JPH0623962A - 印刷機のインキ移しローラ駆動装置 - Google Patents
印刷機のインキ移しローラ駆動装置Info
- Publication number
- JPH0623962A JPH0623962A JP9612793A JP9612793A JPH0623962A JP H0623962 A JPH0623962 A JP H0623962A JP 9612793 A JP9612793 A JP 9612793A JP 9612793 A JP9612793 A JP 9612793A JP H0623962 A JPH0623962 A JP H0623962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- transfer roller
- ink transfer
- ink
- drive
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/14—Applications of messenger or other moving transfer rollers
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インキ移しローラがインキ練りローラに接触
するとき、インキ移しローラ衝撃が生じないインキ移し
ローラ駆動装置を提供する。 【構成】 ゆっくりと回転するインキ出しローラ（３）
と、これより速く回転するインキ練りローラ（４）との
間において、機械の動作サイクルで往復旋回するインキ
移しローラ（１）の周速度をインキ出しローラ（３）お
よびインキ練りローラ（４）の異なる周速度に周期的に
調整するための伝動装置が設けられている。インキ移し
ローラ（１）がインキ練りローラ（４）に向って旋回す
るときにインキ移しローラ（１）を加速させるために、
機械の動作サイクルで制御可能な駆動装置が設けられ、
この駆動装置は、インキ移しローラをインキ練りローラ
（４）の周速度に加速する差動伝動装置によってインキ
移しローラ（１）に結合される。
するとき、インキ移しローラ衝撃が生じないインキ移し
ローラ駆動装置を提供する。 【構成】 ゆっくりと回転するインキ出しローラ（３）
と、これより速く回転するインキ練りローラ（４）との
間において、機械の動作サイクルで往復旋回するインキ
移しローラ（１）の周速度をインキ出しローラ（３）お
よびインキ練りローラ（４）の異なる周速度に周期的に
調整するための伝動装置が設けられている。インキ移し
ローラ（１）がインキ練りローラ（４）に向って旋回す
るときにインキ移しローラ（１）を加速させるために、
機械の動作サイクルで制御可能な駆動装置が設けられ、
この駆動装置は、インキ移しローラをインキ練りローラ
（４）の周速度に加速する差動伝動装置によってインキ
移しローラ（１）に結合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲請求項
の上位概念に記載の印刷機のインキ移しローラ駆動装置
に関する。
の上位概念に記載の印刷機のインキ移しローラ駆動装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】印刷機、特に枚葉紙オフセット輪転印刷
機のインキ装置において、インキ移しローラが一般に使
用されている。
機のインキ装置において、インキ移しローラが一般に使
用されている。
【０００３】インキ移しローラは、通常、旋回レバーに
自由に回転可能に支承されており、ゆっくりと回転する
インキ出しローラと、これに比べて著しく速く回転する
インキ装置の最初のインキ練りローラ等との間において
旋回可能である。したがって、インキ出しローラから取
り出されたインキが、インキ練りローラに供給され、そ
の場合、インキ移しローラがインキ出しローラやインキ
練りローラと接触した後には、摩擦によって一緒に運ば
れ、したがって、機械サイクルにおけるインキ練りロー
ラとの接触時には著しく加速され、インキ出しローラと
の接触時に著しく減速される。
自由に回転可能に支承されており、ゆっくりと回転する
インキ出しローラと、これに比べて著しく速く回転する
インキ装置の最初のインキ練りローラ等との間において
旋回可能である。したがって、インキ出しローラから取
り出されたインキが、インキ練りローラに供給され、そ
の場合、インキ移しローラがインキ出しローラやインキ
練りローラと接触した後には、摩擦によって一緒に運ば
れ、したがって、機械サイクルにおけるインキ練りロー
ラとの接触時には著しく加速され、インキ出しローラと
の接触時に著しく減速される。
【０００４】ドイツ連邦共和国特許第２６ １０ １２
６号公報から、インキ移しローラを、２つのホイール列
および２つの磁気継手によって、インキ練りローラまた
はインキ出しローラと周期的に交互に結合し、インキ移
しローラがインキ練りローラまたはインキ出しローラと
接触するとき、それぞれ同じ回転数で駆動されるように
することは公知である。それによってローラの接触が同
じ周速度で行われ、したがってインキ送り時のこすり縁
（Schabekante 、接触しているローラの周速度が異なる
ためにインキが不規則にこすり取られ、インキフィルム
の厚さが不均一になるために生じる不規則模様）が避け
られる。
６号公報から、インキ移しローラを、２つのホイール列
および２つの磁気継手によって、インキ練りローラまた
はインキ出しローラと周期的に交互に結合し、インキ移
しローラがインキ練りローラまたはインキ出しローラと
接触するとき、それぞれ同じ回転数で駆動されるように
することは公知である。それによってローラの接触が同
じ周速度で行われ、したがってインキ送り時のこすり縁
（Schabekante 、接触しているローラの周速度が異なる
ためにインキが不規則にこすり取られ、インキフィルム
の厚さが不均一になるために生じる不規則模様）が避け
られる。
【０００５】米国特許第３，６８８，６９６号明細書に
記載の装置の場合、インキ移しローラが制御可能な電動
機と結合するベルト駆動によって、同じ目的が達成され
る筈である。しかし、この装置によっては、最近の印刷
機の高い印刷速度の場合には、信頼性のある作用が得ら
れない。
記載の装置の場合、インキ移しローラが制御可能な電動
機と結合するベルト駆動によって、同じ目的が達成され
る筈である。しかし、この装置によっては、最近の印刷
機の高い印刷速度の場合には、信頼性のある作用が得ら
れない。
【０００６】ドイツ連邦共和国特許第２９ ４４ ８２
３号公報から、インキ移しローラの周速度を周期的に加
速および減速させるため、インキ移しローラがインキ練
りローラへ向って旋回するときにはインキ移しローラを
加速し、インキ出しローラへ向って旋回するときにはイ
ンキ移しローラを減速するばね荷重と、インキ移しロー
ラとを遊星歯車によって結合することが知られている。
３号公報から、インキ移しローラの周速度を周期的に加
速および減速させるため、インキ移しローラがインキ練
りローラへ向って旋回するときにはインキ移しローラを
加速し、インキ出しローラへ向って旋回するときにはイ
ンキ移しローラを減速するばね荷重と、インキ移しロー
ラとを遊星歯車によって結合することが知られている。
【０００７】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３０ ０
２ ５９２号公報によれば、インキ送り時のこすり縁を
防止するための同様な作用が、種々の変速比をもつ伝動
装置を用いてインキ移しローラを振動体に周期的に結合
することによって達成される。しかし、これら両方の場
合にはインキ送り時のこすり縁防止のために当てられる
経費は高くなる。
２ ５９２号公報によれば、インキ送り時のこすり縁を
防止するための同様な作用が、種々の変速比をもつ伝動
装置を用いてインキ移しローラを振動体に周期的に結合
することによって達成される。しかし、これら両方の場
合にはインキ送り時のこすり縁防止のために当てられる
経費は高くなる。
【０００８】これに対して、本発明は他の目的を追求す
る。従来、印刷速度の増加と共に騒音の発生も大きくな
っている。研究の結果、ゆっくりと回転するインキ出し
ローラと、これより著しく速く回転するインキ練りロー
ラとの間にインキ移しローラをもつ、冒頭に記載の形式
の印刷機のインキ装置における、いわゆるインキ移しロ
ーラ衝撃による騒音の発生は、主としてインキ移しロー
ラがインキ練りローラと接触するときにインキ移しロー
ラに作用する高い加速度に起因し、したがって、実際上
は機械速度に基づいて衝撃状に高くなる。
る。従来、印刷速度の増加と共に騒音の発生も大きくな
っている。研究の結果、ゆっくりと回転するインキ出し
ローラと、これより著しく速く回転するインキ練りロー
ラとの間にインキ移しローラをもつ、冒頭に記載の形式
の印刷機のインキ装置における、いわゆるインキ移しロ
ーラ衝撃による騒音の発生は、主としてインキ移しロー
ラがインキ練りローラと接触するときにインキ移しロー
ラに作用する高い加速度に起因し、したがって、実際上
は機械速度に基づいて衝撃状に高くなる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、インキ練りローラへ向う旋回経路において、イ
ンキ移しローラの周速度をインキ練りローラの周速度の
大きさに加速するインキ移しローラ駆動装置を構成する
ことである。
目的は、インキ練りローラへ向う旋回経路において、イ
ンキ移しローラの周速度をインキ練りローラの周速度の
大きさに加速するインキ移しローラ駆動装置を構成する
ことである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲請求項１の特徴部分に記載の構成によって達成され
る。
範囲請求項１の特徴部分に記載の構成によって達成され
る。
【００１１】公知の構成に比べて基本的な利点は、イン
キ移しローラが、インキ出しローラからインキ練りロー
ラへ向う旋回経路上において、既に、特別なモータ駆動
装置によってインキ練りローラの周速度へ加速されるこ
とである。その場合、双方のローラは相互にほぼ同じ周
速度で回転するので、インキ移しローラ衝撃を生じさせ
る主要な原因であるインキ移しローラの加速は行われな
い。インキ移しローラは差動伝動装置を介して駆動電動
機と常に結合されているので、インキ移しローラがイン
キ練りローラからインキ出しローラへ向きを変えた後に
は、差動伝動装置および駆動電動機の内部摩擦によって
インキ移しローラの周速度の減速が行われる。したがっ
て、インキ移しローラは、インキ出しローラへ向って走
行するとき、実際上、再びそのインキ出しローラの周速
度に減速される。しかし、このことは、場合によっては
同じ駆動を行うための制御装置を減速用の差動伝動装置
として設けることができることを除外してはならない。
キ移しローラが、インキ出しローラからインキ練りロー
ラへ向う旋回経路上において、既に、特別なモータ駆動
装置によってインキ練りローラの周速度へ加速されるこ
とである。その場合、双方のローラは相互にほぼ同じ周
速度で回転するので、インキ移しローラ衝撃を生じさせ
る主要な原因であるインキ移しローラの加速は行われな
い。インキ移しローラは差動伝動装置を介して駆動電動
機と常に結合されているので、インキ移しローラがイン
キ練りローラからインキ出しローラへ向きを変えた後に
は、差動伝動装置および駆動電動機の内部摩擦によって
インキ移しローラの周速度の減速が行われる。したがっ
て、インキ移しローラは、インキ出しローラへ向って走
行するとき、実際上、再びそのインキ出しローラの周速
度に減速される。しかし、このことは、場合によっては
同じ駆動を行うための制御装置を減速用の差動伝動装置
として設けることができることを除外してはならない。
【００１２】特に好適な構成においては、インキ移しロ
ーラ用の電動駆動装置が設けられ、この装置は機械の動
作サイクルで制御され、回転中に変化する変速比を有す
る差動伝動装置によってインキ移しローラと結合されて
いる。印刷機械産業において公知のコンパクトでスペー
スをとらない形式の調和駆動形式の差動伝動装置が適し
ているが、そのほか例えばカム伝動装置、継手伝動装置
などの従来の技術による他の差動伝動装置も適してい
る。さらに、調和駆動伝動装置の使用は、そのような伝
動装置が場合によっては調整可能であり、したがってイ
ンキ練りローラへ向う旋回経路におけるインキ移しロー
ラの加速度を最適に調整することができる利点を有して
いる。
ーラ用の電動駆動装置が設けられ、この装置は機械の動
作サイクルで制御され、回転中に変化する変速比を有す
る差動伝動装置によってインキ移しローラと結合されて
いる。印刷機械産業において公知のコンパクトでスペー
スをとらない形式の調和駆動形式の差動伝動装置が適し
ているが、そのほか例えばカム伝動装置、継手伝動装置
などの従来の技術による他の差動伝動装置も適してい
る。さらに、調和駆動伝動装置の使用は、そのような伝
動装置が場合によっては調整可能であり、したがってイ
ンキ練りローラへ向う旋回経路におけるインキ移しロー
ラの加速度を最適に調整することができる利点を有して
いる。
【００１３】
【実施例】本発明が図に概略的に示されている。
【００１４】印刷ユニット２のインキ装置のインキ移し
ローラ１が、インキ出しローラ３とインキ装置の最初の
インキ練りローラ４との間に旋回可能に支承されてい
る。インキ移しローラ１の軸の両端部は、クランク５に
回転可能に支承され、その一方の端部が、フレームに固
定された軸受６を有し、したがって、インキ移しローラ
１はインキ出しローラ３の設備とインキ練りローラ４の
設備との間のこの軸受６の軸線のまわりに、旋回可能で
ある。
ローラ１が、インキ出しローラ３とインキ装置の最初の
インキ練りローラ４との間に旋回可能に支承されてい
る。インキ移しローラ１の軸の両端部は、クランク５に
回転可能に支承され、その一方の端部が、フレームに固
定された軸受６を有し、したがって、インキ移しローラ
１はインキ出しローラ３の設備とインキ練りローラ４の
設備との間のこの軸受６の軸線のまわりに、旋回可能で
ある。
【００１５】インキ移しローラ１の駆動装置は周期的に
駆動可能な電動機７からなり、この電動機７の軸が、差
動伝動装置８を介してインキ移しローラ１の軸９に結合
されている。電動機７を周期的に駆動させることによっ
て、この電動機７は差動伝動装置８を介してインキ移し
ローラ１の軸９に作用し、インキ移しローラ１を、イン
キ出しローラ３からインキ練りローラ４へ向う旋回路で
加速させる。その場合、市販されている差動伝動装置に
よって、インキ移しローラ１がインキ練りローラ４へ向
って走行する際に、インキ移しローラがインキ練りロー
ラとほぼ同一の周速度に達するように加速度を調節する
ことができるので、インキ移しローラ衝撃はもはや起ら
ない。インキ移しローラ１がインキ出しローラ３の方へ
周期的に戻り旋回動作を行う場合には、駆動電動機７が
切断される。そのとき差動伝動装置８とインキ移しロー
ラ１の軸９との間に設けられたフリーホイールが作用
し、場合によってはインキ移しローラ１の制動が摩擦力
によって同時に行われる。したがって、インキ移しロー
ラ１の周速度を、インキ出しローラ３の周速度に調整す
ることができる。場合によっては、インキ出しローラへ
向うその旋回路におけるインキ出しローラの減速は、同
じ駆動装置によっても達成されるが、これは一般に不必
要な、随意の手段と見做される。図４に示す実施例によ
る差動伝動装置の場合、電動機７がピニオン１０を介し
て調和駆動伝動装置（Harmonic-Drive-Getriebe ）１２
の入力部１１を駆動し、その出力部１３は、例えばフリ
ーホイールを介してインキ移しローラ１の軸９との結合
することが可能な歯車１４を駆動する。入力部１１と出
力部１３との間の変速比は、両者が互いに結合されて成
り、軸１５によって外部から調整可能な主軸駆動ゼネレ
ータ１６によって定められる。このような調和駆動伝動
装置は市販されており、本発明の対象ではない。
駆動可能な電動機７からなり、この電動機７の軸が、差
動伝動装置８を介してインキ移しローラ１の軸９に結合
されている。電動機７を周期的に駆動させることによっ
て、この電動機７は差動伝動装置８を介してインキ移し
ローラ１の軸９に作用し、インキ移しローラ１を、イン
キ出しローラ３からインキ練りローラ４へ向う旋回路で
加速させる。その場合、市販されている差動伝動装置に
よって、インキ移しローラ１がインキ練りローラ４へ向
って走行する際に、インキ移しローラがインキ練りロー
ラとほぼ同一の周速度に達するように加速度を調節する
ことができるので、インキ移しローラ衝撃はもはや起ら
ない。インキ移しローラ１がインキ出しローラ３の方へ
周期的に戻り旋回動作を行う場合には、駆動電動機７が
切断される。そのとき差動伝動装置８とインキ移しロー
ラ１の軸９との間に設けられたフリーホイールが作用
し、場合によってはインキ移しローラ１の制動が摩擦力
によって同時に行われる。したがって、インキ移しロー
ラ１の周速度を、インキ出しローラ３の周速度に調整す
ることができる。場合によっては、インキ出しローラへ
向うその旋回路におけるインキ出しローラの減速は、同
じ駆動装置によっても達成されるが、これは一般に不必
要な、随意の手段と見做される。図４に示す実施例によ
る差動伝動装置の場合、電動機７がピニオン１０を介し
て調和駆動伝動装置（Harmonic-Drive-Getriebe ）１２
の入力部１１を駆動し、その出力部１３は、例えばフリ
ーホイールを介してインキ移しローラ１の軸９との結合
することが可能な歯車１４を駆動する。入力部１１と出
力部１３との間の変速比は、両者が互いに結合されて成
り、軸１５によって外部から調整可能な主軸駆動ゼネレ
ータ１６によって定められる。このような調和駆動伝動
装置は市販されており、本発明の対象ではない。
【００１６】図５には、差動カム伝動装置が、異なる位
置で概略的に示されている。この伝動装置も、インキ移
しローラ１の所望の加速度を得るために適切である。駆
動電動機７によって駆動可能な円板１７に駆動ピン１８
が取り付けられており、この駆動ピン１８は、フリーホ
イールなどを介してインキ移しローラ１の軸９との結合
が可能な第２の円板２０の溝１９にはめ込むのに適して
いる。双方の円板１７および２０は、その弓形の範囲に
歯を備えており、これらの歯は、一方の円板の駆動ピン
１８が他方の円板の溝１９を離れたときにだけ、互いに
咬み合う。円板を備えた溝の加速および減速は、駆動ピ
ン１８の、溝１９を通過する経路上において行われる。
円板１７および２０における両者の弓形歯が咬み合った
ときに、トルクの伝達が一定の変速比で行われる。図５
に対応するような差動カム伝動装置は、角加速用にも角
減速用にも設計することができる。この形式のカム伝動
装置は現在の技術水準であり、本発明の対象ではない。
置で概略的に示されている。この伝動装置も、インキ移
しローラ１の所望の加速度を得るために適切である。駆
動電動機７によって駆動可能な円板１７に駆動ピン１８
が取り付けられており、この駆動ピン１８は、フリーホ
イールなどを介してインキ移しローラ１の軸９との結合
が可能な第２の円板２０の溝１９にはめ込むのに適して
いる。双方の円板１７および２０は、その弓形の範囲に
歯を備えており、これらの歯は、一方の円板の駆動ピン
１８が他方の円板の溝１９を離れたときにだけ、互いに
咬み合う。円板を備えた溝の加速および減速は、駆動ピ
ン１８の、溝１９を通過する経路上において行われる。
円板１７および２０における両者の弓形歯が咬み合った
ときに、トルクの伝達が一定の変速比で行われる。図５
に対応するような差動カム伝動装置は、角加速用にも角
減速用にも設計することができる。この形式のカム伝動
装置は現在の技術水準であり、本発明の対象ではない。
【図１】旋回可能に設けられたインキ移しローラを備え
た印刷ユニットのインキ装置の断面図である。
た印刷ユニットのインキ装置の断面図である。
【図２】図１に比例した尺度で拡大されたインキ出しロ
ーラ、インキ移しローラおよびインキ練りローラの側面
図である。
ーラ、インキ移しローラおよびインキ練りローラの側面
図である。
【図３】インキ移しローラ、インキ出しローラ、インキ
練りローラの駆動端の平面図である。
練りローラの駆動端の平面図である。
【図４】適切な差動伝動装置の図式的表現である。
【図５】異なる駆動装置における差動カム伝動装置であ
る。
る。
１ インキ移しローラ ２ 印刷ユニット ３ インキ出しローラ ４ インキ練りローラ ５ クランク ６ 軸受 ７ 電動機 ８ 差動伝動装置 ９ インキ移しローラの軸 １０ ピニオン １１ 入力部 １２ 調和駆動伝動装置 １３ 出力部 １４ 歯車 １５ 軸 １６ 軸駆動ゼネレータ １７ 円板 １８ 駆動ピン １９ 溝 ２０ 円板
Claims (4)
- 【請求項１】 少なくとも１つのクランクに支承された
インキ移しローラが、ゆっくりと回転するインキ出しロ
ーラと、これより速く回転する横振りローラとの間にお
いて、機械の動作サイクルで往復旋回し、インキ移しロ
ーラの周速度をインキ出しローラおよびインキ練りロー
ラの異なる周速度に周期的に調整するための伝動装置が
設けられている、印刷機のインキ移しローラ駆動装置に
おいて、 インキ移しローラ（１）は、旋回運動の初めに機械の動
作サイクルで制御可能な駆動装置（７）を有し、該イン
キ移しローラは、インキ練りローラ（４）の周速度にイ
ンキ移しローラ（１）を加速する差動伝動装置（８また
は７ないし２０）によって該駆動装置（７）と結合され
ていることを特徴とする、印刷機のインキ移しローラ駆
動装置。 - 【請求項２】 インキ移しローラ（１）が電動駆動装置
（７）を備え、この電動駆動装置は、機械の動作サイク
ルで電気的に制御可能であり、かつ、回転中に変化する
変速比を有する差動伝動装置（８）によってインキ移し
ローラ（１）と結合される、請求項１に記載のインキ移
しローラ駆動装置。 - 【請求項３】 インキ移しローラ（１）が、電動機と差
動カム伝動装置とかなり、機械の動作サイクルで周期的
に動作する駆動装置を有する、請求項１に記載のインキ
移しローラ駆動装置。 - 【請求項４】 無段階に変化可能な変速比を有する調整
可能な差動伝動装置（８）、特に調和駆動伝動装置（１
２）を有する、請求項１ないし３のいずれか１項に記載
のインキ移しローラ駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19924213471 DE4213471A1 (de) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | Heberwalzenantrieb für eine Druckmaschine |
| DE4213471-4 | 1992-04-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623962A true JPH0623962A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=6457371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9612793A Pending JPH0623962A (ja) | 1992-04-24 | 1993-04-22 | 印刷機のインキ移しローラ駆動装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623962A (ja) |
| DE (1) | DE4213471A1 (ja) |
| GB (1) | GB2266270B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210332A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-23 | Heidelberger Druckmas Ag | 液体供給を制御する装置および方法 |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| DE19732059C2 (de) * | 1997-07-25 | 2002-02-07 | Roland Man Druckmasch | Farbwerk für eine Rotationsdruckmaschine |
| DE29821683U1 (de) * | 1998-12-05 | 2000-04-13 | MAN Roland Druckmaschinen AG, 63075 Offenbach | Heberfarbwerk für eine Druckmaschine |
| NL1020103C2 (nl) | 2002-03-04 | 2003-09-05 | Skf Ab | Besturingsinrichting voor ductorroller in drukmachine. |
| DE102005024251A1 (de) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Koenig & Bauer Ag | Antrieb einer Farbheberwalze in Rotationsdruckmaschinen |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE468079C (de) * | 1928-11-06 | Heinrich Lehnhoff | Antrieb der Farbkastenwalzen an Druckmaschinen | |
| US3590735A (en) * | 1969-08-26 | 1971-07-06 | Harris Intertype Corp | Ductor roll accelerating mechanism |
| DE7329126U (de) * | 1973-08-09 | 1979-10-04 | Roland Offsetmaschinenfabrik Faber & Schleicher Ag, 6050 Offenbach | Farbwerk an druckmaschinen mit einrichtung zur einstellung der uebertragenen farbmenge |
| DD121300A1 (ja) * | 1975-05-23 | 1976-07-20 | ||
| SE424706B (sv) * | 1978-12-14 | 1982-08-09 | Wifag Maschf | Drivanordning |
| DD141490A1 (de) * | 1979-03-01 | 1980-05-07 | Rudolf Stoerr | Heberantrieb |
-
1992
- 1992-04-24 DE DE19924213471 patent/DE4213471A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-04-16 GB GB9307873A patent/GB2266270B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-22 JP JP9612793A patent/JPH0623962A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210332A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-23 | Heidelberger Druckmas Ag | 液体供給を制御する装置および方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2266270B (en) | 1995-08-09 |
| GB9307873D0 (en) | 1993-06-02 |
| DE4213471A1 (de) | 1993-10-28 |
| GB2266270A (en) | 1993-10-27 |
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