JP4825607B2 - 研磨装置およびそれを用いた研磨方法 - Google Patents

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Description

本発明は、研磨装置およびそれを用いた研磨方法に関し、特に、螺旋線材の先端部を面取り研磨する研磨装置およびそれを用いた研磨方法に関するものである。
線材の端縁の面取り加工や端面の研磨加工を行なう端部加工装置としては、たとえば特開2000−127010号公報に開示されたものがある。この公報の端部加工装置は、棒状体を自転させながら順次搬送する搬送装置と、この搬送装置により搬送される棒状体の端部を面取り加工などする回転研磨装置とからなる。
この端部加工装置によれば、順次搬送する棒状体の長さが不揃いであっても、連続的に端部の面取り加工などがスムーズに行なえると上記公報には記載されている。
特開2000−127010号公報
しかしながら上記公報に開示された端部加工装置は棒状体を加工するものであって、螺旋線材を加工するものではない。また、螺旋線材の場合、自転にともなって螺旋線材の先端部が螺旋軸を中心に円周状に回転する。よって、上記の棒状体の端部加工装置では螺旋線材の先端部の端縁全周を面取り加工することができなかった。
また、螺旋線材の研磨が人手により行なわれる場合、たとえば50本程度の螺旋線材からなるワーク束を作業者が掴み取り、グラインダーにワークを押し当てた後、人手によりワークを回転させながら研磨する。この方法によれば、各螺旋線材の先端部の端面の平面化処理はできるが、各螺旋線材の先端部の端縁の面取り処理はできない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、螺旋線材の先端部の端縁全周を人手によることなく効率的に研磨できる研磨装置およびそれを用いた研磨方法を提供することを目的とする。
本発明の研磨装置は、螺旋線材をその螺旋軸を中心に回転させて螺旋線材の先端部を螺旋軸を中心に円周状に回転させながら、先端部を面取り研磨する。この研磨装置は研磨部材を備えており、この研磨部材は、螺旋線材の先端部に当接しながら先端部の螺旋軸周りの回転に追従して螺旋線材に対して相対的に移動可能に構成されている。
本発明の研磨装置によれば、研磨部材は螺旋線材の先端部の回転に追従して移動することができる。このため、螺旋軸を中心に円周状に回転する螺旋線材の先端部に研磨部材を当接し続けることができる。これにより、人手によることなく、螺旋線材の先端部の端縁全周を面取り加工することが可能となる。
上記の研磨装置において好ましくは、研磨部材の研磨面の螺旋軸に対する角度を調整可能に構成される。これにより、研磨面が螺旋線材の先端部に当接する角度を自由に選択することができる。このため、螺旋線材先端部の面取り研磨の角度を自由に選択することが可能となる。
上記の研磨装置において好ましくは、研磨部材の研磨面が螺旋線材の螺旋軸と垂直となるように、上述した角度を調整可能に構成される。これにより、研磨面を螺旋線材の螺旋軸に対して垂直として研磨を行なうことができる。このため、面取り加工だけでなく、螺旋線材の端面を研磨することもできる。よって、この研磨により、螺旋線材の長さを調整したり、螺旋線材の端面を平滑にしたりすることができる。
上記の研磨装置において好ましくは、その研磨部材が螺旋線材の両側の各々に配されている。これにより、螺旋線材の両端の先端部の研磨を同時に行なうことができる。よって、効率的に研磨を行なうことができる。
上記の研磨装置において好ましくは、その研磨部材の幅が螺旋線材の最外周寸法以上とされる。これにより、螺旋線材を1回転転がり運動させる間は、螺旋線材の先端部に研磨部材を当接させ続けることができ、螺旋線材の先端部の端縁全周を面取り加工することが可能となる。
上記の研磨装置において好ましくは、その研磨部材の粗さが段階的に変化するように構成される。これにより、段階的に粗さの変化する研磨部材による研磨を連続的に行なうことができる。よって、1回の研磨処理により、荒研磨と仕上げ研磨の両方を行なうことができる。
上記の研磨装置において好ましくは、その研磨部材の研磨面の張力が調整可能であるように構成される。これにより、螺旋線材の先端部に当接された研磨面のたわみ量を調整することができる。よって、この研磨面のたわみ量に対応した曲率の面取りを行なうことができる。
上記の研磨装置において好ましくは、螺旋線材をその螺旋軸が螺旋軸の方向と垂直の方向に変位するように移動させながら面取り研磨をする。これにより、螺旋線材が研磨部材に当接される位置に滞留しないようにすることができる。よって、螺旋線材を連続的に投入することができる。
本発明の研磨方法は、上述した研磨装置を用いて行なわれる。このとき、複数の螺旋線材がこの研磨装置に連続的に投入される。本発明の研磨方法によれば、螺旋線材を連続的に投入するため、効率よく研磨を行なうことができる。
以上説明したように、本発明によれば、螺旋軸を中心に円周状に回転する螺旋線材の先端部が研磨装置の研磨部材に当接し続けることができるため、人手によることなく、研磨装置により螺旋線材の先端部の端縁全周を面取り加工することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
はじめに、本実施の形態の研磨装置100の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における研磨装置の外観構造を概略的に示す斜視図である。図1を参照して、本実施の形態の研磨装置100は、研磨部GL、GRと、下部コンベアC1と、上部押さえ板21と、押さえバネ22と、側面ガイド11とを有している。
下部コンベアC1は、図中左上の矢印INから、右下の矢印OUTへと、その上面に載置された螺旋線材HWを移送することができる。下部コンベアC1の上流側(矢印IN側)の両側には、下部コンベアC1に載置された螺旋線材HWの位置を規制するための側面ガイド11が配置されている。
下部コンベアC1の下流側(矢印OUT側)の上方には、上部押さえ板21が押さえバネ22により吊り下げられている。下部コンベアC1と上部押さえ板21との間には、間隙が設けられている。なお、押さえバネ22の上端は、図示しない構造物に固定されるなどして固定端とされている。この下部コンベアC1と上部押さえ板21とにより、螺旋線材HWを加圧しながら挟むとともに、下部コンベアC1を駆動させることにより、螺旋線材HWをその螺旋軸を中心として、図中回転矢印のように回転させることが可能である。
下部コンベアC1の上部押さえ板21が設けられた場所の両脇には、研磨部GL、GRが各々配されている。
図2は、図1に示す研磨部GL、GRの外観構造を概略的に示す側面図である。図2を参照して、研磨部GL、GRの各々は、研磨部材として研磨ベルトBTを有し、その研磨ベルトBTが、螺旋軸を中心に円周状に回転する螺旋線材HWの先端部に当接しながら先端部の回転に追従して螺旋線材HWに対して相対的に移動可能に構成されている。以下、その構成を具体的に説明する。
図2を参照して、研磨ベルトBTは、研磨部材取り付け板44に固定されている。研磨部材取り付け板44の上部は関節J2により傾斜用エアーシリンダー31の一方に回転可能に支持されており、研磨部材取り付け板44の下部は関節J3によりスライダー43に回転可能に支持されている。傾斜用エアーシリンダー31の他方は関節J1によりスライダー43に回転可能に支持されている。このスライダー43は、スライドレール36を介して、フレーム42に支持されており、フレーム42に対してスライドすることができる。このスライド方向(図2の矢印A2の方向)は、スライダー43が螺旋線材HWに近づいたり遠ざかったりする方向とされる。この構成により、スライドレール36のスライドにともなって、研磨ベルトBTは螺旋線材HWに相対的に移動可能となっている。
また、研磨ベルトBTは、螺旋線材HWに向かう方向に付勢されるように構成されている。すなわち、フレーム42とスライダー43との間に加圧バネ35が設けられており、この加圧バネ35により研磨ベルトBTは付勢されている。
ここで螺旋線材HWは、図4および図4の破線部拡大図である図5に示すように、螺旋軸AXに沿って螺旋状に延びる線材である。すなわち、螺旋線材HWは螺旋軸AXを中心軸とする直径Dの仮想円柱の側面に内接するように延在している。螺旋線材HWの先端は、通常、螺旋軸AXからずれているため、螺旋線材HWが回転すると、その先端部は螺旋軸AXを中心として円周状に回転することになる。
このため、図2において、研磨ベルトBTの位置が固定されている場合には、螺旋線材HWの回転により研磨ベルトBTが螺旋線材HWに当接しない場合が生じ得る。しかし、上述したように研磨ベルトBTは螺旋線材HWに対して相対的に移動可能で、かつ加圧バネ35により螺旋線材HW側へ付勢されている。このため、たとえば図6に示すように螺旋線材HWの先端部が円周状に回転して螺旋軸AXの下側に位置しているときには、研磨ベルトBTは螺旋線材HW側へ前進スライドした状態で加圧バネ35の付勢力により螺旋線材HWの先端に当接可能である。また、図7に示すように、螺旋線材HWの先端部が円周状に回転して螺旋軸AXの上側に位置しているときには、研磨ベルトBTは螺旋線材HWに対して後進スライドした状態で加圧バネ35の付勢力により螺旋線材HWの先端に当接可能である。
なお、図2に示すようにフレーム42は、基部41の上に前進用エアーシリンダー37を介して載置されている。この前進用エアーシリンダー37により、フレーム42と螺旋線材HWとの相対位置を図中矢印A1の方向に調整することができる。よって、この前進用エアーシリンダー37を調整して、フレーム42を十分に螺旋線材HWに近づけておけば、螺旋線材HWの先端部が一定範囲内で移動しても加圧バネ35が押縮された状態が保持される。よって、加圧バネ35は、研磨ベルトBTを螺旋線材HWの先端部に当接させる付勢力を加え続けることができる。
また、研磨ベルトBTは、その研磨面50の螺旋軸AXに対する角度(図2の角度θ)が調整可能なように構成されている。たとえば、傾斜用エアーシリンダー31のシャフト長Lが短くされると、関節J1と関節J2との間の距離が短くなり、これにより研磨部材取り付け板44がスライダー43に対して関節J3を中心に図中時計方向に回転して角度θを大きくすることができる。なお角度θは垂直にすることも可能である。逆に、傾斜用エアーシリンダー31のシャフト長が長くされると、関節J1と関節J2との間の距離が長くなり、これにより研磨部材取り付け板44がスライダー43に対して関節J3を中心に図中反時計方向に回転して角度θを小さくすることができる。
また、本実施の形態の研磨部GL、GRは、必要に応じて前述したスライダー43がスライドしないようにすることができる。このために、フレーム42にはストッパー33およびストッパー用エアーシリンダー32が設けられ、スライダー43にはストッパー受け部34が設けられている。ストッパー33は、ストッパー用エアーシリンダー32によりスライダー43の方に突き出されて、ストッパー受け部34に嵌合させることができる。ストッパー33がストッパー受け部34に嵌合された状態になると、スライダー43がフレーム42に対してスライドすることができなくなり、スライダー43とフレーム42との相対位置が固定される。
また、研磨ベルトBTは、螺旋線材HWの先端部を当接させるための研磨面50を有し、研磨面50において研磨材を有している。また、研磨ベルトBTは螺旋線材HWの先端部を摩擦により研磨できるようにベルト駆動される構成を有している。なお、研磨ベルトBTは、研磨面50の粗さが段階的に変化していることが好ましい。具体的には、研磨ベルトBTは図3に示すように下部コンベアC1の流れ方向(図中矢印)の上流側に幅W1の粗研磨ベルトBT1を、下流側に幅W2の仕上げ研磨ベルトBT2を有していることが好ましい。
また、研磨ベルトBTは、螺旋線材HWの最外周寸法以上の幅W(図1)を有している。ここで螺旋線材HWの最外周寸法とは、図5において破線で示した直径Dの仮想円柱の円周寸法のことである。また、研磨ベルトBTが図3に示すように粗研磨ベルトBT1と仕上げ研磨ベルトBT2とを有する場合には、粗研磨ベルトBT1と仕上げ研磨ベルトBT2との各々が螺旋線材HWの最外周寸法以上の幅W1、W2を有していることが好ましい。
また、研磨ベルトBTの研磨面50の張力は調整することができる。この張力の調整は、たとえばベルトの長さやベルトの材料を変更することにより行なうことができる。
また、図1に示すように、螺旋線材HWの搬送機構は、図中IN側からOUT側へと流れる下部コンベアC1を有している。この流れの方向は、螺旋線材HWの螺旋軸AXの方向と垂直である。よって、螺旋軸AXは、下部コンベアC1により螺旋軸AXと垂直方向(図中IN側からOUT側へ向かう方向)に変位するように移動させられ、この移動中に面取り研磨などが行なわれる。
次に、本実施の形態の研磨装置100を用いた端面研磨方法について説明する。
図8は、本発明の実施の形態1における螺旋線材の研磨装置への投入の様子を概略的に示す斜視図である。図8を参照して、下部コンベアC1の上流側において、複数の螺旋線材HWが連続的に投入される。このときの螺旋線材HWの向きは、螺旋軸AXが下部コンベアC1の進行方向(図中の矢印方向)と垂直となるようにされる。
下部コンベアC1の動き(図中の矢印方向)にともない、螺旋線材HWは側面ガイド11の部分に至る。この側面ガイド11により、螺旋線材HWの位置ズレが矯正される。
この後、螺旋線材HWはさらに下流側へ搬送され、下部コンベアC1と上部押さえ板21との間の間隙に入れられる。螺旋線材HWが入っていない状態においては、間隙は螺旋線材HWの最外径寸法Dよりも狭くされているが、螺旋線材HWが入ることにより間隙が最外径寸法Dにまで広げられるため、上部押さえバネ22が押縮され、そのバネ力により螺旋線材HWは上部押さえ板21と下部コンベアC1とに挟み込まれる。
螺旋線材HWが挟み込まれているとき、上部押さえ板21は不動であり、下部コンベアC1は螺旋軸AXと垂直方向に運動するため、両者に挟み込まれた螺旋線材HWは、螺旋軸AXを中心に回転しながら下部コンベアC1上を搬送される。これにともない、螺旋線材HWの先端部は螺旋軸AXを中心に円周状に回転する。この回転運動をともないながら、螺旋線材HWは研磨部GL、GRが設置された領域を通過し、その際に研磨がなされる。
図9は、本発明の実施の形態1における端面研磨の様子を概略的に示す正面図である。図9を参照して、研磨部GL、GRの各々の研磨ベルトBTの研磨面が螺旋軸AXに対して垂直とされる。また、研磨部GLの研磨面50と研磨部GRの研磨面50との間隔は、螺旋線材HWの所望の仕上がり長さWLに設定される。この状態で、研磨部GLの研磨面50と研磨部GRの研磨面50とに螺旋線材HWが挟み込まれ、螺旋線材HWの端面が研磨ベルトBTにより研磨される。
図3を参照して、研磨はまず粗研磨ベルトBT1により行なわれる。そして、螺旋線材HWの図中矢印方向への進行にともない、粗研磨ベルトBT1による研磨から仕上げ研磨ベルトBT2による研磨へと移行する。
図10は、本発明の実施の形態1における研磨装置が端面研磨を行なう様子を概略的に示す側面図である。図10を参照して、研磨部GL、GRは、端面研磨のための姿勢をとる。具体的には、まず、ストッパー用エアーシリンダー32によりストッパー33が押し下げられ、ストッパー受け部34に嵌合される。また、傾斜用エアーシリンダー31が収縮状態となり、関節J2が傾斜用エアーシリンダー31の方に引き寄せられ、研磨ベルトBTの研磨面50が螺旋軸AXに対して垂直にされる。さらに、研磨面50が螺旋線材HWの先端部に当接される位置にくるように、前進用エアーシリンダー37によりフレーム42が図中矢印方向に前進させられる。
図1を参照して、端面研磨がなされた螺旋線材HWは、下部コンベアC1の下流側OUTから取り出される。以上により、端面研磨がなされた螺旋線材HWが得られる。この端面研磨により、図5に示す螺旋線材HWの端面SDの部分が削られるため、螺旋線材HWの全長を調整したり、端面SDの平滑性を上げたりすることができる。
続いて、本実施の形態の研磨装置100を用いた面取り研磨方法について説明する。
図8を参照して、端面研磨がなされた螺旋線材HWが、前述した端面研磨方法の場合と同様に研磨装置100に投入される。螺旋線材HWは下部コンベアC1により、下流側へ搬送され、下部コンベアC1と上部押さえ板21との間隙に入れられる。下部コンベアC1と上部押さえ板21とに挟み込まれた螺旋線材HWの動きについては、前述した端面研磨方法の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態1における面取り研磨の様子を概略的に示す正面図である。図11を参照して、研磨部GL、GRの各々の研磨ベルトBTの研磨面50が螺旋軸AXに対して角度θをとる。螺旋線材HWは、研磨部GL、GR各々の研磨ベルトBTに挟み込まれ、図5に示す螺旋線材HWの両先端部の端縁EGの部分が研磨ベルトBTにより削られる。これにより、螺旋線材HWの端縁EGが面取り研磨される。
図6を参照して、面取り研磨中は、研磨部GL、GRは、面取り研磨のための姿勢をとる。具体的には、まず、ストッパー用エアーシリンダー32が収縮してストッパー33が引き上げられ、ストッパー受け部34からは外れた状態とされる。また、傾斜用エアーシリンダー31が伸長状態となり、関節J2が傾斜用エアーシリンダー31から離されて、研磨ベルトBTの研磨面50が螺旋軸AXに対して角度θとされる。また、研磨面50と螺旋線材HWの先端部との当接にともなう力により、加圧バネ35が押縮された状態が保たれるよう、前進用エアーシリンダー37により、フレーム42の位置が図中矢印の方向に調整される。
図7を参照して、螺旋線材HWの回転にともない先端部が図中下方から上方へと変位していくと、研磨ベルトBTを図中右側に押しやる力が加わる。これにより、スライダー43がスライドレール36上を図中右側にスライドし、加圧バネ35は図6の状態に比してさらに押縮された状態となる。この後、螺旋線材HWの先端部が再び上方から下方へと変位すると、図6の状態に戻る。よって、螺旋線材HWの回転に追従して、研磨ベルトBTは図6の位置状態と図7の位置状態との間を移動し、研磨ベルトBTと螺旋線材HWとが当接された状態が保持される。
図12は、本発明の実施の形態1における研磨装置により螺旋線材が1回転される動きおよび面取り研磨がなされる位置を概略的に説明する側面図である。図12を参照して、螺旋線材HWの先端部が最下降した瞬間である時間t1を初期状態とし、その後に時間t2〜t4を順次経て、螺旋線材HWが1回転し終える時間t5に至るまでのひとつの螺旋線材HWの動きが示されている。時間t1〜t5の間に、下部コンベアC1が螺旋線材HWに対して相対的に図中右方向に螺旋線材HWの最外周寸法πD分だけ進行し、螺旋線材HWは螺旋軸AXを中心に1回転する。この際に、螺旋線材HW先端部の端縁上部P1〜P5が研磨ベルトBTにより研磨されるので、先端部の端縁EGの全周の面取り研磨がなされる。この間、螺旋線材HWの螺旋軸AXは螺旋軸AXに垂直な方向(図中の破線矢印方向)に螺旋線材HWの最外周寸法πD分だけ移動する。
図3を参照して、面取り研磨はまず幅W1の粗研磨ベルトBT1により行なわれる。幅W1は最外周寸法πD以上とされ、螺旋線材HWの端縁全周が少なくとも1回は粗研磨ベルトBT1により面取り研磨される。そして、螺旋線材HWの図中矢印方向への進行にともない、粗研磨ベルトBT1による研磨から幅W2の仕上げ研磨ベルトBT2による研磨へと移行する。幅W2も最外周寸法πD以上とされ、螺旋線材HWの端縁全周が少なくとも1回は仕上げ研磨ベルトBT2により面取り研磨される。
図1を参照して、面取り研磨がなされた螺旋線材HWは、下部コンベアC1の下流側OUTから取り出される。以上により、面取り研磨がなされた螺旋線材HWが得られる。
図13は、本発明の実施の形態1における端面研磨および面取り研磨が施された螺旋線材HWの先端部を概略的に示す側面図である。図13を参照して、端面研磨により、螺旋軸AXに垂直な平滑面FPが形成されている。また、端面研磨後に行なわれた面取り研磨により、先端部の端縁部には角度θの面取りCPが施されている。
図14は、本発明の実施の形態1の変形例における端面研磨および面取り研磨が施された螺旋線材HWの先端部を概略的に示す側面図である。図14を参照して、実施の形態1との相違は、研磨ベルトBTの研磨面50の張力が低い状態で面取り研磨がなされることである。張力が低い場合、螺旋線材HWの先端部の当接により研磨面にたわみが生じやすくなる。このたわみの曲率に応じて、実施の形態1では面取りCPのように平面状であった部分が曲面状の面取りRPとなる。研磨面50の張力を調整することにより、所望の曲率で面取りを行なうことができる。
本実施の形態の研磨装置100によれば、図6および図7に示すように、研磨装置100は螺旋線材HWをその螺旋軸AXを中心に回転させながら、先端部を面取り研磨する。この研磨装置100は研磨部材である研磨ベルトBTを備えており、研磨ベルトBTは、螺旋線材HWの先端部に当接しながら先端部の回転に追従して螺旋線材HWに対して相対的に移動可能に構成されている。これにより、面取りを行なっている間、研磨ベルトBTが螺旋線材HWの先端部に当接し続けることができる。よって、人手によることなく、螺旋線材の先端部の端縁EGの全周を面取りすることが可能となる。
また、本実施の形態の研磨装置100によれば、傾斜用エアーシリンダー31の伸縮状態を調整することにより、図6に示す研磨面50の角度θを調整することができる。これにより、図13に示す螺旋線材HWの面取りの角度θを任意に選択することができる。
また、本実施の形態によれば、図10に示すように傾斜用エアーシリンダー31を十分に収縮させることにより、研磨面50の角度を螺旋軸AXに対して垂直にすることができる。また、図9に示す螺旋線材HWの両端の研磨面間の距離WLは、図10に示す前進用エアーシリンダー37により調整することができる。これにより、螺旋線材HWの長さを調整したり、螺旋線材HWの端面を図13に示す平滑面FPとしたりすることができる。
また、本実施の形態の研磨装置100によれば、図9および図11に示すように、研磨部材である研磨ベルトBTが螺旋線材HWの両側の各々に配されている。これにより、螺旋線材HWの両端の先端部の研磨を同時に行なうことができ、効率的に研磨を行なうことができる。
また、本実施の形態の研磨装置100によれば、図1に示す研磨ベルトBTの幅W、または図3に示す研磨ベルトBT1、BT2の幅W1、W2は、螺旋線材HWの最外周寸法πD以上とされる。これにより、図12に示すように螺旋線材HWが1回転する間に螺旋軸AXが最外周寸法πDだけ移動しても、螺旋線材HWの先端部が研磨ベルトBT、BT1、BT2に当接し続けることができる。よって、螺旋線材HWの最外周寸法πD分の螺旋軸AXの移動をともないながらでも、螺旋線材HWの先端部の端縁全周を面取りすることが可能となる。
また、本実施の形態の研磨装置100によれば、図3に示すように、研磨ベルトBTが、下部コンベアC1の進行方向における上流側の粗研磨ベルトBT1と下流側の仕上げ研磨ベルトBT2とから構成されている。これにより、研磨部材の粗さは上流側よりも下流側が一段階細かくなる。このため、段階的に粗さの変化する研磨部材による研磨を連続的に行なうことができる。よって、1回の研磨処理により、荒研磨と仕上げ研磨との両方を行なうことができる。
また、本実施の形態の研磨装置100によれば、図3に示す研磨ベルトBTの研磨面50の張力が調整可能とされる。これにより、研磨面50が螺旋線材HWの研磨を行なう際の研磨面のたわみ量を調整することができる。よって、図14に示すように、このたわみ量に対応した曲率で面取りを行なうことができる。
また、本実施の形態の研磨装置100によれば、図12に示すように、螺旋線材HWの回転にともなって、螺旋線材HWの螺旋軸AXが螺旋軸AXと垂直に移動する。このため、螺旋線材HWは、固定位置にある研磨部GL、GRに向かって移動していき、研磨部GL、GRにより研磨され、その後、研磨部GL、GRから離れていくことができる。これにより、螺旋線材HWが一箇所に滞留しないようにすることができる。
また、本実施の形態の研磨方法によれば、上述した研磨装置100に対して、螺旋線材HWが連続的に投入される。このため、複数本の螺旋線材HWが同時に処理され、効率よく研磨を行なうことができる。
なお、本実施の形態では、端面研磨の行なわれた螺旋線材HWがいったん研磨装置100から取り出され、その後、研磨装置100に再投入されて面取り研磨が行なわれているが、本発明はこれに限定されるものではない。下部コンベアC1および上部押さえ板21を工程の下流側に延長し、その延長部の両脇に研磨部GL、GRをもう1組設置すれば、上流側の1組の研磨部GL、GRにより端面研磨を行ない、下流側の1組の研磨部GL、GRにより面取り研磨を行なうことができる。この場合、螺旋線材HWの1回の投入により、端面研磨と面取り研磨の両方を行なうことができる。
また、本実施の形態では、研磨ベルトBTを螺旋線材HWの方に向かうように付勢させる付勢手段として、加圧バネ35を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本実施の形態では、研磨ベルトBTを螺旋線材HWの方に移動可能にさせる移動手段としてスライドレール36を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、螺旋線材HWが下部コンベアC1と上部押さえ板21とにより挟み込まれる構成について説明したが、上部押さえ板の下面側に上部コンベアC2をさらに設けて、螺旋線材HWが下部コンベアC1と上部コンベアC2とにより挟み込まれる構成としてもよい。以下、その構成について説明する。なお、これ以外の構成については実施の形態1とほぼ同様であるため、同一の要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図15は、本発明の実施の形態2における研磨装置の外観構造を概略的に示す斜視図である。図15を参照して、下部コンベアC1の上方には、上部押さえ板21が押さえバネ22により吊り下げられている。この上部押さえ板21の下面側には、上部コンベアC2が設けられている。下部コンベアC1と上部コンベアC2との間には、螺旋線材HWの最外径寸法Dより狭い間隙が設けられている。押さえバネ22の上端は、図示しない構造物に固定されるなどして固定端とされている。
次に、本実施の形態の研磨装置100を用いた螺旋線材HWの面取り工程における螺旋線材HWの動きについて説明する。
図15を参照して、下部コンベアC1の上流側(図中左上側)において、複数の螺旋線材HWが連続的に投入される。下部コンベアC1の動きにともない、螺旋線材HWは、下部コンベアC1と上部コンベアC2との間隙に入れられる。
図16は、本発明の実施の形態2における螺旋線材の動きの様子を概略的に示す正面図である。図16を参照して、上部コンベアC2と下部コンベアC1との間に入れられた螺旋線材HWは、上部コンベアC2と下部コンベアC1との間隙を押し広げるため、押縮された上部押さえバネ22のバネ力により上部コンベアC2と下部コンベアC1とに挟み込まれる。挟み込まれた螺旋線材HWは、下部コンベアC1の速度と上部コンベアC2の速度との速度差に対応した速さで、螺旋軸AXを中心に回転する。
図17は、本発明の実施の形態2における研磨装置により螺旋線材が1回転される動きおよび面取り研磨がなされる位置を概略的に説明する側面図である。図17を参照して、螺旋線材HWの先端部が最下降した瞬間である時間t1を初期状態とし、その後に時間t2〜t4を順次経て、螺旋線材HWが1回転し終える時間t5に至るまでのひとつの螺旋線材HWの動きが示されている。
螺旋線材HWが時間t1〜t5にかけて螺旋軸AXを中心に1回転する間に、螺旋線材HW先端部の端縁上部P1〜P5が研磨ベルトBTにより研磨されるので、先端部の端縁全周の面取り研磨がなされる。
螺旋線材HWが1回転する間に、下部コンベアC1が図中右方向に進行するが、この際に上部コンベアC2も同時に進行される。上部コンベアC2の移動距離は、下部コンベアC1と逆方向(図中左方向)に距離αとされる。すると、螺旋線材HWの螺旋軸AXは、πD−α分だけ図中右方向に進行する。すなわち、図12に示した実施の形態1の場合の螺旋軸AXの移動距離πDに比して、本実施の形態の螺旋軸AXの移動距離は距離α分だけ短い。
本実施の形態の研磨装置100によれば、図17に示すように、螺旋線材HWが1回転する間の螺旋軸AXの移動距離がπD−αとなる。このため、上部コンベアC2の移動距離αを調整することにより、螺旋線材HWの1回転あたりの螺旋軸AXの移動距離を調整することができる。よって、図1に示す研磨ベルトBTの幅W、または図3に示す研磨ベルトBT1、BT2の幅W1、W2が各々πDより小さくても、適当なαの値を選択することにより、螺旋線材HWの先端部の端縁全周の研磨を行なうことができる。
たとえば、α=πD/2とされると、螺旋線材HWが1回転する間の螺旋軸AXの移動距離はπD−α=πD/2となる。よって、研磨ベルトBT、BT1、BT2の幅W、W1、W2がπD/2以上であれば、螺旋線材HWの先端部の端縁全周の研磨を行なうことができる。また、このαの例の場合、研磨ベルトBT、BT1、BT2の幅W、W1、W2がπD以上であれば、螺旋線材HWの先端部の端縁全周の研磨を2周以上行なうことができ、1周しか研磨しない場合に比して、より均質に研磨を行なうことができる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、螺旋線材の先端部を研磨する研磨装置およびそれを用いた研磨方法に特に有利に適用され得る。
本発明の実施の形態1における研磨装置の外観構造を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における研磨装置の研磨部の外観構造を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1における研磨装置の研磨部材の外観構造を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の研磨装置が研磨する螺旋線材を概略的に示す外観図である。 図4の破線に囲われた領域を概略的に示す概観図である。 本発明の実施の形態1における研磨装置が面取り研磨を行なう場合に研磨部材を移動を可能とする構成を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1における研磨装置が面取り研磨を行なう場合に研磨部材を移動を可能とする構成を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1における螺旋線材の研磨装置への投入の様子を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における端面研磨の様子を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態1における研磨装置が端面研磨を行なう様子を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1における面取り研磨の様子を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態1における研磨装置により螺旋線材が1回転される動きおよび面取り研磨がなされる位置を概略的に説明する側面図である。 本発明の実施の形態1における端面研磨および面取り研磨が施された螺旋線材HWの先端部を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1の変形例における端面研磨および面取り研磨が施された螺旋線材HWの先端部を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態2における研磨装置の外観構造を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における螺旋線材の動きの様子を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態2における研磨装置により螺旋線材が1回転される動きおよび面取り研磨がなされる位置を概略的に説明する側面図である。
符号の説明
11 側面ガイド、21 上部押さえ板、22 押さえバネ、31 傾斜用エアーシリンダー、35 加圧バネ、36 スライドレール、42 フレーム、43 スライダー、50 研磨面、100 研磨装置、AX 螺旋軸、BT 研磨ベルト、BT1 粗研磨ベルト、BT2 仕上げ研磨ベルト、C1 下部コンベア、C2 上部コンベア、GL,GR 研磨部、HW 螺旋線材。

Claims (9)

  1. 螺旋線材をその螺旋軸を中心に回転させて前記螺旋線材の先端部を前記螺旋軸を中心に円周状に回転させながら、前記先端部を面取り研磨する研磨装置であって、
    前記螺旋線材の前記先端部に当接しながら前記先端部の前記螺旋軸周りの回転に追従して、前記螺旋線材に対して相対的に移動可能に構成された研磨部材を備えた、研磨装置。
  2. 前記研磨部材の研磨面の前記螺旋軸に対する角度を調整可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記研磨面が前記螺旋軸と垂直となるように前記角度を調整可能に構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の研磨装置。
  4. 前記研磨部材が前記螺旋線材の両側の各々に配されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の研磨装置。
  5. 前記研磨部材の幅が、前記螺旋線材の最外周寸法以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の研磨装置。
  6. 前記研磨部材の粗さが段階的に変化することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の研磨装置。
  7. 前記研磨部材の研磨面の張力が調整可能であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の研磨装置。
  8. 前記螺旋線材を前記螺旋軸が前記螺旋軸の方向と垂直方向に変位するように移動させながら前記面取り研磨をすることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の研磨装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の研磨装置を用いた研磨方法であって、
    複数の前記螺旋線材が前記研磨装置に連続的に投入されることを特徴とする、研磨方法。
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