JP4172873B2 - 再封鎖用キャップ付き缶容器 - Google Patents

再封鎖用キャップ付き缶容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口容易缶蓋(イージーオープンエンド)を備えた金属製の缶容器に対して缶蓋に開口された注出口を再封鎖するための樹脂製キャップを予め組み付けた再封鎖用キャップ付きの缶容器に関し、特に、再封鎖用のキャップが缶蓋を開封(弱化部を破断して注出口を最初に開口)するときの開封具を兼ねているような再封鎖用キャップ付きの缶容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料を内容物とする飲料缶詰に使用される開口容易缶蓋(イージーオープンエンド)を備えた金属製の缶容器として、缶胴の上端開口部に周辺が巻締め固着される缶蓋の中央に、周辺の巻締部よりも上方に突出するように、中央パネル部により閉鎖された口部が一体的に成形され、口部の上端面に囲まれて該上端面よりも下方に凹んだ中央パネル部に、ヒンジ部分となる一部分を除いて破断可能な略円形の弱化部(スコア)が形成されていると共に、該弱化部が、注出口となる部分に沿って中央パネル部を三重に折り畳んだ環状の重層部の最下層に形成され、且つ、缶蓋内面側から樹脂で被覆されているような構造のものが従来から公知となっている(例えば、米国特許第4976368号明細書等参照)。
【0003】
そのような缶容器を用いた飲料缶詰では、中央パネル部の弱化部で囲まれた部分を指で強く押圧することにより、指の押圧作用で弱化部を破断しつつ弱化部で囲まれた部分を開口片として缶体内に押し下げ、該開口片をヒンジ部分で折り曲げて缶体内に吊り下げ状態とすることで、缶蓋を開封(缶蓋の口部の内側の中央パネル部に注出口を最初に開口)しているが、そのような缶蓋の開封操作に際して、消費者の指が缶体内に入って内容物である飲料が指に付着する可能性があり、特に、缶体内に収容されているのが炭酸含有飲料の場合には、注出口の開口時に飲料が噴き出ることがあるので、飲料が指に付着し易い。
【0004】
また、上記のような缶容器によれば、弱化部で囲まれる開口片の部分が比較的大径であるため、指の力が弱い人にとっては、指で押圧して缶蓋を開封するのが容易でないことがあり、指で容易に缶蓋を開封操作できる人にとっても、開封操作を慎重に行わないと、環状重層部の形成により注出口の周縁部の側での破断端に対する安全性が考慮されてはいるものの、開口片の側の破断端によって指や爪を負傷する可能性がある。
【0005】
さらに、弱化部を破断して缶蓋を開封することで注出口を一旦開口させてしまうと、中身の飲料を一度に飲みきれずに残したような場合に、開口された注出口を密封状態に再封鎖することができないため、飲料を衛生的に保管した状態で持ち運んだりすることができず、特に、飲料が炭酸ガスを含むようなものでは、すぐに気が抜けて品質が低下してしまうこととなる。
【0006】
一方、そのような問題を解消するために、缶蓋の中央に口部を突出させた開口容易缶蓋を備えた缶容器に対して、開封後の缶蓋の注出口を密封状態に再封鎖できるように、樹脂製の再封鎖用キャップを予め缶蓋の口部に冠着して組み付けておくと共に、この再封鎖用キャップを、缶蓋を上から押圧して弱化部を破断しつつ開口片を押し下げるときの開封具として機能するような構造のものとすることで、指を直接缶蓋に触れることなく、キャップを介して缶蓋を開封できるようにするということが既に提案され従来公知となっている(特開平10−264931号公報参照)。
【0007】
すなわち、特開平10−264931号公報に記載されている従来公知のリシールキャップ付飲料缶(再封鎖用キャップ付き缶容器)では、リシールキャップ(再封鎖用キャップ)の全体が、飲料缶の頭部(缶蓋の口部)に嵌合されるキャップ本体と、このキャップ本体の外周に嵌合される補強リングとからなり、キャップ本体の中心(頂壁の中央部)には、当接片を下端に有する押圧部が上下動可能に形成されている。
【0008】
そして、缶蓋を開封する際には、先ず、補強リングをキャップ本体から外して、キャップ本体の押圧部の上面を指で強く押圧することにより、押圧部の下面側の当接片の先端が、スコアによって切り離される蓋体(缶蓋)の押下げタブ(開口片)の上面に当接してこれを押し下げ、それによりスコアが破断され押下げタブ(開口片)が下方に下がって、蓋体(缶蓋)の注出口が開口される。その後、キャップ本体と補強リングからなるリシールキャップ(再封鎖用キャップ)を蓋体(缶蓋)から取り外して缶容器(飲料缶)の内容液を飲用する。
【0009】
次に、飲料を飲み残して注出口を再シールする場合には、飲料缶の頭部(缶蓋の口部)のキャップ嵌合部にキャップ本体を弾発的に冠着することで、キャップ本体の内面に装着されているパッキンを、飲料缶の頭部の天面(缶蓋の口部上端面)に圧接させて、注出口を密閉すると共に、それに加えて、更に、キャップ本体の外周に補強リングを嵌合させることで、キャップ本体を堅固に蓋体(缶蓋の口部)の外周に当接させて、それによりキャップ本体による注出口のシール性を更に強化するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来公知の再封鎖用キャップ付き缶容器(リシールキャップ付飲料缶)では、缶蓋の口部(飲料缶の頭部)にキャップを取り付ける場合に、先ず、キャップ本体を缶蓋の口部(飲料缶の頭部)に冠着してから、更に、補強リングをキャップ本体の上から嵌合する必要があり、また、缶蓋の口部(飲料缶の頭部)からキャップを取り外す場合にも、先ず、補強リングをキャップ本体から取り外してから、更に、キャツプ本体を缶蓋の口部(飲料缶の頭部)から取り外す必要があることから、キャップの缶容器(飲料缶)に対する着脱操作が面倒なものとなっている。
【0011】
また、開封操作のための押圧部を形成することでキャップ本体の頂壁自体が弾性変形し易くなっていることから、補強リングを嵌合してキャップ本体の外周を強く締め付けると、その反動でキャップ本体の頂壁が上方へ持ち上がる傾向があり、そのため、缶蓋の口部上端面(飲料缶の頭部の天面)とキャップ本体の頂壁内面との密着状態が緩んでその隙間から飲料が漏れる危険性があって、キャップ本体の頂壁内面にパッキンを装着したとしても、缶容器が転倒したりすると缶蓋とキャップ本体の隙間から飲料の漏れる可能性がある。
【0012】
一方、キャップ本体の頂壁自体に開封操作のための押圧部を形成していることから、該押圧部を強く押圧してもその上下方向での可動範囲が小さく、しかも、該押圧部の下面の中央の一点を当接片として、この当接片により缶蓋の開口片(押下げタブ)の中央の一点を押し下げるようにしているため、指の押圧力がスコアを破断しつつ開口片(押下げタブ)を押し下げる力として効果的に働き難くなっており、その結果、キャップ本体を介することで開封操作に大きな力を要することとなる。
【0013】
すなわち、キャップ本体の頂壁自体に押圧部を形成していることで、押圧部をできるだけ弾性変形し易く可動範囲の大きなものにすればする程、キャップ本体の頂壁内面と缶蓋の口部上端面(飲料缶の頭部の天面)との密着状態が悪くなって飲料の漏れる可能性が大きくなり、逆に、キャップ本体の頂壁内面と缶蓋の口部上端面(飲料缶の頭部の天面)との密着状態をより確実にしようとすると、キャップ本体の押圧部が弾性変形し難いものとなって注出口を開口するのに大きな力を要することとなる。
【0014】
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、開封具と再封鎖具を兼用するキャップが付設された缶容器について、缶蓋に対するキャップの着脱が簡単であり、また、キャップを用いた缶蓋の開封操作を小さな力で容易に行なうことができて、しかも、缶蓋の開封により開口された注出口の再封鎖をキャップによって密封性良く行なうことができるようにすることを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、缶胴の上端に巻締め固着される缶蓋に、上方に突出して中央パネル部により閉鎖された口部が一体的に成形され、口部の上端面に囲まれて該上端面よりも下方に凹んだ中央パネル部に、ヒンジ部分となる一部分を除いて略環状に破断可能な弱化部が形成されている金属製の缶容器に対して、弱化部を破断しつつ弱化部で囲まれた部分を缶体内に押し下げることで注出口を開封すると共に、開口された注出口を再封鎖するための樹脂製のキャップが、缶蓋の口部に着脱自在に冠着されている再封鎖用キャップ付き缶容器において、
キャップが、口部の上端面と密着する部分を有する環状のフランジ部と、フランジ部から下方に延びてその内周面に口部との係合部が形成された第一円筒部と、フランジ部から上方に延びる第二円筒部と、第二円筒部よりも内方で該円筒部とは間隔を隔てて同心的に設けられる円筒台状の押し釦部と、押し釦部の下端近傍から外方且つ上方に延びる栓部と、栓部の上端と第二円筒部の内周面を連結する薄い環状円錐板の可動連結部とを一体成形したものであり、
