JP4166676B2 - 車両安定性向上システムのための方法及び装置 - Google Patents

車両安定性向上システムのための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4166676B2
JP4166676B2 JP2003395503A JP2003395503A JP4166676B2 JP 4166676 B2 JP4166676 B2 JP 4166676B2 JP 2003395503 A JP2003395503 A JP 2003395503A JP 2003395503 A JP2003395503 A JP 2003395503A JP 4166676 B2 JP4166676 B2 JP 4166676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
wheel steering
steering angle
rear wheel
yaw rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003395503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004175354A (ja
Inventor
ウィリアム・シー・リン
シ−ケン・チェン
ユエン−ウォック・チェン
ウェイウェン・デング
デービット・エス・ルール
デービット・ピー・リンチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motors Liquidation Co filed Critical Motors Liquidation Co
Publication of JP2004175354A publication Critical patent/JP2004175354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4166676B2 publication Critical patent/JP4166676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/159Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/04Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to forces disturbing the intended course of the vehicle, e.g. forces acting transversely to the direction of vehicle travel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W2050/0001Details of the control system
    • B60W2050/0019Control system elements or transfer functions
    • B60W2050/0022Gains, weighting coefficients or weighting functions
    • B60W2050/0024Variable gains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2520/00Input parameters relating to overall vehicle dynamics
    • B60W2520/12Lateral speed
    • B60W2520/125Lateral acceleration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2520/00Input parameters relating to overall vehicle dynamics
    • B60W2520/14Yaw

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

本発明は、一般に車両に関するものであり、より詳細には、車両安定性向上(VSE)システムを用いて車両を安定させる方法及び装置に関する。
ハンドル、ブレーキ及びサスペンションのサブシステムのような従来の車両シャーシのサブシステムは受動的であり、稼動状態におけるそれらのシステムの応答は、車両が製造地点を離れる前に決定されていた。ブレーキング・システムの技術の進歩は、車両のヨーレート(yaw late)・フィードバックを利用する差動ブレーキングをもたらした。そのような進歩は車両安定性向上システムに組み込まれ、車両安定性向上システムにおいては、オンボードのコントローラーが車両のヨーレートを監視し、車両の方向安定性を改良するための適切な制御指令を決定し、修正ヨーモーメント(yaw moment)を生成する適切なブレーキング・メカニズムの作動を実行する。そのような車両安定性向上システムは、典型的に、ブレーキング・メカニズムを作動させるために、車両速度を減少させる。
一つの実施の形態において、少なくとも一つの車両サブシステムを有する車両のための車両安定性向上システムは、少なくとも一つの車両パラメータを感知するための少なくとも一つのセンサーと、少なくとも一つの車両サブシステムを調整するための少なくとも一つの車両制御システムであって後輪ステアリング制御システムを含む車両制御システムと、少なくとも一組の利得係数を含む少なくとも一つのメモリと、少なくとも一つの車両制御システムを制御するために少なくと一つのセンサー及び少なくとも一組の利得係数に応答するコントローラとを含む。
他の実施の形態において、少なくとも一つの車両サブシステムを有する車両における車両安定性向上システムを制御する方法は、少なくとも一つの車両パラメータを感知する工程と、少なくとも一つの車両パラメータに応じて少なくとも一つの制御利得係数を決定する工程と、少なくとも一つの車両パラメータに応じて少なくとも一つの制御フラグの状態を決定する工程と、少なくとも一つの制御利得係数及び少なくとも一つの制御フラグに応じて少なくとも一つの制御指令を計算する工程と、少なくとも一つの車両サブシステムを調整するために少なくとも一つの制御指令に応じて少なくとも一つの車両制御システムを作動させる工程とを含む。
例としての実施の形態であり、同様の構成要素は同様の番号を付けられる図面を参照する。
本発明の実施の形態の詳細な説明は、本明細書において、図1〜13に関連し、限定ではなく例示として提示される。
車両
図1は、シャーシ20、シャーシ20上に配置されたボディ30、シャーシ20に回転可能に結合された一組の車輪40、前輪42を操縦するために設置された前輪ステアリング・メカニズム50、運転者が指令したステアリング・トルクをステアリング・メカニズム50に転送するためのハンドル60、後輪44を操縦するために設置された後輪ステアリング・メカニズム90及び制御システム100を有する車両10の一般化された概略図を描く。車両10の前部は、矢印80で示される。後輪ステアリング・メカニズム90は、ゼネラル・モータース(GM)社製ピックアップ・トラックSierraDenaliの2002年型の後輪ステアリング・システムにおいて見られる種類のものであり得る。ステアリング・メカニズム50、90は、代わりに、車両サブシステムと呼ばれる。制御システム100は、以下のセンサー、即ち、実際の車両ヨーレートを感知するためのヨーレート・センサー(YR)110、車両10の速度を感知するための速度センサー(VS)120、車両の横方向加速度の値を感知するための加速度計のような横方向加速度センサー(Ay)130、及び前部ステアリング・メカニズム50のステアリング角を感知するための前輪ステアリング角センサー(FWSS)140を含む。感知されたパラメータは、代わりに、車両パラメータと呼ばれる。制御システム100は、また、代わりに車両制御システムと呼ばれる後輪ステアリング・メカニズム制御システム150を含み、当該システムは、後輪ステアリング・メカニズム90を調整するための、例えば、電気的に制御されたアクチュエーター及びダンパーを含み得る。制御システム100は、更に、車両が駆動車輪間の物理的な結合の存在にも関わらず一つの軸上のみの車輪により駆動される二輪駆動と車両が二つ以上の軸上の車輪により駆動される四輪駆動モードとを選択するための二輪駆動/四輪駆動(2WD/4WD)モード選択スイッチ160、牽引されるトレーラーの存在又は不在を補償する駆動モードを選択するためのトレーラー・モード選択スイッチ170、及び、センサー110、120、130、140及び車両制御システム150と動作可能に通信するように配置される中央コントローラー200を含む。制御線112、122、132、142、152、162、172は、単純化するために単一の線として描かれているが、コントローラー200と通信し及び/又は車両制御システム150を作動させるための信号通信線及び動作的なリンクの両方を表す。
