JP4251498B2 - 蓋体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収容構造体の開口を開閉するための蓋体装置に関する。
収容構造体の開口を開閉するための蓋体装置としては種々のものが知られているが、収容構造体の種類によっては蓋体の開閉操作が利用者に負担を与える場合がある。例えば、車両用のグラブボックスは収容構造体の一種であり、狭い空間である車室内に配設される。従って、利用者は狭い空間で蓋体の開閉操作を行う必要があり、開閉操作を行い難い場合がある。このため、蓋体の開閉動作を自動的に駆動して蓋体を容易に開閉する蓋体装置が開発されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示される蓋体装置では、先ず手動にて蓋体に開操作力または閉操作力を加えることでモータを始動し、しかる後にモータにより蓋体の開閉を駆動する。このような蓋体装置では、利用者の簡単な操作によって蓋体の開閉操作ができ、利用者に負担を与えることなく開閉操作をおこなうことができる。しかし、一方、モータは高価であるために、蓋体装置の製造コストが高くなる問題がある。
モータにかえてバネ等の付勢部材を用いて蓋体の開閉を駆動すれば、蓋体装置の製造コストを低減できると考えられる。この場合、例えば蓋体の開閉に伴って付勢部材を伸縮させて付勢力を蓄積すれば、蓄積した付勢力で蓋体の開閉動作の少なくとも一部を駆動できる。
一般には、蓋体装置にはロック手段が設けられており、蓋体はロック手段によって閉位置にロックされる。蓋体を開動作させるときにはロック手段を解除操作して蓋体のロックを解除する。蓋体の開動作を容易に操作するためには、ロック手段を操作する一操作のみで蓋体を開動作させる必要がある。よって、蓋体装置には、蓋体のロックを解除すると同時に付勢部材で蓋体の開動作を駆動する機能が要求されている。ところで、収容構造体の形状や設置場所などによっては、蓋体の重心が蓋体の閉方向側に位置する場合がある。例えば、収容構造体の一種であるグラブボックスは車両に搭載される収容構造体であるが、車両が坂道に停車している場合などには蓋体の重心が蓋体の閉方向側に位置する場合がある。蓋体の重心が蓋体の閉方向側に位置すると、蓋体には自重で閉動作する力が作用するため、蓋体の開動作を駆動するのには大きな付勢力を要する。よって、この場合には、ロック手段を操作する一操作のみでは蓋体が開動作しない場合があった。ロック手段の構成によっては、蓋体が開動作しないことで、蓋体が再度閉位置にロックされてしまう場合もあった。
特開平2−267038号公報
本発明は蓋体の開動作を付勢力で駆動する蓋体装置であって、蓋体が確実に開動作する蓋体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の蓋体装置は、収容構造体の開口を開く開位置と該開口を閉じる閉位置との間を移動する蓋体と、該蓋体を該閉位置にロックするロック手段と、該収容構造体に形成されているガイド部と、一端である固定端が該蓋体に固定されて該蓋体に保持されるとともに他端である係合端が該ガイド部に係合して案内され該蓋体の開閉移動の一部に伴って伸縮し付勢力を蓄積する付勢部材と、を備え、該付勢力により少なくとも該蓋体の開動作を駆動する蓋体装置であって、該ガイド部は、該蓋体が該閉位置に配置される際に該係合端が配置される閉端部と、該蓋体が該開位置に配置される際に該係合端が配置される開端部と、該閉端部と該開端部とを連絡し該蓋体が該閉位置から該開位置にまで移動する際に該係合端を案内する第1ガイド部と、該閉端部と該開端部とを連絡し該蓋体が該開位置から該閉位置にまで移動する際に該係合端を案内する第2ガイド部と、を持ち、
該第1ガイド部と該第2ガイド部とはそれぞれ異なる部分であり、
該第1ガイド部は、該閉端部に連絡する初期ガイド部と、該開端部に連絡する後期ガイド部と、該初期ガイド部と該後期ガイド部を連絡する連絡部とを持ち、
該固定端が移動する軌跡から該開端部までの最短距離は、該軌跡から該閉端部までの最短距離よりも短く、
該第2ガイド部は、該開端部に連絡する蓄積部と、該閉端部に連絡する閉ガイド部と、該蓄積部と該閉ガイド部を連絡する変曲部と、を持ち、
該軌跡から該閉端部までの最短距離は、該軌跡から該変曲部までの最短距離よりも短く、
該付勢部材は、伸長して付勢力を蓄積し、該係合端が該初期ガイド部に案内されるときに、該係合端が該後期ガイド部に案内されるときよりも大きな付勢力を放出することを特徴とする。
本発明の蓋体装置は以下の構成(1)、(2)の何れかを備えることが好ましい。
(1)前記蓋体が前記閉位置に配置されるときに前記固定端が配置される閉固定位置と前記蓋体が前記開位置に配置されるときに前記固定端が配される開固定位置とを結ぶ固定線分と、前記連絡部と前記閉端部とを結ぶ初期線分と、は互いに交叉する方向に延び、前記固定線分と前記初期線分とがなす角は、前記連絡部と前記開端部とを結ぶ後期線分と前記固定線分とがなす角よりも大きい。
(2)(1)の場合、前記初期線分は前記後期線分よりも短い。
本発明の蓋体装置では、蓋体を開閉移動させることで付勢部材に付勢力を蓄積する。そして蓄積された付勢力によって、蓋体の少なくとも開動作を駆動する。このように、予め蓄積された付勢力により蓋体の動作を駆動することで、モータ等を別途設けることなく蓋体を開動作させることができ、蓋体装置を安価に製造することができる。
ここで、付勢部材は蓋体に保持され、その一端である係合端がガイド部と係合している。このため、付勢部材は蓋体の開閉移動に伴って移動するとともに一端である係合端がガイド部に案内されガイド部上を移動する。従って、付勢部材は、蓋体の開閉移動の一部に伴って伸縮し付勢力を蓄積し、蓄積した付勢力で蓋体の開動作を駆動する。
本発明の蓋体装置において、ガイド部のうち蓋体が閉位置から開位置にまで移動する際に係合端を案内する第1ガイド部は、閉端部に連絡する初期ガイド部と、開端部に連絡する後期ガイド部と、初期ガイド部と後期ガイド部を連絡する連絡部とを持つ。すなわち、蓋体の開動作初期において、係合端は初期ガイド部に案内され、蓋体の開動作後期において係合端は後期ガイド部に案内される。付勢部材は、係合端が初期ガイド部に案内されるとき(以下、初期案内時と呼ぶ)に、係合端が該後期ガイド部に案内されるとき(以下、後期案内時と呼ぶ)よりも大きな付勢力を放出する。このため、蓋体の開動作初期において、蓋体の開動作は大きく付勢される。よって、蓋体の重心が蓋体の閉方向側に位置する場合にも、蓋体には充分な付勢力が作用し、蓋体は確実に開動作する。
本発明の蓋体装置が構成(1)を備える場合、簡単な構造で、初期案内時に付勢部材が放出する付勢力を後期案内時に付勢部材が放出する付勢力よりも大きくすることができる。
本発明の蓋体装置が構成(2)を備える場合、固定線分と初期線分とがなす角を大きく設定することができる。
本発明の蓋体装置は、例えば、車両に配設されるグラブボックス等に代表される狭い空間で用いられる収容構造体の開口を開閉するための装置として好ましく用いられるが、これに限らず、種々の家具や家電製品を収容構造体とし、これらの開口を開閉するための装置として用いることもできる。例えば、戸棚を収容構造体とする場合には、戸棚の扉や引き出しが蓋体となる。さらに、例えば引き出しテーブルなどを収容構造体とする場合には、引き出しテーブル自体が蓋体となる。
以下、本発明の蓋体装置の例を図示し、図に基づいて本発明の蓋体装置を説明する。
実施例の蓋体装置は、車両の車室内に配設されるグラブボックスの一部を構成するものであり、側壁に開口を持つ箱状のグラブボックス本体からなる収容構造体の開口を開閉する。実施例の蓋体装置は、上記構成(1)および(2)を備える。実施例の蓋体装置を模式的に表す説明図を図1〜5に示す。詳しくは、実施例の蓋体装置において、係合端が開端部に配置され蓋体が閉位置に配置されている様子を模式的に表す説明図を図1に示す。実施例の蓋体装置において、係合端が開端部に配置され蓋体が開位置に配置されている様子を模式的に表す説明図を図3に示す。実施例の蓋体装置において、開動作時に係合端が連絡部に配置され蓋体が閉位置と開位置との間の位置に配置されている様子を模式的に表す説明図を図2に示す。実施例の蓋体装置において、閉動作時に係合端が第2ガイド部に配置され蓋体が閉位置と開位置との間の位置に配置されている様子を模式的に表す説明図を図4に示す。実施例の蓋体装置におけるガイド部と固定線分と初期線分と後期線分とを模式的に表す説明図を図5に示す。以下、実施例において上、下、前、後、とは図1に示す上、下、前、後を指す。
実施例の蓋体装置は、蓋体1と、付勢部材2と、ガイド部3とを備えている。
蓋体1は下端に枢支部10を持つ。枢支部10は収容構造体9の下端に枢支されている。蓋体1は枢支部10を中心に回動して図1に示す閉位置と図3に示す開位置との間を移動する。蓋体1は、図1に示す閉位置に配置されるときに開口90を閉じ、図3に示す開位置に配置されるときに開口90を開く。収容構造体9には、図示しないロック手段が取り付けられている。蓋体1にはロック手段と係合する凹状の鉤部11が形成されている。蓋体1はロック手段と鉤部11とが係合して閉位置にロックされる。ロック手段は蓋体1装置の外側に表出する操作部(図示せず)を持ち、操作部を押圧するとロックが解除される。蓋体1には、枢支部10に連結され蓋体1の表面に交叉する方向に延びる脚部12が設けられている。脚部12のうち枢支部10と逆側の端部には、車輪状の回転体13が取り付けられている。回転体13は収容構造体9に形成されているレール体91と係合し、レール体91上で回転する。レール体91は枢支部10を中心とする円弧状をなす。よって、蓋体1の回動方向はレール体91と回転体13とによって案内される。
付勢部材2は、コイルバネからなるバネ部20と、バネ部20の一端に取付されている連結部21と、連結部21に保持されているピン部22と、を持つ。付勢部材2は、蓋体1の脚部12に取り付けられている。付勢部材2は、中空の規制部材23の内部に保持されている。規制部材23は長尺の箱状に形成され、長尺面の一つが開口している。規制部材23の内部もまた長尺状に形成されている。連結部21は規制部材23よりも短尺の枠状に形成され、長尺面の一つと、それに連続する短尺面の一つとが開口している。連結部21は規制部材23の内部を長手方向に移動できるよう、規制部材23に保持されている。バネ部20は一端が連結部21に固定され、他端である固定端24が規制部材23に固定されている。バネ部20は、伸縮する方向が規制部材23の長尺方向と一致するように、連結部21とともに規制部材23の内部に保持されている。連結部21には孔部(図略)が形成されている。そして、この孔部には、ピン部22が挿通されている。ピン部22は一端がガイド部3に挿入されてガイド部3と係合し、ガイド部3上を移動できるようになっている。ピン部22は図示しない第2のバネ部に付勢されてガイド部3に圧接している。規制部材23は、蓋体1の脚部12に一体に固定されている。固定端24は規制部材23を介して蓋体1に固定されている。
付勢部材2は、ピン部22がガイド部3に係合してガイド部3に案内される。したがって、実施例の蓋体装置では、ピン部22が付勢部材2の係合端となる。付勢部材2はバネ部20が伸長して付勢力を蓄積し、伸長したバネ部20が再度収縮して付勢力を放出する。
固定端24は、蓋体1の回動に伴って移動する。したがって、固定端24が移動する軌跡A(図中一点鎖線で示す。以下、軌跡Aと略する)は枢支部10を中心とした円弧を描く。図1に示すように、蓋体1が閉位置に配置されるときには、固定端24は閉固定位置A1に配置される。図3に示すように、蓋体1が開位置に配置されるときには、固定端24は開固定位置A2に配置される。固定端24は、閉固定位置A1と開固定位置A2との間を移動する。
ガイド部3は溝状に形成されており、収容構造体9の側壁に収容構造体9と一体に形成されている。ガイド部3は、前側下方の位置に開端部30を持ち、後側上方の位置に閉端部31を持つ。閉端部31と開端部30とは第1ガイド部40と第2ガイド部50とで連絡されている。第1ガイド部40は閉端部31と開端部30とを連絡する。第1ガイド部40は初期ガイド部41と後期ガイド部42と連絡部43とを持つ。初期ガイド部41は閉端部31に連絡する。後期ガイド部42は開端部30に連絡する。連絡部43は初期ガイド部41と後期ガイド部42とを連絡する。図5に示すように、連絡部43と閉端部31とを結ぶ初期線分Xは、閉固定位置A1と開固定位置A2とを結ぶ固定線分Zに対して交叉する方向に延びている。連絡部43と開端部30とを結ぶ後期線分Yもまた、固定線分Zに対して交叉する方向に延びている。連絡部43から軌跡Aまでの最短距離は、閉端部31から軌跡Aまでの最短距離よりも短い。開端部30から軌跡Aまでの最短距離は、連絡部43から軌跡Aまでの最短距離よりも短い。すなわち、第1ガイド部40から軌跡Aまでの最短距離は、閉端部31から開端部30に向けて徐々に短くなっている。また、固定線分Zと初期線分Xとがなす角θ1は、後期線分Yと固定線分Zとがなす角θ2よりも大きい。したがって、初期ガイド部41から軌跡Aまでの最短距離は、閉端部31から連絡部43に向けて急激に短くなる。後期ガイド部42から軌跡Aまでの最短距離は、連絡部43から開端部30に向けて緩やかに短くなる。さらに、連絡部43と閉端部31とを結ぶ初期線分Xは、連絡部43と開端部30とを結ぶ後期線分Yよりも短い。
第2ガイド部50は、開端部30と閉端部31とを連絡する。第2ガイド部50は蓄積部51と閉ガイド部52と変曲部53とを持つ。蓄積部51は開端部30に連絡する。閉ガイド部52は閉端部31に連絡する。変曲部53は蓄積部51と閉ガイド部52とを連絡する。変曲部53から軌跡Aまでの最短距離は、開端部30から軌跡Aまでの最短距離よりも長い。開端部30から軌跡Aまでの最短距離は、変曲部53から軌跡Aまでの最短距離よりも短い。蓄積部51から軌跡Aまでの最短距離は、開端部30から変曲部53に向けて徐々に長くなっている。閉ガイド部52から軌跡Aまでの最短距離は、変曲部53から閉端部31に向けて徐々に短くなっている。変曲部53は、第2ガイド部50のなかで軌跡Aまでの最短距離が最長となる部分である。
本実施例の蓋体装置は、以下のように動作する。
蓋体1が閉位置に配置された状態でロック手段の操作部を押圧操作すると、蓋体1のロックが解除される。図1に示すように、蓋体1が閉位置に配置された状態では、付勢部材2のピン部22(係合端)はガイド部3の閉端部31に配置されている。このとき、付勢部材2のバネ部20は伸長しており、付勢部材2には付勢力が蓄積されている。
第1ガイド部40から軌跡Aまでの最短距離は、閉端部31から開端部30に向けて徐々に短くなっている。一方、付勢部材2は伸長して付勢力を蓄積しているため、収縮して付勢力を放出しようとする。このため、付勢部材2のピン部22は、第1ガイド部40上を付勢部材2が収縮する方向、すなわち、軌跡Aまでの最短距離が短くなる方向にスライドする。よって、ピン部22は閉端部31から開端部30に向けて移動し、付勢部材2に固定されている蓋体1もまた付勢部材2に引っ張られて開端部30方向に移動する。したがって、蓋体1は閉位置から開位置に移動し、開動作する。
ここで、初期ガイド部41から軌跡Aまでの最短距離は閉端部31から連絡部43に向けて急激に短くなっている。このため、ピン部22が初期ガイド部41に案内されるとき(初期案内時)に、付勢部材2は大きな付勢力を放出する。よって、蓋体1の重心が蓋体1の閉方向側(図1中後側)に位置する場合にも、蓋体1には充分な付勢力が作用し、蓋体1は確実に開動作する。
なお、後期ガイド部42から軌跡Aまでの最短距離は、連絡部43から開端部30に向けて緩やかに短くなっている。このため、ピン部22が後期ガイド部42に案内されるとき(後期案内時)に付勢部材2が放出する付勢力は、初期案内時に付勢部材2が放出する付勢力よりも小さい。しかし、初期案内時に大きな付勢力が放出されれば、少なくともピン部22が連絡部43に配置される位置(図2に示す位置、以下半開位置と呼ぶ)にまで蓋体1が開動作する。よって、蓋体1が開動作しないことで蓋体1が再度閉位置にロックされてしまう不具合が回避できる。さらに、蓋体1が半開位置にまで開動作すれば、蓋体1の重心が開方向側(図1中前側)に移動する。したがって、後期案内時には、初期案内時に比べて小さな付勢力で蓋体1が開動作する。
さらに、蓋体1が閉位置に配置されているときには、付勢部材2が伸長して付勢力が蓄積されている。この状態では、ピン部22は付勢部材2がさらに伸長する方向に移動し難い。実施例の蓋体装置では、閉端部31に連絡する閉ガイド部52から軌跡Aまでの最短距離は、閉端部31から変曲部53に向けて徐々に長くなっている。このため、ピン部22が閉端部31から閉ガイド部52に移動すると、付勢部材2はさらに伸長する。よって、閉端部31に配置されているピン部22は閉ガイド部52側には移動せず、確実に初期ガイド部41側に移動する。よって、蓋体1はさらに確実に開動作する。
また、初期線分Xは後期線分Yよりも短いため、固定線分Zと初期線分Xとがなす角θ1を大きく設定することができる。このため、初期ガイド部41を、閉端部31から連絡部43に向けて軌跡Aまでの最短距離が急激に短くなる形状に形成できる。この構成によって、初期案内時に付勢部材2が大きな付勢力を放出する。
蓋体1が開位置に配置された状態(図3)から蓋体1を閉動作させるときには、先ず、蓋体1を閉位置に向けて手動で回動させる。このとき、蓋体1の閉動作に伴って、ピン部22が蓄積部51に進入する。蓄積部51から軌跡Aまでの最短距離は、開端部30から変曲部53に向けて徐々に長くなっているため、ピン部22が蓄積部51に案内されるときには、付勢部材2は伸長して付勢力が蓄積される。ピン部22が変曲部53に配置される位置(図4)にまで蓋体1が閉動作すると、付勢部材2の伸長量は最大になり、付勢部材2には大きな付勢力が蓄積される。変曲部53に連絡する閉ガイド部52は、軌跡Aまでの最短距離が閉端部31に向けて徐々に短くなっている。したがって、ピン部22が閉ガイド部52に到達すると、ピン部22は閉ガイド部52上を付勢部材2が収縮する方向にスライドする。すなわち、ピン部22は閉端部31に向けてスライドする。よって付勢部材2に固定されている蓋体1もまた付勢部材2に引っ張られて閉端部31方向に移動する。したがって、蓋体1は開位置から閉位置に移動し、閉動作する。
実施例の蓋体装置では、初期線分Xと後期線分Yとがともに固定線分Zに対して交叉する方向に延びている。そして、連絡部43から軌跡Aまでの最短距離を、閉端部31から軌跡Aまでの最短距離よりも短く設け、開端部30から軌跡Aまでの最短距離を、連絡部43から軌跡Aまでの最短距離よりも短く設けることで、第1ガイド部40から軌跡Aまでの最短距離が、閉端部31から開端部30に向けて徐々に短くなるようにしている。しかし、例えば、図6に示すように、初期線分Xのみが固定線分Zに対して交叉する方向に延びるようにし、後期線分Yが固定線分Zに平行な方向に延びるようにした上で、初期ガイド部41から軌跡Aまでの最短距離が閉端部31から連絡部43に向けて徐々に短くなるようにしても良い。この場合には、蓋体の開動作は初期案内時にのみ付勢部材で付勢され、後期案内時には付勢部材で付勢されない。しかし、初期案内時の蓋体の開動作が付勢部材で付勢されれば、蓋体が再度閉位置にロックされてしまう不具合が回避できる。また、蓋体が半開位置にまで開動作したときに、蓋体の重心が開方向側に移動するようにすれば、蓋体は後期案内時に自重で開動作する。
また、例えば、図7に示すように、初期線分Xと後期線分Yとが固定線分Zに対して交叉する方向に延びるようにし、初期ガイド部41から軌跡Aまでの最短距離が閉端部31から連絡部43に向けて徐々に短くなるようにし、後期ガイド部42から軌跡Aまでの最短距離が連絡部43から開端部30に向けて徐々に長くなるようにしても良い。この場合には、後期案内時の蓋体の開動作は付勢部材で付勢されないが、初期案内時の蓋体の開動作が付勢部材で付勢される。このため、蓋体1が再度閉位置にロックされてしまう不具合が回避できる。なお、この場合には、固定線分Zと初期線分Xとがなす角θ1を、後期線分Yと固定線分Zとがなす角θ2よりも大きくすれば、後期ガイド部42から軌跡Aまでの最短距離が、連絡部43から開端部30に向けて緩やかに長くなるようにできる。よって、後期案内時の蓋体の開動作に過大な力を要しない。
本発明の蓋体装置において、固定線分Zと初期線分Xとがなす角θ1は、蓋体1の重量や閉位置における蓋体1の重心等に応じて適宜設定すればよい。固定線分Zと初期線分Xとがなす角θ1が大きいほど、初期案内時の蓋体1の開動作が大きな付勢力で駆動される。
実施例の蓋体装置では、伸長して付勢力を蓄積し収縮して付勢力を放出する付勢部材2を用いているが、収縮して付勢力を蓄積し伸長して付勢力を放出する付勢部材2を用いても良い。この場合には、例えば初期線分Xが固定線分Zと交叉する方向に延びるようにし、かつ、連絡部43から軌跡Aまでの最短距離が閉端部31から軌跡Aまでの最短距離よりも長くなるようにすれば、実施例の蓋体装置と同様に、初期案内時に付勢部材で蓋体1の開動作を付勢できる。
実施例の蓋体装置では、第2ガイド部50に閉ガイド部52を設けて、蓋体1の閉動作の一部を付勢部材2で付勢しているが、本発明の蓋体装置では、第2ガイド部50を蓄積部51のみで構成しても良い。
本発明の蓋体装置では、第2ガイド部50と第1ガイド部40とを共用しても良い。すなわち、蓋体1が閉位置から開位置まで移動するときと、蓋体1が開位置から閉位置にまで移動するときとに、係合端が第1ガイド部40に案内されるようにしても良い。
実施例の蓋体装置において、係合端が開端部に配置され蓋体が閉位置に配置されている様子を模式的に表す説明図である。 実施例の蓋体装置において、開動作時に係合端が連絡部に配置され蓋体が閉位置と開位置との間の位置に配置されている様子を模式的に表す説明図である。 実施例の蓋体装置において、係合端が開端部に配置され蓋体が開位置に配置されている様子を模式的に表す説明図である。 実施例の蓋体装置において、閉動作時に係合端が第2ガイド部に配置され蓋体が閉位置と開位置との間の位置に配置されている様子を模式的に表す説明図である。 実施例の蓋体装置におけるガイド部と固定線分と初期線分と後期線分とを模式的に表す説明図である。 本発明の蓋体装置におけるガイド部と固定線分と初期線分と後期線分との他の例を模式的に表す説明図である。 本発明の蓋体装置におけるガイド部と固定線分と初期線分と後期線分との他の例を模式的に表す説明図である。
符号の説明
1:蓋体、2:付勢部材、3:ガイド部、30:開端部、31:閉端部、40:第1ガイド部、50:第2ガイド部、41:初期ガイド部、42:後期ガイド部、43:連絡部、A:軌跡、A1:閉固定位置、A2:開固定位置、X:初期線分、Y:後期線分、Z:固定線分、θ1:固定線分と初期線分とがなす角、θ2:後期線分と固定線分とがなす角

Claims (3)

  1. 収容構造体の開口を開く開位置と該開口を閉じる閉位置との間を移動する蓋体と、該蓋体を該閉位置にロックするロック手段と、該収容構造体に形成されているガイド部と、一端である固定端が該蓋体に固定されて該蓋体に保持されるとともに他端である係合端が該ガイド部に係合して案内され該蓋体の開閉移動の一部に伴って伸縮し付勢力を蓄積する付勢部材と、を備え、該付勢力により少なくとも該蓋体の開動作を駆動する蓋体装置であって、
    該ガイド部は、該蓋体が該閉位置に配置される際に該係合端が配置される閉端部と、該蓋体が該開位置に配置される際に該係合端が配置される開端部と、該閉端部と該開端部とを連絡し該蓋体が該閉位置から該開位置にまで移動する際に該係合端を案内する第1ガイド部と、該閉端部と該開端部とを連絡し該蓋体が該開位置から該閉位置にまで移動する際に該係合端を案内する第2ガイド部と、を持ち、
    該第1ガイド部と該第2ガイド部とはそれぞれ異なる部分であり、
    該第1ガイド部は、該閉端部に連絡する初期ガイド部と、該開端部に連絡する後期ガイド部と、該初期ガイド部と該後期ガイド部を連絡する連絡部とを持ち、
    該固定端が移動する軌跡から該開端部までの最短距離は、該軌跡から該閉端部までの最短距離よりも短く、
    該第2ガイド部は、該開端部に連絡する蓄積部と、該閉端部に連絡する閉ガイド部と、該蓄積部と該閉ガイド部を連絡する変曲部と、を持ち、
    該軌跡から該閉端部までの最短距離は、該軌跡から該変曲部までの最短距離よりも短く、
    該付勢部材は、伸長して付勢力を蓄積し、該係合端が該初期ガイド部に案内されるときに、該係合端が該後期ガイド部に案内されるときよりも大きな付勢力を放出することを特徴とする蓋体装置。
  2. 前記蓋体が前記閉位置に配置されるときに前記固定端が配置される閉固定位置と前記蓋体が前記開位置に配置されるときに前記固定端が配される開固定位置とを結ぶ固定線分と、前記連絡部と前記閉端部とを結ぶ初期線分と、は互いに交叉する方向に延び、
    前記固定線分と前記初期線分とがなす角は、前記連絡部と前記開端部とを結ぶ後期線分と前記固定線分とがなす角よりも大きい請求項1に記載の蓋体装置。
  3. 前記初期線分は前記後期線分よりも短い請求項2に記載の蓋体装置。
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