JP4261393B2 - 排気浄化装置の制御方法 - Google Patents

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本発明は、排気浄化装置の制御方法に関するものである。
従来より、ディーゼルエンジンにおいては、排出ガスが流通する排気管の途中に、酸素共存下でも選択的にNOxを還元剤と反応させる性質を備えた選択還元型触媒を装備し、該選択還元型触媒の上流側に必要量の還元剤を添加して該還元剤を選択還元型触媒上で排出ガス中のNOx(窒素酸化物)と還元反応させ、これによりNOxの排出濃度を低減し得るようにしたものがある。
他方、プラントなどにおける工業的な排煙脱硝処理の分野では、還元剤にアンモニア(NH3)を用いてNOxを還元浄化する手法の有効性が既に広く知られているところであるが、自動車の場合には、アンモニアそのものを搭載して走行することに関し安全確保が困難であるため、近年においては、毒性のない尿素水を還元剤として使用することが研究されている(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。
特開2002−161732号公報 特開2002−166130号公報
即ち、尿素水を選択還元型触媒の上流側で排出ガス中に添加すれば、約170℃以上の温度条件下で前記尿素水がアンモニアと炭酸ガスに分解され、選択還元型触媒上で排出ガス中のNOxがアンモニアにより良好に還元浄化されることになる。
しかしながら、この種の選択還元型触媒においては、尿素水の添加直後にエンジンの運転状態の過渡変化(ガス流速の変化、触媒床温度の変化)が生じて触媒活性が低下したような場合に、選択還元型触媒に尿素水(アンモニア)の一部が余剰分として貯溜されて残ることがあるが、このように選択還元型触媒に貯溜されて残る添加残量を推定して新たな尿素水の添加量を制御することまでは検討されていなかった。
このため、単純にNOxの発生量に応じて尿素水の添加量を増減するだけでは、既に選択還元型触媒に十分な量の尿素水が貯溜されているような場合に、尿素水の添加量が過剰となり、反応に寄与しない余剰の尿素水を選択還元型触媒に溜めきれずに車外へアンモニアガスなどとして排出させてしまう懸念があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、選択還元型触媒に貯溜されて残る還元剤の添加残量を求めて該還元剤の添加量を適切に制御し得るようにした排気浄化装置の制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、排気管の途中に選択還元型触媒を装備し且つ該選択還元型触媒の上流側に還元剤添加手段により還元剤を添加してNOxを還元浄化するようにした排気浄化装置の制御方法であって、エンジンの運転状態に応じてNOx発生量を推定し且つその推定値に見合う還元剤の添加予定量を決定する一方、還元剤の添加後の経過時間と排気温度又は触媒床温度とに基づいて、還元剤の反応消費と蒸発とを考慮した単位時間当たりの低減係数を、該低減係数と排気温度又は触媒床温度との対応関係のマップから読み出し、その読み出した低減係数を経過時間と乗算して減少量を算出し、該減少量を直近の還元剤の実添加量から減算して添加残量を求め、該添加残量を次回の還元剤の添加予定量から減算して実添加量を決定し、該実添加量を前記還元剤添加手段への添加指示値とすることを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、前回の還元剤の添加で選択還元型触媒に残っている還元剤の添加残量を求め、その添加残量を次回の還元剤の添加予定量から減算して実添加量を決定し、該実添加量を前記還元剤添加手段への添加指示値としているので、既に選択還元型触媒に十分な量の還元剤が貯溜されていたとしても、その添加残量を考慮した実添加量に補正されて還元剤が還元剤添加手段により添加されることになり、該還元剤の殆どがNOxの還元浄化反応に効率良く使用されて余剰しなくなるので、反応に寄与しない余剰の還元剤を選択還元型触媒に溜めきれずに車外へ排出させてしまう事態が起こらなくなる。
更に、本発明においては、エンジンを停止した後も、選択還元型触媒周囲の排気温度又は触媒床温度が所定温度に低下するまで還元剤の減少量の算出を継続し、該減少量をエンジン停止直前の添加残量から時々刻々減算して添加残量を更新することが好ましい。
このようにすれば、エンジン停止後に選択還元型触媒の担体に残る余熱で蒸発(高温域では還元反応による消費)していく減少分を考慮し、この減少分をエンジン停止直前の添加残量から時々刻々減算していくことで、エンジン再始動後の還元剤の添加がより正確に実行され、選択還元型触媒に残る還元剤の添加残量を実際より多く見積もって実添加量が不足するといった事態が未然に回避されることになる。
