JP4398160B2 - 無端状金属ベルト用金属リングの加工方法及び加工装置 - Google Patents

無端状金属ベルト用金属リングの加工方法及び加工装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、無端状金属ベルトに用いられる薄板状の金属リングを加工する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、無段変速機に採用される動力伝達用のベルトにおいては、環状に積層配列された複数のエレメントを複数の金属リングを積層してなる積層リングにより結束したものが用いられている。この種の積層リングを構成する金属リングは、円筒状の金属ドラムを薄板円板状の砥石により所定幅毎に輪切りにすることによって無端帯状に形成される。また、円筒状のドラムから切断された金属リングは側端縁にバリが生じているため、そのバリを研磨することが必要となる。
【0003】
従来の金属リングの側端縁を研磨する方法としては、下記特許文献1に開示されている方法が知られている。この特許文献1に開示された金属リングの加工方法はバレル研磨と呼ばれている方法であり、メディアと呼ばれる砥石で満たされたバレル内にワークである金属リングを混合し、金属リングをメディアと共にバレルを回転させる。このように、メディアと共に金属リングをバレル内で撹拌することによりメディアを金属リングの側端縁に接触させ、金属リングの側端縁を研磨するものである。
【0004】
しかしながら、バレル研磨を行った場合、メディアと金属リングとが衝突することでメディアから砥石の一部が脱落し、脱落した砥石が金属リングの表面に付着する場合があった。また、金属リングの表面に付着した砥石は、洗浄によっても除去できないものもあった。このように表面に砥石が付着した金属リングは、後工程において圧延された際に砥石が金属リングに打ち込まれてしまい、使用できなくなるという不都合がある。また、金属リングをバレル内に投入した際、及びバレル研磨時に金属リング同士が衝突して傷が生じるおそれがある。このような金属リングは検査により除去されるが、歩留まりを悪化させる原因になっていた。
【0005】
一方、下記特許文献2においては、金属リングの側端縁を砥石により研磨する方法が開示されている。しかしながら、砥石による研磨は、砥石の形状によって金属リングの側端縁の形状が左右されるため、研磨後の所定の寸法を保つためには頻繁に砥石のドレッシングや交換等の保守を行う必要がある。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−241512号公報(第3頁、図4)
【0007】
【特許文献2】
特開2002−248522号公報(第2頁、図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、金属リングの加工方法及び装置の改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都合を解消するために、バレル研磨や砥石による研磨を行うことなく金属リングの側端縁を研磨することができる金属リングの加工方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の金属リングの加工方法は、無端状金属ベルトに用いられる薄板状の金属リングを加工する方法において、薄板筒状の金属ドラムから金属リングを切り出す工程と、切り出された金属リングを略円形に保持して円周方向に回転させると共に、前記金属リングの回転軌道を所定の角度で横切るように、前記金属リングの一方の側端縁に研磨ブラシを当接させて前記側端縁を研磨する工程とを備え、前記金属リングを研磨する工程において、前記研磨ブラシの軌道は、前記金属リングの回転軌道に対して少なくとも前記研磨ブラシの中心が20゜乃至45゜の入射角で、前記金属リングの内部に進入し、前記金属リングの内周面と前記金属リングの回転中心との間を、前記研磨ブラシの全部が通り、前記金属リングの回転軌道に対して少なくとも前記研磨ブラシの中心が20゜乃至45゜の退出角で前記金属リングから離反することを特徴とする。
【0010】
本発明の金属リングの加工方法によれば、前記研磨ブラシにより金属リングの側端縁を研磨するため、従来のバレル研磨のようにリング表面に砥石が付着するおそれがない。また、従来の砥石による研磨のように、砥石のドレッシング等を行う必要がない。
【0011】
また、本発明の金属リングの加工方法においては、前記入射角及び前記退出角を20゜乃至45゜としている。前記研磨ブラシの前記金属リングに対する入射角及び前記退出角を20゜乃至45゜とすることにより、前記金属リングの側端縁の良好な面取りを行うことができる。前記入射角及び退出角が20゜未満であると、金属リングの側端縁の研磨量が少なくなるため、研磨ブラシの速度を高くするか研磨時間を長くしなければならない。また、入射角が20゜未満であると研磨ブラシが金属リングの内周面にも当接して内周面まで研磨されてしまう。一方、入射角及び退出角が45゜を越えると、金属リングの側端縁の頂部のみが研磨され、良好な面取りを行うことができない。
【0012】
また、本発明の金属リングの加工方法においては、前記金属リングを研磨する工程において、前記研磨ブラシにくせがつくのを防止するために、前記研磨ブラシを正方向に移動させて所定時間前記金属リングを研磨した後、前記研磨ブラシを逆方向に移動させて所定時間前記金属リングを研磨することが好ましい。これにより、金属リングの研磨をむらなく行うことができると共に、研磨ブラシにくせがつくのを防止することができる。
【0013】
また、本発明の金属リングの加工方法においては、前記研磨ブラシを前記金属リングの外周よりも大径の円周上に配設することが好ましい。このように、前記研磨ブラシを円周上に配設することにより、研磨ブラシを回転させることにより前記金属リングを研磨することができるため、前記研磨ブラシを含めた研磨装置を簡易な構成にすることができる。
【0014】
また、本発明の金属リングの加工方法においては、前記金属ドラムから前記金属リングを切り出す工程において、刃面が山形のカッターで前記金属ドラムを押し切ることが好ましい。従来のように薄板円盤状の砥石により金属ドラムを切断して金属リングを切り出すと、金属リングの側端縁は断面視で四角形状となるため、この状態から金属リングの側端縁を面取りするためには削り代を大きくしなければならない。本発明においては、前記金属リングを刃面が山形のカッターにより押し切りしているので、金属リングの側端縁は当該カッターの形状が転写されて面取りされた状態となる。従って、従来のように砥石により切断した場合に比べて削り代を少なくすることができる。
【0015】
また、本発明の金属リングの加工装置は、無端状金属ベルトに用いられる薄板状の金属リングを加工する装置において、薄板筒状の金属ドラムから切り出された金属リングを、略円形に保持して円周方向に回転させる搬送テーブルと、前記金属リングの一方の側端縁を研磨する際、入射角及び退出角が20゜乃至45゜で前記金属リングの回転軌道を横切るように、前記側端縁に研磨ブラシを当接させるブラシ移動手段と、を備え、前記ブラシ移動手段は、前記金属リングの回転軌道を横切る際、前記金属リングの内周面と前記金属リングの回転中心との間に前記研磨ブラシの全部を通過させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の金属リングの側端縁を研磨する方法及び装置の実施形態の一例について、図1乃至図7を参照して説明する。図1は本実施形態の加工方法により加工された金属リングを示す説明図、図2は金属ドラムから金属リングを切り出す工程を示す説明図、図3は金属リングが切り出された状態の切断面を示す説明図、図4及び図5は金属リングの研磨装置を示す説明図、図6及び図7は金属リングと研磨ブラシの軌道の関係を示す説明図である。
【0017】
まず、金属リング1は、図1に示すように、薄板状の無端帯状に形成され、ベルト式無断変速機における無端状金属ベルトに用いられる。その断面形状は、図1の拡大図に示すように、側端縁が略円弧状に面取りされている。
【0018】
次に、図2及び図3を参照して金属リング1の切断装置2について説明する。切断装置2は、図2に示すように、金属ドラム3を円筒状に保持する保持部材4と、刃面が山形となっている円盤状のカッター5と、カッター5を回転自在に保持するカッター保持部6と、金属ドラム3の外周面に当接し金属ドラム3の回転に伴って回転する受けローラ7とを備えている。受けローラ7は弾性を有する合成樹脂製であり、カッター5で内周側から金属ドラム3を押し切る際に外周側から金属ドラム3を押さえるものである。
【0019】
次に、図4乃至図6を参照して金属リング1の研磨装置8について説明する。本実施形態における研磨装置8は、図4に示すように、研磨ブラシ9が円周上に設けられた円柱状のブラシヘッド10と、4個の金属リング1を保持する搬送テーブル11とを備えている。研磨ブラシ9は、研磨材入りのナイロン線材が束ねられたものであり、粗さの異なる研磨剤を選択することにより粗加工から仕上げまでの加工を行うことができる。また、ブラシヘッド10は、図示しないモータにより正転及び逆転を交互に繰り返すように制御される。
【0020】
搬送テーブル11には、金属リング1を内側から保持するクランプ12が設けられている。このクランプ12は、図6に示すように2個の部材により形成され、この2個の部材を互いに接近させた状態でその周囲に金属リング1を置き、2個の部材を離間させることにより内周面から金属リング1を保持するものである。また、このクランプ12は図示しないモータにより一方向に回転自在となっている。
【0021】
また、本実施形態においては、図5に示すように、搬送テーブル11が時計回りに回転するターンテーブル13上に装着され、5つのエリアに分けて金属リング1の側端縁の研磨を連続して行う。まず、搬送テーブル11がターンテーブル13上に装着される搬入エリアA、番手の小さい(粗い)研磨ブラシ9aにより研磨を行う粗加工エリアB、粗加工エリアBで用いられているものよりも番手の大きい(細かい)研磨ブラシ9bにより研磨を行う中間加工エリアC、次にもっとも番手の大きい(細かい)研磨ブラシ9cにより最終段階の研磨を行う仕上げエリアD、最後に搬送テーブル11をターンテーブル13から搬出する搬出エリアEである。本実施形態においては、研磨ブラシ9aの番手は#46、研磨ブラシ9bの番手は#120、研磨ブラシ9cの番手は#320としている。
【0022】
次に、本実施形態の金属リング1の加工方法について図2乃至図6を参照して説明する。まず、図2及び図3に示すように、金属ドラム3から金属リング1を切り出す。具体的には、図2に示すように、保持部材4に装着された金属ドラム3を回転させながら、カッター保持部6によりカッター5を金属ドラム3の内周面に押しつける。このとき、カッター5が押しつけられた金属ドラム3の外周面は受けローラ7によって保持されている。この受けローラ7は弾性を有する合成樹脂であるため、カッター5によって押し上げられた金属ドラム3は受けローラ7側に撓みながらカッター5によって押し切られる。そして、カッター5を金属ドラム3から離反させると、図3に示すように金属リング1の切断面(側端縁)はカッター5によって面取りされた形状となる。
【0023】
次に、研磨装置8によって金属リング1の側端縁の研磨を行う。まず、図5における搬入エリアAにおいて、4個の金属リング1がクランプ12に保持された搬送テーブル11がターンテーブル13に装着される。その後、ターンテーブル13が図5において時計回りに回転され、粗加工エリアBに移動する。このターンテーブル13による移動の際には金属リング1の側端縁と粗加工エリアBに設けられている研磨ブラシ9aとは所定の間隔を存しているため接触していない。
【0024】
粗加工エリアBにおいては、金属リング1がクランプ12によって時計回りに回転される。また、ブラシヘッド10を時計回りに回転させると共に研磨ブラシ9aが金属リング1の側端縁に当接するように金属リング1に接近させ、金属リング1の側端縁を研磨ブラシ9aにより研磨する。このとき、研磨ブラシ9aの軌道と金属リング1の軌道とは、図6に示すように入射角及び退出角が共にθとなるようにしている。本実施形態においては、このθを約35゜にしている。
【0025】
そして、研磨ブラシ9aを時計回りに回転させて所定時間金属リング1の研磨を行った後、研磨ブラシ9aを反時計回りに回転させて所定時間研磨を行う。本実施形態では、このように研磨ブラシ9aを時計回りと反時計回りに回転させているため、金属リング1の研磨をむらなく行うことができると共に、研磨ブラシ9aにくせがつくのを防止している。
【0026】
次に、中間加工エリアCにおいても、粗加工エリアBと同様に研磨ブラシ9bを時計回りと反時計回りに回転させて金属リング1の側端縁の研磨を行う。また、仕上げエリアDにおいても、研磨ブラシ9cを時計回りと反時計回りに回転させて金属リング1の側端縁の研磨を行う。このように、本実施形態においては、金属リング1の側端縁の研磨を、番手の異なる研磨ブラシ9a〜cによって研磨している。そして、搬出エリアEにおいて搬送テーブル11をターンテーブル13から払い出す。
【0027】
以上の工程により、金属リング1の側端縁のうちの一側の研磨加工が終了する。そして、搬出エリアEから払い出された金属リング1は、搬送テーブル11のクランプ12から一旦取り外された後、加工されていない他方の側端縁が上方を向くようにクランプ12に保持され、上記研磨工程と同様の工程により他方の側端縁の研磨加工が行われる。このように両側端縁が研磨加工されると、図1に示す金属リング1が形成される。
【0028】
ここで、図7を参照して、金属リング1の軌道と研磨ブラシ9との軌道が20゜及び45゜の際の金属リング1と研磨ブラシ9との関係について説明する。図7aに示すように金属リング1の軌道と研磨ブラシ9の軌道との角度が20゜未満のときは、研磨ブラシ9の外側の部分は金属リング1に当接せずに通過してしまう。また、金属リング1の内周面にも研磨ブラシ9が当接し、金属リング1の内周面が研磨されてしまう。このような事態を回避するためには、図7aにおいて9sで示すように研磨ブラシ9の外径を小さいものにしなければならない。しかしながら、このようにブラシ9の径を小さくすると、ブラシの腰が弱くなり、十分な研磨ができなくなる。
【0029】
一方、図7bに示すように金属リング1の軌道と研磨ブラシ9の軌道との角度が45゜を越えるときは、研磨ブラシ9が金属リング1に当接すると、図7cに示すように金属リング1の側端縁の頂部のみが研磨され、金属リング1の幅方向の研磨量wが不足してしまう。以上の理由から、本実施形態においては、金属リング1の軌道と研磨ブラシ9の軌道との角度を20゜乃至45゜としている。
【0030】
尚、上記実施形態においては、研磨ブラシ9をブラシヘッド10に円周方向に配設し、ブラシヘッド10を回転させることにより研磨を行っているが、これに限らず、金属リング1の軌道に対する入射角及び退出角を所定の角度に保つものであれば他の軌道で研磨してもよい。例えば、研磨ブラシ9を直線状のレールによって移動させながら回転する金属リング1の側端縁に当接させて研磨してもよい。また、研磨ブラシ9の軌道は、入射角と退出角とを異ならせるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の加工方法により加工された金属リングを示す説明図。
【図2】金属ドラムから金属リングを切り出す工程を示す説明図。
【図3】金属リングが切り出された状態の切断面を示す説明図。
【図4】金属リングの研磨装置を示す説明図。
【図5】金属リングの研磨装置を示す説明図。
【図6】金属リングと研磨ブラシの軌道の関係を示す説明図。
【図7】金属リングと研磨ブラシの軌道の関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…金属リング、2…切断装置、3…金属ドラム、8…研磨装置、9…研磨ブラシ。

Claims (5)

  1. 無端状金属ベルトに用いられる薄板状の金属リングを加工する方法において、
    薄板筒状の金属ドラムから金属リングを切り出す工程と、
    切り出された金属リングを略円形に保持して円周方向に回転させると共に、前記金属リングの回転軌道を所定の角度で横切るように、前記金属リングの一方の側端縁に研磨ブラシを当接させて前記側端縁を研磨する工程とを備え、
    前記金属リングを研磨する工程において、前記研磨ブラシの軌道は、前記金属リングの回転軌道に対して少なくとも前記研磨ブラシの中心が20゜乃至45゜の入射角で、前記金属リングの内部に進入し、
    前記金属リングの内周面と前記金属リングの回転中心との間を、前記研磨ブラシの全部が通り、
    前記金属リングの回転軌道に対して少なくとも前記研磨ブラシの中心が20゜乃至45゜の退出角で前記金属リングから離反することを特徴とする金属リングの加工方法。
  2. 前記金属リングを研磨する工程において、前記研磨ブラシにくせがつくのを防止するために、前記研磨ブラシを正方向に移動させて所定時間前記金属リングを研磨した後、前記研磨ブラシを逆方向に移動させて所定時間前記金属リングを研磨することを特徴とする請求項に記載の金属リングの加工方法。
  3. 前記研磨ブラシは前記金属リングの外周よりも大径の円周上に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属リングの加工方法。
  4. 前記金属ドラムから前記金属リングを切り出す工程において、刃面が山形のカッターで前記金属ドラムを押し切ることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の金属リングの加工方法。
  5. 無端状金属ベルトに用いられる薄板状の金属リングを加工する装置において、
    薄板筒状の金属ドラムから切り出された金属リングを、略円形に保持して円周方向に回転させる搬送テーブルと、
    前記金属リングの一方の側端縁を研磨する際、入射角及び退出角が20゜乃至45゜で前記金属リングの回転軌道を横切るように、前記側端縁に研磨ブラシを当接させるブラシ移動手段と、を備え、
    前記ブラシ移動手段は、前記金属リングの回転軌道を横切る際、前記金属リングの内周面と前記金属リングの回転中心との間に前記研磨ブラシの全部を通過させることを特徴とする金属リングの加工装置。
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