JP2002070609A - 多気筒エンジン - Google Patents

多気筒エンジン

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JP2002070609A
JP2002070609A JP2000256000A JP2000256000A JP2002070609A JP 2002070609 A JP2002070609 A JP 2002070609A JP 2000256000 A JP2000256000 A JP 2000256000A JP 2000256000 A JP2000256000 A JP 2000256000A JP 2002070609 A JP2002070609 A JP 2002070609A
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oxygen concentration
exhaust
engine
concentration sensor
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Toshisuke Akiwa
利祐 秋和
Hiroshi Sakamoto
弘 坂本
Masayuki Takahashi
誠幸 高橋
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト化を損なうことなく酸素濃度セン
サを取り付けることができるように構成された多気筒エ
ンジンを提供する。 【解決手段】 シリンダ列上に並ぶ複数の燃焼室(1
2)から延出された排気ポート(17)を集合させた排
気集合部(21)をその内部に一体形成してなるシリン
ダヘッド(6)を備える多気筒エンジン(1)におい
て、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ(2
4)を、その軸線を上下方向に向けた状態で排気集合部
に取り付けらるものとする。これにより、各燃焼室から
排出される排気中の酸素濃度を共通のセンサで検出し得
るので、センサの数を最少化できる。しかもセンサの位
置を燃焼室に近づけられるので、早期活性化が可能とな
る。また上下方向から取り付けることにより、電線が排
気集合部の熱の影響を受け難くなるようにすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒エンジンに
関し、特にシリンダ列上に並ぶ複数の燃焼室から延出さ
れた排気ポートを集合させた排気集合部をその内部に一
体形成してなるシリンダヘッドを備える多気筒エンジン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各シリンダからの排気を集合させる排気
集合部をシリンダヘッドに一体形成するものが、特許第
2709815号公報により公知である。また実公平5
−44499号公報には、エンジンの排気中の酸素濃度
を検出する酸素濃度センサを、排気マニホルドに設ける
ものと、排気マニホルドの下流側に連なる排気管に設け
るものとが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、酸素濃度セ
ンサは、冷機時は正常な機能を発揮し得ないので、速や
かに加熱して活性化させるために、できるだけ燃焼室に
近い側に設けたい。しかしながら、排気マニホルドの上
流端側に設けると、特定の排気ポートからの排気しか検
出できなくなるので、エンジン全体としての酸素濃度を
的確に検出できないこととなる。各シリンダに個別に酸
素濃度センサを設けることも考えられるが、製造コスト
や重量の面で好ましくはない。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
酸素濃度センサの早期活性化を可能にし、かつ酸素濃度
センサの数を最少化し得るように構成された多気筒エン
ジンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明の請求項1では、シリンダ列上に並ぶ複
数の燃焼室(12)から延出された排気ポート(17)
を集合させた排気集合部(21)をその内部に一体形成
してなるシリンダヘッド(6)を備える多気筒エンジン
(1)において、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度
センサ(24)を、その軸線を上下方向に向けた状態で
排気集合部に取り付けらるものとした。このようにすれ
ば、各燃焼室から排出される排気中の酸素濃度を共通の
センサで検出し得るので、センサの数を最少化できる。
しかもセンサの位置を燃焼室に近づけられるので、早期
活性化が可能となる。また上下方向から取り付けること
により、電線が排気集合部の熱の影響を受け難くなるよ
うにすることができる。
【0006】請求項2では、シリンダ列上に並ぶ複数の
燃焼室から延出された排気ポートを集合させた排気集合
部をその内部に一体形成してなるシリンダヘッドを備え
る多気筒エンジンにおいて、排気集合部を、シリンダヘ
ッドの側面からアーチ状に膨出したものとし、排気中の
酸素濃度を検出する酸素濃度センサを、その中央部に取
り付けるものとした。このようにすれば、排気集合部の
大型化を招くことなく各燃焼室からの排気が集中する部
分に無理なく酸素濃度センサの検出部を置くことがで
き、しかも酸素濃度センサを取り付けるためにのみ必要
となる部分を設けずに済む。
【0007】請求項3では、シリンダ列上に並ぶ複数の
燃焼室から延出された排気ポートを集合させた排気集合
部をその内部に一体形成してなるシリンダヘッドを備え
る多気筒エンジンにおいて、排気中の酸素濃度を検出す
る酸素濃度センサを、排気集合部に取り付け、酸素濃度
センサの取り付け部の周囲の少なくとも一部を、ウォー
タジャケットで囲むものとした。このようにすれば、酸
素濃度センサの周囲を冷却水が流通するので、検出部の
過熱を抑制することができる。
【0008】請求項4では、上記の各構成に加えて、酸
素濃度センサの検出部を挿通する孔のシリンダ列方向両
側に排気管固定ボルトの取り付けボスを設けるものとし
た。これにより、排気管の固定強度を損なわずに、かつ
大型化を招かずに酸素濃度センサの取り付け部を設定す
ることができる。
【0009】請求項5では、当該エンジンが2つのシリ
ンダバンクを有するV型エンジンであり、両シリンダバ
ンクの各シリンダヘッドに設けられた前記酸素濃度セン
サの外端同士間の寸法が、両シリンダバンクの各シリン
ダヘッドに接続された触媒装置(22)同士間の寸法よ
りも小さくされているものとした。これによれば、エン
ジン全体としての最大幅寸法の部分が触媒装置の外端と
なるので、特別な保護措置を施さずとも酸素濃度センサ
が搬送中や車体への組み込み時に他の構造物に衝当する
などして破損する心配がなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明について詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明が適用されたV型6気筒エ
ンジンを示している。このエンジン1は、クランクケー
ス2及びV字形に配置された2つのシリンダバンク3を
構成するシリンダブロック4と、シリンダブロック4の
下面に接合されたオイルパン5と、2つのシリンダバン
ク3の各上面に接合されたシリンダヘッド6と、各シリ
ンダヘッド6の上面に接合されたヘッドカバー7とを備
えている。
【0012】各シリンダバンク3には、それぞれに3つ
のシリンダ8が列設されており、各シリンダ8にはピス
トン9が摺合している。そして各ピストン9は、クラン
クケース2に枢支されたクランク軸10にコネクティン
グロッド11を介して連結されている。
【0013】両シリンダバンク3の各シリンダヘッド6
には、各シリンダ8に対応する3つの燃焼室12が画成
されており、各燃焼室12には、クランク軸10に連結
されたカム軸13で駆動される各2つの吸気弁14及び
排気弁15で開閉される吸気ポート16と排気ポート1
7とが設けられている。また各シリンダヘッド6には、
各燃焼室12の中央にその電極を臨ませたスパークプラ
グ18が取り付けられている。
【0014】両シリンダバンク3間には、各燃焼室12
から内向きに延出された吸気ポート16に接続された吸
気マニホルド体19が設けられている。この吸気マニホ
ルド体19には、各吸気ポート16へ個々に燃料を吹き
込む燃料噴射弁20が設けられている。
【0015】他方、排気ポート17は、各燃焼室12か
ら外向きに延出されている。そして各燃焼室12から2
つづつ延出された排気ポート17は、シリンダヘッド6
内でシリンダ列方向の中央に集合し、その排気集合部2
1の開口には、触媒コンバータ22のフランジ23が接
合されている。また各シリンダヘッド6に於ける排気集
合部21の上面には、クランク軸方向から見た排気ポー
ト17の軸線に概ね直交する向きに沿って酸素濃度セン
サ24が取り付けられている。この酸素濃度センサ24
は、排気集合部21の中央部内方にその検出部を臨ませ
ており、各燃焼室12からの排気流が均等に接触するよ
うにされている。
【0016】ここで両シリンダバンク3に設けられた酸
素濃度センサ24の外端同士間の寸法Bは、両シリンダ
バンク3に設けられた触媒コンバータ22の外端同士間
の寸法Aよりも小さくされている(A>B)。これによ
り、エンジン全体としての最大幅寸法の部分が触媒コン
バータ22の外端となるので、特別な保護措置を施さず
とも酸素濃度センサ24が搬送中や車体への組み込み時
に他の構造物に衝当するなどして破損する心配がなくな
る。
【0017】一方の(例えば右側)シリンダバンク3の
シリンダヘッド6を吸・排気ポート16・17の軸線に
沿って切断したものを下方から見た様子を示す図2を参
照し、シリンダヘッド6についてさらに詳しく説明す
る。
【0018】各燃焼室12に対応する吸気ポート16
は、それぞれY字状に形成されており、各々が独立して
シリンダヘッド6の吸気側の側面に開口している。そし
て各吸気ポート16同士間およびシリンダ列方向の両端
に、シリンダヘッド6をシリンダブロック4に結合させ
るためのヘッドボルト挿通孔25が、ドリル加工にて合
計4本形成されている。
【0019】他方、3つの燃焼室12の各々から2つづ
つ延出された合計6つの排気ポート17は、アーチ形の
湾曲形状をもってシリンダヘッド6の排気側の側面に膨
出形成された排気集合部21に集合しており、全体の排
気口26が、排気集合部21のシリンダ列方向の中央部
に形成された触媒コンバータ接合面27に開口してい
る。
【0020】シリンダヘッド6の排気側には、中央の燃
焼室12からの排気ポート17と両側の燃焼室12から
の排気ポート17との間を仕切るように、2つの壁28
が形成されている。そしてこれらの壁28の各々を、ヘ
ッドボルト挿通孔25と、ヘッドカバー7内とクランク
ケース2内とを互いに連通させるオイル戻し通路29と
が貫通している。またアーチ形をなす排気集合部21の
シリンダ列方向両端部にも、ヘッドボルト挿通孔25と
オイル戻し通路29とが互いに隣り合わせに貫通してい
る。これら排気側に設けられた各4本のヘッドボルト挿
通孔25とオイル戻し通路29も、ドリル加工で形成さ
れる。
【0021】なお、オイル戻し通路29の全てを排気ポ
ート17に近接した位置に設けることにより、排気熱に
よってオイルを早期に昇温させ、実質的な暖機時間の短
縮を企図し得る。
【0022】排気集合部21の中央には、前記した酸素
濃度センサ24の取付孔30が開口している。
【0023】図3並びに図4に併せて示すように、シリ
ンダヘッド6に於ける各排気ポート17及び排気集合部
21が延在する部分の上・下両方及び各燃焼室12の上
方には、ウォータジャケット31が画成されている。こ
のウォータジャケット31に於ける排気集合部側の外端
は、シリンダ軸方向から見た排気集合部21の外周輪郭
に概ね沿っており、アーチ形をなす排気集合部21の外
周壁には、ウォータジャケット31が形成されていな
い。なお、各排気ポート17及び排気集合部21の上下
とは、シリンダ軸線についての上下であり、各排気ポー
ト17及び排気集合部21が延在する面が傾斜している
場合も含まれることは言うまでもない。
【0024】また、ウォータジャケット31の外端壁3
2の肉厚と排気集合部21の外周壁33の肉厚とを共に
均一にすると、ウォータジャケット31の外端壁32と
排気集合部21の外周壁33とが接続する部分に窪み3
4(図3に想像線で示す)が生ずるが、ウォータジャケ
ット31の外端壁32と排気集合部21の外周壁33と
の互いの外表面は連結壁40で結ばれており、シリンダ
ヘッド6の側面から膨出した部分の略全長に渡る帯状部
分が、窪むべき部分に肉盛りした態様で円滑にされてい
る。これにより、シリンダヘッド6の実質的な大型化を
招かずに排気集合部21の肉厚を増大させ、排気集合部
21の剛性を高めると共に、肉厚増大に伴う熱容量の増
大を実現している。
【0025】連結壁40は、図4に示すように、触媒コ
ンバータ接合面27に設けられた触媒固定ボルト用の4
つの雌ねじボス35に接続しており、触媒コンバータ接
合面27の剛性増強に寄与している。なお、4つの雌ね
じボス35の内の上側に位置するものの中間に酸素濃度
センサ24の取付孔30を設けることにより、特別な酸
素濃度センサ24の取り付け部を設定する必要がなくな
るので、排気集合部21が大型化せずに済む。
【0026】排気ポート17の底面が接する平面は、ク
ランク軸方向から見たシリンダ軸線に対して鈍角(図4
の角度AG)をなしている。これにより、シリンダヘッ
ド6の対シリンダブロック接合面36と略同じ平面上に
その底壁が延在する下側のウォータジャケット31Lの
高さ寸法は、燃焼室12に近い側(D)に比して遠い側
(C)の方がより大きくなっている(C>D)。また排
気集合部21を上下から挟むウォータジャケット31U
・31Lは、上側31Uに比して下側31Lの容量がよ
り大きくされ、しかもシリンダ列方向両端の燃焼室から
の排気ポートの排気集合部21への開口21aよりもシ
リンダ列に直交する向きに膨出している。従って、排気
集合部21の下側に位置するウォータジャケット31L
における特に高温となる排気集合部21の外周側に対応
する部分の冷却水の容量を、シリンダヘッド6の高さ寸
法の増大を招かずにより一層大きくすることができるの
で、エンジンのコンパクト化を損なわずに同部分の冷却
効率を高めることができる。しかも排気ポート17を上
向きに延出させることで排気集合部21の上側の壁の肉
厚が小さくなるので、排気集合部21内に臨ませる酸素
濃度センサ24の短寸化にも寄与し得る。
【0027】排気集合部21の上側のウォータジャケッ
ト31Uは、酸素濃度センサ24の取付孔30の半周を
囲むように、取付孔30に対応する部分の外周輪郭が窪
められている。これにより、酸素濃度センサ24の取付
部をできるだけシリンダ側に近寄せてシリンダヘッド6
の大型化を抑制すると共に、酸素濃度センサ24の検出
部周りを冷却水が流れるようにして酸素濃度センサ24
の過度な昇温を抑制している。
【0028】排気ポート17の上下に位置する両ウォー
タジャケット31U・31L同士間は、互いに隣り合う
燃焼室12から延出された排気ポート17同士間の壁2
8内に設けられた連結部37と、1つの燃焼室12から
延出された2つの排気ポート17同士間に設けられた連
結部38とで互いに連結されている。そして先に述べた
壁28内に設けられたオイル戻し通路29は、上下両ウ
ォータジャケット31U・31L間の連結部37に隣接
している。このように、オイル戻し通路29を冷却水が
流通する連結部37に沿わせることにより、過度な油温
上昇を抑制し、オイル品質保持の長期化に寄与し得る。
また互いに隣り合う燃焼室12から延出された排気ポー
ト17同士間の壁28内にオイル戻し通路28と連結部
37とを設けているので、シリンダヘッド6のシリンダ
列方向寸法の増大を招かずに済む。
【0029】ところで、ウォータジャケットの容量増大
を図る時には、ウォータジャケット31を形成するため
の中子自体の強度を確保する都合上、上下のウォータジ
ャケット31U・31L同士を繋ぐ部分には所定の断面
積が必要である。1つの燃焼室12から延出される2つ
の排気ポート17同士間の部分(連結部38)だけでは
支持剛性が不十分なので、上記の如く互いに隣り合う燃
焼室12間にも連結部37を設ければ、この連結部37
を形成するための部分で上下のウォータジャケット形成
用中子の外側位置が相互に連結されることとなるので、
中子の強度をより一層効率よく増強することができる。
しかも上側のウォータジャケット31Uの容量をより小
さくしているので、上下の中子を連結する部分の負担が
軽減される。
【0030】また、金型内に先に配置した上下のウォー
タジャケット用中子間に排気ポート用中子を挿入するに
は、上下のウォータジャケット用中子同士を連結する部
分と排気ポート用中子とがシリンダ列方向で干渉しない
ようにする必要があるが、この構成によれば、それを比
較的容易に実現することができる。
【0031】なお、上記実施の形態では、作業性の上で
は有利なので酸素濃度センサ24をシリンダヘッドの上
方から取り付けるものとしたが、これは下方から取り付
けるように構成しても本発明の概念を逸脱するものでは
ない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、その軸線を上下方向に向けた状態で酸素濃度セ
ンサを排気集合部に取り付けるものとすることにより、
各燃焼室から排出される排気中の酸素濃度を共通のセン
サで検出し得るので、センサの数を最少化できる。しか
もセンサの位置を燃焼室に近づけられるので、早期活性
化が可能となる。また上下方向から取り付けることによ
り、電線が排気集合部の熱の影響を受け難くなるように
することができる。
【0033】また、排気集合部を、シリンダヘッドの側
面からアーチ状に膨出したものとし、排気中の酸素濃度
を検出する酸素濃度センサを、その中央部に取り付ける
ものとした請求項2の構成によれば、排気集合部の大型
化を招くことなく各燃焼室からの排気が集中する部分に
無理なく酸素濃度センサの検出部を置くことができ、し
かも酸素濃度センサを取り付けるためにのみ必要となる
部分を設けずに済むので、エンジンのより一層のコンパ
クト化に寄与するところ大である。
【0034】更に、酸素濃度センサを排気集合部に取り
付け、酸素濃度センサの取り付け部の周囲の少なくとも
一部をウォータジャケットで囲むものとした請求項3の
構成によれば、酸素濃度センサの周囲を冷却水が流通す
るので、検出部の過熱を抑制することができる。
【0035】上記に加えて、酸素濃度センサの検出部を
挿通する孔のシリンダ列方向両側に排気管固定ボルトの
取り付けボスを設けるものとした請求項4の構成を採る
ことにより、排気管の固定強度を損なわずにエンジンの
コンパクト化を実現する上に大きな効果を奏し得る。
【0036】さらに、請求項5では、V型エンジンの両
シリンダバンクの各シリンダヘッドに設けられた前記酸
素濃度センサの外端同士間の寸法を、両シリンダバンク
の各シリンダヘッドに接続された触媒装置同士間の寸法
よりも小さくすることにより、エンジン全体としての最
大幅寸法の部分が触媒装置の外端となるようにして、特
別な保護措置を施さずとも酸素濃度センサが搬送中や車
体への組み込み時に他の構造物に衝当するなどして破損
する心配をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるV型6気筒エンジンのクラ
ンク軸方向から見た概略全体図
【図2】図1に示したエンジンのシリンダヘッドの横断
面図
【図3】図1におけるIII−III線に沿う切断面端面図
【図4】図1におけるIV−IV線に沿う切断面端面図
【図5】図1に示したエンジンのシリンダヘッドの排気
側の側面図
【符号の説明】
1 エンジン 6 シリンダヘッド 12 燃焼室 17 排気ポート 21 排気集合部 22 触媒コンバータ 24 酸素濃度センサ 30 取付孔 35 雌ねじボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 誠幸 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G024 AA01 AA11 CA05 DA01 DA19 FA00 3G091 AA02 AA17 AA29 AB01 BA00 BA26 EA34 HA36 HB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ列上に並ぶ複数の燃焼室から延
    出された排気ポートを集合させた排気集合部をその内部
    に一体形成してなるシリンダヘッドを備える多気筒エン
    ジンであって、 排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサが、その軸
    線を上下方向に向けた状態で前記排気集合部に取り付け
    られることを特徴とする多気筒エンジン。
  2. 【請求項2】 シリンダ列上に並ぶ複数の燃焼室から延
    出された排気ポートを集合させた排気集合部をその内部
    に一体形成してなるシリンダヘッドを備える多気筒エン
    ジンであって、 前記排気集合部は、前記シリンダヘッドの側面からアー
    チ状に膨出したものであり、排気中の酸素濃度を検出す
    る酸素濃度センサが、その中央部に取り付けられること
    を特徴とする多気筒エンジン。
  3. 【請求項3】 シリンダ列上に並ぶ複数の燃焼室から延
    出された排気ポートを集合させた排気集合部をその内部
    に一体形成してなるシリンダヘッドを備える多気筒エン
    ジンであって、 排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサが、前記排
    気集合部に取り付けられ、 前記酸素濃度センサの取り付け部の周囲の少なくとも一
    部がウォータジャケットで囲われることを特徴とする多
    気筒エンジン。
  4. 【請求項4】 前記酸素濃度センサの検出部を挿通する
    孔のシリンダ列方向両側に排気管固定ボルトの取り付け
    ボスが設けられることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の多気筒エンジン。
  5. 【請求項5】 当該エンジンが2つのシリンダバンクを
    有するV型エンジンであり、両シリンダバンクの各シリ
    ンダヘッドに設けられた前記酸素濃度センサの外端同士
    間の寸法が、両シリンダバンクの各シリンダヘッドに接
    続された触媒装置同士間の寸法よりも小さくされている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の多
    気筒エンジン。
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