また、本発明においては、現在の排気温度又は触媒床温度で選択還元型触媒に溜めることが可能な還元剤の貯溜可能量を推定し、その推定した貯溜可能量を添加残量が超えた時に還元剤の添加を中止することが好ましい。
即ち、貯溜可能量を添加残量が超えている場合には、新たに還元剤を添加することにより還元剤が選択還元型触媒から脱離し易くなって車外へ排出される虞れが高まるため、貯溜可能量を添加残量が超えた時点で還元剤の添加を積極的に中止すれば、選択還元型触媒に貯溜されている還元剤でNOxの還元浄化が賄われ、選択還元型触媒での還元剤の脱離傾向が抑制されることになる。
上記した本発明の排気浄化装置の制御方法によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)選択還元型触媒に残っている還元剤の添加残量を求めて該還元剤の添加量を適切に制御することができるので、添加した還元剤の殆どをNOxの還元浄化反応に効率良く使用して余剰させないようにすることができ、余剰の還元剤を選択還元型触媒に溜めきれずに車外へ排出させてしまう事態を未然に回避することができる。
(II)エンジン停止後に選択還元型触媒の担体に残る余熱で蒸発(高温域では還元反応による消費)していく減少分を考慮して添加残量を適切に補正することができるので、この添加残量を実際より多く見積もって実添加量が不足してしまうといった事態を未然に回避することができ、エンジン再始動後の還元剤の添加をより正確に実行することができる。
(III)貯溜可能量を添加残量が超えている場合に還元剤の添加を積極的に中止するようにしているので、新たに還元剤を添加することで還元剤が過剰となって選択還元型触媒から脱離し易くなる傾向を抑制することができ、余剰の還元剤が車外へ排出してしまう虞れを更に確実に回避することができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図5は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図1中における符号1はディーゼル機関であるエンジンを示し、ここに図示しているエンジン1では、ターボチャージャ2が備えられており、エアクリーナ3から導いた空気4が吸気管5を介し前記ターボチャージャ2のコンプレッサ2aへと送られ、該コンプレッサ2aで加圧された空気4が更にインタークーラ6へと送られて冷却され、該インタークーラ6から図示しないインテークマニホールドへと空気4が導かれてエンジン1の各シリンダに導入されるようにしてある。
また、このエンジン1の各シリンダから排出された排出ガス7がエキゾーストマニホールド8を介し前記ターボチャージャ2のタービン2bへと送られ、該タービン2bを駆動した排出ガス7が排気管9を介し車外へ排出されるようにしてある。
そして、排出ガス7が流通する排気管9の途中には、選択還元型触媒10がケーシング11により抱持されて装備されており、この選択還元型触媒10は、図2に示す如きフロースルー方式のハニカム構造物として形成され、酸素共存下でも選択的にNOxをアンモニアと反応させ得るような性質を有している。
更に、ケーシング11の上流側に電磁式の添加弁13が配置されていると共に、該添加弁13と所要場所に設けた尿素水タンク14との間が供給ポンプ16を有する尿素水供給ライン15により接続されていて、該尿素水供給ライン15の途中に装備した供給ポンプ16の駆動により尿素水タンク14内の尿素水17(還元剤)を添加弁13を介し選択還元型触媒10の上流側に添加し得るようになっており、これら添加弁13と尿素水タンク14と尿素水供給ライン15と供給ポンプ16とにより尿素水添加手段18(還元剤添加手段)が構成されている。
また、ケーシング11の入口側に、選択還元型触媒10に導入される排出ガス7の温度を検出する温度センサ19が装備されており、この温度センサ19からの検出信号19aが、エンジン制御コンピュータ(ECU:Electronic Control Unit)を成す制御装置12に対し入力されるようになっている。
他方、前記制御装置12からは、添加弁13と供給ポンプ16に対し開弁指令信号13aと駆動指令信号16aが夫々出力されるようになっており、前記添加弁13の開弁作動により尿素水17の添加量が適切に制御され、その尿素水17の添加時に必要な噴射圧力が前記供給ポンプ16の駆動により適宜に得られるようになっている。
図3は前記制御装置12における具体的な制御手順を示すもので、ステップS1にて図示しない回転センサからの検出信号などに基づいて現在のエンジン1の始動判定が行われ、ここでエンジン1が所定回転数以上となっていて始動していると判定されたら、ステップS2へと進んで温度センサ19からの検出信号19aに基づき排気温度tが検出され、現在の排気温度tで選択還元型触媒10に溜めることが可能な尿素水17(アンモニア)の貯溜可能量qoが、図4にグラフで示す如き貯溜可能量qoと排気温度tとの対応関係のマップから読み出されて推定される。
次いで、ステップS3において、先のステップS2で得られた貯溜可能量qoよりも、後で詳述する添加残量qrの方が少ないか否かが判定され、この添加残量qrが貯溜可能量qoを超えている場合にステップS4へ進んで尿素水17の添加が中止され、一方、貯溜可能量qoよりも添加残量qrが少ないと判定された場合には、ステップS5へと進んで図示しないアクセルセンサや回転センサなどからの検出信号に基づいて現在の運転状態におけるNOx発生量がマップから読み出されて推定される。
ここで、本形態例における制御装置12は、エンジン制御コンピュータを兼ねたものとなっているので、エンジン1の回転数や負荷は常に監視されているわけであるが、これ以外にも冷却水温度や燃料噴射量、吸入空気量などといった他の監視要素を加味してNOx発生量を推定することも可能である。
次いで、ステップS6において、先のステップS5で得られたNOx発生量の推定値に見合う尿素水17の添加予定量qyが算出されることになるが、この際、ステップS6にて温度センサ19により検出された排気温度tに応じて適宜に尿素水17の添加予定量qyが補正されるようになっている。
更に、次のステップS7においては、先のステップS6で得られた次回の添加予定量qyから、先のステップS3で用いた添加残量qrを減算することで尿素水17の実添加量qTが決定され、この最終的な尿素水17の実添加量qTは、尿素水添加手段18への添加指示値として出力されるようになっている。
一方、ステップS8にて制御装置12内のタイマ機能により尿素水17の添加後の経過時間Tが経時されると共に、ステップS9では温度センサ19からの検出信号19aに基づき排気温度tが検出され、尿素水17の反応消費と蒸発とを考慮した単位時間当たりの低減係数kが、図5にグラフで示す如き低減係数kと排気温度tとの対応関係のマップから読み出され、ステップS10において、先のステップS8で計時した低減係数kが、先のステップS8で計時した経過時間Tと乗算され、これによって、尿素水17の反応消費量と蒸発量とを考慮した減少量qjが算出される。
次いで、ステップS11において、先のステップS10で得られた減少量qjが、先のステップS7で得られている直近の尿素水17の実添加量qTから減算されて添加残量qrが求められ、この添加残量qrが次回の尿素水17の添加に関し先のステップS3やステップS7にて用いられるようになっている。
尚、上述したステップS2〜ステップS11までの制御手順は、ステップS12にて図示しない回転センサからの検出信号などに基づきエンジン1の停止が判定されない限り繰り返されるようになっており、このステップS12でエンジン1の停止が判定された時に終了するようになっている。
而して、このような制御装置12により排気浄化装置の制御を行えば、前回の尿素水17の添加で選択還元型触媒10に残っている尿素水17の添加残量qrを求め、その添加残量qrを次回の尿素水17の添加予定量qyから減算して実添加量qTを決定し、該実添加量qTを前記尿素水添加手段18への添加指示値としているので、既に選択還元型触媒10に十分な量の尿素水17が貯溜されていたとしても、その添加残量qrを考慮した実添加量qTに補正されて尿素水17が尿素水添加手段18により添加される。
これによって、新たに添加された尿素水17の殆どがNOxの還元浄化反応に効率良く使用されて余剰しなくなるので、反応に寄与しない余剰の尿素水17を選択還元型触媒10に溜めきれずに車外へアンモニアガスなどとして排出させてしまう事態が起こらなくなる。
また、特に本形態例においては、現在の排気温度tで選択還元型触媒10に溜めることが可能な貯溜可能量qoを推定し、その推定した貯溜可能量qoを添加残量qrが超えた時に尿素水17の添加を直ちに中止するようにしているので、既に貯溜可能量qoを超える添加残量qrが確認されている状況下での新たな尿素水17の添加が回避される。
即ち、貯溜可能量qoを添加残量qrが超えている場合には、新たに尿素水17を添加することにより尿素水17がアンモニアガスなどとして脱離し易くなって車外へ排出される虞れが高まるため、貯溜可能量qoを添加残量qrが超えた時点で尿素水17の添加を積極的に中止すれば、選択還元型触媒10に貯溜されている尿素水17でNOxの還元浄化が賄われ、選択還元型触媒10での尿素水17の脱離傾向が抑制されることになる。
従って、上記形態例によれば、選択還元型触媒10に残っている尿素水17の添加残量qrを求めて該尿素水17の添加量を適切に制御することができるので、添加した尿素水17の殆どをNOxの還元浄化反応に効率良く使用して余剰させないようにすることができ、余剰の尿素水17を選択還元型触媒10に溜めきれずに車外へアンモニアガスなどとして排出させてしまう事態を未然に回避することができる。
また、貯溜可能量qoを添加残量qrが超えている場合に尿素水17の添加を積極的に中止するようにしているので、新たに尿素水17を添加することで尿素水17が過剰となって選択還元型触媒10から脱離し易くなる傾向を抑制することができ、余剰の尿素水17が車外へアンモニアガスなどとして排出してしまう虞れを更に確実に回避することができる。
図6は本発明の別の形態例を示すもので、ここに図示している形態例においては、前述した図3のフローチャートで示した制御手順に関し、ステップS12でエンジン1の停止が判定された後も制御を終了せずに更なるステップS13へと進み、ここで現在の排気温度tにおける尿素水17の減少量qdが、図7にグラフで示す如き減少量qdと排気温度tとの対応関係のマップから読み出されて推定される。
ここで、この尿素水17の減少量qdは、主として尿素水17の予想蒸発量と看做すことができるが、高温域ではエンジン1の停止後も反応消費が見込めるので、高温域においては、NOxとの還元反応による反応消費量も含まれたものとなっている。
更に、次のステップS14においては、エンジン1の停止直前のステップS11で得られた添加残量qrから、先のステップS13で得られた尿素水17の減少量qdを減算することで添加残量qrが添加残量qr’に更新され、この添加残量qr’が次回の尿素水17の添加に関し先のステップS3やステップS7にて用いられるようになっている。
尚、斯かるエンジン1の停止後における添加残量qrの更新は、次のステップS15にて排気温度tが所定温度t1に低下するまで時々刻々繰り返されるようになっており、先の図7に示した減少量qdと排気温度tとの対応関係は、この時々刻々繰り返される演算周期に対応したものとなっている。
而して、このようにすれば、エンジン1停止後に選択還元型触媒10の担体に残る余熱で蒸発(高温域では還元反応による消費)していく減少分を考慮し、この減少分をエンジン1の停止直前の添加残量qrから時々刻々減算していくことで、エンジン1再始動後の尿素水17の添加がより正確に実行され、選択還元型触媒10に残る尿素水17の添加残量qrを実際より多く見積もって実添加量qTが不足するといった事態を未然に回避することができる。
尚、本発明の排気浄化装置の制御方法は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、還元剤には尿素水以外のものを採用しても良いこと、また、図示例では選択還元型触媒のケーシングの入口側に温度センサを装備して排気温度を検出しているが、ケーシング内の選択還元型触媒の入側又は出側に温度センサを装備して排気温度を検出するようにしても良く、更には、選択還元型触媒に直接温度センサを挿し入れて触媒床温度を検出し、これを排気温度の替わりに用いるようにしても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す概略図である。 図1の選択還元型触媒を部分的に切り欠いて示す斜視図である。 図1の制御装置の具体的な制御手順を示すフローチャートである。 貯溜可能量と排気温度との対応関係を示すグラフである。 低減係数と排気温度との対応関係を示すグラフである。 本発明の別の形態例を示すフローチャートである。 減少量と排気温度との対応関係を示すグラフである。
符号の説明
1 エンジン
7 排出ガス
9 排気管
10 選択還元型触媒
17 尿素水(還元剤)
18 尿素水添加手段(還元剤添加手段)
19 温度センサ
19a 検出信号

Claims (3)

  1. 排気管の途中に選択還元型触媒を装備し且つ該選択還元型触媒の上流側に還元剤添加手段により還元剤を添加してNOxを還元浄化するようにした排気浄化装置の制御方法であって、エンジンの運転状態に応じてNOx発生量を推定し且つその推定値に見合う還元剤の添加予定量を決定する一方、還元剤の添加後の経過時間と排気温度又は触媒床温度とに基づいて、還元剤の反応消費と蒸発とを考慮した単位時間当たりの低減係数を、該低減係数と排気温度又は触媒床温度との対応関係のマップから読み出し、その読み出した低減係数を経過時間と乗算して減少量を算出し、該減少量を直近の還元剤の実添加量から減算して添加残量を求め、該添加残量を次回の還元剤の添加予定量から減算して実添加量を決定し、該実添加量を前記還元剤添加手段への添加指示値とすることを特徴とする排気浄化装置の制御方法。
  2. エンジンを停止した後も、選択還元型触媒周囲の排気温度又は触媒床温度が所定温度に低下するまで還元剤の減少量の算出を継続し、該減少量をエンジン停止直前の添加残量から時々刻々減算して添加残量を更新することを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置の制御方法。
  3. 現在の排気温度又は触媒床温度で選択還元型触媒に溜めることが可能な還元剤の貯溜可能量を推定し、その推定した貯溜可能量を添加残量が超えた時に還元剤の添加を中止することを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化装置の制御方法。
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