JP4184446B2 - チーズ製品の製造法 - Google Patents
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Description
乳汁の処理により生じたチーズ製品を処理することによって得られるチーズは既に知られており、この種類の製品の最も代表的な群として、プロセスチーズの群を挙げることができるが、これらは、乳汁から生じたいずれかの種類のチーズ、より詳しくは、圧搾されたチーズを粉砕し、それらを他の乳原料(部分的にまたは完全に脱脂された全乳粉末、バター、固形乳脂肪、バターミルク、濃厚タンパク質等)と一緒に、所望の最終製品の種類によって異なる量で混合し、その混合物中に、ナトリウム、カリウム塩およびカルシウムのポリリン酸塩、オルトリン酸塩またはクエン酸塩の群より選択される乳化性塩を包含させた後、その混合物を80〜140℃の温度で、温度によって何秒間か〜数分間の一定時間熱処理することによって得られる。この工程の実施には、乳化性塩をそれらのカルシウム錯体形成性ゆえに用いるが、これは、タンパク質を可溶化させ、pHへの安定作用によって乳化を一層容易にする。
しかしながら、このような工程の主な欠点は、用いられた製品と同等の栄養価、並びにいろいろな体裁(小分け、スライス、ブロック等)および最初の製品よりも優れた体裁の可能性にもかかわらず、元の製品とはテキスチャーも風味も全く異なる種類のチーズを生じることである。
したがって、その工程中のタンパク質の構造的な変化を表わし且つ非沈降性の可溶性窒素の比率によって測定される解凝固度の分析は、製造処理中の可溶性ペプチドの遊離に関係していて、処理されなかったチーズの0に近い値に対して、100℃を越える熱処理によって得られるチーズで40〜50の値を示す。
含まれる溶融加工には、用いられる原料を著しく破壊するもう一つの作用があり、これが、元の製品と最終製品との間の組織的若しくは質感的性状および感覚器官が感知し得る性状の違いを説明している。
組織的および風味特性は元の製品により近づくが、異なった体裁および向上した体裁を与える最終製品を得るために、ある著者らは、破壊をほとんど伴わない方法を考えている。例えば、特許出願WO95/19699号を挙げることができるが、これは、格下げされたすなわち塊の形の加熱圧搾されたチーズを再構築する方法であって、原料を規則的な形状の塊に分割し、その分割されたチーズに、水または他の成分を全く加えることなく、制御されたブレンドおよび剪断操作を施し、70〜80℃の温度で、好ましくは、熱処理器/押出器型装置中で熱処理することにあると記載された方法を記載している。その発明の著者らによれば、その方法は、処理中にタンパク質の分解を全く引起こさないし、しかもその最終製品は、原料に匹敵する生化学的、物理化学的および官能的特性を示す。しかしながら、先の発明の著者らは、その書類中の内容と対比して、用いられる温度が、タンパク質の状態および芳香の減少に重要でないわけではではないことを確かめている。更に、その方法を用いて出願人によって行なわれた試験は、得られた製品が脂肪浸出を示し、消費者にとって極めて魅力的でない製品外観をもたらすことを示している。この浸出は、不充分な乳化および結果的に不充分なタンパク質網状構造への脂肪の結合によって説明される。
更に、用いられる方法は、加熱圧搾されたチーズ、すなわち、高固形分を有する製品にだけ用いられ、その実施には、元のチーズを規則的な形状の塊に分割すること、そして更に、適当な加熱/押出装置を使用することを必要とする。
特許EP0260194号は、この種類のエマルジョンの不充分な安定性の問題を、乳化剤を包含させることによって解決することを考え、チーズにタンパク質を加える第一段階および機械的造形処理の第二段階を含む方法を記載していて、その出発チーズは、少なくとも50%の固形分を含有する熟成したチーズ、より詳しくは、タンパク質凝固温度より低い温度で乳化機能を有するタンパク質より選択されるタンパク質を5〜10%の割合で加えられている加熱または非加熱の圧搾されたチーズより選択され、これら2種類の原料は、引続きのチーズの機械的造形処理、並びに出発チーズとほぼ同じテクスチャー、風味および色、そして更に、用いられる機械的処理によって得られる特定の形状を有するチーズの製造を可能にするように混合される。
この方法では、処理されるチーズが40〜80℃、好ましくは、80℃の温度である場合、タンパク質をそれに加え、そしてその混合物を40〜50℃の温度で機械的に処理する。用いられる乳化剤は、好ましくは、血清タンパク質の群より選択され、それは、他の全ての性状を除いて乳化性のために選択される。したがって、特許EP0260194号で記載された方法は、特許WO95/19699号の方法よりも高品質のエマルジョンを得ることを可能にするが、50%を越える固形分を有するチーズに制限されるという欠点を有する。更に、処理されるチーズに5〜10重量%の割合で血清タンパク質を加えることは、よくない風味の存在に影響がないわけではない。更に、血清タンパク質の作用範囲は、後に、製品の表面に脂肪を全く浸出させない完全なエマルジョンの実現に不充分である。この欠点は、得られた製品(口の中で脂っこい、極めて糊状の製品)の風味で明らかであり、これは、カードおよびチーズまたは他の充填材を押出すことによって得られる複合製品には受入れられるかもしれないが、本質的にチーズを基材とする製品には受入れられなくなる。
本発明の目的は、乳汁の処理により得られるチーズを処理することによって得られる、上記の方法によって製造された製品の欠点をもたない、しかも、元の製品に近い組織的若しくは質感的特徴および感覚器官が感知し得る特徴を有するチーズ製品を製造する新規方法を提供することである。
その方法は、同時に、タンパク質の変性を最大の範囲内にしなければならないであろうし、しかも、最終製品で見られる組織的および風味特性が元の製品にできる限り近いように、最終製品から脂肪を全く浸出させないために、脂肪およびタンパク質網状構造を有効に再乳化させなければならないであろう。
この目的のために、本発明の主題は、チーズから成る出発原料を処理することによってチーズ製品を製造する方法であって、次の工程、
(a)出発チーズのタンパク質網状構造を制限して破壊するための、小片に分けた後の出発チーズの60℃未満の温度での混練型の熱処理および機械的処理;
(b)タンパク質網状構造の再構築および脂肪と出発チーズの他の成分との安定なエマルジョンの構成を開始させるための、工程(a)からの混合物の50℃未満の温度までの冷却;
(c)必要ならば、タンパク質網状構造の再構築を完成させ且つエマルジョンを安定化させるための、(b)で得られたカードのエンドレススクリュー装置での機械的処理;および
(d)乳化およびカルシウム錯体形成性剤およびソルビン酸またはその塩を含む混合物を出発チーズ製品に加えることによって工程(a)および(b)を行なう、工程(c)で得られたカードの造形
を含む方法である。
本発明の目的に関して、塩とは、食用の塩、特に、ナトリウム、カルシウムおよびカリウムの塩を意味する。
タンパク質網状構造および脂肪の安定なエマルジョンの破壊、再構築の開始および構成の工程(a)および(b)は、乳化およびカルシウム錯体形成性剤(A)およびソルビン酸またはその塩(B)の組合せから成る上に規定された新規構築剤の存在下において、混練(または混合)型の機械的処理および出発チーズ物質の中熱処理の併用によって好都合に行なわれる。
乳化およびカルシウム錯体形成性剤(A)は、クエン酸またはその塩、およびナトリウム、カリウムおよびカルシウムのリン酸塩、特に、オルトリン酸塩およびポリリン酸塩などの乳製品製造業で伝統的に用いられているこの種類のいずれかの薬剤でありうる。
これら薬剤は、プロセスチーズ製造技術において、タンパク質網状構造へのそれらの破壊作用のために、カルシウム錯体形成およびそれらの乳化作用によるが、タンパク質網状構造の大規模な破壊を確実にする用量および熱処理条件下で広く用いられている。
本発明により、処理されるチーズのタンパク質網状構造を極めて部分的に破壊することだけを行なうので、これら薬剤は、慣例の活性条件下で用いられない。更に、完全なエマルジョンおよび完全な再構築の実現は、クエン酸塩および/またはリン酸塩の再構築する役割を完全にする化合物を加えることによって達成される。
驚くべきことに、本出願人は、製品の再構築およびエマルジョンの安定性について、慣用的な錯体形成剤および乳化剤とソルビン酸またはその塩との相乗的役割を示している。
上記の種類の乳化およびカルシウム錯体形成性剤かまたはソルビン酸若しくはソルビン酸塩の単離に用いる比較試験は、官能分析において、網状構造の不完全な再編制によって引起こされる製品のテクスチャーの欠点を示している。本発明の配合物(A)および(B)を用いることによって得られる最終製品が、タンパク質の構造の変化を伴わない(出発製品の場合と同等である最終製品の非沈降性可溶性窒素の割合)という事実に加えて、その最終製品は、極めて顕著な凝集および出発原料と同じではないとしても同様のテクスチャーを示す。
好都合に、A/B比は、3/1〜9/1であり、Aの量は、混合物の全重量に相対して、好ましくは0.15〜1.8重量%であり、Bの量は0.05〜0.2重量%である。
AおよびBから成る構築剤の機能は、第一に、カルシウムの一部分だけを錯体形成することによるタンパク質網状構造の制限された破壊、および第二に、脂肪を浸出させないような有効な脂肪の乳化と同時のタンパク質網状構造の再構築を確実にすることである。
AおよびBの特に好都合な組合せは、クエン酸ナトリウム/ソルビン酸またはポリリン酸ナトリウム/ソルビン酸の組み合わせであり、後者の組合せは、制菌活性を有するというもう一つの利点を示し、これは、最終製品の保存を向上させることを可能にする。
クエン酸またはリン酸塩およびポリリン酸塩は知られており、食品製造技術において、ジャム、ゼリー、氷果および、プロセスチーズのような中間水分を有する様々な新規食品中の酸味剤、乳化剤、金属錯体形成剤として用いられているが、同様のことは、ソルビン酸またはソルビン酸塩にあてはまらず、これらは、本質的に、それらの抗微生物活性、特に、制真菌活性のために用いられ、更に、それらは、脂肪エマルジョン(マーガリン、チーズ)、ビネガー製品、ドライフルーツ、果汁および様々な他の調製品中でこの目的に一般的に用いられる。ソルビン酸は、低pHでより活性であるが、その有効性は、プロピオン酸を除く他の酸性防腐剤の有効性よりもpHによってあまり影響されないことがありうる。その抗微生物作用は、スルフヒドリル基を含有する酵素、特に、脱水素酵素で示される阻害によって説明される。
したがって、本発明は、食品製造業、特に、チーズ製造業において使用pH条件のために、この目的に慣用的に用いられる薬剤の乳化し且つ構築する役割を強化するためのソルビン酸またはその塩の使用を初めて記載している。
本発明の実現には、伝統的に用いられる技術によって乳汁から得られるいずれかの種類のチーズから出発することが可能である。これらチーズは、次の逐次的工程
(1)凝固剤の作用による標準乳または濃厚乳の硬化すなわち凝固、
(2)脱水されたまたは脱水されていないカードの型内での造形、
(3)所望の固形分を最終製品中で得られるようにする自然脱水または加圧脱水、
(4)カードに所望の塩分を与え且つ外皮を形成させる塩処理すなわちブライン処理、および
(5)乾燥によって得られる。
天然外皮のあるチーズについては、これら工程の後に、
(6)所望のチーズ種類に適当である表面フロラをチーズの表面に接種し、これを、フロラの成長を促進する測定期間中のより長いまたはより短い熟成期間発育させる工程を行なう。
上記の方法によって得られるチーズの種類は全て、本発明の実現に適しているが、しかしながら、40重量%を越える固形分の加工が好ましい。
出発チーズの破壊/再構築の前に、好ましくは、それを分割するまたは小片若しくはストランドに切断するまたは粉砕する。
好都合には、それら小片は、125cm3であるかまたはそれ未満の体積を有する。更に、出発チーズを立方体に切断することができ、その縁長さは、例えば、慣例の市販カッターの助けによって5cmまたはそれ未満である。
出発チーズをすり卸す場合、この目的には、いずれの既知の工業用卸金も用いられる。
本発明による構築剤は、好ましくは、その薬剤を水中に溶解させた後に、チーズに加える。その構築剤は、好ましくは、チーズ全重量の2%を越えない量で用いられる。
本発明の目的には、出発チーズの固形分より少ない最終固形分を得るために、チーズに水を加えることも可能である。いずれの場合にも、水の割合は、出発チーズの30重量%に制限されるが、特に、元の製品に近い組織的若しくは質感的特性および感覚器官が感知し得る特性を有する最終製品を得ることが望まれる場合、10重量%未満であるのが好ましい。
工程(a)は、小片、ストランドまたは粉の形の出発チーズに、上に規定の構築剤を加えた後、および適宜、水を加えた後、引続き穏やかな熱処理を施すことによって好都合に行なわれるが、これは、出発製品を30〜60℃の温度まで30秒間〜2分間加熱し、同時に、均一混合物を生じるためにカードを混合することである。
工程(a)の処理は、いずれか適当な装置中で行なわれる。豚屠殺業またはプロセスチーズ技術で用いられるカッターおよびパン製造業で用いられるニーダーなどの蒸気噴射システムを挙げることができる。
混合速度は、チーズ製造業で慣用的に用いられる装置について、好都合に100〜600rpmであり、好ましくは100〜300rpmである。したがって、混合速度は、好ましくは、ニーダー型装置のスクリューについて100〜150rpmおよびカッター型装置のブレードについて250〜300rpmである。
工程(b)は、得られたカードを25〜50℃の温度まで1〜3分間冷却させることによって好都合に行なわれる。冷却温度は加熱温度に依るが、50℃以下である。
工程(b)の機械的処理は、工程(a)の場合と同様であるが、それら条件は上に規定された範囲内で異なっていてよく、工程(a)および(b)は同じ装置内で好都合に行なわれる。
好都合には、工程(a)および(b)は、芳香の減少を免れ且つ製品の酸化を減少させるように部分真空下で行なわれ、その真空は、好都合には、0.4〜0.7バールである。
工程(b)の最後に、得られたカードをエンドレススクリュー装置に移すことができ、そこにおいて、そのカードに、タンパク質網状構造の再構築を完成させ且つエマルジョンを安定化させるため簡単な機械的処理を行なう。そのエンドレススクリュー装置内の滞留時間は、好都合には、30秒間〜5分間である。簡単な機械的処理とは、押出の場合のように、熱または圧力の作用などの追加の作用を全く伴わない前進処理を意味する。エンドレススクリュー出口先端に位置するのは、フォーミングダイである。
この装置から出た製品は、エンドレススクリュー出口先端に位置するフォーミングダイの輪郭によっていろいろな形状(ビーズ、円筒形、卵形等)であり、それらを引続き加熱し且つ包装する。
エンドレススクリュー装置から出た製品は、所望の明確な形状を最終製品に与えるために、フォーミングダイの出口で型に入れることもできる。好都合には、型に入れられた製品に、造形を改善するために僅かな加圧操作を施すことができる。
次に、最終製品をいずれか適当な包装材料で包装し、アセトグリセリドまたは食用カバーなどのチーズ製造用ワックスまたはその代用品で覆うが、それは、押出器の出口で、二個型成形機中への通過によってプラスチックシェル中へ前進させることもできる。
得られた製品は、いずれの形状でも、いずれの重量でもあり、好都合には、その重量は5〜500gである。
本発明の第一の実施態様において、上記の方法は、カルシウム錯体形成剤以外の製品、ソルビン酸またはその塩および場合により水を10重量%未満の量で加えることなく、しかも追加の処理工程を用いることなく行なわれ、そして得られた製品は、元の製品に近いテクスチャーおよび官能的品質を有する。これは、加熱圧搾されたチーズ、チェダーチーズおよび類似品、Leerdammer、牛乳、羊乳またはヤギ乳から得られる画分、またはソフトチーズなどの極めて大型のチーズと同様の風味を有する小型チーズのこのような製造方法の極めて好都合な性質を示す。
本発明の第二の実施態様において、本発明による構築剤は、植物または動物由来の固形食品成分と同時に、チーズ重量の1〜10%の割合で出発チーズに加えられ、水は、場合により、30重量%を越えない、好ましくは、10重量%未満の割合で加えられ、そして得られた混合物を上記のように処理する。
変法では、それら固形成分を、工程(b)の後に加える。
この代替法は、簡単且つ迅速な処理を用いて、官能的特徴が、特徴的な風味(例えば、加熱圧搾されたカードの果実風味)を有する伝統的なチーズのそれと、固形成分(クルミ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ピーナッツ、ハム片、植物エキス等)のそれとを合わせ持つ一定範囲の製品を消費者に提供することを可能にする限りにおいて興味深い。
この実施態様によって得られた製品は、いずれのグラム量(grammage)でも、いずれの形式でもありうる。
本発明の第三の実施態様において、出発チーズから、小片に分けるかまたはすり卸し、本発明の構築剤を添加し、そして場合により水を添加した後得られた混合物に、工程(b)の最後に、慣例の発泡装置によって窒素または任意の他の適当な且つ相溶性の気体の包含による発泡処理を施す。この場合、そのカードには、機械的処理工程(c)を行なわない。
引続き、得られたカードを型内で造形後に包装するかまたは最終包装中に直接的に入れる。この手段によって、出発チーズに特有の風味と空気を含んだテクスチャーを合わせ持つ全範囲の新規製品が得られる。
どの代替法を用いても、本発明の方法は、いずれかの形の包装材料(パケット、紙、アルミニウムコーティングプラスチックフィルム、プラスチックシェル)でも包装されうる任意のグラム量および任意の形状のまたはカバーされている(チーズ製造用ワックスまたは代用品)種々の製品を容易に提供する。
本発明は、更に、食品配合物、特に、チーズベースの食品配合物中の乳化およびカルシウム錯体形成性剤の乳化するおよび構築する役割を強化するための、食品用銘柄のソルビン酸またはその塩の使用を提供する。
乳化およびカルシウム錯体形成性剤は、好ましくは、クエン酸、リン酸、ポリリン酸またはそれらの塩である。
本発明を、下の実施例によって詳しく説明するが、それらは、例示のために与えられており、制限するためではない。百分率は重量による。
各種成分の重量は、特に断らない限り、カードの全重量に相対する百分率として示されている。
実施例:
実施例1:加熱圧搾されたカードを基材とする製品の製造(エメンタール(Emmenthal))
チーズをすり卸し(1.6×1.6mm×100mm)、真空下の混練および熱処理のための室(カッター)に低温で入れ、クエン酸Na(4.5重量%の割合で)およびソルビン酸(0.065重量%の割合で)を加えた後、2重量%の水を加える。
次に、その混合物を塩処理する。0.8%(重量/重量)NaCl。
それを、
−部分真空下で混合し、5℃の温度で機械的に撹拌しながら2分間保持し、
−部分真空下(1.8バール)において直接蒸気噴射によって熱処理し、機械的に撹拌しながら1分間保持して45℃の温度に達しさせ、
−部分真空下においてその達せられた温度で機械的に撹拌しながら20秒間状態調節し、
−減速機械撹拌をしながら、部分真空下(0.7バール)において40℃の温度まで1分間冷却する。
真空を中断し、前の工程によって得られた素材を二軸スクリュー装置中に排出し、そこで、機械的前進によってその混合物の再構築が行なわれる。
出口先端がフォーミングダイによって完成されたこの装置は、“卵形”形状で予備成形される50g小チャンクを送る。
最終的な造形は、型内での瞬間加圧成形によって行なう。
このようにして得られた製品を、低温(2℃)冷蔵室内で急速冷却する。
続いて、それら製品を、カバー用ワックスまたは食用ワックスによってコーティングすることにより低温で取出す。
このように製造された製品に外部包装を与える。
それら製品を集める。
実施例2:ソフトカードを基材とするミニ製品の製造
原料(40〜50%低固形分のソフトカード)を、カセットの形(3×3×3cm)に低温粉砕する。
このようにして製造されたカセットを、真空下の混練および熱処理のための室(カッター)に低温で入れる。
構築剤を加えるが、これは、クエン酸Na(0.22重量%の割合で)およびソルビン酸(0.09重量%の割合で)に続いて、0.45重量%の割合の水から成る。
次に、このようにして製造された混合物を0.3%(重量/重量)のNaClで塩処理した後、
−部分真空下(0.7バール)において10℃の温度で、減速機械撹拌(100rpm)をしながら1分間混合し;
−部分真空下(0.7バール)において減速機械撹拌をしながら1分間熱処理して45℃の温度に達しさせ、
−部分真空下(0.7バール)においてこの温度で減速機械撹拌をしながら10秒間状態調節し、
−減速機械撹拌をしながら、部分真空下(0.7バール)において40℃の温度まで2分間冷却する。
真空を中断する。
得られた素材をエンドレススクリュー前進システムに移し、そこで、組織化操作を続ける。
このように加工されて組織化された素材を二個型成形機中に供給して造形し、25g製品の二個型シェル中に包装する。
このように包装された製品を、動的冷蔵トンネル内において4℃の温度で急速冷却する。
続いて、それら製品を、販売用に5単位ずつ網袋に集める。
実施例3:ミモレット(mimolette)を基材とするチーズムースの製造
ミモレットを粉砕して“粉”(直径0.2mmの粒子)にする。
このように製造された原料を、混練および真空処理のための室(ニーダー)に低温で入れる。次を加える。ポリリン酸Na(1.22重量%の割合で)およびソルビン酸(1.4重量%の割合で)に続いて、原料の固形分に相対して1.7%の割合の水。
次に、得られた混合物を0.2%(重量/重量)のNaClで塩処理する。
このように製造された混合物を、
−部分真空下(0.6バール)で混合し、15℃の温度で機械的に撹拌しながら1分間保持し;
−部分真空下(0.6バール)で機械的に撹拌しながら直接蒸気噴射によって2分間熱処理して55℃の温度に達しさせ;
−部分真空下(0.6バール)においてその達せられた温度で機械的に撹拌しながら20秒間状態調節し;
−減速機械撹拌をしながら、部分真空下(0.6バール)において50℃の温度まで40秒間冷却する。
真空を中断する。
得られた素材を排出し、Mondomixエキスパンダーに供給する。
発泡した素材を100gボート中に計量し、これを調節雰囲気下でヒートシールする。
このように包装された製品を、低温(4℃)静的冷蔵室内で急速冷却する。
実施例4:ドライフルーツ含有チーズバーの製造
ブリーチーズから成る原料を、カセットの形(3×3×3cm)に低温粉砕する。
このように製造された原料を、部分真空下の混練および熱処理のための室に低温で入れる。
ポリリン酸Na(0.26重量%の割合で)およびソルビン酸(0.1重量%の割合で)、および水(2.6重量%の割合で)を加える。
次に、このようにして得られた混合物を0.2%(重量/重量)のNaClで塩処理する。
その混合物を、引続き、
−部分真空下(0.5バール)で混合し、5℃の温度で機械的に撹拌しながら30秒間保持し;
−部分真空下(0.5バール)で機械的に撹拌しながら、所望のテクスチャーによって直接蒸気噴射によるかまたはジャケット内で40秒間熱処理して40℃の温度に達しさせ;
−部分真空下(0.5バール)においてこの温度で機械的に撹拌しながら20秒間状態調節する。
それを、減速機械撹拌をしながら、部分真空下(0.6バール)において35℃の温度まで2分間冷却する。
真空を中断する。
次に、焙ったアーモンドおよびヘーゼルナッツおよび干アンズの混合物を含む固形成分を、このように処理された素材に加える。
得られた集合物を、遅く調節された機械的撹拌(約35rpm)によって40秒間混合して、均一混合物を与える。
その素材を排出し、計量/押出装置でバーに造形する(50g重量)。
このようにして得られたバーを、低温(4℃)動的冷蔵トンネル内で急速冷却する。
それら製品を、低温状態で個々に包装して不活性ガス下の“フローパック(flowpacks)”にし、ヒートシールする。
Claims (18)
- チーズから成る出発原料を処理することによってチーズ製品を製造する方法であって、次の工程、
(a)タンパク質網状構造を有する出発チーズ材料を小片に分け;
(b)前記の出発チーズの小片に、乳化およびカルシウム錯体形成性剤およびソルビン酸またはその塩を添加し、混合物を形成させ;
(c)出発チーズのタンパク質網状構造の構造破壊を制限するための、出発チーズの60℃未満の温度での混練型の熱処理および機械的処理を行い;
(d)タンパク質網状構造の再構築および脂肪と出発チーズの他の成分との安定なエマルジョンの構成を開始させるための、工程(c)からの混合物の50℃未満の温度までの冷却を行い;
(e)必要ならば、タンパク質網状構造の再構築を完成させ且つエマルジョンを安定化させるための、(d)で得られたカードのエンドレススクリュー装置での機械的処理を行い;および
(f)工程(e)で得られたカードの造形を行い;
を含む前記チーズ製品を製造する方法。 - 乳化およびカルシウム錯体形成性剤対ソルビン酸またはその塩の比が3/1〜9/1である請求項1に記載の方法。
- 乳化剤の量が、(b)で得られた混合物の全重量に相対して0.15〜1.8重量%である請求項1または2いずれかに記載の方法。
- ソルビン酸またはその塩の量が、(b)で得られた混合物の全重量に相対して0.05〜0.2重量%である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 工程(a)の熱処理の前に、チーズを小片またはストランドまたは粉にに分ける請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- チーズの小片またはストランドが、125cm3以下の体積を有する請求項1に記載の方法。
- 出発チーズが、40重量%を越える固形分を有する請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 工程(a)を、出発チーズ、乳化およびカルシウム錯体形成性剤、およびソルビン酸またはその塩から成る混合物の30℃〜60℃の温度で30秒間〜2分間の熱処理および混合によって行なう請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
- 工程(b)を、工程(a)の最後に得られた混合物を25℃〜50℃の温度で1〜3分間冷却することによって行なう請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
- 工程(a)および(b)を、0.4〜0.7バールの部分真空下で行なう請求項8または9いずれかに記載の方法。
- 得られた混合物の全重量に相対して30重量%を超えない量の水を、出発チーズ、乳化およびカルシウム錯体形成性剤、およびソルビン酸またはその塩から成る混合物に加える請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
- 前記水の量が得られた混合物の全重量に相対して10重量%を超えない量である、請求項11に記載の方法。
- 工程(a)、(b)または(c)で、固形食品成分を1〜10重量%の量で加える請求項1〜12のいずれかに記載のチーズ製品を製造する方法。
- 固形食品成分が、クルミ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ピーナッツ、ハム片、および植物エキスからなる群から選択される、請求項13に記載のチーズ製品を製造する方法。
- 工程(b)の最後に得られたカードを発泡させ、工程(c)を省略する請求項1〜12のいずれかに記載のチーズ製品を製造する方法。
- チーズから成る出発原料から得られ且つ該出発チーズの組織的若しくは質感的特徴および感覚器官が感知し得る特徴を有する、請求項1〜12のいずれかに記載の方法によって得られるチーズ製品。
- チーズおよび固形食品成分から成る出発原料から得られ、該出発チーズおよび該固形食品成分の組織的若しくは質感的特徴および感覚器官が感知し得る特徴を有する、請求項13または14に記載の方法によって得られるチーズ製品。
- チーズから成る出発原料から得られ、発泡したテクスチャーを有する、請求項15に記載の方法によって得られるチーズ製品。
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