/ΔR−ΔF×56/Δv|=
ΔF×50
【0058】となり、距離150m、相対速度200k
m/hの物体Bと全く同じように検知される。
【0059】距離150m、相対速度200km/hの
物体Bと距離106m、相対速度56km/hの物体C
は、上述のように、ビート信号の周波数成分Fbu、F
bdは全く同じとなるが、物体B、Cは相対速度が異な
るため、Fbu、Fbdの時間変化は異なる。
【0060】相対速度が一定の場合、距離150m相対
速度200km/hの物体Bの0.1秒後の距離は14
4mとなり、Fbu、Fbdは
【0061】Fbu=|ΔF×144/ΔR+ΔF×2
00/Δv|=ΔF×344 Fbd=|ΔF×144/ΔR−ΔF×200/Δv|
=ΔF×56
【0062】エリアシングを考慮して、補正すれば、
【0063】Fbu=ΔF×168 Fbd=ΔF×56
【0064】となり、0.1秒間のFbu、Fbdの変
化量は、ΔF×6となる。
【0065】一方、距離106m、相対速度56km/
hの物体Cの0.1秒後の距離は108mとなり、Fb
u、Fbdは
【0066】Fbu=|ΔF×108/ΔR+ΔF×5
6/Δv|=ΔF×164 Fbd=|ΔF×108/ΔR−ΔF×56/Δv|=
ΔF×52
【0067】となり、0.1秒間のFbu、Fbdの変
化量はΔF×2となる。
【0068】このようにして、エリアシング判別・補正
手段11は、Fbu、Fbdの時間変化量を観測し、こ
の結果より、得られたFbu、Fbdが物体Bであるの
か、物体Cであるのかを判別することができる。
【0069】図6はこのように構成された本発明の車載
用レーダ装置における、エリアシング判別・補正手段1
1の処理内容を示したフローチャートである。まず、ス
テップS60で、周波数上昇時のビート信号のFFT結
果からピークサーチを行い、Fbuを求める。Fbuは
複数の場合もある。同様に、ステップS61で周波数下
降時のビート信号のFFT結果からピークサーチを行
い、Fbdを求める。Fbdは複数の場合もある。次に
ステップS62では処理60で得られた複数のFbuデ
ータと、1処理周期前のステップS60で得られた複数
のFbuデータのどのデータに対応するかをそれぞれ同
定し、同定した1処理周期前のFbuと今回のFbuか
ら周波数時間変化量を求める。同様に、ステップS63
では得られた複数のFbdデータと、1処理周期前のス
テップS61で得られた複数のFbdデータのどのデー
タに対応するかをそれぞれ同定し、同定した1処理周期
前のFbdと今回のFbdから周波数時間変化量を求め
る。
【0070】次に、ステップS64で複数のFbu、F
bdの組み合わせを決定する。次に、ステップS65で
Fbu、Fbdの組み合わせの中から1つを選択する。
次にステップS66でFbu、Fbdそれぞれがエリア
シングあり、なしの場合についての4通りの距離・相対
速度候補を求める。次に、ステップS67では、ステッ
プS66で求めたエリアシングあり、なしの場合につい
ての4通りの距離・相対速度候補とステップS62、S
63で求めたFbu、Fbdの周波数時間変化量より、
4通りの距離・相対速度候補より正しい距離・相対速度
を選択する。次に、ステップS68で、全Fbu、Fb
dの組み合わせに対し、距離・相対速度が求められてい
れば終了し、そうでなければステップS65に戻る。
【0071】上述したように、従来装置では、エリアシ
ングによる偽の周波数成分を除去するため、サンプリン
グ周波数Fsの半分以下の周波数を通過するLPF48
を使用しているが、本実施の形態においては、上記のよ
うに構成され、サンプリング周波数Fs以下の周波数を
通過するLPF8を使用し、あえて、エリアシングを発
生する周波数成分まで補正して利用することで、同程度
の計算量で、従来装置よりも目標物体の検知距離、検知
相対速度範囲を広げることができる。
【0072】なお、この場合に限らず、従来装置と同じ
に、Fsの半分以下の周波数を通過するLPFを用い
て、同じ検知距離範囲、検知相対速度範囲の車載用レー
ダ装置としてもよく、この場合には、計算量を少なくす
ることができる。
【0073】また、サンプリング周波数Fs以上の周波
数も通過するLPF8を使用しても、同様の考え方でエ
リアシングを判別・補正することができるのは明らかで
ある。
【0074】本実施の形態においては、エリアシング判
別・補正手段31が、FFT演算結果から距離および相
対速度の候補を求め、その候補の中から正しい候補を判
別する際に、当該FFT演算結果の時間変化量を求め
て、時間変化量の値に基づいて、正しい候補の判別を行
うようにしたので、誤った候補を選ぶことを防止でき、
正確に物体の距離および相対速度の検知を行うことがで
きる。
【0075】実施の形態2.図7は、実施の形態1の車
載用レーダ装置に、パルス変調機能を加えたものであ
り、FMパルスドップラ−方式の車載用レーダ装置であ
る。図7において、21は変調器、22は電圧制御発信
器、23は電圧制御発振器2の電磁波の電力を送信アン
テナ24または受信側ミクサ27に切り替えるための送
受信切替スイッチ、24は送信アンテナ、25は目標物
体、26は受信アンテナ、27はミクサ、28はLP
F、29はA/D変換器、30はFFT処理装置、31
はエリアシング判別・補正装置、32は信号処理装置で
ある。図1に示した構成と異なる点は、図1においては
パワーデバイダ3が設けられているのに対し、図7にお
いては、送受信切替スイッチ23が設けられている点で
ある。
【0076】このように構成された車載用レーダ装置の
電磁波送信動作を説明する。変調器21は線形なFM変
調用の電圧信号を出力する。そのFM変調用電圧信号に
より電圧制御発信器22がFM変調された電磁波を出力
する。その電磁波は送受信切替スイッチ23により送信
用アンテナ24から空間に出力される。次に電磁波受信
動作を説明する。電磁波送信開始時からパルス時間幅t
g、例えば、200ns(=1/(5MHz)、距離3
0×2m相当)だけ経過した時点で、送受信切替スイッ
チ23は受信側に切り替わり、電圧制御発信器22とミ
クサ27を接続する。また、送信用アンテナ24から空
間に出力された電磁波は200nsだけ出力されるパル
ス波となり、距離Rに存在する目標物体25で反射さ
れ、送信電磁波に対して距離Rに依存する遅延時間Δt
をもって受信用アンテナ26に入力される。目標物体2
5が相対速度を持つとき受信電磁波周波数は送信電磁波
周波数に対してfbだけドップラシフトして受信用アン
テナ26に入力される。受信用アンテナ26で入力され
た電磁波はミクサ27により電圧制御発信器22からの
送信用電磁波とミキシングされ、ビート信号を出力す
る。得られたビート信号は、例えば、カットオフ周波数
が5MHzのフィルタ28を通過し、A/D変換器29
に入力され、図10に示すようにレンジゲート毎、例え
ば、5MHzの周期でデジタル信号に変換される。A/
D変換器29の出力データは目標物体25に対応するレ
ンジゲート番号kでのみ目標物体25で反射した電磁波
による周波数成分が発生する。このレンジゲート番号k
から目標物体25の距離Rgは下記の式(6)で計算で
きる。 Rg=(tg×k×C)/2 (6) ここで、Cは光速である。距離分解能はパルス時間幅t
g相当となり、例えば、tg=200nsであれば、距
離分解能は30mとなる。これをレンジゲート幅と呼ぶ
ことにする。
【0077】例えば、ΔR=1m、Δv=1km/hの
場合、R=70m、v=0km/hの物体Dと、R=1
50m、v=0km/hの物体Eの2つが存在する場
合、上述の実施の形態1の車載用レーダ装置では、図8
(a)及び(b)に示すような演算結果が得られるが、
本実施の形態の車載用レーダ装置では、レンジゲート幅
を例えば30mに設定した場合、図9に示すように、各
レンジゲート範囲に存在する物体により現れる周波数成
分のみが検知されるため、物体Dはレンジゲート3での
み、物体Eはレンジゲート5でのみ周波数成分が現れ
る。なお、レンジゲート幅を30mとした場合、レンジ
ゲート1:0〜30m以下、レンジゲート2:30〜6
0m以下、レンジゲート3:60〜90m以下、レンジ
ゲート4:90〜120m以下、レンジゲート5:12
0〜150m以下となる。また、図9の(a)及び
(b)は、レンジゲート3に対応した距離範囲に存在す
る物体のFFT結果、図9の(c)及び(d)は、レン
ジゲート5に対応した距離範囲に存在する物体のFFT
結果、図9の(e)及び(f)は、レンジゲート1,
2,4等(すなわち、レンジゲート3,5以外)に対応
した距離範囲に存在する物体のFFT結果を示してい
る。
【0078】次に、本実施の形態におけるエリアシング
判別・補正手段31について説明する。例えば実施の形
態1と同様に、
【0079】Fbu=ΔF×162 Fbd=ΔF×50
【0080】という周波数成分がエリアシング判別・補
正手段31に入力された場合、このFbu,Fbdから
得られる距離、相対速度の候補として、上述の通り、
【0081】距離=150m、相対速度=200km または 距離=106m、相対速度=56km/h
【0082】の2通りが考えられる。レンジゲート幅=
30mに設定した場合、距離=150mの物体はレンジ
ゲート5で、距離=106mの物体はレンジゲート4で
検知されることとなる。図9の結果から、レンジゲート
5においては、物体Eが検知されており、一方、レンジ
ゲート4においては、1つも物体が検知されていないこ
