JP4218969B2 - 印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4218969B2
JP4218969B2 JP2005211254A JP2005211254A JP4218969B2 JP 4218969 B2 JP4218969 B2 JP 4218969B2 JP 2005211254 A JP2005211254 A JP 2005211254A JP 2005211254 A JP2005211254 A JP 2005211254A JP 4218969 B2 JP4218969 B2 JP 4218969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print job
paper discharge
printing
print
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005211254A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006059338A (ja
Inventor
睦亮 柿木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005211254A priority Critical patent/JP4218969B2/ja
Publication of JP2006059338A publication Critical patent/JP2006059338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4218969B2 publication Critical patent/JP4218969B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体に関し、特にパスワード等を介在させてユーザ認証を伴うセキュリティ機能を有する印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体に関する。
近年のネットワーク技術の進歩に伴い、ネットワーク対応のプリンタ、ファクシミリ、複写機等の印刷装置が実用化されており、これらの印刷装置がネットワークに接続され、少数の印刷装置を多くのユーザで共有して印刷を行う印刷システムが一般的となりつつある。
一方、印刷する文書の中には、人事情報や個人情報等の機密情報も含まれるため、印刷装置を共有する環境において、他人に印刷物を見られないような秘匿印刷(セキュア印刷)を可能にする、例えば次のような2つの技術が提案されている。
第1の技術は、ネットワークに接続されたホストコンピュータと印刷装置とで構成される印刷システムにおいて、セキュア印刷を行う場合に、パスワードを付加した印刷ジョブを印刷装置に送信すると共に、フロッピィディスクにもパスワードを記録し、印刷装置に挿入したフロッピィディスクを介してパスワードを照合してセキュア印刷を実現するものであり(例えば、特許文献1参照)、また、第2の技術は、ステイプル用の中間トレイを有する印刷装置において、ステイプル指示がなくても上記中間トレイに用紙を一旦貯めて印刷ジョブ全てが印刷完了したときに、ジョブの束を一気に排紙トレイに排出することにより、印刷が完了するまで印刷物の内容が見えないようにして簡易的なセキュア印刷を実現するものである(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−222150号公報 特開2001−039608号公報
しかしながら、上述した従来技術は、セキュア印刷そのものの仕組みに関しており、しかも、複数のジョブを処理する場合の問題については言及されていない。実際のオフィス環境でのセキュア印刷の運用においては、複数のユーザが印刷装置を共有して使用しているために、あるユーザが機密文書を印刷するためのセキュア印刷操作を行ったとしても、その印刷装置がすでに印刷中であることが多く、他人の印刷ジョブが終了するまで印刷装置の前で待たされる場合があった。さらに、パスワード解除等のセキュア印刷実行操作中に別の人のジョブを受信してしまうこともある。
セキュア印刷はその性格上、他人に見られては困る場合に行うものなので、取り間違いや盗み見等がないように、ユーザは印刷装置の前で待つしかなく、タイミングによっては別の人の印刷ジョブ終了と自分のセキュア印刷ジョブ終了の両方を印刷装置の前で待たなければならなかった。
さらに、印刷装置を共有する人数が多いほどその印刷装置が稼動している確率は高くなり、それらを避けるためには印刷装置が印刷中でないことを確認してからセキュア印刷を実行するしかなく、印刷装置を共有して使用する一般的なオフィス環境においてのセキュア印刷は実質的に使いづらい。
これらの問題を根本的に解決するには、印刷装置を増設して、印刷装置1台あたりの稼働率を下げるしかないが、コストがかかるため現実的ではない。
即ち、上述の第1の技術や第2の技術では、複数のユーザが1つの印刷装置を共有する環境において他ユーザとの関係で発生する問題は考慮されておらず、一般的なオフィス環境で構築されている既存の印刷システムにおけるセキュア印刷の利便性を高めることができない。
本発明の目的は、秘匿印刷を高速化し且つ利便性を高めることができる印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の印刷装置は、印刷ジョブを実行する印刷制御手段と、前記印刷制御手段によって実行された印刷ジョブの印刷物を、複数の排紙口のうちのいずれかの排紙口に排紙させるよう制御する排紙制御手段とを備え、前記印刷制御手段は、秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、前記排紙制御手段は、前記印刷制御手段によって実行される秘匿印刷ジョブの印刷物を前記印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする。
請求項記載の印刷方法は、印刷ジョブを実行する印刷制御ステップと、前記印刷制御ステップで実行された印刷ジョブの印刷物を、複数の排紙口のうちのいずれかの排紙口に排紙させるよう制御する排紙制御ステップとを備え、秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、前記排紙制御ステップは、前記印刷制御ステップで実行させる秘匿印刷ジョブの印刷物を前記印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする。
請求項13記載の印刷プログラムは、印刷ジョブを実行する印刷制御モジュールと、前記印刷制御モジュールによって実行された印刷ジョブの印刷物を、複数の排紙口のうちのいずれかの排紙口に排紙させるように制御する排紙制御モジュールとをコンピュータに実行させ、前記印刷制御モジュールは、秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、前記排紙制御モジュールは、前記印刷制御モジュールによって実行される秘匿印刷ジョブの印刷物を前記印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする。
請求項14記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体は、請求項13記載のプログラムを格納することを特徴とする。
請求項1記載の装置、請求項記載の方法、請求項13記載のプログラム、及び請求項14記載の記憶媒体によれば、印刷制御手段は、秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で秘匿印刷ジョブを実行し、排紙制御手段は、印刷制御手段によって実行される秘匿印刷ジョブの印刷物を印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することができ、その結果印刷物の取り間違いを防ぎながら、秘匿印刷の高速化を更に確実に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷装置を含む印刷システムの構成を概略的に示す図である。
図1において、本発明の実施の形態に係る印刷装置を含む印刷システム100は、システムバス110を介して互いに接続されたホストコンピュータ101、排紙オプション仕様のレーザプリンタ102A、及び排紙オプション仕様でないレーザプリンタ102Bを備える。ホストコンピュータ101は、画像情報の供給源やデータ処理装置として機能し、レーザプリンタ102A,102Bを制御する。
プリンタ102Aは、排紙ビンを複数保有し、ソート、ユーザ毎の仕分け、大量ページのスタック等を行う。一方、プリンタ102B、は本体に1つだけ排紙口を有し、全ての印刷ジョブは本体上部の排紙口から排紙される。
図2は、図1におけるレーザプリンタ102A,102Bのシステム構成を示すブロック図である。
図2において、レーザプリンタ102A,102Bは、ホストコンピュータ101に接続された後述する図3のビデオコントローラ103と、ビデオコントローラ103に夫々接続されたパネル部104及びプリンタエンジン105とを備える。
ビデオコントローラ103は、ホストコンピュータ101から供給される画像情報(例えば、ESCコード、ページ記述言語等)に基づいてページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン105に送出する。
プリンタエンジン105は、ビデオコントローラ103から供給されるラスタデータに基づいて感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を記録する。
パネル部104は、ユーザインタフェースとして使用される。ユーザは、パネル部104を操作することにより、所望の動作を指示することができる。ユーザは、セキュア印刷ジョブの印刷動作を開始するために、このパネル部104を介してパスワードを入力する。また、パネル部104には、レーザビームプリンタ102の処理内容や、ユーザへの警告内容を表示し、省電力モードの場合は表示が消えた状態になる。
図3は、図2におけるビデオコントローラ103の構成を概略的に示すブロック図である。
図3のビデオコントローラ103は、パネル部104に接続されたパネルI/F部301と、ホストコンピュータ101に接続されたホストI/F部302と、画像データ発生部303と、ROM304と、画像メモリ305と、プリンタエンジン105に接続されたエンジンI/F部306と、RAM307と、DMA制御部308と、CPU309と、EEPROM310と、二次記憶装置311とを備え、これらは、システムバス320を介して互いに接続されている。
図3において、パネルI/F(Interface)部301は、パネル部104とのデータ通信を行う。CPU309は、パネルI/F部301を介して、ユーザがパネル部104において設定・指示した内容を確認することができる。ホストI/F部302は、ネットワークを介してホストコンピュータ等のホストコンピュータ101と双方向に通信接続する。エンジンI/F部306は、プリンタエンジン105と通信接続する。CPU309は、エンジンI/F部306を介して、信号170,173,175,178,179,180を制御し、信号171,172,174,176,177,181,182の状態、即ち、プリンタエンジン105の状態を認識することができる。
画像データ発生部303は、ホストコンピュータ101より供給された画像情報に基づいて、プリンタエンジン105に供給するラスタデータを生成(ラスタライズ)する。画像メモリ305は、生成したラスタデータを一時的に保持する。CPU309は、ROM304に保持された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス320に接続されたデバイスを制御する。RAM307は、CPU309が使用する一時記憶用メモリであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張できるように構成されている。RAM307は、描画オブジェクトを格納する図示しない描画オブジェクト格納部、ROM304に保持された制御プログラムによって一時的に使用されるワークメモリ等に用いられる。EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)310は、例えば、濃度補正テーブル等の制御情報を保持するための不揮発性メモリで構成される。DMA制御部308は、CPU309からの指示により画像メモリ305内のラスタデータをエンジンI/F部306に転送する。二次記憶装置311は、ハードディスク等であり、印刷データやその他制御情報等を保存する。
システムバス320は、アドレス、データ、及びコントロールバスを含む。パネルI/F部301、ホストI/F部302、画像データ発生部303、ROM304、画像メモリ305、エンジンI/F部306、RAM307、DMA(Direct Memory Access)制御部308、CPU309及びEEPROM310、二次記憶装置311は、夫々システムバス320を介してすべてのデバイスにアクセス可能である。
このような環境における秘匿印刷(セキュア印刷)の代表的なシーケンスは、以下のようになる。
ホストコンピュータ上で作成したジョブをプリンタ102A又はプリンタ102Bに送信する際に、セキュア印刷指定を行う。この際、ユーザはそのジョブをプリンタから取り出す時のキーとしてパスワードを指定しておく。セキュア印刷指定されたジョブを受信したプリンタは、そのジョブを受信したPDL(Page Description Language)データのままか、イメージまで変換した状態で保持しておく。セキュア印刷指定したユーザは、そのジョブを取り出したい時にプリンタのパネル部104から自分が送信したジョブを選択し、パスワードを入力して印刷を実行する。この時、例えばセキュア印刷ジョブをプリンタ102Aに送信したか、プリンタ102Bに送信したかで動作が異なる例を示す。
プリンタ102Aは、複数の排紙ビンを保有しているので、ユーザ毎に排紙ビンを切り替え可能であり、複数ユーザのジョブ混載を防ぐことができるので、印刷中の前のジョブを一旦中断させたとしてもセキュア印刷ジョブと前のジョブとの切り分けは容易である。従って、セキュア印刷ジョブを後述する図6及び図7の割り込み処理により出力し、最速の出力を可能にする。
一方、プリンタ102Bは、排紙口が1つしかないので、割り込み動作をしてしまうとジョブの切れ目がわからなくなる可能性があり、取り間違いが発生する恐れがあるので、現在印刷中のジョブの後にセキュア印刷ジョブを後述する図8のプロモート印刷処理により出力する。
これらの制御により、セキュア印刷の高速化及び取り間違いを防ぐことが可能となる。
図1では、102A、102Bはプリンタを例に示したが、プリント(印刷)機能、コピー機能、スキャナ機能等を有する多機能周辺機器(MFP(Multi-function Peripheral))であっても問題ないことはいうまでもない。
また、レーザプリンタ102A, 102Bは、コピー機、FAX、又はこれらの機能を複数持つ複合機であってもよく、さらには、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでもよいことは言うまでもない。
図4は、図1におけるレーザプリンタ102A,102Bによって実行されるセキュア印刷処理のフローチャートである。
図4において、プリンタ102A,102Bは、パネル部104からの印刷指示又は印刷データ受信をトリガとして処理を開始し、受信したジョブのジョブ制御情報を解釈する(ステップS401)。ジョブ制御情報は、コピー部数、ジョブ名称、排紙モード等色々な情報の他にセキュア印刷ジョブであるか否かという情報も含む。
ステップS401において処理される印刷ジョブがセキュア印刷ジョブの場合、パネル部104からの印刷指示には、パスワード入力動作が含まれる。図11に示すように、LCD1100にはメッセージを表示し、矢印キー1101によりジョブ種、ユーザ、印刷ジョブ等の各種選択を行い、実行キー1102によって決定し、オンラインキー1103によってオンラインオフラインの制御を行うようになっている。
まず、ユーザによって↑矢印キー(1101)が押下されると、ジョブ種が表示される。図11−Aはセキュアジョブというジョブ種が表示されている状態である。ジョブ種を選択し、実行キーを押下すると、次にユーザ名が表示される。図11−Bでは、“kakky”というユーザが選択されている状態である。次にユーザを選択し、実行キーを押下すると、そのユーザのセキュアジョブが表示され、図11−Cは“秘密文書”というジョブが選択されている状態である。次に印刷ジョブを選択し、実行キーを押下するとパスワード入力が可能となり、図11−Dはパスワード“1234”を入力した状態を表している。この状態で実行キーを押下することにより、実際の印刷ジョブの開始が許可される。
その際、オンラインキーを押下し、オフラインにしてから上述のパスワード入力動作を行うようにしてもよいし、オンラインのままパスワード入力動作を行うようにしてもよい。
オフラインにしてからパスワード入力動作を行う場合、実行中の印刷ジョブがあれば一旦中断され、オフライン解除後にその印刷ジョブの実行は再開される。よって、所望のセキュア印刷ジョブが、後述する割り込み印刷処理で処理される場合は、実行中の印刷ジョブを予め中断しておくことができ、所望のセキュア印刷ジョブの実行に早く移行することができる。実行中の印刷ジョブがなければ、パスワード入力中に新たな印刷ジョブを受付けないので、所望のセキュア印刷ジョブをすぐに実行することができる。
一方、オンラインのままパスワードの入力動作を行う場合、パスワードの入力中も、実行中の印刷ジョブがあれば印刷処理が続行される。よって、所望のセキュア印刷ジョブが、後述するプロモート印刷処理で処理される場合は、実行中の印刷ジョブが、パスワード入力動作中に並行して行われるので、所望のセキュア印刷ジョブの実行に早く移行することができる。
次いで、解釈したジョブ制御情報に基づいて、受信したジョブがセキュア印刷ジョブか否かを判別し(ステップS402)、セキュア印刷ジョブであるときは、他に処理中のジョブがあるか否かを判別する(ステップS403)。
ステップS402の判別の結果、受信したジョブがセキュア印刷ジョブでないか、又はステップS403の判別の結果、他に処理中のジョブがないときは、後述する図5の通常印刷処理を実行して(ステップS405)、本処理を終了する。
ステップS403の判別の結果、他に処理中のジョブがあるときは、排紙口が複数あるか否かを判別し(ステップS404)、排紙口が複数あるときは、後述する図6の割り込み印刷処理を実行し(ステップS406)、排紙口が複数ないときは、後述する図8のプロモート印刷処理を実行して(ステップS407)、本処理を終了する。
なお、このステップS403で行う排紙口の数情報の取得方法としては、CPU309が、プリンタエンジン105から、排紙口の数情報を取得する。
また、CPU309が、プリンタエンジン105から、プリンタエンジンの型式情報やユニット名情報などを取得して、数情報を解析してもよい。
図4の処理によれば、受信したジョブがセキュア印刷ジョブであり(ステップS402でYES)、且つ他に処理中のジョブがある(ステップS403でYES)場合において、排紙口が複数あるときは(ステップS404でYES)、割り込み印刷処理を実行すると共に(ステップS406)、排紙口が1つしかないときは(ステップS404でNO)、プロモート印刷処理を実行する(ステップS407)ので、セキュア印刷を高速化し且つ利便性を高めることができる。
排紙口が複数ある場合、セキュア印刷すべき印刷ジョブの排紙口を印刷処理中の印刷ジョブのものとは別のものに切り替えるのが好ましく(排紙口切り替え手段)、これにより、印刷物の取り間違いを防ぐことができる。この場合、別の排紙口は、印刷処理中の印刷ジョブのものに隣接しているのが好ましい。
また、セキュア印刷すべき印刷ジョブの排紙口を特定の排紙口に切り替えてもよく、これにより、印刷ジョブを確実に秘匿することができる。この特定の排紙口は、エスケープ排紙トレイであるのが好ましい。
図5は、図4のステップS405で実行される通常印刷処理のフローチャートである。
図5において、まず、受信したデータの属性等からジョブの処理順を決定し、図10に示すようなジョブ処理順制御テーブルを更新する(ステップS501)。図10に示すジョブ処理順制御テーブルは、処理中のジョブ数分の情報を管理できるようになっており、ジョブが新規投入されると1つずつ情報が追加される。PDL処理をするジョブの順番と印刷処理をするジョブの順番が管理されている。図5に示す処理において、ジョブ処理順制御テーブルは、図10(a)に示すような内容となり、PDL処理と印刷処理の順番は同じとなる。次いで、未解釈のPDLデータがあるか否かを判別し(ステップS502)、未解釈のPDLデータがあるときは、ジョブ処理順制御テーブル内のPDL処理順の内容に従ってPDL解釈を進めて中間データを生成した後(ステップS503)、未解釈のPDLデータがないときは、直ちに、ステップS504に進む。
続くステップS504において、処理すべき中間データがあるか否かを判別し、中間データがあるときは、中間データが生成された順にイメージデータを生成して印刷の準備を進めた後(ステップS505)、処理すべき中間データがないときは、直ちにステップS506に進む。
更に、続くステップS506において、処理すべきイメージデータがあるか否かを判別し、処理すべきイメージデータがあるときは、イメージデータが生成された順にエンジンとやり取りを行って印刷処理を進め、実際に印刷を行った(ステップS507)後、処理すべきイメージデータがないときは、直ちにステップS508に進み、全てのジョブの印刷が終了したか否かを判別し、全て終了していないときは、ステップS502に戻る。一方、全てのジョブの印刷が終了したら、本処理を終了する。
なお、説明の便宜上、ステップS503、ステップS505、ステップS507は、夫々前の処理が終わってから次の処理に移るように説明したが、異なるページの処理は平行して処理可能な形態であってもよい。
図6は、図4のステップS406で実行される割り込み印刷処理のフローチャートである。
図6において、図5のものと同じステップには同一の番号を付してある。
図6において、まず、他のジョブの処理を一時中断し、セキュア印刷ジョブが優先的に処理できるように準備をすると共に、この時、印刷を開始しているジョブに関しては、復帰をする時にどのページから再開すればよいか分かるように、どこまで印刷したかを記憶し(ステップS601)、PDLデータを残して、処理途中のジョブの中間データ、イメージデータ等を全て破棄し(ステップS602)、次に、受信したデータの属性等からジョブの処理順を決定して、図10に示すようなジョブ処理順制御テーブルを更新する(ステップS501)。
次いで、未解釈のPDLデータがあるか否かを判別し(ステップS502)、未解釈のPDLデータがあるときは、ジョブ処理順制御テーブル内のPDL処理順の内容に従ってPDL解釈を進めて中間データを生成した後(ステップS503)、未解釈のPDLデータがないときは、直ちにステップS603に進む。
本割り込み印刷処理における印刷処理順は、PDL解釈の処理順(即ち中間データが生成された順)で決まるようになっているので、先行して処理を行っているジョブを中断し、セキュア印刷ジョブのPDL解釈を割り込ませ、その後、割り込まれジョブのPDL解釈を実行するようにすれば、順番の入れ替えは実現できるように考慮されている。
続くステップS603において、割り込み処理のために一時中断したジョブがあるか否かを判別し、一時中断したジョブがあるときには、一時中断ジョブの処理を再開した後(ステップS604)、一時中断したジョブがないときには、直ちにステップS504に進む。
続くステップS504において、処理すべき中間データがあるか否かを判別し、中間データがあるときは、中間データが生成された順にイメージデータを生成して印刷の準備を進めた後(ステップS505)、処理すべき中間データがないときは、直ちにステップS506に進む。
更に、続くステップS506において、処理すべきイメージデータがあるか否かを判別し、処理すべきイメージデータがあるときは、ステップS601で記憶しておいた印刷済みページ数を元に印刷済みのイメージデータは破棄し(ステップS605)、イメージデータが生成された順にエンジンとやり取りを行って印刷処理を進め、実際に印刷を行った(ステップS507)後、処理すべきイメージデータがないときは、直ちにステップS508に進み、全てのジョブの印刷が終了したか否かを判別し、全て終了していないときは、ステップS502に戻る。一方、全てのジョブの印刷が終了したら、本処理を終了する。
ステップS605で説明した、既に印刷を完了しているページを印刷しない方法は、ステップS601で記憶しておいた印刷済みページ数を元に、ステップS503においてPDLデータを読み飛ばす等の処理で実現してもよい。
図7は、図6の割り込み印刷処理の変形例のフローチャートである。
図7において、まず、ステップS901において、給紙を開始しているジョブの処理を一時中断し、その後、受信したデータの属性等からジョブの処理順を決定し、図10に示すようなジョブ処理順制御テーブルを更新する(ステップS501)。図10に示すジョブ処理順制御テーブルは、処理中のジョブ数分の情報を管理できるようになっており、ジョブが新規投入されると1つずつ情報が追加される。PDL処理をするジョブの順番と印刷処理をするジョブの順番が管理されている。図5に示す処理において、ジョブ処理順制御テーブルは、図10(a)に示すような内容となり、PDL処理と印刷処理の順番は同じとなる。次いで、未解釈のPDLデータがあるか否かを判別し(ステップS502)、未解釈のPDLデータがあるときは、ジョブ処理順制御テーブル内のPDL処理順の内容に従ってPDL解釈を進め、中間データを生成した後(ステップS503)、未解釈のPDLデータがないときは、直ちにステップS504に進む。
続くステップS504において、処理すべき中間データがあるか否かを判別し、中間データがあるときは、中間データが生成された順にイメージデータを生成して、印刷の準備を進めた後(ステップS505)、処理すべき中間データがないときは、直ちにステップS506に進む。
更に、続くステップS506において、処理すべきイメージデータがあるか否かを判別し、処理すべきイメージデータがあるときは、例えば図10(b)のようなジョブ処理制御テーブル内の印刷処理順の情報に従ってエンジンとやり取りを行って印刷処理を進め、実際に印刷を行った後(ステップS702)、処理すべきイメージデータがないときは、直ちにステップS508に進み、全てのジョブの印刷が終了したか否かを判別し、全て終了していないときは、ステップS502に戻る。一方、全てのジョブの印刷が終了したら、本処理を終了する。
以上のように、セキュリティを重視するセキュア印刷が割り込み処理する場合に、他の印刷ジョブの破棄を行わずに、ジョブ順の追い抜き処理を実現することで、セキュア印刷ジョブの更なる高速化が可能となる。
図8は、図4のステップS407で実行されるプロモート印刷処理のフローチャートである。
図8において、図5のものと同じステップには同一の番号を付してある。
図8において、まず、給紙開始していないジョブが給紙を開始しないようマーキングし(ステップS701)、その後、受信したデータの属性等からジョブの処理順を決定し、図10に示すようなジョブ処理順制御テーブルを更新する(ステップS501)。図10に示すジョブ処理順制御テーブルは、処理中のジョブ数分の情報を管理できるようになっており、ジョブが新規投入されると1つずつ情報が追加される。PDL処理をするジョブの順番と印刷処理をするジョブの順番が管理されている。図8に示す処理において、ジョブ処理順制御テーブルは、図10(a)に示すような内容となり、PDL処理と印刷処理の順番は同じとなる。次いで、未解釈のPDLデータがあるか否かを判別し(ステップS502)、未解釈のPDLデータがあるときは、ジョブ処理順制御テーブル内のPDL処理順の内容に従ってPDL解釈を進め、中間データを生成した後(ステップS503)、未解釈のPDLデータがないときは、直ちにステップS504に進む。
続くステップS504において、処理すべき中間データがあるか否かを判別し、中間データがあるときは、中間データが生成された順にイメージデータを生成して、印刷の準備を進めた後(ステップS505)、処理すべき中間データがないときは、直ちにステップS506に進む。
更に、続くステップS506において、処理すべきイメージデータがあるか否かを判別し、処理すべきイメージデータがあるときは、例えば図10(b)のようなジョブ処理制御テーブル内の印刷処理順の情報に従ってエンジンとやり取りを行って、印刷処理を進めて、実際に印刷を行った後(ステップS702)、処理すべきイメージデータがないときは、直ちにステップS508に進み、全てのジョブの印刷が終了したか否かを判別し、全て終了していないときは、ステップS502に戻る。一方、全てのジョブの印刷が終了したら、本処理を終了する。
以上のように、セキュリティを重視するセキュア印刷は、他の印刷ジョブがあっても、ジョブの混載を避けながらできるだけ優先的に処理を行うことによって、複数のユーザが1つの印刷装置を共有して使用する環境においても、セキュア印刷の利便性を高めることができる。
図9は、図4の印刷処理の変形例のフローチャートである。
図9の処理は、図4の処理と基本的に同じであり、図4のステップと同一のステップには同一の符号を付して重複した説明を省略し、以下図4の処理と異なる部分についてのみ説明する。
図4の印刷処理では、排紙口が複数存在するか否かによって、セキュア印刷ジョブの優先度を割り込みとするかプロモートとするかを切り分けているのに対し、本処理では、各排紙口の用紙の積載量を検知し、用紙が積載されていない空の(使用されていないか又は使用予定のない)排紙口が存在するか否かで優先度を切り分けている。
図9において、プリンタ102A,102Bは、パネル部104からの印刷指示又は印刷データ受信をトリガとして処理を開始し、受信したジョブのジョブ制御情報を解釈し(ステップS401)、受信したジョブがセキュア印刷ジョブであるとき(ステップS402でYES)、且つ他に処理中のジョブがあるときは(ステップS403でYES)、各排紙口の用紙の積載量を検知し、用紙が積載されていない空の(使用されていないか又は使用予定のない)排紙口が存在するか否かを判別する(ステップS801)。
ステップS801の判別の結果、空の排紙口があるときは、図6の割り込み印刷処理を実行し(ステップS406)、ないときは、図8のプロモート印刷処理を実行して(ステップS407)、本処理を終了する。
図9の処理によれば、排紙口の積載状況に応じて切り分け処理をすることで、排紙口の積載状況と連動して動的に処理を変えることができ、セキュア印刷の高速化と共に、混載を回避することができる。
図4の処理では、割り込み印刷処理(ステップS406)は、既に処理を開始してしまっているものを一旦破棄して、セキュア印刷ジョブを割り込ませた後、再度処理を行うのに対して、本処理は、図10(b)のジョブ処理順制御テーブルに示すように、PDL解釈順には依存せず、印刷順を制御できるようにして、印刷処理の順番のみを入れ替えて割り込み印刷処理を実現するようにしてもよい。
図9の処理においては、ステップS403で他の処理中のジョブがあるか否かを判別し、他に処理中のジョブがある場合に、ステップS801で排紙口の用紙の積載量を検知し、空の排紙口が存在するか否かを判別するようにした。しかし、図4の処理において、ステップS404で排紙口が複数あるか否かを判別し、排紙口が複数ある場合に、ステップS801の判断をし、空の排紙口がない場合には、プロモート印刷処理(ステップS407)を実行するようにしてもよい。
また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。又は、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の実施の形態に係る印刷装置を含む印刷システムの構成を概略的に示す図である。 図1におけるレーザプリンタのシステム構成を示すブロック図である。 図2におけるビデオコントローラの構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるレーザプリンタによって実行されるセキュア印刷処理のフローチャートである。 図4のステップS405で実行される通常印刷処理のフローチャートである。 図4のステップS406で実行される割り込み印刷処理のフローチャートである。 図6の割り込み印刷処理の変形例のフローチャートである。 図4のステップS407で実行されるプロモート印刷処理のフローチャートである。 図4の印刷処理の変形例のフローチャートである。 (a)及び(b)はジョブ処理順制御テーブルを説明するのに用いられる図である。 (a)〜(d)は、図4のステップS401で実行されるセキュア印刷ジョブのパスワード入力の画面の例を示す図である。
符号の説明
101 ホストコンピュータ
102A, 102B プリンタ
103 ビデオコントローラ
104 パネル部
105 プリンタエンジン
301 パネルI/F部
302 ホストI/F部
303 画像データ発生部
304 ROM
305 画像メモリ
306 エンジンI/F部
307 RAM
309 CPU
320 CPUバス

Claims (14)

  1. 印刷ジョブを実行する印刷制御手段と、
    前記印刷制御手段によって実行された印刷ジョブの印刷物を、複数の排紙口のうちのいずれかの排紙口に排紙させるよう制御する排紙制御手段とを備え、
    前記印刷制御手段は、秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、
    前記排紙制御手段は、前記印刷制御手段によって実行される秘匿印刷ジョブの印刷物を前記印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記異なる排紙口は、前記印刷中の印刷ジョブの排紙口に隣接していることを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  3. 前記排紙制御手段は、前記複数の排紙口のうち印刷物が排紙されていない排紙口又は排紙予定のない排紙口を検索し、前記秘匿印刷すべき印刷ジョブの印刷物を前記検索された排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  4. 前記排紙制御手段は、前記秘匿印刷ジョブの印刷物を特定の排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  5. 前記排紙制御手段は、前記複数の排紙口のうち印刷物が排紙されていない排紙口又は排紙予定のない排紙口を検索し、
    検索の結果、前記印刷物が排紙されていない排紙口又は排紙予定のない排紙口が存在しない場合に、前記印刷制御手段は、前記印刷中の印刷ジョブを中断することなく、当該印刷中の印刷ジョブの実行が完了した後に、前記秘匿印刷ジョブを実行するよう制御することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  6. 秘匿印刷ジョブの選択やユーザ認証を行うための入力手段をさらに備え、
    前記入力手段は、該印刷装置の状態が外部装置とオンライン状態であってもオフライン状態であっても前記秘匿印刷ジョブの選択やユーザ認証を受付けることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 印刷ジョブを実行する印刷制御ステップと、
    前記印刷制御ステップで実行された印刷ジョブの印刷物を、複数の排紙口のうちのいずれかの排紙口に排紙させるよう制御する排紙制御ステップとを備え、
    秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、
    前記排紙制御ステップは、前記印刷制御ステップで実行させる秘匿印刷ジョブの印刷物を前記印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする印刷方法。
  8. 前記異なる排紙口は、前記印刷中の印刷ジョブの排紙口に隣接することを特徴とする請求項記載の印刷方法。
  9. 前記排紙制御ステップは、前記複数の排紙口のうち印刷物が排紙されていない排紙口又は排紙予定のない排紙口を検索し、前記秘匿印刷すべき印刷ジョブの印刷物を前記検索された排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする請求項記載の印刷方法。
  10. 前記排紙制御ステップは、前記秘匿印刷ジョブの印刷物を特定の排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする請求項記載の印刷方法。
  11. 前記排紙制御ステップでは、前記複数の排紙口のうち印刷物が排紙されていない排紙口又は排紙予定のない排紙口を検索し、
    検索の結果、前記印刷物が排紙されていない排紙口又は排紙予定のない排紙口が存在しない場合に、前記印刷制御ステップでは、前記印刷中の印刷ジョブを中断することなく、当該印刷中の印刷ジョブの実行が完了した後に、前記秘匿印刷ジョブを実行するよう制御することを特徴とする請求項に記載の印刷方法。
  12. 秘匿印刷ジョブの選択やユーザ認証を行うための入力ステップをさらに備え、前記入力ステップは、該印刷装置の状態が外部装置とオンライン状態であってもオフライン状態であっても前記秘匿印刷ジョブの選択やユーザ認証を受付けることを特徴とする請求項乃至11いずれか1項に記載の印刷方法。
  13. 印刷ジョブを実行する印刷制御モジュールと、
    前記印刷制御モジュールによって実行された印刷ジョブの印刷物を、複数の排紙口のうちのいずれかの排紙口に排紙させるように制御する排紙制御モジュールとをコンピュータに実行させ、
    前記印刷制御モジュールは、秘匿印刷ジョブを実行する場合に、秘匿印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷中であれば、当該印刷中の印刷ジョブの印刷を中断し、当該印刷ジョブの印刷を中断した状態で前記秘匿印刷ジョブを実行し、
    前記排紙制御モジュールは、前記印刷制御モジュールによって実行される秘匿印刷ジョブの印刷物を前記印刷中の印刷ジョブの排紙口とは異なる排紙口に排紙させるよう制御することを特徴とする印刷方法のプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
JP2005211254A 2004-07-23 2005-07-21 印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP4218969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005211254A JP4218969B2 (ja) 2004-07-23 2005-07-21 印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004216249 2004-07-23
JP2005211254A JP4218969B2 (ja) 2004-07-23 2005-07-21 印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006059338A JP2006059338A (ja) 2006-03-02
JP4218969B2 true JP4218969B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=36106727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005211254A Expired - Fee Related JP4218969B2 (ja) 2004-07-23 2005-07-21 印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4218969B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4674595B2 (ja) * 2007-04-18 2011-04-20 村田機械株式会社 画像形成装置
JP6447317B2 (ja) * 2015-03-31 2019-01-09 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、および制御プログラム
JP6451455B2 (ja) * 2015-03-31 2019-01-16 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、および制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006059338A (ja) 2006-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8368910B2 (en) Printing apparatus and method
US7612906B2 (en) Data output apparatus, data output method, program, and storage medium
JP3862390B2 (ja) 情報処理システムと情報処理方法
US7980545B2 (en) Sheet insertion control unit/method
JP2002200828A (ja) 情報処理装置、制御方法及び記憶媒体
US20070076242A1 (en) Printing apparatus, job processing method, printing system, storage medium, and program
JP2008030456A (ja) 画像形成装置
JP2000187573A (ja) マルチファンクションシステム及びその機能設定方法
JP3486478B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2005110278A (ja) データ記憶装置を用いた文書処理方法および文書処理システム
JP4218969B2 (ja) 印刷装置及び方法、並びに印刷プログラム及び記憶媒体
JP4378158B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
JP4136103B2 (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP4049198B1 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム
JP2006195332A (ja) 画像形成装置
JP2007156903A (ja) 印刷システム及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP2000137798A (ja) 画像入出力装置、画像入出力方法および画像処理システム
JP2005167637A (ja) 印刷システム、印刷制御方法および印刷システムの制御方法
JP2006093875A (ja) デバイスの使用情報書込装置及びこの書込装置を備えた画像形成装置、並びにデバイスシステム
JPH11122417A (ja) 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法
JP2005115559A (ja) 印刷処理システム、その制御方法、制御プログラム、及び記憶媒体
JP2009003621A (ja) 印刷装置及び分散印刷制御装置
JP2006166214A (ja) 画像形成装置
JP7016841B2 (ja) 印刷装置、印刷制御方法及びプログラム
JP3745134B2 (ja) 画像入出力システムおよび画像入出力方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060421

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081107

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4218969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees