JP4224488B2 - 検体分取分注用ノズル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、血液等の検体を収容した試験管等の検体容器から栓体を分取し、別の検体容器に分注する検体分取分注用ノズル装置に関する。
血液等の検体の分取分注装置として、試料給排用配管の先端部にヘッド部材を設け、このヘッド部材のノズル部に流体給排用配管と接続されるバルーンを設け、流体給排用配管を介して給排される流体によってバルーンを膨張・収縮できるようにしたものが知られている(特許文献1参照。)。
これは、分注チップの基端部に設けられた筒部に、前記バルーンを含むノズル部を挿入した状態で、流体給排用配管を介して流体をバルーンに供給すると、バルーンが膨張して分注チップの筒部の内周面に密着する。また、流体給排用配管を介してバルーン内の流体を排出すると、バルーンが収縮して分注チップの筒部の内周面から離間するようになっている。従って、バルーンを膨張・収縮することによって、ノズル部と分注チップを着脱することができる。
また、ノズル本体の先端部外周部に、円環状の弾性バッグを取付け、この弾性バッグの中空部に流体を供給・排気可能にした検体分取分注用ノズル装置が知られている(特許文献2参照。)。
これは、ノズル本体に設けられた弾性バッグを含むノズル本体を分注チップの基端部に設けられた筒部に挿入した状態で、流体給排用配管を介して流体を弾性バッグに供給すると、弾性バッグが膨張して分注チップの筒部の内周面に密着する。また、流体給排用配管を介して弾性バッグ内の流体を排出すると、弾性バッグが収縮して分注チップの筒部の内周面から離間するようになっている。従って、弾性バッグを膨張・収縮することによって、ノズル部と分注チップを着脱することができる。
特開平6−323964号公報 特開平9−127130号公報
しかしながら、特許文献1,2は、いずれもバルーンに流体を給排してバルーンを膨張・収縮することによって、バルーンを分注チップの筒部の内周面に押付けたり、離間させてノズル部と分注チップを着脱するようにしたものである。従って、バルーンに流体を給排するための装置が必要となり、装置が複雑になる。さらに、バルーンに流体を給排してバルーンを膨張・収縮するためにバルーンを肉薄に形成する必要がある一方で、バルーンは分注チップの筒部の内周面と繰り返し摺擦するため、摩耗によってバルーンが損傷しやすく、バルーンを頻繁に交換するなどのメンテナンスが必要がある。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、装置の構成の簡素化を図るとともに、耐久性があり、メンテナンスを削減できる検体分取分注用ノズル装置を提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、検体を分取分注する分取分注管の先端部にノズル部を有するノズル本体と、前記ノズル本体が軸方向に移動自在に貫通する貫通孔を有し、前記ノズル本体の軸方向から圧縮されたとき前記ノズル本体の外周面より拡径方向に弾性変形可能な中実球状のシリコンボールと、前記シリコンボールを含む前記ノズル本体が内部に挿入される筒部を有する分取分注チップと、前記ノズル本体に設けられ前記分取分注チップの装着時には、前記シリコンボールを含むノズル本体を前記分取分注チップの筒部内に挿入した状態で、前記シリコンボールを圧縮して拡径方向に弾性変形させ前記分取分注チップの筒部の内周面に気密に圧接可能であり、前記分取分注チップの取り外し時には、前記シリコンボールに対する圧縮力を解除して該シリコンボールを縮径させ前記分取分注チップの筒部の内周面から離間させるボール圧縮機構とからなり、前記シリコンボールは、前記ノズル本体の軸方向に離間して少なくとも一対配置され、前記ボール相互間には前記ノズル本体に軸方向に移動自在に可動フランジ部を有する移動筒体が嵌合され、前記シリコンボールを挟んで前記可動フランジ部と反対側の前記ノズル本体には固定フランジ部が設けられ、前記ノズル本体を軸方向に移動することにより、前記固定フランジ部と可動フランジ部との間が接近して前記シリコンボールが同時に圧縮されて前記分取分注チップの筒部の内周面に気密に圧接可能であることを特徴とする検体分取分注用ノズル装置にある。
請求項2は、請求項1の前記シリコンボールは、前記ノズル本体に対して軸方向に移動可能な貫通孔を有する弾性変形可能な中実球状で、前記固定フランジ部と可動フランジ部との間に介在され、前記ノズル本体の軸方向の移動に伴って前記固定フランジ部と可動フランジ部が接近して圧縮されたとき、外周面が固定フランジ部及び可動フランジ部の外径より拡径し、圧縮が解除されたとき、外周面が固定フランジ部及び可動フランジ部の外径より縮径することを特徴とする。
請求項3は、請求項1または2の前記ボール圧縮機構は、流体シリンダと、この流体シリンダによって上下方向に移動するプランジャと、このプランジャと連結されて上下方向に移動するとともに、下端部にノズル部を有するノズル本体とからなり、前記流体シリンダによる前記ノズル本体の上下動によって前記固定フランジ部と可動フランジ部との間に介在された前記シリコンボールを圧縮または圧縮解放させることを特徴とする。
この発明によれば、弾性変形自在なボールを弾性変形させてノズル本体と分注チップとを着脱可能とすることにより、装置の簡素化を図ることができ、また耐久性があり、メンテナンスを削減できるという効果がある。しかも、ノズル本体の軸方向に離間した少なくとも一対のボールが同時に圧縮されて分取分注チップの筒部の内周面に気密に圧接するため、分取分注チップを垂直に確実に保持することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1は検体分取分注用ノズル装置を示し、(a)はボールに対する圧縮力を解除した状態の縦断側面図、(b)はボールを圧縮した状態の縦断側面図、図2は図1のA部を拡大した縦断側面図、図3はノズル本体に対して分取分注チップを装着した状態の縦断側面図である。
血液等の検体を分取分注する検体分取分注用ノズル装置は、図3に示すように、昇降移動機構10によって鉛直方向に昇降自在に支持されたノズル機構部11と、ラック等に鉛直方向に支持された分取分注チップ13とから構成されている。まず、ノズル機構部11について説明すると、昇降移動機構10に支持された支持部材14には鉛直方向に移動自在な分取分注管15が設けられている。分取分注管15の基端部15aは配管等を介して血液等の検体を分取・分注するための吸引・吐出装置(図示しない)に接続されている。分取分注管15の先端部にはノズル本体12が設けられている。
図1及び図2に示すように、支持部材14にはボール圧縮機構を構成する流体シリンダとしてのエアシリンダ20が鉛直方向に設けられている。エアシリンダ20のシリンダ部21には前記分取分注管15に対して固定されたピストン22が内挿されている。シリンダ部21の上部室と下部室にはエア給排管23a、23bが接続され、エア給排管23a、23bを介して給排されるエアによってピストン22が上下動するようになっている。ピストン22には前記分取分注管15と直結されたパイプからなるプランジャ24が連結され、このプランジャ24は支持部材14に設けられたガイド部材25を貫通して下方に突出している。
プランジャ24の下端部には連結枠体24aが固定され、この連結枠体24aには分取分注管15の基端部15aが連結固定されている。従って、連結枠体24a及び分取分注管15はエアシリンダ20によって上下動するようになっている。連結枠体24aから下方に突出する分取分注管15は支持部材14に固定されたガイドパイプ24bの内部に上下動自在に挿通され、分取分注管15の下端部にはノズル本体12が設けられている。すなわち、分取分注管15の先端部にはねじ部26が設けられ、このねじ部26には先端にノズル孔27を有するノズル部28が固定されている。ノズル部28のノズル孔27は分取分注管15の通路29を介して血液等の検体を分取・分注するための吸引・吐出装置(図示しない)に連通している。
また、ガイドパイプ24bの下端部には分取分注管15が軸方向に移動自在な貫通孔30aを有する断面が円弧状のストッパとしての固定フランジ部30が設けられている。さらに、固定フランジ部30より下方には分取分注管15が軸方向に移動自在な貫通孔31aを有する円筒状の移動筒体31が設けられている。この移動筒体31の上下両端部には可動フランジ部32,33が一体に形成されている。移動筒体31の上部の可動フランジ部32は固定フランジ部30に離間対向し、下部の可動フランジ部33は前記ノズル部28と一体の固定フランジ部34に離間対向している。
従って、固定フランジ部30と可動フランジ部32との間及び固定フランジ部34と可動フランジ部33との間には間隙部が設けられ、これら間隙部には弾性変形可能なボールとしてのシリコンボール35、35が介在されている。これらシリコンボール35、35は分取分注管15が軸方向に移動自在な貫通孔35aを有する中実真球状で、上下方向から圧縮されたとき、可動フランジ部32,33及び固定フランジ部34の外径より外側に拡径するように弾性変形し、圧縮力が解除されると、可動フランジ部32,33及び固定フランジ部34の外径より縮径するようになっている。
前記ラック等に鉛直方向に支持された分取分注チップ13は、図3に示すように、透明プラスチック、透明ガラス等の円筒体で、先端部には先細部36が、基端部には筒部37が設けられている。筒部37の内径は可動フランジ部32,33、固定フランジ部34の外径及びシリコンボール35、35の外径より大径で、ノズル部28を含む可動フランジ部32,33、固定フランジ部34の外径及びシリコンボール35、35が挿入できるようになっている。
次に、検体分取分注用ノズル装置の作用について説明する。
図1(a)に示すように、エアシリンダ20のピストン22が中立状態においては、プランジャ24及び分取分注管15が下方に突出した状態にあり、固定フランジ部30と可動フランジ部32との間及び固定フランジ部34と可動フランジ部33との間のシリコンボール35、35には圧力が加わっていないため真球状にある。この状態で、昇降移動機構10によってノズル機構部11の全体が移動し、ノズル本体12が分取分注チップ13の上部に位置決めされると、ノズル機構部11の全体が下降する。
そして、ノズル本体12が分取分注チップ13の筒部37の内部に挿入され、ノズル部28を含む可動フランジ部32,33、固定フランジ部34の外径及びシリコンボール35、35が筒部37に挿入される。次に、エア給排管23bからシリンダ部21の下部室にエアが送気されると、エア給排管23aから排気され、ピストン22がシリンダ部21内で上昇する。従って、ピストン22と一体のプランジャ24が上昇する。
プランジャ24の上昇に伴ってプランジャ24の先端部に設けられた連結枠体24aを介して分取分注管15が上昇するため、ノズル部28も上昇する。このため、固定フランジ部30と固定フランジ部34との間隔が狭まり、固定フランジ部30と可動フランジ部32とが接近し、固定フランジ部34と可動フランジ部33とが接近する。従って、図1(b)に示すように、固定フランジ部30と可動フランジ部32との間に介在されたシリコンボール35と固定フランジ部34と可動フランジ部33との間に介在されたシリコンボール35とが圧縮され、シリコンボール35,35は可動フランジ部32,33及び固定フランジ部34より拡径方向に弾性変形する。
シリコンボール35,35が拡径方向に弾性変形すると、図3に示すように、シリコンボール35,35が分取分注チップ13の筒部37の内周面に密着し、ノズル本体12と分取分注チップ13とが気密状態に接続される。この状態で、昇降移動機構10によってノズル本体12と分取分注チップ13とが一体的に移動し、分取分注チップ13を試験管(図示しない)に挿入した後、吸引・吐出装置によって吸引すると、分取分注管15を介して分取分注チップ13が負圧となり、試験管内の血清を分取分注チップ13に分取することができる。
昇降移動機構10が再び移動してノズル本体12と分取分注チップ13とが一体的に上昇すると、分取分注チップ13が試験管から脱出し、分取した血清を収容したノズル本体12と分取分注チップ13を別の試験管等に位置決めすることができる。そして、吸引・吐出装置によって吐出すると、分取分注管15を介して分取分注チップ13が正圧となり、分取分注チップ13内の血清を試験管等に分注することができる。
このようにして、分取分注が終了すると、エア給排管23aからシリンダ部21の上部室にエアが送気され、エア給排管23bから排気され、ピストン22がシリンダ部21内で下降する。従って、ピストン22と一体のプランジャ24が下降する。
プランジャ24の下降に伴って分取分注管15の先端部に設けられたノズル部28が下降するため、固定フランジ部30と固定フランジ部34との間隔が拡がり、固定フランジ部30と可動フランジ部32とが離反し、固定フランジ部34と可動フランジ部33とが離反する。従って、固定フランジ部30と可動フランジ部32との間に介在されたシリコンボール35と固定フランジ部34と可動フランジ部33との間に介在されたシリコンボール35の圧縮力が解除され、シリコンボール35,35は可動フランジ部32,33及び固定フランジ部34より縮径する。
シリコンボール35,35が縮径すると、シリコンボール35,35が分取分注チップ13の筒部37の内周面から離間し、ノズル本体12と分取分注チップ13との接続状態に解除され、分取分注チップ13はノズル本体12から分離される。
前記実施形態によれば、分取分注管を流体シリンダと直結し、流体シリンダによってプランジャを昇降させてシリコンボールを圧縮及び圧縮解除しるようにしたが、流体シリンダに限定されるものではなく、モータによって駆動するラック・ピニオン機構やソレノイド等のアクチュエータを用いてもよい。
また、2個のシリコンボールを圧縮して分取分注チップの筒部の内周面に密着するようにしたが、シリコンボールの数は限定されるものではない。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
この発明の第1の実施形態の検体分取分注用ノズル装置を示し、(a)はボールに対する圧縮力を解除した状態の縦断側面図、(b)はボールを圧縮した状態の縦断側面図。 同実施形態を示し、図1のA部を拡大した縦断側面図。 同実施形態を示し、ノズル本体に対して分取分注チップを装着した状態の縦断側面図。
符号の説明
11…ノズル機構部、12…ノズル本体、13…分取分注チップ、15…分取分注管、20…エアシリンダ、28…ノズル部、30,32,33,34…フランジ部、35…シリコンボール

Claims (3)

  1. 検体を分取分注する分取分注管の先端部にノズル部を有するノズル本体と、
    前記ノズル本体が軸方向に移動自在に貫通する貫通孔を有し、前記ノズル本体の軸方向から圧縮されたとき前記ノズル本体の外周面より拡径方向に弾性変形可能な中実球状のシリコンボールと、
    前記シリコンボールを含む前記ノズル本体が内部に挿入される筒部を有する分取分注チップと、
    前記ノズル本体に設けられ前記分取分注チップの装着時には、前記シリコンボールを含むノズル本体を前記分取分注チップの筒部内に挿入した状態で、前記シリコンボールを圧縮して拡径方向に弾性変形させ前記分取分注チップの筒部の内周面に気密に圧接可能であり、前記分取分注チップの取り外し時には、前記シリコンボールに対する圧縮力を解除して該シリコンボールを縮径させ前記分取分注チップの筒部の内周面から離間させるボール圧縮機構とからなり、
    前記シリコンボールは、前記ノズル本体の軸方向に離間して少なくとも一対配置され、前記シリコンボール相互間には前記ノズル本体に軸方向に移動自在に可動フランジ部を有する移動筒体が嵌合され、前記シリコンボールを挟んで前記可動フランジ部と反対側の前記ノズル本体には固定フランジ部が設けられ、
    前記ノズル本体を軸方向に移動することにより、前記固定フランジ部と可動フランジ部との間が接近して前記シリコンボールが同時に圧縮されて前記分取分注チップの筒部の内周面に気密に圧接可能であることを特徴とする検体分取分注用ノズル装置。
  2. 前記シリコンボールは、前記ノズル本体に対して軸方向に移動可能な貫通孔を有する弾性変形可能な中実球状で、前記固定フランジ部と可動フランジ部との間に介在され、前記ノズル本体の軸方向の移動に伴って前記固定フランジ部と可動フランジ部が接近して圧縮されたとき、外周面が固定フランジ部及び可動フランジ部の外径より拡径し、圧縮が解除されたとき、外周面が固定フランジ部及び可動フランジ部の外径より縮径することを特徴とする請求項1記載の検体分取分注用ノズル装置。
  3. 前記ボール圧縮機構は、流体シリンダと、この流体シリンダによって上下方向に移動するプランジャと、このプランジャと連結されて上下方向に移動するとともに、下端部にノズル部を有するノズル本体とからなり、前記流体シリンダによる前記ノズル本体の上下動によって前記固定フランジ部と可動フランジ部との間に介在された前記シリコンボールを圧縮または圧縮解放させることを特徴とする請求項1または2記載の検体分取分注用ノズル装置。
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