とから、距離=150m、相対速度=200kmの候補
が正しいことがわかる。このようにして、エリアシング
判別・補正手段31はどのレンジゲートのデータである
かを調べることで、どちらか一方が正常な周波数成分で
あると判断し、正常な周波数成分のみを出力する。
【0083】以上のように、本実施の形態においては、
上述の実施の形態1と同様の効果を得ることができると
ともに、さらに、送受信切替スイッチ23の働きによ
り、FMパルスドップラー方式を用いて、所定のレンジ
ゲート幅を持つレンジゲート毎のFFT演算結果を得
て、エリアシング判別・補正手段31が、そのFFT演
算結果から得られる距離および相対速度の候補の中か
ら、正しい候補を判別する際に、当該FFT演算結果が
どのレンジゲートのデータであるかを調べることによ
り、正しい候補の判別を行うようにしたので、正確に物
体の距離および相対速度の検知を行うことができる。
【0084】
【発明の効果】この発明は、目標物体に対して電磁波を
送信する送信手段と、前記送信手段により送信されて、
目標物体で反射された電磁波を受信する受信手段と、前
記送信手段の出力と前記受信手段の入力とをミキシング
し、ビート信号を発生するミキシング手段と、前記ミキ
シング手段から出力されたビート信号のうちで、所定の
周波数以下の周波数成分を有する信号を通過させる低域
通過フィルタと、前記低域通過フィルタの出力信号をサ
ンプリングし、デジタル信号に変換するA/D変換手段
と、前記A/D変換手段によりサンプリングされてデジ
タル信号に変換されたサンプリング信号を、高速フーリ
エ変換する高速フーリエ変換処理手段と、前記高速フー
リエ変換処理手段による高速フーリエ変換結果から、エ
リアシングの発生した周波数成分を有する信号を判別
し、エリアシングの発生した信号については、エリアシ
ングのない正常な周波数成分の信号に補正して、当該補
正された信号に基づいて、一方、エリアシングの発生し
ていない信号については、そのままの信号に基づいて、
前記目標物の距離及び相対速度データを得るエリアシン
グ判別・補正手段と、前記エリアシング判別・補正手段
により得られた前記目標物の距離及び相対速度データか
ら必要なデータを選択する目標物体選択手段とを備えた
レーダ装置であるので、エリアシングが発生する目標物
体についても正確に検知することができる。
【0085】また、前記エリアシング判別・補正手段
は、前記高速フーリエ変換結果から得られる前記目標物
の距離及び相対速度データの候補が複数個あった場合
に、前記高速フーリエ変換結果の周波数成分の時間変化
に基づいて、前記候補の中からエリアシングが発生して
いない正常な距離及び相対速度データを判別するように
したので、エリアシングが発生する目標物体についても
正確に検知することができる。
【0086】また、前記高速フーリエ変換手段は、所定
のレンジゲート幅を有する各レンジゲート毎に、前記サ
ンプリング信号を高速フーリエ変換した高速フーリエ変
換結果を出力し、前記エリアシング判別・補正手段は、
前記高速フーリエ変換結果から前記目標物の距離及び相
対速度データの候補が複数個得られた場合に、前記高速
フーリエ変換結果がいずれのレンジゲートのサンプリン
グデータによるものであるかを参照して、当該参照結果
に基づいて、前記候補の中からエリアシングが発生して
いない正常な距離及び相対速度データを判別するように
したので、エリアシングが発生する目標物体についても
正確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における車載用レーダ
装置の構成を示したブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるエリアシング
の発生の説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における距離150m
相対速度0km/hの物体を検知したときのFFT処理
結果を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における距離150m
相対速度200km/hの物体を検知したときのエリア
シングを考慮しないFFT処理結果を示す説明図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態1における距離150m
相対速度200km/hの物体を検知したとき、エリア
シングを考慮したFFT処理結果を示す説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態1におけるエリアシング
判別・補正手段の処理内容を示した流れ図である。
【図7】 本発明の実施の形態2における車載用レーダ
装置の構成を示したブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態1における2つの物体を
検知したときのFFT結果を示す説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態2における2つの物体を
検知したときのFFT結果を示す説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態2における送受信切替
スイッチの動作を示した説明図である。
【図11】 従来の車載用レーダ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 従来の車載用レーダ装置の相対距離と相対
速度の算出方法を示す説明図である。
【符号の説明】 1 変調器、2 発信器、3 パワーデバイダ、4 送
信アンテナ、5 目標物体、6 受信アンテナ、7 ミ
クサ、8 低域通過フィルタ、9 A/D変換器、10
FFT処理装置、11 エリアシング判別・補正手
段、12 目標物体選択手段、21 変調器、22 発
信器、23 送受信切替スイッチ、24送信アンテナ、
25 目標物体、26 受信アンテナ、27 ミクサ、
28 低域通過フィルタ、29 A/D変換器、30
FFT処理装置、31 エリアシング判別・補正手段、
32 目標物体選択手段、41 変調器、42 発信
器、43 パワーデバイダ、44 送信アンテナ、45
目標物体、46 受信アンテナ、47 ミクサ、48
低域通過フィルタ、49 A/D変換器、50 FF
T処理装置、51 信号処理装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標物体に対して電磁波を送信する送信
    手段と、 前記送信手段により送信されて、目標物体で反射された
    電磁波を受信する受信手段と、 前記送信手段の出力と前記受信手段の入力とをミキシン
    グし、ビート信号を発生するミキシング手段と、 前記ミキシング手段から出力されたビート信号のうち
    で、所定の周波数以下の周波数成分を有する信号を通過
    させる低域通過フィルタと、 前記低域通過フィルタの出力信号をサンプリングし、デ
    ジタル信号に変換するA/D変換手段と、 前記A/D変換手段によりサンプリングされてデジタル
    信号に変換されたサンプリング信号を、高速フーリエ変
    換する高速フーリエ変換処理手段と、 前記高速フーリエ変換処理手段による高速フーリエ変換
    結果から、エリアシングの発生した周波数成分を有する
    信号を判別し、エリアシングの発生した信号について
    は、エリアシングのない正常な周波数成分の信号に補正
    して、当該補正された信号に基づいて、一方、エリアシ
    ングの発生していない信号については、そのままの信号
    に基づいて、前記目標物の距離及び相対速度データを得
    るエリアシング判別・補正手段と、 前記エリアシング判別・補正手段により得られた前記目
    標物の距離及び相対速度データの中から必要なデータを
    選択する目標物体選択手段とを備えたことを特徴とする
    レーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記エリアシング判別・補正手段は、 前記高速フーリエ変換結果から得られる前記目標物の距
    離及び相対速度データの候補が複数個あった場合に、前
    記高速フーリエ変換結果の周波数成分の時間変化に基づ
    いて、前記候補の中からエリアシングの発生していない
    正常な距離及び相対速度データを判別することを特徴と
    する請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記高速フーリエ変換手段は、 所定のレンジゲート幅を有する各レンジゲート毎に、前
    記サンプリング信号を高速フーリエ変換した高速フーリ
    エ変換結果を出力し、 前記エリアシング判別・補正手段は、 前記高速フーリエ変換結果から前記目標物の距離及び相
    対速度データの候補が複数個得られた場合に、前記高速
    フーリエ変換結果がいずれのレンジゲートのサンプリン
    グデータによるものであるかを参照して、当該参照結果
    に基づいて、前記候補の中からエリアシングの発生して
    いない正常な距離及び相対速度データを判別することを
    特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
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