JP4819165B2 - 光通信システム及びその監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光通信分野に関し、特に、能動的に光伝送路を分岐する光分岐素子を含む光線路の監視システム及び監視方法に関する。
映像信号等の大容量のデジタル信号を高速に転送するために光ファイバを利用した光通信システムが注目されている。この光通信システムにおいて通信光を伝送する媒体となる光線路は、光ファイバで構成されている。この光ファイバが断線していたり、或る光ファイバと他の光ファイバとの接続が不良となっていたり、光ファイバと他の光部品との光結合が不良となっていたりすると、通信光は伝送されないか、もしくは、通信光の損失が大きくなってしまう。そこで、このような光線路の不具合を検出するためにOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)試験が行われる。なお、OTDRは光パルス試験器とも呼ばれる。
OTDR試験では、OTDR装置8(図5参照)を用いて信号光波長と異なる波長のパルス状の監視光を監視対象の光線路に入力し、その監視光が光線路を伝搬する際に生じる後方散乱光(反射光も含む)を光線路から観測し、その取り出した後方散乱光の光強度の時間的変化を検出する。この検出された後方散乱光の強度の時間的変化は、光線路の長手方向における損失分布を表す。
図5は、OTDR装置の構成を示すブロック図である。
パルス発生器25によって駆動されたOTDR光源24からは短パルス光が発生し、この短パルス光は光伝送路20に入射する。光伝送路20におけるレイリー散乱光およびコネクタ21におけるフレネル反射光の一部が後方散乱光となって戻ってくる。この後方散乱光は光結合部6を介してフォトダイオード(以下、PD)22へ導かれる。PD22からの信号は、増幅されるが、増幅後も検出される光のパワーは弱いため、繰り返し同じ測定を行う。パワーの損失を測定し、測定結果を波形観測モニタ23で観測する。
図6は、OTDR装置による観測結果の説明図である。
観測される結果は、図6に示すように横軸が距離または時間、縦軸がパワー値であるグラフとして表示される。入力光も後方散乱光も距離が進むと減衰する。もし、コネクタ21または光伝送路20に異常があると、急激な屈折率変化によるフレネル反射が生じる。後方散乱光およびフレネル反射光は反射点からの距離に比例した遅延時間で入射端に戻ってくる。戻ってきた光パワーの時間変化を測定することによって、それぞれのコネクタ24または光伝送路20の状態を監視する事が可能になる。
図6の例では、距離10000mの地点でパワー値が急激に低下している。このことは、OTDR光源からの距離が10000mの地点にコネクタ21等が存在するか、または、その地点に異常があることを示している。
ところで、局側装置12から複数の端末装置1−1〜1−nまで個別に光ファイバを敷設するSS(Single Star)システムではなく、1つの局側装置12(OLT:Optical Line Terminal)と複数の端末装置1−1〜1−n(ONU:Optical Network Unit)とが光分岐素子を介して接続されたPON(Passive Optical Network)システムにおいては、これら複数の分岐光線路3−1〜3−nのそれぞれを監視することが求められる。
このようなPONシステムにおいて、例えば、図7に示すような分岐光線路3−1〜3−nの監視システムによって光線路の異常の有無、破断個所または異常箇所等を監視する技術が知られている(たとえば非特許文献1、非特許文献2または特許文献1参照)。
図7は、分岐光線路の監視システムの一例の説明図である。
図7に示すように、分岐光線路3−1〜3−nの監視を行えるようにするため、局側装置12側に異なる波長λ1から波長λnのn個の波長を持った監査光を送信する波長可変OTDR装置8が設置され、端末装置側1−1〜1−nには、それぞれ、異なる波長選択反射特性を有する第1〜第nの波長選択反射フィルタ2−1〜2−nが設置されている。OTDR装置8はPC(パーソナルコンピュータ)26によって制御される。
波長可変OTDR装置8から送信された監視光は、制御光線路7、主光線路5および光結合部6を介して光分岐線路3−1〜3−nに入力される。この監視光は、反射中心波長が一致する波長選択反射フィルタ2−1〜2−nを設置した光線路からのみ強く反射する。この反射光の測定を分岐光線路3−1〜3−nが正常な状態時に行い、各分岐光線路3−1〜3−nの状態を記憶する。この作業を一定の間隔で測定を行い、記憶している各分岐光線路3−1〜3−nの状態と比較することで各分岐光線路3−1〜3−nの情報を監視することが可能となる。
また、監視システムの別の例として、図8に示す構成が提案されている(例えば、非特許文献3または特許文献2参照)。
図8に示す監視システムは、局側装置12側に固定波長λ1の個の波長を持った監査光を送信するOTDR装置8を設置する。端末装置側1−1〜1−nに至る分岐光線路3−1〜3−nは、それぞれの長さが互いに異なるように形成され、敷設される。
そして、分岐光線路3−1〜3−nの敷設後、OTDR装置8から監視光を、主光線路5と光結合部6を介して光分岐線路3−1〜3−nに入力すると、この監視光が分岐光線路3−1〜3−nの終端位置(端末装置1−1〜1−n直前に反射フィルタ2−1〜2−nを設置されている)で反射する。この反射光の測定を分岐光線路3−1〜3−nの正常時に行い、各分岐光線路3−1〜3−nの終端位置を記憶する。その後、一定の間隔で同様の測定を行い、その結果を、記憶していた各分岐光線路3−1〜3−nの終端位置と比較する。この比較の結果、断線等の故障が発生した分岐光線路3−1〜3−nの終端位置が変化していることから、障害のある分岐光線路3−1〜3−nの情報を得ることが可能となる。
特開2004−156962号公報 特開2006−203823号公報
圓佛晃次、他3名、「波長可変OTDRと光フィルタからの反射光の後方散乱光を用いた分岐線路試験と波形解析」、2008年電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集、B-10-11、pp.154 圓佛晃次、他3名、「波長可変OTDRと反射光の後方散乱光を用いた分岐線路試験と参照波形解析法」、2009年電子情報通信学会総合大会講演論文集、B-10-2、pp.321 山本文彦、他3名、「分岐形光線路の1.6μm帯故障切分け試験技術」、1994年電子情報通信学会秋季大会講演論文集、B−846、pp.444
図7に示した監視システムは、障害発生時にどの分岐光線路3−1〜3−nのどの位置にどのような故障が発生したのかを特定することができるが、この構成では局側装置12側に互いに異なる波長λ1から波長λnのn個の波長を送信するOTDR装置8が必須である。さらに、各端末装置1−1〜1−n側に互いに異なる波長の反射特性を持つn個の波長選択反射フィルタ2−1〜2−nを設置する必要がある。以上の構成が必須となる理由は、局側装置12と端末装置1−1〜1−nとの間は光カプラ6で光分岐をされた構成であるため、局側装置12側から固定波長λ1の波長のみの信号が送信された場合、局側装置12側からの送信信号は全ての端末装置1−1〜1−nに送信され、各端末装置1−1〜1−nからの散乱光情報が重なり合うことによって光線路監視が困難となるためである。さらに、分岐数が増加した場合には、局側装置12側のOTDR装置8には新規に異なる波長を設定し、端末装置1−1〜1−n側にも新規に異なる波長の反射フィルタを設置する必要があり、複雑且つコストが高くなってしまうという問題があった。
一方、図8に示す監視システムでは、局側装置12側に設置するOTDR装置8の波長が固定波長λ1のみであり、各端末装置1−1〜1−n側に全て同じ波長の反射フィルタ2−1〜2−nが設置される。この例では、局側装置12側に設置するOTDR装置8の波長は固定波長λ1の1個のみで足り、端末装置1−1〜1−n側には互いに同じ波長の反射特性を持つフィルタ2−1〜2−nが設置される。しかし、光線路の敷設時に各分岐光線路3−1〜3−nの長さを互いに異なる長さに設計する必要があり、設計の作業が大変複雑化するため現実的ではない。さらに、このシステムを適用して分岐光線路3−1〜3−nの監視を行った場合、どの分岐光線路3−1〜3−nに故障があるかを知ることはできるが、故障位置の特定まではできないという問題があった。
本発明の目的は、局側装置12側から固定波長λ1の波長のみの信号が送信された場合、その信号を特定の端末装置1−1〜1−nのみに送信するように光カプラの代わりに光スイッチを用いることで、各端末装置1−1〜1−nからの散乱光情報が重ならず、且つ、障害発生時にどの分岐光線路3−1〜3−nのどの位置にどのような故障が発生したのかを特定できる監視システムを提供することにある。
本発明の代表的な一例は、第1波長の信号光を送信する局側装置と、第2波長の監視光を光線路に送信し、前記光線路からの反射光を受信することによって前記光線路を監視するOTDR装置と、前記信号光を受信する複数の端末装置と、前記複数の端末装置に接続される複数の光線路と、前記複数の光線路に接続され、前記局側装置からの指示に従って、選択された前記光線路への前記信号光及び前記監視光の経路の開放及び閉鎖を行う方向切替え装置と、前記各光線路上に設置され、前記監視光を反射するフィルタと、を備える光通信システムであって、前記局側装置は、前記複数の光線路の一つを選択し、前記OTDR装置に、前記監視光を前記方向切替え装置へ送信させることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、波長可変光源が不要となるため、装置の設置スペースおよびコストを大幅に削減することができる。さらに、複数の分岐光線路に同一波長の反射特性を持つフィルタを設置することができるため、システム構成を単純化し、コストを削減することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる分岐光線路監視システムを含む光通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態の監視方法について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる分岐光線路監視システムを含む光通信システムの構成図である。 本発明の第2の実施形態の監視方法について説明するフローチャートである。 OTDR装置の構成を示すブロック図である。 OTDR装置による観測結果の説明図である。 分岐光線路の監視システムの一例の説明図である。 分岐光線路の監視システムの別の例の説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる分岐光線路監視システムを含む光通信システムの構成図である。
この図に示されている光通信システムは、局側装置12、主光線路5、方向切替え装置4、分岐光線路3−1〜3−nおよび端末装置1−1〜1−nを備える。この光通信システムは、局側装置12と端末装置1−1〜1−nそれぞれとの間で信号光を送受信する。
主光線路5は、局側装置12と方向切替え装置4との間に設けられ、これらの間で信号光を光ファイバ等によって光学的に伝送する。各分岐光線路3−1〜3−nは、方向切替え装置4と端末装置1−1〜1−nとの間に設けられ、これらの間で信号光を光ファイバ等によって光学的に伝送する。方向切替え装置4は、主光線路5によって伝送されてきた光を特定の分岐光線路3−1〜3−nへ送信する。また、方向切替え装置4は、各分岐光線路3−1〜3−nによって伝送されてきた光を主光線路5へ送信する。
この光通信システムでは、局側装置12から出力された信号光は、主光線路5によって伝送されて方向切替え装置4に入力し、この方向切替え装置4によって特定の方向へ送信され、そして、その送信された各信号光は、各分岐光線路3−1〜3−nによって伝送されて端末装置1−1〜1−nにて受信される。また、各端末装置1−1〜1−nから送信された信号光は、各分岐光線路3−1〜3−nによって伝送されて方向切替え装置4に入力され、この方向切替え装置4から主光線路5を介して伝送され、局側装置12にて受信される。
本実施形態に係る光通信システムは、さらに、分岐光線路監視システムを含む。この分岐光線路監視システムは、n本の分岐光線路3−1〜3−nそれぞれを監視するものであり、OTDR装置8、光結合部6、光フィルタ9、レンジングデータ検出部13、および各光フィルタ2−1〜2−nを備えて構成される。OTDR装置8、光結合部6、光フィルタ9およびレンジングデータ検出部13は、局側装置12とともに局内に配置されている。
光結合部6は、局側装置12と方向切替え装置4との間を接続する主光線路5上に設けられており、OTDR装置8と光ファイバ等(図1に示す制御光線路7)によって光学的に接続されている。この光結合部6は、局側装置12と各端末装置1−1〜1−nとの間で伝送される信号光を透過させ、且つ、OTDR装置8から送信された監視光が入力されるとその監視光を光結合部6から方向切替え装置4へ送信する。さらに、光結合部6は、方向切替え装置4から光結合部6に送信された後方散乱光が入力されるとその後方散乱光をOTDR装置8へ送信する。
OTDR装置8は、光結合部6へ送信するための監視光を発生する光源部(図示省略)と、光結合部6から送信される後方散乱光の強度の時間的変化を検出する検出部(図示省略)と、を含む。
光フィルタ9は、主光線路5上の、局側装置12と光結合部6との間に設けられており、局側装置12と各端末装置1−1〜1−nとの間で伝送される信号光を透過させ、且つ、監視光波長と同一の波長λ1の光を遮断する。この光フィルタ9は、例えば、主光線路5を構成する光ファイバに形成された回折格子であってもよく、あるいは、主光線路5の途中に挿入された誘電体多層膜フィルタであってもよい。
レンジングデータ検出部13は、局側装置12へ情報を送信するための制御線11Aによって局側装置12と電気的に接続されている。このレンジングデータ検出部13は、記憶装置(信号用)15及び処理部(信号用)14を備えている。
記憶装置(信号用)15は、信号光を用いて局側装置12と各端末装置1−1〜1−nとの間の伝搬遅延時間(RTT:Round Trip Time)を測定した結果、および、信号光を用いて局側装置12と方向切替え装置との間の伝搬遅延時間(RTT)を測定した結果等を記憶する装置である。これらの結果は光通信切替え制御に必要な情報であり、局側装置12によって管理される。レンジングデータ検出部13は、局側装置12が管理しているこれらの情報を抽出し、記憶装置(信号用)15に記録する。また、これらの測定は局側装置12によって定期的に行われ、その都度、レンジングデータ検出部13が測定結果を抽出し、それによって記憶装置(信号用)15の情報を更新する。
処理部(信号用)14は、局側装置12と各端末装置1−1〜1−nとの間、及び、局側装置12と方向切替え装置4との間の信号用波長における伝搬遅延時間(RTT)(すなわち、信号光を用いて測定されたRTT)から、方向切替え装置4と各端末装置1−1〜1−nとの間の信号用波長における伝搬遅延時間(RTT)を算出する装置である。記憶装置(信号用)15の情報が更新される度に、処理部(信号用)14が上記の伝搬遅延時間(RTT)を算出する。
例えば、処理部(信号用)14は、局側装置12と端末装置1−1との間の伝搬遅延時間(RTT)から、局側装置12と方向切替え装置4との間の伝搬遅延時間(RTT)を減算することによって、方向切替え装置4と端末装置1−1との間の(すなわち分岐光線路3−1の)伝搬遅延時間(RTT)を算出する。分岐光線路3−2〜3−nの伝搬遅延時間(RTT)も同様の方法によって算出される。
なお、図1には、レンジングデータ検出部13を局側装置12から独立した装置として記載したが、実際には、レンジングデータ検出部13は局側装置12に含まれてもよい。例えば、処理部(信号用)14は、局側装置12が備えるプロセッサであり、記憶装置(信号用)15は、局側装置12が備える記憶装置(例えばメモリ)であってもよい。
各光フィルタ2−1〜2−nは、各分岐光線路3−1〜3−n上の、端末装置1−1〜1−nの近くに設けられており、局側装置12と各端末装置1−1〜1−nとの間で伝送される信号光を透過させ、且つ、監視光波長と同一の波長の光を反射させる。各光フィルタ2−1〜2−nは、例えば、各分岐光線路3−1〜3−nを構成する光ファイバに形成された回折格子であってもよいし、各分岐光線路3−1〜3−nの途中に挿入された誘電体多層膜フィルタであってもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態の監視方法について説明するフローチャートである。
最初に、局側装置12は、監視測定を行う分岐光線路を光分岐線路3−1〜3−nの中から選択する(S1)。その後、局側装置12は、レンジングデータ検出部13から、光分岐線路3−1〜3−nのうち選択された線路の開放時間を、制御線11Aを介して取得する(S2)。
ここで、開放時間とは、方向切替え装置4が主光線路5とS1において選択された線路との間の光の経路を開放する時間である。例えば、主光線路5が接続された方向切替え装置4のポート(図示省略)と、分岐光線路3−1が接続された方向切替え装置4のポート(図示省略)との間の経路が開放されている間、方向切替え装置4は主光線路5から受信した信号光及び監視光を分岐光線路3−1に送信し、分岐光線路3−1から受信した信号光及び後方散乱光を主光線路5に送信する。その間、他の分岐光線路3−2〜3−nからの信号光及び後方散乱光は方向切替え装置4を通過することができない。
通常、局側装置12と端末装置1−1〜1−nとの間で信号光を通信する場合、信号光が方向切替え装置4を通過する(例えば方向切替え装置4が信号光を主光線路5から受信して、選択された分岐光線路に送信する)間だけ、その通信に使用される経路を開放すればよい。
しかし、本実施形態では、OTDR試験を行うため、監視光が主光線路5から方向切替え装置4に到達した時点から、その監視光に起因する分岐光線路3−1からの後方散乱光が方向切替え装置4を通過し終えるまで、選択された経路を開放しておく必要がある。このとき、開放時間が短過ぎれば、すべての後方散乱光が方向切替え装置4を通過できないため、正確なOTDR試験を行うことができない。一方、開放時間が長過ぎれば、すべての後方散乱光が通過した後も無為に経路が占有されることになり、これによって帯域効率が低下する。このため、すべての後方散乱光が通過した直後に経路が閉鎖されるように、開放時間を決定することが望ましい。
分岐光線路3−1から方向切替え装置4に最も遅く到達する後方散乱光は、監視光が届く範囲のうち、方向切替え装置4から最も遠い地点、すなわち、光フィルタ2−1近傍からの後方散乱光である。このため、分岐光線路3−1に関する最適な開放時間は、方向切替え装置4から光フィルタ2−1までの監視光の伝搬遅延時間の2倍(言い換えると、方向切替え装置4と光フィルタ2−1との間の監視光の往復時間)である。
本実施形態の処理部(信号用)14は、方向切替え装置4から端末装置1−1までの信号光の伝搬遅延時間の2倍(言い換えると、方向切替え装置4と端末装置1−1との間の信号光の往復時間)を分岐光線路3−1に関する開放時間として算出する。光フィルタ2−1から端末装置1−1までの距離が十分に小さければ、このように算出された開放時間を、近似的に最適な開放時間として使用することができる。
局側装置12は、端末装置1−1〜1−nとの間の信号光の通信を正常に実行するために、局側装置12と端末装置1−1〜1−nとの間、及び、局側装置12と方向切替え装置4との間の、信号光の伝搬遅延時間を測定する必要がある。通常、このような測定(レンジング)は、定期的に実行される。本実施形態では、このようにOTDR試験とは無関係に実行されるレンジングの結果を用いて、OTDR試験のための近似的に最適な開放時間を求める。このため、OTDR試験のためにあらためて方向切替え装置4と端末装置1−1〜1−nとの間で監視光を用いたレンジングを実行する必要がない。
なお、上記のような開放時間の算出は、レンジングデータ検出部13が新たな伝搬遅延時間を局側装置12から取得した直後に実行されてもよいし、ステップS2において実行されてもよい。
上記は分岐光線路3−1の例を説明しているが、他の分岐光線路3−2〜3−nについても同様である。
以上の監視測定準備が終了後、局側装置12は、光源を立ち上げ、波長λ1の監視信号を送信するように指示する信号を、制御線11Bを介してOTDR装置8へ送信する(S3)。
局側装置12は、選択された線路の開放を指示する制御信号11Cを方向切替え装置4に送信する(S4)。この制御信号11Cを受信した方向切替え装置4は、選択された分岐光線路と主光線路5とを接続する経路を開放する。
開放を指示する制御信号11Cを送信してから、レンジングデータ検出部13より取得した開放時間後に、局側装置12は、選択された線路の閉鎖を指示する制御信号11Cを方向切替え装置4に送信する(S5)。この制御信号11Cを受信した方向切替え装置4は、選択された分岐光線路と主光線路5とを接続する経路を閉鎖する。
なお、制御信号11Cは、局側装置12と方向切替え装置4とを接続する制御線を介して送信されてもよいし、主光線路5及び光結合部6を介して光信号として送信されてもよい。
上述した、本発明の第1の実施形態による分岐光線路監視システムを用いれば、波長λ1の固定波長の光源を用いて、複数の分岐光線路3−1〜3−nを監視することができるため、OTDR装置が波長可変光源を備える必要がなくなる。これによって、装置の設置スペースを小さくすることができ、さらにコストを大幅に削減することができる。また、各端末装置1−1〜1−n側には、互いに同一の波長の反射特性を持つ反射フィルタ2−1〜2−nを設置することができる。これによって、端末装置1−1〜1−n毎に互いに異なる波長の反射特性を持つn個の波長選択反射フィルタを設置する必要がなくなるため、システム構成が単純となり、コストを削減できる。
さらに、監視に必須な方向切替え装置4のポート開放時間を取得するために新たに方向切替え装置4と局側装置12との間で距離測定(レンジング)を行う必要がないため、信号を途絶なく通信させることができ、且つ、多くの分岐光線路3−1〜3−nの監視を効率的に行うことができ、帯域の無駄を無くし、帯域効率を向上させることができる。
<第2の実施形態>
図3は、本発明の第2の実施形態にかかる分岐光線路監視システムを含む光通信システムの構成図である。
図3に示す第2の実施形態のシステムは、局側装置12側に補正演算部16を設けた点を除き、第1の実施形態のシステムと同様である。以下、第2の実施形態について説明するが、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
補正演算部16は、制御線11Dによって局側装置12と電気的に接続されている。光ファイバ内の光の伝搬時間は、波長に依存することが知られている。信号光と監視光の波長は異なるため、より高精度な開放時間を取得するためには、波長依存による影響を補正する必要がある。補正演算部16は、レンジングデータ検出部13から局側装置12に送信された情報に基づいて、光ファイバの伝搬時間の波長依存性をなくすための補正を行い、補正された情報を、制御線11Dを介して局側装置12に送信する。補正演算部16は、記憶装置(監視用)17、処理部(監視用)18及び演算部19を備えている。
記憶装置(監視用)17は、局側装置12と各フィルタ2−1〜2−nとの間の監視用波長での伝搬遅延時間(RTT)の測定結果、及び、局側装置12と方向切替え装置4との間の監視用波長での伝搬遅延時間(RTT)の測定結果等を記憶する装置である。本実施形態では、この測定は初期設定の際に1度のみ実行される。なお、各フィルタ2−1〜2−nと各端末装置1−1〜1−nとの間の距離が無視できるほど小さい場合、局側装置12と各フィルタ2−1〜2−nとの間の伝搬遅延時間(RTT)を、局側装置12と各端末装置1−1〜1−nとの間の伝搬遅延時間(RTT)とみなすことができる。
処理部(監視用)18は、局側装置12と各フィルタ2−1〜2−nとの間、および、局側装置12と方向切替え装置4との間の監視用波長での伝搬遅延時間(RTT)に基づいて、方向切替え装置4と各フィルタ2−1〜2−n間の監視用波長での伝搬遅延時間(RTT)を算出する装置である。
演算部19は、レンジングデータ検出部13から送信される信号波長での伝搬遅延時間と、処理部(監視用)18によって算出された測定用波長での伝搬遅延時間と、の間の波長に依存する違いを比較し、伝搬遅延時間を補正する。
例えば、処理部(監視用)18は、局側装置12とフィルタ2−1との間の監視光の伝搬遅延時間(RTT)から、局側装置12と方向切替え装置4との間の伝搬遅延時間(RTT)を減算することによって、方向切替え装置4とフィルタ2−1との間の伝搬遅延時間(RTT)を算出する。一方、処理部(信号用)14は、第1の実施形態と同様、方向切替え装置4と端末装置1−1との間の信号光の伝搬遅延時間(RTT)を算出する。
演算部19は、局側装置12とフィルタ2−1との間の監視光の伝搬遅延時間(RTT)と、方向切替え装置4と端末装置1−1との間の信号光の伝搬遅延時間(RTT)と、の比率を算出する。その後、処理部(信号用)14が新たに方向切替え装置4と端末装置1−1との間の信号光の伝搬遅延時間(RTT)を算出した場合、演算部19は、その伝搬遅延時間(RTT)に上記の比率を乗算することによって、波長依存性に基づく伝搬遅延時間の相違を打ち消すための補正を行う。例えば温度変化等によって信号光の伝搬遅延時間が変化した場合であっても、新たに監視光の伝搬遅延時間を測定する代わりに、上記の比率を用いて新たな信号光の伝搬遅延時間を補正することによって、新たな監視光の伝搬遅延時間を推定することができる。
すなわち、このように補正された伝搬遅延時間を用いることによって、新たな監視光の伝搬遅延時間を測定した場合と同程度に高精度な開放時間を算出することができる。上記の比率が計算されれば、その後あらためて監視光の伝搬遅延時間を測定する必要がないため、帯域効率の低下を防ぐことができる。
上記は分岐光線路3−1の関する例であるが、分岐光線路3−2〜3−nについても同様の計算が行われる。
なお、図3には、補正演算部16を局側装置12から独立した装置として記載したが、実際には、補正演算部16は局側装置12に含まれてもよい。例えば、処理部(監視用)18及び演算部19は、局側装置12が備えるプロセッサであり、記憶装置(監視用)17は、局側装置12が備える記憶装置(例えばメモリ)であってもよい。
図4は、本発明の第2の実施形態の監視方法について説明するフローチャートである。
図4に示すステップS1〜S5は、図2に示した第1の実施形態と同様である。第2の実施形態では、ステップS1が実行された後、ステップS7及びS8が実行される。さらに、ステップS2が実行された後、ステップS3が実行される前に、ステップS6が実行される。
ステップS7において、局側装置12は、ステップS1で選択されたポートが初めて選択されたか否かを判定する。そのポートが初めて選択された場合、局側装置12は、局側装置12と各フィルタ2−1〜2−nとの間の監視用波長での伝搬遅延時間、及び、局側装置12と方向切替え装置4との間の監視用波長での伝搬遅延時間を測定する(ステップS8)。その後、局側装置12はステップS2を実行する。一方、選択されたポートが初めて選択されたものでない場合、局側装置12は、ステップS8を実行せずにステップS2を実行する。
ステップS6において、補正演算部16は、上記図3を参照して説明したように、レンジングデータ検出部13から取得したデータを、信号光と監視光の波長が異なることによる影響を取り除くように補正する。
上述した、本発明の第2の実施形態による分岐光線路監視システムを用いれば、実施形態1で記述した効果に加え、監視光解析手段による監視光解析をより高精度に行うことができる。これによって、実際にレンジングを行った場合と同程度の精度で、監視測定に必要な方向切替え装置4の特定のポートの開放時間制御を行うことができる。
1−1〜1−n 端末装置
2−1〜2−n、9 光フィルタ
3−1〜3−n 分岐光線路
4 方向切替え装置
5 主光線路
6 光結合部
7 制御光線路
8 OTDR装置
11A、11B、11D 制御線
11C 制御信号
12 局側装置
13 レンジングデータ検出部
14 処理部(信号用)
15 記憶装置(信号用)
16 補正演算部
17 記憶装置(測定用)
18 処理部(信号用)
19 演算部
20 光ファイバ
21 光コネクタ
22 PD(フォトダイオード)
23 波形観測モニタ
24 OTDR光源
25 パルス発生器
26 PC(パーソナルコンピュータ)

Claims (10)

  1. 第1波長の信号光を送信する局側装置と、
    第2波長の監視光を光線路に送信し、前記光線路からの反射光を受信することによって前記光線路を監視するOTDR装置と、
    前記信号光を受信する複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置に接続される複数の光線路と、
    前記複数の光線路に接続され、前記局側装置からの指示に従って、選択された前記光線路への前記信号光及び前記監視光の経路の開放及び閉鎖を行う方向切替え装置と、
    前記各光線路上に設置され、前記監視光を反射するフィルタと、を備える光通信システムであって、
    前記局側装置は、
    前記複数の光線路の一つを選択し、
    前記OTDR装置に、前記監視光を前記方向切替え装置へ送信させることを特徴とする光通信システム。
  2. 前記光通信システムは、処理部及び記憶装置をさらに備え、
    前記局側装置は、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間、及び、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間を測定し、
    前記記憶装置は、前記測定された伝搬遅延時間を記憶し、
    前記処理部は、前記記憶装置に記憶された伝搬遅延時間に基づいて、前記方向切替え装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間を、前記各光線路に関する開放時間として計算し、
    前記局側装置は、前記OTDR装置に前記監視光を送信させた後、前記選択された光線路への経路の開放指示を前記方向切替え装置に送信し、
    前記開放指示を送信した後、前記選択された光線路に関する前記開放時間の経過後、前記経路の閉鎖指示を前記方向切替え装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記処理部は、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間から、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間を減算した値を2倍することによって、前記各光線路に関する開放時間を計算することを特徴とする請求項2に記載の光通信システム。
  4. 前記光通信システムは、補正演算部をさらに備え、
    前記局側装置は、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記監視光の伝搬遅延時間、及び、前記局側装置と前記各フィルタとの間の前記監視光の伝搬遅延時間を測定し、
    前記処理部は、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間から、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間を減算した値を2倍することによって、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間を計算し、
    前記補正演算部は、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間を前記監視光の伝搬遅延時間に基づいて補正することによって、前記各光線路に関する開放時間を計算することを特徴とする請求項2に記載の光通信システム。
  5. 前記補正演算部は、
    前記局側装置と前記各フィルタとの間の前記監視光の伝搬遅延時間から、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記監視光の伝搬遅延時間を減算した値を2倍することによって、前記方向切替え装置と前記各フィルタとの間の前記監視光の往復時間を計算し、
    前記計算された信号光の往復時間と前記計算された監視光の往復時間との比率を計算し、
    その後、新たに前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間、及び、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間が測定された場合、前記新たに測定された伝搬遅延時間に基づいて計算された前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間に、前記比率を乗算することによって、前記補正された前記各光線路に関する開放時間を計算することを特徴とする請求項4に記載の光通信システム。
  6. 光通信システムの監視方法であって、
    前記光通信システムは、第1波長の信号光を送信する局側装置と、第2波長の監視光を光線路に送信し、前記光線路からの反射光を受信することによって前記光線路を監視するOTDR装置と、前記信号光を受信する複数の端末装置と、前記複数の端末装置に接続される複数の光線路と、前記複数の光線路に接続され、前記局側装置からの指示に従って、選択された前記光線路への前記信号光及び前記監視光の経路の開放及び閉鎖を行う方向切替え装置と、前記各光線路上に設置され、前記監視光を反射するフィルタと、を備え、
    前記方法は、
    前記局側装置が、前記複数の光線路の一つを選択する第1手順と、
    前記局側装置が、前記OTDR装置に、前記監視光を前記方向切替え装置へ送信させる第2手順と、を含むことを特徴とする光通信システムの監視方法。
  7. 前記光通信システムは、処理部及び記憶装置をさらに備え、
    前記方法は、さらに、
    前記局側装置が、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間、及び、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間を測定し、前記処理部が、前記記憶装置に記憶された伝搬遅延時間に基づいて、前記方向切替え装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間を、前記各光線路に関する開放時間として計算し、前記局側装置が、前記計算された開放時間を取得する第3手順と、
    前記局側装置が、前記OTDR装置に前記監視光を送信させた後、前記選択された光線路への経路の開放指示を前記方向切替え装置に送信する第4手順と、
    前記開放指示を送信した後、前記選択された光線路に関する前記開放時間の経過後、前記経路の閉鎖指示を前記方向切替え装置に送信する第5手順と、を含むことを特徴とする請求項6に記載の光通信システムの監視方法。
  8. 前記第3手順は、前記処理部が、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間から、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間を減算した値を2倍することによって、前記各光線路に関する開放時間を計算する手順を含むことを特徴とする請求項7に記載の光通信システムの監視方法。
  9. 前記光通信システムは、補正演算部をさらに備え、
    前記第3手順は、前記処理部が、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間から、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間を減算した値を2倍することによって、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間を計算する手順を含み、
    前記方法は、さらに、
    前記局側装置が、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記監視光の伝搬遅延時間、及び、前記局側装置と前記各フィルタとの間の前記監視光の伝搬遅延時間を測定する第6手順と、
    前記補正演算部が、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間を前記監視光の伝搬遅延時間に基づいて補正することによって、前記各光線路に関する開放時間を計算する第7手順と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の光通信システムの監視方法。
  10. 前記第6手順は、
    前記補正演算部が、前記局側装置と前記各フィルタとの間の前記監視光の伝搬遅延時間から、前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記監視光の伝搬遅延時間を減算した値を2倍することによって、前記方向切替え装置と前記各フィルタとの間の前記監視光の往復時間を計算する手順と、
    前記補正演算部が、前記計算された信号光の往復時間と前記計算された監視光の往復時間との比率を計算する手順と、を含み、
    前記第7手順は、新たに前記局側装置と前記方向切替え装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間、及び、前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の伝搬遅延時間が測定された場合、前記補正演算部が、前記新たに測定された伝搬遅延時間に基づいて計算された前記局側装置と前記各端末装置との間の前記信号光の往復時間に、前記比率を乗算することによって、前記補正された前記各光線路に関する開放時間を計算する手順を含むことを特徴とする請求項9に記載の光通信システムの監視方法。
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