JP4244771B2 - フォーカスずれ量の測定方法および露光方法 - Google Patents

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Description

本発明は、微細パターンを精度よく形成する方法に関するものである。
従来のフォーカスずれの測定として、例えば、特許文献1に記載されているものがある。図18は、ラインとスペースのレジスト断面形状を示している。
図18に示すレジストパターンは、フォーカスをベストフォーカス値からプラス方向、または、マイナス方向にシフトさせたときの、形状変化を見るためのものである。形状変化はパターンの傾斜量で表されている。図18(a)に示すラインパターンの傾斜量をEW1、図18(b)に示すスペースパターンの傾斜量をEW2として、図19に示すようなフォーカス依存性を求めている。図19(a)は複数の露光量で露光を行ったときのEW1のフォーカス依存性を示す図である。ラインパターンのパターン傾斜量EW1はフォーカスをマイナス方向にシフトさせたときには、変化度合いが顕著である。一方、図19(b)は複数の露光量で露光を行ったときのEW2のフォーカス依存性を示す図である。スペースパターンのパターン傾斜量EW2は、フォーカスをマイナス方向にシフトさせたときには、ほとんど変化しないが、フォーカスがプラス側では変化の度合いが顕著である。このパターン傾斜量EW1、EW2から図20に示すようなモデルを作成できる。マイナス側で変動するEW1とプラス側で変動するEW2の差EW1−EW2をとることによりフォーカスずれ量を算出できるものである。
特開2003−59813号公報
しかしながらこの方法では、図20にあるようにベストフォーカス値(フォーカス値=0μm)付近において縦軸(EW1−EW2)の値がフラットなところが存在し、ベストフォーカス値付近のフォーカスずれ量を精度良く算出することができない。
このフラットな部分ができる原因が2つあり、第1の原因は、現状のレジストでは、ラインパターンとスペースパターンとで解像度が異なるからであると考えられる。通常、ラインパターンにフォーカスを合わせるが、それではスペースパターンにおいてフォーカスと合わない事態が起こる。つまり、ラインパターンとスペースパターンとの間で、ベストフォーカス値が一致しないという事態が生じる。具体的には、0.18μmのラインパターンのベストフォーカス値が、0.18μmのスペースパターンのベストフォーカス値と一致せず、ラインパターンとスペースパターンとの間においてベストフォーカス値にずれが発生するということである。
また、第2の原因として、複数の品種が生産される工場において、これらの品種ごとにマスクが存在する。これらのマスクを製造するときに生じるマスク製造誤差によりラインパターンとスペースパターンとの間で、ベストフォーカス値が一致しないという事態が生じる。
この事態により、モデル図が正確に描けずフォーカスずれが正確に求まらない場合がある。
そこで本発明は、フォーカスずれ量を正確に測定できる方法、およびそれを用いた露光方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明では、フォーカスがプラス側にシフトしたときにパターン傾斜量が変化するラインパターンと、フォーカスがマイナス側にシフトしたときにパターン傾斜量が変化するスペースパターンとを用いて、露光により形成された第1のレジストパターンがベストフォーカス値よりプラス側もしくはマイナス側にどれだけフォーカスがずれたかを測定する。ここで用いるスペースパターンのベストフォーカス値をラインパターンのベストフォーカス値と実質的に等しくなるように形成する。そして、第1にレジストパターンのフォーカスずれ量から補正値を算出し、この補正値を次の露光時にフィードバックすることにより第2のレジストパターンを形成する。
さらに、マスク製造誤差の値から補正値を算出し、露光時の条件にフィードバックする。
これにより、フォーカスずれ量を抑制し、精度の高いレジストパターンを形成することができるものである。
本発明によれば、フォーカスがプラス側にシフトしたときにパターン傾斜量が変化するラインパターンと、フォーカスがマイナス側にシフトしたときにパターン傾斜量が変化するスペースパターンとを用いることにより、露光により形成された第1のレジストパターンがベストフォーカス値よりプラス側もしくはマイナス側にどれだけフォーカスがずれたかを測定することが出来る。さらに、このフォーカスずれ量からフォーカス補正値を算出し、この補正値を露光装置にフィードバックすることにより、精度が高い第2のレジストパターンを形成することができる。
また、ラインパターンとスペースパターンのベストフォーカス値を実質的に同じにすることで、ベストフォーカス値付近におけるフォーカス値においてもフォーカスずれ量を検出することができる。このフォーカスずれ量を基に補正を行うことにより、精度が高いレジストパターンの形成を行うことができる。
さらに、マスク製造誤差の値から補正値を算出し、露光時の条件にフィードバックを行うことにより、さらに精度が高いレジストパターンの形成を行うことができる。
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の原理について図1から図3を用いて説明する。
図1はフォーカスずれ量を測定するためのパターンの断面図である。図2は規格化したパターン傾斜量の変動を表す図である。図3はフォーカス変動に対するシフトインデックスを表す図である。
図1(a)に示すのは、レジストで形成された孤立ラインパターンの断面図である。この孤立ラインパターンは、露光時のフォーカス値がプラス側にシフトした場合に断面形状の変化が顕著になる特徴を有する。また、図1(b)に示すのは、レジストで形成された孤立スペースパターンの断面図であり、露光時のフォーカス値がマイナス側にシフトした場合に断面形状の変化が顕著になる特徴を有する。
ここで、本実施形態において、フォーカス値がプラス側とは露光時のベストフォーカスに対し下側に、フォーカス値がマイナス側とは露光時のフォーカスがベストフォーカスに対し上側に設定されていることとする。
図2(a)、図2(b)に示すのは、横軸に図1に示したパターンの露光時におけるフォーカス値を示し、縦軸に図1(a)、図1(b)のパターン傾斜量を規格化したものを示している。ここで、パターン傾斜量とは、図1(a)ではラインパターンのトップ寸法1とボトム寸法2との差、図1(b)ではスペースパターンのトップ寸法3とボトム寸法4との差である(式(1))。
ラインパターンのパターン傾斜量ΔL=トップ寸法−ボトム寸法・・式(1)
そして、フォーカスがずれたときのラインパターンのパターン傾斜量ΔLをベストフォーカス値Fo(パターン露光時における最適なフォーカス値)で露光を行ったときのラインパターンのパターン傾斜量ΔLoを基準にしたものを規格化したパターン傾斜量Δ(NormalizedΔ)として縦軸に示している(式(2))。
規格化したパターン傾斜量ΔLn=(ΔL−ΔLo)・・・式(2)
ラインパターンでは、図2(a)に示すように、フォーカス値がプラス側にシフトしているとき、このラインパターンの規格化したパターン傾斜量ΔLnが大きく変動していることがわかる。これに対して、スペースパターンでは、図2(b)に示すように、フォーカス値がマイナス側にシフトしたときにスペースパターンの規格化したパターン傾斜量ΔSnが大きく変動することがわかる。
図3は、横軸にフォーカス値を、縦軸にシフトインデックスを示し、フォーカス変動に対するシフトインデックスを表している。ここで、シフトインデックス(SI)とは、図2に示したフォーカス値がプラス側で変動するラインパターンとマイナス側で変動するスペースパターンのパターン傾斜量を規格化したものを足し合わせたもので、フォーカス値がプラス側またはマイナス側に変動したときにでもモニタリングできる算出式としたものである(式(3))。
SI=ΔLn+ΔSn・・・・・・・・・・式(3)
本発明の原理は、過去に露光処理されたロットの孤立したラインパターンと孤立したスペースパターンを測定し、パターン傾斜量を求めシフトインデックス(SI)を求める。このSI式より、そのロットの露光処理時におけるフォーカス値のプラス側もしくはマイナス側へのずれ量を算出でき、次ロットの処理時に補正をすることができる。
次に、本発明に係る実施形態について図4から図17を用いて詳細に説明する。
図4は本発明を実施するためのフローチャートである。図5は、ラインパターン寸法のフォーカス依存性を示す図である。図6は、ラインパターンのトップ寸法とボトム寸法のフォーカス依存性を示す図である。図7は、ラインパターンのパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図である。図8は、各線幅のスペースパターンのトップ寸法とボトム寸法のフォーカス依存性を示す図である。図9は、スペースパターンのパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図である。図10は、パターン傾斜量を規格化した図である。図11は、規格化したパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図である。図12は、最適な規格化したパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図である。図13は、マスク製造誤差を説明する図である。図14は、品種毎に作成した補正前のシフトインデックスを示した図である。図15は、マスク製造誤差と補正値との関係を示す図である。図16は、本発明のシフトインデックスを示す図である。図17は、本発明の工程断面図である。
まず、図4に示したフローチャートの手順で、フォーカスずれ量を算出するためのSI図を作成する。
(1)ラインパターンのCD−Focus特性図の作成
最初に図4に示す通り、孤立したラインパターンのCD−Focus特性を取得しベストフォーカスを求める。ここで、本実施の形態で用いたラインパターンは、デバイスパターン(デザインルール)の最小寸法と同じ幅の0.18μmの孤立ラインパターンである。このラインパターンにより求めたパターン幅のフォーカス特性を図5に示す。図5において、縦軸は0.18μmの孤立ラインパターンのレジストパターン幅、横軸は、露光時のフォーカス値を示す。ベストフォーカスは、図5に示した0.18μmの孤立ラインパターンのCD−Focus特性図中の曲線51が最大値をとるときのフォーカス値Foをベストフォーカスとした。
(2)ラインパターンのトップ寸法とラインパターンのボトム寸法のCD−Focus特性図の作成
次に、図6のようなラインパターンのトップ寸法とボトム寸法のCD−Focus特性図を作成する。図6は、横軸にフォーカス値を、縦軸にトップ及びボトムの寸法を示したものである。この図6のCD−Focus特性図のグラフ61はラインパターンのトップ寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示し、グラフ62はラインパターンのボトム寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示すものである。
ラインパターンのトップ寸法とボトム寸法の差は、このラインパターンのベストフォーカス値Foよりプラス側で差が大きくなり、マイナス側では、差がほとんど変化していないことがわかる。
(3)ラインパターンのパターン傾斜量−Focus特性図の作成
次に、図7において、横軸にはフォーカス値を、縦軸にはラインパターン傾斜量ΔL(=ラインパターントップ寸法−ラインパターンボトム寸法)を示す。この図7は図6を基に作成できる。例えば、図6においてフォーカス値Fでのラインパターンのトップ寸法Aとラインパターンのボトム寸法Bとの差を求め、これをフォーカス値Fにおけるラインパターンのパターン傾斜量ΔLとする。そして、これを図5で求めたベストフォーカス値Foを図7における横軸の原点とする。そして、フォーカスが変動したときのラインパターンのパターン傾斜量ΔLを求め、プロットしたものが図7に示すグラフ71である。このとき、この図7において、フォーカス値がマイナスでは、ラインパターンのパターン傾斜量ΔLはほぼ一定である。これは、図6において、ベストフォーカスFoよりマイナス側では、グラフ61とグラフ62とが同じように変動する傾向があり、ΔLがほぼ一定となっているためである。また、これに対して、ベストフォーカス値Foよりプラス側では、グラフ61の減少傾向がグラフ62の減少傾向と比較して大きいので、フォーカス値Fがプラス側にずれる程ΔLが大きくなる。
(4)スペースパターンのトップ・ボトム寸法のCD−Focus特性図の作成
次に、スペースパターンについて、パターン傾斜量−Focus特性図の作成を行う。ここで、現状のレジストでは同じ寸法でのラインパターンとスペースパターンとでは、ベストフォーカス値が異なるという課題がある。このため、本実施の形態ではラインパターンのベストフォーカス値にスペースパターンのベストフォーカス値を近づけるために、0.18μmの孤立ラインパターンに対して、0.20μm、0.25μm、0.30μm幅の孤立スペースパターンについて、測定を行った。そして、図8に示すように0.18μmの孤立ラインパターンのフォーカス値Foと比較するためにFoを原点とした。スペースパターンのパターン傾斜量−Focus特性図の作成にあたっては、ラインパターンのパターン傾斜量−Focus特性図の作成(図6)と同様である。横軸にフォーカス値をとり、縦軸にトップ及びボトムの寸法をとる。この図8のCD−Focus特性図のグラフ81は0.20μm孤立スペースパターンのトップ寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示し、グラフ82はスペースパターンのボトム寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示すものである。また、グラフ83は0.25μm孤立スペースパターンのトップ寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示し、グラフ84はスペースパターンのボトム寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示すものである。また、グラフ85は0.30μm孤立スペースパターンのトップ寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示し、グラフ86はスペースパターンのボトム寸法のフォーカスずれによる寸法変化を示すものである。また、各線幅のスペースパターンのベストフォーカス値F1、F2、F3を図中に示した。
ここで0.18μmのラインパターンのベストフォーカス値Foのときにスペースパターンがベストフォーカス値を取ることがパターン形成において望ましい。この中では、フォーカス値Foに最も近いのが0.25μmのスペースパターンのベストフォーカス値F2であることがわかる。
また、各線幅のスペースパターンにおいて、トップ寸法とボトム寸法との差は、ラインパターンにおけるfocus依存性とは反対の依存性を示し、各々のベストフォーカス値よりマイナス側で増加傾向にあることがわかる。
(5)スペースパターンのパターン傾斜量−Focus特性図の作成
ここでも、ラインパターンのパターン傾斜量−Focus特性図の作成を図7と同様に行う。図9において、横軸にはフォーカス値をとり、縦軸にはスペースパターンのパターン傾斜量ΔS(=スペースパターンのトップ寸法−スペースパターンのボトム寸法)を示した。ここで、この図9において、フォーカス値がプラス側では、スペースパターンのパターン傾斜量ΔSはほぼ一定である。これは、図8において、ベストフォーカスF2よりプラス側では、グラフ83とグラフ84とが同じように変動する傾向があり、ΔSがほぼ一定となっているためである。また、これに対して、ベストフォーカス値F2よりマイナス側では、グラフ83の減少傾向がグラフ84の減少傾向と比較して大きいので、フォーカス値Fがマイナス側にずれる程ΔSが大きくなる。
(6)シフトインデックスの作成
ここでは、パターン傾斜量からフォーカスずれ量を求めるためのシフトインデックスを作成する。
まず、図10(a)に示すように、ラインパターンの規格化したパターン傾斜量ΔLnを作成する。先に求めた図7のラインパターンのパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図において、ベストフォーカス値Foにおけるグラフ71のパターン傾斜量ΔLoを原点として図10(a)に示すグラフ102を作成する。つまり図7のグラフ71をY軸方向にΔLo平行移動させる。
また、図9のスペースパターンのパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図において、ベストフォーカス値F2におけるグラフ91のパターン傾斜量ΔS2を原点として図10(b)に示すスペースパターンの規格化したパターン傾斜量ΔSnを作成する。つまり、図9のグラフ91をY軸方向にΔS2平行移動させてグラフ104を作成する。
次に、作成した図10(a)と図10(b)とを重ね合わせ、図11のシフトインデックスのグラフ112を作成する。このグラフ112は、グラフ71のフォーカスのプラス側にあるグラフ71aとグラフ91のフォーカスのマイナス側にあるグラフ91aからなる。グラフ71b及びグラフ91bでは、フォーカスが変動してもパターン傾斜量は変動しないので、フォーカスずれを検出することができない。
ここで、図11のグラフ112は、原点Foからマイナス側のフォーカス値F2において平坦部がある。これは、ラインパターンのベストフォーカスFoに対してスペースパターンのベストフォーカス値F2がずれているためである。このFoとF2のずれ量が小さければ小さいほど精度の良い補正を行うことができる。望ましくは、図12に示すように、Foを通る直線114に近くなる方が良い。
ここで、図11のグラフ112の平坦部を無くす又は小さくするために、ラインパターン及びスペースパターンが形成されるマスクのマスク製造誤差を考慮して、さらに、補正することを行う。
例えば、マスク製造誤差117が0.005μmである場合のパターンについて図13に示す。図13(a)に示すラインパターン118では、寸法が0.01μm太くなり、点線で示すラインパターン118aとなる。このときのラインパターン118aのベストフォーカスは、図12に示すようにFLとなる。また、スペースパターン120では、図13(b)に示すように0.01μm細くなり、点線で示すスペースパターン120aとなる。このときスペースパターン120aのベストフォーカスは、図12に示すようにFSとなる。これらのベストフォーカスのずれにより直線114はグラフ116のようになる。この場合、ある露光時における規格化したパターン傾斜量Δに対して、直線114で表されるシフトインデックスでは、フォーカスずれ量がΔf1であるのに対して、グラフ116ではΔf2と異なる。
このようにベストフォーカス値が等しくなるラインパターンとスペースパターンの設計ルールを図4に示すフローにより求めてマスクを製造しても、マスク製造時のマスク製造誤差117により図12に示すようにベストフォーカス値がラインパターンとスペースパターンで異なり、平坦部が生じ、精度良く補正を行うことができるSI図を描くことができない。そこで、ラインパターンのマスク製造誤差とスペースパターンのマスク誤差の和からマスク製造誤差によるフォーカス補正値を求める。
(7)マスク製造誤差の算出
ここでは、品種毎によるマスク製造誤差を算出する。そのために、まず、品種毎にシフトインデックス(SI)を図4に示したフローチャートの(1)〜(6)に従い求めた。ここでは、A〜Dの4品種について求めた。そして、これらの4品種のそれぞれのシフトインデックス(SI)を同一図面上で比較したものを図14に示す。例えば、図14に示すように、品種毎のマスク製造誤差により、SIのグラフがX軸方向にシフトすることがわかる。ここで、図13に示すように、マスクの設計寸法をラインパターンLt、スペースパターンStとする。また、マスク製造時にマスク上での仕上がり寸法の測定値をラインパターンLm、スペースパターンSmとする。
まずラインパターンとスペースパターンのマスク製造誤差を求める。マスク製造誤差は、マスク製造時の仕上がり寸法と設計寸法との差である(式(4)(5))。
ラインパターンのマスク製造誤差ΔML=Lm−Lt・・・式(4)
スペースパターンのマスク製造誤差ΔMS=Sm−St・・・式(5)
そして、マスク製造誤差ΔMeをラインパターンのマスク製造誤差ΔMLとスペースパターンのマスク製造誤差ΔMSの和で表す(式(6))。
ΔMe=ΔML+ΔMS・・・式(6)
(8)マスク製造誤差−フォーカス補正値の特性グラフの作成
ここでは、マスク製造誤差の値からフォーカスの補正値の特性図を作成する。
図14に示すように、各品種のマスク製造誤差により、シフトインデックスのグラフに違いが生じる。このシフトインデックスのグラフに違いが生じるとフォーカスずれ量が変わり、マスク製造誤差によるフォーカスずれ量の補正が必要となる。マスク製造誤差ΔMeとフォーカスずれ量ΔFmaskの特性図を図15に示す。横軸はマスク製造誤差、縦軸はフォーカスずれ量ΔFmaskである。
(9)品種毎のシフトインデックスの作成
ここでは、マスク製造誤差を考慮した品種毎のシフトインデックスを作成する。
まず、品種A〜Dのそれぞれのマスク製造誤差ΔMeを(式6)から求める。そして、図15に示したマスク製造誤差とフォーカスずれ量補正値とこのマスク製造誤差ΔMeとから品種固有のフォーカスずれ量補正値ΔFmaskを求める。そして、図16に示す原点を通るシフトインデックスであるグラフ150を基準にして、X方向にΔFmaskシフトさせ、品種A〜Dそれぞれのシフトインデックスを作成する。
この品種毎に作成したシフトインデックスから、最終補正値を露光時の条件にフィードバックを行うことにより、より精度の高いフォーカス補正が可能となる。
なお、本発明の実施の形態では、スペースパターンのベストフォーカス値が、所望の線幅のラインパターンのベストフォーカス値と近くなるようなスペースパターンの線幅を求めたが、本実施の形態とは反対に、ラインパターンのベストフォーカス値が、所望の線幅のスペースパターンのベストフォーカス値と近くなるようなラインパターンの線幅を求めてもよい。
また、ラインパターンに代えて1又は複数のドットパターンを、スペースパターンに代えて1又は複数のホールパターンを用いてもよい。なぜならば、ドットパターン及びスペースパターンは、パターンの粗密にかかわらず、フォーカスの変動に対して、トップ寸法またはボトム寸法が変動し、フォーカスずれをモニタリングすることができるからである。
以上SI図の作成方法について示した。
次に、このSI図を使って寸法ばらつきが小さく、良好な形状のレジストパターンを形成できる露光方法について説明する。
次に、測定パターンの測定を行う。図1(a)、(b)で説明した、孤立したラインパターン及びスペースパターンのトップ寸法とボトム寸法を測定する。そして、ラインパターンのパターン傾斜量ΔL(=トップ寸法−ボトム寸法)及びスペースパターンのパターン傾斜量ΔSを求める。そして、ラインパターンについては図7で示したラインパターンのベストフォーカス値Foにおけるパターン傾斜量ΔLoを減算することにより規格化したパターン傾斜量ΔLnを求め、スペースパターンについては図9で示したスペースパターンのベストフォーカス値F2におけるパターン傾斜量ΔS2を減算することにより規格化したパターン傾斜量ΔSnを求める。そして、ラインパターン及びスペースパターンの規格化したパターン傾斜量を加算することにより、半導体基板上にパターンを形成したときのパターンのSI値を求める。
SI=ΔLn+Sn
このようにして求めたSI値を図12に示したSI図の縦軸と比較して、このSI値に対応する横軸のフォーカス値を得る。この得られた横軸のフォーカス値が、フォーカスずれ量Δfocusとなる。
そして、このフォーカスずれ量Δfocusから、次の露光時において補正を行うことにより、常にベストフォーカス位置で露光することができるため、寸法ばらつきが小さく、良好な形状のレジストパターンを形成できる。
ここで、図17に示す実施形態の工程断面図を用いてフォーカスずれ量の測定方法および露光方法を説明する。
まず、図17(a)に示すように、フォーカスずれ量を測定するための孤立ラインパターン26と孤立スペースパターン24からなる測定パターンが少なくとも形成されたマスク20を用いて、レジスト膜30が形成された半導体基板28上を露光22する。その後、現像することで、図17(b)に示すような孤立ラインパターン36と孤立スペースパターン34からなる測定パターン32を形成する。ここで形成される測定パターン32は、図2の横軸に対応する各フォーカス値で形成される。例えば、−0.5〜+0.5μmの間で0.1μmピッチで、11種類のフォーカス値で11種類の測定パターン32を露光により形成する。ここで、これらの測定パターン32は、1又は複数の半導体基板上に形成される。
次に図4のフローチャートを用いて上記で説明したように図11に示すようなSI図を作成する。
次に、所望のフォーカス値で半導体基板上に測定パターンを形成する。ここでの測定パターン32を形成する目的は、露光装置による露光時のわずかなフォーカス値のずれをSI図を用いてモニタするためのものである。
まず、図17(c)に示すようにフォーカスずれ量を測定するための孤立ラインパターン26と孤立スペースパターン24からなる測定パターンが少なくとも形成されたマスク20を用いて、レジスト膜130が形成された半導体基板128上を露光122する。その後、現像することで、図17(d)に示すような孤立ラインパターン136と孤立スペースパターン134からなる測定パターン132を形成する。
ここで、図1で説明したようにラインパターン及びスペースパターンのそれぞれのトップ寸法及びボトム寸法を測定し、ラインパターンのパターン傾斜量ΔL及びスペースパターンのパターン傾斜量ΔSを得る。そして、図10で説明したように各々を規格化し、ΔLn及びΔSnを得る。その後、SI値を算出する。
SI=ΔLn+ΔSn
そして、図12に示すように、SI値とSI図とから所望のフォーカス値に対して実際の露光時のフォーカス値のずれ量Δfocusを算出する。
次に、求めたフォーカス値のずれ量Δfocusを次の露光におけるフォーカス設定時に補正を行う。
そして、次の半導体基板上に補正を行った所望のフォーカス値で測定パターンを形成する。ここでの測定パターン32を形成する目的は、次の露光時のわずかなフォーカス値のずれをSI図を用いてモニタするためのものである。
まず、図17(e)に示すようにフォーカスずれ量を測定するための孤立ラインパターン26と孤立スペースパターン24からなる測定パターンが少なくとも形成されたマスク20を用いて、レジスト膜230が形成された半導体基板228上を露光222する。その後、現像することで、図17(f)に示すような孤立ラインパターン236と孤立スペースパターン234からなる測定パターン232を形成する。
そして、この測定パターン232のパターン傾斜量を測定することによりフォーカスずれ量を算出でき、次の露光時のフォーカスずれを抑制することができる。
本実施形態では、ラインパターンのベストフォーカスに合う、スペースパターンの寸法を求めたが逆であってもよい。つまり、スペースパターンのベストフォーカスに合う、ラインパターンの寸法を求めてもよい。
また、ラインパターンに代えて1又は複数のドットパターンを、スペースパターンに代えて1又は複数のホールパターンを用いてもよい。なぜならば、ドットパターン及びスペースパターンは、パターンの粗密にかかわらず、フォーカスの変動に対して、トップ寸法またはボトム寸法が変動し、フォーカスずれをモニタリングすることができるからである。
以上説明したように、本発明は、フォーカスずれ量からフォーカス補正値を算出し、これを露光条件にフィードバックを行うものである。これは、微細パターンを精度よく形成する方法に有用である。
フォーカスずれ量を測定するためのパターンの断面図 パターン傾斜量の変動を表す図 フォーカス変動に対するシフトインデックスを表す図 本発明を実施するためのフローチャート ラインパターン寸法のフォーカス依存性を示す図 ラインパターンのトップ寸法とボトム寸法のフォーカス依存性を示す図 ラインパターンのパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図 各線幅のスペースパターンのトップ寸法とボトム寸法のフォーカス依存性を示す図 スペースパターンのパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図 パターン傾斜量を規格化した図 規格化したパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図 最適な規格化したパターン傾斜量のフォーカス依存性を示す図 マスク製造誤差を説明する図 品種毎のマスクによるシフトインデックスを示した図 マスク製造誤差によるフォーカス補正値を表す図 本発明のシフトインデックスを示す図 本発明の工程断面図 従来のフォーカスずれ量を測定するためのパターンの断面図 従来のパターン傾斜量の変動を表す図 従来のフォーカス変動のモデル図
符号の説明
1 トップ寸法
2 ボトム寸法
3 トップ寸法
4 ボトム寸法
20 マスク
22 露光
24 孤立スペースパターン
26 孤立ラインパターン
28 半導体基板
30 レジスト膜
32 測定パターン
34 孤立スペースパターン
36 孤立ラインパターン
51 曲線
61 グラフ
62 グラフ
71 グラフ
71a グラフ
71b グラフ
81 グラフ
82 グラフ
83 グラフ
84 グラフ
85 グラフ
86 グラフ
91 グラフ
91a グラフ
91b グラフ
102 グラフ
104 グラフ
112 グラフ
114 直線
116 グラフ
117 マスク製造誤差
118 ラインパターン
118a ラインパターン
120 スペースパターン
120a スペースパターン
122 露光
128 半導体基板
130 レジスト膜
132 測定パターン
134 孤立スペースパターン
136 孤立ラインパターン
150 グラフ
222 露光
228 半導体基板
230 レジスト膜
232 測定パターン
234 孤立スペースパターン
236 孤立ラインパターン

Claims (10)

  1. 第1の基板上にレジストからなり、ラインパターン及びスペースパターンを有する第1の測定パターンを形成する工程と、
    前記第1の測定パターンにおける前記ラインパターン及びスペースパターンのパターン傾斜量を求める工程と、
    前記パターン傾斜量のフォーカス依存性を求める工程と、
    第2の基板上にレジストからなり、ラインパターン及びスペースパターンを有する第2の測定パターンを形成する工程と、
    前記第2の測定パターンにおける前記ラインパターン及びスペースパターンのパターン傾斜量を求める工程と、
    前記パターン傾斜量のフォーカス依存性に基づいて、前記第2の測定パターンにおける前記パターン傾斜量から前記第2の基板上に形成した前記第2の測定パターンのフォーカスずれ量を算出する工程とを備え、
    前記第1の測定パターン及び前記第2の測定パターンそれぞれにおける前記ラインパターン及び前記スペースパターンの設計寸法は、前記ラインパターンと前記スペースパターンのベストフォーカス値が実質的に同じになるように設定されていることを特徴とするフォーカスずれ量の測定方法。
  2. 前記パターン傾斜量は前記ラインパターンと前記スペースパターンのそれぞれのトップ寸法とボトム寸法との差であることを特徴とする請求項に記載のフォーカスずれ量の測定方法。
  3. 第1の基板上にレジストからなる孤立したラインパターン及び孤立したスペースパターンを形成する工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンのトップ寸法及びボトム寸法を測定しフォーカス依存性を求める工程と、
    前記ボトム寸法に対する前記トップ寸法の差をパターン傾斜量として前記ラインパターン及び前記スペースパターンそれぞれの前記パターン傾斜量のフォーカス依存性を求める工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンの前記パターン傾斜量のフォーカス依存性からシフトインデックスを求める工程と、
    第2の基板上に所望のフォーカス値でレジストからなる前記ラインパターン及び前記スペースパターンを形成する工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンの前記トップ寸法及び前記ボトム寸法を測定する工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンの前記ボトム寸法に対する前記トップ寸法の差から前記パターン傾斜量を求める工程と、
    前記パターン傾斜量と前記シフトインデックスからベストフォーカス値からのフォーカスずれ量を算出する工程とを備え、
    前記第1の測定パターン及び前記第2の測定パターンそれぞれにおける前記ラインパターン及び前記スペースパターンの設計寸法は、前記ラインパターンと前記スペースパターンのベストフォーカス値が実質的に同じになるように設定されていることを特徴とするフォーカスずれ量の測定方法。
  4. 前記シフトインデックスは、前記ラインパターン及び前記スペースパターンを形成するためのマスクのマスク製造誤差により生じるフォーカスずれ量を補正していることを特徴とする請求項3に記載のフォーカスずれ量の測定方法。
  5. 前記ラインパターンに代えてドットパターンを、前記スペースパターンに代えてホールパターンを用いることを特徴とする請求項1または3に記載のフォーカスずれ量の測定方法。
  6. 第1の基板上にレジストからなり、ラインパターン及びスペースパターンを有する第1の測定パターンを形成する工程と、
    前記第1の測定パターンにおける前記ラインパターン及びスペースパターンのパターン傾斜量を求める工程と、
    前記パターン傾斜量のフォーカス依存性を求める工程と、
    第2の基板上にレジストからなり、ラインパターン及びスペースパターンを有する第2の測定パターンを形成する工程と、
    前記第2の測定パターンにおける前記ラインパターン及びスペースパターンのパターン傾斜量を求める工程と、
    前記パターン傾斜量のフォーカス依存性に基づいて、前記第2の測定パターンにおける前記パターン傾斜量から前記第2の基板上に形成した前記第2の測定パターンのフォーカスずれ量を算出する工程と、
    前記フォーカスずれ量を補正値とし、第3の基板の露光時に補正を行う工程とを備え、
    前記第1の測定パターン及び前記第2の測定パターンそれぞれにおける前記ラインパターン及び前記スペースパターンの設計寸法は、前記ラインパターンと前記スペースパターンのベストフォーカス値が実質的に同じになるように設定されていることを特徴とする露光方法。
  7. 前記パターン傾斜量は前記ラインパターンと前記スペースパターンのそれぞれのトップ寸法とボトム寸法との差であることを特徴とする請求項に記載の露光方法。
  8. 第1の基板上にレジストからなる孤立したラインパターン及び孤立したスペースパターンを形成する工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンのトップ寸法及びボトム寸法を測定しフォーカス依存性を求める工程と、
    前記ボトム寸法に対する前記トップ寸法の差をパターン傾斜量として前記ラインパターン及び前記スペースパターンそれぞれの前記パターン傾斜量のフォーカス依存性を求める工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンの前記パターン傾斜量のフォーカス依存性からシフトインデックスを求める工程と、
    第2の基板上に所望のフォーカス値でレジストからなる前記ラインパターン及び前記スペースパターンを形成する工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンの前記トップ寸法及び前記ボトム寸法を測定する工程と、
    前記ラインパターン及び前記スペースパターンの前記ボトム寸法に対する前記トップ寸法の差から前記パターン傾斜量を求める工程と、
    前記パターン傾斜量と前記シフトインデックスからベストフォーカス値からのフォーカスずれ量を算出する工程と、
    前記フォーカスずれ量を補正値とし第3の基板を露光時に補正を行う工程とを備え、
    前記第1の測定パターン及び前記第2の測定パターンそれぞれにおける前記ラインパターン及び前記スペースパターンの設計寸法は、前記ラインパターンと前記スペースパターンのベストフォーカス値が実質的に同じになるように設定されていることを特徴とする露光方法。
  9. 前記シフトインデックスは、前記ラインパターン及び前記スペースパターンを形成するためのマスクのマスク製造誤差により生じるフォーカスずれ量を補正していることを特徴とする請求項8に記載の露光方法。
  10. 前記ラインパターンに代えてドットパターンを、前記スペースパターンに代えてホールパターンを用いることを特徴とする請求項6または8に記載の露光方法。
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