JP4616745B2 - 取着具 - Google Patents

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Description

本発明は、構造体に既設されたボルト体の軸側方から装着可能で、その一対の近接部が近づくように塑性変形されることでボルト体に取着可能なナット体、そのナット体の近接部の離間を防止する離間防止具、これらで構成される取着具に関する。
上記のようなナット体、離間防止具から構成される取着体については、特許文献1に記載のものがあり、図7にこれを示す。
図7(a)の取着具30は、離間防止具25、ナット体26から構成され、離間防止具25は、ボルト体Bに沿って塑性変形し、その本体部26aが螺合して取着された状態のナット体26の近接部26cが相互に離間して開くのを防止すべく、この近接部26cを挿入させる嵌入部21を備えている。
図7(b)の取着具40も、離間防止具35、ナット体36から構成され、離間防止具35は、ボルト体Bに沿って塑性変形し、その本体部36aが螺合して取着された状態のナット体36の近接部36cが相互に離間して開くのを防止すべく、この近接部36cを挿入させる嵌入部31を備えている。
しかしながら、いずれの取着体30、40においても、離間防止具25、35は、近接部26c、36cのみにおける相互の係合関係で、近接部26c、36cに取り付けられており、離間防止具25、35がナット体26、36から脱落を防止する他の手段は設けられていなかった。
したがって、離間防止具25、35がナット体26、36から脱落することがあり、その場合には、ナット体26、36の近接部26c、36cが離間して、ナット体26、36のボルト体Bへの取着状態が解除されることになっていた。
国際公開公報WO03−042556号公報(図16、図18)
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、取着状態のナット体にセットすれば、その離間防止具がナット体から脱落するのを確実に防止することができる取着体、離間防止具、ナット体を提供することを目的とする。
請求項1記載の取着具は、ボルト体の外面螺子に係合する係合突起を有する本体部と、該本体部内にボルト体を側方から挿入可能とする開口部と、該開口部の先端に設けられた近接部とを備え、前記開口部から前記本体部内にボルト体を進入させた後、前記近接部を相対的に近接させるべく前記本体部を塑性変形させると、前記ボルト体の外面螺子に前記係合突起が係合され、前記ボルト体に対して回動してその軸方向に沿って移動可能に取着されるナット体と、
前記近接部が挿入される嵌入部を備え、この嵌入部により該近接部が離間するのを防止する離間防止具とを備え、
前記ナット体には、前記本体部の外周に前記開口部の反対側に突出するネジ部が一体に設けられ、前記離間防止具には、前記ネジ部が貫通する貫通孔が備えられ、
前記離間防止具の貫通孔は、前記ネジ部を貫通させた状態で、前記嵌入部に前記近接部を挿入させ得る方向に延びて形成されてなり、
前記ネジ部を前記貫通孔に貫通させた状態で、前記離間防止具を前記貫通孔の延びる方向に移動することで、前記嵌入部に前記近接部が挿入されて、該離間防止具がナット体に取り付けられ、前記ネジ部にナットを締付することで、該離間防止具が移動するのが防止されて、前記ナット体に保持されることを特徴とする
請求項2記載の取着具は、請求項1に従属し、前記嵌入部は、前記貫通孔の延び方向に、前記近接部の離間程度を変化させるようにその開口幅が変化していることを特徴とする。
請求項3記載の取着体は、請求項1または2に従属し、前記離間防止具の貫通孔は、その貫通孔に前記ネジ部を貫通させネジ締付することで、該貫通孔内に突出し、その貫通孔に沿って該ネジ部の移動を規制する突起を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の取着体は、請求項1から3のいずれかに従属し、前記近接部には、前記離間防止具の嵌入部が係合する係止凹溝が備えられていることを特徴とする。
請求項5記載の取着体は、請求項1から4のいずれかに従属し、前記離間防止具は、前記貫通孔部分に連続して配設体を支持する支持部を備えていることを特徴とする。
請求項6記載の取着体は、請求項5に従属し、前記支持部に、前記支持した配設体を固定すると共に、前記貫通孔を貫通させた前記ネジ部を貫通させ、共ネジ締結するための取付孔が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の取着具によれば、前記ナット体には、前記本体部の外周に前記開口部の反対側に突出するネジ部が一体に設けられ、前記離間防止具には、前記近接部に取り付けられた状態で、前記ネジ部が貫通する貫通孔が備えられ、前記離間防止具の貫通孔に前記ネジ部を貫通させ、ネジ締付することで該離間防止具が前記ナット体に保持されるので、離間防止具がナット体から脱落するのを確実に防止することができる。
請求項1記載の取着具によれば、更に、前記離間防止具の貫通孔は、前記ネジ部を貫通させた状態で、前記嵌入部に前記近接部を挿入させ得る方向に延びて形成されているので、ナット体への離間防止具の取付が支障なく行える。
請求項2記載の取着具によれば、請求項1の効果に加え、前記嵌入部は、前記貫通孔の延び方向に、前記近接部の離間程度を変化させるようにその開口幅が変化しているので、この嵌入部へのナット体の近接部の嵌め込みが容易になる。
請求項3記載の取着体によれば、請求項1または2の効果に加え、前記離間防止具の貫通孔は、その貫通孔に前記ネジ部を貫通させネジ締付することで、該貫通孔内に突出し、その貫通孔に沿って該ネジ部の移動を規制する突起を備えているので、貫通孔に対して、ナット体のネジ部の移動が規制され、位置決めロックの働きをする。
請求項4記載の取着体によれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、前記近接部には、前記離間防止具の嵌入部が係合する係止凹溝が備えられているので、係止凹溝と嵌入部との嵌合により、その嵌合状態がより良好に維持される。
請求項5記載の取着体によれば、請求項1から4のいずれかの効果に加え、前記離間防止具は、前記貫通孔部分に連続して配設体を支持する支持部を備えているので、配設体をも支持することができる。
請求項6記載の取着体によれば、請求項5の効果に加え、前記支持部に、前記支持した配設体を固定すると共に、前記貫通孔を貫通させた前記ネジ部を貫通させ、共ネジ締結するための取付孔が設けられているので、貫通孔を貫通させた前記ネジ部を用いて支持部と離間防止具とを共ネジ締結でき、支持体固定のための余分な部品、作業を要しない。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の取着体を構成する離間防止具の一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)は(a)の中心線Mでの断面図、(c)は前面図、(d)はその外観斜視図、図2は、本発明の取着体を構成するナット体の一例を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)〜(e)はそのナット体をボルト体に取着する方法の説明図である。
図1の離間防止具5は、ボルト体Bの側方から、自身が塑性変形することによって、ボルト体Bに取着されたナット体6の近接部6c(図2(a)、(b)参照)の離間を防止するものであって、このナット体6と組み合わされて、本発明の取着体を構成する。
離間防止具5は、鋼材製の長方形平板をその長手方向に直交する折り目によって屈曲させて構成され、その折り目の延長線の方向から見て、全体として、L字形状を成している。
L字形状の離間防止具5の上方は、L字形状の最上部から下方に折れ曲がった先端下部5a、この先端下部5aに屈曲連続し、水平方向となる先端横部5b、この先端横部5bから下方に、つまり、先端下部5aと平行に同方向に屈曲された中間上壁5cを備えている。
先端横部5bには、ボルト体Bを水平方向から受け入れ収容する収容凹部5iが形成されている。この収容凹部5iへのボルト体Bの収容態様は、図1(a)、(b)に二点鎖線の想像線で示したようなものである。つまり、収容状態のボルト体Bは、ボルト体Bの外周が収容凹部5iの円弧部分に当接し、一定の間隔をおいて先端下部5a、中間上壁5cに挟まれた状態となる。
L字形状の離間防止具5の中間部分は、上記中間上壁5cに連続した屈曲部分を経て、収容状態のボルト体Bに当接する当接壁5dとなっている。
L字形状の離間防止具5の下辺部分は、上記当接壁5dに屈曲連続し、収容状態のボルト体Bから離れる水平方向に延びる下辺部5e、5f、この下辺部5f端から屈曲部分を経て、更に水平方向に延びる上段部5gを備え、この上段部5gの端部がL字形状の離間防止具5の下辺部分の最端部となっている。
先端下部5aには、下端に開口し、収容状態のボルト体Bに取着されたナット体6の近接部6c(図2(a)、(b)参照)が挿入される嵌入部1が備えられている。嵌入部1は、奥の狭奥部1aと、この狭奥部1aに連続し徐々に開口幅が広くなっている斜開口部1bとから構成されている。
中間上壁5には、図1(b)に合わせて示した中間上壁5の表面側を示す要部図で解るように、収容状態のボルト体Bを挟んで、先端下部5aの嵌入部1に対向する位置に、貫通孔2が設けられている。この貫通孔2には、収容状態のボルト体Bに取着されたナット体6のネジ部6fのネジ部分が貫通収容される。
貫通孔2はネジ部6f(ネジ部分)を貫通させた状態で、嵌入部1に近接部6cを挿入させ得る方向に延びて形成されている長孔となっているが、その長さについては、図3を用いて後に説明する。
この貫通孔2、先端下部5aの嵌入部1、先端横部5bの収容凹部5iの円弧部分の中心線Mは、離間防止具5の幅方向の同じ位置にあり、一致している。
この中心線Mは、離間防止具5の幅中心にはなく、図中に示すように、その幅方向の位置をL1、L2とすると、L2>L1となっている。これは単純にL1=L2とすると、収容凹部5iのために、先端横部5bの幅方向の残肉が過小となり、この部分で先端横部5bが折れ曲がり、離間防止具5が使用不可になるからである。
一方、中心線Mを幅方向の中心としながら、その幅自体を先端横部5bの幅方向の残肉が過小とならないようにすると、幅が必要以上に大きくなりすぎ、材料費アップとなる。
下辺部5e、5fは全体として平面であるが、その適所に、離間防止具5の幅方向に延びた細長い屈曲溝3aが設けられ、この屈曲溝3aを境界として、その当接壁5d側を下辺部5e、反対側を下辺部5fとする。
この屈曲溝3aの部分は、離間防止具5の幅方向には、わずかの残肉しかなく、後に図4(b)、(c)で説明するように、下辺部5e、5fはこの屈曲溝3a部分を折り目として屈曲され易くなっている。
下辺部5f端から上段部5gへの屈曲部分には、屈曲前に「コ」の字の切れ目が入れてあり、屈曲後にはこの部分が上段部5gと同じ平面をなし、下辺部5fへの庇となるような庇部5hが形成されている。
上段部5gには、貫通孔2、先端下部5aの嵌入部1、先端横部5bの収容凹部5iの円弧部分の中心線Mと一致する位置に、この中心線M方向にわずかに長孔となっている取付孔3bが設けられている。
離間防止具5の上記各部分の内、当接壁5d、下辺部5e、5f、上段部5g、庇部5h、屈曲溝3a、取付孔3bを、この離間防止具5が支持する配設体の支持に関係する部分として、支持部3と称する。
図2(a)、(b)のナット体6は、鋼材で構成され、取着されるボルト体Bの外面螺子に係合する係合突起6bをその内面に備えたU字形状の本体部6a、ボルト体Bを側方から挿入させる開口部6eを備え、ボルト体Bを挿入した状態で、開口部6eの先端に設けられた近接部6cを近接させるべく本体部6a(より、正確には本体部6aの内、近接部6c側の円弧状でない部分)を塑性変形させることにより、ボルト体Bの外面螺子に係合突起6bが係合され、ボルト体Bに対して回動してその軸方向に沿って移動可能にボルト体Bに取着される。
一対の近接部6cの外側には、ボルト体Bの軸方向に延びた一対の係止凹溝6mが形成されている。この係止凹溝6mに、離間防止具5の嵌入部1が填まり込むようになっている。
また、このナット体6には、本体部6aの外周であって、開口部6eの反対側となる位置に、そのネジ部分が該反対側方向に突出するようにネジ部6fが固定されている。
このようなナット体6をボルト体Bに取着するには、まず、図2(c)に示すように、
ナット体6の開口部6eからボルト体Bを収容し、図2(d)に示すように、その係合突起6bがボルト体Bの外面螺子に係合するような状態としてから、近接部6cの先端が工具Tの先端部の保持部(不図示)に係止保持されるようにナット体6を把持する。
この状態で、専用工具Tを、ナット体6の近接部6cが相互に近接するように締め付けると、ナット体6は塑性変形して、図2(e)のナット体6のような取着状態となる。この図で、ナット体6はボルト体Bに取着された状態で、ボルト体Bを中心として、その近接部6cとネジ部6fとがちょうど反対方向に突出した位置関係となっているのが解る。
図3(a)〜(c)は、図1の離間防止具、図2のナット体から構成される取着具をボルト体に取着して使用する使用方法の一例の説明図、図4(a)〜(c)は、図3に続いて、取着具をボルト体に取着して使用する使用方法の一例の説明図、(d)は(c)を配設体の方向から見た要部図である。
これより、すでに説明した部分と同じ部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。また、煩雑さを避けるために、全ての符号を繰り返して記載しない場合がある。
なお、離間防止具5と組み合わされて取着体10を構成するナット体6のボルト体Bへの取着については、既に、図2(c)〜(e)を用いて説明した。
まず、図3(a)に示すように、離間防止具5の他の部分がボルト体Bに取着状態のナット体6に引っ掛からないように、また、離間防止具5を水平方向の向きとして、ナット体6のネジ部6fのネジ部分が離間防止具5の貫通孔2に挿通される位置関係とし、図3(b)に示すように挿通する。
ついで、図3(b)に白矢印で示すように、ナット体のネジ部6fのネジ部分と離間防止具5の貫通孔2との挿通を維持した状態のまま、離間防止具5を、水平向きから垂直向きになるように90度回転させると、図3(c)の状態となる。
ここで、図3(a)〜(c)を見ながら、離間防止具5の嵌入部1と貫通孔2との関係について説明する。
図3(a)で解るように、嵌入部1と貫通孔2とは平行であって、貫通孔2は、嵌入部1の開口端より更に長く長孔となっており、この図の状態で、離間防止具5を水平方向に平行移動させると、ボルト体Bに取着された状態のナット体6のネジ部6fのネジ部分を、ナット体6の他の部分やボルト体Bに邪魔されることなく、貫通孔2に挿通させることができる。
その後、図3(c)の状態となるが、ここでも、ナット体6のネジ部6fのネジ部分が貫通孔2に挿通された状態で、ナット体6の近接部6cと、これに向き合う嵌入部1の開口端との間には隙間があり、その挿通状態を維持したままで、ナット体6の近接部5cを嵌入部1の奥底まで挿嵌できるようになっている。
つまり、離間防止具5の貫通孔2の長さは、上記のような離間防止具5のナット体6への取付を可能とするものとなっている。
さて、図3(c)の状態で、離間防止具5を図の下方へ下げていくと、嵌入部1の斜開口部1bに近接部6cの係止凹溝6mがガイドされつつ填まり込む、更に、狭奥部1aに規制されて、相互ん近接部6cが最大限近接し、あるいは当接し、図4(a)の状態となる。
この斜開口部1bは、貫通孔2の延び方向に、近接部6cの離間程度を変化させるようにその開口幅が変化しているものであり、これにより、上記したように、近接部6c(係止凹溝6m)が填め込み易くなっている。また、係止凹溝6mと嵌入部1との嵌合により、その嵌合状態がより良好に維持される。
この近接部6cの近接度合いは、狭奥部1aの対面孔幅を調整することで、調整することができ、この狭奥部1aによって、ナット体6を開き止め状態とするか、回り止め状態とするかが決定される。
ここで、開き止めとは、近接部6cの相互の近接状態が、ナット体6が通常のナットと同様程度にボルト体Bに対してネジ係合しながら回転可能になり、一方、近接部6cがそれより開くのを防止して、ナット体6のボルト体Bへの取着状態が解除されるのを防止する機能をいう。
一方、回り止めとは、近接部6c相互を完全に当接させて、ナット体6が通常のナットに比べてより強固にボルト体Bに対してネジ係合して、例えば、人の手で直接、ナット体6を回しても回らない程度にする機能をいう。このような回り止め機能は、通常のナット単体では発揮することができない。
本発明のナット体6は、通常のナットに比べ、ボルト体Bの側方から取着可能であるという大きな特徴を持つとともに、ここで説明した離間防止具5と組み合わせることによって、単体で回り止め効果を備え得る、という特徴を持っている。
なお、嵌入部1のこのような開き止め機能、回り止め機能を合わせて離間防止機能という。
さて、離間防止具5の嵌入部1へのナット体6の近接部6cの嵌入が済むと、図4(a)、(b)に示すように支持すべき配設体Hを離間防止具5の支持部3の下辺部5eにセットし、下辺部5fを屈曲溝3a部分でセットされた配設体Hに沿うように折り曲げて、図4(c)に示すように、上段部5gに設けられた取付孔3bに、ナット体6のネジ部6fのネジ部分が填まり込むようにし、このネジ部分にナットNをねじ込めば、配設体Hの支持固定と、離間防止具5のナット体6への取付が完了する。
なお、この配設体HAは、天井支持材の場合を例示したものである。
この状態を示す図4(d)によると、この例の場合は、支持部3の下辺部5eの長さが、配設体Hの幅に対応し、また、その高さ方向については、上段部5gに設けられた庇部5hの先端が、配設体Hの上部に近接あるいは当接するようになっているので、配設体Hは、この離間防止具5の支持部3にガタ付きなく、支持される。
また、この状態で、離間防止具5は、配設体Hを支持するだけでなく、その貫通孔2、取付孔3bにナット体6のネジ部6fのネジ部分が挿嵌され、ネジ締結されるので、離間防止具5がナット体6から離脱することがなく、よって、離間防止具5の嵌入部1とナット体6の近接部6cの嵌合状態も良好、確実に維持される。
つまり、一か所のナット体6のネジ部6fのネジ部分に貫通孔2、取付孔3bを嵌め、双方をナットNで共ネジ締付するので、離間防止具5の脱落防止と、支持部3に支持された配設体Hの固定が一度にでき、余分な部品を要することなく、作業性がよい。
こうして、本発明の取着体10(離間防止具5とナット体6)によれば、貫通孔2にネジ部5Fを貫通させ、ネジ締付することで離間防止具5がナット体6に保持され、離間防止具5がナット体6から脱落するのを確実に防止することができる。
なお、支持部3の不要な場合には、離間防止具5の当接壁5d以降を除去して、配設体Hを支持しないタイプとし、中間上壁5cに設けられた貫通孔2に挿嵌されたナット体6のネジ部6fをネジ締め付けするようにしても、同様に離間防止具の脱落を防止することができる。
つまり、支持部3を設けない場合でも、長孔の貫通孔は必要であり、その場合には、この貫通孔を設けた部分までが、離間防止具となり、上記効果を発揮する。
図5は、本発明の取着具を構成する離間防止具の他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は前面図、(d)は後面図、(e)は(d)のAA断面図、(f)は(d)のP部詳細図、(g)は外観斜視図、(h)は(a)〜(g)に示された離間防止具と組み合わせて用いられる支持バンドを示す図である。
この離間防止具5Aは、図1の離間防止具5に比べ、支持部3Aの主要部として、連続して屈曲された同じ鋼材の長方形平板を用いるのではなく、別個に製造された鋼製の支持バンド3c(図5(h))を用いる点が異なっている。
従って、図1の離間防止具5において、支持部3を構成していた当接壁5d、下辺部5e、5f、上段部5g、庇部5hなどは、この離間防止具5Aには無い。一方、それ以外の先端下部5a、先端横部5b、中間上壁5c、嵌入部1については全く同じものが、この離間防止具5Aにも備えられている。
離間防止具5Aに備えられた貫通孔2Aについては、図1の離間防止具5の貫通孔2に比べ、その貫通孔2Aにナット体6のネジ部6f(ネジ部分)を貫通させネジ締付することで、貫通孔2A内に突出し、その貫通孔2Aに沿って該ネジ部6fの移動を規制する突起2aを備えている点が異なっている。
ここでは、この離間防止具5Aが備える、図1の離間防止具5と異なる部分で、支持バンド3cと共に、この離間防止具5Aの支持部3Aを構成する部分について説明する。
中間上壁5cの下部は、同じ長方形平板を屈曲させた斜壁部5j、この斜壁部5jに連続して収容状態のボルト体Bに近接して下方に延びる近接壁5k、この近接壁5kの先端から該平板の幅両側部分だけに設けられた屈曲端5mとなっている。
斜壁部5jには、その中央に支持バンド3cを通すための方形のバンド孔5nが設けられ、このバンド孔5nの離間防止具5Aの幅中心位置の下方には、支持バンド3cの滑りを防止するための滑り止め突起5p(図5(f)参照)が設けられている。
近接壁5kの中央にも、支持バンド3cを通すための方形のバンド孔5oが設けられている。このバンド孔5oは、斜壁部5jのバンド孔5nに比べれば、幅は同じであるが、長さが小さい。
屈曲端5mは、近接壁5kから、その内側角部が収容状態のボルト体Bに当接するように屈曲され、この離間防止具5Aが全体として、ボルト体Bに対して、双方の中心軸が一致した状態で取り付けられるようにガイドするものである。
貫通孔2Aに設けられた突起2aは、図5(e)に示すように、長孔状の貫通孔2Aの適所に、この貫通孔2A内への凸部の両側に平行な切り込みを設け、その貫通孔2Aへの凸部側を適度に起き上がらせたものである。
支持バンド3cは、鋼製の薄板を所定幅と長さに切断したバンドであり、その適所に締付長さを決めるビス孔3dが多数設けられている。
なお、この離間防止具5Aにおいては、支持部3Aは、斜壁部5j、近接壁5k、屈曲端5m、支持バンド3cなどで構成される。
図6(a)〜(e)は、図5の離間防止具、図2のナット体から構成される取着具をボルト体に取着して使用する使用方法の一例の説明図であり、これらを用いて、上記離間防止具5A、これを含んだ取着具10Aの使い方について説明する。
まず、図6(a)に示すように、離間防止具5Aの本体側に支持バンド3cをセットする。この時、支持バンド3cの一端を、離間防止具5Aのバンド孔5nに通し、ここで折り返して、より小さいバンド孔5oを通して、支持バンド3cの基部側と当接するようにする。
この際、支持バンド3cの一端側に設けられたビス孔3dのいずれかに、バンド孔5nに設けられた滑り止め突起5pが引っ掛かり、バンド3cがそれ以上滑らないようになっている。
この後の、図6(a)、(b)、(c)の過程は、図3(a)〜(c)、図4(a)と同じであるので、説明を省略する。
ただし、ナット体6Aは、図2(a)、(b)のナット体6に比べ、ネジ部6f′のネジ部分がより長いものとなっている点は留意されたい。また、ナット体6Aのボルト体Bへの取着も、図2(c)〜(d)と同様であるので、省略した。
さて、このナット体6Aと離間防止具5Aからなる取着体10Aのボルト体Bへの取付が完了したら、図6(d)に示すように、ナット体6Aのネジ部分にスペーサ3eを外嵌する。
ついで、図6(e)に示すように、支持すべき配設体HAを支持ベルト3cで巻き込んで、その他方端に設けられたビス孔3dの内、適度に配設体HAを締め込み状態で支持することができる位置のビス孔3dをナット体6Aのネジ部分に嵌め来んで、ナットNでネジ締付すると、配設体HAの支持固定が完了する。
なお、この配設体HAは、配線ダクトあるいは配線ケーブルの場合を例示したものである。
この際、ネジ締付と同時に、貫通孔2Aに設けられた起き上がり状態の突起2aもナットNで同時に締め込まれ、その起き上がり状態から、貫通孔2Aの他の部分と同じ平面にまで寝かされた状態となる。
これに従って、その突起2aの先端が貫通孔2Aの孔側に突出するので、ナット体6Aのネジ部6′はそれ以上、貫通孔2Aの他方部分へ動くことができなくなり、貫通孔2Aに対して、ナット体6Aのネジ部6′の移動が規制されることとなる。
このようにこの突起2aは、ネジ締付された際には、貫通孔2Aに挿通されたナット体6Aのネジ部6′の位置決めロックの働きをする。なお、このような突起2aは、図1の離間防止具5の貫通孔2にも設置可能であり、同様の作用効果を発揮する。
こうして、この取着体10Aによれば、図1、2の取着体10と同様の基本的効果を発揮する。更に、この取着体10Aにおいては、支持部3Aが、長短の調節可能な支持バンド3cを備えたものであるので、より多種の配設体に対応することができる。
なお、この取着体10Aにおいて、スペーサ3eの内径をナット体6Aのネジ部6′のネジ部分に容易に脱落しない程度の隙間嵌め程度のものとし、図6(b)の状態で先にスペーサ3eの内径をナット体6Aのネジ部6′に嵌め込むようにすると、それ以降、取着体10Aはナット体6Aのネジ部6′に脱落することなく係止され、手離しで種々の以降の作業をすることができ便利である。
また、スペーサ3eの取着体10Aの貫通孔2Aに当接する側の端部に鍔を設け、より広い面積で当接するようにすると、スペーサ3eの貫通孔2Aへの当接がより安定する。
上述の取着体10、10Aについて説明した効果は、それぞれ離間防止具5、5A、ナット体6、6Aについても、それぞれ関与する範囲で、発揮されるものである。
なお、上記の実施例は、いずれも、特許請求の範囲に記載の本発明の例示にすぎず、本発明はこれらの実施例だけに限定されるものではない。
本発明の取着体は、取着状態のナット体にセットすれば、その離間防止具がナット体から脱落するのを確実に防止することが要請されるあらゆる産業上の分野に用いることができる。
本発明の取着体を構成する離間防止具の一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)は(a)の中心線Mでの断面図、(c)は前面図、(d)はその外観斜視図 本発明の取着体を構成するナット体の一例を示すもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)〜(e)はそのナット体をボルト体に取着する方法の説明図 (a)〜(c)は、図1の離間防止具、図2のナット体から構成される取着具をボルト体に取着して使用する使用方法の一例の説明図 (a)〜(c)は、図3に続いて、取着具をボルト体に取着して使用する使用方法の一例の説明図、(d)は(c)を配設体の方向から見た要部図 本発明の取着具を構成する離間防止具の他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は前面図、(d)は後面図、(e)は(d)のAA断面図、(f)は(d)のP部詳細図、(g)は外観斜視図、(h)は(a)〜(g)に示された離間防止具と組み合わせて用いられる支持バンドを示す図 (a)〜(e)は、図5の離間防止具、図2のナット体から構成される取着具をボルト体に取着して使用する使用方法の一例の説明図 従来のナット体開き防止具を例示する図
符号の説明
1 嵌入部
2、2A 貫通孔
2a 突起
3、3A 支持部
3b 取付孔
3c 支持バンド
5、5A 離間防止具
6、6A ナット体
6b 係合突起
6a 本体部
6e 開口部
6c 近接部
6f、6f′ ネジ部
6m 係止凹溝
10、10A 取着体
B ボルト体
H 配設体
HA 配設体

Claims (6)

  1. ボルト体の外面螺子に係合する係合突起を有する本体部と、該本体部内にボルト体を側方から挿入可能とする開口部と、該開口部の先端に設けられた近接部とを備え、前記開口部から前記本体部内にボルト体を進入させた後、前記近接部を相対的に近接させるべく前記本体部を塑性変形させると、前記ボルト体の外面螺子に前記係合突起が係合され、前記ボルト体に対して回動してその軸方向に沿って移動可能に取着されるナット体と、
    前記近接部が挿入される嵌入部を備え、この嵌入部により該近接部が離間するのを防止する離間防止具とを備え、
    前記ナット体には、前記本体部の外周に前記開口部の反対側に突出するネジ部が一体に設けられ、前記離間防止具には、前記ネジ部が貫通する貫通孔が備えられ、
    前記離間防止具の貫通孔は、前記ネジ部を貫通させた状態で、前記嵌入部に前記近接部を挿入させ得る方向に延びて形成されてなり、
    前記ネジ部を前記貫通孔に貫通させた状態で、前記離間防止具を前記貫通孔の延びる方向に移動することで、前記嵌入部に前記近接部が挿入されて、該離間防止具がナット体に取り付けられ、前記ネジ部にナットを締付することで、該離間防止具が移動するのが防止されて、前記ナット体に保持されることを特徴とする取着具。
  2. 前記嵌入部は、前記貫通孔の延び方向に、前記近接部の離間程度を変化させるようにその開口幅が変化していることを特徴とする請求項1記載の取着具。
  3. 前記離間防止具の貫通孔は、その貫通孔に前記ネジ部を貫通させネジ締付することで、該貫通孔内に突出し、その貫通孔に沿って該ネジ部の移動を規制する突起を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の取着具。
  4. 前記近接部には、前記離間防止具の嵌入部が係合する係止凹溝が備えられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の取着体。
  5. 前記離間防止具は、前記貫通孔部分に連続して配設体を支持する支持部を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の取着具。
  6. 前記支持部に、前記支持した配設体を固定すると共に、前記貫通孔を貫通させた前記ネジ部を貫通させ、共ネジ締結するための取付孔が設けられていることを特徴とする請求項5記載の取着具。
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