JP4232755B2 - イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法 - Google Patents

イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4232755B2
JP4232755B2 JP2005108824A JP2005108824A JP4232755B2 JP 4232755 B2 JP4232755 B2 JP 4232755B2 JP 2005108824 A JP2005108824 A JP 2005108824A JP 2005108824 A JP2005108824 A JP 2005108824A JP 4232755 B2 JP4232755 B2 JP 4232755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
image sensor
circuit
delay
array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005108824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006287879A (ja
Inventor
高元 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005108824A priority Critical patent/JP4232755B2/ja
Priority to US11/393,818 priority patent/US7671313B2/en
Priority to DE102006015394.4A priority patent/DE102006015394B4/de
Publication of JP2006287879A publication Critical patent/JP2006287879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4232755B2 publication Critical patent/JP4232755B2/ja
Priority to US12/627,780 priority patent/US20100073542A1/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/14Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by means of electrically scanned solid-state devices
    • H04N3/15Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by means of electrically scanned solid-state devices for picture signal generation
    • H04N3/155Control of the image-sensor operation, e.g. image processing within the image-sensor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components
    • H04N25/772Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components comprising A/D, V/T, V/F, I/T or I/F converters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/41Extracting pixel data from a plurality of image sensors simultaneously picking up an image, e.g. for increasing the field of view by combining the outputs of a plurality of sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/44Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by partially reading an SSIS array
    • H04N25/443Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by partially reading an SSIS array by reading pixels from selected 2D regions of the array, e.g. for windowing or digital zooming

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

本発明は、少なくとも光電変換素子を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなる受光素子アレイと、受光素子アレイからの受光信号をA/D変換する複数のA/D変換回路とを備え、単一のICチップとして構成されるイメージセンサ、及びそのイメージセンサの制御方法に関する。
近年、FAロボット用あるいは人間型ロボット(玩具、介護、作業等)用の高性能視覚センサ、また自動車安全性向上に関わる前後左右に対する周辺監視視覚センサなどへのイメージセンサ適用に向け、イメージセンサを小型化し且つ高速動作させることが望まれている。
このような要求に応えるものとして、光電変換素子(例えばフォトダイオード)を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなる受光素子アレイと、この受光素子アレイからの画像電圧信号をA/D変換するA/D変換回路とを、同一チップ上に構成し、1チップのICとして構成したイメージセンサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このイメージセンサ100には、図10(a)に示すように、画素セル110を格子状に配列してなる受光素子アレイ101と、受光素子アレイ101の水平ラインを構成する画素セル110のグループ毎に一つずつ設けられたA/D変換回路120からなるA/D変換部102と、受光素子アレイ101の垂直ラインを構成する画素セル110のグループを順次選択する選択部103と、A/D変換部102に対して、時間の経過と共に電圧が上昇するランプ波からなる基準信号VREFを発生する基準信号発生部104と、基準信号VREFと同期して、カウント値が変化するカウンタ105とが設けられている。
そして、各A/D変換回路102は、選択部103が選択した垂直ラインの画素セル110から出力される受光信号(出力電圧)をデジタルデータに変換するように構成されている。
また、特許文献1に記載のイメージセンサにおいて、A/D変換部102を構成する各A/D変換回路120は、回路規模を抑制するために、逐次比較型,並列型,二重積分型等といった周知のA/D変換回路とは異なった特殊な構成のものが用いられている。
具体的には、図10(b)に示すように、A/D変換回路120は、受光素子アレイ101から供給されるアナログ信号VSIGi(i=1〜m)を、基準信号発生部104が発生させる基準信号VREFと比較し、アナログ信号VSIGiの電圧が基準信号VREFの電圧とクロスするタイミングでハイレベルとなる検出パルスを生成するコンパレータ121と、コンパレータ121が生成した検出パルスのタイミングで、カウンタ105の出力をラッチするラッチ回路123と、ラッチ回路123の出力をデジタル信号の出力線に出力するスイッチ125とからなるものが用いられている。
