JP4220626B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の現在位置が推奨経路から逸脱した場合に、その判定を自動的に行うことのできる車両用ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両の走行中、目的地までの推奨経路を逸脱した場合、その逸脱位置から最初の推奨経路に戻る復帰経路を計算することのできるナビゲーション装置が知られている(特開昭63−163210号公報、特開平7−272194号公報、特開平8−278156号公報参照)。
【0003】
前記各公報記載のナビゲーション装置では、経路を逸脱したかどうかの基準として、推奨経路と車両の現在位置との距離が一定のしきい値を越えているかどうかで判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、経路を逸脱したかどうかの基準となるしきい値を一定値に設定すると、次のような難点がある。
【0005】
細街路などの交差点間隔の短い道路を走行していると、交差点間の距離がしきい値より小さくなることがある。このため、推奨経路を逸脱しても、逸脱判定が間に合わず、復帰経路に沿って曲がるべき交差点を曲がらずに通り過ぎてしまうことがある。また、山間部の道路など交差点間隔の長い道路を走行していると、交差点間の距離が十分長いので逸脱判定をゆっくり行えばよいのに、短いしきい値で逸脱判定してしまう。このため、車両が経路を逸脱していないのにわずかの位置検出誤差で逸脱したと誤判定をすることがある。
【0006】
また、車両が休憩などのために、サービスエリア、パーキングエリアに進入したり、ガソリン補給のためにガソリンスタンドに入ったら逸脱と判定してしまう。このため、逸脱していないのに逸脱したとの表示や案内をして運転者を迷わせてしまう。また、エリアや施設の出口が複数ある場合ならば、遠回りになる復帰経路を計算してしまうこともある。
【0007】
GPS(Global Poitioning System)を使って車両誘導していると、GPSの誤差により一時的な誤補正が発生した場合にも、推奨経路を逸脱したと判定して逸脱表示や案内をして運転者を迷わせてしまう。
【0008】
そこで、本発明は、推奨経路を外れて走行したときに、逸脱判定を的確に行うことができ、もって逸脱誤判定率を下げて、運転者に無用な不安を与えることのない車両用ナビゲーション装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の車両用ナビゲーション装置によれば、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかを判定する逸脱判定手段は、走行している道路の道路種別を判別し、道路種別の判別結果に応じて、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかを判定するしきい値である逸脱判定距離を変えるものである。
【0010】
前記「道路種別」は、交差点間の距離の長い短いに応じて道路区間ごとに定めてもよく、従来からある行政上の道路種別を用いてもよい。行政上の道路種別としては、具体的には、高速自動車国道、自動車専用道路、国道、都道府県道、政令指定都市の道路、市町村道、生活道路のような細街路、が挙げられる。また、都市部の道路、田園部の道路、山間部の道路などの分け方であってもよい。
【0011】
また、「道路種別の判別結果に応じて、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかを判定するしきい値である逸脱判定距離を変える」とは、具体的には、交差点間の距離が短いと認められる道路種別の道路ほど、逸脱判定距離を短くすることであり、交差点間の距離が長いと認められる道路種別の道路ほど、逸脱判定距離を長くすることである。
【0012】
この構成の車両用ナビゲーション装置であれば、都市部の道路や細街路のような交差点間の距離の短い道路を走行している場合と、高速道路や山間部の道路のような交差点間の距離の長い道路を走行している場合とで、逸脱判定距離を変えるので、常に、適切なしきい値を用いて逸脱判定を行うことができる。したがって、逸脱判定が遅すぎることはなく、位置検出精度の一時的な低下で誤判定をしてしまうこともなくなる。
【0015】
