JP4167934B2 - 加工処理装置内のローラ、特に印刷機内のローラのためのならし駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1及び請求項2の前提部分おいて書き部に記載された、加工処理装置におけるローラ、それも特に印刷機におけるローラのためのインキならし駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のインキならし駆動装置(本明細書中、より一般的にならし駆動装置または擦り込み装置と称する場合もある)は、独国特許出願公開第2621429号明細書より周知となっている。このインキならし駆動装置は、印刷機内の回転駆動可能なローラ(本明細書中インキ練りローラと称する)を軸線方向にならし運動(あるいは往復運動)させるために用いられる。前記ローラは、特にインキ装置の構成部材とされている。インキ装置は、複数のインキ練りローラも含めて複数のローラから形成されている。各インキ練りローラに対しては、軸線方向のならし運動(往復運動ないし進退運動とも称する)のための固有の駆動装置が設けられており、このならし運動は、該ローラの位相角で設定することができる。このならし機構は、螺旋溝が設けられた軸線方向に不動のカムから構成されている。このカムには、滑り接触子カップが被せられている。この滑り接触子カップには、上記カムの螺旋溝に係合しかつ連設レバーを介してインキ練りローラに接続される滑り接触子が設けられている。この滑り接触子カップは、周方向に調整可能かつ軸線方向に移動自在に設けられている。
【0003】
この従来例における欠点は、螺旋溝を有するカム、滑り接触子カップ、及び連設レバーといった複数の組み立て部材によって、構造的に比較的コストや手間がかかるようにならし機構が構成されていることにある。印刷機内では組み立てスペースが制限されることが多いため、上記の構成は、限られた条件のもとでしか用いることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は、上記の欠点を回避し、特に、改良されたならし機構を備えて組み立てスペースが一層少なくて済む上述の類のならし駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1及び請求項2に記載した特徴によって解決される。さらに他の形態は、下位請求項に記載されている。
【0006】
先ず第一の長所は、特殊な場合にはインキ練りローラとされるローラ一般に用いられるならし駆動装置が、全体でコンパクトな構造を有して加工処理装置内に僅かな組み立てスペースしか必要としない点にある。しかも、インキ練りローラのならし駆動装置は、少数の部材で場所を節約する構成を実現でき、その結果、手間やコストをかけずに製造することができる。
【0007】
好ましいことにはさらに、上記ならし駆動装置は、広く加工処理装置内、とりわけ印刷機内におけるローラのために、それもオフセット印刷機内のインキ装置および/または湿し装置におけるローラにのために用いることができる。
【0008】
加えて有利であるのは、インキ練りローラの回転運動のための駆動装置がインキ練りローラの一方の端部に設けられ、さらにならし運動のための駆動装置が該インキ練りローラの反対側に位置する端部に設けられていることである。インキ練りローラの回転運動のための駆動装置と、ならし運動のための駆動装置とをこのように両側に配分することによって、両側に必要な場所が比較的少なくなる。インキ練りローラ用の相応のならし駆動装置においては、ならしの使用(Verreibungseinsatz)および/または往復ストローク(軸線方向のならしストローク)を調整することができる。このとき、インキ練りローラの回転運動のための駆動装置を途中で止める必要はない。必要があれば、操作可能なクラッチを用いて回転駆動装置を切り離したり、あるいは再び新たに接続したりできるようにすれば、同じように中断できる。
【0009】
加えて有利であるのは、ローラの軸線方向のならしストロークが、押し込み機構の歯車において、確定した値に設定できるか、もしくは段階的ないしは無段階に設定できることである。そのため、歯車は、固定して設けることのできる、あるいは段階的ないし無段階に調整できるピンを備えており、このピンが、駆動できる歯車の軸線に対して平行に設けられている。さらに他の構成において、このピンは、歯車軸線に対して一直線上に揃えられた状態で設けることができ、これにより、ならしストロークが必要に応じてゼロにされる。
【0010】
さらに他の長所は、例えばオフセット印刷機のインキ装置の場合といった、複数のインキ練りローラを有した構成の場合、回転運動のための駆動装置が加工処理装置の一方の側に設けられ、インキ練りローラのならし運動のための駆動装置が反対側に設けられているという点にある。回転運動のための全ての駆動装置は、互いに連結されている。同じように、ならし運動のための駆動装置は、互いに連結されている。
複数のインキ練りローラを有した構成の場合、例えばインキ装置において、好適にも、配設されるならし駆動装置は、構成上同じに形成されている。インキならしの使用は、トラクション機構を係合させるかどうかによって自由に選択することができる。インキ練りローラの駆動装置側にはそれぞれ、プーリを有するトラクション機構伝動装置(又は巻き掛け伝動装置)がインキ練りローラ毎に設置できるようになっていることが好ましい。別構成では、インキ練りローラのそれぞれに、独立した回転運動用駆動装置および/または独立したならし駆動装置が設置可能とされている。例えば、中央制御可能か又は個別に制御可能な固有の駆動装置が選択的にインキ練りローラ毎に使用可能とされている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。
【0012】
加工処理装置、それも好適にはオフセット印刷機に用いられるインキ装置は、刷版を保持する版胴1を備えている。このとき、印刷用に作製された刷版を版胴上に取り付けることもできるし、あるいは版胴上に取り付けられた刷版を直に露光することもできる。別構成として、版胴1は(刷版ないし印刷板なしで)、画線部形成、画線部除去、及び新たな画線部形成を版胴1上で直に行なえるように構成されていてもよい。
【0013】
上記版胴1によって、複数のインキ着けローラ2が連動するように接続されている。これらのインキ着けローラに対して、さらにまたインキ練りローラ3が接触状態で配置されている。インキ練りローラ3は、続いてインキローラ4に結合されている。こうして、インキ装置に対して全体で一つのまとまったローラ列が出来上がっている。インキ練りローラ3は、インキ配量機構に機能的に接続されている。ここで、インキ配量機構は、本実施形態においては、揺動式のインキ移しローラ5と、対応のインキ溝を有するインキ溝ローラ6とによって形成されている。上記インキ移しローラ5は、周知のように、インキ溝ローラ6からインキを取り、上記ローラ列に移送する。これにより、一つないし複数の版胴1上の刷版もインキ付けされる。これとは異なり、上記インキ配量機構は、連続式のインキ移しローラを用いて構成されてもよい。
【0014】
インキ練りローラ3の端部のそれぞれには、個々のならし駆動装置11が設けられている。加えて、全てのならし駆動装置11が構成上同じように形成され、さらに、全てのならし駆動装置11がオフセット印刷機の同じ側、例えばB側に設けられていることが好ましい。それぞれのならし駆動装置11は、前置された押し込み機構7に連結されている。
【0015】
押し込み機構7は、それぞれプーリ12を備えている。ここで、各プーリ12は、例えばコグドベルトといった、少なくとも一つの周回する無端のトラクション機構13に結合されている。このとき、トラクション機構13は、フレームに固定されて回転自在に支承されたガイドプーリ15によって導かれており、そのうち少なくとも一つのガイドプーリ15はトラクション機構13のためのテンションローラとして形成されていることが好ましい。加えて、トラクション機構13は、回路技術によって制御部に接続された駆動モータ14に連結されている。この駆動モータ14は、トラクション機構13に係合状態に連結された駆動プーリを保持している。
【0016】
各押し込み機構7は、好適には、先に述べたプーリ12とピニオンギヤ8とから形成され、プーリ12及びピニオンギヤ8は、フレーム内に支承されかつピニオン軸線25を有するシャフトジャーナル9上で回転可能とされている。さらに、ピニオンギヤ8は、歯車軸線16を有する歯車シャフト18上に設けられた歯車10に係合している。
【0017】
好ましい実施形態において、ピニオンギヤ8及び歯車10は、ウォームギヤとして形成されている。このとき、ピニオンギヤ8は、好適にはウォームとされ、歯車10はウォームホイールとされている。このとき、ピニオン軸線25(ピニオンギヤ8)の歯車軸線と歯車軸線16(歯車10)とは、互いに略90°の角度をなすようにして、離間した面内にずれた状態で配置されている。斯かるウォームギヤは、少ない騒音で動作し、加工処理装置内においてスペースを節約して配置することができる。
【0018】
プーリ12、ピニオンギヤ8、及び歯車10を有する押し込み機構7には、ならし駆動装置11が後置されている。さらに、歯車10の正面(側面)側には、歯車軸線16に対して平行(横にずらされた状態で平行)に、第1のピン17が設けられていることが好ましい。この第1のピン17は、好ましくは歯車軸線16に対して偏心した状態で、しかも歯車10に固定した(取外し不可能)状態で設けられていることが好ましい。ここで、歯車軸線16に対する第1のピン17のずれの大きさは、インキ練りローラ3の所望の軸線方向のならしストロークの大きさに対応している。
【0019】
さらなる発展態様において、上記第1のピン17は、歯車10に対して位置変更可能に(取外し可能に)設けられるものでもよく、これは、例えば半径方向に延びる長穴もしくはピン17を収容するための複数の同心の差し込み穴部が歯車10に設けられるようにすれば可能である。このようして、第1のピン17は、歯車軸線16に対して同心に位置変更可能かつ固定可能とされる。さらに他の構成において、ピン17は、歯車10の一側面に取外し可能かつ歯車軸線16に対して一直線に揃えられた状態で配置可能とされている。この中心を通る配置の場合、軸線方向のならしストロークは、ゼロに等しく、インキ練りローラ3は、単に回転運動しか駆動されない。
【0020】
第一の実施形態においては、第1のピン17は、第2のピン22を貫通している。このとき、これらのピンの軸線は、互いに直角に交わっている。第1のピン17は、第2のピン22とともにヒンジ20を形成している。第2のピン22は、端部側でそれぞれ支承アーム23内に軸線方向に進退自在に支持されており、端部側において一種の滑り継手21となっている。このように、機構学的には、ヒンジ/滑り継手20,21が設けられている。さらに、上記支承アーム23は、一方の端部側において、第2のピン22を収容するため、両側で直角に折曲されており、反対側に位置する端部で支承アーム23がさらに他のヒンジ27によってインキ練りローラ軸線19に対して回転自在にインキ練りローラ3に連結されている。こうして、第2のピン22は、端部側で2つの滑り継手21に支持されている。
【0021】
要約すると、第一の実施形態において、少なくとも上記ならし駆動装置11は、歯車10に連結された少なくとも一つのピニオンギヤ8によって駆動装置に連結された押し込み機構7から構成されている。歯車10の側面には、第1のピン17が設けられている。この第1のピンは、該第1のピン17が第2のピン22を貫通することによって、第2のピン22とともにヒンジ20を形成している。第2のピン22は、該第2のピン22が両端部において支承アーム23内に進退自在に収容されていることによって、支承アーム23とともに滑り継手21を形成している。支承アーム23は、インキ練りローラ軸線19周りに回転自在の状態で、さらに他のヒンジ27を形成するように端部側でローラ3に連結されている。
【0022】
動作の仕方は以下のようになる。駆動力は、プーリ12からシャフトジャーナル9を介してピニオンギヤ8へと導かれ、さらにこのピニオンギヤ8から歯車10へと伝達される。歯車10は、歯車軸線16周りに周回し、第1のピン17は、歯車軸線16上に配置される場合には中心で回転するか、あるいは、好適にも、歯車軸線16に対して同心配置される場合には偏心して回転する。歯車10が回転運動する際に、第1のピン17はヒンジ20内で回転し、第2のピン22は滑り継手21内で軸線方向の運動を行なう。同時に、支承アーム23は、これらのピン17,22によって、インキ練りローラ軸線19の方向に、軸線方向に往ったり来たりするように動き、これによって、インキ練りローラ3がインキ練りローラ軸線19に沿った軸線方向のならし運動状態に置かれる。
【0023】
第二の実施形態において、押し込み機構7(プーリ12、ピニオンギヤ8、及び歯車10)は、第一の実施形態と同じようにして形成されている。第1のピン17は、同じように歯車10に設けられているが、ただし、揺動アーム24内で回転自在に支承されかつ軸線方向に固定されたヒンジピン28を貫通している。このヒンジピン28は、両側の端部において、揺動アーム24内の各ヒンジ20の中に支承されている。揺動アーム24は、第1のピン17の進退運動のための自由空間として用いられる凹部29を備えている。第1のピン17は、この凹部29の中に向けて突出している。このとき、第1のピン17及びヒンジピン28は、滑り継手21を形成し、ヒンジピン28は、揺動アーム24とともにヒンジ20を形成する。このようにして、機構学的には、ヒンジ/滑り継手20,21が設けられている。揺動アーム24は、端部側においてヒンジ27内で回転自在にインキ練りローラ3に支承され、ヒンジ/滑り継手20,21によってガイド曲線26上を揺動する。図6には、ヒンジ20の終位置が位置20´及び20″によって示されている。
【0024】
要約すると、第二の実施形態において、少なくとも上記ならし駆動装置11は、歯車10に連結された少なくとも一つのピニオンギヤ8によって駆動装置に連結された押し込み機構7から構成されている。歯車10の側面には、第1のピン17が設けられている。この第1のピンは、ヒンジピン28とともに滑り継手21を形成している。ここで、第1のピン17は、ヒンジピン28を貫通している。ヒンジピン28は、ヒンジピン28が揺動アーム24内に回転自在に支承されていることによって、揺動アーム24とともにヒンジ20を形成している。揺動アーム24は、インキ練りローラ軸線19周りに回転自在の状態でさらに他のヒンジ27を形成するように端部側においてローラ3に連結されている。
【0025】
動作の仕方は以下のようになる。駆動力は、プーリ12からピニオンギヤ8を介して歯車10へと伝達され、第1のピン17は、歯車軸線16周りに中心で回転するかもしくは偏心して回転する。歯車10が(第1のピン17とともに)回転する際、第1のピン17はヒンジピン28内で該ピン17の軸線方向における進退運動を行ない(滑り継手21)、同時にヒンジピン28は揺動アーム24内で動き(ヒンジ20)、揺動アーム24はヒンジ27内でインキ練りローラ軸線19周りに揺動する。このとき同時に軸線方向のならし運動がインキ練りローラ3へと伝達される。
【0026】
インキならしの使用は、トラクション機構を各プーリ12に係合させるかどうかによって個別に決定することができる。別構成として、トラクション機構13に代えて、インキ練りローラ3毎に個別の駆動装置が設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のインキ練りローラを有するインキ装置の側面図である。
【図2】 押し込み機構を示す図である。
【図3】 図2の押し込み機構を有する第一の実施形態によるならし駆動装置のA−A線断面図である。
【図4】 図3のならし駆動装置のB−B線断面図である。
【図5】 第二の実施形態によるならし駆動装置を示す図である。
【図6】 図5のならし駆動装置を示すC−C線断面図である。
【符号の説明】
1・・・版胴
2・・・インキ着けローラ
3・・・インキ練りローラ
4・・・インキローラ
5・・・インキ移しローラ
6・・・インキ溝ローラ
7・・・押し込み機構
8・・・ピニオンギヤ
9・・・シャフトジャーナル
10・・・歯車
11・・・インキならし駆動装置(ならし駆動装置)
12・・・プーリ
13・・・トラクション機構
14・・・駆動モータ
15・・・ガイドプーリ
16・・・歯車軸線
17・・・第1のピン
18・・・歯車シャフト
19・・・インキ練りローラ軸線
20・・・ヒンジ
21・・・滑り継手
22・・・第2のピン
23・・・支承アーム
24・・・揺動アーム
25・・・ピニオン軸線
26・・・ガイド曲線
27・・・ヒンジ
28・・・ヒンジピン
29・・・凹部
Claims (5)
- ローラの回転運動ならびに軸線方向のならし運動のための個別の駆動装置をそれぞれ有してなる加工処理装置内におけるローラ用のならし駆動装置において、駆動装置に連結された押し込み機構(7)が少なくとも一つのピニオンギヤ(8)を備え、該ピニオンギヤは歯車(10)に連結され、前記歯車(10)の側面には、第1のピン(17)が設けられ、該第1のピン(17)は、第1のピン(17)が第2のピン(22)を貫通することによって、前記第2のピン(22)とともにヒンジ(20)を形成し、前記第2のピン(22)は、該第2のピン(22)が端部側において支承アーム(23)内に収容されていることによって、前記支承アーム(23)とともに滑り継手(21)を形成し、前記支承アーム(23)は、さらに他のヒンジ(27)を形成するようにして前記ローラ(3)に連結されており、
前記第2のピン(22)は、同一直線上に揃っている二つの滑り継手(21)内に端部側で支承され、前記支承アーム(23)は、両側で、前記第2のピン(22)を収容するために直角に折曲されていることを特徴とするならし駆動装置。 - ローラの回転運動ならびに軸線方向のならし運動のための個別の駆動装置をそれぞれ有してなる加工処理装置内におけるローラ用のならし駆動装置において、駆動装置に連結された押し込み機構(7)が少なくとも一つのピニオンギヤ(8)を備え、該ピニオンギヤは歯車(10)に連結され、前記歯車(10)の側面には、第1のピン(17)が設けられ、該第1のピンは、第1のピン(17)がヒンジピン(28)を貫通することによって、ヒンジピン(28)とともに滑り継手(21)を形成し、前記ヒンジピン(28)は、該ヒンジピン(28)が揺動アーム(24)内に回転自在に支承されていることによって、前記揺動アーム(24)とともにヒンジ(20)を形成し、前記揺動アーム(24)は、さらに他のヒンジ(27)を形成するようにして前記ローラ(3)に連結されており、
前記揺動アーム(24)は、前記第1のピン(17)が中に向かって突出しかつ前記ヒンジピン(28)を両側の端部において前記ヒンジ(20)内に収容する凹部(29)を備えていることを特徴とするならし駆動装置。 - 請求項1または請求項2に記載のならし駆動装置において、前記第1のピン(17)は、前記歯車(10)の前記側面に取り外せないように設けられていることを特徴とするならし駆動装置。
- 請求項1または請求項2に記載のならし駆動装置において、前記第1のピン(17)は、前記歯車(10)の前記側面に取外し自在に設けられかつ前記歯車(10)の前記歯車軸線(16)に対して同心に可変に配置可能とされていることを特徴とするならし駆動装置。
- 請求項1または請求項2に記載のならし駆動装置において、前記第1のピン(17)は、前記歯車(10)の前記側面に取外し自在に設けられかつ前記歯車(10)の前記歯車軸線(16)に対して同一直線上に設けられていることを特徴とするならし駆動装置。
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