JP4258019B2 - ボルト体への取着体及びナット体 - Google Patents

ボルト体への取着体及びナット体 Download PDF

Info

Publication number
JP4258019B2
JP4258019B2 JP2003544353A JP2003544353A JP4258019B2 JP 4258019 B2 JP4258019 B2 JP 4258019B2 JP 2003544353 A JP2003544353 A JP 2003544353A JP 2003544353 A JP2003544353 A JP 2003544353A JP 4258019 B2 JP4258019 B2 JP 4258019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt body
attachment
bolt
proximity
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003544353A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2003042556A1 (ja
Inventor
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Publication of JPWO2003042556A1 publication Critical patent/JPWO2003042556A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4258019B2 publication Critical patent/JP4258019B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/02Nuts or like thread-engaging members made of thin sheet material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0871Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut engaging the bolt laterally, i.e. without the need to engage the end of the bolt
    • F16B37/0878Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut engaging the bolt laterally, i.e. without the need to engage the end of the bolt in one piece, e.g. C-shaped nuts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0871Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut engaging the bolt laterally, i.e. without the need to engage the end of the bolt
    • F16B37/0892Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut engaging the bolt laterally, i.e. without the need to engage the end of the bolt in two or more pieces, e.g. assemblies made by two C-shaped nuts mutually interlocked, or retained by an additional member
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0437Channels
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/30Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings
    • H02G3/32Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

技術分野
本発明は、ボルト体に対して取着可能とする取着体に関し、特に、前記ボルト体の端部より離れた位置に対しても、簡単且つ確実に取着させることを可能とする、ボルト体への取着体に関するものである。
背景技術
従来より、駅や工場内に配線・配管材を布設するためのケーブルラック(受具)を設置する場合には、天井から吊設(又は、地中に埋設)されたボルト体に対して、ナットにて固定することが一般的に行われている。また、これ以外の種々の設備資材を建物内に設置する場合にも、該設備資材を、建物の構築物に固定されたボルト体に固定して、設置することも行われている。
特に、前記ボルト体の中間位置に対し前記ナット体にて設備資材を固定する場合には、ケーブルラックやボックス等の「設置目的物」における「ボルト体との接続部分」を、複数のナット体にて、前後から(又は、上下から)挟み込むことにより、前記ボルト体への固定が行われている。具体的には、図43に示すように、一対のボルト体の間に断面略L字形状の鋼材を2つのナットにて上下から挟み込み、このL字鋼材の上にケーブルラックを載置することにより設置している。
ところが、長尺のボルト体の中間位置に前記設置目的物を固定するには、前記ナット体を該ボルト体の端部から相当距離にわたって回し入れなければならないので、設置目的物の設置にあたっては大変面倒な作業を要していた。
そこで本発明は、ケーブルラックやボックス等の「設置目的物」におけるボルト体との接続部分に「取着部」を一体的に設けることにより、この「取着部」を前記ボルト体の側方からあてがうと共に簡易な作業を施すことのみを以て、前記ボルト体への取着を可能とするものである。
一方、従来からの「ナット」は、ボルト体の一端から回し入れることにより、該ボルト体の軸方向へ螺進するものである。ここで、前記ボルト体における所定の箇所及びその他の箇所に対し、既にナット体等が螺着されて固定されている場合には、この固定された間隔内へ新たにナット体を回し入れることが不可能となる。
そこで、図41に示すように、スリップオンロックナット社(米国)製「中間挿入式ナット」が従来より提案されている。この「中間挿入式ナット」は、図41に示すように、一対のナット体からなるものであって、この一対のナット体にはそれぞれ一方に開口を備えるものである。そして、これら開口からボルト体を進入させた後、図42に示すように、各々のナット体をそれぞれ逆方向に回転させることにより、これら各ナット体が相互に押し合うこととなって、当該箇所にとどまることとなるのである。
従って、この中間挿入式ナットに係る技術によれば、ボルト体に対してその端部からナットを回し入れる必要がないため、前記ボルト体のどの位置からでも、横から取り付けることが可能となり、設置効率の向上に資することとなる。また、ボルト体の両端が既に支持されている箇所や、取付位置が頻繁に移動する箇所、及び、施工後におけるナットの入れ忘れ箇所にも対処可能である。さらに、図43に示すように、上端が天井に固定されたボルト体において、既に下端がナット体が設置されたボルト体に対しても、その中間位置にナット体を装着することにより、設置目的物を設置することが可能となるのである。
ところが、上記の中間挿入式ナットは、当該ナットを製造する段階において極めて高い精度が要求されると共に構造も複雑であるため、上記ナット一式当たりの単価が高くなってしまう。従って、上記「中間挿入式ナット」を多用すると、施工コストが嵩むこととなってしまうため、当該「中間挿入式ナット」は、特定の箇所にのみ使用されて、従来からの安価なナットを補う程度にしか使用できないのが現実であった。換言すれば、従来からの安価なナットと高価な中間挿入式ナットとを併用する必要があったのである。
発明の開示
本発明は、上記従来技術における種々の問題点に鑑みてなされたものであり、ボルト体300の側方から容易に取着させることが可能な「取着体100」及び「ナット体110」を安価に提供するものである。以下、「取着体100」から説明する。
まず、本発明において取着体100というのは、「配線・配管材用の受具120」(図29参照)や「配線・配管材用のボックス130」(図35参照)、或いは「受具120の吊り金具140」(図37参照)或いは、等々を指すものであって、これら取着体100に「取着部10」を設け、この取着部10によって前記ボルト体300の外面に取着させるのである。後述するが、本発明においては「ナット体110」(図1乃至図20参照)も上記「取着体100」に含まれるものである。即ち、上記受具120等々における「取着部10」に相当するものを独立して構成することにより、「取着体100」としてのナット体110を構成できる。
上記「取着部10」は、取着目的物である取着体100の一部として設けられるものであって、この取着部10は、係合部20と、当該係合部20の先端に設けられた近接部30と、該係合部20内にボルト体300を進入させる開口部70とを備え、前記係合部20の一面にはボルト体300の外面螺子310と係合する係合突起21が突設されている。
そして、本発明における取着部10は、取着対象物であるボルト体300の外面に対してその側方から取着部10の「係合部20」をあてがうことにより近接させ、その後、近接部30を相対的に近接させることにより前記係合部20を塑性変形させて、当該係合部20を前記ボルト体300の外面に沿って配置する。この係合部20をボルト体300の外面に沿って配置(密着)させることにより、当該係合部20の表面に突設された係合突起21をボルト体300の外面螺子310に係合した状態を維持させることとなる。
つまり、前記取着部10をボルト体300の外面螺子310に係合させることが可能となり、取着目的物である取着体100をボルト体300の外面に対し取着することが可能となる。
即ち本発明によれば、取着部10に係る係合部20を塑性変形させることのみを以て、ボルト体300の外面螺子310に係合突起21が係合した状態を維持することとなり、前記ボルト体300に対して取着体100を取着させることが可能となるのである。
なお、上述したように、係合部20はボルト体300の外面の側方よりあてがって配設した後に塑性変形させるため、前記ボルト体300の端部であると中間部であるとを問わず、取着体100を取着させることが可能となるのである。
続いて、前記取着部10の構成について、まずは係合部20から説明する。
この係合部20というのは、それ自身が塑性変形することにより、取着対象物に係るボルト体300と当接(密着)して、前記ボルト体300を挟持するものである。この係合部20の具体的構成は、特段限定されるものではないが、例えば図3又は図8に示すように、平板を屈曲させて一対の帯状部材を対峙させて立設したもの、或いは、図29に示すように、取着体100の基材を切り起こして一対の帯状部材を対峙させて立設したものが考えられる。尚、図29に示す形態において係合部20というのは、一対の帯状部材のみならず、反開口部70側の平面状に形成された部分をも含むものである。つまり、本発明において係合部20というのは一対の帯状部材だけに限定されるものではなく、各帯状部材に挟まれてボルト体300と当接する部分をも含むのである。
そして、上記一対の帯状部材の間に開口部70を形成して、当該開口部70から取着対象物に係るボルト体300を進入させて塑性変形させるのである。尚、この係合部20は、図25に示すように、「一対の帯状部材」を相互対峙して立設させることにより形成する場合には、この係合部20を塑性変形させた後に、図26に示すように、取着対象物に係るボルト体300の外面の全体に密着させることができると一層好適である。そのためには、前記「一対の帯状部材」の全体を、前記ボルト体300の外周寸法と略同一の寸法にて形成することが考えられる。
また、この係合部20には、ボルト体300の外面螺子310に係合する「係合突起21」が突設されるものであり、先端部分を折り曲げることによって「近接部30」を形成されるものである。
上記係合部20をボルト体300に当接(密着)させることにより、該ボルト体300を挟持させる場合には、当該係合部20を塑性変形させ、該係合部20に突設された係合突起21をボルト体300の外面螺子310に係合させるのである。この係合突起21がボルト体300の外面螺子310へ係合することにより、取着目的物である取着体100が前記ボルト体300の軸方向に対してズレてしまうことを防止できるのである。
この係合部20は、それ自身を塑性変形させることが可能となれば如何なる材質のものとしてもよいが、具体的には金属(鋼板)にて形成して、変形した後もその変形状態を維持可能とさせることが好適と考えられる。従って、係合部20を塑性変形させることにより、上述した「係合突起21がボルト体300外面螺子310へ係合した状態」を維持することが可能となり、取着目的物である取着体100をボルト体300に対して継続的に取着することが可能となるのである。
上記係合部20を塑性変形させるにあたっては、当該係合部20の先端側に設けられた「近接部30」を相対的に近接させることによって可能となる。この「近接部30」は、係合部20を塑性変形させる際の「つかみ部」としての把持片としてもよい。即ち、図25又は図26に示すように、前記係合部20を塑性変形させる際に当該近接部30をペンチ等の挟み工具Pにて把持し、これを一気に(又は、段階的に)挟み付けることによって前記係合部20をボルト体300の外面に沿って塑性変形させることが容易に可能となるのである。
また上記「近接部30」は、図27に示すように、予め、係合部20のやや先端方向(図27中では下側)に向けて突設してもよい。このように近接部30を係合部20のやや先端方向に傾設することにより、挟み工具Pによる挟圧をより一層容易なものとするものとすることができるのである。
ここで、上記「係合突起21」は、ボルト体300の外面螺子310に係合させるものであって、その具体的な構成としては以下のものが考えられる。即ち、取着対象物に係るボルト体300の外面との「当接面」に1又は2以上の突起(係合突起21)を突設し、これを前記ボルト体300の外面螺子310に係合させるのである。尚、前記「当接面」に条22を螺刻して、当該螺刻面にてボルト体300の外面螺子310と係合させるものとしてもよい。即ち、各図に示すように、係合面に条22を螺刻することにより、螺刻面の全体でボルト体300の外面螺子310へ係合させることが可能となるため、係合部20をボルト体300に対して強力且つ確実に係合させることが可能となるのである。このとき、上記「条22」は、取着対象物に係るボルト体300の外面螺子310に対応するピッチにて螺刻することが好適と考えられる。かかる構成を採った場合には、螺刻面の全体でボルト体300の外面螺子310に係合することとなるため、取着体100がボルト体300の軸方向にズレてしまうことを効果的に防止可能となる。
なお、この係合突起21がボルト体の外面螺子310に係合するのは、前記係合部20が塑性変形する前か、或いは、塑性変形した後であるかは限定されない。
即ち、例えば図1に示す取着体100(ナット体110)を、図25に示すようにボルト体300の外面に当接させた場合には、当該取着体100(ナット体110)における「弧」に相当する部分(上側半円部分)の内側に突設された係合突起21が、前記ボルト体300の外面螺子310に係合することとなる。つまり、図25に示す取着体100(ナット体110)は、係合部20を塑性変形させるまでもなく、ボルト体300の側面にあてがう(当接させる)ことのみを以て、係合突起21が外面螺子310に係合して、「仮止め」状態とすることが可能となる。そして、前記係合部20を塑性変形させることによって、前記の「仮止め」状態から前記係合突起21による外面螺子310への係合を確定的なものとするのである。かかる構成を採ることにより、設置作業に当たる作業者は、当該取着体100をボルト体300にあてがうことにより「仮止め」ができるので、その後に係合部20を塑性変形させる際には、当該塑性変形作業のみに注意を注ぐことが可能となる。そのため、取着体100をボルト体における所望する位置へ確実に取着させることが可能となるのである。
他方、例えば図19に示すような、ボルト体300の径よりもやや大きめに形成された取着体100(ナット体110)にあっては、当該取着体100(ナット体110)を前記ボルト体300に当接させたのみでは、該ボルト体300に対して係合突起21が係合することはない。つまり、係合突起21が突設される係合部20を塑性変形させることにより、はじめて係合突起21が外面螺子310に係合することとなるのである。
また、本発明において取着対象物はボルト体300であり、このボルト体300の外面螺子310には係合部20の係合突起21が係合されることは既述したとおりである。そのため、取着体100における「係合突起21」がボルト体300の外面螺子310に係合された状態で、前記ボルト体300を回転させる(乃至は、前記ボルト体300に対して回転する)ことにより、取着体100を前記ボルト体300の軸方向に対して移動させることが可能となるのである。
即ち、取着目的物である取着体100(例えば、「配線・配管材用受具120」や「配線ボックス130」等)と、天井から吊設された「吊りボルト」或いは、床面に一端が固定されることにより立設された「支持ボルト」等のボルト体300とが接合した状態において、前記ボルト体300を回転させることによって、前記取着体100をボルト体300の軸方向に移動(昇降)させることが可能となるのである。そのため、ボルト体300の全長中において、取着体100の取着位置を任意の位置に変更する場合には、取着体100を前記ボルト体300に取着された状態で該ボルト体300に対し回転させることによって、或いは、前記ボルト体300を回転させることによって、取着体100を移動させることが可能となるのである。
また、上記「係合部20」は多層構造にて構成してもよい。即ち、当該「多層構造に係る係合部20」というのは、図20に示すように、「内側部材62」と「外側部材61」とを有するものである。そして、前記「内側部材62」は可塑性材料にて構成される一方で、前記「外側部材61」は塑性変形が可能な金属にて構成されている。そのため、上記外側部材61を塑性変形させることによって当該外側部材61が内側部材62を押圧して、当該内側部材62が前記外側部材61とボルト体300の外面螺子310との間に挟圧されることとなる。
ここで、前記内側部材62は可塑性材料にて構成されているので、ボルト体300の外面螺子310に押圧されることによって、前記ボルト体300の外面螺子310に食い込むこととなる。当該内側部材62が前記ボルト体300の外面に食い込むことにより、当該内側部材62における前記ボルト体300の外面螺子310と当接する面が、前記ボルト体300の外面螺子310に沿って変形する。従って、当該内側部材62における前記ボルト体300の外面螺子310と当接する面に係合突起21が形成されることとなり、当該係合突起21が前記ボルト体300の外面螺子310に係合することとなる。従って、ボルト体300に対する軸方向への移動が規制され、上記取着部10を備えた取着体100を前記ボルト体300に対し軸方向へ移動することなく取着することが可能となるのである。
次に「近接部30」につき説明する。この「近接部30」は、上述した係合部20の先端側に設けられるものであって、該係合部20を塑性変形させることにより、相対的に近接する部分である。
また当該近接部30は、前記係合部20を塑性変形させる際に「把持片」として把持すると取着作業が容易となる。即ち、上記係合部20を塑性変形させるにあたって、図25及び図26に示すように、当該近接部30をペンチ等の挟み工具Pにて把持することにより、挟み工具Pによる挟圧が容易且つ確実となるのである。
この「近接部30」の具体的な態様としては、「一対の近接部30」或いは「一片の近接部30」とすることが考えらる。
まず「一対の近接部30」というのは、取着部10の「一対の」係合部20が相互に対峙して設けられており、当該係合部20の先端側に各々「近接部30」を設けて「一対の近接部30」としたものである。そして、これら各々の近接部30の間の開口部70にボルト体を進入させた後、該各々の近接部30を相互に近接させるようにして、係合部20を塑性変形させるのである。
次に「一片の近接部30」というのは、取着体100における取着部10の端部を基端として延設された断面略U字状の係合部20において、その先端を外方へ折り曲げることにより形成されるものである。そして、前記した断面略U字状の係合部20の内側に開口部70からボルト体を進入させた後、前記係合部20の先端に形成された近接部30を、該「係合部20の基端」付近に略密接状態となるように近接させるべく、前記係合部20を塑性変形させるのである。
また、前記係合突起21とボルト体300の外面螺子310とを係合させるに際しては、係合部20の先端側に設けられた「近接部30」が互いに略密接し合うまで、前記係合部20を塑性変形させるものとしてもよい。即ち、「近接部30」を相対的に略密接状態とするまで当該近接部30をペンチ等の挟み工具Pにて挟み付けることによって、係合部20に突設された「係合突起21」がボルト体300の外面螺子310に係合するのである。
従って、上記係合突起21によるボルト体300の外面螺子310への係合を完了させることによって「近接部30」は相互に略密接状態となる。従って、当該「略密接状態にある近接部30」により、相互に対峙する係合部20の間の開口部70(図25参照)は覆い閉ざされることとなる。そのため、上記係合部20と係合するボルト体300は前記開口部70から抜脱してしまうことが防止でき、ひいては、前記ボルト体300に対して確実に取着体100を取着することが可能となるのである。
さらに、上述の如く、近接部30を相互に略密接状態とすることによって係合が完了するものとした場合には、係合を完了させる際の目安となるので、必要且つ十分に係合部20を塑性変形させることが可能となるので、ボルト体300が取着部10より抜脱してしまうことを防止することが可能となるのである。
一方、本発明に係る取着体100は、二次的取着体200を保持する「保持部50」を備えたものとし、当該「保持部50」が前記「二次的取着体200」を保持した状態にてボルト体300に取着させることにより、前記「二次的取着体200」を前記ボルト体300に取着させるものとしてもよい。この「二次的取着体200」というのは、ボルト体300に設置されるものであって、取着部10を備えないものをいう。具体的には、図33又は図36に示すように、取着部10を備えない「配線・配管材用受具」や「配線・配管材用ボックス」等が考えられる。また、特段これらに限定されるものではなく、配線・配管材を固定するため為の「サドル」など、本発明に係る取着体100にて固定されるものを広く含むものである。但し、上記「サドル」の例において、当該サドルにて固定される「配線・配管材」は、上記「二次的取着体200」に含まれない。即ち、本発明に係る取着体によって直接固定されるものだけが、上記「二次的取着体200」に該当するのである。
上記二次的取着体200を、取着対象物に係るボルト体300に取着する際には、取着体100に設けられた保持部50で前記二次的取着体200を保持した状態のままで、前記ボルト体300に取着させることにより、このボルト体300に前記二次的取着体200を取着させることが可能となるのである。
この保持部50は、如何なる手法乃至は構造のものを採用してもよいが、具体的には、例えば図3に示すように、相互に対峙して立設された一対の係合部20の間を、平板状に形成した当接面からなる保持部50とし、当該保持部50とボルト体300との間に二次的取着体200を挟持させ、当該二次的取着体200を前記ボルト体300に取着させることが考えられる。尚、保持部50とボルト体300との間に二次的取着体200を挟持させるにあたっては、例えば図33又は図36に示すように、当該二次的取着体200に一対の貫通孔を穿設することが考えられる。そして、当該一対の貫通孔に「保持部50を備えた取着体100」の係合部20をそれぞれ挿通させ、これら係合部20をボルト体300の外面に対して側方よりあてがった後に、図31及び図32に示すように、近接部30を挟み工具Pで把持して挟圧することにより塑性変形させる。このとき、前記二次的取着体200における「一対の貫通孔」の間の部分が、保持部50とボルト体300との間で挟持されるため、ボルト体300に対して二次的取着体200を取着させることが可能となるのである。尚、係合部20の先端に設けられた近接部30は、図27に示すように、前記係合部の先端方向に傾設して、挟み工具Pによる挟圧をより一層容易なものとしてもよい。
他方、本発明に係る取着体100は、二次的取着体200が設置される「被保持部51」を備えたものとし、該取着体100をボルト体300に取着させた後(又は、「取着させる前に」)、前記「保持部51」へ二次的取着体200を設置できるものとしてもよい。具体的には、図39に示すように、プレート状の部材の所定箇所をプレスにて打ち抜いて係合部20乃至は近接部30を形成してプレート状の取着体100を形成することが考えられる。このプレート状の取着体100には螺子穴を形成され、当該螺子穴に前記「二次的取着体200」を螺子止めすることにより設置(固定)されるのである。
即ち、この被保持部51を備えた取着体100によれば、従来より提供されていた各種の資材を固定可能な「台座」を、ボルト体300に上記係合部20を当接させることのみを以て、容易に設置することを可能とするものである。尚、当該被保持部51と二次的取着体200との固定方法は、上記の「螺子止め」に限定されるものではなく、従来より提案されていた「嵌合」や「掛止」或いは「接着」等々、あらゆる方法にて固定(設置)されるものとしてもよい。
また、本発明に係る取着体100は、取着部10に「離間防止部40等」を設けたものとしてもよい。この「離間防止部40等」というのは、上記の「係合部20」がボルト体300の外面に沿って塑性変形した状態を維持するものである。つまり、当該係合部20を塑性変形させることにより相対的に近接した近接部30が、再び離間してしまうことを防止して、ひいては、係合部20に突設された係合突起21がボルト体300の外面螺子310に係合した状態を維持すること(以下、「離間防止作用(開き止め)」とする。)が可能となるのである。
この離間防止部40等は、既述したように「離間防止部40」及び「離間防止部材41」を指すものであって、以下それぞれに付き説明する。
まず「離間防止部40」は、取着体100における取着部10と一体となって構成されて、上記の「離間防止作用(開き止め)」を奏するものであるものである。即ち、離間防止部40を取着部10と一体に構成することにより、一度の挟圧作業により、「係合部の塑性変形」及至「離間防止部による掛止」を完了させることが可能となるのである。具体的には、図4に示すように、係合部20先端に「一対の近接部30」が設けられた場合において、当該一対の近接部30のうち、一方の近接部30にのみ鉤状部材を一体的に設けて、この一方の近接部30に設けられた鉤状部材に、他方の近接部30を掛止させることが考えられる(図5参照)。従って、この鉤状部材を備えた取着部10にてボルト体300に対し取着する場合には、係合部20をボルト体300の外面に沿って塑性変形させるべく、当該係合部20の先端に設けられた近接部30を相対的に近接させた際に、当該近接部30の一方を前記鉤状部材に掛止させることにより、前記近接部30が離間してしまうことを防止することが可能となるのである。
他方、「離間防止部材41」というのは、取着部10とは別部材として構成されて、上記の「離間防止作用(開き止め)」を奏するものであるものである。具体的には、図7乃至図16に示すように、取着部10とは別部材にて「係合部20」の外端或いは「近接部30」と掛止可能に構成することが考えられる。当該「離間防止部材41」にて「開き止め」を行う場合には、まず、ペンチ等の挟み工具Pにて近接部30を挟圧することにより、係合部20が塑性変形して前記近接部30が相対的に近接する。そして、相対的に近接した近接部30が再び離間してしまうことを防止するべく、塑性変形した前記「係合部20の外端」或いは「相対的に近接した近接部30」を被覆するように離間防止部材41にて掛止させるのである。
尚、上記離間防止部材41は、図11又は図15に示すように、一方が開放された「開口」が形成されたものとしてもよい。即ち、当該「開口」より離間防止部材41内部に向けて前記ボルト体300を進入させることができ、前記ボルト体300を離間防止部材41内部へ進入させた後には、当該離間防止部材41が取着体100における係合部又は近接部を挟み込むこととなる。かかる構成を採ることにより、容易且つ確実に「開き止め」を行うことが可能となるのである。
以上により、取着部10に「離間防止部40等」を備えることにより、ひとたび相互に近接した近接部30が、再び拡開してしまうことを防止することとなり、ひいては、取着部10によるボルト体300への取着(乃至は、係合突起21によるボルト体300の外面螺子310への係合)を完全なままで維持することが可能となるのである。
次に、本発明に係る取着体100の取着部10の製造過程について説明する。
本発明における取着部10は、図22乃至図24に示すように、鋼板に対してプレス加工を施すことにより構成することが考えられる。即ち、窪んだ金型の上に前記鋼板を配設し、当該鋼板を上方より「パンチ」にて押し込み、断面略U字状の取着部10を形成することが考えられる。尚、係合部20における係合突起21を「一定のピッチを有する条22(即ち、螺刻面)」とする場合には、上記プレス加工に先立って、鋼板に対して一定のピッチを有する複数本の「条22」を形成することにより、「螺刻面」を構成することが好適と考えられる。即ち、上記鋼板に「バイト刃」を押し当てて、当該バイト刃(又は、鋼板)を一方向へ移動させることによって、図21に示すように「一定のピッチを有する条22(即ち、螺刻面)」を形成することが好適と考えられる。
一方、上述の如く予め係合突起を形成するのではなく、鋼板にプレス加工を施すと同時に「条22(螺刻面)」を形成するものとしてもよい。即ち、先端に螺刻刃が突設された「パンチ」にて、図22乃至図24に示すように、金型内へ鋼板を押し込むことにより、係合部の内側に相当する位置に「螺子溝状の係合突起21(条22)」を形成させることも可能である。
続いて、「ナット体110」につき説明する。このナット体110は、ボルト体300の側面から螺着するナット体110であって、「係合部20」と「近接部30」とを有するものである。即ち、本発明において「ナット体110」というのは、上記取着体100における「取着部10」を独立した部材として構成し、これを「ナット体110」としてボルト体300の外面に取着させるものである。
そして、このナット体110は、図28に示すように、既に両端が固定されて塞がった状態にあるボルト体に対しても、その中間部分へ側方からあてがって塑性変形させることにより、該ボルト体に取着させることが可能となり、配線・配管材用受具等の二次的取着体を設置することが可能となるものである。
なお、当該「ナット体110」における各構成要件は、上述の「取着体100」におけるそれと同一であるので、その説明を省略する。
また、図1乃至図20は「ナット体110」にて表しているが、これらのナット体110を、「受具120」等々の取着体100における「取着部10」として一体的に構成することにより、「離間防止部材41」や「二重構造の係合部20」等を備えた、取着体としての「受具120」や「ボックス130」等を構成することが可能となるのである。
かかる構成を採ることにより、取着体としての前記受具120等を取着対象物に係るボルト体300に取着させる際にあっては、まず取着部10に係る係合部20を、ボルト体300の外面に側方から近接させて配設し、その後、当該係合部20を(ペンチ等の挟み工具Pにて挟圧することにより)塑性変形させ、当該係合部20に突設された係合突起21を前記ボルト体300の外面螺子310に係合させることにより、取着を完了させるものである。
そのため、取着体100としての前記受具120等を、取着対象物に係る「ボルト体300」に対し側方よりあてがって、簡易な作業を施すことのみを以て取着させることが可能となるのである。なお、上述したように、係合部20はボルト体300の外面の側方よりあてがって塑性変形させるため、前記ボルト体300の端部であると中間部であるとを問わず、前記受具120等を取着させることが可能となるのである。
発明を実施するための最良の形態
(実施例1)
図1及び図2は、実施例1に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「ナット体110」として構成されるものであって、当該ナット体110は、図1に示すように、塑性変形可能な「係合部20」と、当該係合部20の先端側に設けられた一対の「近接部30」と、係合部20内にボルト体300を進入させる「開口部70」とを有するものである。前記係合部20には、取着対象物に係るボルト体300の外面螺子310に係合する「係合突起21」が突設されている。
本実施例に係るナット体110を前記ボルト体300に取着させる際には、まず、前記ボルト体300を開口部70から係合部20内へと進入させる。つまり、当該係合部20を前記ボルト体300の外面に対し側方よりあてがって配設するのである。次に、図25及び図26に示すよう、当該係合部20の先端に設けられた「一対の近接部30」をペンチ等の挟み工具Pにて挟圧して塑性変形させ、該係合部20に突設された係合突起21を前記ボルト体300の外面螺子310に係合させる。このとき、図26に示すように、前記一対の「近接部30」は略密接状態となるため、前記開口部70は覆い閉ざされることとなる。そのため、前記ボルト体300から本実施例に係るナット体110が抜脱してしまうことなく、確実に取着させることが可能となる。
そして、本実施例に係るナット体によれば、図28に示すように、既に両端が固定されて塞がった状態にあるボルト体に対しても、その側方からあてがって塑性変形させることにより、該ボルト体に取着させることが可能となるのである。
なお、本実施例に係るナット体110の断面形状は略U字状に形成することに限定されるものではなく、図3に示すように、「角形」に係る断面形状を採用しても何ら差し支えない。
(実施例2)
図4及び図5は、実施例2に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「ナット体110」として構成されるものであって、当該ナット体110は、「係合部20」と、「開口部70」と、「近接部30」と、当該近接部30が離間してしまうことを防止する「離間防止部40」とを有するものである。これらの構成要件のうち「係合部20」、「近接部30」及び「開口部70」は、実施例1において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
前記「離間防止部40」は、ナット体110とともに一体的に形成されるものであって、取着部10の先端に設けられた近接部30が相互に離間(拡開)してしまうことを防止する(以下、「離間防止作用」とする。)ものである。即ち、近接部30が離間してしまうことによって、ナット体110によるボルト体300への取着が解除されてしまうことを防止するのである。
本実施例においては、係合部20先端に「一対の近接部30」が設けられた場合において、当該一対の近接部30のうち、一方の近接部30にのみ鉤状部材を一体的に設けて、この一方の近接部30に設けられた鉤状部材に、他方の近接部30を掛止させるものとした。この鉤状部材を備えた取着部10にてボルト体300に対し取着する場合には、係合部20をボルト体300の外面に沿って塑性変形させるべく、当該係合部20の先端に設けられた近接部30を相対的に近接させた際に、当該近接部30の一方を前記鉤状部材に掛止させることにより、前記近接部30が離間してしまうことを防止することが可能となる。
なお、本実施例における取着体100は、ナット体110とともに一体となって設けられた「離間防止部40」によって上記「離間防止作用」を発生させるものとしたが、上記離間防止部40はナット体110に対して一体的に形成されたものに限定されない。即ち、図6に示すように、上記ナット体110とは別部材にて構成される「離間防止部材41」として構成し、上記「離間防止作用」を発生させるものとしてもよい。この離間防止部材41の具体的態様としては、図7乃至図16に示すものが考えられ、これらについて以下に説明する。
まず図6に示すナット体110は、実施例1のナット体110に、図7に示す「離間防止部材41」を冠着させたものであって、当該離間防止部材41にて離間防止作用を発生させるものである。この図7に示す離間防止部材41というのは、プレート状の部材に対してプレス加工を施して、当該プレートの所定箇所を押し出すことにより突片を起曲させる。この突起は対峙するように2つ設けられ、当該2つの突起にて、相互に近接した状態にある近接部30を挟み込むことにより、離間防止作用を発生させるものである。
次に、図10に示すナット体110につき説明する。この図10に示すナット体110は、図8に示すナット体110を、取着対象物に係るボルト体300の近傍に配設した後、図9に示すように、その係合部20を塑性変形させた後、図11に示す離間防止部材41を冠着させることにより、離間防止作用を発生させるものである。このとき、前記離間防止部40は、相対的に近接する一対の近接部30を挟み込むものではなく、離間防止部材41に形成された「窪み」にて係合部20の外端を掛止することにより、離間防止作用を発生するものである。
さらに、図14に示すナット体110について説明する。この図14に示すナット体110は、図12に示すナット体110を、取着対象物に係るボルト体300の近傍に配設した後、図13に示すように、その係合部20を塑性変形させた後、図15に示す離間防止部材41を冠着させることにより、上記離間防止作用を発生させるものである。ここで、前記ナット体110は、図12乃至図13に示すように、その一端を櫛歯状に凹凸を形成している。一方、前記離間防止部材41には、上記ナット体110における「櫛歯状の凹凸」を進入させるべく複数の孔部が穿設されている。これら複数の孔部と櫛歯状の凹凸とを相互に係合させることにより、上述の離間防止作用を発生させることが可能となるのである。
そして、図16に示すナット体110について説明する。この図16に示すナット体110は「離間防止部材41」を備えるナット体110であって、この離間防止部材41には、一端が繋がった状態にて「スリット」が形成されている。ナット体110における一対の近接部30には、それぞれの端部に「切り欠き」が形成されている。当該ナット体110をボルト体300に対してその側方よりあてがった後に、その係合部20を、図25及び図26に示すように塑性変形させて、近接部30を相対的に近接させる。そして、前述の「切り欠き」に対して上記離間防止部材41を押圧することにより、前記「一対の近接部30」が前記離間防止部材41の「スリット」内へ進入し、該一対の近接部30が離間防止部材41により挟み込まれることとなるのである。
このとき、離間防止部材41の端部が前記近接部30の「切り欠き」へと入り込むこととなる。また、前記離間防止部材41の端部には一対の「爪」が形成されており、当該「爪」が近接部30に係合することとなる。そのため、これら2点で係止されることから、前記離間防止部材41がナット体110より抜脱してしまうことを防止することが可能となるのである。
なお、図7に示す離間防止部材41は、取着体100(ナット体110)の近接部30に装着する際に、当該取着体100(ナット体110)が取着されたボルト体300の端部から挿通させる必要があるが、図11、図15及び図16に示す「離間防止部材41」は、一方が解放されているので、すべて、ボルト体300の側方から配置することが可能である。
(実施例3)
図17は、実施例3に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「ナット体110」として構成されるものであって、当該ナット体110は、「係合部20」、「近接部30」及び「開口部70」を有するものである。これらの構成要件のうち「近接部30」及び「開口部70」は、実施例1において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例に係るナット体110は「長尺に係る係合部20」を備え、この係合部20の両端にそれぞれ一対の短寸に係る近接部30を相互に対峙させて立設したものである。
前記係合部20の内側には、その全長に亘って係合突起21(条22)が突設されているため、この係合突起21(条22)がボルト体における多くの外面螺子に係合することとなるので、該ボルト体の軸方向に発生し得るズレを一層確実に防止することが可能となるのである。
更に、この係合部20の先端に設けられた近接部30は、短寸に形成されているため、上記「長尺に係る係合部20」を塑性変形させるにあたっては、工具にて容易に挟圧することが可能となるのである。
なお、本実施例に係るナット体110は、前述の実施例2にて説明したように、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させるのものとして構成してもよい。
(実施例4)
図18は、実施例4に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「ナット体110」として構成されるものであって、当該ナット体110は、「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」と、当該近接部30が離間してしまうことを防止する「離間防止部材41」とを有するものである。これらの構成要件のうち「係合部20」、「開口部70」(図示しない)、「近接部30」及び「離間防止部材41」は、実施例1及び2において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例に係るナット体110は「長尺に係る係合部20」を備え、この係合部20の中間部分に一対の近接部30を相互に対峙させて立設したものである。この係合部20の内側には、その全長に亘って係合突起21(条22)が突設されているため、この係合突起21(条22)がボルト体における多くの外面螺子に係合することとなるので、該ボルト体の軸方向に発生し得るズレを一層確実に防止することが可能となるのである。
また、本実施例に係るナット体110は、近接部30が係合部20における長手方向中央の一カ所にのみ設けられているので、当該「一カ所の近接部」を挟み工具Pにて挟圧することのみを以て、係合部20をその全長に亘り塑性変形させることが可能となる。さらに、「係合部20」が塑性変形させる前の形状に復帰(即ち、近接部30が拡開)するように作用しても、相互に近接した一対の近接部30が「離間防止部材41」にて挟み込まれているので、前記一対の近接部30が再度拡開してしまうことを確実に防止することが可能となるのである。
なお、一対の近接部30が形成された係合部20に係る「帯状部分(狭幅部分)」の内側には、係合突起21を突設させなくともよい(図19参照)。即ち、図25にて示す係合部の弧状部分(上側半円部分)に係合突起21が突設されていれば、その他の部分に係合突起21が突設されていなくとも、帯状部分に係る係合部20を塑性変形させて挟持させることにより、ボルト体300に前記ナット体100を取着させることが可能となるのである。
(実施例5)
図19は、実施例5に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「ナット体110」として構成されるものであって、当該ナット体110は、「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」と、「スリット41」とを有するものである。これらの構成要件のうち「係合部20」、「開口部70」(図示しない)及び「近接部30」は、実施例1及び2において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例に係るナット体110は、係合部20の先端部分に一対の近接部30を相互に対峙させて立設し、前記係合部20の内側には、その全長に亘って係合突起21(条22)が突設されている。そのため、この係合突起21(条22)がボルト体における多くの外面螺子に係合することとなるので、該ボルト体の軸方向に発生し得るズレを防止することが可能となるのである。
さらに、上記ナット体110の背面(即ち、相互に対峙する係合部20の中間部分)には「スリット」が形成されている。そのため、塑性変形させる係合部20における長手方向の寸法を実質的に短くすることが可能となるので、小さな力でも、前記「長尺に係る係合部20」を塑性変形させることが可能となるのである。これは、係合部20を長尺寸法にて形成した場合に、特に有効と考えられる。
(実施例6)
図3は、実施例6に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は、二次的取着体200をボルト体に設置するための「固定具」として構成されるものであって、当該固定具は、「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」と、二次的取着体200を保持する「保持部50」とを有するものである。これらの構成要件のうち「係合部20」、「開口部70」及び「近接部30」は、実施例1において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
前記「保持部50」は、二次的取着体200を保持するものであって、当該「保持部50」にて前記「二次的取着体200」を保持した状態で、本実施例に係る発明の取着体100(固定具)をボルト体300へ取着させることにより、前記「二次的取着体200」を前記ボルト体300に取着させることを可能とするものである。
本実施例においては、図3に示すように、相互に対峙して立設された一対の係合部20の間を上記「保持部50」とし、当該保持部50とボルト体300との間に二次的取着体200を挟持させ、当該二次的取着体200を前記ボルト体300に取着させるものとしている。ここで、当該二次的取着体200においては、図33(配線・配管材用受具120)又は図36(配線配管用ボックス130)に示すように、該二次的取着体200に一対の貫通孔を穿設し、当該一対の貫通孔に「保持部50を備えた取着体100(固定具)」の係合部20をそれぞれ挿通させ、これら係合部20をボルト体300の外面に対して側方よりあてがった後、図31及び図32に示すように塑性変形させる。このとき、前記二次的取着体200における「一対の貫通孔」の間の部分が、保持部50とボルト体300との間で挟持されるため、ボルト体300に対して二次的取着体200を取着させることが可能となる。
なお、本実施例に係る取着体100(固定具)は、前述の実施例1乃び2にて説明したように、「条22」を並設することにより「螺刻面」状の係合突起21を突設したり、或いは、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させるのものとして構成してもよい。
(実施例7)
図20は、実施例7に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「ナット体110」として構成されるものであって、当該ナット体110は、「係合部20」と「近接部30」と「開口部70」とを有するものである。これらの構成要件のうち、「近接部30」及び「開口部70」は実施例1において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例における「係合部20」は、「外側部材61」と「内側部材62」とからなる二重構造にて構成されるものであって、前記外側部材61は塑性変形可能な金属にて形成するとともに、前記内側部材62はプラスチック等の合成樹脂に代表される「可塑性材料」にて形成する。前記外側部材61を構成する金属材料を塑性変形させることによって当該外側部材61が内側部材62を押圧し、この内側部材62を構成する可塑性材料が前記ボルト体300の外面螺子310に沿って変形することにより係合突起21が形成され、この係合突起21が前記ボルト体300の外面螺子310に係合することとなるのである。
即ち、上記内側部材62が前記ボルト体300の外面に食い込むことにより、当該内側部材62における前記ボルト体300の外面螺子310と当接する面が、前記ボルト体300の外面螺子310に沿って変形する。そのため、当該内側部材62における前記ボルト体300の外面螺子310と当接する面に係合突起21が形成され、この係合突起21が前記ボルト体300の外面螺子310に係合することとなる。
また、上記内側部材62は、前記外面螺子310に沿って任意に変形させることが可能となるので、係合対象であるボルト体300の外面ネジが如何なる「ピッチ」にて形成されるものであっても、その外面螺子310へ係合させることが可能となるのである。従って本実施例に係る発明の取着体100は、あらゆる外径にて形成されたボルト体300に対しても、取着させることも可能となるのである。
なお、本実施例に係るナット体110は、前述の実施例6にて説明したように、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させるのものとして構成してもよい。
(実施例8)
図29及び図30は、実施例8に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は、取着部10を備える「配線・配管材用受具120」として構成されるものであって、当該配線・配管材用受具120は、その取着部10において「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」とを有するものである。これらの構成要件のうち、「係合部20」、「開口部70」、「近接部30」並びに、前記係合部20に突設される「係合突起21」は実施例1乃至実施例7において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その概説を省略する。
本実施例に係る配線・配管材用受具120を、取着対象物に係るボルト体300に取着させる際には、取着部10に係る「係合部20」を前記ボルト体300に対してその側方よりあてがって、当該係合部20を図25及び図26に示すように塑性変形させることにより、前記ボルト体300に取着させるのである。
なお、本発明において、前記配線・配管材用受具をボルト体300に取着させるにあたっては、図29に示すように、受具120に取着部10を一体的に設けて、この取着部10にてボルト体300に取着することに限定されるものではない。即ち、図33に示すように、配線・配管材用受具は二次的取着体として、該受具の側壁にそれぞれ「一対の貫通孔」を穿設するものとし、当該一対の貫通孔に図3に示す取着体100(固定具)の係合部20をそれぞれ挿通させる。そして、これら係合部20をボルト体300の外面に対して側方よりあてがった後に、図31及び図32に示すように塑性変形させて、図34に示すように、ボルト体300に取着させるのである。このとき、二次的取着体200に係る前記配線・配管材用受具における「一対の貫通孔」の間の部分が、保持部50とボルト体300との間で挟持されるため、当該配線・配管材用受具をボルト体300に取着させることが可能となるのである。
また、本実施例に係る受具120の取着部10は、前述の実施例1乃至4にて説明したように、「条22」を並設することにより「螺刻面」状の係合突起21を突設したり、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させたり、或いは、取着部10における係合部20を「二重構造」のものとして構成してもよい。
さらに、図面上においては、床面に一端が固定されることにより立設された「支持ボルト」に対して取着させるものとしたが、建物の天井から吊設された吊りボルトに対し取着させるものとしてもよい。
(実施例9)
図35は、実施例9に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は、取着部10を備える「配線・配管材用のボックス130」として構成されるものであって、当該配線・配管材用のボックス130は、その取着部10において「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」とを有するものである。これらの構成要件のうち、「係合部20」、「開口部70」、「近接部30」並びに、前記係合部20に突設される「係合突起21」は実施例1乃至実施例7において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その概説を省略する。
本実施例に係る配線・配管材用のボックス130を、取着対象物に係るボルト体300に取着させる際には、取着部10に係る「係合部20」を前記ボルト体300に対してその側方よりあてがって、当該係合部20を、図25及び図26に示すように塑性変形させることによって、前記ボルト体300に取着させるのである。
なお、本発明において、前記配線・配管材用のボックスをボルト体300に取着させるにあたっては、図35に示すように、ボックスに取着部10を一体的に設けて、この取着部10にてボルト体300に取着することに限定されるものではない。即ち、図36に示すように、配線・配管材用のボックスは二次的取着体として、該ボックスの底面に「一対の貫通孔」を穿設するものとし、当該一対の貫通孔に図3に示す取着体100(固定具)の係合部20をそれぞれ挿通させる。そして、これら係合部20をボルト体300の外面に対して側方よりあてがった後に、図31及び図32に示すように塑性変形させる。このとき、二次的取着体200に係る前記配線・配管材用のボックスにおける「一対の貫通孔」の間の部分が、保持部50とボルト体300との間で挟持されるため、当該配線・配管材用のボックスをボルト体300に取着させることが可能となるのである。
また、本実施例に係るボックス130の取着部10は、前述の実施例1乃至4にて説明したように、「条22」を並設することにより「螺刻面」状の係合突起21を突設したり、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させたり、或いは、取着部10における係合部20を「二重構造」のものとして構成してもよい。
(実施例10)
図37及び図38は、実施例10に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は「受具120の吊り金具140」として構成されるものであって、当該受具120の吊り金具140は、その取着部10において「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」とを有するものである。これらの構成要件のうち、「係合部20」、「開口部70」、「近接部30」並びに、前記係合部20に突設される「係合突起21」は実施例1乃至実施例7において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例に係る吊り金具140は、図37に示すように、その両端に取着部10を備えるものである。これら両取着部10のうち、ボルト体300と接続される側の取着部10は、先端に一対の「近接部30」が設けられた「係合部20」を備えており、この係合部20には「係合突起21」が突設されている。
他方、受具120と接続される側の取着部10は「係合突起21」を備えておらず、先端に一対の「近接部30」が設けられた、塑性変形可能な「係合部20」を有するのみである。
そして、当該吊り金具140にて受具120をボルト体300へ接続する際には、図38に示すように、それぞれの取着部10に「ボルト体300」又は「受具120を構成する金属線材」を側方より進入させた後、それぞれの係合部20を、図25及び図26に示すように塑性変形させることによって、前記ボルト体300及び前記金属線材への取着が完了するのである。
なお、本実施例に係るボックス130の取着部10は、前述の実施例1乃至4にて説明したように、「条22」を並設することにより「螺刻面」状の係合突起21を突設したり、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させたり、或いは、取着部10における係合部20を「二重構造」のものとして構成してもよい。
(実施例11)
図39及び図40は、実施例11に係る取着体100を示したものである。本実施例における取着体100は、取着部10を備える「台座プレート150」として構成されるものであって、当該台座プレート150は、その取着部10において「係合部20」と「開口部70」と「近接部30」とを有するものである。これらの構成要件のうち、「係合部20」、「開口部70」、「近接部30」並びに、前記係合部20に突設される「係合突起21」は実施例1乃至実施例7において既述したので、図面中に同一の符号を付して、その概説を省略する。
本実施例に係る台座プレート150を、取着対象物に係るボルト体300に取着させる際には、取着部10に係る「係合部20」を前記ボルト体300に対してその側方よりあてがって、当該係合部20を、図25及び図26に示すように塑性変形させることによって、前記ボルト体300に取着させるのである。
なお、本発明において、前記台座プレート150をボルト体300に取着させるにあたっては、図39に示すように、プレートに取着部10を一体的に設けて、この取着部10にてボルト体300に取着することに限定されるものではない。即ち、図40に示すように、台座プレートは二次的取着体として、該プレートの面上に「一対の貫通孔」を穿設するものとし、当該一対の貫通孔に図3に示す取着体100(固定具)の係合部20をそれぞれ挿通させる。そして、これら係合部20をボルト体300の外面に対して側方よりあてがった後に、図31及び図32に示すように塑性変形させる。このとき、二次的取着体200に係る前記台座プレートにおける「一対の貫通孔」の間の部分が、保持部50とボルト体300との間で挟持されるため、当該配線・配管材用のボックスをボルト体300に取着させることが可能となるのである。
また、本実施例に係るボックス130の取着部10は、前述の実施例1乃至4にて説明したように、「条22」を並設することにより「螺刻面」状の係合突起21を突設したり、離間防止部40等を設けて離間防止作用を発生させたり、或いは、取着部10における係合部20を「二重構造」のものとして構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る取着体100(ナット体110)を上方より示した図である。
図2は、図1に示す取着体100(ナット体110)を、取着対象物に係るボルト体300に取着させた状態を上方より示した図である。
図3は、本発明における、他の態様に係る取着体100(ナット体110)を上方より示した図である。
図4は、鉤状の離間防止部40を有する取着体100(ナット体110)を上方より示した図である。
図5は、図4に示す取着体100(ナット体110)の係合部20を、塑性変形させた後の状態を上方より示した図である。
図6は、図1に示す取着体100(ナット体110)に、別部材に係る離間防止部材41を冠着させた状態を、側方より示した図である。
図7は、図6に示した離間防止部材41を、上方より示した図である。
図8は、本発明における、他の態様に係る取着体100(ナット体110)を上方より示した図である。
図9は、図8に示す取着体100(ナット体110)の係合部20を、塑性変形させた後の状態を上方より示した図である。
図10は、図8に示す取着体100(ナット体110)に、別部材に係る離間防止部材41を冠着させた状態を、側方より示した図である。
図11は、図10に示した離間防止部材41を、上方より示した図である。
図12は、本発明における、他の態様に係る取着体100(ナット体110)を上方より示した図である。
図13は、図12に示す取着体100(ナット体110)の係合部20を、塑性変形させた後の状態を上方より示した図である。
図14は、図12に示す取着体100(ナット体110)に、別部材に係る離間防止部材41を冠着させた状態を、側方より示した図である。
図15は、図14に示した離間防止部材41を、上方より示した図である。
図16は、「切り欠き」が形成された一対の近接部30を備える取着体100(ナット体110)に対し、「スリット」が形成された別部材に係る離間防止部材41を装着する様子を上方より示した図である。
図17は、「長尺に係る係合部20」の両端にそれぞれ一対の近接部30を相互に対峙させて立設した取着体100(ナット体110)を、上方より示した図である。
図18は、「長尺に係る係合部20」の中間部分に一対の近接部30を相互に対峙させて立設した取着体100(ナット体110)をボルト体に取着させて、別部材に係る離間防止部材41を装着する様子を上方より示した図である。
図19は、「長尺に係る係合部20」の先端部分に一対の近接部30を相互に対峙させて立設し、前記係合部20の中間部分に「スリット」が形成された取着体100(ナット体110)をボルト体に取着させる様子を、上方より示した図である。
図20は、「外側部材61」と「内側部材62」とを有する「二重構造の係合部20」を備える取着体100(ナット体110)を、上方より示した図である。
図21は、両端が下方に押し曲げられて上面に螺刻面が形成された鋼板を、正面上方より示した図である。
図22は、本発明に係る取着体100(ナット体110)を製造する際の、プレス加工のプロセスを示す第1図である。
図23は、図22のプロセスを示す第2図である。
図24は、図22のプロセスを示す第3図である。
図25は、本発明に係る取着体100(ナット体110)の係合部20を、塑性変形させるプロセスを示す第1図である。
図26は、図25のプロセスを示す第2図である。
図27は、図25に示す取着体100(ナット体110)の近接部30を係合部20の先端方向に傾設して、当該取着体100(ナット体110)を挟み工具Pにて把持した状態を示す図である。
図28は、図1に示す取着体100(ナット体110)にて、一対のボルト体300に配線・配管材用受具を設置した状態を正面より示した図である。
図29は、本発明に係る取着体100(配線・配管材用受具120)を上方より示した図である。
図30は、図29に示す取着体100(配線・配管材用受具120)を、取着対象物に係るボルト体300に取着させた状態を上方より示した図である。
図31は、破線にて示した「二次的取着体200」を、本発明に係る取着体100(ナット体110)と取着対象物に係るボルト体300との間に介在させた状態で、前記取着体100(ナット体110)の係合部20を、塑性変形させるプロセスを示す第1図である。
図32は、図31のプロセスを示す第2図である。
図33は、本発明における、二次的取着体200に係る配線・配管材用受具を上方より示した図である。
図34は、図33に示す二次的取着体200に係る配線・配管材用受具を、本発明に係る取着体100にて挟み込むことにより、取着対象物に係るボルト体300に取着させた状態を上方より示した図である。
図35は、本発明に係る取着体100(配線・配管材用のボックス130)を上方より示した図である。
図36は、本発明における、二次的取着体200に係る配線・配管材用のボックスの「一対の貫通孔」に対し、本発明に係る取着体100を挿通させ、取着対象物に係るボルト体300に取着させる様子を上方より示した図である。
図37は、本発明に係る取着体100(受具120の吊り金具140)を上方より示した図である。
図38は、図37に示す取着体100(受具120の吊り金具140)を、取着対象物に係るボルト体300及び、受具120を構成する金属線材に取着させた状態を上方より示した図である。
図39は、本発明に係る取着体100(台座プレート150)を上方より示した図である。
図40は、本発明における、二次的取着体200に係る台座プレートの「一対の貫通孔」に対し、本発明に係る取着体100を挿通させ、取着対象物に係るボルト体300に取着させる様子を上方より示した図である。
図41は、従来技術に係る「中間挿入式ナット」を上方より示した図である。
図42は、図41に示す「中間挿入式ナット」を、ボルト体300に対して取着させる際のプロセスを示した図である。
図43は、図41に示す「中間挿入式ナット」にて、吊りボルトに対して配線・配管材用受具120を吊設した状態を正面より示した図である。
符号の説明は、
10 取着部
20 係合部
21 係合突起
22 条
30 近接部(把持片)
40 離間防止部
41 離間防止部材
50 保持部
61 外側部材
62 内側部材
70 開口部
100 取着体
110 ナット体
120 配線・配管材用の受具
130 配線・配管材用のボックス
140 受具の吊り金具
150 台座プレート
200 二次的取着体
300 ボルト体
310 外面螺子
P ペンチ等の挟み工具

Claims (19)

  1. ボルト体に対し、当該ボルト体の側方より取着する取着体であって、
    前記取着体には、前記ボルト体の外面螺子に係合する係合突起を備えた係合部と、当該係合部内に前記ボルト体を側方から進入させる開口部と、該係合部より先端側に設けられた近接部とを有する取着部を形成し、
    係合部はその反開口部側の部分を前記ボルト体の外面と密接可能な円弧状に形成し、この円弧状に形成された部分の両側には、前記ボルト体の直径寸法と同幅の空間をおいて対峙するように、前記係合部を断面略U字形状に形成し
    この取着部の開口部からボルト体を進入させた後、前記近接部を工具で把持して挟み付けることにより、当該近接部が互いに略密接し合うまで前記係合部を塑性変形させて当該係合部を前記ボルト体の外面に沿って配置させ、前記係合突起と前記ボルト体の外面螺子とが係合して、前記ボルト体への取着が完了することを特徴とするボルト体への取着体。
  2. ボルト体に対し、当該ボルト体の側方より取着する取着体であって、
    前記取着体には、前記ボルト体の外面螺子に係合する係合突起を備えた係合部と、当該係合部内に前記ボルト体を側方から進入させる開口部と、該係合部より先端側に設けられた近接部とを有する取着部を形成し、
    係合部は、その反開口部側の部分を平板状に形成し、この平板状に形成された部分の両側には、前記ボルト体の直径寸法と同幅の空間をおいて対峙するように、前記係合部を断面略コ字形状に形成し、
    この取着部の開口部からボルト体を進入させた後、前記近接部を工具で把持して挟み付けることにより、当該近接部が互いに略密接し合うまで前記係合部を塑性変形させて当該係合部を前記ボルト体の外面に沿って配置させ、前記係合突起と前記ボルト体の外面螺子とが係合して、前記ボルト体への取着が完了することを特徴とするボルト体への取着体。
  3. 請求項1または2に記載のボルト体への取着体において、
    前記取着体は、前記ボルト体に取着された状態で該ボルト体に対し回転することによって、当該ボルト体の軸方向に沿って移動可能とするべく、係合部の係合突起を前記ボルト体の外面螺子に係合させることを特徴とするボルト体への取着体。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    前記係合突起は、取着体が取着されるボルト体の外面螺子に係合する条からなり、
    前記取着体が、前記ボルト体に取着された状態で該ボルト体に対し回転することにより、当該ボルト体の軸方向に沿って移動可能とすることを特徴とするボルト体への取着体。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    係合部を塑性変形させて相互に近接した近接部が離間することを防止する離間防止部、又は離間防止部材を備えたことを特徴とするボルト体への取着体。
  6. 請求項5に記載のボルト体への取着体において、
    前記離間防止部は前記近接部と一体となって設けられ、この近接部が互いに略密接し合うことによって前記離間防止部が相互に掛止されて、該近接部の開き止めを行うことを特徴とするボルト体への取着体。
  7. 請求項5に記載のボルト体への取着体において、
    当該取着体は、別部材にて構成される離間防止部材を備え、この離間防止部材は、一方が開放された開口を有しており、この開口より前記取着体が取着されたボルト体を進入させた後に前記取着体の係合部又は近接部を掛止して、該近接部の開き止めを行うことを特徴とするボルト体への取着体。
  8. 請求項1から請求項7の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    前記取着体は保持部を備えるものであり、この保持部は、ボルト体に設置される二次的取着体を保持するものであることを特徴とするボルト体への取着体。
  9. 請求項8に記載のボルト体への取着体において、
    二次的取着体を保持する保持部は、平面状に形成した当接面からなることを特徴とするボルト体への取着体。
  10. 請求項1から請求項8の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    前記取着体は被保持部を備えるものであり、この被保持部には、二次的取着体が設置されるものであることを特徴とするボルト体への取着体。
  11. 請求項1から請求項10の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    前記ボルト体へ取着される取着体は、配線・配管材用の受具であることを特徴とするボルト体への取着体。
  12. 請求項1から請求項10の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    前記ボルト体へ取着される取着体は、配線・配管材用のボックスであることを特徴とするボルト体への取着体。
  13. 請求項1から請求項10の何れかに記載のボルト体への取着体において、
    前記ボルト体へ取着される取着体は、受具の吊り金具であることを特徴とするボルト体への取着体。
  14. ボルト体に対し、当該ボルト体の側面から螺着するナット体であって、
    前記ボルト体の外面螺子に係合する係合突起を備えた係合部と、
    当該係合部内に前記ボルト体を側方から進入させる開口部と、
    該係合部より先端側に設けられた近接部とを有し、
    係合部はその反開口部側の部分を前記ボルト体の外面と密接可能な円弧状に形成し、この円弧状に形成された部分の両側には、前記ボルト体の直径寸法と同幅の空間をおいて対峙するように、前記係合部を断面略U字形状に形成し、
    前記開口部からボルト体を進入させた後、前記近接部を工具で把持して挟み付けることにより、当該近接部が互いに略密接し合うまで前記係合部を塑性変形させて当咳係合部を前記ボルト体の外面に沿って配置させ、前記係合突起と前記ボルト体の外面螺子とが係合して、前記ボルト体への取着が完了し、当該ナット体は、前起ボルト体に取着された状態で該ボルト体に対し回転することによって、当該ボルト体の軸方向に沿って移動可能とするべく、係合部の係合突起を前記ボルト体の外面螺子に螺接することを特徴とするナット体。
  15. ボルト体に対し、当該ボルト体の側面から螺着するナット体であって、
    前記ボルト体の外面螺子に係合する係合突起を備えた係合部と、
    当該係合部内に前記ボルト体を側方から進入させる開口部と、
    該係合部より先端側に設けられた近接部とを有し、
    係合部は、その反開口部側の部分を平板状に形成し、この平板状に形成された部分の両側には、前記ボルト体の直径寸法と同幅の空間をおいて対峙するように、前記係合部を断面略コ字形状に形成し、
    前記開口部からボルト体を進入させた後、前記近接部を工具で把持して挟み付けることにより、当該近接部が互いに略密接し合うまで前記係合部を塑性変形させて当咳係合部を前記ボルト体の外面に沿って配置させ、前記係合突起と前記ボルト体の外面螺子とが係合して、前記ボルト体への取着が完了し、当該ナット体は、前起ボルト体に取着された状態で該ボルト体に対し回転することによって、当該ボルト体の軸方向に沿って移動可能とするべく、係合部の係合突起を前記ボルト体の外面螺子に螺接することを特徴とするナット体。
  16. 請求項14または15に記載のナット体において、
    前記係合突起は、ナット体が取着されるボルト体の外面螺子に係合する条からなり、
    前記ナット体が、前記ボルト体に取着された状態で該ボルト体に対し回転することにより、当該ボルト体の軸方向に沿って移動可能とすることを特徴とするナット体。
  17. 請求項14から請求項16の何れかに記載のナット体において、
    係合部を塑性変形させて相互に近接した近接部が離間することを防止する離間防止部、又は離間防止部材を備えたことを特徴とするナット体。
  18. 請求項17に記載のナット体において、
    前記離間防止部は前記近接部と一体となって設けられ、この近接部が互いに略密接し合うことによって前記離間防止部が相互に掛止されて、該近接部の開き止めを行うことを特徴とするナット体。
  19. 請求項17に記載のナット体において、
    当該ナット体は、別部材にて構成される離間防止部材を備え、この離間防止部材は、一方が開放された開口を有しており、この開口より前記ナット体が取着されたボルト体を進入させた後に前記ナット体の係合部又は近接部を掛止して、該近接部の開き止めを行うことを特徴とするナット体。
JP2003544353A 2001-11-15 2002-11-15 ボルト体への取着体及びナット体 Expired - Fee Related JP4258019B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350395 2001-11-15
JP2001350395 2001-11-15
PCT/JP2002/011983 WO2003042556A1 (fr) 2001-11-15 2002-11-15 Corps de montage a fixer sur un corps de boulon et corps d'ecrou

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2003042556A1 JPWO2003042556A1 (ja) 2005-03-10
JP4258019B2 true JP4258019B2 (ja) 2009-04-30

Family

ID=19162912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003544353A Expired - Fee Related JP4258019B2 (ja) 2001-11-15 2002-11-15 ボルト体への取着体及びナット体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7258519B2 (ja)
EP (1) EP1445499A4 (ja)
JP (1) JP4258019B2 (ja)
KR (1) KR20040053316A (ja)
CN (1) CN100400903C (ja)
TW (1) TW580540B (ja)
WO (1) WO2003042556A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090200435A1 (en) * 2005-02-14 2009-08-13 Duggan Daniel C Hanger rod stiffening clip
US7819364B2 (en) * 2005-02-14 2010-10-26 Duggan Daniel C Hanger rod stiffening clip
JP4634882B2 (ja) * 2005-07-19 2011-02-16 未来工業株式会社 長尺材支持具
JP4732818B2 (ja) * 2005-07-19 2011-07-27 未来工業株式会社 長尺材支持具
JP4685578B2 (ja) * 2005-09-30 2011-05-18 未来工業株式会社 ナット体、取着体、近接具
JP4616745B2 (ja) * 2005-09-30 2011-01-19 未来工業株式会社 取着具
JP4552199B2 (ja) * 2005-09-30 2010-09-29 未来工業株式会社 ナット体開き防止具
US8480341B2 (en) * 2008-03-05 2013-07-09 Lockheed Martin Corporation Nut retainer cage
US8056740B2 (en) * 2008-05-27 2011-11-15 Target Brands, Inc. Product display assembly and tester security apparatus
US8205309B2 (en) * 2008-12-08 2012-06-26 The Boeing Company Clamps for supporting transport system structures
JP2011196463A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Takahashi Techno:Kk 締結具
FI20125937A (fi) * 2012-09-10 2014-03-11 Serres Oy Järjestely ja menetelmä rakenneosan kannattamiseksi
US9303738B1 (en) * 2013-12-31 2016-04-05 James Bombardo Arrangement and method for guiding a load in a linear movement
MX2017002992A (es) * 2014-09-10 2017-05-30 Gripple Ltd Ensamble de refuerzo.
WO2016065039A1 (en) 2014-10-22 2016-04-28 Vibration & Seismic Technologies, LLC Strut and clip assembly for stiffening a hanger rod
TWI553237B (zh) * 2015-08-21 2016-10-11 yu-hong Guo Loose hole sets
KR101862929B1 (ko) * 2016-09-23 2018-05-31 사회복지법인 삼성생명공익재단 튜브 분리 가이더
US11087042B1 (en) 2017-06-30 2021-08-10 Wells Fargo Bank, N.A. Generation of a simulation plan and performance of a simulation based on the plan
JP2019058006A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 電線結束部材及びワイヤーハーネス
CN108662002B (zh) * 2018-03-15 2020-07-03 福建工程学院 一种装配式螺母
CN110345908A (zh) * 2019-07-18 2019-10-18 北京城建勘测设计研究院有限责任公司 一种角钢快速尺夹
US20210190123A1 (en) * 2019-12-23 2021-06-24 Continental Automotive Systems, Inc. Hinged retainer assembly
DE102020116248A1 (de) * 2020-06-19 2021-12-23 Leoni Kabel Gmbh Druckmutter für Kabel- oder Schlauchverbindungen
NL2027909B1 (en) 2021-04-01 2022-10-17 Erik Daniel Siepermann Cable clip

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2664023A (en) * 1951-11-30 1953-12-29 Mugford Ronald Snap-on split nut
US2931264A (en) * 1956-02-10 1960-04-05 Gen Dynamics Corp Threaded nut adapted to be laterally applied to bolt and subsequently constricted toengagement with bolt threads
US3006231A (en) * 1957-01-28 1961-10-31 Gen Am Transport Sheet metal lanced nut having alternately offset straps
US3815434A (en) * 1972-07-26 1974-06-11 Jackson G Quick action nut assembly for screw type jacks
JPS5079860A (ja) 1973-11-19 1975-06-28
JPS5214845Y2 (ja) * 1973-11-27 1977-04-04
US4226164A (en) * 1979-01-10 1980-10-07 Carter Alton L Split threaded coupling nut
DE3127521A1 (de) * 1981-07-11 1983-01-27 Horst 3006 Burgwedel Warkotsch "schnellspannmutter"
JPS5977608A (ja) 1982-10-27 1984-05-04 Hitachi Ltd 記録タイミング補正
JPS5970960U (ja) * 1982-11-01 1984-05-14 日立建機株式会社 クロ−ラ車両の走行駆動装置
JPS5977608U (ja) * 1982-11-17 1984-05-25 西島 正人 筒状雌ねじ体
US5024404A (en) * 1987-10-19 1991-06-18 Ballard Estus E Pipe clamp for overhead sprinkler heads and the like
JPH0167272U (ja) * 1987-10-24 1989-04-28
JPH02256908A (ja) * 1989-02-27 1990-10-17 Kato Shoten:Kk 分割ナット
JPH078895Y2 (ja) * 1989-03-15 1995-03-06 因幡電機産業株式会社 長尺部材用支持具
GB2239481B (en) * 1989-12-28 1993-09-15 Inaba Denki Sangyo Kk Nut,and a device using the nut for clamping and supporting elongate objects
JPH0768686B2 (ja) 1990-03-12 1995-07-26 日本サミコン株式会社 アーチ形シェルター
JPH04113007A (ja) * 1990-08-30 1992-04-14 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 接続器具
JPH0573308U (ja) * 1992-03-11 1993-10-08 株式会社アカギ ナット
JPH07286516A (ja) 1994-04-20 1995-10-31 Sango Co Ltd 排気管用遮熱板の取付構造
CN2216167Y (zh) * 1995-03-13 1995-12-27 本钢复合材料配件厂 渣罐车组合螺母
JPH10145937A (ja) 1996-11-06 1998-05-29 Nichidou Denko Kk 配線用ボックス
JPH10145935A (ja) 1996-11-06 1998-05-29 Nichidou Denko Kk 配線用ボックスの固定棒への取付装置
JP3938615B2 (ja) * 1997-06-24 2007-06-27 ポップリベット・ファスナー株式会社 押し込み式ナット
GB9718247D0 (en) * 1997-08-28 1997-11-05 Phillips Raymond J Support device
US5927920A (en) * 1997-11-05 1999-07-27 Penn Engineering & Manufacturing Progressively-formed threaded insert
DE19843218A1 (de) * 1998-09-22 2000-03-23 Fischer Artur Werke Gmbh Schnellverstellmutter
JP3043726B1 (ja) * 1998-11-19 2000-05-22 可陽工業株式会社 ナット具
AU2653500A (en) * 1999-02-16 2000-09-04 Atoma International Corp. Attachment clip for a door latch assembly
JP2001012670A (ja) 1999-07-02 2001-01-16 Togo Seisakusho Corp ホースクランプ
JP2001154816A (ja) 1999-12-01 2001-06-08 Seiko Epson Corp ステータス情報印刷プログラムを記録した媒体、印刷装置、印刷制御装置、ステータス情報印刷方法およびステータス情報印刷システム
JP2001314012A (ja) 2000-02-21 2001-11-09 Inoac Corp 車両用電線保持部材
DE10052448A1 (de) * 2000-10-23 2002-05-02 Hilti Ag Befestigungselement
US6625851B1 (en) * 2000-10-31 2003-09-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Fastening system having vertical and horizontal engagement
JP2002339918A (ja) * 2001-05-17 2002-11-27 Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd 吊りボルト振れ止め金具
USD482956S1 (en) * 2003-01-22 2003-12-02 Thomas & Betts International, Inc. Split coupling

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2003042556A1 (ja) 2005-03-10
KR20040053316A (ko) 2004-06-23
US20050002757A1 (en) 2005-01-06
EP1445499A4 (en) 2005-10-05
TW200300200A (en) 2003-05-16
CN1589374A (zh) 2005-03-02
WO2003042556A1 (fr) 2003-05-22
CN100400903C (zh) 2008-07-09
TW580540B (en) 2004-03-21
US7258519B2 (en) 2007-08-21
EP1445499A1 (en) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4258019B2 (ja) ボルト体への取着体及びナット体
EP1467135B1 (en) Laterally adjustable clamp
JP2625304B2 (ja) 取付けクランプ及びその製造方法
CN103069678A (zh) 线束夹和将线束夹安装在车辆上的方法
JP2008298153A (ja) 配線・配管材固定具
KR101404938B1 (ko) 펀칭작업이 필요없는 개선된 세트 앵커볼트
JP6313737B2 (ja) ブレース連結金具
JP5439094B2 (ja) ボルト体への取着体及びナット体
EP0311654B1 (en) A profiled section joining device
JPH11287012A (ja) 垂直ボルト係着用支持具
US4573652A (en) Support system for maritime or other use
US5443344A (en) Method and apparatus for attaching two members together from one side thereof
KR100220998B1 (ko) 구조물의 부착물 부착장치
JP6450984B1 (ja) 固定具
JPH11315613A (ja) 垂直ボルト係着用支持具
JPH07207809A (ja) 天井野縁受け吊下げ装置用のハンガー
JP3803909B2 (ja) 線材固定金具
JP3587801B2 (ja) 取付け金具用脱落防止具
JP7488751B2 (ja) 補助台座、その設置構造、及び器具設置構造
JP2603411Y2 (ja) 支持金具
JPH0735175Y2 (ja) ケーブル等の保持構造
JP2005187034A (ja) 配線、配管などの取付具
JP4172044B2 (ja) 線材固定金具
JP3472785B2 (ja) 配線・配管材の支持材及びワッシャー
JP6522019B2 (ja) デッキプレート連結金具及びデッキプレート連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under section 34 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20040326

AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20040906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040929

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080822

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4258019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees