JP4251734B2 - ナビゲーションシステム搭載型自動二輪車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステム搭載型自動二輪車に関し、特に、携帯型情報機器(以下、「PDA」と呼ぶ)を利用したナビゲーションシステムを搭載した自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】
地図情報と衛星電波を利用した位置検出装置(GPS)とを組み合わせて車両の現在地を地図上に表示し、目的地までの案内をさせるようにしたナビゲーションシステムが広く用いられている。従来、車両用ナビゲーションシステムは主として四輪車に使用されていたが、近年、自動二輪車に搭載することも検討されている。例えば、特開平9−95276号公報には、ナビゲーションシステムを搭載した自動二輪車において、衛星電波を受信しやすいように方向センサの取付け位置を配慮した自動二輪車が提案されている。また、同公報に記載されたナビゲーションシステムではディスプレイユニットに日除け板や開閉自在なカバーを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のナビゲーションシステムは、自動二輪車に好適に搭載するためには依然として次の問題点がある。まず、第1に、自動二輪車は一般に四輪車よりも小型であるため、ナビゲーションシステムを搭載するスペースが厳しく制限される。第2に、自動二輪車ではナビゲーションシステムが外気に露出した状態で搭載される。
【0004】
すなわち、従来のナビゲーションシステムは自動二輪車用としては大型であり、しかも搭載位置や方法に十分配慮されていなかった。したがって、表示画面の見易さや防塵および防水等の点でなお改良が望まれていた。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決して利用性を向上させたナビゲーションシステムを搭載した自動二輪車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、GPS衛星電波を受信して測位データを出力するGPSセンサと、車体の前面に設けられた車両の計器盤と、前記測位データに基づいてナビゲーション情報を表示パネルに表示させる表示ユニットとを具備し、前記表示ユニットを、その表示面が前記計器盤の盤面に略平行になるよう設定された第1の位置および表示面を前記計器盤に対して予定の角度で退避させた第2の位置間で回動自在に車体に支持した点に第1の特徴がある。
【0007】
また、本発明は、前記計器盤の上に前記表示ユニットを設置するとともに、前記第1の位置では、前記表示ユニットの表示面が前記計器盤に沿って立ち上がり、前記第2の位置では、前記表示ユニットの表示面が前記計器盤の上面に沿って下方に向くよう車体に支持された点に第2の特徴がある。
【0008】
さらに、本発明は、前記表示ユニットが、前記測位データに基づくナビゲーション情報を表示パネルによって提供することができるPDAを収容し得る箱体と、前記箱体に収容されたPDAに前記測位データを中継してナビゲーション動作を行わせるシステムコントローラとからなるとともに、前記箱体が、前記第1の位置および第2の位置間で姿勢変化自在に車体に支持されている点に第3の特徴がある。
【0009】
上記第1および第2の特徴によれば、ナビゲーション情報を表示させる表示ユニットは、第1の位置において計器盤の盤面に沿うので、運転者が計器盤を見るのと同じ感覚でナビゲーション情報を認識することができる。また、第2の位置では表示ユニットは計器盤に対して予定の角度に回動させられるので、ナビゲーション情報を得る時以外の時には計器盤の周囲が簡素化する。
【0010】
第3の特徴によれば、ナビゲーション情報の表示ユニットの要部をPDAによって構成することができる。そして、PDAを収容する箱体を、第1および第2の位置間で姿勢変化自在に車体に支持させることができる。すなわち、GPSセンサで検出した測位データに基づき、PDAの機能を利用してナビゲーション情報を表示させることができる。そして、PDAは箱体に収容して利用できるので、防塵、防水効果を期待できる。また、PDAは箱体を介して自動二輪車に脱着自在であるので、ナビゲーションに使用しないときは盗難防止のためやナビゲーション以外の用途のために自動二輪車から取外して携行できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を説明する。図2は、本発明のナビゲーションシステムを適用するのに好適な自動二輪車側面図、図3は同要部斜視図である。スクータ型の自動二輪車(以下、「スクータ」という)1は、車体の前後方向に延びたダブルクレードル型車体フレーム2を有している。車体フレーム2の前端にはヘッドパイプ3が取付けられ、ヘッドパイプ3から下方に延びたフロントフォーク4の先端には前輪5が取付けられている。前輪5はフロントフェンダ6でその上部がカバーされている。フロントフォーク4の上部にはハンドル7が固定されていてハンドル7の前後は前後に2分割されたハンドルカバー33で覆われている。
【0012】
ハンドルスバー33には図示しないステーを介して透明のウインドスクリーン34が設けられ、ウインドスクリーン34の前面下部にはカバー部材としてのスクリーンガーニッシュ35が設けられている。ハンドルカバー33には、ナビゲーションシステム用に使用されるPDA(詳細は後述する)を収容することができるPDA収容ボックス(以下、単に「ボックス」という)100が設けられている。ボックス100は矢印NA方向に揺動自在に軸支されている。
【0013】
車体フレーム2の各パイプで囲まれたクレードルスペース内には燃料タンク8、ラジェータ用リザーブタンク9、およびラジェータ10が設けられ、クレードルスペースの後方には、前部に水冷エンジン11を備えたパワーユニット12が設けられている。パワーユニット12はその前部がリンク機構13により、後端部がリヤクッション14によりそれぞれ懸架された状態で車体フレーム2に揺動自在に取付けられている。パワーユニット12の後部には後輪15が取付けられ、車体フレーム2はボディカバー17で覆われ、車体フレーム2の後上部にはシート16が配置されている。
【0014】
ボディカバー17は、ヘッドパイプ3の前部および前輪5の上部を覆うフロントカバー21とフロントカバー21の後部を覆うインナカバー22とでその前部を形成する。インナカバー22から後方へ、運転者が足を載せる左右のステップフロア23が延び、ステップフロア23の外縁から下方へはフロアスカート24が延びている。フロアスカート24の下縁間はアンダカバー25で、車体フレーム2の長手中央はインナカバー22から後方へ延びたセンタカバー26でそれぞれ覆われている。車体フレーム2の後部両側面はセンタカバー26から後方へ延びたサイドカバー27で覆われている。サイドカバー27の外縁から下方へ左右のロアサイドカバー28が延び、車体フレーム2の後端下部はロアサイドカバー28の後方に設けられたリヤセンタカバー29で覆われている。車体フレーム2の後端上部はリヤセンタカバー29の上方に設けられたリヤアッパカバー30で覆われている。
【0015】
フロントカバー21にはヘッドランプ41とウインカライト42とが装着されている。さらに、フロントカバー21にはナビゲーションシステム用のGPS衛星電波を受信して測位データを出力するGPSセンサ110およびナビゲーションシステムを制御するシステムコントローラとしてのMPU111が配置される。なお、GPSセンサ110は車体前部に限らず人影にならないような位置、例えばリヤアッパカバー30等、車体後部に装着(符号110a)してあってもよい。スクリーンガーニッシュ35には導風口35a,35aが設けられていて、フロントカバー21の前面に沿った走行風は上方へ流れて導風口35a,35aに導かれる。
【0016】
センタカバー26の一部には給油用リッド43および点火プラグ点検用リッド44が設けられる。車体の下部にはメインスタンド45が設けられ、ロアサイドカバー28の内部にはエアクリーナ46が設けられている。また、車体の後部にはリヤグリップ47、テールランプ48、およびリアフェンダ49がそれぞれ設けられている。
【0017】
図4はナビゲーションシステムのシステム構成図である。ナビゲーション動作を集中管理するシステムコントローラとしてのMPU111にはGPSセンサ110とボックス100に収容されるPDA200とが接続される。なお、PDAは、個人のスケジュール等を管理する機能、ペン入力可能な表示パネル機能、辞書やマニュアル等の大量の情報を内蔵し検索する機能等を有する個人向け形態情報機器として知られており、本実施形態では、これらの機能を地図情報の記憶や検索によるナビゲーション機能として使用することを可能としている。ボックス100には、PDA200の表示画面の切換えやスクロールを行わせたり、地図の縮小・拡大をさせたりするためのスイッチ102も設けられ、このスイッチ102もMPU111に接続される。MPU111の電源は車載のバッテリ112からとられる。PDA200は内部に電池を有しているが、MPU111に接続されて使用されるときはMPU111を介してバッテリ112から電力の供給を受けることができる。
【0018】
PDA200は旅行データを記憶させ得るメモリと表示画面とを有しており、GPSセンサ110からの測位データとMPU111からの制御信号に従ってナビゲーション情報を提供し、ナビゲーション動作を行う。旅行データには電子地図情報および目的地までのルート情報が含まれる。旅行データは、例えば、パソコンを使用してインタネット等のネットワークから得られる情報と電子地図情報とに基づいて作成する。走行ルートは目的地を入力情報として与えることによって作成され、さらにルート上の主要交差点等のウェイポイントはルートが決定されると予め設定したアルゴリズムに従って選択される。旅行データはパソコンから入力してもよいし、ROM等に予め記憶された情報を転送するようにしてもよい。
【0019】
MPU111はGPSセンサ110に制御信号c1を供給し、GPSセンサ110は制御信号c1に従ってGPS衛星電波を受信する。GPSセンサ110はGPS衛星電波に基づく測位データd1をMPU111に入力する。MPU111は前記測位データd1とスイッチ102からの指示信号d2とを解析し、制御信号c2および測位データd1をPDA200へ供給する。PDA200は制御信号c2によって起動され、測位データd1を使用し、予定のプログラムを実行してナビゲーション情報を表示パネルに表示する。PDA200は動作状態を示す状態信号d3をMPU111に入力する。
【0020】
次に、前記PDA200が収容されるボックス100の取付態様を説明する。図1はボックス100を取付けるスクータの前部側方斜視図、図5は同正面斜視図、図6はPDA200を非使用時の位置に移動(回動)させた態様を示す正面斜視図であり、いずれも図2と同符号は同一部分を示す。なお、各図ではウインドスクリーン34は取外した状態を示している。ハンドルカバー33には計器盤(メータ)50が組込まれている。計器盤50の盤面中央にはスピードメータ51が設けられ、その左側には燃料計52、右側は水温計53がそれぞれ設けられている。
【0021】
計器盤50の右側に隣接した正面上段にはハザードスイッチ54、下段には始動スイッチ55、上面にはキルスイッチ56がそれぞれ設けられている。また、計器盤50の左側に隣接した正面上段にはウインカスイッチ57、下段にはホーンスイッチ58、上面にはハイビーム/ロービームスイッチ59がそれぞれ設けられている。
【0022】
計器盤50の下縁に沿って前記ボックス100が装着されている。このボックス100はナビゲーションシステムに用いられる地図情報を格納することができるメモリと表示パネルとを有するPDAが収容できるように寸法や形状が設定されている。ボックス100にはその中に収容される前記PDA200の表示パネルを見通せるように透明ガラスまたは透明アクリルシート等が設けられた窓101とスイッチ102とが設けられている。スイッチ102は図5に矢印で示すように、左右上下に操作できるものが使用され、左右クリックはPDA200の表示パネルの切換え、上下クリックは地図の拡大・縮小等にそれぞれ用いられる。ボックス100の、窓101やスイッチ102が設けられた面103が蓋になっていて、この蓋103を開いてPDAの脱着を行う。蓋103にはノブ104が設けられていて、このノブ104を回動させることにより蓋103の施錠および解錠を行うことができる。ノブ104はセキュリティのためエンジンキーによって施解錠操作できるようにするのが好ましい。
【0023】
ボックス100は左右に張出した回動軸105,105を有していて、この回動軸105,105はそれぞれハンドルカバー33内に組込まれた軸受(図示しない)によって支持されている。ナビゲーションシステムを使用するときには、図1,図2、図5に示すように計器盤50の盤面と同一面にPDAの表示面がほぼ一致する位置(第1位置)まで、図示しないばね手段によってボックス100は持ち上げられている(ポップアップされている)。一方、ナビゲーションシステムを使用しないときは、ボックス100を押し下げ、PDAの表示面つまり窓101がほぼ鉛直になる位置(第2位置)に退避させることができる。この退避位置においてボックス100がハンドルカバー33に固定されるよう、ボックス100の裏面およびハンドルカバー33にマグネットキャッチ等の係止手段を設けるのがよい。
【0024】
前記回動軸105,105には前記退避位置(図6の位置)から使用位置(図1の位置)へボックス100を回動させるときに前記ばね手段に抗して作用する回転ダンパを設けるのがよい。ボックス100のスムーズな回動、および車両の振動からPDAを保護したり、表示画面の防振をしたりするのに好都合だからである。回転ダンパはパッケージにオイルを封入したオイルダンパを使用できる。このダンパ作用は、ボックスが第1の位置へ回動する際にのみ機能し、第1の位置から第2の位置への回動ではダンパ作用は機能しない。したがって、GPS表示画面つまりPDAの表示パネルを見たいときは、退避位置(第2の位置)から緩やかに画面が回動し、退避させたいときは速やかに退避させることができる。
【0025】
図7は蓋103を開けた状態を示すボックス100の斜視図である。ボックス100内にはPDA200の入出力端子に結合する多極のコネクタ106を有する中継部107が設けられている。この中継部107は,コネクタ106からの信号を前記MPU111に中継するとともに、スイッチ102の信号をケーブル108を介してMPU111に中継する。PDA200はコネクタ106を通じてボックス100に脱着自在である。
【0026】
したがって、スクータ乗車時にはPDA200をコネクタ106に接続してナビゲーションシステムとして組込むことができるし、運転者がスクータから離れるときにはコネクタ106からPDA200を切離してボックス100から抜き取り、ナビゲーションシステムとは独立して携帯することができる。こうしてPDA200をボックス100に収容したのでスクータからPDA200を容易に取外すことができるので、盗難防止の観点から好都合であることはもちろん、PDA200をナビゲーション用として使用しないで住所録や辞書として使用する等、多機能情報機器として使用する場合にも好都合である。また、PDAとの接続部もボックス100内に収容されているので、雨、風、埃などの影響も小さく抑えられる。
【0027】
ナビゲーションシステムにおける状態遷移を図8の状態遷移図、ならびに表示画面の一例(図9〜図14)を参照して説明する。図8において、ステータスS0では、データの受信待ちをしている。PDA200のメモリ内にデータが有る場合、またはデータの受信を正常に終了した場合には、ステータスS1に移行する。ステータスS1では、さらにデータの受信待ちをするとともに起動指令を待つ。ステータスS0,S1では表示パネルに図9のタイトル画面P1が表示される。
【0028】
ステータスS1でスイッチ102が左クリックされるとステータスS2に移行する。ステータスS2では矢印ナビ表示画面が表示される(図10参照)。矢印ナビ表示画面では、ウェイポイントの方向を示す矢印N1およびドットマークN2、ウェイポイントの名称N3、ウェイポイントまでの大圏距離を示す数字N4およびウェイポイントまでの距離N4の減少をバーグラフ表示するグラフィックN5が表示される。
【0029】
ステータスS2でスイッチ102が左クリックされるとステータスS3に移行する。ステータスS3ではコマ地図ナビ画面が表示される(図11参照)。コマ地図ナビ画面では、ウェイポイントの形状と進行方向の矢印N6が大きく表示され、ウェイポイントの方向は小さい矢印N7で表示される。ステータスS3でスイッチ102が左クリックされるとステータスS4に移行し、右クリックされるとステータスS2に戻る。スーテタスS4では、地図ナビ画面が表示される。このステータスS4では地図は固定である。
【0030】
ステータスS4でスイッチ102が左クリックされるとステータスS5に移行し、右クリックされるとステータスS3に戻る。スーテタスS5では、ステータス4の表示に加え、走行軌跡が付いた地図ナビ画面が表示される(図12参照)。図中矢印N8は自車位置および走行方向であり、軌跡はドットN9で表示されている。
【0031】
ステータスS5でスイッチ102が左クリックされるとステータスS6に移行し、右クリックされるとステータスS4に戻る。スーテタスS6では、地図を除き、走行軌跡のみが付いた地図ナビ画面が表示される。
【0032】
ステータスS6でスイッチ102が左クリックされるとステータスS7に移行し、右クリックされるとステータスS5に戻る。スーテタスS7では、自車位置が固定された状態で地図ナビ画面が表示される。したがって、自車の走行に従って地図がスクロールされる画面が表示される。
【0033】
ステータスS7でスイッチ102が左クリックされるとステータスS8に移行し、右クリックされるとステータスS6に戻る。スーテタスS8では、自車位置が固定された状態で、かつ走行軌跡が付いた地図ナビ画面が表示される。
【0034】
ステータスS8でスイッチ102が左クリックされるとステータスS9に移行し、右クリックされるとステータスS7に戻る。スーテタスS9では、自車位置が固定された状態で、地図を除き、走行軌跡のみが付いた地図ナビ画面が表示される。
【0035】
ステータスS9でスイッチ102が左クリックされるとステータスS10に移行し、右クリックされるとステータスS8に戻る。スーテタスS10では、衛星の配置が表示される(図13参照)。図13において、使用中の衛星N10と、スタンバイしている衛星N11と、サーチ中の衛星N12とが、方位とともに表示されている。
【0036】
ステータスS10でスイッチ102が左クリックされるとステータスS11に移行し、右クリックされるとステータスS9に戻る。スーテタスS11では、自車の位置を示す緯度経度が表示される(図14参照)。この表示画面には自車の走行速度、緯度、経度、進行方向の方位が示される。
【0037】
ステータスS11でスイッチ102が左クリックされるとステータスS2に戻るし、ステータスS2ですればスイッチ102が右クリックされるとステータスS3〜S10をスキップしてステータスS11に移行する。
【0038】
上記状態遷移図はスイッチ102の操作に従って移行していく例を示したものであるが、スイッチ102の操作によらず、ウェイポイントまでの自車の位置に基づいて矢印ナビ表示とコマ地図ナビ表示とを切換えていくことができる。例えば、ウェイポイントの400m手前に至るまでは矢印ナビ表示を行い、ウェイポイントの400m手前に至ったときには矢印ナビ表示からコマ地図ナビ表示へ切換えられる。また、ウェイポイントを通過して50m離れたとき、または交差点を直進しないときであって、車体が交差点脱出方向を向いたときに、対象となるウェイポイントを切換えるとともにコマ地図ナビ表示から矢印ナビ表示への切換えが行われる。また、ウェイポイントは、設定された走行ルートから外れた場合は自動的に更新されていく。
【0039】
続いて変形例を説明する。上述の実施形態ではPDA200を収容するボックス100を計器盤50の下縁に沿って取付けたが、この位置に限らず、例えば計器盤50の上方に取付けることができる。図15は計器盤50の上方に設けたボックス100を示すスクータの前部側面図であり、図16は図15の要部拡大断面図である。また、図17はボックス100を収納したときの断面図である。
【0040】
上板60は計器盤50の上部を覆うカバー61の一部をなし、カバー61にヒンジ62によって回動自在に支持されている。上板60の端部つまりヒンジ62で支持されている側とは反対の端部には、PDA200を収容するボックス100の上縁がヒンジ63によって連結されている。さらに、ボックス100の下縁両端には、車体の左右に振分けて設けられた一対2本のレール(片側のみ図示)64に嵌合して摺動する摺動子65が設けられている。
【0041】
この構成により、図17のようにボックス100が折畳まれている状態から上板60を持上げると、ボックス100は上板60の端部にヒンジ63で結合されているので上板60に伴って持上げられる。一方、ボックス100の下縁は摺動子65を介してレール64上を摺動し、レール64の端部(車体後方寄り)に案内される。こうして、図15,図16に示すようにボックス100は運転者の方にPDA200の表示パネル面を向けて立ち上げられ、計器盤50の表示面とPDAの表示パネル面が略平行とされ、各々の表示が見やすい状態となる。また、図15,図16の状態からボックス100の下縁近くを指で押しながら上板60を押し下げると、図17に示すように、ボックス100はPDA200の表示パネル面を下に向けた状態でカバー61内に収納される。
【0042】
上記実施形態では、ボックス100はヒンジで支持された蓋103を開いてPDA200を脱着するようにしたが、ボックス100の構造はこれに限らない。図18はボックス100の変形例を示す斜視図である。ボックス100Aの端面にはPDA200を脱着するための開口66が設けられ、この開口66には蓋67が適合するよう構成している。ボックス100Aには、内部に収容されるPDAの表示パネルを見通せる窓101やスイッチ102、ならびにPDA200の端子を接続するコネクタ等(図示しない)を設けるのは図7の実施形態と同様である。
【0043】
PDA200をナビゲーションシステムに組込んで使用する場合には、蓋67を開けて開口66からPDA200をボックス100A内に挿入し、蓋67を開口66に嵌めて密封する。また、PDA200をナビゲーションシステムに組込んで使用しないときは蓋67を外して開口66を開き、PDA200をボックス100Aから抜き取る。
【0044】
なお、図7,図18等に関して説明したボックス100,100Aの蓋103,蓋67とボックス100,100Aとの嵌合面には防水や防塵のためのパッキンやシールを介在させるのがよい。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1ないし請求項3の発明によれば、ナビゲーションシステム使用時には、表示ユニットの表示面を車両の計器盤(メータ)の盤面に沿わせることによって、表示されたナビゲーション情報を見やすくできる。また、ナビゲーションシステムを使用しないときには、計器盤の盤面に対して予定角度をもって退避させられるので計器盤の盤面周囲が簡素化される。
【0046】
特に、請求項2においては、ダンパ作用により表示面を緩やかに回動でき、請求項5では、退避を素早く行なうことができる。請求項4では、表示ユニットが脱着自在となるので、持ち運びができるナビゲーション装置として利用でき、利用しないときは箱体を小物入れとして活用できる。
【0047】
また、請求項6のように二輪車にナビゲーションを表示するものにおいては、ハンドル回りの限られたスペースの中を有効に利用でき、車両のメータとナビゲーションの表示の確認が容易となる。請求項7においてはナビゲーションを使用しないときは箱体が回動し、車体に沿うことになるので簡単な動きでナビゲーション表示面を格納し、邪魔にならないようにできる。請求項8では、地図情報記憶表示手段であるPDAを箱体に収納できるので、これを水や埃等から有効に保護をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るスクータの計器盤回りを示す斜視図である。
【図2】 本発明を適用することができるスクータの側面図である。
【図3】 本発明を適用することができるスクータの前部斜視図である。
【図4】 ナビゲーションシステムのシステム構成図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係るスクータの計器盤回りを示す正面斜視図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係るスクータの計器盤回りを示す要部斜視図である。
【図7】 蓋を開けた状態を示すPDA収容ボックス斜視図である。
【図8】 ナビゲーションシステムにおける状態遷移図である。
【図9】 PDA表示パネルの表示例(1)を示す図である。
【図10】 PDA表示パネルの表示例(2)を示す図である。
【図11】 PDA表示パネルの表示例(3)を示す図である。
【図12】 PDA表示パネルの表示例(4)を示す図である。
【図13】 PDA表示パネルの表示例(5)を示す図である。
【図14】 PDA表示パネルの表示例(6)を示す図である。
【図15】 計器盤の上方に設けたボックスを示すスクータの前部側面図である。
【図16】 図15の要部拡大断面図である。
【図17】 ボックスを収納したときのスクータの要部断面図である。
【図18】 PDAを収容するボックスの変形例に係る分解斜視図である。
【符号の説明】
1…スクータ、 2…車体フレーム、 7…ハンドル、 33…ハンドルカバー、 50…計器盤、 100…PDA収容ボックス、 101…窓、 102…スイッチ、 103…蓋、 104…ノブ、 105…回動軸、 110…GPSセンサ、 111…MPU

Claims (7)

  1. GPS衛星電波を受信して測位データを出力するGPSセンサと、
    車体の前面に設けられた車両の計器盤と、
    前記測位データに基づいてナビゲーション情報を表示パネルに表示させる表示ユニットとを具備し、
    前記表示ユニット、その表示面が前記計器盤の盤面に略平行となるよう設定された第1の位置および表示面を前記計器盤に対して予定の角度で退避させた第2の位置間で回動自在に車体に支持されており、
    かつ、前記測位データに基づくナビゲーション情報を表示パネルによって提供することができるPDAを収容し得る箱体と、
    前記箱体に収容されたPDAに前記測位データを中継してナビゲーション動作を行わせるシステムコントローラとからなるとともに、
    前記箱体が、前記第1の位置および第2の位置間で姿勢変化自在に車体に支持されていることを特徴とするナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
  2. 前記表示ユニットを回動自在に車体に支持させるための回動軸と、
    前記表示ユニットを前記第2の位置から第1の位置へ回動させるばね手段と、
    前記ばね手段に抗する力を作用させる回転ダンパ手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載のナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
  3. GPS衛星電波を受信して測位データを出力するGPSセンサと、
    車体の前面に設けられた計器盤と、
    前記測位データに基づいてナビゲーション情報を表示パネルに表示させる表示ユニットとを具備し、
    前記計器盤の上に前記表示ユニットを設置するとともに、
    前記表示ユニットが、その表示面が、車両進行方向後方に向けて立ち上がっている第1の位置および下方に向けられている第2の位置間で姿勢変化自在に車体に支持されており、
    かつ、前記測位データに基づくナビゲーション情報を表示パネルによって提供することができるPDAを収容し得る箱体と、
    前記箱体に収容されたPDAに前記測位データを中継してナビゲーション動作を行わせるシステムコントローラとからなるとともに、
    前記箱体が、前記第1の位置および第2の位置間で姿勢変化自在に車体に支持されていることを特徴とするナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
  4. 前記回転ダンパ手段は、第2の位置から第1の位置への回動方向にのみ作用するようにしたことを特徴とする請求項記載のナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
  5. 前記表示ユニットは自動二輪車のハンドルの略中央部に設けられるとともに、前記第1の位置では前記計器盤の近傍に表示面を表示することを特徴とする請求項1または請求項3記載のナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
  6. 前記表示ユニットが車体の面に沿うよう前記第2の位置が設定されていることを特徴とする請求項1または請求項3記載のナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
  7. 前記箱体が、
    前記PDAを出入れするために開閉自在な蓋体と、
    前記PDAの入出力端子に接続されるコネクタと、
    収容されたPDAの表示パネルを透視するための窓とを有していることを特徴とする請求項記載のナビゲーションシステム搭載型自動二輪車。
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