2WD/4WDモード選択スイッチ160及びトレーラー・モード選択スイッチ170は、プッシュボタン型のスイッチでもトグル型のスイッチでもよく、又は、適切なモード選択信号を生成するのに適した任意の他の型のスイッチでもよい。スイッチ160及び170は、また、駆動モード選択に関する運転者へのフィードバックを提供するためのディスプレイ(図示せず)を含み得る。コントローラー200は、以下に論じられるように、センサー情報、レジスタ情報、フラグ設定、利得係数のルックアップ・テーブル及び任意の他の関連情報を蓄積するためのメモリ210を含む。車両電気システム70は、コントローラー200及び車両制御システム150を含む車両の電気的に作動されるシステムの全てに電力を供給する。
開示された実施の形態は自動車のような四輪を有する車両に関連するが、本明細書に記載された発明は、後輪ステアリングを用いるために配置され得る任意の数の車輪を有する任意の車両に適用可能であることが理解される。
技術用語
本発明を実現するために本明細書において利用される技術用語には、以下の変数が含まれる。
Figure 0004166676
Figure 0004166676
変数名を囲む引用符(“”)は、個々の変数の値を含むメモリ210内のレジスタを表わし、「||」は「絶対値」演算子を示し、変数名に続く一重引用符(’)は「微分」演算子を示す。数式内に現われる変数名は個々の変数に関連付けられた値を表わし、処理内に現われる変数名はメモリ210のレジスタに蓄積された関連する値に関連付けられた指令信号を有する指令を表わす。従って、処理出力は、指令信号を有する指令を生ずる。
コントローラーの概要
コントローラー200は、車両サブシステムを制御するため、より詳細には、本明細書に記載された制御ロジックに従って後輪ステアリング・メカニズム90を制御するために適応されたマイクロプロセッサ・ベースの制御システムである。コントローラー200は、典型的には、マイクロプロセッサ、例えばROM及びRAMなどのメモリ210、及び、様々な入力信号を受信し、様々なアクチュエータ及び制御システムに様々な制御指令を出力するための既知の種別の適切な入出力回路を含む。コントローラー200により実現される制御ロジックは、制御サンプリング率Tで循環され、図2〜図11を参照することにより最もよく理解される。
図2〜図11は、一般に、コントローラー200により実現されるロジックを表わす一連のフローチャート及びブロック図を描く。図2は、本発明を実現するための処理300の一般化されたフローチャートを描き、図3は、本発明を実現するための制御システムのブロック図400を描く。図3のブロック図は、図5、図6及び図9に描かれるサブ・プロセスに分解される。図5は、ヨーレート指令インタープリター(YRCI)処理のブロック図を描き、図6は、ヨーレート・フィードバック(YRFB)処理のブロック図を描き、図9は、サイドスリップ・レート・フィードバック(SRFB)処理のブロック図を描く。制御ロジックは適切な個々のサブ・プロセスに進み、その後、図3のメイン・プロセスに戻る。図6及び図9に描かれたサブ・プロセスは、それぞれ図7、図8及び図10、図11に描かれるサブ・サブ・プロセスを有する。図7は、図6の処理において用いられる比例制御計算処理のフローチャートを描き、図8は、図6の処理において用いられるヨーレート・フィードバック入力/出力条件処理を描き、図10は、図9の処理において利用される比例制御計算処理のフローチャートを描き、図11は、図9の処理において利用されるサイドスリップ・レート・フィードバック入力/出力条件処理のフローチャートを描く。図4に描かれた利得係数のグラフ表示は、図3のオープン・ループ制御処理において利用される。
制御アルゴリズム
図2において、本発明を実現するための一般化されたフローチャート300は、システムの全てのフラグ、レジスタ及びタイマーをリセットする初期化手順を含む開始310において始まる。制御ロジックは、次いで、制御ループ320に入り、制御ループ320は、上記に論じられた様々なセンサーからの車両パラメータを感知する工程であって、より詳細には、車両速度、前輪ステアリング角、車両ヨーレート及び車両の横方向加速度を感知する工程330と、例えばルックアップ・テーブルから制御利得係数を決定する工程340と、例えば車両速度のような車両パラメータに応じた車両の所望の動的レスポンスを決定する工程345と、例えばヨーレート及びサイドスリップ・レートの制御フラグのような制御フラグの状態を決定する工程350と、後輪ステアリング・メカニズム制御システム150への制御指令を計算する工程360と、それらに応じて後輪制御メカニズム90を作動させる工程370とを含む。一つの通過制御ループ320は、個々のサンプリング間隔Tで完了する。処理300は、コントローラー200が処理を中断するか、又は、電気システム70がパワー・ダウンする380で終了する。
図3において、ブロック図で表示される処理400は、図2の制御ループ320の処理を表わす。処理400は、オープンループ制御処理であるブロック410、ヨーレート指令インタープリター処理であるブロック420、ヨーレート・フィードバック処理であるブロック430、及びサイドスリップ・レート・フィードバック処理であるブロック440を含む。処理400は、また、ヨーレート・センサー110、速度センサー120、横方向加速度センサー130及び前輪ステアリング角センサー140に対するセンサー出力を有する車両10を描く。後輪ステアリング指令(RWSC)450は、車両10へ処理入力を提供し、後輪ステアリング・メカニズム制御システム150は、それに応じて後輪ステアリング・メカニズム90を作動させる。
オープンループ制御
図3に示されるブロック410のオープンループ制御処理は、速度センサー120及び前輪ステアリング角センサー140からの入力を受け取り、
δr=R/F*δf …(1)
におけるδrにより決定される出力オープンループ後輪ステアリング角指令(ORWSC)460を提供する。
式(1)におけるδfの値は、前輪ステアリング角センサー140により提供される。式(1)におけるR/Fの値は、曲線あてはめ数式又はルックアップ・テーブル(図示せず)により提供され得る図4のグラフに含まれる情報から得られる。図4において、車両速度416の関数としてのR/F 414を示すグラフ412は、トレーラー無し417とトレーラー有り418という二つの条件について示される。運転者によるアクセスに適するように配置されるトレーラー・モード選択スイッチ170は、コントローラー200に、トレーラー運搬状況に関する情報を提供する。スイッチ170からのトレーラー・モード417及び418、センサー120からの車両速度416、及びセンサー140からの前輪ステアリング角δfを提供されると、コントローラー200は、図4から適切なR/Fを決定し、式(1)に適用して、オープンループ後輪ステアリング指令460出力のためのδrの値を決定する。
図4に示すように、トレーラー有りモード及びトレーラー無しモードにおけるR/Fの値は、車両速度が約35kphより小さい場合に負であり、車両速度が約65kphより大きい場合に正である。R/F比率が正であるとき、オープンループ後輪ステアリングは、前輪と同相である、又は前輪と同じ方向に操縦されると言われる。R/F比率が負であるとき、オープンループ後輪ステアリングは、前輪と逆相である、又は前輪と反対の方向に操縦されると言われる。そのようなオープンループ後輪ステアリングにより、車両安定性は低速及び高速において向上され得る。しかし、更なる車両安定性の向上は、以下に論じられるように、オープンループ後輪ステアリング制御とヨーレート・フィードバック及びサイドスリップ・レート・フィードバックの制御とを組み合わせることにより達成され得る。
ヨーレート指令インタープリター
図3及び図5に示されるブロック420のヨーレート指令インタープリター(YRCI)処理は、所望のヨーレート(YRdes)処理であるブロック470及び面識別(SID)処理であるブロック480を含む。
図5において、ブロック470のYRdes処理は、速度センサー120、前輪ステアリング角センサー140、オープンループ後輪ステアリング指令460からの入力を受け取り、式(2)即ち、
Figure 0004166676
及び図5に従って、出力である所望のヨーレート(YRdes)472を提供する。
上記に論じられ、図5に描かれたように、式(2)は、YRdesが周波数ドメインで表わされたものであるr*(s)の値を計算する。式(2)は、周波数ドメイン形式又は高係数(high-coefficient)ヨーレート基準モデルと呼ばれ、路面が乾燥した状態、或いは高係数(高摩擦係数)面状態と呼ばれる状態における所望のヨーレートを表わす。コントローラー200は、個々のセンサー入力及び既知の車両パラメータを式(2)に適用し、プロセスの出力であるYRdes472を提供する。例えば道路が濡れていたり凍っていたりする場合などの低係数の路面状態を補償するため、所望のヨーレートは面識別(SID)処理を用いて修正される必要がある。
図3のブロック480のSID処理は、横方向加速度センサー130からの入力、YRdes472、及び図8に関連して以下に論じられるヨーレート制御フラグ(CLQS4_YR)439を受け取り、以下の式、即ち、
CLQS4_YR=1のとき YRcmd=YRdes*μe …(3)
CLQS4_YR=0のとき YRcmd=YRdes …(4)
及び図8に従って、処理出力であるヨーレート指令(YRcmd)484を提供する。
ヨーレート制御フラグが(0)の場合、式(4)により、YRcmdはYRdesと等しい。ヨーレート制御フラグが(1)の場合、式(3)により、YRdesはYRdesに面識別予測μeをかけたものと等しい。式(3)において用いられる場合、面識別予測μeは、制御利得係数としての機能を果たす。面識別予測μeは、1998年8月17日に出願されゼネラル・モータース社に譲渡された、「測定された車両加速度に応じたブレーキ・システム制御方法」と題する米国特許第6,125,319号に記載された処理によって決定され、より詳細には、米国特許第6,125,319号の図4に描かれ第8〜10コラムに記載された方法に従って決定される。米国特許第6,125,319号は、援用により全体が本明細書に組み込まれるものとし、一般に、路面の粘着特性を予測するための処理として記載されている。コントローラー200は、センサー入力130、中間制御計算472及び制御フラグ状態439を式(3)及び式(4)に適用し、処理出力であるYRcmd484を提供する。
ヨーレート・フィードバック
図3及び図6に示されるブロック430のヨーレート・フィードバック処理は、速度センサー120、2WD/4WDモード選択スイッチ160及びヨーレート統合器486からの入力を受け取り、以下に論じられる式(9)、式(10)及び図6〜図8に従って、処理出力である後輪ヨーレート・フィードバック(RWYRFB)438及びヨーレート制御フラグ(CLQS4_YR)439を提供する。
ヨーレート統合器486は、図3及び図6に示されるように、ヨーレート・センサー110からの入力及びブロック420の処理からの入力であるYRcmd484を受け取り、
YRE=YR-YRcmd …(5)
に従って、出力であるヨーレート誤差(YRE)487を提供する。
図6は、図3のブロック430のヨーレート・フィードバック処理の拡大されたバージョンを描く。図6において、統合器入力信号YRcmd484及びYR110は、まず、過剰なノイズを取り除くのに十分なフィルタリング処理500及び510によりフィルタリングされる。フィルタリングされたYRE487は、後輪ステアリングのための微分制御成分(RWYRd)520及び後輪ステアリングのための比例制御成分(RWYRp)530を形成するために用いられる。微分制御成分について、フィルタリングされたヨーレート誤差YRE487は、まず、時間微分512について処理される。次に、
RWYRd=YRE'*Gd …(6)
に従って、フィルタリングされたYREの時間微分に、例えば0.01などの定数の利得係数Gdをかけることにより微分制御成分を計算する処理514が行われて、微分制御成分RWYRd520が提供される。
比例制御成分について、フィルタリングされたヨーレート誤差YRE487は、まず、残っている望ましくないノイズを全て取り除くために、516において更にフィルタリングされ、フィルタリングされたヨーレート誤差Δr518を提供する。次いで、ブロック600の処理及び図7のフローチャートに従って、比例制御成分530が計算される。
図7において、ブロック600の処理は610において開始し、620において、フィルタリングされたヨーレート誤差518、2WD/4WDモード選択スイッチ160及び車両速度センサー120からの入力を受け取る。コントローラー200は、次いで、以下に示すルックアップ・テーブル1に入り又はアクセスし、630において、車両速度Vxに基づいて比例ヨーレート制御利得GpYRを決定する。
Figure 0004166676
コントローラー200は、中間の又は境界外の値を得るために必要な、テーブル1の値について内挿/外挿の計算を実行する。後でルックアップ・テーブルを参照することにより、コントローラ200によりテーブル1に対して実行される内挿/外挿の操作は、また、他のルックアップ・テーブルの値を含む分析にも適用可能であることが理解される。制御ロジックは、次いで、2WD/4WDモード選択スイッチ160の位置に関する決定が為されるブロック640に続く。スイッチ160が2WDの位置にある場合、650において、ヨーレート利得乗数GmYRは、G2WDYRの値に従って2WD乗数に設定される。スイッチ160が4WDの位置にある場合、660において、ヨーレート利得乗数GmYRは、G4WDYRの値に従って4WD乗数に設定される。2WD又は4WDの利得を選択した後、制御ロジックは、
RWYRp=Δr*GpYR*GmYR …(7)
に従って比例制御成分RWYRpが計算されるブロック670に続く。
ブロック600の処理は、ブロック680で抜け、制御ロジックは図6のブロック430の処理に戻る。
図6において、ブロック514の微分制御計算及びブロック600の比例制御計算の出力は、それぞれRWYRd520及びRWYRp530であり、それらは、
RWYR=RWYRd+RWYrp …(8)
に従って統合器535により加算され、RWYR540を提供する。
RWYR540は、YRE487及び速度センサー120からの車両速度Vxと組み合わされ、ヨーレート・フィードバック入力/出力条件550への入力を提供する。ブロック550の処理は、図8のブロック550のフローチャートに描かれた論理処理に続き、出力であるRWYRFB(後輪ヨーレート・フィードバック)438及びCLQS4_YR(ヨーレート制御フラグ)439を生成する。図8のブロック550に描かれた処理は、図6のブロック550に描かれた処理の拡大されたバージョンである。
図8において、ブロック550の処理は700で開始し、速度センサー120からの車両速度Vx、後輪ヨーレート・フィードバックRWYR540、及びフィルタリングされたヨーレート誤差YRE487を含む入力データを受け取る工程710が続く。ブロック720において、制御ロジックは、車両速度Vxが予め決定されたしきい値Vthより小さいか否かを決定する。ブロック720の条件が満たされると、制御ロジックは、ヨーレート制御フラグCLQS4_YRを(0)に設定し、論理カウンタCntrを(0)に設定するブロック730に進む。ブロック730の後、制御ロジックはブロック740においてブロック550の処理を抜け、制御ロジックは図6のブロック図430の処理に戻る。ブロック740においてブロック550の処理を抜ける際、ヨーレート制御フラグCLQS4_YR439が設定され、後輪ヨーレート・フィードバックRWYRFB438は変わらずに残される。ブロック720において条件が満たされない場合、制御ロジックは、CLQS4_YRが(0)に設定されているか否かが決定されるブロック750へ進む。ブロック750の条件が満たされると、制御ロジックは、ヨーレート誤差の絶対値|YRE|が第一のヨーレート不感帯しきい値DB1YRより大きいか否かが決定されるブロック760に進む。第一のヨーレート不感帯しきい値DB1YRは、コントローラー200が以下に示されるルックアップ・テーブル2に車両速度Vxを入力し、利得値DB1YRを取り出すことにより得られる。
Figure 0004166676
ブロック760の条件が満たされる場合、制御ロジックは、ヨーレート制御フラグCLQS4_YRを(1)に設定し、論理カウンタCntrを予め決められた値C0に設定するブロック770に進む。ブロック770の後、制御ロジックはブロック780に進み、CLQS4_YRが(1)に設定されているか否かが決定される。ブロック780の条件が満たされる場合、制御ロジックは、
CLQS4_YR=1のとき RWYRFB=RWYR …(9)
に従ってRWYRFBがRWYRと等しく設定されるブロック790に進む。
ブロック780の条件が満たされない場合、制御ロジックは、
CLQS4_YR=0のとき RWYRFB=0 …(10)
に従ってRWYRFBが(0)に設定されるブロック800に進む。
ブロック790及びブロック800の後、制御ロジックはブロック810においてブロック550の処理を抜け、制御ロジックは図6のブロック図430の処理に戻る。ブロック760において条件が満たされない場合、制御ロジックはブロック780に進み、上で論じられたように進行する。ブロック750の条件が満たされない場合、制御ロジックは、ヨーレート誤差の絶対値|YRE|が第二のヨーレート不感帯しきい値DB2YRより小さいか否かが決定されるブロック820に進む。第二のヨーレート不感帯しきい値DB2YRは、コントローラーが以下に示されるルックアップ・テーブル3に車両速度Vxを入力し、利得値DB2YRを取り出すことにより得られる。
Figure 0004166676
ブロック820の条件が満たされると、制御ロジックは、論理カウンタCntrが減らされるブロック830へ進み、次いで、論理カウンタが(0)より小さいか否かが決定されるブロック840へ進む。ブロック840の条件が満たされる場合、ブロック850はヨーレート制御フラグCLQS4_YRを(0)に設定し、論理カウンタCntrを(0)に設定する。ブロック850の後、制御ロジックはブロック780へ進み、上に論じられたように進行する。ブロック810においてブロック550の処理を抜ける際、ヨーレート制御フラグCLQS4_YR439及び後輪ヨーレート・フィードバックRWYRFB438が設定される。図6及び図8におけるブロック550、及び図6におけるブロック430の出力は、後輪ヨーレート・フィードバックRWYRFB438及びヨーレート制御フラグCLQS4_YR439である。この点における論理フローは、出力438及び439を示す図3のブロック430を参照することにより、最もよく理解される。出力439(ヨーレート制御フラグCLQS4_YR)は、サイドスリップ・レート・フィードバックSRFBであるブロック440への入力の一つである。ブロック440への他の入力には、センサー110からの車両ヨーレート、センサー120からの車両速度、センサー130からの車両の横方向加速度、及びスイッチ160からの2WD/4WDモードが含まれる。ブロック440のサイドスリップ・レート・フィードバック(SRFB)処理は、図9を参照することにより、最もよく理解される。
図9のブロック440は、センサー110、120及び130、モード・スイッチ160及び制御フラグ439からの入力を示す。サイドスリップ・レートVy_dotは、ブロック900において、
Vy_dot=Ay-YR*Vx …(11)
に従って計算され、ブロック920の比例制御アルゴリズムへの入力として用いられる。
ブロック920への他の入力には、センサー120からのVx、及びスイッチ160からの2WD/4WDモード選択が含まれる。ブロック920の比例制御アルゴリズムは、図10を参照することにより最もよく理解される。図10において、コントローラー200はブロック925において開始し、ブロック930において120、160及び910からの入力を受け取り、コントローラー200が以下に示されるルックアップ・テーブル4に車両速度Vxに関する情報を入力することにより比例サイドスリップ・レート制御利得GpSRが決定されるブロック935に続く。
Figure 0004166676
コントローラー200は、必要に応じて、テーブル4の値に対して内挿又は外挿の計算を実行する。ブロック920の処理は、2WD/4WDモード選択スイッチ160が2WDモードに設定されているか否かが決定されるブロック940に続く。ブロック940の条件が満たされる場合、制御ロジックは、サイドスリップ・レート利得乗数GmSRが2WD稼動モード状態に対するサイドスリップ・レート利得乗数G2WDSRと等しく設定されるブロック945に進む。ブロック940の条件が満たされない場合、制御ロジックは、サイドスリップ・レート利得乗数GmSRが4WD稼動モード状態に対するサイドスリップ・レート利得乗数G4WDSRと等しく設定されるブロック950へ進む。ブロック945及びブロック950の後、制御ロジックは、
RWSR=Vy_dot*GpSR*GmSR …(12)
に従って後輪サイドスリップ・レート成分RWSRが計算されるブロック955に進む。
ブロック955の後、制御ロジックは、ブロック960においてブロック920の処理を抜け、図9のブロック440の処理に戻る。ブロック920の出力は、図9及び図10に示すように、後輪サイドスリップ・レート成分RWSR965である。
図9及び図11において、ブロック970により描かれたサイドスリップ・レート・フィードバック入力/出力条件処理は、入力として後輪サイドスリップ・レート成分RWSR965、センサー120からの車両速度、サイドスリップ・レートVy_dot及びヨーレート制御フラグCLQS4_YR439を有する。図11において、コントローラー200はブロック980において処理を開始し、ブロック985において上記の入力を受け取ってから、車両速度Vxが予め決められた速度しきい値Vthより小さいか否かを制御ロジックが決定するブロック990に進む。ブロック990の条件が満たされる場合、制御ロジックは、サイドスリップ・レート制御フラグCLQS4_SRが(0)に設定され、論理カウンタCntrが(0)に設定されるブロック990に進む。ブロック995の後、制御ロジックはブロック1000においてブロック970の処理を抜け、制御ロジックがやって来た図9のブロック440の処理に戻る。ブロック1000においてブロック970の処理を抜ける際、後輪サイドスリップ・レート・フィードバックRWSRFB1700の値は変化しないままにされる。ブロック990の条件が満たされない場合、制御ロジックは、サイドスリップ・レート制御フラグCLQS4_SRが(0)に設定されているか否かが決定されるブロック1050に進む。ブロック1050の条件が満たされる場合、制御ロジックは、Vy_dotの絶対値が第一のサイドスリップ・レート不感帯しきい値DB1SRより大きいか否か決定されるブロック1100に進む。第一のサイドスリップ・レート不感帯しきい値DB1SRは、コントローラー200が以下に示されるルックアップ・テーブル5に車両速度Vxを入力し、利得値DB1SRを取り出すことにより得られる。
Figure 0004166676
ブロック1100の条件が満たされる場合、制御ロジックは、CLQS4_SRが(1)に設定され、制御カウンタCntrが予め決められた値C0に設定されるブロック1150に進む。ブロック1150の後、制御ロジックはブロック1200に進む。ブロック1100の条件が満たされない場合、制御ロジックはブロック1200に進む。ブロック1200において、コントローラー200は、CLQS4_SRが(1)に設定されているか否かを決定する。ブロック1200の条件が満たされる場合、制御ロジックは、CLQS4_YRが(1)に設定されているか否かが決定されるブロック1250に進む。ブロック1250の条件が満たされる場合、制御ロジックは、
CLQS4_SR=1のとき RWSRFB=RWSR …(13)
に従ってRWSRFBがRWSRと等しく設定されるブロック1300に進む。
ブロック1250の条件が満たされない場合、制御ロジックは、CLQS4_SRが(0)に設定され、制御カウンタCntrが(0)に設定されるブロック1350に進む。ブロック1350の後、制御ロジックは、RWSRFBが、
CLQS4_SR=0のとき RWSRFB=0 …(14)
に従って(0)に設定されるブロック1400に進む。
ブロック1200の条件が満たされない場合、制御ブロックはブロック1400に進み、上に論じられたように進行する。ブロック1300及びブロック1400の後、制御ロジックはブロック1450においてブロック970の処理を抜ける。ブロック1050の条件が満たされない場合、制御ロジックは、Vy_dotの絶対値が第二のサイドスリップ・レート不感帯しきい値DB2SRより小さいか否かが決定されるブロック1500に進む。第二のサイドスリップ・レート不感帯しきい値DB2SRは、コントローラー200が以下に示すルックアップ・テーブル6に車両速度Vxを入力し、利得値DB2SRを取り出すことにより得られる。
Figure 0004166676
ブロック1500の条件が満たされる場合、制御ロジックは、制御カウンタCntrが減算されるブロック1550に進み、次いで、制御カウンタCntrが(0)より小さいか否かが決定されるブロック1600へ進む。ブロック1600の条件が満たされる場合、制御ロジックは、CLQS4_SRが(0)に設定され、制御カウンタCntrが(0)に設定されるブロック1650に進む。ブロック1650の後、制御ロジックはブロック1200に進み、上に論じられたように進行する。ブロック1600の条件が満たされない場合、制御ロジックはブロック1200に進み、上に論じられたように進行する。ブロック970の処理がブロック1450において抜ける際、後輪サイドスリップ・レート・フィードバックRWSRFB1700の値は(0)又はRWSRに設定され、制御ロジックは図9のブロック440の処理に戻る。図9において、ブロック440の処理は、図9及び図3に示すように、出力RWSRFB1700で終了する。
図3において、統合器1750は、後輪ヨーレート・フィードバック(RWYRFB)438、オープンループ後輪ステアリング角指令(ORWSC)460及び後輪サイドスリップ・レート・フィードバック(RWSRFB)1700という入力を受け取り、
RWSC=ORWSC+RWYRFB+RWSRFB (図3参照) …(15)
に従って、出力である後輪ステアリング指令(RWSC)450を提供する。
後輪ステアリング指令(RWSC)450は、後輪ステアリング・メカニズム制御システム150が後輪ステアリング・メカニズム90を上記に記載された制御ロジックに従って調整する際に、後輪ステアリング・メカニズム制御システム150を制御するためにコントローラー200により利用される。
車両レスポンスの概要
図12及び図13に図示するように、本発明に従って後輪ヨーレート・フィードバック(RWYRFB)及び後輪サイドスリップ・レート・フィードバック(RWSRFB)と組み合わせたオープンループ後輪ステアリング角指令(ORWSC)を利用することにより、例えば40マイル毎時における雪道での二重車線変更(double-lane change)操作などの車両操作中に、ハンドル変位(SWD)の低減及び車両のサイド・スリップ角(SSA)の低減が達成され得る。図12及び図13は、時間の関数として、度単位で表わされたハンドル変位(SWD)及び度単位で表わされたサイド・スリップ角(SSA)のグラフを描く。
図12は、二重車線変更操作を行っている第一の車両がオープンループ後輪ステアリング角指令のみによって制御された後輪ステアリングを有する場合の第一の車両のレスポンスを示す。図12に見られるように、SWDのピーク1800は約420度であり、SSAのピーク1850は約20度である。
それに比べ、図13は、同じ操作を行っている第二の車両が図2〜図11に示すような本発明に従って制御された後輪ステアリングを有する場合における第二の車両のレスポンスを示す。図13に見られるように、SWDのピーク2000は約315度であり、SSAのピーク2050は約13度であって、第一の車両のレスポンスと比較すると、それぞれ25%及び35%の低減がなされている。
本発明により、差動ブレーキングなしに操作中の車両の方向安定性が達成され得、車両安定性向上(VSE)システムは、制御された差動ブレーキング状態により生ずる車両速度の低減なしに、修正ヨーモーメントを車両に提供することができる。
本発明は例としての実施の形態に関連して説明されたが、本発明の範囲を逸脱することなく様々な変更がなされ、均等物が本発明の構成要素に置き換えられ得ることが当業者により理解されるべきである。加えて、特定の状況又は素材を本発明の教示内容に適応するために、本発明の本質的な範囲を逸脱することなく多くの修正が為され得る。従って、本発明は、本発明を実行するために企図される最良の方法として開示された特定の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に入る全ての実施の形態を含むことが意図される。
本発明を実現するために機能する車両の一般化された概略図である。 本発明を実現するための工程の一般化されたフローチャートである。 本発明を実現するための制御システムのブロック図である。 本発明を実現するための利得係数のグラフ表示である。 図3の制御システムにおいて利用されるヨーレート指令インタープリター(YRCI)処理のブロック図である。 図3の制御システムにおいて利用されるヨーレート・フィードバック(YRFB)処理のブロック図である。 図6の処理において利用される比例制御計算処理のフローチャートである。 図6の処理において利用されるヨーレート・フィードバック入力/出力条件処理のフローチャートである。 図3の制御システムにおいて利用されるサイドスリップ・レート・フィードバック(SRFB)処理のブロック図である。 図9の処理において利用される比例制御計算処理のフローチャートである。 図9の処理において利用されるサイドスリップ・レート・フィードバック入力/出力条件処理のフローチャートである。 フィードフォワード後輪ステアリング制御に応じた車両性能のグラフ表示である。 本発明に係る後輪ステアリング制御に応じた車両性能のグラフ表示である。
符号の説明
10 車両、20 シャーシ、30 ボディ、40 車輪、42 前輪、44 後輪、50 前輪ステアリング・メカニズム、60 ハンドル、90 後輪ステアリング・メカニズム、100 制御システム、110 ヨーレート・センサー、120 速度センサー、130 横方向加速度センサー、140 前輪ステアリング角センサー、150 後輪ステアリング・メカニズム制御システム、210 メモリ、

Claims (24)

  1. 少なくとも一つのステアリング・メカニズムを有する車両のための車両安定性向上システムであって、
    ヨーレート・センサー、速度センサー、横方向加速度センサー及び前輪ステアリング角センサーのそれぞれに関連する少なくとも一つの車両パラメータを感知するための、前記ヨーレート・センサー、前記速度センサー、前記横方向加速度センサー及び前記前輪ステアリング角センサーのうちの少なくとも一つのセンサーと、
    前記少なくとも一つのステアリング・メカニズムを調整するための後輪ステアリング制御システムと、
    少なくとも一組の利得係数を含む少なくとも一つのメモリと、
    前記後輪ステアリング制御システムを制御するために前記の少なくとも一つのセンサー及び前記の少なくとも一組の利得係数に応答するコントローラと、
    2WD/4WDモード選択スイッチと、
    トレーラー・モード選択スイッチと、
    を備え、
    前記後輪ステアリング制御システムが前記コントローラからの後輪ステアリング角指令に応答するものであり、
    前記後輪ステアリング角指令が前記2WD/4WDモード選択スイッチ及び前記トレーラー・モード選択スイッチに応答するものであり、
    前記後輪ステアリング角指令は、前記トレーラー・モード選択スイッチが非トレーラー・モード位置にあることに応答して、後輪ステアリング角の前輪ステアリング角に対する第1の比の関数になり、前記トレーラー・モード選択スイッチがトレーラー・モード位置にあることに応答して、後輪ステアリング角の前輪ステアリング角に対する第2の比の関数になり、
    前記後輪ステアリング角指令が、ヨーレート・フィードバック信号を介して前記2WD/4WDモード選択スイッチに応答し、且つ、オープンループ後輪ステアリング角指令を介して前記トレーラー・モード選択スイッチに応答するものであり、
    前記2WD/4WDモード選択スイッチと前記トレーラー・モード選択スイッチのうちの少なくとも一方の状態に応答して、且つ、それに関連する少なくとも一組の利得係数に応答して、前記後輪ステアリング角指令が車両安定化応答を生成するシステム。
  2. 請求項1記載の車両安定性向上システムであって、前記後輪ステアリング角指令が、オープンループ後輪ステアリング角制御指令、ヨーレート・フィードバック指令及びサイドスリップ・レート・フィードバック指令に応答するシステム。
  3. 請求項1記載の車両安定性向上システムであって、前記の少なくとも一つのセンサーが、
    前記車両のヨーレートを感知するためのヨー・センサーと、
    前記車両の速度を感知するための少なくとも一つの速度センサーと、
    前記車両のステアリング角を感知するためのステアリング角センサーと、
    前記車両の横方向加速度を感知するための横方向加速度センサーと、
    を備え、
    これらの前記センサーからの信号が前記コントローラにより受信されるシステム。
  4. 請求項1記載の車両安定性向上システムであって、前記の少なくとも一つのメモリが、
    しきい値に対する前記車両ヨーレートの状態を示すヨーレート制御フラグと、
    しきい値に対する前記車両サイドスリップ・レートの状態を示すサイドスリップ・レート制御フラグと、
    を更に含むシステム。
  5. 請求項3記載の車両安定性向上システムであって、前記の少なくとも一組の利得係数が、前記車両速度に応答する比例利得係数及び微分利得係数を含むシステム。
  6. 請求項2記載の車両安定性向上システムであって、前記の少なくとも一つのメモリが、車両速度の関数として、後輪ステアリング角指令の前輪ステアリング角に対する比を含むルックアップ・テーブルを更に備えるシステム。
  7. 請求項5記載の車両安定性向上システムであって、前記の少なくとも一つのメモリが、前記比例利得係数を含むルックアップ・テーブルを更に含むシステム。
  8. 請求項7記載の車両安定性向上システムであって、前記比例利得係数が比例ヨーレート制御利得係数を含むシステム。
  9. 請求項7記載の車両安定性向上システムであって、前記比例利得係数が比例サイドスリップ・レート制御利得係数を含むシステム。
  10. 請求項4記載の車両安定性向上システムであって、前記ヨーレート制御フラグの状態が、前記車両ヨーレート誤差の絶対値が第一のヨーレートしきい値より大きいことに応じて、1という値に設定されるシステム。
  11. 請求項4記載の車両安定性向上システムであって、前記サイドスリップ・レート制御フラグの状態が、前記車両サイドスリップ・レートの絶対値が第一のサイドスリップ・レートしきい値より大きいことに応じて、1という値に設定されるシステム。
  12. 請求項4記載の車両安定性向上システムであって、前記サイドスリップ・レート制御フラグが前記ヨーレート制御フラグに応答するシステム。
  13. 請求項1記載の車両安定性向上システムであって、前記少なくとも一つのメモリが、
    車両速度の関数として後輪ステアリング角の前輪ステアリング角に対する比(R/F)を定義する少なくとも一つの式及びルックアップ・テーブルを更に備え、
    前記比(R/F)が、前記トレーラー・モード選択スイッチが非トレーラー・モード位置にある場合に応答して第1の値を有し、前記トレーラー・モード選択スイッチがトレーラー・モード位置にある場合に応答して第2の値を有するシステム。
  14. 請求項13記載の車両安定性向上システムであって、前記第1の値が所与の車両速度での前記第2の値よりも小さい車両安定性向上システム。
  15. 少なくとも一つのステアリング・メカニズムを有する車両の車両安定性向上システムを制御する方法であって、
    車両ヨーレート、車両速度、車両ステアリング角及び車両横方向加速度のうちの少なくとも一つを感知して、少なくとも一つの車両パラメータを感知する工程と、
    感知された前記少なくとも一つの車両パラメータに応じて、少なくとも一つの制御利得係数を決定する工程と、
    感知された前記少なくとも一つの車両パラメータに応じて、少なくとも一つの所望の車両動的レスポンスを決定する工程と、
    感知された前記少なくとも一つの車両パラメータに応じて、少なくとも一つの制御フラグの状態を決定する工程と、
    前記の少なくとも一つの制御利得係数及び前記の少なくとも一つの制御フラグに応じて、少なくとも一つの制御指令を計算する工程であって、2WD/4WDモード選択スイッチ及びトレーラー・モード選択スイッチに応答して後輪ステアリング角指令を計算し、前記後輪ステアリング角指令が、前記トレーラー・モード選択スイッチが非トレーラー・モード位置にあることに応答して、後輪ステアリング角の前輪ステアリング角に対する第1の比の関数になり、前記トレーラー・モード選択スイッチがトレーラー・モード位置にあることに応答して、後輪ステアリング角の前輪ステアリング角に対する第2の比の関数になり、前記後輪ステアリング角指令が、ヨーレート・フィードバック信号を介して前記2WD/4WDモード選択スイッチに応答し、且つ、オープンループ後輪ステアリング角指令を介して前記トレーラー・モード選択スイッチに応答する工程と、
    前記少なくとも一つの制御指令に応じて後輪ステアリング制御システムを作動させる工程と、
    を備え、前記2WD/4WDモード選択スイッチと前記トレーラー・モード選択スイッチとの状態に応答して、且つ、少なくとも一組の利得係数を決定する前記工程に応答して、前記後輪ステアリング角指令が車両安定化応答を生成する方法。
  16. 請求項15記載の制御方法であって、少なくとも一つの制御利得係数を決定する前記工程が、前記の少なくとも一つの車両パラメータに応じた比例利得係数及び微分利得係数を決定する工程を更に含む方法。
  17. 請求項15記載の制御方法であって、少なくとも一つの制御フラグの状態を決定する前記工程が、
    しきい値に対する前記車両ヨーレートの状態を示すヨーレート制御フラグを決定する工程と、
    しきい値に対する前記車両横方向加速度の状態を示すサイドスリップ・レート制御フラグを決定する工程と、
    を含む方法。
  18. 請求項16記載の制御方法であって、比例利得係数を決定する前記工程が、車両速度に応じた前記比例利得係数を決定するためにルックアップ・テーブルにアクセスする工程を含む方法。
  19. 請求項15記載の制御方法であって、後輪ステアリング角指令を計算する前記工程が、
    オープンループ後輪ステアリング角指令、ヨーレート・フィードバック指令及びサイドスリップ・レート・フィードバック指令のうちの少なくとも二つに応じた後輪ステアリング角指令を計算する工程を含む方法。
  20. 請求項17記載の制御方法であって、ヨーレート制御フラグを決定する前記工程が、前記車両ヨーレート誤差の絶対値が第一のヨーレートしきい値より大きいことに応じて1という値を有するように、ヨーレート制御フラグを決定する工程を含む方法。
  21. 請求項17記載の制御方法であって、サイドスリップ・レート制御フラグを決定する前記工程が、前記車両サイドスリップ・レートの絶対値が第一のサイドスリップ・レートしきい値より大きいことに応じて1という値を有するように、サイドスリップ・レート制御フラグを決定する工程を含む方法。
  22. 請求項17記載の制御方法であって、サイドスリップ・レート制御フラグを決定する前記工程が、前記ヨーレート制御フラグに応じたサイドスリップ・レート制御フラグを決定する工程を含む方法。
  23. 請求項15記載の制御方法であって、少なくとも一つの制御利得係数を決定する前記工程が、面識別予測を決定する工程を含む方法。
  24. 請求項23記載の制御方法であって、少なくとも一つの所望の車両動的レスポンスを決定する前記工程が、前記面識別予測に応じて、少なくとも一つの所望の車両動的レスポンスを決定する工程を含む方法。
JP2003395503A 2002-11-26 2003-11-26 車両安定性向上システムのための方法及び装置 Expired - Fee Related JP4166676B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/305,378 US6865468B2 (en) 2002-11-26 2002-11-26 Method and apparatus for vehicle stability enhancement system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004175354A JP2004175354A (ja) 2004-06-24
JP4166676B2 true JP4166676B2 (ja) 2008-10-15

Family

ID=32312182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003395503A Expired - Fee Related JP4166676B2 (ja) 2002-11-26 2003-11-26 車両安定性向上システムのための方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6865468B2 (ja)
EP (1) EP1426269B1 (ja)
JP (1) JP4166676B2 (ja)
DE (1) DE60318674T2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10232295A1 (de) * 2002-07-16 2004-02-05 Daimlerchrysler Ag Verfahren zur Unterstützung des Fahrers bei Fahrmanövern
DE10236734A1 (de) * 2002-08-09 2004-02-12 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zum Führen eines mehrspurigen Fahrzeugs auf einer Kurvenbahn
US7316288B1 (en) * 2003-01-27 2008-01-08 Polaris Industries Inc. All terrain vehicle with multiple steering modes
US7698034B2 (en) * 2004-01-06 2010-04-13 Gm Global Technology Operations, Inc. Integrating active front steering and vehicle stability brake control
US7502675B2 (en) * 2004-04-01 2009-03-10 Delphi Technologies, Inc. Feedforward control of motor vehicle roll angle
US7099760B2 (en) * 2004-04-20 2006-08-29 General Motors Corporation Active wheel steering control
US7374012B2 (en) * 2004-05-24 2008-05-20 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Operation control system for small-sized vehicle
US7191047B2 (en) * 2004-09-27 2007-03-13 Delphi Technologies, Inc. Motor vehicle control using a dynamic feedforward approach
JP4797426B2 (ja) * 2005-04-14 2011-10-19 トヨタ自動車株式会社 四輪駆動車
FR2885555B1 (fr) * 2005-05-10 2011-04-15 Renault Sas Procede de commande d'au moins un actionneur de barres anti-roulis a bord d'un vehicule
US7774103B2 (en) * 2005-07-28 2010-08-10 Gm Global Technology Operations, Inc. Online estimation of vehicle side-slip under linear operating region
US7610127B2 (en) * 2006-03-08 2009-10-27 Delphi Technologies, Inc. Vehicle stability monitoring system and method and article of manufacture for determining vehicle stability
US7571039B2 (en) * 2006-08-08 2009-08-04 Gm Global Technology Operations, Inc. Vehicle yaw/roll stability control with semi-active suspension
FR2908727B1 (fr) * 2006-11-21 2009-07-17 Renault Sas Syteme et procede de commande de braquage des roues arriere d'un vihicule automobile muni de quatre roues directrices
US7676310B2 (en) * 2006-11-30 2010-03-09 Gm Global Technology Operations, Inc. Systems and methods for controlling a vehicle steering system
DE102007009112A1 (de) * 2007-02-24 2008-08-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Ansteuerung mehrerer Lenkaktuatoren eines zweiachsigen zweispurigen nicht spurgebundenen Fahrzeugs
US20090032324A1 (en) * 2007-08-01 2009-02-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle with dual steering mechanisms
DE102008036261B4 (de) * 2008-08-04 2020-08-27 Zf Automotive Germany Gmbh Verfahren zur Steuerung einer Leistungseinheit eines Fahrzeug-Lenksystems sowie Fahrzeug-Lenksystem
DE102010050167B4 (de) * 2010-10-30 2012-10-25 Audi Ag Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung eines plausiblen Fahrstreifens zur Führung eines Fahrzeugs sowie Kraftwagen
DE102019209380A1 (de) * 2019-06-27 2020-12-31 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren und Vorrichtung zum Stabilisieren eines Anhängergespanns sowie Steuergerät
US11396287B2 (en) 2020-02-14 2022-07-26 GM Global Technology Operations LLC Architecture and methodology for real-time target wheel slip identification to optimally manage wheel stability and vehicle lateral grip
US11498564B2 (en) * 2020-08-19 2022-11-15 Toyota Research Institute, Inc. Controlling a vehicle that is skidding
US11338796B1 (en) 2020-12-17 2022-05-24 GM Global Technology Operations LLC Apparatus and methodology for wheel stability monitoring system
US11318924B1 (en) 2021-01-11 2022-05-03 GM Global Technology Operations LLC Torque distribution system for redistributing torque between axles of a vehicle
US11702133B2 (en) 2021-04-21 2023-07-18 GM Global Technology Operations LLC Yaw stability control system for a motor vehicle
KR102662632B1 (ko) * 2022-01-14 2024-05-03 현대모비스 주식회사 4륜 독립 조향 장치 및 그 제어 방법

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120276A (ja) * 1985-11-20 1987-06-01 Nissan Motor Co Ltd 4輪駆動・4輪操舵車両
US5208751A (en) * 1988-04-19 1993-05-04 Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag Active four-wheel steering system for motor vehicles
US4842089A (en) * 1988-06-27 1989-06-27 General Motors Corporation Four wheel steering system with closed-loop feedback and open-loop feedforward
JP2641743B2 (ja) * 1988-09-22 1997-08-20 本田技研工業株式会社 四輪操舵車の後輪制御方法
EP0499027A3 (en) * 1991-01-10 1993-03-17 Nsk Ltd Four-wheel steering apparatus
US5386365A (en) * 1991-03-22 1995-01-31 Mazda Motor Corporation Rear wheel steering system for vehicle
JPH04303072A (ja) * 1991-03-31 1992-10-27 Mazda Motor Corp 車両の後輪操舵装置
KR930016300A (ko) * 1992-01-17 1993-08-26 다니이 아끼오 4륜조타차의 후륜조타각 제어장치
US5524079A (en) 1992-09-01 1996-06-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rear wheel steering angle controlling apparatus of four-wheel steering vehicle
JP3179271B2 (ja) * 1993-12-01 2001-06-25 本田技研工業株式会社 前後輪操舵装置の制御方法
JP2982595B2 (ja) * 1993-12-27 1999-11-22 日産自動車株式会社 車両用実舵角制御装置
JPH07257416A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Honda Motor Co Ltd 前後輪操舵車両の制御方法
JP3463415B2 (ja) * 1995-06-22 2003-11-05 日産自動車株式会社 車両のヨーイング挙動制御装置
US5720533A (en) 1996-10-15 1998-02-24 General Motors Corporation Brake control system
US5746486A (en) 1996-10-16 1998-05-05 General Motors Corporation Brake control system
DE19749005A1 (de) * 1997-06-30 1999-01-07 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Regelung von die Fahrzeugbewegung repräsentierenden Bewegungsgrößen
JP3108389B2 (ja) 1997-07-08 2000-11-13 アイシン精機株式会社 後輪操舵装置
US6205391B1 (en) 1998-05-18 2001-03-20 General Motors Corporation Vehicle yaw control based on yaw rate estimate
US6125319A (en) 1998-08-17 2000-09-26 General Motors Corporation Brake system control method responsive to measured vehicle acceleration
US6112147A (en) 1998-08-17 2000-08-29 General Motors Corporation Vehicle yaw rate control with bank angle compensation
US6169951B1 (en) 1998-08-21 2001-01-02 General Motors Corporation Active brake control having yaw rate estimation
US6175790B1 (en) 1998-08-24 2001-01-16 General Motors Corporation Vehicle yaw rate control with yaw rate command limiting
US6161905A (en) 1998-11-19 2000-12-19 General Motors Corporation Active brake control including estimation of yaw rate and slip angle
US6195606B1 (en) 1998-12-07 2001-02-27 General Motors Corporation Vehicle active brake control with bank angle compensation
US6640171B2 (en) * 1999-12-15 2003-10-28 Delphi Technologies, Inc. Motor vehicle with supplemental rear steering having open and closed loop modes
US6292094B1 (en) * 2001-01-16 2001-09-18 General Motors Corporation Vehicle-trailer backing-up control system with vehicle rear wheel steering
US6553293B1 (en) * 2002-01-03 2003-04-22 Delphi Technologies, Inc. Rear steering control for vehicles with front and rear steering

Also Published As

Publication number Publication date
US20040102886A1 (en) 2004-05-27
EP1426269A2 (en) 2004-06-09
JP2004175354A (ja) 2004-06-24
EP1426269A3 (en) 2006-05-31
US6865468B2 (en) 2005-03-08
DE60318674T2 (de) 2009-01-08
EP1426269B1 (en) 2008-01-16
DE60318674D1 (de) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4166676B2 (ja) 車両安定性向上システムのための方法及び装置
US7496436B2 (en) Method and device for assisting an operator of a vehicle in the vehicle stabilization
US7302328B2 (en) Steering control apparatus for vehicle and method for steering control
US6819998B2 (en) Method and apparatus for vehicle stability enhancement system
US6640171B2 (en) Motor vehicle with supplemental rear steering having open and closed loop modes
US6360150B1 (en) Device for controlling yawing of vehicle
JP4166684B2 (ja) 車両安定性向上システムのための方法及び装置
US7191047B2 (en) Motor vehicle control using a dynamic feedforward approach
JP4182014B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP2004505855A (ja) 路上走行車においてヨー・ダイナミックスおよび横方向ダイナミックスを制御するための方法
US6466857B1 (en) Drive wheel traction control during vehicle stability enhancement events
JP2003231429A (ja) 車両の中心対称面の両側での荷重移動を考慮した横方向力の測定値による車両の軌道へのアクション
JP2005041386A (ja) 車両の操舵制御装置
JP3413996B2 (ja) ヨーイング運動量制御装置を備えた車両のアンチスキッド制御装置
JP3626388B2 (ja) 車両の姿勢制御装置
JP3039071B2 (ja) 車両旋回限界判定装置
JP3626654B2 (ja) 車両の姿勢制御装置
JP3060800B2 (ja) 車両のヨーイング運動量制御装置
JP4284210B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP4186605B2 (ja) 車両用舵角制御装置
JPH1035460A (ja) 車両用制動制御装置
JP2005145106A (ja) 車両運動制御装置
JP2006306163A (ja) 車両の挙動制御装置
JP2007176314A (ja) 旋回挙動制御装置、自動車、及び旋回挙動制御方法
JP2004142617A (ja) 車両用舵角制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees