JP3472785B2 - 配線・配管材の支持材及びワッシャー - Google Patents
配線・配管材の支持材及びワッシャーInfo
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Description
げられて配線・配管材を支持する配線・配管材の支持材
に関するものである。
トに支持材を架設し、その支持材に配線・配管材を支持
させることが行なわれている。
6乃至図9に示す。
断面に形成され、底板12には長孔17が、また、両側
の側板13の先端部には内方に屈曲する一対のフランジ
16が形成されている。前記支持材11は前記長孔17
により、これを貫通する吊ボルト7への取付位置、間隔
を適宜調整することができる。
持材11上に直接載置した後、クリップ18等の固定具
を前記支持材11に取付けることによって保持される。
図においては、クリップ18はその両側の先端部18a
を支持材11のフランジ16に係合させて取付け、ビス
19を使用してケーブル31を挟持させている。その他
に、配線・配管材は、適宜間隔をおいて設けられた支持
材11間に架設された配線・配管用の受具上に載置する
ことが行なわれている。
は、支持材11の長孔17に前記吊ボルト7を貫挿させ
た後、前記吊ボルト7に螺通した上下2個のナット8を
締付け、前記支持板11の底板12を挟持することによ
って行なわれている。
11は通常高所で吊ボルト7への取付作業が行なわれ、
前記支持材11を手で支持しながらナット8の締付けを
行なう必要があるため、作業が面倒で困難であり、ま
た、危険であった。
簡単に行なうことができる配線・配管材の支持材の提供
を課題とするものである。
は、吊ボルトに吊設されて配線・配管材を支持する断面
略コ字状の配線・配管材の支持材であって、底板の両端
に、前記吊ボルトが側方から挿入可能なボルト挿入用切
欠が側方に臨んで設けられ、前記吊ボルトの位置ずれを
防止する位置ずれ防止具が係合する被係合部を備えたも
のである。
されて配線・配管材を支持する断面略コ字状の配線・配
管材の支持材であって、底板の両端に、前記吊ボルトが
側方から挿入可能なボルト挿入用切欠が側方に臨んで設
けられ、前記ボルト挿入用切欠の端部の変形を防止する
変形防止具が係合する被係合部を備えたものである。
請求項2に記載の配線・配管材の支持材において、ボル
ト挿入用切欠は、吊ボルトの貫通位置を調整可能とすべ
く長形に形成されたものである。
求項3の何れか1項に記載の配線・配管材の支持材にお
いて、位置ずれ防止具及び変形防止具の少なくとも一方
は、係合部を備えて吊ボルトに挿通されるワッシャーで
形成されるとともに、該係合部は被係合部と係合するこ
とを特徴とするものである。
されて配線・配管材を支持する配線・配管材の支持材及
びワッシャであって、前記支持材は断面略コ字状に形成
され、その底板の両端に、前記吊ボルトが側方から挿入
可能なボルト挿入用切欠が側方に臨んで設けられると共
に前記吊ボルトの位置ずれを防止する前記ワッシャーが
係合する被係合部を備え、前記ワッシャーは前記被係合
部に係合する係合部を備えることにより、前記吊ボルト
に挿通された状態で該係合部が前記被係合部に係合し
て、前記支持材が前記吊ボルトから抜脱するのを防止す
るとともに前記支持材のボルト挿入用切欠が変形するの
を防止することを特徴とするものである。
の配線・配管材の支持材及びワッシャーにおいて、ワッ
シャーが2枚1組で形成されるとともに、係合部が凸部
で形成され、対向面が前記係合部を支持軸として相互に
傾斜自在に配設されたことを特徴とするものである。
図5に基づいて説明する。
いて、天井等から吊り下げられた吊ボルト7に架設され
ている。前記支持材11は底板12と左右一対の側板1
3とで略コ字状の一定断面からなるチャンネルで形成さ
れている。そして、前記底板12の両端部には側方に臨
む細長のボルト挿入用切欠14が形成され、そのボルト
挿入用切欠14に沿って所定間隔で複数個の係合孔15
が穿設されている。この係合孔15は請求項の被係合部
に相当するものである。なお、この被係合部として、前
記係合孔15に代え、貫通することなく単に凹部形成し
たものとしてもよい。
切欠14に吊ボルト7を挿入した後、吊ボルト7の上下
のナット8を締付け、上側ワッシャー21及び下側ワッ
シャー22で底板12を挟持することによって左右の吊
ボルト7に架設されている。ここで、前記上側ワッシャ
ー21及び下側ワッシャー22は四角板状をなし、それ
ぞれ中央部には吊ボルト7を挿通可能な挿通孔が設けら
れている。また、下側ワッシャー22の挿通孔の両側に
は対向する位置に一対の係合凸部23がプレス加工等に
よって形成されており、係合凸部23相互の間隔は支持
材11の対向する係合孔15の間隔と等しい長さに形成
され、係合凸部23を支持材11の任意の係合孔15に
係合できるようになっている。
定間隔をおいて子桁3が架設されて梯子状に形成された
ものであり、受具1相互は図示しない連結金具を使用し
て連結されている。この受具1は固定金具4を使用して
前記支持材11上に取付けられている。前記受具1は、
図3に示すように、固定金具4の突板4aに穿設した取
付孔に挿通した固定ビス6に細長の平面形状をした板ナ
ット5を螺着して仮締めした状態で前記板ナット5を支
持材11の両フランジ16間の開口16aから内部に挿
通し、次いで、支持材11の内部で前記板ナット5を略
90度水平方向に回動してその両端部をフランジ16に
係合させ、固定ビス6を螺合することにより、支持材1
1に取付けられる。
方法を図4及び図5に基づいて説明する。
予め上側ワッシャー21、下側ワッシャー22、ナット
8を嵌通した吊ボルト7の側方から支持材11のボルト
挿入用切欠14を嵌通させる。このとき、図4に示すよ
うに、上側ワッシャー21及び下側ワッシャー22の端
部を指で掴持して他側の対向面間を拡開させながらこの
間に支持材11の底板12を挿通させることができるの
で、挿通作業を容易に行なうことができる。また、予め
上側ワッシャー21、下側ワッシャー22及び上下のナ
ット8を吊ボルト7に取付けた状態で支持材11を前記
吊ボルト7に嵌着すればよいから、従来のように、支持
材11を吊ボルト7に嵌通させた後、下側のナット8を
取付けるときに、支持材11が落下しないよう片手でこ
の支持材11を保持している必要がない。次に、左右の
吊ボルト7の間隔に合わせて最適な係合孔15に下側ワ
ッシャー22の係合凸部23を係合させる。これによ
り、支持材11が外側方向に移動して吊ボルト7から抜
脱するのが防止される。したがって、前記下側ワッシャ
ー22の係合凸部23は請求項の位置ずれ防止具に相当
するものであると言える。また、下側ワッシャー22の
一対の係合凸部23は支持材11の係合孔15と係合す
ることによってボルト挿入用切欠14が左右に拡開、変
形するのが防止される。したがって、前記下側ワッシャ
ー22の係合凸部23は請求項の変形防止具に相当する
ものであるとも言える。
持材は、底板12の両端に、吊ボルト7が側方から挿入
可能な長形のボルト挿入用切欠14が側方に臨んで設け
られるとともに、位置ずれ防止具及び変形防止具である
係合凸部23を備えた下側ワッシャー22が係合する被
係合部としての係合孔15を前記ボルト挿入用切欠14
の周縁に設けたものである。
ト7に向けてボルト挿入用切欠14を嵌通させ、上側ワ
ッシャー21及び下側ワッシャー22の端部を指で掴持
して他側を拡開しながらその間に支持材の底板12を挿
入した後、下側ワッシャー22の係合凸部23を係合孔
15に係合させ、ナット8を締付けるだけの簡単な操作
で支持材11を左右の吊ボルト7間に架設することがで
きる。
シャー22の係合突部23を係合させることにより、支
持材11が外側方向に移動して吊ボルト7から抜脱する
のを防止することができる。更に、下側ワッシャー22
の一対の係合凸部23を支持材11の係合孔15と係合
させることにより、支持材11のボルト挿入用切欠14
が左右に拡開、変形するのを防止することができる。
るときに、上側ワッシャー21及び下側ワッシャー22
の端部を指で掴持し、間に介在する係合凸部23を支持
軸として他側の対向面間を拡開させながらこの間に支持
材11の底板12を挿通させることができるので、挿通
作業を容易に行なうことができる。
れ防止具及び変形防止具として、上側ワッシャー21及
び下側ワッシャー22を使用し、前記下側ワッシャー2
2に係合凸部23を設けているが、本発明を実施する場
合にはこれに限定されるものではなく、上側ワッシャー
21に係合凸部23を設け、或いは、上側ワッシャー2
1及び下側ワッシャー22の双方に係合凸部23を設け
てもよい。
2に係合凸部23を設け、支持材11に係合孔15を形
成しているが、これに限定されるものではなく、支持材
11に係合凸部を設け、ワッシャー側にこの係合凸部と
係合する係合孔を形成してもよい。
手段に限られるものではなく、例えば、一方に嵌通孔を
設け、他方にこの嵌通孔に挿通されるピン体を形成した
ものとしてもよい。
して、ワッシャーを用いているが、これに限定されるも
のではない。
支持材は、底板の両端に、前記吊ボルトが側方から挿入
可能なボルト挿入用切欠が側方に臨んで設けられ、前記
吊ボルトの位置ずれを防止する位置ずれ防止具が係合す
る被係合部を備えたものである。したがって、支持材の
側方から吊ボルトに向けてボルト挿入用切欠を嵌通し、
更に、位置ずれ防止具を被係合部に係合することによ
り、吊ボルトの位置ずれを防止した後、支持材の底板を
吊ボルトに螺着した上下1対のナットで挟持するだけの
簡単な操作で配線・配管材の支持材を吊ボルトに架設す
ることができる。その結果、高所においても支持材の架
設作業を楽にかつ安全に行うことができる上に、該支持
材と吊ボルトの間の位置ずれを防止することにより、支
持材が位置ずれして吊ボルトから抜脱する自体を防止で
きる。又、本発明の配線・配管材の支持材は、底板の両
端に、前記吊ボルトが側方から挿入可能なボルト挿入用
切欠が側方に臨んで設けられ、前記ボルト挿入用切欠の
端部の変形を防止する変形防止具が係合する被係合部を
備えたものである。したがって、支持材の側方から吊ボ
ルトに向けてボルト挿入用切欠を嵌通し、更に、前記変
形防止具を被係合部に係合することにより、前記ボルト
挿入用切欠の端部の変形を防止した状態で、支持材の底
板を吊ボルトに螺着した上下1対のナットで挟持するだ
けの簡単な操作で配線・配管材の支持材を吊ボルトに架
設することができる。その結果、高所においても支持材
の架設作業を楽にかつ安全に行うことができる上に、支
持材のボルト挿入用切欠が拡開、変形する自体を防止で
きる。
挿通され、側方から前記吊ボルトを挿入可能なボルト挿
入用切欠を備えた支持材と係合する係合部を備えたもの
である。したがって、前記支持材が前記吊ボルトから抜
脱するのを防止できるとともに、前記支持材のボルト挿
入用切欠が変形するのを防止することができる。
ボルトに架設した状態を示す斜視図である。
から見た部分斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
に嵌通させる状態を示す部分斜視図である。
す側面図である。
る。
管材を保持した状態を示す斜視図である。
態を示す部分正面図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】吊ボルトに吊設されて配線・配管材を支持
する断面略コ字状の配線・配管材の支持材であって、 底板の両端に、前記吊ボルトが側方から挿入可能なボル
ト挿入用切欠が側方に臨んで設けられ、前記吊ボルトの
位置ずれを防止する位置ずれ防止具が係合する被係合部
を備えたことを特徴とする配線・配管材の支持材。 - 【請求項2】吊ボルトに吊設されて配線・配管材を支持
する断面略コ字状の配線・配管材の支持材であって、 底板の両端に、前記吊ボルトが側方から挿入可能なボル
ト挿入用切欠が側方に臨んで設けられ、前記ボルト挿入
用切欠の端部の変形を防止する変形防止具が係合する被
係合部を備え たことを特徴とする配線・配管材の支持
材。 - 【請求項3】前記ボルト挿入用切欠は、前記吊ボルトの
貫通位置を調整可能とすべく長形に形成されたことを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の配線・配管材
の支持材。 - 【請求項4】前記位置ずれ防止具及び変形防止具の少な
くとも一方は、係合部を備えて前記吊ボルトに挿通され
るワッシャーで形成されるとともに、該係合部は前記被
係合部と係合することを特徴する請求項1乃至請求項3
の何れか1項に記載の配線・配管材の支持材。 - 【請求項5】吊ボルトに吊設されて配線・配管材を支持
する配線・配管材の支持材及びワッシャーであって、 前記支持材は断面略コ字状に形成され、その底板の両端
に、前記吊ボルトが側方から挿入可能なボルト挿入用切
欠が側方に臨んで設けられると共に前記吊ボルトの位置
ずれを防止する前記ワッシャーが係合する被係合部を備
え、 前記ワッシャーは前記被係合部に係合する係合部を備え
ることにより、前記吊ボルトに挿通された状態で該係合
部が前記被係合部に係合して、前記支持材が前記吊ボル
トから抜脱するのを防止するとともに前記支持材のボル
ト挿入用切欠が変形するのを防止する ことを特徴とする
配線・配管材の支持材及びワッシャー。 - 【請求項6】2枚1組で形成されるとともに、係合部が
凸部で形成され、対向面が前記係合部を支持軸として相
互に傾斜自在に配設されたことを特徴とする請求項5に
記載の配線・配管材の支持材及びワッシャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16241498A JP3472785B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 配線・配管材の支持材及びワッシャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16241498A JP3472785B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 配線・配管材の支持材及びワッシャー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000004518A JP2000004518A (ja) | 2000-01-07 |
JP3472785B2 true JP3472785B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=15754154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16241498A Expired - Lifetime JP3472785B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 配線・配管材の支持材及びワッシャー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3472785B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16241498A patent/JP3472785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000004518A (ja) | 2000-01-07 |
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