缶蓋の口部にキャップが冠着されることで固定される第二円筒部に対して、可動連結部の弾性変形による上下方向での反転により、押し釦部と栓部が上方位置と下方位置の何れかに一体的に変位するように形成されていて、
缶蓋の口部にキャップを冠着したときに、押し釦部と栓部が上方位置にある状態では、押し釦部の円筒下端部が、中央パネル部の弱化部で囲まれた部分の上方に位置し、また、押し釦部と栓部が下方位置にある状態では、栓部のテーパー状外周面が、開口された注出口の周縁部と密着するように構成されていることを特徴とするものである。
【0016】
上記のような再封鎖用キャップ付き缶容器によれば、缶蓋の口部とキャップの第一円筒部を係合させたり、その係合を解くだけでキャップを簡単に着脱させることができると共に、缶蓋を開封するに際しては、そのままの状態で缶蓋の口部に冠着されたキャップの押し釦部を上方から指で押圧することにより、缶蓋の口部上端面と密着するフランジ部の剛性が高くても、それとは関係なく小さな力で可動連結部を弾性変形させて押し釦部と栓部だけを下方に大きく変位させることができ、押し釦部の円筒下端部による缶蓋の開封操作を容易に行なうことができる。
【0017】
また、缶蓋の開封操作により開口された注出口をキャップにより再封鎖する際には、缶蓋の口部に冠着したキャップを、可動連結部を弾性変形により死点を超えて下方に反転させ、第二円筒部に対して押し釦部と栓部が下方位置にある状態としておくことで、キャップのフランジ部が缶蓋の口部上端面に確実に密着し、且つ、開口された注出口の周縁部に栓部のテーパー状外周面が密着した状態で、栓部が上方に浮き上がることのないように固定されることから、注出口のキャップによる再封鎖が極めて密封性良く行なわれる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の再封鎖用キャップ付き缶容器の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の再封鎖用キャップ付き缶容器の一実施形態について、キャップを付設した状態で未開封の飲料缶詰の缶容器の上部を断面図により示すものである。
【0020】
再封鎖用キャップ付き缶容器は、金属製の缶容器1の缶蓋2の部分に樹脂製のキャップ3を着脱自在に冠着させたものであって、開封後に開口される注出口を再封鎖するための再封鎖用キャップ3は、未開封の缶蓋2の中央部に形成されている開口予定部分を覆うように、缶蓋2に形成された口部14に対してスナップ係合により着脱自在に冠着されている。
【0021】
開口容易缶蓋(イージーオープンエンド)を備えた缶容器1については、基本的には従来から知られた構造のものであって、底板と缶胴が一体的に成形された2ピース缶であっても、或いは、円筒状の缶胴の下端に底蓋が巻締め固着される3ピース缶であっても良いが、缶胴4の上端に巻締め固着される缶蓋2には、上方に突出するように口部14が形成されており、この口部14の内側に開口予定部分が形成されている。
【0022】
缶容器1の缶蓋2については、一方の表面に樹脂塗料または樹脂フィルムによる樹脂製の内面被膜層が設けられたアルミニウム合金などの金属平板からプレス成形されているものであり、円筒状で上部にネック加工とフランジ加工が施された缶胴4の上端フランジ部に、缶蓋2の外周に形成されたフランジ部が巻締めにより固着されていて、この缶蓋2の巻締部11から半径方向内方に、断面U字形の外周溝12が巻締部11よりも下方で環状に形成されている。
【0023】
また、この外周溝12の内側から缶蓋の中央部に向かって、上方に行くにしたがって径が小さくなるネック部分13が巻締部11よりも上方にまで***しており、このネック部分13の上端部が環状の口部14となっていて、口部14の上端は所定幅の環状の平坦面(上端面)14aとして形成され、口部14の外周面にはキャップ係合用の凹部14bが形成され、口部14の内側は、口部上端面よりも下方に凹んだ中央パネル部15によって閉鎖されている。
【0024】
口部14の内側を閉鎖する中央パネル部15には、注出口として開口される予定の部分に沿って、中央パネル部15の金属板を三重に折り畳んだ重層部16が環状に形成されており、この環状重層部16の最下層の下面側に、破断可能な弱化部となるスコア17が、ヒンジ部分となる一部分を除いた略環状に刻設されていて、環状重層部16の外側の折曲部による段部とスコア17を共に覆うように、缶蓋下面側にプラスチゾル18が環状に塗布されている。
【0025】
なお、環状重層部16の内側の折曲部は、スコア17とプラスチゾル18の破断によって開口される注出口の周縁部になる部分であり、スコア17を下側から覆うプラスチゾル18は、缶体の内圧の変化によってスコア17が破断することを防ぐと共に、スコア17を形成することによる内面被膜層の損傷を補修し、缶体内の内容液が内面被膜層の損傷部分に侵入することによる缶蓋の腐食を防ぐためのものである。
【0026】
そのようにスコア17を下側から覆うようにプラスチゾル18を塗布することによって、略環状にスコア溝として刻設されたスコア17が一部で完全に切断されていても、内容液の漏洩を防止することができ、そのため、本実施形態では略環状のスコア17を全線にわたって残厚部分を有するようにスコア溝として刻設しているが、開蓋性を良くするためにスコアの一部を最初から完全に切断しておくようにして実施することも可能となる。
【0027】
破断可能なスコア17によって囲まれ、注出口の開口時にヒンジ部分(スコアの途切れた部分)で折り曲げられて缶体内に押し下げられる中央パネル部15の開口片となる部分には、環状重層部16やスコア17に近接して環状の凸部19が形成されていると共に、該環状凸部19と所定の間隔を隔てて、上方に膨出した中央膨出部20が形成されており、環状凸部19と中央膨出部20の間は浅い環状の溝部となっている。
【0028】
上記のような缶蓋2の口部14の部分に冠着されるキャップ3については、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等の合成樹脂材を射出成形等により一体成形したものであり、缶蓋2の口部14の上端面14aと密着する部分を有する環状のフランジ部32と、フランジ部32から下方に延びる第一円筒部31と、フランジ部32から上方に延びる第二円筒部33と、第二円筒部33よりも内方で該円筒部33とは間隔を隔てて同心的に設けられる円筒台状の押し釦部36と、押し釦部36の外周面の下端近傍から外方且つ上方に延びる栓部35と、栓部35の上端と第二円筒部33の内周面を連結する環状円錐板の可動連結部34とからなるものである。
【0029】
キャップ3の第一円筒部31には、その内周面の下端部に、缶蓋2の口部14の外周面に形成された凹部14bとスナップ係合するように、半径方向内方に突出する凸部31aが円周方向に間隔を置いて複数個形成されており、第一円筒部31の上端に連結されるフランジ部32は、キャップ3と缶蓋2の口部14がスナップ係合した状態で、フランジ部32の下面が缶蓋2の口部14の上端面14aに密着するようになっていて、フランジ部32の外縁は、第一円筒部31よりも半径方向外方にまで延びて、缶蓋2の口部14にキャップ3を着脱する時に把持するための把持部37となっている。
【0030】
第二円筒部33と間隔を隔てて設けられる栓部35は、水平方向からの傾斜角の大きい上方テーパー部分35aと、水平方向からの傾斜角の小さい下方テーパー部分35bとからなり、上方テーパー部分35aの上端は可動連結部34の内周縁に連結され、下方テーパー部分35bは押し釦部36の円筒外周面の下端近傍に連結されていて、上方テーパー部分35aのテーパー状外周面には、該外周面の軸線方向の中間部で該外周面の円周方向に沿って、半径方向外方に膨出する突起部35cが、円周方向に等間隔で複数個(例えば4個)形成されている。
【0031】
なお、栓部35の径については、その基端部である上方テーパー部分35aの上端付近の外径が、注出口の周縁部(環状重層部16の内側の折曲部)の内径より大きく、且つ、上方テーパー部分35aの下端(下方テーパー部分35bの上端)の外径が、注出口の周縁部の内径よりも小さくなっている。
【0032】
また、突起部35cは、上方テーパー部分35aのテーパー状外周面の外径が注出口の周縁部の内径よりも僅かに小さい箇所で、円周方向で等間隔に形成されていて、その箇所のテーパー状外周面から膨出した突起部35cの最大外径は、注出口の周縁部の内径よりも大きなものとなっている。
【0033】
そして、栓部35の下方テーパー部分35bの下端から下方に続く押し釦部36の円筒下端部36aは、その内径および外径が、缶蓋2の中央パネル部15の開口片の部分に形成された環状凸部19と中央膨出部20の間の浅い環状の溝部内に入るようなものとなっている。
【0034】
キャップ3の各部の肉厚については、第一円筒部31は口部14とのスナップ係合に適した弾性と剛性を有する肉厚に形成され、フランジ部32と第二円筒部33と押し釦部36とは殆ど弾性変形しない剛性の高い肉厚(厚肉部)に形成され、栓部35は、突起部35cが注出口の周縁部を強制的に乗り越えられる程度に僅かに変形可能な弾性と剛性を有する肉厚に形成されているのに対して、第二円筒部33の内周面から栓部35の上端に延びる環状円錐板の可動連結部34は、その形状を一応は維持でき且つ容易に弾性変形し易いような比較的薄い肉厚(薄肉部)に形成されている。
【0035】
それにより、第二円筒部33に対して押し釦部36と栓部35を一体的に上下方向に移動させることで、第二円筒部33の内周面と栓部35の上端を連結する可動連結部34は、栓部35の上下方向の移動に連れ、第二円筒部33側の連結部分と栓部35側の連結部分とが同じ高さとなる位置を死点として、この死点を超えることで反転して、第二円筒部33の内周面から斜め上方に延びる山裾状の環状円錐形と、第二円筒部33の内周面から斜め下方に延びる擂鉢状の環状円錐形との何れかに形状に変位するようになっている。
【0036】
なお、可動連結部34が上方に反転して第二円筒部33の内周面から斜め上方に延び、押し釦部36と栓部35が上方位置にある状態において、押し釦部36と栓部35のそれぞれの上端は、何れも第二円筒部33の上端よりも低くなっており、第二円筒部33よりも上方に突出しないようになっている。この押し釦部36と栓部35の各上端の高さについては、第二円筒部33の上端と同じ高さであってもよいが、図示したように、第二円筒部33の上端よりも低くしておくことが望ましい。
【0037】
図2(A)(B)は、上記のような缶蓋2とキャップ3を備えた本実施形態の再封鎖用キャップ付き缶容器の使用状態を示すものであり、また、図3(A)(B)は、図2(A)(B)に示した各使用状態の要部をそれぞれ拡大して示すものであって、何れも、(A)は開封前(注出口が未開口)の状態を示し、(B)は開封後(開口された注出口がキャップにより再封鎖)の状態を示している。
【0038】
使用前の再封鎖用キャップ付き缶容器については、図2(A)および図3(A)に示すように、未開封の状態の缶蓋2に対して、可動連結部34が第二円筒部33から斜め上方に延びて押し釦部36と栓部35が上方位置にある状態とされたキャップ3が、第一円筒部31の内周面に形成された係合用凸部31aと口部14の外周面に形成された凹部14bとのスナップ係合により、缶蓋2の口部14に着脱可能に冠着されている。
【0039】
なお、そのような再封鎖用キャップ付き缶容器による飲料缶詰に対して、商品として店頭陳列時中にキャップ3に埃が付着したり、勝手にキャップ3を取り外したりして悪戯されないように、キャップ3を含む缶容器の一部または全体を、透明または不透明な熱収縮性のプラスチツクフィルム等によってシユリンク包装しておいても良い。
【0040】
この状態では、キャップ3のフランジ部32の下面が缶蓋2の口部14の上端面に密接するようになっており、キャップ3の押し釦部36の円筒下端部36aは、缶蓋2の口部14の内側で、中央パネル部15の開口片の部分に形成された環状凸部19と中央膨出部20の間の浅い環状の溝部の上方に位置して、中央パネル部15の上面に軽く接触している。
【0041】
そのような未使用(未開封)の状態から、缶蓋2を開封して注出口を最初に開口させるには、シユリンク包装されている場合には先ずその包装を取り除いてから、単にそのままキャップ3の押し釦部36を上方から指で押圧して押し下げるだけで、中央パネル部15のスコア17で囲まれた開口片の部分が、押し釦部36の円筒下端部36aにより下方に押し下げられ、図2(B)および図3(B)に示すように、スコア17が破断されプラスチゾル18が引きちぎられて、開口片の部分が缶体内に押し下げられる。
【0042】
その際、スコア17がヒンジ部分となる一部分を除いて略環状に形成されている(即ち、スコア17による環状の一部分にスコア17を形成していない部分がある)ことから、その一部分がヒンジ部分となって中央パネル部15から下方に押し下げられた開口片の部分が、図2(B)に示すように、ヒンジ部分によって缶体内に吊り下げられた状態になる。
【0043】
そのように、スコア17やプラスチゾル18が破断され、中央パネル部15の開口片の部分が押し下げ吊り下げられることで、中央パネル部15のスコア17で囲まれた部分が注出口として開口され、スコア17よりも僅かに内側に張り出した環状重層部16の内側の折曲部が注出口の周縁部となる。
【0044】
なお、キャップ3の押し釦部36の押圧により、可動連結部34が死点を超えて下方に反転し、押し釦部36と栓部35が下方位置に変位している状態では、開口された注出口は、図3(B)に示すように、キャップ3のフランジ部32と口部14の上端面14aとが密着し、また、栓部35の上方テーパー部分35aのテーパー状外周面と缶蓋2の環状重層部16の内側折曲部とが密着していることで、既に再封鎖された状態となっており、キャップ3を缶蓋2の口部14から取り外すことで、注出口の再封鎖が解除され、消費者は開口された注出口を通して缶蓋2の口部14から中身の飲料を飲むことができる。
【0045】
その後、缶容器1内に飲料を飲み残した状態で注出口を再封鎖する場合には、キャップ3をスナップ係合により缶蓋2の口部14に冠着してから、栓部35の突起部35cが環状重層部16の内側折曲部を乗り越えるように、念のために押し釦部36を軽く指で下方に押圧して、図3(B)に示すように、可動連結部34が下方に反転し、突起部35cが環状重層部16の内側折曲部に下側から係合して、押し釦部36と栓部35が確実に下方位置に変位した状態としておく。
【0046】
上記のような本実施形態の再封鎖用キャップ付き缶容器によれば、缶蓋2の口部14に対してキャップ3を着脱する場合には、何れの場合でも、缶蓋2の口部14の外周面に形成された凹部14bとキャップ3の第一円筒部31の内周面に形成された係合用凸部31aとによるスナップ係合のみによって、キャップ3の着脱をワンタッチで簡単に行なうことができる。
【0047】
また、缶蓋2の開封操作時には、缶蓋2の口部14に既に冠着されているキャップ3を取り外すことなく、そのままの状態でキャップ3の押し釦部36を上方から指で押圧することにより、押し釦部36の円筒下端部36aを小さな力で下方に大きく移動させることができて、スコア17を破断しつつ開口片を下方に押し下げる動作をキャップ3を介して容易に行なうことができ、中身の飲料で指を汚したり、スコア17の破断端で指や爪を負傷したりすることなく、缶蓋2を開封して注出口を開口させることができる。
【0048】
そして、缶蓋2の開封後に、缶蓋2の口部14からキャップ3を取り外して缶容器1の中身の飲料を飲む場合には、缶蓋2の口部14が上方に突出したものであることから、缶蓋の巻締部よりも下方に注出部が形成される通常のイージーオープン缶蓋を備えた缶容器と比べて、缶容器に直接口をつけて飲むときに、飲む人の鼻が巻締部や蓋板面にぶつかったり飲料をこぼしたりすることなく容易に飲むことができ、また、コップ等に入れて飲むときにも、飲料をコップ等に注ぎ出す際にこぼすことなく容易に注ぎ出すことができる。
【0049】
また、飲料を飲み残してキャップ3により缶蓋2の口部14を再封鎖する場合には、口部14の上端面とキャップのフランジ部32との密着と、栓部35(上方テーパー部分35a)のテーパー状外周面と注出口の周縁部(環状重層部16の内側折曲部)との密着とによって二重に密封することができ、特に、栓部35や押し釦部36が上下方向に大きく移動できるように構成されているにもかかわらずフランジ部32は剛性が高く弾性変形し難いものとなっていることから、フランジ部32の変形により飲料が漏れるようなことがなく、フランジ部32の下面と缶蓋2の口部14の上端面との密着による密封状態は確実に維持されることとなる。
【0050】
さらに、可動連結部34の下方への反転により栓部35が下方位置に変位していることで、栓部35が浮き上がって注出口の周縁部(環状重層部16の内側折曲部)と栓部35(上方テーパー部分35aのテーパー状外周面)の密着が緩むようなことが殆どなく、栓部35のテーパー状外周面と注出口の周縁部との密着による密封状態も確実に維持されるため、フランジ部32と栓部35の2箇所での二重の密封のそれぞれが確実に行なわれ、キャップ3による再封鎖を極めて密封性良く行なうことができる。
【0051】
なお、本実施形態では、栓部35(上方テーパー部分35a)のテーパー状外周面に突起部35cが一体的に形成され、栓部35を下方位置に変位させてそのテーパー状外周面を缶蓋2の注出口の周縁部(環状重層部16の内側折曲部)と密着させたときに、該突起部35cが注出口の周縁部を乗り越えて該周縁部に下側から係合するようになっていることから、飲み残した飲料が炭酸ガスを含むようなものであって、再封鎖された缶容器の缶内圧が高くなったような場合でも、缶内圧により栓部35が上方に浮き上がって密着状態が緩むというようなことが確実に防止される。
【0052】
さらに、本実施形態では、缶蓋2の弱化部であるスコア17が、中央パネル部15の環状重層部16の最下層に形成され、該重層部16の内側折曲部が、スコア17よりも内側に張り出して、スコア17の破断により開口される注出口の周縁部となることから、消費者の指等が注出口の周縁部に触れても、スコア17の破断端により負傷することはない。
【0053】
また、本実施形態では、スコア17が缶蓋内面側からプラスチゾル18により被覆されていることで、缶体の内圧の変化によりスコア17が破断するのを防止でき、また、スコア17の形成に際して生じた内面被膜層の損傷が補修されて、缶体内の飲料が内面被膜層の損傷部分に侵入することによる缶蓋の腐食を防止できると共に、略環状に刻設されたスコア17が一部で完全に切断されていても、該切断部分から飲料が漏洩するのを防止することができる。
【0054】
また、本実施形態では、キャップ3の押し釦部36と栓部35が上方位置にある状態でも、それらの上端が第二円筒部33の上端よりも上方に突出しない高さとなっている(第二円筒部33の上端よりも低くなっている)ことから、例えば、商品の店頭陳列中等において未開封の缶容器1の缶蓋2に冠着されたキャップ3の上から他の缶詰等が不用意に積み重ねられたような場合でも、第二円筒部33の上端がその荷重を受け止めることで押し釦部36や栓部35に直接荷重がかかることを防止することができ、その結果、意図しない缶蓋2の開封を防止することができる。
【0055】
また、本実施形態では、中央パネル部15の開口片となる部分に、環状重層部16に近接した略環状の凸部19と、該環状凸部19と所定の間隔を隔てて膨出した中央膨出部20とが形成されていることで、開口片となる部分の剛性が高められ、缶蓋2の開封操作の際に、押し釦部36の円筒下端部36aによる押圧力を開口片を囲むスコア17に効果的に伝達して、缶蓋2の開封時におけるスコア17の切断と開口片の押し下げを確実に行なうことができる。
【0056】
以上、本発明の再封鎖用キャップ付き缶容器の一実施形態について説明したが、本発明は、上記のような実施形態に限られるものではなく、例えば、キャップの第二円筒部については、フランジ部から上方に延びていれば、その位置は、第一円筒部の延長線上にあっても、第一円筒部よりも外方であっても良く、また、キャップの第一円筒部と缶蓋の口部の係合についても、上記の実施形態に示したような口部の凹部とキャップの係合用凸部とによるスナップ係合に限らず、例えば、口部の外周面に傾斜した凸条を等間隔で複数個設け、一方、第一円筒部の内周面には凸部又は傾斜した凸条を設けることで、キャップを缶蓋の口部に載せて回動することで両者をネジ係合するようにしても良い。
【0057】
また、開口片を区画するための弱化部については、上記の実施形態では全線にわたって残厚部分を有するようなスコア溝としているが、樹脂(プラスチゾル)等の密封剤を塗布しておくことで、開蓋性を良くするためにスコア溝の一部を最初から完全に切断しておくようにして実施することも可能であり、更には、ヒンジ部分となる部分を残して所定形状に金属板を一旦切断してから樹脂(プラスチゾル)等の密封剤で切断部分を接合・封鎖して弱化部を形成することで実施することも可能である等、適宜設計変更可能なものであることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したような本発明の再封鎖用キャップ付き缶容器によれば、缶蓋に対するキャップの着脱をキャップの第一円筒部内周面と缶蓋の口部外周面との係合により簡単に行なうことができ、また、缶蓋を開封するに際しては、缶蓋に冠着されたキャップの押し釦部をそのまま上方から指で押圧するだけで、内容液で指を汚したり開口時の切断端で指や爪を負傷したりすることなく、比較的小さな力でキャップを介して容易に開封操作を行なうことができると共に、注出口が開口された缶蓋の口部をキャップにより再封鎖するに際しては、缶蓋の口部上端面とキャップのフランジ部との密着が確実なものとされ、且つ、缶蓋の注出口とキャップの栓部との密着が確実なものとされていることで、極めて密封性良くキャップによる再封鎖を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再封鎖用キャップ付き缶容器の一実施形態について、キャップを取り付けた未開封の缶容器の上部を示す断面図。
【図2】図1に示した再封鎖用キャップ付き缶容器の使用状態について、(A)使用前で注出口が未開封の状態、および(B)開封された注出口がキャップにより再封鎖されている状態をそれぞれ示す断面図。
【図3】図2に示した各使用状態(A)(B)のそれぞれについて、要部を部分的に拡大して示す拡大断面図。
【符号の説明】
1 缶容器
2 缶蓋
3 キャップ
4 缶胴
15 (缶蓋の)中央パネル部
14 (缶蓋の)口部
16 (中央パネル部の)環状重層部
17 スコア(弱化部)
18 プラスチゾル(樹脂)
19 (中央パネル部の)環状の凸部
20 (中央パネル部の)中央膨出部
31 (キャップの)第一円筒部
32 (キャップの)フランジ部
33 (キャップの)第二円筒部
34 (キャップの)可動連結部
35 (キャップの)栓部
35c (栓部の)突起部
36 (キャップの)押し釦部
36a (押し釦部の)円筒下端部

Claims (5)

  1. 缶胴の上端に巻締め固着される缶蓋に、上方に突出して中央パネル部により閉鎖された口部が一体的に成形され、口部の上端面に囲まれて該上端面よりも下方に凹んだ中央パネル部に、ヒンジ部分となる一部分を除いて略環状に破断可能な弱化部が形成されている金属製の缶容器に対して、弱化部を破断しつつ弱化部で囲まれた部分を缶体内に押し下げることで注出口を開封すると共に、開口された注出口を再封鎖するための樹脂製のキャップが、缶蓋の口部に着脱自在に冠着されている再封鎖用キャップ付き缶容器において、
    キャップが、口部の上端面と密着する部分を有する環状のフランジ部と、フランジ部から下方に延びてその内周面に口部との係合部が形成された第一円筒部と、フランジ部から上方に延びる第二円筒部と、第二円筒部よりも内方で該円筒部とは間隔を隔てて同心的に設けられる円筒台状の押し釦部と、押し釦部の下端近傍から外方且つ上方に延びる栓部と、栓部の上端と第二円筒部の内周面を連結する薄い環状円錐板の可動連結部とを一体成形したものであり、
    缶蓋の口部にキャップが冠着されることで固定される第二円筒部に対して、可動連結部の弾性変形による上下方向での反転により、押し釦部と栓部が上方位置と下方位置の何れかに一体的に変位するように形成されていて、
    缶蓋の口部にキャップを冠着したときに、押し釦部と栓部が上方位置にある状態では、押し釦部の円筒下端部が、中央パネル部の弱化部で囲まれた部分の上方に位置し、また、押し釦部と栓部が下方位置にある状態では、栓部のテーパー状外周面が、開口された注出口の周縁部と密着するように構成されていることを特徴とする再封鎖用キャップ付き缶容器。
  2. 缶蓋の中央パネル部に形成される弱化部が、注出口となる部分に沿って中央パネル部を三重に折り畳んだ環状の重層部の最下層に形成されており、且つ、缶蓋内面側から樹脂で被覆されていて、環状重層部の内側の折曲部が、弱化部よりも内側に張り出して注出口の周縁部になることを特徴とする請求項1に記載の再封鎖用キャップ付き缶容器。
  3. 缶蓋の中央パネル部の弱化部で囲まれた部分に、弱化部に近接した略環状の凸部と、該凸部と所定の間隔を隔てて膨出する中央膨出部とが形成されており、押し釦部と栓部が上方位置にあるキャップを未開封の缶蓋の口部に冠着したときに、押し釦部の円筒下端部が、環状凸部と中央膨出部との間に位置するようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の再封鎖用キャップ付き缶容器。
  4. キャップの押し釦部と栓部は、それらが上方位置にある状態でも、それぞれの上端が何れも第二円筒部の上端よりも上方に突出しないような高さとなっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の再封鎖用キャップ付き缶容器。
  5. キャップの栓部のテーパー状外周面に、該外周面の軸線方向の中間部で該外周面の円周方向に沿って、外方に膨出する突起部が一体的に形成されており、栓部を下方位置に変位させてそのテーパー状外周面を注出口の周縁部と密着させたときに、栓部の突起部が注出口の周縁部を乗り越えて該周縁部に下側から係合するようになっていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の再封鎖用キャップ付き缶容器。
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