特開2000−349638号公報
ところで、イメージセンサから得られた情報に基づいて、各種制御を行う装置では、イメージセンサから得られた情報を加工することで様々な機能を実現しており、その一つとして、撮像領域全体の中から1部分を選択して画面を拡大表示するズームアップ機能が知られている。
そして、ズームアップ機能を実現する場合、ズームアップの対象となる2次元領域に配置された受光素子からの受光信号のみをA/D変換できればよく、その他の部分についてのA/D変換データは不要である。しかし、受光素子を水平1ライン毎に順次選択してA/D変換する引用文献1に記載のイメージセンサ100では、必要な2次元領域のみをA/D変換することができず、全領域のA/D変換を実施した上で、必要のない領域のA/D変換データを破棄することになるため、これら一連の処理が非効率的であるという問題があった。
また、特許文献1に記載のイメージセンサ100で用いられているA/D変換回路120では、受光信号を、アナログ信号であるランプ波形でスイープすることによって、A/D変換データを得るようにされている。このため、A/D変換可能な電圧範囲を変化させることなく、A/D変換データの分解能を向上させようとすると、カウンタ105のビット数を増やしてカウンタを高速動作させるか、又はランプ波形の傾きを小さくする必要がある。
しかし、カウンタを高速動作させるといっても限度があり、また、ランプ波形の傾きを小さくした場合には、A/D変換に要する処理時間が長くなって、高速な応答性が要求される用途に用いることができなくなる。このため、カウンタのビット数(即ち、A/D変換データを表すデジタルデータのビット数)は、10ビット程度が限界であり、より高い分解能を必要とする用途には適用することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、単一のICチップに受光素子アレイとA/D変換回路とを備えるイメージセンサにおいて、ズームアップ機能を実現するなど高機能な処理を効率良く実行できるようにすること、一部のサブアレイでのみA/D変換を実行する場合に、1画面分の処理時間を変化させることなく、高分解能(高階調)のA/D変換データを得ることができるようにすること、また、イメージセンサの小型化,高速化,高精度化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項3に記載の発明は、少なくとも光電変換素子を有する画素セルを2次元アレイ状に配列してなり、且つ、前記画素セルをいずれも同数だけ含んで構成された複数のサブアレイからなる受光素子アレイと、サブアレイから供給される受光信号の信号レベルに応じた遅延時間でパルス信号を遅延させる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路、及び予め設定されたサンプリングクロックの1周期を測定期間として、該測定期間の間にパルス信号が通過する遅延ユニットの段数を検出し、その段数に対応した数値データをA/D変換データとして出力する符号化回路によって構成され、前記受光素子アレイからの受光信号をA/D変換するために前記サブアレイ毎に設けられた複数のA/D変換回路からなるA/D変換部とを備え、単一のICチップとして構成されることを特徴とする。
このように構成された本発明のイメージセンサでは、サブアレイ毎にA/D変換を並列処理が可能なため、1画面分のA/D変換処理を高速に実行することができるだけでなく、ズームアップ機能を実現する際には、ズームアップの対象となる2次元領域に含まれるサブアレイのみでA/D変換を実行すればよいため、不必要なA/D変換の実行が低減され、効率的に処理を実行することができる。
また、本発明のイメージセンサでは、ズームアップする領域を複数選択することや、選択した領域毎に異なったズームアップ率を適用するなど、高機能な処理を、簡単かつ効率よく実現することができる。
また、本発明のイメージセンサでは、A/D変換部を構成するA/D変換回路として、いわゆるパルス遅延型A/D変換回路が用いられているため、A/D変換部を、全てデジタル回路にて構成することができ、しかも、周知の逐次比較型,並列型のA/D変換回路と比較して回路規模が格段に小さく、且つ、周知の二重積分型のA/D変換回路と比較して高速動作が可能であるため、高速に動作するイメージセンサを小型に構成することができる。
また、パルス遅延型A/D変換回路では、サンプリング周期の間にパルス信号が通過する遅延ユニットの段数をA/D変換データとするため、サンプリング周期を長くすることで、A/D変換の分解能、ひいては個々の画素における階調度を、任意に変化させることができる。
換言すれば、高価な光学系の操作(メカ的にレンズを移動すること等)を必要とせずに解像度の高いズームアップを実現することができる。
ところで、A/D変換部を構成するA/D変換回路は、例えば、そのA/D変換回路に対応付けられたサブアレイに隣接して配置されていてもよいし、受光素子アレイの外周部に配置されていてもよい。
前者の場合、受光素子からA/D変換回路に至るアナログ信号用の伝送路の配線長を必要最小限の長さとすることができるため、伝送路でのノイズの重畳を抑制することができ、高精度なA/D変換データ、ひいては2次元画像信号を得ることができる。
但し、サブアレイに隣接して配置されたA/D変換回路は、個々の画素セルと比較して回路規模が大きいため、受光素子アレイ中に光不感部分を生じさせてしまうことになる。
これに対して、後者の場合、A/D変換回路の代わりにバッファ回路をサブアレイに隣接して設ける必要があるが、バッファ回路はA/D変換回路よりも回路規模(トランジスタ数)が小さいため、受光素子アレイ中の光不感部分を低減することができる。
また、後者の場合、A/D変換回路の出力を取り出すためのパッドが、受光素子アレイの外周部に配置されていれば、このパッドの間、或いはパッドの下部に、A/D変換回路を配置することが望ましい。
即ち、パッドの間やパッドの下部は、従来使用されていない空きスペースであり、この部分にA/D変換回路を配置することで、ICチップのチップ面積をより小さく抑えることができる。
また、A/D変換回路を構成するパルス遅延回路が、縦続接続された前記遅延ユニットをリング状にしてなるリング遅延回路からなる場合、符号化回路は、測定時間の間にパルス信号がリング遅延回路を周回した回数をカウントした周回数と、測定期間の終了時に検出されるリング遅延回路内でのパルス位置情報との組合せでA/D変換データを生成するように構成されていてもよい。
この場合、パルス遅延回路の段数を格段に減少させることができるため、回路規模をより小さくすることができ、ひいては更なるICチップの小型化を図ることができる。
ところで、第一及び第二発明のイメージセンサにおいて、A/D変換回路としてパルス遅延型A/D変換回路を用いた場合、受光素子アレイを構成する各受光素子に受光信号を出力させるための制御信号C1,C2,…Cpを生成する制御クロックCKCとサンプリングクロックCKSとは、互いに同期していることが望ましい。
特に、サンプリングクロックCKSは、制御クロックCKCを1/d分周(dは正の整数)して生成すること、即ち、サンプリングクロックCKSの周期は、制御クロックCKCの周期の整数倍であることが望ましい。つまり、パルス遅延型A/D変換回路は、サンプリングクロックの整数倍の周波数のノイズ成分を効率よく除去できるため(詳しくは、特開2003−65768号公報などを参照)、高精度なA/D変換データを得ることができる。
なお、受光素子アレイは、CMOSイメージセンサとして構成されていてもよいし、CCDイメージセンサとして構成されていてもよい。
次に請求項2に記載の発明は、少なくとも光電変換素子を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなり、且つ前記画素セルをいずれも同数け含んで構成されたm(m=n×k,m>n:m,n,kは整数)個のサブアレイからなる受光素子アレイと、サブアレイから供給される受光信号の信号レベルに応じた遅延時間でパルス信号を遅延させる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路、及び予め設定されたサンプリングクロックの1周期を測定期間として、該測定期間の間にパルス信号が通過する遅延ユニットの段数を検出し、その段数に対応した数値データをA/D変換データとして出力する符号化回路を備え、受光素子アレイからの受光信号をA/D変換するために前記サブアレイ毎に設けられた複数のA/D変換回路からなるA/D変換部とで構成されたイメージセンサの制御方法であって、選択されたn個のサブアレイでのみA/D変換を実行する場合、選択されたサブアレイを構成する受光素子のそれぞれについてk回ずつA/D変換を実行し、そのk回分のA/D変換データの合計値又は平均値を求めることにより、後段の処理で使用するA/D変換データを得ることを特徴とする。
つまり、1画面分の処理時間の間に処理すべきサブアレイの数が減少した分だけ、同じ受光素子についてのA/D変換データを繰り返し得て、その合計値又は平均値を後段の処理で使用するA/D変換データとすることにより、1画面分の処理時間を変化させることなく、高分解能(高階調)のA/D変換データを得ることができる。
次に請求項1に記載の発明は、少なくとも光電変換素子を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなり、且つ前記画素セルをいずれも同数だけ含んで構成されたm(mは整数)個のサブアレイからなる受光素子アレイと、サブアレイから供給される受光信号の信号レベルに応じた遅延時間でパルス信号を遅延させる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路、及び予め設定されたサンプリングクロックの1周期を測定期間として、該測定期間の間に前記パルス信号が通過する遅延ユニットの段数を検出し、その段数に対応した数値データをA/D変換データとして出力する符号化回路を備え、受光素子アレイからの受光信号をA/D変換するためにサブアレイ毎に設けられた複数のA/D変換回路からなるA/D変換部とで構成されたイメージセンサの制御方法であって、選択されたn(nはmより小さい整数)個のサブアレイでのみA/D変換を実行する場合、前記測定期間をm/n倍にしてA/D変換データを得ることを特徴とする。
つまり、A/D変換回路は、測定期間を長くするほど分解能が向上するため、例えば、ズームアップを行う場合に、1画面分の処理時間の間に処理すべきサブアレイの数が減少した分だけ、各受光素子に割り当てる測定期間を増加させることにより、1画面分の処理時間を変化させることなく、高分解能(高階調)のA/D変換データを得ることができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本実施形態のイメージセンサの概略構成及びICチップ上におけるイメージセンサ各部の配置を模式的に示した説明図である。
図1に示すように、イメージセンサ1は、縦横に配列されたm(本実施形態ではm=20)個のアレイブロックB(B1〜Bm)と、アレイブロックBからの信号を出力するために、アレイブロックB毎に設けられた出力パッドPoと、当該イメージセンサ1に対して各種信号(出力パッドPoから出力される信号を除く)を入出力するための複数のパッド(図示せず)とを備えている。
なお、出力パッドPo及びその他のパッドは、アレイブロックBの周囲、即ちICチップの周縁部に設けられている。また、図中では、各アレイブロックBから出力パッドPoに至る伝送線が一本で簡略的に記されているが、パラレルデータを伝送する複数本の伝送線であってもよい。
また、出力パッドPoは、アレイブロックBから供給される信号を増幅する増幅器20と、増幅器20の出力に接続された電極21とからなる。また、これら出力パッドPo以外のパッドとしては、後述する原クロックCK0,選択信号SEL,設定周期情報TSIを入力するためのものを少なくとも備えている。
図2(a)は、アレイブロックBi(i=1〜20)の構成を示すブロック図である。
図2(a)に示すように、アレイブロックBiは、光電変換素子(フォトダイオード)2aとこの光電変換素子2aから受光信号を取り出すための無接点スイッチ2bとからなる複数(p個とする)の画素セル2を、2次元格子状に配列してなるMOS型イメージセンサとして構成されたサブアレイ3と、無接点スイッチ2bのいずれか一つを順次オンするための制御信号C1〜Cpを生成するサブアレイ制御部5と、サブアレイ制御部5からの制御信号C1〜Cpによって無接点スイッチ2bがオンされた画素セル2からの受光信号VinをA/D変換し、そのA/D変換データであるデジタルデータDTを、当該アレイブロックBiに対応して設けられた出力パッドPoに供給するA/D変換回路7と、A/D変換回路7を動作させるためのサンプリングクロックCKSを生成する分周器90と、サブアレイ制御部5及び分周器90を動作させる制御クロックCKC、及びサブアレイ制御部5及びA/D変換回路7を動作させる入力パルスPinを生成する制御クロック生成部9ととからなる。
以下では、アレイブロックB1〜Bmを構成する全てのサブアレイ3を総称して受光素子アレイ、同じく全てのA/D変換回路7を総称してA/D変換部とも称する。
制御クロック生成部9は、当該イメージセンサ1の外部(ここではセンサ制御部30)から周知の水晶発振クロックを原発振とした原クロックCKO,選択信号SEL,設定周期情報TSI(周期TSのサンプリングクロックCKSを制御クロックCKCから得る際に必要な分周数d情報)の供給を受けて動作する。具体的には、選択信号SELが選択(A/D変換許可)を示す信号レベルである場合に、制御クロックCKCを分周することで、図2(b)に示すように、設定周期情報TSIで指定された周期TSを有するサンプリングクロックCKS、及びサンプリングクロックCKSと同じタイミングで立ち上がる入力パルスPinを発生させる。
サブアレイ制御部5は、制御クロック生成部9からの制御クロックCKCとPinに従って、図2(b)に示すように、サンプリングクロックCKSの1周期の間だけ順番にHレベルとなる制御信号C1〜Cpを生成する。つまり、全ての画素セル2からの受光信号が、設定周期TSずつ順番にA/D変換回路7に供給されるように構成されている。
ここで図3は、A/D変換回路7の構成を示すブロック図(一部回路図を含む)である。
図3に示すように、A/D変換回路7は、入力パルスPinを所定の遅延時間だけ遅延させて出力する遅延ユニットDUを複数段縦続接続することにより構成されたパルス遅延回路10と、サンプリングクロックCKSの立ち上がりタイミングで、パルス遅延回路10内での入力パルスPinの到達位置を検出(ラッチ)し、その検出結果を、入力パルスPinが通過した遅延ユニットDUが先頭から何段目にあるかを表す所定ビットのデジタルデータDTに変換して出力するラッチ&エンコーダ12とから構成されている。なお、図中(1)(2)…で示す数値は、遅延ユニットDUの段数を示す。
また、パルス遅延回路10を構成する各遅延ユニットDUは、インバータ等からなるゲート回路にて構成されており、各遅延ユニットDUには、バッファ14等を介して、A/D変換対象となる入力電圧Vinが駆動電圧として印加されている。
従って、各遅延ユニットDUの遅延時間は、入力電圧Vinの電圧レベルに対応した時間となり、サンプリングクロックCKSの一周期、即ちサンプリング周期(設定周期)TS内にパルス遅延回路10内での入力パルスPinが通過する遅延ユニットDUの個数は、入力電圧Vinの電圧レベルに比例することになる。
なお、サンプリング周期TSは、遅延ユニットDUの遅延時間に比べて十分に長く(例えば、遅延ユニットDUの遅延時間の数十倍以上に)設定されており、パルス遅延回路10における遅延ユニットDUの段数は、遅延パルスPinの入力後、設定周期TSが経過した時点で、入力パルスPinがパルス遅延回路10を通過してしまっていることのないように、例えば、数十〜数百段以上に設定されている。
ここで、図4は、パルス遅延回路10内で入力パルスPinが伝送されているときの各遅延ユニットDUの出力変化を表しており、(a)では、入力電圧Vinが異なる場合、(b)ではサンプリング周期(設定周期)TSが異なる場合を示している。
図4(a)に示すように、サンプリング周期TSが一定である場合、入力電圧Vinが高くなると、各遅延ユニットDUでの入力パルスPinの遅延時間が短くなることから、一サンプリング周期TSの間にパルス遅延回路10内で入力パルスPinが通過する遅延ユニットDUの段数は多くなり(図では10段)、入力電圧Vinが低くなると、各遅延ユニットDUでの入力パルスPinの遅延時間が長くなることから、一サンプリング周期TSの間にパルス遅延回路10内で入力パルスPinが通過する遅延ユニットDUの段数は少なくなる(図では7段)。
つまり、サンプリング周期TSが一定である場合、ラッチ&エンコーダ12からの出力(デジタルデータDT)は、入力電圧Vinの電圧レベルに応じて変化することになり、デジタルデータDTは、入力電圧VinをA/D変換した数値データとなる。
また、図4(b)に示すように、入力電圧Vinが一定、即ち遅延ユニットDUの遅延時間が一定である場合、サンプリング周期TSが短くなると、その間に遅延回路10内で入力パルスPinが通過する遅延ユニットDUの段数は少なくなり(図では7段)、サンプリング周期TSが長くなると、その間に遅延回路10内で入力パルスPinが通過する遅延ユニットDUの段数は多くなる(図では10段)。
つまり、ラッチ&エンコーダ12からの出力(デジタルデータDT)は、サンプリング周期TSを長くするほど、より多くのビット数(段階)で入力電圧Vinを符号化したことになり、換言すれば、デジタルデータDTの分解能が向上したことになる。
このように構成されたイメージセンサ1では、選択信号SELによって指定されたアレイブロックBのみが動作し、そのアレイブロックBに含まれるサブアレイ3を構成する各画素セル2からの受光信号をA/D変換した結果(デジタルデータDT)が、そのアレイブロックBに対応した出力パッドPoを介して順番に出力される。
この時、設定周期TSを適宜変更することによって、A/D変換データ(デジタルデータDT)の分解能を任意に設定することができる。
ここで、本実施形態のイメージセンサ1を用いて構成された画像処理装置において、特定領域のズームアップを行う場合に、イメージセンサ1の動作を制御するセンサ制御部30にて実行されるズームアップデータ収集処理を、図5に示すフローチャートに沿って説明する。
本処理が起動すると、まず、外部から与えられるズームアップ指令に基づいて、ズームアップすべき領域に対応するサブアレイ3を含んだアレイブロックBである作動対象ブロックと、そのブロック数nとを特定する(S110)。
アレイブロックBの総数mと、S110にて特定された作動対象ブロックのブロック数nとに基づいて、倍率k(=m/n)を算出し(S120)、更に、その倍率kを、予め設定された基本サンプリング周期TS0に乗じることにより、設定周期TS(=k×TS0)を算出する(S130)。
なお、基本サンプリング周期TS0は、1画面の処理に許容される時間が決められており、全てのアレイブロックB1〜BmでA/D変換を実行する場合に、一つの画素のA/D変換に許容される処理時間のことであり、1画面の処理に許容される時間をT1、イメージセンサ1(受光素子アレイ)に含まれる画素セルの総数をS(=m×p)とすると、TS0=T1/Sにより与えられる。
次に、アレイブロックBを識別するための変数iを1に初期化し(S140)、アレイブロックBiは、先のS110にて特定された作動対象ブロックであるか否かを判断する(S150)。
アレイブロックBiが作動対象ブロックであれば、アレイブロックBiに対して、S130にて算出された設定周期TS、及び選択信号SELを供給することで、アレイブロックBiにA/D変換を実行させる(S160)。この時、出力パッドPoを介して得られるA/D変換データ(デジタルデータDT)は、別途設けられたメモリに格納されるか、或いは、そのまま、後段の信号処理を実行する処理ブロック(DSP等)に供給される。
S160の処理が終了した場合、又は先のS150にてアレイブロックBiが作動対象ブロックではないと判定された場合は、変数iをインクリメントし(S170)、そのインクリメントされた変数iがアレイブロックの総数m以下であるか否かを判断する(S180)。そして、iがm以下であれば、S150に戻って、S150〜S170の処理を繰り返し、iがmより大きければ、本処理を終了する。
例えば、図6に示すように、領域A1に含まれるアレイブロックB7,B8,B12,B13が作動対象ブロックであった場合、ブロック数n=4、倍率k=20/4=5となる。従って、本処理を実行することにより、アレイブロックB7,B8,B12,B13でのみ、基本サンプリング周期TS0の5倍のサンプリング周期(設定周期)TSで、A/D変換が実行される。つまり、ズームアップに必要な領域についてのみ、通常時より高分解能のA/D変換データ(デジタルデータDT)が収集されることになる。
なお、この収集したデータを処理する後段の装置に対しては、このデジタルデータDTと共に、デジタルデータDTの分解能を表す情報(倍率kなど)を提供し、後段の装置に、デジタルデータDTの分解能に応じた信号処理を実行させる必要がある。
以上説明したように、本実施形態のイメージセンサ1においては、アレイブロックB毎、即ち、画素セル2を2次元アレイ状に配列してなるサブアレイ3毎に、A/D変換回路7が設けられている。
このため、ズームアップ機能を実現する際には、ズームアップの対象となる2次元領域に含まれるサブアレイ3(アレイブロックB)のみでA/D変換を実行すればよいため、不必要なA/D変換の実行が低減され、効率的に処理を実行することができる。
また、本実施形態のイメージセンサ1では、ズームアップする領域を複数選択することや、選択した領域毎に異なったズームアップ率を適用するなど、高機能な処理を簡単に実現することができる。
また、本実施形態のイメージセンサ1では、A/D変換回路7は、そのA/D変換回路7に対応付けられたサブアレイ3に隣接して配置されていているため、サブアレイ3を構成する各画素セル2からA/D変換回路7に至る受光信号(即ちアナログ信号)の伝送路の配線長を必要最小限の長さとすることができ、伝送路でのノイズの重畳を抑制することができるため、高精度なA/D変換データ、ひいては高精度な2次元画像信号を得ることができる。
また、本実施形態のイメージセンサ1では、A/D変換回路7として、その全体がデジタル回路で構成されるパルス遅延型A/D変換回路を用いているため、回路規模を小さくすることができ、ICチップの小型化を図ることができる。
しかも、パルス遅延型A/D変換回路7では、サンプリング周期の間にパルス信号が通過する遅延ユニットの段数をA/D変換データとするため、サンプリング周期を長くすることで、A/D変換データ(デジタルデータDT)の分解能を、任意に変化させることができる。
そして、上記実施形態では、イメージセンサ1を用いてズームアップ処理に必要なA/D変換データを収集する時には、ズームアップする部位に位置する作動対象ブロックとして選択されたn個のアレイブロックBでのみA/D変換を実行し、しかも、サンプリング周期(設定周期)TSを通常時(基本サンプリング周期TS0)のk(=m/n)倍に設定することで、1画面分の処理時間の間に処理すべきアレイブロックBの数が減少した分だけ、各画素セル2のA/D変換に割り当てる時間を増加させるようにされている。
従って、1画面分の処理時間を変化させることなく、また、高価な光学系の操作(メカ的なレンズの移動等)を必要とすることなく、高分解能(高階調)のA/D変換データを得ることができ、解像度の高いズームアップを実現することができる。
更に、本実施形態では、制御信号C1〜Cpが、サンプリングクロックCKSに連携して生成され、制御信号C1〜Cpの周期が、サンプリングクロックCKSの周期の整数倍となるようにされているため、パルス遅延型A/D変換回路からなるA/D変換回路7の動作により制御クロックに起因する高周波ノイズを効率的に除去できるのと同様に、制御信号C1〜Cpに基づくノイズ成分など、サンプリングクロックCKSに同期したノイズ成分を効率よく除去することができ、高精度で且つダイナミックレンジの広いA/D変換データを得ることができる。
なお、本実施形態では、いずれか一つのアレイブロックBを順番に作動させてA/D変換データを取得する場合を想定しているが、複数のアレイブロックBを並列に作動させることで、1画面分のA/D変換データを高速に取得するように構成してもよい。
また、本実施形態では、ズームアップデータ収集処理において、作動対象ブロックとして特定されるアレイブロックBの数nに応じて、設定周期TSを変更しているが、常に基本サンプリング周期TS0を設定周期TSとするように構成してもよいし、外部から変更許可指令があった場合のみ、設定周期TSを変更するように構成してもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
本実施形態では、第1実施形態とは、ズームアップデータ収集処理の内容が異なるだけであるため、この処理についてのみ説明する。
即ち、本実施形態において、ズームアップデータ収集処理が起動されると、図7に示すように、まず、外部から与えられるズームアップ指令に基づいて、ズームアップすべき領域に対応するサブアレイ3を含んだアレイブロックBである作動対象ブロックと、そのブロック数nとを特定する(S210)。
アレイブロックBの総数mと、S210にて特定された作動対象ブロックのブロック数nとに基づいて、繰り返し回数k(=[m/n])を算出すると共に、変数jを1に初期化する(S220)。なお、[x]は、xの整数部分を表すものとする。
次に、アレイブロックBを識別するための変数iを1に初期化し(S230)、アレイブロックBiは、先のS210にて特定された作動対象ブロックであるか否かを判断する(S240)。
アレイブロックBiが作動対象ブロックであれば、アレイブロックBiに対して、設定周期TS(ここでは常に基本サンプリング周期TS0)、及び選択信号SELを供給することで、アレイブロックBiにA/D変換を実行させる(S250)。この時、出力パッドPoを介して得られるA/D変換データ(デジタルデータDT)は、別途設けられたメモリに格納される。
S250の処理が終了した場合、又は先のS240にてアレイブロックBiが作動対象ブロックではないと判定された場合は、変数iをインクリメントし(S260)、そのインクリメントされた変数iがアレイブロックの総数m以下であるか否かを判断する(S270)。
そして、iがm以下であれば、S240に戻って、S240〜S260の処理を繰り返し、iがmより大きければ、変数jをインクリメントする(S280)。
そのインクリメントされた変数jが、S220にて設定された繰り返し回数k以下であるか否かを判断し(S290)、jがk以下であれば、S230に戻って、S230〜S280までの処理を繰り返し、iがkより大きければ、本処理によって、画素セル2毎に得られたk回分のA/D変換データ(デジタルデータDT)の平均値を算出し、これを後段の処理に供給するA/D変換データとして(S300)、本処理を終了する。
例えば、図6に示すように、領域A1,A2に含まれるアレイブロックB5,B7,B8,B10,B12,B13が作動対象ブロックである場合、ブロック数n=6、繰り返し回数k=[20/6]=3となり、アレイブロックB7,B8,B12,B13のみが、1画像分の処理時間の間に、3回ずつA/D変換が実行され、その平均値又は合計値が、後段の処理で使用されることになる。
つまり、ズームアップデータ収集処理により、ズームアップに必要な領域についてのみ、通常時より高分解能のA/D変換データ(デジタルデータDT)が得られることになる。
以上説明したように、本実施形態では、イメージセンサ1を用いてズームアップ処理に必要なA/D変換データを収集する時には、ズームアップする部位に位置する作動対象ブロックとして選択されたn個のアレイブロックBでのみA/D変換を実行し、しかも、選択されたアレイブロックBに属する画素セル2のそれぞれについてk(=[m/n])回ずつA/D変換を実行し、そのk回分のA/D変換データの平均値を求めることで、後段の処理で使用するA/D変換データを得るようにされている。つまり、1画面分の処理時間の間に処理すべきアレイブロックBの数が減少した分だけ、各画素セル2のA/D変換に割り当てる時間を増加させるようにされている。
従って、第1実施形態の場合と同様に、1画面分の処理時間を変化させることなく、また、高価な光学系の操作(メカ的なレンズの移動等)を必要とすることなく、高分解能(高階調)のA/D変換データを得ることができ、解像度の高いズームアップを実現することができる。
なお、本実施形態では、S300にて、k回分のデジタルデータDTの平均値を求めているが、平均値の代わりに合計値を求めてもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
本実施形態では、A/D変換回路の構成が、第1実施形態のものとは一部異なるだけであるため、この相違する部分を中心に説明する。
本実施形態においてA/D変換回路7aを構成するパルス遅延回路10aは、図8に示すように、初段の遅延ユニットDUが、一方の入力端子を起動用端子とするアンドゲートにて構成され、この初段の遅延ユニットDUのもう一つの入力端子と、最終段の遅延ユニットDUの出力端子とを接続して、全遅延ユニットDUをリング状に連結することにより、入力パルスPinを周回させることができるリングディレイライン(RDL)として構成されている。
また、A/D変換回路7aは、このパルス遅延回路10a内での入力パルスPinの周回回数をカウントするカウンタ16と、このカウンタ16によるカウント値をサンプリングクロックCKSの立ち上がりタイミングでラッチするラッチ回路18とを備えている。
このように構成されたA/D変換回路7aでは、ラッチ&エンコーダ12から出力されるデジタルデータを、入力電圧Vinの電圧レベルを表す下位ビットデータa、ラッチ回路18から出力されるカウント値を、入力電圧Vinの電圧レベルを表す上位ビットデータbとするデジタルデータDTを得ることができる。
そして、第1実施形態のA/D変換回路7では、パルス遅延回路10を構成する遅延ユニットDUを、数十〜数百個必要とするのに対して、本実施形態のA/D変換回路7aでは、パルス遅延回路10aを構成する遅延ユニットDUの数は、8或いは16個程度あればよく、その個数を大幅に削減することができるため、イメージセンサ1の回路規模をより小さなものとすることができ、ひいては更なるICチップの小型化を図ることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
本実施形態では、アレイブロックBの構成の一部と、A/D変換回路7の配置が第1実施形態とは異なっているため、この相違する部分を中心に説明する。
図9に示すように、本実施形態のイメージセンサ1aでは、アレイブロックBには、A/D変換回路7の代わりにバッファ回路8が設けられ、A/D変換回路7は、ICチップ周縁部に配設された出力パッドPo等の間に配置されている。
つまり、バッファ回路8はA/D変換回路7と比較して、回路規模(トランジスタ数)が少なく小型に構成できるため、サブアレイ3の集合体である受光素子アレイ中の光不感部分となる領域の面積を低減することができる。
また、A/D変換回路7が配置される、出力パッドPoの間は、従来使用されていない空きスペースであるため、この部分にA/D変換回路7を配置することで、ICチップのチップ面積をより小さく抑えることができる。
なお、A/D変換回路7は、出力パッドPoの間に限らず、出力パッドPoの下部などに配置してもよい。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、受光素子アレイ(サブアレイ3)は、光電変換素子(フォトダイオード)2aに無接点スイッチ2bが一つずつ設けられ、この無接点スイッチ2bを順次オンさせることで出力を得る、いわゆるMOS型イメージセンサとして構成されているが、フォトダイオードに一つずつ設けられたスイッチを、同時にオンして、アナログレジスタに電荷を転送し、その電荷をクロックパルス(搬送波)により、アナログレジスタ内を順次シフトさせることで出力を得る、いわゆるCCD型イメージセンサとして構成されていてもよい。
上記実施形態では、受光素子アレイが、いずれも同一形状,同一サイズに分割等しいサイズのサブアレイ3に分割されているが、サブアレイ3の数、サブアレイ3を構成する画素セル2の数、及び画素セル2の配置形状は、当該イメージセンサ1が適用されるアプリケーションに応じて任意に設定することができることは自明である。
第1実施形態のイメージセンサの構成及びICチップ上におけるイメージセンサ各部の配置を模式的に示した説明図。 (a)はアレイブロックの構成を示すブロック図、(b)はアレイブロックの動作を示すタイミング図。 AD変換回路の構成を示すブロック図(一部回路図を含む)。 AD変換回路の出力を示す説明図。 ズームアップデータ収集処理の内容を示すフローチャート。 ズームアップデータ収集処理の動作の具体例を示す説明図。 第2実施形態におけるズームアップデータ収集処理の内容を示すフローチャート。 第3実施形態におけるA/D変換回路の構成を示すブロック図(一部回路図を含む)。 第4実施形態のイメージセンサの構成及びICチップ上におけるイメージセンサ各部の配置を模式的に示した説明図。 従来のイメージセンサの構成、及びそのイメージセンサに使用されるA/D変換回路の構成を示すブロック図。
符号の説明
1,1a…イメージセンサ、2…画素セル、2a…光電変換素子(フォトダイオード)、2b…無接点スイッチ、3…サブアレイ、5…サブアレイ制御部、7,7a…A/D変換回路、8…バッファ回路、9…制御クロック生成部、90…分周器、10,10a…パルス遅延回路、12…エンコーダ、16…カウンタ、18…ラッチ回路、20…増幅器、21…電極、30…センサ制御部、B(B1〜Bm)…アレイブロック、DU…遅延ユニット、Po…出力パッド。

Claims (10)

  1. 少なくとも光電変換素子を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなり、且つ前記画素セルをいずれも同数だけ含んで構成されたm(mは整数)個のサブアレイからなる受光素子アレイと、前記サブアレイから供給される受光信号の信号レベルに応じた遅延時間でパルス信号を遅延させる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路、及び予め設定されたサンプリングクロックの1周期を測定期間として、該測定期間の間に前記パルス信号が通過する前記遅延ユニットの段数を検出し、その段数に対応した数値データをA/D変換データとして出力する符号化回路を備え、前記受光素子アレイからの受光信号をA/D変換するためにサブアレイ毎に設けられた複数のA/D変換回路からなるA/D変換部とで構成されたイメージセンサの制御方法であって、
    選択されたn(nはmより小さい整数)個のサブアレイでのみA/D変換を実行する場合、前記測定期間をm/n倍にしてA/D変換データを得ることを特徴とするイメージセンサの制御方法。
  2. 少なくとも光電変換素子を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなり、且つ前記画素セルをいずれも同数だけ含んで構成されたm(m=n×k,m>n:m,n,kは整数)個のサブアレイからなる受光素子アレイと、前記サブアレイから供給される受光信号の信号レベルに応じた遅延時間でパルス信号を遅延させる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路、及び予め設定されたサンプリングクロックの1周期を測定期間として、該測定期間の間に前記パルス信号が通過する前記遅延ユニットの段数を検出し、その段数に対応した数値データをA/D変換データとして出力する符号化回路を備え、前記受光素子アレイからの受光信号をA/D変換するために前記サブアレイ毎に設けられた複数のA/D変換回路からなるA/D変換部とで構成されたイメージセンサの制御方法であって、
    選択されたn個のサブアレイでのみA/D変換を実行する場合、選択されたサブアレイを構成する受光素子のそれぞれについてk回ずつA/D変換を実行し、そのk回分のA/D変換データの合計値又は平均値を求めることにより、後段の処理で使用するA/D変換データを得ることを特徴とするイメージセンサの制御方法。
  3. 少なくとも光電変換素子を有した画素セルを2次元アレイ状に配列してなり、且つ、前記画素セルをいずれも同数だけ含んで構成された複数のサブアレイからなる受光素子アレイと、
    前記サブアレイから供給される受光信号の信号レベルに応じた遅延時間でパルス信号を遅延させる遅延ユニットを複数段縦続接続してなるパルス遅延回路、及び予め設定されたサンプリングクロックの1周期を測定期間として、該測定期間の間に前記パルス信号が通過する前記遅延ユニットの段数を検出し、その段数に対応した数値データをA/D変換データとして出力する符号化回路によって構成され、前記受光素子アレイからの受光信号をA/D変換するために前記サブアレイ毎に設けられた複数のA/D変換回路からなるA/D変換部と、
    を備え、単一のICチップとして構成されることを特徴とするイメージセンサ。
  4. 前記A/D変換回路を、該A/D変換回路に対応付けられた前記サブアレイに隣接して配置したことを特徴とする請求項3に記載のイメージセンサ。
  5. 前記A/D変換回路を、前記受光素子アレイの外周部に配置したことを特徴とする請求項3に記載のイメージセンサ。
  6. 前記A/D変換回路の出力を取り出すためのパッドを、前記受光素子アレイの外周部に配置し、
    前記A/D変換回路を、前記パッド間、或いはパッドの下部に配置したことを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサ。
  7. 前記パルス遅延回路は、縦続接続された前記遅延ユニットをリング状にしてなるリング遅延回路からなり、
    前記符号化回路は、前記測定時間の間に前記パルス信号が前記リング遅延回路を周回した回数をカウントした周回数と、前記測定期間の終了時に検出される前記リング遅延回路内でのパルス位置情報との組合せで前記A/D変換データを生成することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のイメージセンサ。
  8. 前記受光素子アレイを構成する各画素セルに受光信号を出力させるための制御信号C1,C2,…Cpを発生させる制御クロックCKCと前記サンプリングクロックCKSとが、互いに同期していることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載のイメージセンサ。
  9. 前記制御クロックCKCを1/d分周(dは正の整数)したクロックをサンプリングクロックCKSとして使用すること特徴とする請求項8に記載のイメージセンサ。
  10. 前記受光素子アレイは、CMOSイメージセンサ又はCCDイメージセンサとして構成されていることを特徴とする請求項3〜9のいずれかに記載のイメージセンサ。
JP2005108824A 2005-04-05 2005-04-05 イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法 Expired - Fee Related JP4232755B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005108824A JP4232755B2 (ja) 2005-04-05 2005-04-05 イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法
US11/393,818 US7671313B2 (en) 2005-04-05 2006-03-31 Image sensor and control method of the image sensor
DE102006015394.4A DE102006015394B4 (de) 2005-04-05 2006-04-03 Bildsensor und Steuerverfahren für den Bildsensor
US12/627,780 US20100073542A1 (en) 2005-04-05 2009-11-30 Image sensor and control method of the image sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005108824A JP4232755B2 (ja) 2005-04-05 2005-04-05 イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287879A JP2006287879A (ja) 2006-10-19
JP4232755B2 true JP4232755B2 (ja) 2009-03-04

Family

ID=37233537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005108824A Expired - Fee Related JP4232755B2 (ja) 2005-04-05 2005-04-05 イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7671313B2 (ja)
JP (1) JP4232755B2 (ja)
DE (1) DE102006015394B4 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4232755B2 (ja) * 2005-04-05 2009-03-04 株式会社デンソー イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法
TWI429066B (zh) 2005-06-02 2014-03-01 Sony Corp Semiconductor image sensor module and manufacturing method thereof
US8179296B2 (en) 2005-09-30 2012-05-15 The Massachusetts Institute Of Technology Digital readout method and apparatus
US20100226495A1 (en) 2007-10-29 2010-09-09 Michael Kelly Digital readout method and apparatus
JP5059669B2 (ja) 2008-03-26 2012-10-24 オリンパス株式会社 固体撮像装置
JP5133751B2 (ja) * 2008-03-26 2013-01-30 オリンパス株式会社 固体撮像装置
JP2009296500A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Olympus Corp 撮像装置
JP5198156B2 (ja) * 2008-06-09 2013-05-15 オリンパス株式会社 撮像装置
JP2009302640A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Olympus Corp 固体撮像装置
JP2009303012A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Olympus Corp 固体撮像装置
JP5086937B2 (ja) * 2008-08-19 2012-11-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 パルス位相差検出回路及びこれを用いたa/d変換回路
FR2939965B1 (fr) * 2008-12-12 2010-11-26 E2V Semiconductors Circuit integre matriciel et notamment capteur d'image de grande dimension
JP2010161723A (ja) 2009-01-09 2010-07-22 Olympus Corp 光電変換装置
JP5245984B2 (ja) * 2009-03-30 2013-07-24 ソニー株式会社 撮像素子、読み出し信号の変換方法およびカメラ
JP5466874B2 (ja) * 2009-05-13 2014-04-09 オリンパス株式会社 固体撮像装置
JP5393360B2 (ja) 2009-09-09 2014-01-22 オリンパス株式会社 光電変換装置
JP5378132B2 (ja) 2009-09-28 2013-12-25 オリンパス株式会社 光電変換装置
JP2011146859A (ja) 2010-01-13 2011-07-28 Olympus Corp 固体撮像装置
JP2011166287A (ja) 2010-02-05 2011-08-25 Olympus Corp 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP5525914B2 (ja) 2010-05-25 2014-06-18 オリンパス株式会社 ランプ波生成回路および固体撮像装置
JP5777942B2 (ja) * 2010-07-02 2015-09-09 オリンパス株式会社 撮像装置
JP5500007B2 (ja) * 2010-09-03 2014-05-21 ソニー株式会社 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5412392B2 (ja) 2010-09-27 2014-02-12 オリンパス株式会社 A/d変換回路及び固体撮像装置
JP2012147242A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Olympus Corp 固体撮像装置
TWI424746B (zh) * 2011-02-14 2014-01-21 Ind Tech Res Inst 影像感測器及其感測方法
US8605853B2 (en) 2011-07-01 2013-12-10 Massachusetts Institute Of Technology Methods and apparatus for in-pixel filtering in focal plane arrays
CN104380714B (zh) * 2012-06-08 2018-10-23 株式会社尼康 拍摄元件和拍摄装置
JP6261162B2 (ja) * 2012-10-02 2018-01-17 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の駆動方法
JP6043650B2 (ja) * 2013-02-22 2016-12-14 オリンパス株式会社 撮像装置
JP6230260B2 (ja) 2013-04-24 2017-11-15 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法
CN104301639A (zh) * 2014-07-18 2015-01-21 上海集成电路研发中心有限公司 超高帧率cmos图像传感器
DE102017102833A1 (de) 2017-01-18 2018-07-19 Heimann Sensor Gmbh Hochauflösendes Thermopile Infrarot Sensorarray
JP6852712B2 (ja) * 2018-04-27 2021-03-31 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
KR20200098024A (ko) * 2019-02-11 2020-08-20 삼성전자주식회사 이미지 센서의 펄스 생성기 및 이의 구동 방법
KR20210147347A (ko) * 2020-05-28 2021-12-07 에스케이하이닉스 주식회사 이미지 센싱 장치
CN113552792B (zh) * 2021-06-08 2022-05-13 西安电子科技大学 基于传输线相位对冲量化的超高速时间编码器及编码方法
CN113552791B (zh) * 2021-06-08 2022-05-24 西安电子科技大学 基于传输线行波量化的超高速时间编码器及编码方法
CN116155395B (zh) * 2023-04-19 2023-07-07 深圳华创芯光科技有限公司 一种光无线通信空分复用接收器件

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3064644B2 (ja) 1992-03-16 2000-07-12 株式会社デンソー A/d変換回路
US5841126A (en) * 1994-01-28 1998-11-24 California Institute Of Technology CMOS active pixel sensor type imaging system on a chip
JPH10233967A (ja) 1997-02-20 1998-09-02 Koji Eto 撮像素子及び撮影装置
US6448912B1 (en) * 1998-10-29 2002-09-10 Micron Technology, Inc. Oversampled centroid A to D converter
JP3011208B1 (ja) 1998-11-09 2000-02-21 日本電気株式会社 イメージセンサ及びその製作方法
JP2000184282A (ja) 1998-12-15 2000-06-30 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の駆動方法、画像処理方法、情報記録媒体、及び画像処理システム
JP2000299820A (ja) 1999-04-14 2000-10-24 Hamamatsu Photonics Kk 高速視覚センサ装置
JP3737647B2 (ja) 1999-06-04 2006-01-18 株式会社東芝 Ad変換回路および固体撮像装置
JP2002033962A (ja) * 2000-05-08 2002-01-31 Sony Corp 撮像装置及びその駆動制御方法
US6809769B1 (en) 2000-06-22 2004-10-26 Pixim, Inc. Designs of digital pixel sensors
JP4396063B2 (ja) * 2001-07-13 2010-01-13 株式会社デンソー A/d変換方法及び装置
US6617564B2 (en) * 2001-10-04 2003-09-09 Gentex Corporation Moisture sensor utilizing stereo imaging with an image sensor
JP3821143B2 (ja) 2004-08-19 2006-09-13 株式会社デンソー フィルタ機能を有する信号レベル検出方法及び装置
JP4298685B2 (ja) * 2004-09-02 2009-07-22 キヤノン株式会社 シフトレジスタ、及び同シフトレジスタを用いた固体撮像装置、カメラ
JP4232755B2 (ja) * 2005-04-05 2009-03-04 株式会社デンソー イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7671313B2 (en) 2010-03-02
JP2006287879A (ja) 2006-10-19
DE102006015394B4 (de) 2019-08-29
US20100073542A1 (en) 2010-03-25
US20060243885A1 (en) 2006-11-02
DE102006015394A1 (de) 2006-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4232755B2 (ja) イメージセンサ及びイメージセンサの制御方法
JP4569647B2 (ja) Ad変換装置、ad変換方法、固体撮像素子、およびカメラシステム
JP5901186B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
US7629913B2 (en) Data processing method, data processing apparatus, solid-state image pickup apparatus, image pickup apparatus and electronic apparatus
CN102891967B (zh) 成像装置
JP3904111B2 (ja) 固体撮像装置及びその信号処理方法
JP4661891B2 (ja) Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム
CN101883220B (zh) 图像传感器、其驱动方法、模块、电子设备、模数转换方法和模数转换器
JP4449565B2 (ja) 物理量分布検知の半導体装置
JP4946761B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
US20120305752A1 (en) Solid-state imaging device, and imaging device
JP2010258806A (ja) バイナリ値変換回路およびその方法、ad変換装置、固体撮像素子、並びにカメラシステム
JP2009089085A (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステム
JP2013026904A (ja) 固体撮像装置
EP1227663A2 (en) Data conversion/output apparatus
EP1107581A2 (en) Image pickup apparatus
JP2012151613A (ja) 固体撮像装置及び撮像装置
JP5131024B2 (ja) A/d変換器、a/d変換方法、およびa/d変換器もしくはa/d変換方法を備えた固体撮像装置
US9338384B2 (en) Solid-state imaging apparatus including electrically connected substrates
JPH10145680A (ja) 高速視覚センサ装置
JP7277242B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP5996223B2 (ja) 撮像装置
JP7321741B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2011259016A (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP2014120987A (ja) A/d変換回路および固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4232755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees