JP4160939B2 - 光線路の障害探索方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信局の伝送装置と各ユーザ宅の光端末とを光分岐器を介して光線路で接続した光通信ネットワークにおける光線路の障害を検索する光線路の障害探索方法に関する。
通信局と各ユーザ宅とを光分岐器及び光ファイバ等の光線路で接続するPON(Passive Optical Network)としての光通信ネットワークは、図7に示すように構成されている。例えば、通信事業者の通信局1内に設置された伝送装置2から出力された1.55μmの波長を有する下り光信号aは、光フィルタ3、光カプラ4、及び光ファイバ等からなる基幹光線路5を介して、例えばユーザ宅近傍に設置された電柱に取付けられた光分岐器6へ入射される。
光分岐器6へ入射された伝送装置2からの下り光信号aは、4つの下り光信号aに分岐され、それぞれ光ファイバ等からなる分岐光線路7a、7b、7c、7dを介してユーザ宅8a、8b、8c、8dへ入射される。各ユーザ宅8a〜8dへ入射された下り光信号aは、光フィルタ9を介してそれぞれの光端末10a、10b、10c、10dへ入射される。光端末10a〜10dは入射された下り光信号aを電気信号cに変換して例えばPC等の各情報端末11a、11b、11c、11dへ送出する。
各ユーザ宅8a〜8dの情報端末11a〜11dから出力された通信局1宛の電気信号cは、光端末10a〜10dにおいて、1.31μmの波長を有する上り光信号bに変換される。光端末10a〜10dから出力された上り光信号bは、光フィルタ9及び自己の分岐光線路7a、7b、7c、7dを経由して光分岐器6へ入射される。
光分岐器6は各分岐光線路7a、7b、7c、7dから入射した各上り光信号bを合波して基幹光線路5を介して通信局1へ送出する。通信局1内へ入力された1.31μmの波長を有する各上り光信号bは、光カプラ4、光フィルタ3を介して伝送装置2へ入射される。
このような構成の光通信ネットワークにおける通信局1の伝送装置2と各ユーザ宅8a〜8dの光端末10とを接続する基幹光線路5及び各分岐光線路7a〜7dからなる光線路が正常に動作していることを、この光通信ネットワークの稼働後においても一定期間毎に確認検査を実施する必要がある。そして、通信異常が発生すると、この異常発生箇所を調べる必要がある。
そして、このような構成の光通信ネットワークにおいて、通信局1の伝送装置2と各ユーザ宅8a〜8dの情報端末11a〜11dとが、下り光信号a及び上り光信号bを用いて通常のデータ伝送を実施している稼働状態において、光線路の障害を探索する手法が非特許文献1に提案されている。
この提案によると、光線路の障害を探索する場合に、通信局1内に設けられた光カプラ4に光パルス試験器(OTDR)12を接続する。そして、この光パルス試験器12から光カプラ4を介して光パルスdを基幹光線路5へ送出する。この光パルスdの波長λSは、前記データ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm、及び上り光信号bの波長1.31μmより長い1.65μmに設定されている。
そして、通信局1内に設けられた光フィルタ3は、基幹光線路5から入射した光のうち1.65μmの波長成分を吸収して、伝送装置2内へ入射させない。また、各ユーザ宅8a〜8d内に設けられた光フィルタ9は、分岐光線路7a〜7dから入射した光のうち1.65μmの波長成分を反射して、光端末10a〜10d内へ入射させない。さらに、光パルス試験器12内には、光カプラ4から入射した光のうち1.65μmの波長成分のみを取込む光フィルタ13が組込まれている。
光パルス試験器12から光カプラ4を介して基幹光線路5へ出力された光パルスdは、光分岐器6で4つに分岐され、各分岐光線路7a〜7dを介して各ユーザ宅8a〜8dの光フィルタ9で反射して、フレネル反射光として、各分岐光線路7a〜7dを逆方向に伝搬される。
光パルス試験器12には、光パルスdの後方散乱光及び各フレネル反射光からなる戻り光eが受光される。光パルス試験器12は、この戻り光eの光強度の時間変化すなわち通信局1からの距離変化の特性を図8に示す戻り光特性Aとして表示出力する。
この戻り光特性Aにおいては、距離Lの横軸における光分岐器6位置で光強度が不連続になり、各ユーザ宅8a〜8dの光端末10a〜10dの前段の各光フィルタ9位置でそれぞれフレネル反射波形14が生じる。基幹光線路5の線路長L0、及び各分岐光線路7a〜7dの線路長L1、L2、L3、L4は既知であるので、該当線路長L1、L2、L3、L4位置に対応するフレネル反射波形14が生じない場合は、対応する光端末10a〜10dに光パルスdが達していないので、対応する分岐光線路7a〜7dに切断等の異常が生じたと判定できる。
しかしながら、上述した手法で光線路の障害を探索する障害探索方法においてもまだ解消すべき次のような課題があった。
すなわち、光分岐器6から各ユーザ宅8a、8b、8c、8dまでの各分岐光線路7a、7b、7c、7dの線路長L1、L2、L3、L4が近似している場合がある。このような場合においては、光パルス試験器12の時間(距離)分解能にもよるが、図9に示すように、戻り光特性Aにおける各分岐光線路7a、7b、7c、7dに対応するフレネル反射波形14が一部重複して表示されてしまう。
その結果、重複して表示されているフレネル反射波形14に対応する分岐光線路7a〜7dのなかの一部の分岐光線路7a〜7dに切断等の異常が生じていたとしても、この異常が生じている分岐光線路7a〜7dを特定できない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、たとえ、光分岐器から各ユーザ宅の光端末までの各分岐光線路の線路長が近似している場合であっても、各ユーザ宅の光端末から光分岐器までの間に敷設された分岐光線路の障害を、通信局とユーザ宅間におけるデータ伝送に影響を与えることなく、簡単に、通信局側から探索することができる光線路の障害探索方法を提供することを目的とする。
本発明は、通信局の伝送装置と光分岐器とが幹線光線路で接続され、光分岐器と複数のユーザ宅の光端末とが、ユーザ宅内に設けられたデータ伝送用の光信号の波長より長い波長の試験用の光パルスを反射する光フィルタを介して、それぞれ分岐光線路で接続された光通信ネットワークにおける伝送装置から各ユーザ宅の光端末までの各光線路の障害を、通信局側に設けた光パルス試験器で探索する光線路の障害探索方法である。
そして、この発明の光線路の障害探索方法においては、光パルス試験器から試験用の光パルスを幹線光線路に入射させたときに得られる光フィルタからの1個又は複数のフレネル反射波形の各ピーク値を各基準ピーク値として読取る。次に、複数の分岐光線路のうち測定対象となる一つの分岐光線路における光フィルタより光分岐器側の位置を曲げた状態で、光パルス試験器から光パルスを幹線光線路に入射させたときに得られる光フィルタからの1個又は複数のフレネル反射波形の各ピーク値を各試験ピーク値として読取る。
そして、全部の試験ピーク値がそれぞれ対応する各基準ピーク値に対して所定値以上低下していないとき、該当測定対象の分岐光線路は異常と判定する。
そして、一つの試験ピーク値が対応する基準ピーク値に対して所定値以上低下しているとき、該当測定対象の分岐光線路は正常と判定し、全部の試験ピーク値がそれぞれ対応する各基準ピーク値に対して所定値以上低下していないとき、該当測定対象の分岐光線路は異常と判定する。
このように構成された光線路の障害探索方法においては、複数の分岐光線路のうち測定対象となる一つの分岐光線路を曲げるようにしている。例えば光ファイバからなる分岐光線路を曲げると、この分岐光線路における光の伝送損失が大きくなる。
したがって、測定対象の分岐光線路が正常の場合、曲げる前の基準状態時には光パルス試験器から出力されて該当ユーザ宅の光端末まで届いた光パルスが、分岐光線路を曲げると該当ユーザ宅の光端末まで届かない。その結果、基準状態時に発生していた光端末にてフレネル反射が発生しない。したがって、光パルス試験器における戻り光特性における1個のフレネル反射波形の各ピーク値が基準状態時に比較して低下する。よって、測定対象の分岐光線路は導通しており正常であると判定できる。
逆に、測定対象の分岐光線路が異常の場合、曲げる前の基準状態時においても光パルス試験器から出力された光パルスは該当ユーザ宅の光端末まで届いていないので、たとえ、分岐光線路を曲げたとしても光端末にてフレネル反射は発生しない状態のままである。したがって、光パルス試験器における戻り光特性における全てのフレネル反射波形のピーク値が基準状態時に比較して変化することはない。よって、測定対象の分岐光線路は不通もしくは損失が生じている状態であり、異常であると判定できる。
さらに、光パルスの波長を光線路のデータ伝送に用いられる光の波長より長く設定している。分岐光線路を構成する例えば光ファイバを同一曲率半径Rで曲げた場合における光ファイバ内を伝送される光の伝送損失の波長依存特性を図3に示す。通常のデータ伝送に使用される波長1.55μm、波長1.31μmにおいては伝送損失は小さいが、光パルスの波長1.65μmにおいては伝送損失は大きい。したがって、各分岐光線路を曲げることによって、通常のデータ伝送にほとんど影響を与えることなく、障害探索用の光パルスのみを選択的に大きく減衰させることが可能となる。
また、別の発明は、上述した発明の光線路の障害探索方法に対して、さらに、異常と判定した分岐光線路における曲げた状態を解除して、異常と判定した分岐光線路における曲げた位置より光分岐器側の位置を再度曲げた状態で、光パルス試験器から光パルスを幹線光線路に入射させたときに得られる異常と判定した分岐光線路からの反射波形のピーク値を異常試験ピーク値として読取る。
そして、異常試験ピーク値が異常と判定した分岐光線路に対応する基準ピーク値に対して所定値以上低下しているとき、該当分岐光線路の異常位置は再度曲げた位置よりユーザ宅側と判定し、異常試験ピーク値が対応する基準ピーク値に対して所定値以上低下していないとき、該当分岐光線路の異常位置は再度曲げた位置より光分岐器側と判定する。
すなわち、前述した発明の探索方法を実施した結果、異常が発生している分岐光線路が判定できた。しかし、この状態では、該当分岐光線路内のどの位置(領域)に異常が発生しているかは不明である。
そこで、光パルス試験器から光パルスを異常が発生している分岐光線路へ入射すると、異常発生位置で反射波が発生し、光パルス試験器側へ伝搬することを利用して、異常と判定した分岐光線路における曲げ位置を、先の曲げ位置より、光分岐器側へ移動して、再度光パルス試験器から光パルスを幹線光線路に入射させる。
この場合、該当分岐光線路の異常発生位置が再度曲げた位置よりユーザ宅側に位置していた場合は、異常試験ピーク値が先に測定した基準ピーク値に対して所定値以上低下している。逆に、該当分岐光線路の異常発生位置が再度曲げた位置より光分岐器側に位置していた場合は、異常試験ピーク値が基準ピーク値に対して所定値以上低下していない。このように、該当分岐光線路内のどの位置(領域)に異常が発生しているかを判断できる。
さらに、光パルスの波長を光線路のデータ伝送に用いられる光の波長より長い1.65μmに設定している。
また、別の発明においては、上述した発明の光線路の障害探索方法において、分岐光線路を曲げた状態における曲率半径は、当該分岐光線路を1巻きした状態で、1.0cm以上、1.5cm以下に設定している。
図4に光ファイバ内を伝送される光の各波長における、光の伝送損失の光ファイバの曲げ半径依特性を示す。この特性からも理解できるように、通常のデータ伝送に使用される波長1.55μm、波長1.31μmにおける伝送損失は極力抑制できて、光パルスの波長1.65μmにおける伝送損失は一定値以上(1〜5dB)確保できる曲げ半径(曲率半径)は、当該分岐光線路を1巻きした状態で、1.0cm以上、1.5cm以下となる。
また、別の発明においては、上述した発明の光線路の障害探索方法において、所定の曲率半径の溝を有する曲げ治具の溝内に分岐光線路を収納することによって、分岐光線路を曲げるようにしている。
このように、曲げ治具を用いて分岐光線路を曲げているので、分岐光線路は常に一定の曲率半径で曲げられ、曲げによる損失を一定に制御でき、光線路の障害探索精度を向上できる。
本発明の光線路の障害探索方法においては、測定対象となる一つの分岐光線路を曲げて、曲げる前後の戻り光特性におけるフレネル反射波形のピーク値を比較している。
したがって、たとえ、光分岐器から各ユーザ宅の光端末までの各分岐光線路の線路長が近似している場合であっても、各ユーザ宅の光端末から光分岐器までの間に敷設された分岐光線路の障害を、通信局とユーザ宅間におけるデータ伝送に影響を与えることなく、迅速に、通信局側から探索することができる。
図1は本発明の一実施形態に係わる光線路の障害探索方法が適用される光通信ネットワークの概略構成を示す模式図である。図7に示す従来の光通信ネットワークと同一部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
通信局1内に設置された伝送装置2から出力された1.55μmの波長を有する下り光信号aは、光フィルタ3、光カプラ4、及び光ファイバ等の基幹光線路5を介して光分岐器6へ入射される。光分岐器6へ入射された伝送装置2からの下り光信号aは、4つの下り光信号aに分岐され、それぞれ光ファイバ等の分岐光線路7a、7b、7c、7dを介してユーザ宅8a、8b、8c、8dへ入射される。各ユーザ宅8a〜8dへ入射された下り光信号aは、それぞれ光フィルタ9を介して光端末10a、10b、10c、10dへ入射される。光端末10a、10b、10c、10dは入射された下り光信号aを電気信号cに変換して例えばPC等の情報端末11a、11b、11c、11dへ送出する。
各ユーザ宅8a〜8dの情報端末11a〜11dから出力された通信局1宛の電気信号cは、光端末10a〜10dにおいて、1.31μmの波長を有する上り光信号bに変換される。光端末10a〜10dから出力された上り光信号bは、それぞれ光フィルタ9及び自己の分岐光線路7a、7b、7c、7dを経由して光分岐器6へ入射される。
光分岐器6は各分岐光線路7a、7b、7c、7dから入射した各上り光信号bを合波して基幹光線路5を介して通信局1へ送出する。通信局1内へ入力された1.31μmの波長を有する各上り光信号bは、光カプラ4、光フィルタ3を介して伝送装置2へ入射される。
このような光通信ネットワークにおいて、光線路の障害を探索する場合に、通信局1内に設けられた光カプラ4に対して光パルス試験器(OTDR)20を接続する。
この光パルス試験器20内において、半導体レーザ(LD)21から出力された光パルスdは、光パルス試験器20内の光カプラ22及び通信局1内の光カプラ4を介して基幹光線路5へ出力される。なお、半導体レーザ(LD)21から出力される光パルスdのパルス幅及びパルス周期はパルス発生回路23から印加されるパルス信号にて制御される。また、光パルスdの波長λSは、操作部24にて、データ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm、及び上り光信号bの波長1.31μmより長い1.65μmに設定される。
通信局1内に設けられた光フィルタ3は、基幹光線路5から入射した光のうち1.65μmの波長成分を吸収して、伝送装置2内へ入射させない。また、各ユーザ宅8a〜8d内に設けられた光フィルタ9は、分岐光線路7a〜7dから入射した光のうち1.65μmの波長成分を反射して、光端末10a〜10d内へ入射させない。
基幹光線路5へ出力された光パルスdは、光分岐器6で分岐され、各分岐光線路7a〜7dを介して、分岐光線路遠端である各ユーザ宅8a〜8dの光フィルタ9で反射して、フレネル反射光として、各分岐光線路7a〜7dを逆方向に伝搬される。光パルス試験器20には、光パルスdの後方散乱光及び各フレネル反射光からなる戻り光eが光カプラ4を介して入射される。
光パルス試験器20に入力した戻り光eは光カプラ22を介して光フィルタ13へ入射される。光フィルタ13は、光カプラ22から入射した戻り光eのうち、データ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm成分、及び上り光信号bの波長1.31μm成分を吸収して、光パルスdの1.65μmの波長成分のみを通過させて、受光器25へ入射させる。
受光器25は、1.55μm波長成分、1.31μm波長成分が除去された戻り光eを電気信号の戻り光gに変換する。電気信号に変換された戻り光gは、増幅器25で増幅されたのち、A/D変換器27でデジタルの戻り光gに変換されて、例えばコンピュータからなる処理部28へ入力される。処理部28は、入力されたデジタルの戻り光gの光強度の時間変化すなわち通信局1からの距離変化の特性を図5(a)に示す戻り光特性Aとして表示部29に表示出力する。
この図5(a)に示す戻り光特性Aにおいては、光分岐器6位置で光強度が不連続になり、各ユーザ宅8a〜8dの光端末10a、10b、10c、10dの前段の光フィルタ9位置でそれぞれフレネル反射波形14が生じる。
図5(b)、図5(c)は、光パルス試験器20において、操作者が操作部24を操作して、図5(a)に示す戻り光特性Aにおける距離軸(時間軸)を拡大して、フレネル反射波形14が生じている部分を表示させた拡大図である。図5(b)においては、光分岐器6から各ユーザ宅8a、8b、8c、8dまでの各分岐光線路7a、7b、7c、7dの線路長L1、L2、L3、L4相互間がこの光パルス試験器20の時間(距離)分解能以上離れているので、各分岐光線路7a、7b、7c、7d毎のフレネル反射波形14が分離されて表示される。
しかし、図5(c)においては、各分岐光線路7a、7b、7c、7dの線路長L1、L2、L3、L4相互間がこの光パルス試験器20の時間(距離)分解能以上離れていないので、各分岐光線路7a、7b、7c、7d毎のフレネル反射波形14が分離して表示されずに、例えば、2個のフレネル反射波形14のみが表示される。
図2(a)は、この実施形態の障害探索方法で光ファイバからなる各分岐光線路7a、7b、7c、7dを曲げるための曲げ治具30の要部を示す拡大斜視図である。この曲げ治具30の上面には、一定の曲率半径Rを有した溝31が刻設されている。この溝31の両側に、この曲げ治具30の溝31に光ファイバをガイドするための図示しない一対の支持部材が取付られている。
そして、この溝31内に光ファイバからなる各分岐光線路7a〜7dを収納することによって、図2(b)に示すように、各分岐光線路7a〜7dを一定の曲率半径Rで曲げることが可能となる。なお、この実施形態の障害探索方法においては、光ファイバからなる各分岐光線路7a〜7dを1巻き(360°)した状態で、曲率半径Rは1.0cm〜1.5cmに設定されている。なお、曲げに起因する光ファイバにおける光の伝送損失は、曲率半径Rと曲げ状態の光ファイバ長(曲げ周長)とに応じて変化する。
このように、各分岐光線路7a〜7dを曲げることによって、各分岐光線路7a〜7dにおける光の伝送損失が大きくなる。
図3は、同一曲率半径Rで曲げた場合における、光ファイバ内を伝送される光の伝送損失の波長依存特性を示す図である。この波長依存特性によれば、光の波長が長くなるに伴って、伝送損失が急激に増大する。例えば、通常のデータ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm及び上り光信号bの波長1.31μmにおいては伝送損失は小さいが、光パルスdの波長1.65μmにおいては伝送損失は大きい。
図4は、通常のデータ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm、上り光信号bの波長1.31μm、及び光パルスdの波長1.65μmにおける、光の伝送損失の光ファイバの曲げ半径依特性を示す。この特性からも理解できるように、通常のデータ伝送に使用される波長1.55μm、波長1.31μmにおける伝送損失は極力抑制できて、光パルスdの波長1.65μmにおける伝送損失は一定値以上(1〜5dB)確保できる曲げ半径(曲率半径)は、当該分岐光線路を1巻きした状態で、1.0cm以上、1.5cm以下となる。
なお、一般に、光通信機器相互間を接続する光ファイバの長さが余った場合は、光ファイバを環状に巻き付けるが、この巻くときの曲率半径は2cm以上として、曲げに起因する光の伝送損失が生じないようにしている。
したがって、各分岐光線路7a〜7dを曲げ治具30を用いて曲げることによって、通常のデータ伝送にほとんど影響を与えることなく、障害探索用の光パルスdのみを選択的に大きく減衰させることが可能となる。
なお、光線路を曲げた状態にすることの他に、復元性がある程度に光線路をつぶす、又は応力を加えることにより、障害探索用の光パルスdを減衰させてもよい。
そして、このように構成された光パルス試験器20及び曲げ治具30を用いて、操作者は、図6に示す手順に従って、光通信ネットワークにおける通信局1の伝送装置2から各ユーザ宅8a〜8dの光端末10a〜10dまでの各光線路の障害を探索する。具体的には、光分岐器6から各ユーザ宅8a〜8dの光端末10a〜10dまでの各分岐光線路7a、7b、7c、7dにおける障害を探索する。
先ず、光パルス試験器20の操作部24を操作して、光パルスdの波長λSを1.65μmに設定する(S1)。次に、曲げ治具30で各分岐光線路7a〜7dを曲げていない基準状態で、光パルスdを出力して、戻り光eを測定して、図5(a)に示す戻り光特性Aを得て、さらに、図5(b)又は図5(c)に示す拡大特性を得る(S2)。この拡大特性における各フレネル反射波形14の各ピーク値を基準ピーク値P1、P2、…、Pnとして読取る(S3)。
次に、測定対象の分岐光線路7a〜7dを特定する番号Nを初期設定(N=1)する(S4)。そして、N番目の分岐光線路7a〜7dの光ファイバを図2(a)の曲げ治具30を用いて曲げる(S5)。この状態で、光パルス試験器20の操作部24を操作して、光パルスdを出力して、戻り光eを測定して、図5(a)に示す戻り光特性Aを得て、さらに、図5(d)又は図5(e)又は図5(f)に示す拡大特性を得る(S6)。この拡大特性における各フレネル反射波形14の各ピーク値を試験ピーク値Q1、Q2、…、Qnとして読取る(S7)。
そして、各基準ピーク値P1、P2、…、Pnと各試験ピーク値Q1、Q2、…、Qnとを比較する(S8)。そして、図5(d)又は図5(e)に示すように、各試験ピーク値Q1、Q2、…、Qnのうちの一つの試験ピーク値Q1、Q2、…、Qnが対応する基準ピーク値P1、P2、…、Pnに対して所定以上低下している場合は(S9)、測定対象の分岐光線路は正常と判定する(S10)。
また、図5(f)に示すように、全部の試験ピーク値Q1、Q2、…、Qnが対応する各基準ピーク値P1、P2、…、Pnに対して所定以上低下していなく、変化がない場合は(S9)、該当測定対象の分岐光線路は異常と判定する(S11)。
以上で、N番目の測定対象の分岐光線路7a〜7dに対する切断等の異常(障害)の有無の検査(測定)が終了したので、N番目の測定対象の分岐光線路7a〜7dに装着している曲げ治具30を取外す。
そして、測定対象の分岐光線路7a〜7dの番号Nを更新(N=N+1)する(S12)。更新後の番号Nが分岐光線路7a〜7dの数NE(=4)を超えていないことを確認すると(S13)。S5へ戻り、更新後の測定対象のN番目の分岐光線路7a〜7dに曲げ治具30を装着して曲げる。そして、該当分岐光線路7a〜7dに対する切断等の異常(障害)の有無の検査(測定)を開始する。
S13にて、更新後の番号Nが分岐光線路7a〜7dの数NE(=4)を超えると、光通信ネットワークにおける光分岐器6から各ユーザ宅8a〜8dの光端末10までの各分岐光線路7a、7b、7c、7dにおける障害の探索を終了する。
次に、図6に示す手順で、異常が発生した例えば1つの分岐光線路7a〜7dが特定されると、この異常が発生した分岐光線路7a〜7dにおける概略の異常の位置(領域)を把握する手順を図1を用いて説明する。
この方法は、例えば、光ファイバの切断による異常が発生している場合において、光パルス試験器20から光パルスdを異常が発生している分岐光線路7a〜7dへ入射すると、異常発生位置で反射波が発生し、光分岐器6側へ伝搬し、この反射波は戻り光eとして光パルス試験器20へ入射するが、途中で該当分岐光線路7a〜7dが曲げられていると、この異常に起因する反射波は光パルス試験器20に届かないことを利用する。
具体的には、分岐光線路7a〜7dにおける先に曲げた状態を解除して、光パルス試験器20から光パルスdを幹線光線路5に入射させる。光パルスdは異常と判定した分岐光線路7a〜7dの異常位置で反射し、光分岐器6側へ伝搬し、この反射波は戻り光eとして光パルス試験器20へ入射する。光パルス試験器20は戻り光eの反射波形のピーク値を異常基準ピーク値として読取る。
なお、この実施形態方法においては、異常が発生した分岐光線路7a〜7dにおける概略の異常の位置(領域)を把握するのに必要な異常基準ピーク値を得るために、先に曲げた状態を解除して、再度同一条件で、光パルスdを幹線光線路5に入射させて、再度基準ピーク値を測定しているが、異常発生した分岐光線路7a〜7dを特定するために最初に測定した基準ピーク値を、異常基準ピーク値として再利用することも可能である。
次に、異常と判定した分岐光線路7a〜7dにおける前記曲げた位置より光分岐器6側の位置を再度曲げた状態で、光パルス試験器20から光パルスdを幹線光線路5に入射させる。そして、光パルス試験器20は異常と判定した分岐光線路7a〜7dからの戻り光eの反射波形のピーク値を異常試験ピーク値として読取る。
そして、異常試験ピーク値が異常基準ピーク値に対して所定値以上低下しているとき、光パルスdは曲げに起因して異常位置まで到達できなかったと見なせる。したがって、この場合、該当分岐光線路7a〜7dの異常位置は再度曲げた位置よりユーザ宅8a〜8d側と判定する。
逆に、異常試験ピーク値が異常基準ピーク値に対して所定値以上低下していないとき、光パルスdは異常位置まで到達できたと見なせる。したがって、この場合、該当分岐光線路7a〜7dの異常位置は再度曲げた位置より光分岐器6側と判定する。
このように、分岐光線路7a〜7dにおける概略の異常位置(領域)を簡単に把握できる。
このように構成された光線路の障害探索方法においては、光分岐器6と各ユーザ宅8a、8b、8c、8dとを接続する複数の分岐光線路7a、7b、7c、7dのうち測定対象となる一つの分岐光線路7a、7b、7c、7dを曲げ治具30を用いて一定の曲率半径Rで曲げる。
したがって、一つの測定対象の例えば光ファイバからなる分岐光線路7a、7b、7c、7dが正常の場合、図5(d)、図5(e)に示すように、曲げる前の基準状態時には光パルス試験器20から出力されて該当ユーザ宅8a〜8dの光端末10a〜10dの光フィルタ9まで届いた光パルスdが、分岐光線路7a〜7dを曲げると該当ユーザ宅8a〜8dの光端末10a〜10dの光フィルタ9まで届かない。その結果、基準状態時に発生していた光端末10の光フィルタ9にてフレネル反射が発生しない。
したがって、光パルス試験器20における戻り光特性Aにおける1個のフレネル反射波形14の試験ピーク値Qが、基準状態時の対応するフレネル反射波形14の基準ピーク値Pに比較して低下する。よって、測定対象の分岐光線路7a〜7dは導通しており、正常であると判定できる。
逆に、測定対象の分岐光線路7a〜7dが異常の場合、曲げる前の基準状態時においても光パルス試験器20から出力されて該当ユーザ宅8a〜8dの光端末10a〜10dの光フィルタ9まで届いていないので、たとえ、測定対象の分岐光線路7a〜7dを曲げたとしても光端末10a〜10dの光フィルタ9にてフレネル反射は発生しない状態のままである。
したがって、図5(f)に示すように、光パルス試験器20における戻り光特性Aにおける全てのフレネル反射波形14の各試験ピーク値Qが、基準状態時における対応する各フレネル反射波形14の各基準ピーク値Pに比較して変化することはない。よって、測定対象の分岐光線路7a〜7dは不通もしくは損失が生じている状態であり、異常であると判定できる。
このように、たとえ、光分岐器6から各ユーザ宅8a〜8dの光端末10までの各分岐光線路7a、7b、7c、7dの線路長L1、L2、L3、L4が近似して、戻り光特性Aにおける各分岐光線路7a、7b、7c、7dに対応するフレネル反射波形14が図5(c)に示すように、一部重複して表示されたとしても、各分岐光線路7a、7b、7c、7dの障害を通信局1側に設けた光パルス試験器20で確実に探索することができる。
さらに、光パルス試験器20から出力される光パルスdの波長λSは、データ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm、及び上り光信号bの波長1.31μmより長い1.65μmに設定されている。
また、通信局1内に、基幹光線路5から入射した光のうち1.65μmの波長成分を吸収して、伝送装置2内へ入射させない光フィルタ3を設けている。さらに、各ユーザ宅8a〜8d内に、分岐光線路7a、7b、7c、7dから入射した光のうち1.65μmの波長成分を反射して、光端末10a〜10d内へ入射させない光フィルタ9を設けている。さらに、光パルス試験器20内には、データ伝送に使用される下り光信号aの波長1.55μm成分、及び上り光信号bの波長1.31μm成分を吸収して、光パルスdの1.65μmの波長成分のみを通過させて、受光器25へ入射させる光フィルタ13が組込まれている。
したがって、通信局1とユーザ宅間8a、8b、8c、8dにおけるデータ伝送に影響を与えることなく、各分岐光線路7a、7b、7c、7dの障害を通信局1側に設けた光パルス試験器20で確実に探索することができる。
また、分岐光線路7a〜7dにおける概略の異常位置(領域)を簡単に把握できる。
本発明の一実施形態に係わる光線路の障害探索方法が適用される光通信ネットワークの概略構成を示す模式図 同実施形態に係わる光線路の障害探索方法で用いられる曲げ治具及びその使用方法を示す図 同一曲率半径Rで曲げた場合における、光ファイバ内を伝送される光の伝送損失の波長依存特性を示す図 光ファイバ内を伝送される光の各波長における、光の伝送損失の光ファイバの曲げ半径依特性を示す図 同実施形態の光線路の障害探索方法における障害探索原理を説明するための図 同実施形態の光線路の障害探索方法における障害探索操作手順を示す流れ図 一般的な光通信ネットワークの概略構成を示す模式図 従来の光線路の障害探索方法で測定された戻り光特性を示す図 同じく従来の光線路の障害探索方法で測定された戻り光特性を示す図
符号の説明
1…通信局、2…伝送装置、3,9,13…光フィルタ、4,22…光カプラ、5…幹線光線路、6…光分岐器、7a,7b,7c,7d…分岐光線路、8a,8b,8c,8d…ユーザ宅、10a,10b,10c,10d…光端末、11a,11b,11c,11d…情報端末、12,20…光パルス試験器、14…フレネル反射波形、21…半導体レーザ(LD)、23…パルス発生回路、24…操作部、25…受光部、26…増幅部、27…A/D変換部、28…処理部、29…表示部、30…曲げ治具、31…溝

Claims (5)

  1. 通信局の伝送装置と光分岐器とが幹線光線路で接続され、光分岐器と複数のユーザ宅の光端末とが、ユーザ宅内に設けられたデータ伝送用の光信号の波長より長い波長の試験用の光パルスを反射する光フィルタを介して、それぞれ分岐光線路で接続された光通信ネットワークにおける前記伝送装置から各ユーザ宅の光端末までの各光線路の障害を、前記通信局側に設けた光パルス試験器で探索する光線路の障害探索方法であって、
    前記光パルス試験器から前記試験用の光パルスを前記幹線光線路に入射させたときに得られる前記光フィルタからの1個又は複数のフレネル反射波形の各ピーク値を各基準ピーク値として読取り、
    前記複数の分岐光線路のうち測定対象となる一つの分岐光線路における前記光フィルタより光分岐器側の位置を曲げた状態で、前記光パルス試験器から前記光パルスを前記幹線光線路に入射させたときに得られる前記光フィルタからの1個又は複数のフレネル反射波形の各ピーク値を各試験ピーク値として読取り、
    一つの試験ピーク値が対応する基準ピーク値に対して所定値以上低下しているとき、該当測定対象の分岐光線路は正常と判定し、
    全部の試験ピーク値がそれぞれ対応する各基準ピーク値に対して所定値以上低下していないとき、該当測定対象の分岐光線路は異常と判定する
    ことを特徴とする光線路の障害探索方法。
  2. 前記異常と判定した分岐光線路における前記曲げた状態を解除して、前記異常と判定した分岐光線路における前記曲げた位置より光分岐器側の位置を再度曲げた状態で、前記光パルス試験器から前記光パルスを前記幹線光線路に入射させたときに得られる前記異常と判定した分岐光線路からの反射波形のピーク値を異常試験ピーク値として読取り、
    前記異常試験ピーク値が前記異常と判定した分岐光線路に対応する基準ピーク値に対して所定値以上低下しているとき、該当分岐光線路の異常位置は再度曲げた位置よりユーザ宅側と判定し、
    前記異常試験ピーク値が対応する基準ピーク値に対して所定値以上低下していないとき、該当分岐光線路の異常位置は再度曲げた位置より光分岐器側と判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の光線路の障害探索方法。
  3. 前記光パルスの波長は1.65μmであることを特徴とする請求項2記載の光線路の障害探索方法。
  4. 前記分岐光線路を曲げた状態における曲率半径は、当該分岐光線路を1巻きした状態で、1.0cm以上、1.5cm以下であることを特徴とする請求項3記載の光線路の障害探索方法。
  5. 所定の曲率半径の溝を有する曲げ治具の前記溝内に分岐光線路を収納することによって、前記分岐光線路を曲げる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光線路の障害探索方法。
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