JP4261969B2 - 穴を皿もみ加工する、バリ取りするおよび/または紡錘形にするための工具 - Google Patents

穴を皿もみ加工する、バリ取りするおよび/または紡錘形にするための工具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1に係る、穴を皿もみ加工する、バリ取りするおよび/または紡錘形にするための工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
穴を皿もみ加工する、バリ取りするおよび紡錘形にするための工具として、その長手方向の軸周りに回転駆動されるブレードホルダが用いられているものが知られている。このブレードホルダにおいては、その長手方向の軸に対してある角度をなして、上記ブレードホルダの本体を少なくとも部分的に囲む少なくとも一つの凹部があり、該ブレードホルダには、切削、皿もみまたはバリ取りブレードが設けられている。
【0003】
しかし、本発明は、穴を皿もみ加工する、バリ取りするおよび紡錘形にするためのブレードホルダにおける切削ブレードのガイドだけでなく、上記工具に交換可能に設けられた切削ブレードのためのホルダにも関する。
【0004】
凹部内に案内された切削ブレードを有する、この種のブレードホルダは公知である。しかし、この凹部内の切削ブレードの滑動又は移動案内を実現するために、該凹部を鋭い刃部と角を形成するように構成し、上記切削ブレードをこの角形状に合わせることのみが知られている。
【0005】
しかし、上記切削ブレードの、適合凹部に対して角度のついた構造には、製造が難しいという欠点がある。上記凹部は、今までのところ、浸食(erosion)によってのみ製造することができ、これは、加工コストが非常にかかるものである。また、上記凹部に適合する切削ブレードの製造も、比較的コストがかかる。
【0006】
また、形状的に整合する適合した切削ブレードを有する、角度のついた凹部の構造は、チップを取り除く被加工物の加工中には、凹部の領域において、切削ブレードが傾く危険性があるという問題を有する。これは、凹部内のガイドエッジの摩耗を早めることにつながり、さもなければ、ブレードホルダのこの長手方向ガイド内の切削ブレードの故障につながる。
【0007】
ブレードホルダの凹部の長手方向ガイド内に詰め込まれた切削ブレードを有する工作機械のスピンドルを引き抜く場合、切削ブレードが被加工物の穴の縁部と接触して破損する。さらに、ブレードホルダは、切削ブレードの破損によって破損することがある。
【0008】
切削ブレードを案内する凹部内に鋭い縁部が形成されている場合には、もろい破壊点が生じて、ブレードホルダの全体的な安定性を損なうことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、切削ブレードの大きさが同じままで、実質的に高い切削力が得られ、ブレードホルダ内の切削ブレードまたはそのホルダの負荷伝達案内が改良されるような、少なくとも一つの凹部及び該凹部内に案内される切削ブレードあるいは切削ブレードのためのホルダを有する冒頭に記載した種類の工具をさらに進化させることにある。
【0010】
本発明の目的を達成することは、請求項1の技術的主旨(technical doctrine)が特徴である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の本質的な特徴は、ブレードホルダ内の角度のついた凹部の代わりに、互いに調和する、半径の描く円弧面および/または直線部および/または斜面で実質的に構成されている凹部が設けられていることである。
【0012】
本願においては、互いに略対称に配置され、かつ互いに対向して配置された2つの半径の描く円弧面が互いに調和し、また接続領域が、小さな半径の描く円弧面で構成されていることが好ましい。
【0013】
従って、本発明によれば、ブレードまたはそのホルダが移動可能に案内される、略8の字状(あるいは蹄鉄状)凹部が提案される。
【0014】
簡略化のため、以下の説明においては、一つまたはそれ以上の切削ブレードのためのホルダについてではなく、(複数ではなく)単一のブレードのみについて説明する。しかし、本発明は、本発明に係る切削ブレードおよびホルダは、共に、この種の一つの凹部(あるいはブレードホルダのいくつかの凹部)に移動可能に案内されるので、一つの(またはそれ以上の)切削ブレード、および一つの切削ブレードのための一つの(またはそれ以上の)ホルダの両方に関する。
【0015】
「移動可能に案内される」という表現は、本発明の範囲内で広く解される。一方、バリ取り工具においては、切削ブレードが、対応して移動可能に駆動されるブレードホルダの凹部内に保持される。該切削ブレードは、本願においては、滑動ガイドの小さい遊びで凹部内に案内される。
【0016】
また本発明は、作動状態において、長手方向に移動可能でないように案内される、凹部内に固定配置された切削ブレードを有する工具に関する。この種の切削ブレード(または関連するホルダ)は、凹部内にのみ固定されると共に、(例えば、スピンドルドライブを介して、あるいは、調節ネジを介して)調節可能に固定することもできる。しかし、この種の切削ブレードは、作動中には、凹部内に固定して保持される。
【0017】
第一の実施の形態においては、本発明は、切削ブレードの形状(外形)が、工具のホルダの凹部の外形と整合することを指定する。該切削ブレードの外周と該凹部の内周との間には、若干の調節遊びがある。
【0018】
他方、第二の実施の形態においては、工具のホルダの凹部の外形は、切削ブレードの輪郭と対応していない。この実施の形態においては、切削ブレードの外周は、工具のホルダの凹部の内周上の一定の領域のみに負荷を伝達するように利用される。この実施の形態の効果は、非負荷伝達領域において、被加工物の加工中に現れるチップを容易に収容及び取り除くことができる、大きなオープンスペースが発生するということである。
【0019】
上記2つの実施形態においては、互いに調和するいくつかの半径の描く円弧面で構成された、ブレードホルダの凹部内におけるブレードの切削力及びチルト力の実質的に良好な負荷伝達が達成される。
【0020】
互いに隣接する矩形からなる、ブレードホルダ内に配設された同じ大きさの凹部は、耐破損性に関しては、実質的にあまり有利ではないことが立証されている。
【0021】
従来技術による鋭角縁部は、所望の所定の破壊点ではなく、また、耐破損性の要求が同じ場合、凹部を、互いに調和する半径の描く円弧面を有する本発明による凹部と比較してより大きくする必要性が生じる。このようにして、従来技術によるブレードホルダの場合には、該ブレードホルダが、必然的に大きな凹部によって脆くなり、かつ小さなチルト力及び回転力しか伝達できない。
【0022】
本発明は、当然、ブレードのための凹部は、単純な8の字状に制限されず、いくつかの(8の字状よりも多い)半径の描く円弧面で構成された凹部が可能である。この場合、例えば、本質的に、問題のある縁部を形成することなく、連続する湾曲部が互いに調和する二重8の字や他の形態が挙げられる。
【0023】
また本発明は、当然、半径の描く円弧面が互いに調和する場合(特に、隣接する小さな半径の描く円弧面と大きな半径の描く円弧面が対向して配置された場合)、それらの円弧面は、直線によって互いに接続される。
【0024】
本発明は、ブレードホルダの長手方向の軸と直角なブレードを収容するための凹部の長手方向の軸に制限されない。該凹部の長手方向の軸は、ブレードホルダの長手方向の軸と交差するように構成することもできる。また、互いの頂部あるいは互いに隣接して配設されたいくつかの凹部は、ブレードホルダ上に形成することができ、また、同じ加工半径上に配設されたいくつかの凹部の場合、これらの凹部は互いに調和することが可能である。
【0025】
また、上記ブレードは、ブレードホルダの低部前面に配置することができるため、該凹部を通る長手方向の軸は、ブレードホルダの長手方向の軸と面一に構成される。
【0026】
また、本発明は、単一の切削ブレードまたはそのために設けられているホルダのみに制限されない。ブレードホルダ上では、前方切削ブレード及び後方切削ブレードを、同じ凹部内に配設することができ、あるいは、種々の切削ブレードを、種々の凹部内に設けることができる。
【0027】
本発明の好適な形態においては、略蹄鉄形状凹部の長手方向の延長線は、ブレードホルダの長手方向の軸と平行に配置されている。
【0028】
本発明の別の形態においては、略蹄鉄形状凹部の長手方向の延長線は、ブレードホルダの長手方向の軸と直角になるように(あるいは、90・それている角度をなして)構成されている。
【0029】
以下、本発明を、実施形態の一つの方法のみを描いた図面を用いて、詳細に説明する。本発明の他の特徴及び効果は、図面及びその説明から明らかになる。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1に、矢印9方向に、その長手方向の軸周りに回転駆動される、回転対称部分からなる略円筒形ブレードホルダ1を示す。工具のスピンドルによる回転駆動は、本願明細書中には記載していない。図3に係るブレードホルダ1は、ドライブロッド5が回転可能に収容される中心長手方向穴部10を有する。
【0031】
ドライブロッド5の前方側には、カム6が偏心的に設けられており、該カムは、切削ブレード3の整合溝7に係合し、そのため、ドライブロッド5が矢印8方向に回転すると、該切削ブレードは、ブレードホルダ1の凹部2内に移動可能に案内される。凹部2は、本願においては、ブレードホルダ1の全幅にわたって貫通している。しかし、このことは、本発明を実施するにあたって重要なことではない。凹部2を「袋凹部」としてのみ組入れることも可能である。
【0032】
本実施形態において、図示の工具は、切削ブレード3が凹部2内に挿入されると、穴部が貫通され、その後、該穴部に隣接する別の穴部の領域に皿もみを施すために、切削ブレード3がブレードホルダ1から引き抜かれる皿もみ工具として機能する。
【0033】
しかし、この用途の分野は、概略説明で説明したように、皿もみ工具に制限されない。すなわち、該皿もみ工具は、単に好適な実施形態であり、本発明を限定するように理解すべきではない。
【0034】
従って、切削ブレードについて言及した理由のために、符号3の他にも、符号4を、この種の切削ブレードのためのホルダ(図示せず)のために使用する。
【0035】
図3は、他に、略蹄鉄状凹部2が、その長手方向延長線をブレードホルダ1の長手方向の軸と平行にした状態で配設する必要がないことを示すが、図3において、凹部2'は、その長手方向延長線をブレードホルダ1の長手方向の軸と直角にした状態でも配設することができることが点線によって示されている。
【0036】
切削ブレード3は、図4にしたがって詳細に説明される。該切削ブレードは、周辺方向において、ドライブロッド5のカム6の係合のための溝7が組込まれている本体12からなる。
【0037】
本体12から引っ込めて設けられた前面刃部には、切削刃部13が設けられており、該切削刃部は、穴のチップ除去加工を行なう。切削刃部13は、開口面16と調和する。
【0038】
切削刃部13の下部には、チップ溝14が公知の方法で設けられており、該チップ溝は、切削刃部13により除去されたチップの下方に面した排出部として機能する。
【0039】
従って、切削ブレード3は、矢印8方向に、凹部2、2'内に移動可能に案内され、切削ブレード3に作用するチルト力(tilting forces)は、該切削ブレードの2つの正反対の対向位置29、30から、凹部2の整合する案内及び支持面に実質的に伝達される。
【0040】
図5及び図6は、組立てられた状態を示し、これから、切削ブレード3又は該切削ブレードのためのホルダ4が凹部2内に移動可能に案内されることが分かる。
【0041】
図7においては、略蹄鉄状又は8の字状の凹部2のさらに詳細な様子が示されている。凹部2の上部は、曲率半径中心を始点とする半径18に入る範囲によって形成されていることが重要である。上記凹部の下部は、曲率半径中心21を始点とする半径22に入る範囲によって構成されている。
【0042】
上記2つの半径18、22は、等しく選定することもできるが、異ならせることも可能である。
【0043】
本発明の実施においては、半径18、22の描く円弧面の局率半径中心17、21が、凹部2の長手方向延長線31上に互いに一直線になって配置されることは必要ではない。これら2つの中間点17、21は、互いに長手方向延長線31からずらして配置することもできる。
【0044】
2つの半径18、22の描く円弧面は、これらが中央領域で交差する、例えば互いに調和するように選定されることが重要である。この中央又は接続領域は、反対方向に面する、より小さな半径19および20の描く円弧面によって構成されている。
【0045】
本発明の実施においては、大きな半径18および22の描く円弧面が、小さな半径19、20の描く円弧面常に調和することは必要ではない。間に配置される上記接続領域においては、上記半径の描く円弧面と(連続的又は非連続的に)接続する、短い直線部(あるいは他のわずかに湾曲した部分)を設けることができる。
【0046】
本発明に係る技術的な主旨によって、切削ブレード3から凹部2への負荷伝達の向上が可能になる。
【0047】
例えば、凹部2の上部における半径18の描く円弧面領域において、負荷伝達が、先ずほぼ位置23で始まって、ほぼ位置24に及ぶことが明らかになっている。
【0048】
しかし、チルト力と回転力の最大の調和は、図示の負荷伝達の円弧27に伝達される。そこで、上記切削ブレードは、半径18の領域に、負荷伝達的に接触し、反対側の負荷伝達27aは、案内及び位置の固定のみのために作用する。
【0049】
同じことが下方の半径22の描く円弧面にあてはまり、負荷伝達は、ほぼ位置25で始まり、位置26で止まる。また、負荷伝達28の実質的部分は、図示の円弧の領域で発生するが、反対側28aの場合、該位置の案内及び固定のみが起きる。このことにより、凹部2の領域においては、2つの大きな領域、円弧状負荷伝達領域27および28が互いに対向しており、これにより、上記ブレードの、高負荷容量を有する凹部2内への案内が実施される。
【0050】
上述の負荷伝達条件は、図6に係る実施形態に関連し、上記ブレードの切削刃部13は、穴の逆転加工のために位置を調整されている。
【0051】
同様に、切削刃部13は、逆転負荷伝達が類似してあてはまる場合、前進移動加工のために、ブレードホルダ1の前面に近接して配設することができる。
【0052】
本実施形態においては、凹部2の長手方向延長線31は、上記ブレードホルダの長手方向の軸と平行に整列されている。
【0053】
図3は、長手方向延長線31を、上記ブレードホルダの長手方向の軸と直角に設けることもできることを示す。
【0054】
図7に係る凹部2の略蹄鉄状構造の利点は、半径19、20の領域に現れる。
切削ブレード3は、整合安全端部15を有する安全端部11、11aに作用するが、この領域においては、実質的に負荷伝達は起きない。
【0055】
安全端部11、11aをブレードホルダ1の材質に圧迫することにより、より多くの物質がこの領域内に残り、従って、(高破壊負荷で)良好な負荷伝達のために利用することができる。そのため上記ブレードホルダは、破壊に対して良好に保護される。
【0056】
2つの対向する半径19、20の描く円弧面が異なる大きさで構成されている場合、それらは、切削ブレードのための重要な開口部として作用する。該切削ブレードは、一定方向のみに凹部2内に挿入することができる。該切削ブレードが、180・ずれて上記凹部内に挿入された場合、異なって構成された半径19、20によって防止されるため、該切削ブレードは嵌合しない。
【0057】
本発明の実施には、凹部2の長手方向延長線31が、ブレードホルダ1の長手方向の軸と正確に平行に通ることは必要ない。この長手方向延長線31は、ブレードホルダ1の長手方向の軸から横方向にずらして構成することもできる。この場合、凹部2は、上記ブレードホルダ内に偏心して配置される。
【0058】
本発明の利点は、凹部2全体が、互いに調和する半径18、19、20、22の描く円弧面によって構成されているため、鋭角部が存在しないということである。このようにして、上記凹部は、破壊に対して良好に保護され、チルティングの危険が減じられた、切削ブレード3の改良された長手方向の案内が可能になる。
【0059】
図8〜図17は、凹部2の断面形状、すなわち切削ブレード3の基体12あるいは切削ブレード3のホルダ(図示せず)の、図7と比較して変更した実施形態を示す。これらの図において、主負荷領域を参照数字42で示す。
【0060】
図8は、図7と比較して、丸みのついた接続部又は小さな半径19、20の描く円弧面が、大きな半径18、22の描く円弧面間に設けられていないように変更されている。交差する半径18、22の描く円弧面間の接続部は、異なる鋭角度の端部32によって構成されている。
これは、より経済的な実施形態であり、ブレード3の使用中に、直線鋭角端部32にわずかなくさび効果があるので、図7よりも安定性が小さい。しかし、このくさび効果は、負荷伝達面27および28が大きな半径18、22の描く円弧面領域内にあるので、平均的な要求(切削力)に対して無視することができる。図8の凹部2は、長手方向延長線31(垂直軸)に対して鏡面対称であり、かつ横軸41に対して鏡面対称である。
【0061】
図18においては、直線鋭角端部32の拡大図を見ることができる。
【0062】
図9においては、図8の実施形態が、異なる大きさの大きな半径18および22の描く円弧面が設けられ、上方の大きな半径18の描く円弧面がより小さく構成されているものに変更されている。この実施形態は、上方の大きな半径18及び下方の大きな半径22の描く円弧面は、一般に同じ大きさにする必要がないということのみを示すものである。しかし、重要なことは、切削プロセス中に負荷がかかる面27、28または27a、28aが、発生する応力に対して、全体で十分な抵抗力になるということである。
ブレードホルダ1の形状により、凹部2、すなわちブレード3、あるいは該ブレードのための別のブレードホルダ4の凹部2の半径18、22は、異なる値をとることができる。図9の凹部2は、長手方向延長線31(垂直軸)に対してのみ鏡面対称であり、横軸41に対しては鏡面対称ではない。
【0063】
図10は、2つの半径18、22の描く円弧面の間に、平行直線34を有する直線中間部33を備える。中間点17と22間の距離は、図8および9の中間点17と21間の距離よりも長く描かれている。該2つの半径18、22の描く円弧面は、本願では図10に示すように、実質的に交差せず、あるいは、実質的に交差して(図示せず)、この種の直線中間部33も有しているものとすることが可能である。直線中間部33は、断面が正方形、長方形、台形または長斜方形であり、これらは、鏡面対称に各半径18、22の描く円弧面に設けることができる。このようにして、大きな細長いブレード3は、半径18、22の描く円弧面のための穴は、外径よりも大きく、または残りの壁厚は小さすぎて弱すぎるので、比較的小さな外径を有するブレードホルダ1内に収容することができる。図10の凹部2は、長手方向延長線31(垂直軸)に対して鏡面対称であり、かつ横軸41に対して鏡面対称である。
【0064】
図11は、図10に係る実施形態の変更例であり、異なる大きさの大きな半径18、22の描く円弧面を有する。ここでも、負荷接触面27、28または27a、28aは、負荷に抵抗することができるように、全体的に構成されている。図11の凹部2は、長手方向軸31(垂直軸)に対してのみ鏡面対称であり、横軸41に対しては鏡面対称ではない。
【0065】
図12は、大きな半径18、22の描く円弧面が、垂直方向のずれ(40)に加えて、互いに横の水平方向にずれることが可能であり、これは、特に非対称ブレード3に対して有利であり、あるいは、材料が一回転方向のみに移動する場合に特に有利である。図10と比較して、曲率半径中心17、21の水平方向のずれ35のために、他の長さの直線34も現れ、そのため中間部33は、異なる形状となっている。図12においては、直線34の一方は、上方の半径18の描く円弧面に対して正接しており、他方の直線34は、下方の半径22の描く円弧面に対して正接している。図12の凹部2は、重心Sを中心に点対称である。
【0066】
図13は、図12の変形例を示し、より小さな上方の大きな半径18の描く円弧面と左右反転のずれを有し、上方の大きな半径18の描く円弧面の接線(左側の直線34)は、下方の大きな半径22の描く円弧面曲率半径中心21を通過する。
【0067】
図14は、図8に係る実施形態を変化させたものであり、また図15は、図9に係る実施形態を変化させたものであり、曲率半径中心17、21が互いにずれ35を有している。図14の凹部2は、重心Sに関して点対称である。
【0068】
図16及び図17は、図8に係る実施形態と比較して、面および/または半径によって切断された凹部2を示す。いずれの場合にも、角部のみが、3つの長い直線36と2つの短い直線37とを介して接続された大きな半径18、22の描く円弧面の部分として組み込まれている五角形が、大きな半径18、22の描く円弧面に重ね合わさせられている。短い直線37の領域においては、2つの五角形円形体が、互いに鏡面対称に合流し、いずれの場合にも、上記五角形の頭部の先端は、もはや存在しない。2つの五角形円形体の接続は、鋭角端部32によってなされるが、該鋭角端部32には、ほとんどまたは全く負荷伝達性はなく、そのため、丸みをつける必要はない。6つの長い直線36のうちの4つの横方向のものは、材料の加工時に発生する負荷を伝達するための理想的な平坦側面を形成する。
【0069】
図17は、図8に係る凹部の実施形態の別の展開を示し、垂直軸の左右の中心部において、仮想細長片が取り除かれている。従って、この結果生まれた形態では、小さな半径38および39の描く円弧面によって接続箇所に丸みがつけられている。図8の元々の大きな半径の描く円弧面曲率半径中心17および21は、図17におけるいずれの場合にも、二重になっており、図17によれば、これら二重になったものは、垂直方向ではなく、水平方向にある距離をおいている。この実施形態は、図8の凹部2と比較して、より小さな有効負荷伝達面を有するが、細く長いブレード3やより小さな穴に対しても使用することができる。
【0070】
図16および図17の凹部2は、長手方向延長線31(垂直軸)に対して鏡面対称であり、かつ横軸41に対して鏡面対称である。
【0071】
半径の描く円弧面および/または斜面溝は、図8〜図17の凹部2の基体間の全ての接続部に取付けることができ、例えば、鋭角端部32の代わりにより小さな半径19および20の描く円弧面を取付けることができる。
【0072】
図7〜図17の凹部2の全ての構造は、図16および17に示したように、1つ、2つまたはそれ以上の面および/または半径の描く円弧面で切断することもできる。
【0073】
図7〜図17の凹部2の断面または内面の全ての構造は、当然、ブレード3の基体12の断面または外面の構造、あるいはブレードホルダ4の構造にも適用できることに注意すべきである。凹部2の形状は、自身の長手方向の軸に対して固定してまたは移動可能に凹部2内に収容される、ブレード3の基体12またはブレードホルダ4の形状に略対応している。
【0074】
図19は、一定の方法で輪郭がかたどられた切削ブレード3が、異なる輪郭でかたどられた凹部2内に入り、そこで移動可能に案内される、別の実施形態を示す。すなわち、凹部2内において、切削ブレードと整合接触面との間に、多少の負荷伝達接触領域のみが現れる。該接触領域は、主負荷領域42として示されている。上記ブレードの切削刃部43の切削力Fは、一つ一つ存在する主負荷領域42を介して凹部2へ伝達される、互いに垂直な2つの成分Fx、Fzに分離される。これらの領域42の間には、負荷伝達効果を有せず、損傷される凹部内における切削ブレードの移動案内なしに、チップがとどまることができるオープンスペース44が発生する。従って、これらのチップは容易に除去され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は取外した状態のブレードホルダの斜視側面図を示す。
【図2】図2は組立てた状態の、図1に係るブレードホルダを示す。
【図3】図3はドライブロッド及びブレードがない状態の、図1及び図2に係るブレードホルダを示す。
【図4】図4は図1〜図3に係るブレードホルダのための切削ブレードの一実施形態を示す。
【図5】図5は組立てた状態の、図1〜図4に係るブレードホルダを示す。
【図6】図6は図5の線A−Aについての断面図を示す。
【図7】図7は切削ブレードのための凹部の拡大図を示す。
【図8】図8は大きな半径の描く円弧面間に丸みのある接続部がない、図7に係る切削ブレードのための凹部の変形例を示す。
【図9】図9は異なる大きさの大きな半径の描く円弧面を有する、図8に係る切削ブレードのための凹部の変形例を示す。
【図10】図10は大きな半径の描く円弧面間に直線を有する、図8に係る切削ブレードのための凹部の変形例を示す。
【図11】図11は大きな半径の描く円弧面間に直線を有する、図9に係る切削ブレードのための凹部、あるいは、異なる大きさの大きな半径の描く円弧面を有する、図10に係る切削ブレードのための凹部の変形例を示す。
【図12】図12は大きな半径の曲率半径中心の横方向のずれを有する、図10に係る切削ブレードのための凹部の変形例を示す。
【図13】図13は大きな半径の曲率半径中心の横方向のずれを有する、図11に係る切削ブレードのための凹部、あるいは、異なる大きさの大きな半径の描く円弧面を有する、図12に係る切削ブレードのための凹部の変形例を示す。
【図14】図14は大きな半径の曲率半径中心の横方向のずれを有する、図8に係る切削ブレードのための凹部の別の変形例を示す。
【図15】図15は大きな半径の曲率半径中心の横方向のずれを有する、図9に係る切削ブレードのための凹部、あるいは、異なる大きさの大きな半径の描く円弧面を有する、図14に係る切削ブレードのための凹部の別の変形例を示す。
【図16】図16はいくつかの面で切断された大きな半径の描く円弧面を有する、図8に係る切削ブレードのための凹部の別の変形例を示す。
【図17】図17はいくつかの面で切断された大きな半径と小さな半径の描く円弧面とを有する、図8に係る切削ブレードのための凹部の別の変形例を示す。
【図18】図18は大きな半径の描く円弧面の鋭角縁部接続部の領域における、図8に係る切削ブレードのための凹部の拡大詳細図を示す。
【図19】図19は切削ブレードを、該切削ブレードの形状と整合しないブレードホルダの凹部内に入れた状態を概略的に示す。
【符号の説明】
1 ブレードホルダ
2 凹部
2' 凹部
3 切削ブレード
4 切削ブレードのためのホルダ
5 ドライブロッド
6 カム
7 溝
8 矢印方向
9 矢印方向
10 長手方向穴
11 安全端部(ハウジング)
11a 安全端部(ハウジング)
12 基体
13 切削刃部
14 チップ溝
15 安全端部
16 開口面
17 曲率半径中心
18 半径
19 半径
20 半径
21 曲率半径中心
22 半径
23 位置
24 位置
25 位置
26 位置
27 負荷伝達
27a 負荷伝達
28 負荷伝達
28a 負荷伝達
29 位置
30 位置
31 長手方向延長線
32 丸みのついていない接続部
33 中間部
34 直線
35 水平方向のずれ
36 長い直線
37 短い直線
38 小さい半径
39 小さい半径
40 垂直方向のずれ
41 横軸
S 重心
42 主負荷領域
43 切削刃部
44 オープンスペース

Claims (17)

  1. ブレードホルダ(1)を有し、その長手方向の軸に対してある角度をなして、少なくとも一つの凹部(2、2')が設けられており、一つ又はそれ以上の切削ブレード(3)またはそれらのホルダ(4)が、交換可能におよび/または移動可能に負荷を伝えるように保持されている、穴を皿もみ加工し、バリ取りしおよび/または紡錘形にするための工具において、凹部(2、2')が、実質的に互いに調和する、直線部および/または斜面および/または半径(18、19、20、22)の描く円弧面で構成されており、凹部(2、2 ' )及び少なくとも一つの切削ブレード(3)の基体部(12)あるいは凹部(2、2 ' )内に配設されたそのホルダ(4)が、 略8の字、蹄鉄状、骨形状、腎臓形状、二葉形状、二重巻貝形状、又は二重五角形状を有することを特徴とする工具。
  2. 部(2、2')及び少なくとも一つの切削ブレード(3)の基体部(12)あるいは凹部(2、2')内に配設されたそのホルダ(4)が、幾何学的主負荷領域(27、27a、28、28a)内に、実質的に互いに調和する半径(18、19、20、22)の描く円弧面で構成され、あるいは、負荷導入方向に対して、または凹部(2、2')またはブレード(3)またはそのホルダ(4)の長手方向延長線(31)に対して、ある角度をなして設けられた斜めの直線(36)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の工具。
  3. 凹部(2、2')及び少なくとも一つの切削ブレード(3)の基体部(12)あるいは前記凹部内に配設されたそのホルダ(4)が、その長手方向延長線(31)周りに、および/またはその横方向の軸(41)周りに鏡面対称に構成されており、あるいは、その重心(S)を中心に点対称に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の工具。
  4. 凹部(2、2 ' )の、互いに略対称に配置され、かつ互いに対向して配置された2つの大きな半径(18、22)の描く円弧面が互いに統合し、接続領域が、向かい合って面している小さな半径(19、20)の描く円弧面、および/または鋭角部(32)、および/または直線部(34)で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の工具。
  5. 2つの大きな半径(18、22)の描く円弧面が仮定的に交差せず、前記接続領域が、直線部(34)を有する接続部(33)で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の工具。
  6. 2つの大きな半径(18、22)が、異なる長さの半径であることを特徴とする請求項1又は4に記載の工具。
  7. 2つの大きな半径(18、22)の描く円弧面の曲率半径中心(17、21)が、水平オフセット(40、35)及び垂直オフセット(35、40)だけ互いにずれていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の工具。
  8. 互いに略対称に配置され、かつ互いに対向して配置された凹部(2、2 ' )の2つの多角形部が、半径(18、22)の描く円弧面を介して構成され、多角形部の接続領域が、向かい合って面している小さな半径(19、20)の描く円弧面、および/または鋭角部(32)、および/または直線部(37)で構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の工具。
  9. 切削ブレード(3)が、長手方向に移動可能に凹部(2、2 ' )内に案内されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の工具。
  10. 切削ブレード(3)が、調節可能に凹部(2、2 ' )内に固定されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の工具。
  11. 凹部(2)の長手方向延長線(31)が、ブレードホルダ(1)の長手方向軸と平行であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の工具。
  12. 凹部(2)の長手方向延長線(31)が、ブレードホルダ(1)の長手方向軸と垂直であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の工具。
  13. 半径(18、22)の描く円弧面の曲率半径中心(17、21)が、凹部(2)の長手方向延長線(31)上で、互いに一直線になって配置されていることを特徴とする請求項1〜7及び9〜12のいずれか1項に記載の工具。
  14. 半径(18、22)の描く円弧面の曲率半径中心(17、21)が、凹部(2)の長手方向延長線(31)から、互いにずらして配置されていることを特徴とする請求項1〜7および9〜12のいずれか1項に記載の工具。
  15. 大きな半径(18および22)の描く円弧面が、小さな半径(19、20)の描く円弧面と常に統合していることを特徴とする請求項1〜7および9〜14のいずれか1項に記載の工具。
  16. 大きな半径(18および22)の描く円弧面が、直線部からなる中間接続部を介して小さな半径(19、20)の描く円弧面と統合していることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の工具。
  17. 凹部(2、2 ' )が、実質的に互いに統合する半径(18、19、20、22)の描く円弧面で構成されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の工具。
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