本発明の請求項記載の車両用ナビゲーション装置によれば、逸脱判定手段は、位置検出手段の位置検出精度を評価し、位置検出精度が低下している場合は、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかの判定をしないものである。前記位置検出手段の例として、GPSが挙げられる。
【0016】
位置検出精度が低下していれば、逸脱誤判定を行いやすい。このような場合に逸脱と誤判定してしまうと、運転者を迷わせてしまうので、推奨経路を逸脱しているかどうかの判定をしないこととしたのである。
【0017】
なお、逸脱判定手段が車両が推奨経路を逸脱していると判定した場合には、車両誘導手段は、運転者に一定の表示又は音声案内をすることとしてもよく(請求項)、経路計算手段は、目的地又は推奨経路のいずれかの地点に至る復帰経路を計算してもよい(請求項)。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1は、車両用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。この車両用ナビゲーション装置は、位置検出のためのGPS受信機1、走行距離を検出する車速センサ2、ジャイロなどの方位センサ3を備えており、これらの検出信号は、車両用ナビゲーション装置の位置検出部4に与えられる。
【0020】
位置検出部4は、車速センサ2、方位センサ3による走行距離情報及び方位情報、並びにGPS受信機1による位置情報と、地図専用ディスクDに格納されている道路パターンとの比較に基づいて車両位置を算出する。この算出は、一定周期(例えば1秒)ごとに行われ、車両の位置データは、車両の走行に連れてこの周期ごとに更新されていくことになる。
【0021】
位置検出部4で検出された車両の現在位置データは、車両用ナビゲーション装置の地図描画部8に与えられ、ここで、道路地図と、その地図上における車両の現在位置マークと、推奨経路(後述)に沿った線を生成し、モニター10に表示させる。
【0022】
また位置検出部4で検出された車両の現在位置データは、経路計算部6に与えられる。経路計算部6は、この現在位置データと、地図表示等を見ながら操作キー12から入力された目的地データと、地図専用ディスクDからディスクドライブ5を通して与えられる道路地図データとに基づいて、現在位置から目的地までの推奨経路(「初期経路」という)を計算するとともに、初期経路を逸脱したと判定した場合に、現在位置データと道路地図データとに基づいて、車両の現在位置から初期経路のいずれかの地点までの推奨経路(「復帰経路」という)を計算するものである。
【0023】
誘導制御部9は、スピーカ11,操作キー12,モニター10などとのインターフェイスをとり、推奨経路に沿って交差点の右左折などの指示を出すことにより車両を誘導するとともに、位置検出部4で検出された車両の現在位置データに基づいて車両が初期経路を逸脱しているかどうかを判定し、車両が初期経路を逸脱していると判定した場合に、スピーカ11で音声案内したり、モニター10に注意表示をしたり、経路計算部6に復帰経路計算の指示を出したりするものである。
【0024】
誘導制御部9に付属しているメモリ14は、距離積算テーブル(後述)、初期経路を構成するリンク列、復帰経路計算の結果得られた復帰経路を構成するリンク列等を記憶するものである。
【0025】
前記地図専用ディスクDに記憶されている道路地図データは、道路地図(高速自動車国道、自動車専用道路、国道、都道府県道、政令指定都市の道路、市町村道、生活道路のような細街路、施設・エリア内の道路を含む)をメッシュ状に分割して、各メッシュ単位でノードとリンクとの組み合わせからなる経路データを記憶している。この他に、ビルディング、家屋、ガソリンスタンド、レストラン、駐車場などの各種施設・エリアデータ、河、海、湖などの各種地形データも含んでいる。
【0026】
前記メッシュは、日本道路地図を経度差1度、緯度差40分で分割し、縦横の距離を約80km×約80kmとした上位メッシュと、この上位メッシュを縦横それぞれ8等分し約10km×約10kmとした中位メッシュと、中位メッシュを縦横それぞれ10等分し約1km×約1kmとした下位メッシュとの三重構造を持っている。
【0027】
ノードとは、道路の交差点や折曲点を特定するための座標点のことであり、交差点を表すノードを交差点ノード、折曲点(交差点を除く)を表すノードを補間点ノードという。
【0028】
リンクは、始点ノードと終点ノードとをつないだものであって、道路の形に沿った方向付きの折れ線である。
【0029】
この折れ線の形状を無視して、1本又は複数本つながったリンクを通過するときのリンクコスト情報と、他の圧縮リンクとの接続状態を示す情報とがデータとして記憶されたリンクを「圧縮リンク」という。この圧縮リンクは、経路計算をするときに使うものである。
【0030】
道路の曲がり具合までを考慮して、リンクを構成するノードの座標で特定したリンクを「形状リンク」という。この形状リンクは、本発明との関連では、車両が推奨経路を逸脱しているかどうか判定するとき等に使用する。
【0031】
圧縮リンクを記憶したデータファイルをリンク圧縮ファイルといい、1本1本ごとに形状リンクを構成するノードの座標を記憶したデータファイルをリンク形状ファイルという。
【0032】
リンク圧縮ファイルは、圧縮リンクの道路種別、リンクコスト、リンク長、そのリンクに接続する他のリンクへのポインタ、接続コスト、そのリンクに対応する形状リンクへのポインタ等を記憶している。
【0033】
リンク形状ファイルは、形状リンクごとに始点ノード、終点ノード及び補間点ノードの各座標と、そのリンクに対応する圧縮リンクへのポインタと、リンクの道路種別、交通規制のデータを持っている。前記「道路種別」とは、例えば(1)高速自動車国道、自動車専用道路などの高速道路、(2)国道、都道府県道、政令指定都市の道路のような一般道路、(3)生活道路のような細街路、(4)サービスエリア、パーキングエリア、公園等のような施設内の道路を区別するための道路種別をいう。
【0034】
以下、初期経路の設定手順を説明する。
【0035】
操作キー12によって運転者が目的地を入力すれば、経路計算部6は、目的地付近及び現在地付近のリンク形状データを読み込み、自己の記憶領域に記憶する。
【0036】
これらのリンク形状データを獲得している間に、運転者は、経路計算要求をするための計算条件、例えば高速道路を利用するか、経由地点を設定するか等の条件を設定することができる。
【0037】
次に、操作キー12によって運転者から経路計算要求があれば、現在位置に最も近い形状リンクを特定しこれに対応する圧縮リンクを計算開始リンクとし、目的地に最も近い形状リンクを特定しこれに対応する圧縮リンクを計算終了リンクとする。そして、計算終了リンクから始まる経路のツリーを求め、その中から計算開始リンクを通る経路を初期経路として決定する。
【0038】
以上のようにして初期経路が求められ、モニター10に表示される。車両がこの経路に沿って走行すると、走行中、位置検出部4によって検出される車両の位置に基づいてカーマークが地図の中に表示される。
【0039】
次に、車両が初期経路から逸脱した場合に、逸脱位置から初期経路に戻る復帰経路を計算する手順を説明する。
【0040】
図2は、復帰経路計算の手順を説明するためのフローチャートであり、このフローチャートのスタートからエンドまでは、経路計算部6の車両位置算出周期1回分(例えば1秒)に対応する。
【0041】
誘導制御部9は、前回検出した位置から今回検出した位置までの移動距離DMを計算する(ステップS1)。次にDMが一定距離以上かどうか判定する(ステップS2)。DMは、車両が通常の走行をしているときは、10m位であるが、GPSの位置検出誤差が生じたときは、検出位置が大きく飛ぶので、ステップS2は、この位置の飛びを判定するためである。DMが一定距離以上であれば(ステップS2のYES)、GPS不安定フラグをオンにし、新たな距離の積算を始めるという意味でメモリ14の距離積算テーブルをクリアする(ステップS3)。
【0042】
Mが一定距離未満であれば(ステップS2のNO)、GPS不安定フラグがオンかどうか判定し(ステップS4)、オンであれば、今回の移動距離を距離積算テーブルに加算する(ステップS5)。そして積算距離が一定値(例えば500m)以上かどうか判定し(ステップS6)、一定値以上でなければ、処理を終了する。積算距離が一定値に達していないときは、道路パターンとの比較が十分でなく、検出位置の精度が確保されていないと考えられるから逸脱判定をしないのである。積算距離が一定値以上あれば、GPS不安定フラグをオフにする(ステップS7)。
【0043】
GPS不安定フラグがオフのときは、ステップS8に進み、今走行している道路がサービスエリア、パーキングエリアのリンクかどうか判定する(ステップS8)。
【0044】
図3は、サービスエリアのリンク(SAリンク)を図示した地図である。
【0045】
サービスエリア、パーキングエリアのリンクであれば、処理を終了する。車両がサービスエリア、パーキングエリアに入っているときは、車両は走行経路を大きく迂回するので、逸脱判定に適さないと判断したためである。
【0046】
次に、現在地がガソリンスタンドや駐車場のような施設の中かどうか判定する(ステップS9)。
【0047】
図4は、道路に隣接する施設の一例としてガソリンスタンドGSを示す地図である。
【0048】
この判定は、車両の現在位置が、道路地図データに含まれている各種施設の輪郭線(ポリゴン)の中に入っているかどうかに基づいて判定する(ステップS10;地図データの中に施設の輪郭線のデータを含むことは公知であり、例えば特許第2849577号公報参照)。車両の現在位置が施設の輪郭線の中に入っていれば、処理を終了する。車両が施設内に入っているときは、車両の走行経路が迂回するので、やはり逸脱判定に適さないと判断したためである。
【0049】
次に、走行中の道路種別が細街路か、高速道路か、一般道路かを判定し(ステップS10,S11)、道路種別に応じて逸脱判定距離DDを細街路用(例えば25m)、高速道路用(例えば150m)、一般道路用(例えば50m)の値にセットする(ステップS12〜S14)。これは、細街路のような交差点間の距離の短い道路を走行している場合と、高速道路のような交差点間の距離の長い道路を走行している場合とで、逸脱判定距離を変えることにより、常に、適切なしきい値を用いて逸脱判定を行うためである。
【0050】
そして、現在地から初期経路までの距離が逸脱判定距離DD以上かどうかを判定する(ステップS15)。現在地から初期経路までの距離の計り方は、例えば、図5に示すように、現在地から初期経路を構成する複数の形状リンクL1,L2,L3,‥‥までの垂直線D1,D2,D3,‥‥のうち、最も短い垂直線D2の距離とすればよい。
【0051】
垂直線D1,D2,D3,‥‥の距離を測定するのに代えて、現在地から形状リンクL1,L2,L3,‥‥の始点までの距離又は終点までの距離を測定してもよい。
【0052】
逸脱判定距離がDD未満であれば、逸脱カウンタをクリアする(ステップS16)。逸脱判定距離DD以上であれば、逸脱カウンタをアップして(ステップS17)、逸脱カウンタが一定値以上かどうか判定し(ステップS18)、一定値以上であれば、自動的に復帰経路を計算する(ステップS19)。なお、逸脱カウンタが一定値以上かどうか判定するのは、初期経路を逸脱したことを確実に判断するためである。
【0053】
ここで、自動的に復帰経路を計算するときに、いずれのリンクを計算終了リンクに選ぶかは、任意である。例えば、初期経路を計算したときの目的地リンクでもよく(特開平2−141899号公報)、経由地リンクが設定されていれば、これから通過する予定の経由地リンクでもよい(特開平6−66587号公報)。また、地図専用ディスクDから読み出して、DRAMに記憶している範囲の地図の中で、目的地に一番近いリンクでもよい(特開平8−278156号公報)。
【0054】
復帰経路が求まれば、道路地図とともにモニター10に表示し、新たな車両誘導を行う。
【0055】
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限られるものではない。前記実施の形態では、逸脱判定時に、復帰経路の自動
計算をしていたが、自動計算はせずに、モニター10による表示やスピーカ11による音声で逸脱を知らせるだけでもよい。そして、運転者が操作キー12で操作したときだけ復帰経路の計算をすることとしてもよい。
【0056】
また、前記実施の形態では、車両がサービスエリア、パーキングエリア内かどうかを判定するのに、ステップS8で走行しているリンクがサービスエリア、パーキングエリアのリンクかどうか判定していたが、車両の現在位置がサービスエリア、パーキングエリアの輪郭を表すポリゴン座標の内か外かで判定してもよく、サービスエリア、パーキングエリアの中心座標から車両の現在位置までの距離が一定距離以内かどうかで判定してもよい。
【0057】
また、前記実施の形態では、車両がガソリンスタンドや駐車場などの施設の内かどうかを判定するのに、ステップS9で車両の現在位置が各種施設の輪郭を表すポリゴンの中に入っているかどうかに基づいて判定していたが、各種施設のリンクがもし定義されているのなら、走行しているリンクが当該施設のリンクかどうかで判定してもよく、各種施設の中心座標から車両の現在位置までの距離が一定距離以内かどうかで判定してもよい。
【0058】
さらに、前記実施の形態では、走行中の道路種別が細街路か、高速道路か、一般道路かに応じて逸脱判定距離DDを変えていたが、細街路、高速道路、一般道路という分け方に限定されるものではない。国道、都道府県道、市町村道等で分けてもよく、都市部の道路、郊外の道路、山間部の道路などの分け方であってもよい。また、道路の区間区間ごとに、作業者が逸脱判定距離DDを設定していってもよい。
【0059】
その他、本発明の範囲内で、種々の変更を施すことが可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の本発明によれば、都市部の道路や細街路のような交差点間の距離の短い道路を走行している場合と、高速道路や山間部の道路のような交差点間の距離の長い道路を走行している場合とで、逸脱判定距離を変えるので、常に、適切なしきい値を用いて逸脱判定を行うことができる。したがって、逸脱判定が遅すぎたり、速過ぎたりすることはなくなり、常に、運転者に適切な指示を与えることができる。
【0062】
請求項記載の本発明によれば、位置検出精度が低下していれば、従来のように逸脱と誤判定することはないので、運転者に信頼感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】復帰経路計算の手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】高速道路の傍のサービスエリアを示す地図である。
【図4】道路に隣接する施設の一例としてガソリンスタンドGSを示す地図である。
【図5】現在地から推奨経路までの距離の計り方を説明する図である。
【符号の説明】
1 GPS受信機
2 車速センサ
3 方位センサ
4 位置検出部
5 ディスクドライブ
6 経路計算部
8 地図描画部
9 制御部
10 モニター
11 スピーカ
12 操作キー
14 メモリ

Claims (5)

  1. 車両の現在位置を検出する位置検出手段と、記憶媒体から地図情報を読み出し車両の現在位置とともに地図表示する表示手段と、目的地を設定する設定手段と、設定された目的地までの推奨経路を自動的に計算する経路計算手段と、計算された推奨経路に沿って目的地まで車両を誘導する車両誘導手段と、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかを判定する逸脱判定手段とを備え、
    前記逸脱判定手段は、推奨経路に沿って走行している道路の、交差点間の距離の長い短いに応じて定められた道路種別又は行政上の道路種別を判別し、前記道路種別の判別結果に応じて、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかを判定するしきい値としての、車両の現在地から前記推奨経路までの逸脱判定距離を変えるものであることを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
  2. 記逸脱判定手段は、位置検出手段の位置検出精度を評価し、位置検出精度が低下している場合は、車両が推奨経路を逸脱しているかどうかの判定をしないことを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。
  3. 位置検出手段が、GPS(Global Poitioning System)を利用した位置検出手段であることを特徴とする請求項記載の車両用ナビゲーション装置。
  4. 逸脱判定手段が車両が推奨経路を逸脱していると判定した場合に、車両誘導手段は、運転者に一定の表示又は音声案内をすることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の車両用ナビゲーション装置。
  5. 逸脱判定手段が車両が推奨経路を逸脱していると判定した場合に、経路計算手段は、目的地又は推奨経路のいずれかの地点に至る復帰経路を計算するものであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の車両用ナビゲーション装置。
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