JP4241988B2 - パンチ保持治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばタレットパンチプレス等のごときパンチプレスに使用される上型としてのパンチのハイト調整等を行うときに、上記パンチにおけるパンチボディを万力等によって強固に挾持固定する際に使用するパンチ保持治具に係り、さらに詳細には、パンチボディに傷等を生じることなく容易に固定保持することのできるパンチ保持治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、タレットパンチプレス等のごときパンチプレスに使用される上型としてのパンチは、長時間使用してパンチ刃部が摩耗すると、再研磨して使用することがある。この場合、パンチ刃部の再研磨によってパンチ全体の長さ寸法が変化するので、パンチヘッドの高さ位置を微調整してハイト調整を行うことがある。
【0003】
ところで、上型としてのパンチにおけるパンチボディ1は、一般的には図1に示すように、キー3を突出して備えた大径部1Aの下部に形成した小径部の下端部にパンチ刃部1Bを備え、かつ上記大径部1Aの上部に長く設けたシャンク部1Cの上端部に螺子部1Dを備えた構成である。
【0004】
上記螺子部1Dに上下調節自在に螺合したパンチヘッド5の下部には、外周面をテーパ状に形成しかつ内周面から外周面に至るスリット(図示省略)を下端部から形成することによって径を縮小可能の筒状部5Aが形成してあり、この筒状部5Aの外周面のテーパ部にはリング状のスプリング座7が嵌合してある。そして、パンチボディ1の前記大径部1Aに当接したリテーナカラー9と上記スプリング座7との間には極めて強力なストリッパースプリング11が弾装してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとき構成において、パンチ刃部1Bの再研磨を行うことによって全体の長さ寸法が短くなったときには、パンチボディ1に対してパンチヘッド5を回転し微少量上方向へ移動することによってハイト調整を行うものである。この場合、パンチヘッド5のテーパ部にスプリング座7が嵌合し、かつ強力なストリッパースプリング11が弾装してあることにより、パンチボディ1の螺子部1Dに対するパンチヘッド5の前記筒状部5Aが締付けられて螺合状態が極めて固くなり、パンチヘッド5を回転することが容易でない。
【0006】
そこで、従来は、万力によってパンチボディ1の大径部1Aを強力に挾持固定した状態に保持して、ヘッド回し治具(図示省略)における楔状部材13A,13Bを、パンチヘッド5におけるフランジ部の下面とスプリング座7の上面との間のクリアランスに割り込ませて、スプリング座7を相対的に下降せしめることにより、ストリッパースプリング11とテーパ部との作用による締付け力を緩めた後に、パンチヘッド5を回転せしめている。
【0007】
上述のごとく、万力によってパンチボディ1を締付けると、パンチボディ1に傷を生じ易いものであり、また上記傷の発生を防止すべく万力とパンチボディとの間にアルミ板等を介在せしめる場合には、上記アルミ板の管理が厄介てあるという問題がある。さらに、万力のクランプジョーに対してパンチヘッド5に横方向の力が作用すると、上記クランプジョーのクランプ面に沿って倒れ易いという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、パンチプレスに使用されるパンチのハイト調整等を行うときに、上記パンチにおけるパンチボディを万力によって強固に挟持固定する際に使用するパンチ保持具であって、前記万力の固定、可動の両クランプジョー(25A,25B)に支持されるフランジ部(27F)を両側に備えたフランジプレート(27)の下部にホルダ本体(23)を備え、前記フランジプレート(27)及びホルダ本体(23)に、前記パンチボディ(1)を挿入自在のパンチボディ挿入孔(31A,31B)を備え、当該パンチボディ挿入孔(31A,31B)に挿入したパンチボディ(1)を締付けて固定保持するための押圧可動部材(35A,35B)を前記ホルダ本体(23)に移動自在に備えると共に前記クランプジョー(25A,25B)によって前記押圧可動部材(35A,35B)を挿圧自在に構成してあることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のパンチ保持治具において、大径,小径のパンチボディに対応すべく、径の異なる複数のパンチボディ挿入孔をホルダ本体に備えた構成である。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照するに、前記パンチボディ1を保持するためのパンチ保持治具21は、直方体状のホルダ本体23を備えており、このホルダ本体23の上部には、万力における固定,可動の両クランプジョー25A,25Bに支持されるフランジ部27Fをホルダ本体23の両側へ突出して備えたフランジプレート27が複数のボルト29によって一体的に取付けてある。
【0012】
上記フランジプレート27及びホルダ本体23には、大径,小径のパンチボディ1を挿入自在のパンチボディ挿入孔31A,31Bが形成してある。上記各パンチボディ挿入孔31A,31Bは、大径,小径のパンチボディに対応すべく径が異なるものであり、各パンチボディ挿入孔31A,31Bにはそれぞれキー溝33A,33Bが形成してある。
【0013】
前記各パンチボディ挿入孔31A,31Bに挿入したパンチボディを締付けて固定保持するために、前記ホルダ本体23には矩形状の溝23A,23Bが形成してあり、この各溝23A,23B内には、各パンチボディ挿入孔31A,31Bの軸心に対して交差する方向,本例においては軸心に対して直交する方向へパンチボディを押圧自在の押圧可動部材35A,35Bがそれぞれ移動自在に備えられている。
【0014】
上記各押圧可動部材35A,35Bの内側面は、各パンチボディ挿入孔31A,31Bに対応した径の半円形の曲面35AF,35BFに形成してあり、外側面は、図1,図2に示すように、前記ホルダ本体23の側面から適宜に突出してある。また、前記各溝23A,23Bから各押圧可動部材35A,35Bが抜け出すのを防止すべく、各押圧可動部材35A,35Bに形成した長溝37A,37Bに、ホルダ本体23に固定したストッパーピン39A,39Bの先端部が係合してある。
【0015】
以上のごとき構成において、パンチボディ1の固定保持を行うには、パンチボディ1をパンチボディ挿入孔31Aに挿入すると共にキー3をキー溝33Aに係合する。その後、万力における両クランプジョー25A,25Bの間にホルダ本体23を配置しかつフランジプレート27のフランジ部27Fを上記両クランプジョー25A,25Bによって支持する。
【0016】
次に、万力を操作して両クランプジョー25A,25Bによってホルダ本体23を締付けると、押圧可動部材35Aの外側面が押圧されて内方向へ移動されるので、パンチボディ挿入孔31A内のパンチボディ1はパンチボディ挿入孔31A内に固定保持されることになる。
【0017】
上述のごとく、パンチボディ1をパンチ保持治具21に固定保持した後、前述したヘッド回し治具における楔状部材13A,13Bをパンチヘッド5とスプリング座7との間のクリアランスに割り込ませ、前述したようにパンチヘッド5を回してハイト調整を行うものである。
【0018】
既に理解されるように、パンチ保持治具21のホルダ本体23に形成したパンチボディ挿入孔にパンチボディ1を挿入した後、上記ホルダ本体23を万力のクランプジョー25A,25Bによって締付けることによりパンチボディ1の固定を行うことができ、その固定が容易であると共にパンチボディ1に傷を付与するようなことがないものである。
【0019】
また、ホルダ本体23に、万力のクランプジョー25A,25Bに支持されるフランジ部を設けたので、万力の両クランプジョー25A,25Bの間へのホルダ本体23の配置,位置決めが容易である。さらに、ホルダ本体23には大径,小径のパンチボディに対応すべく径の異なる複数のパンチボディ挿入孔が形成してあるので、パンチボディの径が異なる場合であっても容易に対応できるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上のごとき説明より理解されるように、要するに請求項1に係る発明においては、万力等のクランプジョーに支持されるフランジ部をホルダ本体に備えた構成であるから、万力における両クランプジョーの間へのホルダ本体の配置、位置決めが容易である。また、パンチボディを挿入自在のパンチボディ挿入孔を備えたホルダ本体に、上記パンチボディ挿入孔に挿入したパンチボディを当該挿入孔の軸心に対して交差する方向へ押圧自在の押圧可動部材を移動自在に備えた構成であるから、万力によってホルダ本体を締付けることによりパンチボディをホルダ本体に固定することができるものである。この際、パンチボディに傷等を生じることはないものである。
【0021】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のパンチ保持治具において、大径,小径のパンチボディに対応すべく、径の異なる複数のパンチボディ挿入孔をホルダ本体に備えた構成であるから、パンチボディの径が異なる場合であっても容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパンチ保持治具にパンチボディを固定保持した状態を示す断面説明図である。
【図2】パンチ保持治具の平面説明図である。
【図3】パンチ保持治具の正面説明図である。
【符号の説明】
1 パンチボディ
5 パンチヘッド
21 パンチ保持治具
23 ホルダ本体
25A,25B クランプジョー
27 フランジプレート
27F フランジ部
31A,31B パンチボディ挿入孔
35A,35B 押圧可動部材

Claims (2)

  1. パンチプレスに使用されるパンチのハイト調整等を行うときに、上記パンチにおけるパンチボディを万力によって強固に挟持固定する際に使用するパンチ保持具であって、前記万力の固定、可動の両クランプジョー(25A,25B)に支持されるフランジ部(27F)を両側に備えたフランジプレート(27)の下部にホルダ本体(23)を備え、前記フランジプレート(27)及びホルダ本体(23)に、前記パンチボディ(1)を挿入自在のパンチボディ挿入孔(31A,31B)を備え、当該パンチボディ挿入孔(31A,31B)に挿入したパンチボディ(1)を締付けて固定保持するための押圧可動部材(35A,35B)を前記ホルダ本体(23)に移動自在に備えると共に前記クランプジョー(25A,25B)によって前記押圧可動部材(35A,35B)を挿圧自在に構成してあることを特徴とするパンチ保持治具。
  2. 請求項1に記載のパンチ保持治具において、大径,小径のパンチボディに対応すべく、径の異なる複数のパンチボディ挿入孔をホルダ本体に備えたことを特徴とするパンチ保持治具。
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