JP4150928B2 - シートの処理方法及び処理装置、並びに該装置を備えたシートの加工装置 - Google Patents

シートの処理方法及び処理装置、並びに該装置を備えたシートの加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、シートの処理方法及び処理装置、並びに該装置を備えたシートの加工装置に関し、より詳細には、オーダチェンジに伴い、新オーダのシート群を積載しつつ旧オーダのシート群の排出を可能にするシートの処理方法及び処理装置、並びに該装置を備えたシートの加工装置に関する。
従来から、板状のシート、例えば段ボールシートは、給送ラインに沿って連続的に給送され、給送方向に所定長さに切断されて、各シートはライン最下流側に設置されたスタッカにおいて、積載台上に順次積載され、積載台ごと積載位置から荷おろし位置まで移動されライン外へ排出されている。
このとき、特にシートのオーダチェンジに伴い、シートの切断長さを変更する場合、被切断シートがスタッカに継続的に給送されることとの関係で、以下のような問題点が生じる。
すなわち、積載台に積載された旧オーダのシート群を積載台ごと移動して、ライン外へ排出し、新オーダのために別の積載台を設定するまでの間、新オーダのシート群はスタッカに向けて継続して給送されてくるので、シート群がスタッカに給送されるまでに旧オーダのシート群と新オーダのシート群との区分けを行って、旧オーダのシート群を積載した積載台を積載位置から排出位置へ移動する一方、新オーダのシート群を積載するための積載台を積載位置へ移動完了させるまでの時間を確保する必要がある。
この問題点を解決したシート群の区分け技術が、例えば、特開平8−34556号及び特開平6−219623号に開示されている。
特開平8−34556号は、板状シートの区分け、積み込み方法及び装置に関し、被切断板状シートをいわゆるシングリング状態で給送ラインに沿ってダウンスタッカまで給送する場合に、シートのオーダチェンジの際、それぞれダウンスタッカまで延びる複数のコンベア群のどちらで給送するかを切替コンベアにより切り替えることを開示する。
一方、特開平6−219623号は、同様に板状シートの区分け、積み込み方法及び装置に関し、被切断板状シートをいわゆるシングリング状態で給送ラインに沿ってダウンスタッカまで給送する場合に、複数のシングリングコンベアを給送ラインに沿って直列に隣接して設け、シートのオーダチェンジの際、それぞれの走行速度を適宜増減制御することを開示する。
特開平8−34556号公報 特開平6−219623号公報
このように、いずれの場合も、シートのオーダチェンジの際、旧シート群と新シート群との区分けを給送コンベア上で行うことにより、スタッカにおける積載台の交換時間を確保することが可能となった。
しかしながら、両者には、以下のような新たな技術的問題がある。
第1に、旧シート群と新シート群との区分けを給送コンベア上で行うため、複数のコンベア群、或いは複数段のコンベア及び走行速度制御装置が必要となり、その分コスト増となっていた。
第2に、シートのオーダチェンジの際、小口のオーダ、例えば十数枚のシートを切断するオーダの場合には、対応が困難で、新オーダのシート群を旧オーダのシート群の上に積載するいわゆる並用積みを行い、オーダごとのシート群の区分けは手作業で行うことが必要であった。
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の目的は、シートのオーダチェンジの際、新オーダに基づいて給送されるシート群の積載を継続しつつ、旧オーダに基づいて給送された給送済シート群の排出を可能とするシートの処理方法及び処理装置を提供することにある。
本発明の目的は、小口オーダ群のオーダチェンジにおいても、給送ラインを減速或いは停止することなく、シート群に区分けして積載台へ積載することが可能なシートの加工装置を提供することにある。
上記課題に鑑み、本発明のシートの処理方法は、
給送ラインに沿って給送される連続シートを給送方向に所定長さに切断する段階と、切断された各シートを積載位置まで給送する段階と、給送された各シートを順々に積載する段階と、積載されたシートを異なるシート群ごとにライン外へ排出する段階とを有するシートの処理方法において、前記積載段階は、積載方向に隣合うシート群同士を給送方向にオフセットさせながら積載することにより、前記隣合うシート群同士の境界部において、一方のシート群の端面と他方のシート群の端面との間に段部を形成する段階を有し、前記排出段階は、前記段部を利用して最下層のシート群の直ぐ上のシート群の最下層のシートの下面を保持しつつ、前記最下層のシート群をライン外へ排出する段階を有する、構成としている。
以上の構成を有するシートの処理方法によれば、給送方向に給送される被切断シートを順々に積載する際、給送方向に隣合うシート群同士を給送方向にオフセットさせながら積載することにより、前記隣合うシート群の表面と端面との間に段部を形成し、この段部を利用して最下層のシート群の直ぐ上のシート群の最下層のシートの下面を保持しつつ、前記最下層のシート群をライン外へ排出することが可能である。特に、シートのオーダチェンジの際、新オーダに基づいて給送されるシート群と旧オーダに基づいて給送された給送済シート群との区分けを給送中に行う必要性をなくすとともに、シート群の区分けとシート群の排出とを互いに独立に行うことにより、新オーダに基づいて給送されるシート群の積載を継続しつつ、旧オーダに基づいて給送された給送済シート群の排出が可能となる。
また、前記保持段階は、シートの群の給送方向の一端部において、積載方向に隣合うシート群のうち下層シート群の上面と上層シート群の下面との間に第1スペースを形成する段階と、該第1スペースを利用して、給送方向に沿って前記上面と前記下面とを漸次引き離して、シート群の他端部において、前記上面と前記下面との間に第2スペースを形成する段階と、該第2スペースに臨む前記下面を側方から保持する段階とを、有し、それにより、上層シート群の下面をシートの給送方向の両端部で保持するのが好ましい。
さらに、前記段部の形成段階は、積載方向に隣合うシート群の境界部において、上層シート群の最下層のシートの端面が下層シート群の最上層のシートの端面から突出するように、シート群を群ごとにオフセット配置する段階を有するのがよい。
さらにまた、最下層のシート群の排出後、それより上層のシート群を保持したまま排出レベルまで下方へ移動させる段階を有するでもよい。
加えて、前記給送段階は、給送方向に隣合う被切断シート同士において、給送方向上流側の被切断シートの前端と給送方向下流側の被切断シートの後端との間に所定の間隔を隔てた形態で給送する段階を有するのでもよい。
また、前記給送段階は、給送方向に隣合う被切断シート同士において、給送方向に重なり合うような形態で給送する段階を有するのでもよい。
さらにまた、前記オフセット配置段階は、上層シート群の最下層のシートから所定枚数に適用され、所定枚数を越えた上層シート群の残りのシートを前記所定枚数のシートの給送方向位置に対して、下層シート群の最上層のシートの端面から突出しない位置に配置するのでもよい。
上記課題に鑑み、本発明のシートスタッカは、
給送方向に所定長さに切断され、給送ラインに沿って連続的に給送される各被切断シートを順々に積載し、積載されたシートを異なるシート群ごとにライン外へ排出するシートスタッカにおいて、さらに、積載方向に隣合うシート群同士を区分けするためのシート群区分け手段を有し、該シート群の区分け手段は、給送方向に移動可能であり且つ給送される被切断シートの前端面を受け止める受け止め面を有する、シート群を給送方向に整列させるためのシート群整列手段と、積載方向に隣合うシート群同士のうち、上層のシート群を下層のシート群から分離するためのシート群分離手段とを有する、構成としてある。
さらに、前記シート群分離手段は、前記シート群整列手段によって整列しつつ順次積載することにより形成されるシート群の一端を積載方向に隣り合う下層のシート群から持ち上げるためのシート群持ち上げ手段と、前記シート群持ち上げ手段によって持ち上げられたシート群と積載方向に隣り合う下層のシート群との間に側方から差し込まれて、前記積載方向に隣り合うシート群の他端同士の間に間隙を形成するための間隙形成手段と、前記間隙形成手段によって形成された間隙に差し込むことによりシート群を下方から保持するシート群保持手段と、を有するのがよい。
また、前記シート群保持手段は、シートの側方から差し込んでシートの下面を支持するために、給送方向に延びる薄板状フォークを有し、前記間隙形成手段は、一方の先端が先細に形成され、積載方向に隣り合うシート群の下層のシート群の上面に当たる下面と、上層のシート群の下面に当たる上面を備えたセパレータを有し、該セパレータは、長手方向に所定の長さを有し、且つ給送方向に移動可能であるのが好ましい。
さらに、前記受け止め面は、下縁がシートの表面に差し向けられるように配置され、上下方向に移動可能であり、前記セパレータは、前記受け止め面と独立に上下方向に移動可能であるのがよい。
さらにまた、前記セパレータは、前記セパレータの外表面から突出するように配置され、且つ前記セパレータの長手方向に略直交する軸線を中心に回転可能なローラを有するのがよい。
加えて、前記ローラの少なくとも1つを前記軸線を中心に回転駆動する回転駆動手段をさらに有するのがよい。
さらに、前記薄板状フォークは、互いにシートの幅方向に所定の間隔を隔てた複数のフォークからなり、前記受け止め面は、前記複数のフォークの各々に上方から噛み合い可能な、下方に臨む切り込みを有し、前記薄板状フォークと前記受け止め面とが協働して、断面L字形のシート受け部を形成するのがよい。
さらにまた、前記セパレータは、両端が先細に形成され、シート群の前記他端から積載されたシートの給送方向の所定中途位置に位置決めして、第2のシート群保持手段を形成するのでもよい。
加えて、シート群の前記一端は、シートの給送方向後端であり、前記シート整列手段は、積載方向に隣り合うシート群の上層のシート群を下層のシート群から給送方向戻り方向に突出するように整列するのでもよい。
また、前記セパレータの上面は、前記薄板状フォークの下面とが略面一となるように位置決めされるのでもよい。
上記課題に鑑み、本発明のシート加工装置は、
給送ラインに沿って連続的に供給される連続シートを給送方向に所定長さに切断するための切断手段と、切断された各シートを積載位置に給送するための給送手段と、積載位置において各シートを順々に積載し、積載されたシートを異なるシート群ごとにライン外へ排出するシートスタッカとを有するシート加工装置において、前記シートスタッカは、さらに、給送方向に移動可能であり、且つ給送される被切断シートの前端面を受け止める受け止め面を有し、シートを給送方向に整列させるためのシート整列手段と、前記シート整列手段によって整列しつつ順次積載することにより形成されるシート群の一端を積載方向に隣り合う下層のシート群から持ち上げるためのシート群持ち上げ手段と、前記シート群持ち上げ手段によって持ち上げられたシート群と積載方向に隣り合う下層のシート群との間に側方から差し込まれて、前記積載方向に隣り合うシート群同士の間に間隙を形成するための間隙形成手段と、一方を前記間隙形成手段によって形成された間隙に差し込むことにより、シート群を下方から保持する一対のシート群保持手段と、を有する構成としている。
以上の構成を有するシートの加工装置によれば、給送方向に給送される被切断シートを受け止め面によって受け止めることにより、整列させながら順々に積載することによりシート群を形成することが可能である。シートのオーダチェンジの際、積載方向に隣合うシート群の区分けを行うのに、まずシート群持ち上げ手段によりシート群の一端を下層のシート群から持ち上げ、間隙形成手段により積載方向に隣合うシート群同士の間に間隙を形成し、一対のシート群保持手段をこの間隙に差し込んで、シート群を保持することにより、給送ラインを停止することなく、新オーダに基づいて給送されるシート群と旧オーダに基づいて給送された給送済シート群との区分けを給送中に行う必要性をなくすことにより、装置全体の小型化を達成することが可能となる。特に、いわゆる小口オーダのオーダチェンジのときにおいて、シート群の区分けとシート群の排出とを互いに独立に行うことにより、小口オーダによる数枚程度のシート群であっても、シートを継続的に積載しつつ区分けの自動化を達成することが可能となる。
以下に、図面を参照しながら、加工対象として段ボールシートを例に、本発明によるシートSの加工装置10の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシートの加工装置の全体概略図である。図2は、図1のスタッカのフレーム駆動機構を示す斜視図である。図3は、図1のスタッカの一対のフォーク及びセパレータを示す斜視図である。図4は、図1のスタッカのフロントストッパを示す斜視図である。図5は、図1に示すフロントストッパの変形例である。図6は、図1に示すフロントストッパのさらなる変形例である。図7は、図3のセパレータの内部構造を示す図である。図8は、図7のセパレータの変形例である。図9は、図1のシートの加工装置の制御系統を示す概略図である。図10は、図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。図11は、シート群の積載状況を示す概略側面図である。図12は、図3に示したバックフォークの変形例である。図13は、図3に示したフォークの変形例である。図14(A)は、フロントストッパのさらなる変形例であり、図14(B)は、フロントストッパとフロントフォークとが交錯する状態を示す概略部分平面図である。図15は、シート群の積載の仕方の別の態様を示す図10と同様な図である。図16は、シート群の積載の仕方のさらに別の態様を示す図10と同様な図である。
図1に示すように、シートの加工装置10は、給送ライン上流から下流に向かって(図面上左から右へ)、ロータリカッタ12、カッタコンベア14、シングリングコンベア16、傾斜コンベア18、水平コンベア20及びスタッカ22から概略構成されている。
ロータリカッタ12は、給送ラインに沿って給送される連続シートSを給送方向と直交する機械幅方向に沿って切断して給送方向所定長さのシートSとするように構成されている。給送方向所定長さは、ロータリカッタ12の回転速度を調整することにより調整可能であり、後述する上位生産管理装置210から各オーダごとのシートSの切断長データ、切断回数データが送信されるようにしている。
カッタコンベア14は、ロータリカッタ12で切断されたシートSをロータリカッタ12の位置を通過する際の速度より加速するようにしている。加速割合は、後述するシートSのシングリングの程度に応じて決定すればよいが、例えば20%程度である。
シングリングコンベア16は、給送された個々の被切断シートSが給送方向に屋根瓦のように重なり合った形態(シングリング状態)となるように、カッタコンベア14の給送速度に対して減速するようにしている。減速割合は、カッタコンベア14の走行速度に応じて決定すればよいが、例えば、走行速度は、カッタコンベア14の走行速度の3分の2程度である。このようなシングリング形態でシートSを給送することにより、給送されるシート群の特に給送方向と直交する方向へのずれを防止することによって、安定な給送が可能となる。なお、カッタコンベア14とシングリングコンベア16との間には、デフレタ(図示せず)を設けて、シートのオーダチェンジの際等に不良シートが発生した場合に備えて、不良シートをデフレタにより給送ライン外へ排出して、スタッカ22に不良シートが給送されないようにしている。
傾斜コンベア18及び水平コンベア20について、給送されるシート群が積載位置に接近する際、略水平に給送する必要性から、スタッカ22の直前に水平コンベア20を設け、水平コンベア20の設置高さと、シングリングコンベア16の設置高さとの調整を図るために所定傾斜角度の傾斜コンベア18を設けている。シングリング状態のシートSが積載台24に好適に積載されるように、シート群の積載高さに合わせて、水平コンベア20の高さ、かくして傾斜コンベア18の設置の傾斜角度を調整するようにしている。
スタッカ22は、水平コンベア20の先端部に設置され、切断されたシートSを積載する積載台24と、フロントストッパ26、一対のフロントフォーク30及びバックフォーク28、及びセパレータ32とから概略構成され、積載台24の高さは固定する一方、積載済のシートの最上位置に合わせてフロントストッパ26及び水平コンベア20の高さ及び傾斜コンベア18の傾斜角度を調整しながらシートの積載を行う、いわゆるアップスタッカのタイプである。
積載台24は、給送されるシートSを積載可能な大きさを備えた受け面34を有し、例えばコンベア(図示せず)によって運ばれる。コンベアには、別途ライン外でシート未積載の積載台24が配置され、コンベアはオーダチェンジに伴い、後述するように、オーダごとに区分けしたシート群のうち、最下層のシート群より上層のシート群を保持した状態で、最下層のシート群を積載台24ごとライン外の排出位置へ移動させると同時に、次オーダのシート群の積載のためにシート未積載の積載台24が、積載位置へ到達するようにコンベアを制御するようにしている。すなわち、コンベアにより新積載台の準備とシート積載済の積載台の排出とを同時に行うようにしている。
図2に示すように、スタッカ22は、内部に積載すべきシートSを配置可能な矩形開口36を有するフレーム38を有する。フレーム38の対向する一対の側面40、42は、シートSの給送方向と平行となるように配置される。このフレーム38は、図2に示すように、4隅が各々、断面矩形の直立バー44により支持され、上下方向に可動になっている。直立バー44は、矩形開口36内に給送されるシートが収まるように、水平コンベア20の先端に位置決めされる。
より詳細には、各直立バー44はその一面46に、直立バー44の上下端近傍それぞれに設けられた一対のローラ48、50と、一対のローラ48、50に巻き掛けられ、上下方向に延在する無端チェーン52と、一対のローラ48、50の一方に連結する駆動モータ54と、リニアガイド56とを有する。リニアガイド56は、フレーム38が上下方向へ移動する際に、移動方向を鉛直方向に保つとともに、移動時の摩擦抵抗を減少させる働きをしている。リニアガイド56のレール部(図示せず)は、直立バー44に固定され、スライダー部(図示せず)は、レール部に嵌合されるとともにフレーム38に固定されている。各直立バー44のローラ48は、連結シャフト49により駆動モータ54の回転駆動力が伝達されるようにしている。これにより、単一の駆動モータ54の駆動力によりチェーン52が回転することにより、フレーム38が直立バー44に沿って上下方向に移動するようになっている。
図3に示すように、一対のバック/フロントフォーク28、30及びセパレータ32は、一対の側面40、42により支持され、上下方向にはフレーム38と一体で移動する一方、シート給送方向には、それぞれ独立に移動可能なようにしている。図面上、左側がシート給送方向上流側を示す。図3(B)に示すように、セパレータ32の上面33と、バックフォーク28の下面35とは、実質的に面一となるように位置決めされている。これにより、後に説明するように、バックフォーク28の下面35をシート群に挿入することにより形成されるシート群同士間のスペース内にセパレータ32を挿入することが容易となっている。
より詳細には、直立バー44と同様に、一対の側面40、42それぞれに、一対のローラ58、60、一対のローラ58、60に巻き掛けられ、上下方向に延在する無端チェーン62と、一対のローラ58、60の一方に連結する駆動モータ64と、リニアガイド66と、駆動モータによる回転駆動力を伝達する連結シャフト67とが設けられている。これにより、一対のバック/フロントフォーク28、30、セパレータ32それぞれは、互いに独立に、シートSの給送方向に移動可能なように構成されている。以上のように、一対のバック/フロントフォーク28、30、セパレータ32はそれぞれ、待機位置と動作位置との間で給送方向に往復移動するように構成されている。
図4に示すように、フロントストッパ26は、給送方向に給送されるシートSの前端を受け止める上下方向に延びる当接面68を備え、駆動手段70、例えばサーボモータにより、給送方向及び上下方向に可動にしてある。フロントストッパ26の構造について説明すれば、フロントストッパ26は、フロントストッパ26を支持するサポートスタンド76を有する。サポートスタンド76は、フロントストッパ26がシート給送直交方向に向き、且つ給送されるシートの幅をカバーできるように配置される。
フロントストッパ26は、櫛状に形成された細長板であり、シートSの幅方向に所定間隔を隔てて切り込み78が設けられ、切り込み78が下向きとなるように配置される。フロントストッパ26の長手方向の長さは、シートSの幅方向長さに応じて決定すればよい。フロントストッパ26は、ねじ軸74と、ねじ軸74と略平行に延びるガイド80と、ねじ軸74に螺合し、ガイド80を貫通するブロック84と、ねじ軸74に連結された駆動サーボモータ82とを有する。これにより、駆動モータ82の駆動によりねじ軸74が回転し、ねじ軸74に螺合するブロック84、かくしてフロントストッパ26がガイド80に沿ってシート給送方向に移動するように構成されている。サポートスタンド76は、直立し、上下方向に延びるねじ軸86と、ねじ軸86に略平行に延びるガイド88と、ねじ軸86に螺合し、ガイド88を貫通する上下方向可動ブロック90と、ねじ軸86に連結された駆動サーボモータ92とを有する。これにより、駆動モータ92の駆動によりねじ軸86が回転し、ねじ軸86に螺合するブロック90、かくしてフロントストッパ26がガイド88に沿って上下方向に移動するように構成されている。以上のように、フロントストッパ26は、シートSの給送方向及び上下方向に可動なようにしている。
図5は、フロントストッパ26の変形例を示す。フロントストッパ26の下端部には、上下方向に付勢力を生じるコイルバネ100と、コイルバネに連結された押し当てバー102とが設けられている。このような構成によれば、フロントストッパ26を旧オーダの受け止め位置から新オーダの受け止め位置へ移動する際、図5に示すように、まず図5に示すように、フロントストッパ26を旧オーダの受け止め位置から上方に移動し(矢印a)、次いで給送方向に移動し(矢印b)、次いで新オーダの受け止め位置に向けて下方に移動する(矢印c)ような、逆コの字形の移動軌跡を採用するとしても、押し当てバー102の先端部がシート群の上面に押し当てられる際、コイルバネ100が緩衝作用を発揮することにより、シート群の上面を損傷する可能性を低減することが可能となる。
図6は、フロントストッパ26のさらなる変形例を示す。この変形例と図5の変形例との違いは、押し当てバー102の下端に回転可能なローラ103を押し当てバー102の下面から突出するように設けている点にある。これにより、図5と異なり、シート群の上面をさらに保護しつつフロントストッパ26の移動軌跡を変えることが可能となる。すなわち、フロントストッパ26を旧オーダの受け止め位置から上方に移動し、次いで旧オーダのシートの上面に向けて下方に移動し、次いでシートの上面をローラ103により滑りながら、新オーダのシートを受け止めながら、新オーダの受け止め位置まで給送方向に移動する。
このように、図5の場合には、フロントストッパ26を新オーダの受け止め位置に移動させた後に、新オーダのシートを受け止め開始するのに対して、図6の場合には、フロントストッパ26を新オーダのシートを受け止めつつ、受け止めたシートを押し戻しながら新オーダの受け止め位置に移動させるものであり、この点で、図5の態様では、新オーダのシートが給送されるまでにフロントストッパ26の移動が完了困難である場合に有効である。
フロントフォーク30及びバックフォーク38からなる一対のフォークは、図3に示すように、各フォークは、シートSの幅方向に所定の間隔を隔て、シートSの給送方向に略平行に配置された複数の薄板状の細長片104を有する。フロントフォーク30は細長片104が給送方向下流方向に延び、一方バックフォーク28は細長片104が給送方向上流方向に延びるように配置されている。特に、各細長片104の厚さは、シート群を保持可能な強度を有する一方、シートSの間に差し込み可能なような厚さである。各フォークは、フロントストッパ26と同様に、駆動手段、例えばサーボモータにより、シート給送方向及び上下方向に可動にしてある。この場合、各フォーク28、30は、給送方向には互いに独立に、一方上下方向には、フレーム38と一体でそれぞれ移動するようにしてある。このような構成により複数の薄板状の細長片104の先端をシートSに差し込んだ状態で上方に持ち上げることにより、シート群を保持することが可能なようにしている。
また、フロントフォーク30の各細長片104の給送直交方向の長さは、フロントストッパ26の各切り込み長さ(図4参照)より若干短いのが好ましい。これにより、フロントストッパ26の先端とフロントフォーク30の先端が、交錯するレベルに位置決めされている場合に、図14(B)に示すように、フロントストッパ30の各切り込み78がフロントフォーク28の対応する細長片104を真上から覆うように配置することにより、互いに干渉を回避しつつ給送方向に移動させることが可能となる。
なお、段ボールシートの場合、シートは幅方向、すなわち給送方向直角方向に数枚に分割裁断される(いわゆる丁取り)されるので、フロントストッパ26の切り込み78の幅、及びフォークの細長片104の切り込みの幅はいずれも、丁取りするシートの最小幅よりも小さくする必要がある。
セパレータ32は、図3及び図7に示すように、シートS間に挿入されて可動なように全体的に断面扁平の形状を有する薄板状であり、積載方向に隣合う新旧オーダのシート群にあって、新オーダのシート群の下面に当たる上面109と、旧オーダのシート群の上面に当たる下面111とを有し、フレーム38の側面40、42間を延びる。セパレータ32の上面は、薄板状フォークの下面とが略面一となるように位置決めされるのがよい。シート間に挿入する観点から、セパレータ32の断面形状は、先細に形成されているのが好ましい。特に、セパレータ32を給送方向往復移動する場合には、セパレータ32の両端が先細に形成されているのがよい。
セパレータ32の長手方向長さは、長いほどシート間の摩擦が増大する一方、短いほどセパレータ32のシート群間への挿入によりセパレータ前方に形成されるスペースが小さくなるので、セパレータ32を挿入するシートの重さ、材質、表面状態等に応じて決定すればよい。
セパレータ32は、一対のフロントフォーク28、30と同様に、一対のフロントフォーク28、30それぞれと独立に、給送方向に往復移動可能であるとともに、フレーム38を通じて一対のフロントフォーク28、30と一体で上下方向に移動可能としてある。
図7に示すように、セパレータ32は、給送方向断面に沿って、給送方向外表面から所定距離(図面上d1及びd2)突出するように配置され、セパレータ32の長手方向に略直交する軸線を中心に回転可能なローラ108を複数(図では4機)有する。このようなローラ108の組を給送直交方向に複数備えている。ローラ108の少なくとも1つは、軸線を中心に回転駆動する駆動モータ110を有するのが好ましい。図8の(A)ないし(C)に示すように、セパレータの移動方向、及び上下方向におけるローラの数及び突出量をシートの材質、持ち上げるべきシート群の重量、給送方向の長さ、表面状況に基づいて、適宜設定すればよい。
このような構成により、セパレータ32は、シート群間に挿入されて、セパレータ32をシート給送方向に往復移動させるようにしてあり、その際シートSの間に挿入されて、給送方向に移動するとき、シートSの表面との摩擦を低減して、シートSの表面を傷つける可能性を低減することが可能となる。
図9は、シート加工装置10の制御系の電気的な構成を表すブロック図である。同図(a)に示すようにシート加工装置10は、I/Oポート200と、これに接続されたCPU202、ROM204及びRAM206等からなる制御部208を備えており、ROM204に加工装置10の制御を司る制御プログラムが格納されている。また、I/Oポート200には上位生産管理装置210が接続されている。上位生産管理装置210は切断等を行う加工装置10全体の生産を管理・制御するもので、例えばシートSの切断長さ、切断回数等の生産オーダーのデータを格納しており、オーダー変更の際はそのデータに基づく制御信号を対象となる駆動ユニットに転送する。
I/Oポート200には、キーボードやタッチパネル等の汎用操作ユニット212が接続され、外部から必要な情報を入力可能とするとともに、タイマー213、さらに速度検出器214が接続されている。
より詳細には、カッタコンベア14、シングリングコンベア16、傾斜コンベア18及び水平コンベア20それぞれに速度検出器214が設置され、各コンベアの走行速度を検出し、その検出値と後に説明するロータリカッタ駆動ユニット218から得られるシート切断パルス信号とから各シートの概略先頭位置を検出する。さらに、I/Oポート200には、水平コンベア20の上方の一箇所とフロントストッパ26の積載シートの上面を検出し得る位置の一箇所に設置された距離センサ216、216´が接続される。より詳細には、水平コンベア20の上方に固定された距離センサ216は、センサとシートの上面との距離を検出することにより、積載直前における各シートの給送状態を正確に検出し、この検出値と各コンベアの速度検出値とシート切断パルス信号とから得られる各シートの概略先頭位置とから、旧オーダの最終シートの正確な先端位置と新オーダの先頭シートの正確な先端位置とを得る。これらの先端位置は、積載部のフロントストッパ26のオーダチェンジにおける上下方向及びシート給送方向の位置決め制御において必要となる。
一方、フロントストッパ26の積載シートの上面を検出する距離センサ216´は、積載シートの最上面と距離センサ216´自体との上下方向距離を常時検出し、この検出値をフロントストッパ26の上下方向位置から算出される距離センサ216´の上下方向位置の値から差し引くことにより、シートが積載されるごとに変化する積載シートの最上面の位置を得る。この最上面の位置は、フロントストッパ26及び水平コンベア20の上下方向の位置決め制御において必要となる。また、オーダチェンジの際における旧オーダのシート群の最上面の上下方向位置は、特に後に説明するシートの積み替えの際の一対のフォーク28、30及びセパレータ32の上下方向の位置決め制御に必要となるので、記憶される。
I/Oポート200には、さらにロータリカッタ駆動ユニット218、カッタコンベア駆動ユニット220、シングリングコンベア駆動ユニット222、傾斜コンベア駆動ユニット224、スタッカ駆動ユニット226がそれぞれ接続されている。ロータリカッタ駆動ユニット218は、ロータリカッタ12を回転駆動する駆動モータを有し、スタッカ駆動ユニット226は、図9(B)に示すように、フレーム上下方向サーボ駆動ユニット228、フロント/バックフォーク給送方向サーボ駆動ユニット230、フロントストッパ上下方向サーボ駆動ユニット232、フロントストッパ給送方向サーボ駆動ユニット233、及びセパレータ給送方向サーボ駆動ユニット234とを有する。各サーボ駆動ユニットは、各サーボモータとパルスジェネレータとに接続され、サーボモータを駆動し、パルスジェネレータは、現在の位置を検出し、検出信号をサーボ駆動ユニットに送信するようにしている。
以上の構成を有するシート加工装置10について、図10を参照しながら、その作用をシート群の区分け、積載及び排出を含む処理方法とともに以下に説明する。なお、図10において、一対のフォーク及びセパレータ32の上下方向移動は、フレーム38の上下方向移動により行われるが、明瞭性の観点からフレーム38を省略している。
まず、連続シートSは、ロータリカッタ12により給送方向に所定の長さで切断され、被切断シートSは、カッタコンベア14を経てシングリングコンベア16に至る。ここで、給送速度をカッタコンベア14よりも所定割合低減して、それにより給送方向に隣合う被切断シートS同士を給送方向に所定割合に亘って瓦のように互いに重なり合うような形態にすることが可能となる。なお、オーダチェンジに伴い不良シートが発生した場合には、デフレタにより給送ライン外へ排出するようにしている。次いで、被切断シートSはシングリング状態で傾斜コンベア18、水平コンベア20を経て、スタッカ22に至る。これにより、被切断シートSは、給送ラインに沿って連続してスタッカ22に給送される。なお、スタッカ22におけるシート群の積載高さに応じて、水平コンベア20の高さ及び傾斜コンベア18の傾斜角度を調整するようにしている。
スタッカ22におけるシート群の処理方法について、図10を参照しながら説明する。
図10Aは、積載済のAオーダのシート群を積載台24の上に積み下ろす場面、すなわち、Aオーダのシート群を一対のフォーク28、30及びセパレータ32によって保持した状態で一対のフォーク28、30及びセパレータ32を積み替えレベルまで下方に移動して、積載台24に積み替えられる場面を示す。
より詳細には、フレーム38を積み替えレベルまで移動して、一対のフォーク28、30及びセパレータ32を待機位置へ水平移動させ、バックフォーク28及びセパレータ32は、給送方向第1待機位置へ給送方向戻り方向へ、フロントフォーク30は、給送方向第2待機位置へ給送方向進み方向へ水平移動させる。一対のフォーク28、30及びセパレータ32を待機位置に移動させることにより、一対のフォーク28、30により保持されていたAオーダのシート群が積載台24の上に積み下ろされるとともに、Bオーダのシート群を区分けする準備が可能となる。
この場合、次オーダのBオーダのシート群は、継続してフロントストッパ26によって受け止められながらAオーダのシート群の上に積載している。より詳細には、フロントストッパ26の位置をシートSの給送方向に距離tに亘り移動させることにより、Bオーダのシート群は、Aオーダのシート群の上に積載される際に、Aオーダのシート群より所定距離(図中t)に亘ってシートS給送方向下流側のオフセット位置へ積載されるようにしている。これにより、シート群の給送方向上流側、すなわち後端側には、Bオーダのシート群の端面がAオーダのシート群の端面から給送方向上流方向に距離t突出して段差300が形成され、その結果Bオーダのシート群の下面302が下方に臨む状態となる。
フロントストッパ26の移動について、さらに詳細に説明すれば、Bオーダのシート群の最初のシートSがフロントストッパ26により受け止められてから、最終枚のシートSを受け止めるまでに、フロントストッパ26の下端位置をシート群の積載レベル、すなわちシート群の上面レベルに合わせて上方に漸次移動させる。シート群同士に形成される段差を決定する距離tは、積載するシート群の重量、材質、及び長さ等によって適宜決定され、それに応じてフロントストッパ26の給送方向の移動量が決定される。
より具体的には、図11(A)は、シート群の後端側に段差を設ける場合を示す。新オーダのシート長さをLn、旧オーダのシート長さをLf、新旧オーダのシート群同士に設定する段差の長さをLdとした場合、図11(A)は、Ln―Ld>Lfの場合、一方図11(B)は、Ln―Ld<Lfの場合を示す。図11(A)の場合は、図の矢印に示すように、フロントストッパ26をシートの給送方向にのみ移動すればよいの対し、図11(B)の場合には、旧オーダの最終シートの受け止めを完了した後、新オーダの先頭シートの前端部が受け止め位置に到達するまでの短時間の間に、図の矢印に示すように、フロントストッパ26をまずシートの上方向へ移動した後に、シートの給送方向へ移動させ、さらにシートのした方向へと、逆コの字状の移動軌跡に沿って移動させる必要があるため、フロントストッパ26の各方向への移動を迅速に行う必要がある。なお、図6のフロントストッパ26を採用する場合には、前述のように、シートを受け止めながらシートを押し戻しつつ受け止め位置まで移動するので、このような迅速さは要求されない。
次いで、図10Bに示すように、Bオーダのシート群をAオーダのシート群から区分けする。より詳細には、バックフォーク28を図10Aの位置から上方にBオーダのシート群の後端の下面302まで移動し、次いでバックフォーク28の先端をBオーダのシート群の突出部に当てて、上方に持ち上げることにより、Bオーダのシート群の下面302とAオーダのシート群の上面との間に第1スペース304を形成する。これにより、バックフォーク28とともに、フロントフォーク30及びセパレータ32も同様に、同じレベルに移動されている。
次いで、図10Cに示すように、図10Bの位置から上方にBオーダのシート群の後端の下面302まで移動したセパレータ32を、第1スペース304を利用して側方から挿入し、シート群A、Bの間を通ってシート群の前端まで走行させることにより、シート群の前端部に臨む第2スペース306が形成される。その際、セパレータ32に設けたロール108により、セパレータ32とシート群の表面との間の摩擦を低減することにより、セパレータ32の走行に伴いシートSの表面を傷つけるのを防止することが可能となる。また、フロントフォーク30により、セパレータ32の移動に伴いシート群が給送進み方向に移動しようとするのを食い止めることが可能である。
次いで、図10Dに示すように、第2スペース306を利用して、フロントフォーク30を給送方向上流方向に移動することにより、フロントフォーク30の先端をBオーダのシート群の他端の下面302に当てて、さらに上方に持ち上げることにより、一対のフォーク28,30によりBオーダのシート群が上方に持ち上げられ、それによりBオーダのシート群をAオーダのシート群から区分けすることが可能となる。第2スペース306の大きさは、シート群の重量、紙質及びセパレータ32とシートSの前端との距離等によって決定される。なお、この間、Bオーダのシート群は、継続してフロントストッパ26によってシート給送方向に整列されながら、積載されている。この場合、Bオーダのシート群の長さがAオーダのシート群の長さより長い場合には、セパレータ32をBオーダのシート群の長さの略中央位置まで戻して、一対のフォーク28、30とともにBオーダのシート群の下面302を保持してもよい。これにより、Bオーダのシート群は、一対のフォーク28、30及びセパレータ32により一層安定して保持することが可能となる。
次いで、積載台24を下方に所定距離移動して、Bオーダのシート群をAオーダのシート群から完全に分離し、積載台24上に積載したAオーダのシート群をライン外へ排出する。すなわち、積載位置から荷おろし位置まで移動する。このとき、図10Eに示すように、Bオーダのシート群の積載が完了し、次オーダのCオーダのシート群の積載が開始している。より詳細には、フロントストッパ26をBオーダのシート群の受け止め位置からCオーダのシート群の受け止め位置まで、迅速に上下方向及び給送方向に移動する。
次いで、図10Fに示すように、Bオーダのシート群を一対のフォーク28、30及びセパレータ32により保持しながら積み込みレベルまで下方に移動させ、図10Aと同様な状態に至る。なお、前述のように、Bオーダのシート群を下方に移動させることに伴い、積載シートの最上面の位置も刻々と変化するので、積載シートの最上面の検出センサーが検出する検出値に基づいて、フロントストッパ26及び水平コンベア20の上下方向位置を制御する必要がある。
このように、シート群のライン外への給送と、シート群の区分けを併行して互いに独立に行うことが可能であるので、従来のように、コンベア上でシート群の区分けを行う必要がなくなったことにより、設備の簡略化、ひいてはコスト低減が可能となる。
以上の工程を繰り返すことにより、シート群のライン外への排出とシート群の区分けとを互いに独立に行うことが可能となり、それにより従来のようにコンベア上で新オーダのシート群と旧オーダのシート群との間に間隔を設けて、それにより積載台24の交換時間を確保する必要がなくなり、たとえば数枚ないし数十枚程度の小ロットのオーダの場合でも、他のシート群から区分けをしてライン外へ排出することが可能である。
なお、異なるシート群間でオフセット配置する際、図12に示すように、上部シート群を下部シート群に対して引っ込め位置に位置決めする場合、一対のフォークのフロントフォークにおいて、大小2種類のフォーク402、404を設けるのがよい。小フォーク402を上部シート群の一端面の下部に食い込ませて(図12A)、それにより上方に上部シート群の一端を持ち上げ、次いで上部シート群と下部シート群との間に形成されたスペースに大フォーク404を挿入して、前述のように、上部シート群全体を持ち上げればよい(図12B)。この場合、小フォーク402による上部シート群の持ち上げ高さは、セパレータ32を挿入可能なスペースが一端に形成されるに足る高さで十分であるから、小フォーク402を上部シート群の一端面の下部に食い込ませるだけで対処可能である。
シート保持手段の変形例としては、図13に示すように、一対のフォーク28、30をシート群の前後端からそれぞれ挿入するタイプに代わり、シート群の一端から挿入可能であって、薄板状細長片の長さをシート群の給送長さの少なくとも2分の1以上にするタイプ(図13(A)及び(B))、薄板状細長片の代わりに、複数の小径ローラを所定間隔を隔てて整列させたローラタイプでもよい。これらのタイプによれば、シートの材質、或いはシート群の重量次第で、フロントフォーク30及びセパレータ32を採用することなしに、シート群の前端に設けた段差を利用して、新旧シート群の間に挿入し、そのまま後端に向けて移動させて、上方に持ち上げることにより、新オーダのシート群を旧オーダのシート群から区分けすることが可能となる。特に、前者の場合、シート群を保持するに十分な強度を有する金属材料を選択する必要があり、後者の場合、挿入時のシート群の面との摩擦を低減することにより、挿入をスムーズにすることが可能である。ローラタイプの場合、薄板状細長片と同様に、一対をそれぞれシート群の前後端に設けるタイプ(図13(C))、或いはシート群の給送長さの少なくとも2分の1以上を有するタイプ(図13(D))でもよい。さらに、一端に薄板状細長片、他端にローラでもよい(図13(E)及び(F))。
さらに、フロントストッパ26とフロントフォーク30をシートガイドとして利用してもよい。より詳細には、図14(A)に示すように、始業時に最初のシートSが積載台24上に直に積載される際、必ずしも平坦でない積載台24の上面によりシートSの下面が損傷を受けることがある。これに対処するために、フロントフォーク30の上面に給送されてきたシートSの先端を受け面68で受けながら、積載台24の上面に平行に案内し、それによりシートSの下面を保護しつつ所定位置まで給送することが可能となる。この場合、図14(B)に示すように、フロントストッパ26の各切り込み78と、フロントフォーク30の対応する細長片104とを噛み込ませるように配置することにより、フロントストッパ26とフロントフォーク30とが協働して、同図14(A)に示すようなL字形断面の受け面を構成することが可能である。
図15に示すように、積載方向に隣り合うシート群のうち上層のシート群の給送方向の長さが下層のそれより相当に長い場合(例えば、100%以上)には、セパレータを利用して、上層のシート群が下層のシート群上に積載する間、上層のシート群が下層のシート群からはみ出す部分の下面にセパレータ32を位置決めして、上層のシート群を下方から支持することにより、上層のシート群を安定して下層のシート群の上に積載することが可能となる。
図16に示すように、Bオーダのシート群のうち、最初に積載される数枚のシートSの積載位置については、Aオーダのシート群の積載位置との間にシート給送方向に段差を設けて、オフセット配置をするが、それ以降の残りのシートSについては、Aオーダのシート群との間でオフセット配置をせず、以降Bオーダのシート群とCオーダのシート群との間でも同様とする。これにより、A、B、Cのオーダのシート群を積載するたびに、オーダのシートSが給送方向に漸次ずれて、この場合には水平コンベア20の先端に近づき、水平コンベア20のシート排出位置の変更を余儀なくされるような事態を未然に防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更、修正が可能である。例えば、本実施例では、積載方向に隣合うシート群同士の段差をシート給送方向上流側のシートSの端部、すなわちシートSの後端に形成したが、それに限定されることなく、シート給送方向下流側、すなわちシートSの前端に形成してもよい。
また、本実施例では、積載方向に隣合うシート群同士の段差について、上層シート群の下面が下層シート群の上面から突出するようにオフセット配置したが、それに限定されることなく、上層シート群が下層シート群の上面から引っ込むようにオフセット配置してもよい。
さらにまた、被切断シートSをいわゆるシングリング状態で給送する場合を記載したが、それに限定されることなく、給送方向に隣り合う被切断シートSにおいて、給送方向上流側の被切断シートSの前端と給送方向下流側の被切断シートSの後端との間に所定の間隔を隔てた形態で給送するのでもよい。シングリング形態によれば、シートS同士が重なり合って給送されることからシートSの走行の安定性、特にシートSの給送方向に直交する方向へのずれを防止することが可能である一方、シングリングコンベア16を設けて上流側のコンベアの走行速度に対して走行速度を低減する必要があり、給送効率の低下及び速度制御装置を含む設備コストの増大が生じるが、このような形態によれば、これらの技術的欠点を克服する一方、シートSの走行の安定性確保については、例えば真空給送等で対応することが可能である。
加えて、本実施例では、いわゆるアップスタッカを対象に説明したが、それに限定されることなく、いわゆるダウンスタッカに対しても適用可能である。
本発明の実施形態に係るシートの加工装置の全体概略図である。 図1のスタッカのフレーム駆動機構を示す斜視図である。 図1のスタッカの一対のフォーク及びセパレータを示す斜視図である。 図1のスタッカのフロントストッパを示す斜視図である。 図1に示すフロントストッパの変形例である。 図1に示すフロントストッパのさらなる変形例である。 図3のセパレータの内部構造を示す図である。 図6のセパレータの変形例である。 図1のシートの加工装置の制御系統を示す概略図である。 図1のシートの加工装置の制御系統を示す概略図である。 図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。 図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。 図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。 図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。 図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。 図1のスタッカによるシート群の区分け及び積載状況を示す概略側面図である。 シート群の積載状況を示す概略側面図である。 図3に示したバックフォークの変形例である。 図3に示したフォークの変形例である。 図14(A)は、フロントストッパのさらなる変形例であり、図14(B)は、フロントストッパとフロントフォークとが交錯する状態を示す概略部分平面図である。 シート群の積載の仕方の別の態様を示す図10と同様な図である。 シート群の積載の仕方のさらに別の態様を示す図10と同様な図である。
符号の説明
S シート
10 シート加工装置
12 ロータリカッタ
14 カッタコンベア
16 シングリングコンベア
18 傾斜コンベア
20 水平コンベア
22 スタッカ
24 積載台
26 フロントストッパ
28 バックフォーク
30 フロントフォーク
32 セパレータ
34 受け面
36 矩形開口
38 フレーム
40 側面
44 直立バー
48 一対のローラ
52 無端チェーン
54 駆動モータ
56 リニアガイド
68 当接面
72 水平支持バー
74 ねじ軸
76 サポートスタンド
78 切り込み
84 ブロック
100 コイルバネ
102 押し当てバー
104 細長片
108 ローラ
200 I/Oポート
202 CPU
204 ROM
206 RAM
210 上位生産管理装置
212 汎用操作ユニット
226 スタッカ駆動ユニット
302 段部
304 第1スペース
306 第2スペース

Claims (16)

  1. 給送ラインに沿って給送される連続シートを給送方向に所定長さに切断する段階と、切
    断された各シートを積載位置まで給送する段階と、給送された各シートを順々に積載する
    段階と、積載されたシートを異なるシート群ごとにライン外へ排出する段階とを有するシ
    ートの処理方法において、
    前記積載段階は、積載方向に隣合うシート群同士を給送方向にオフセットさせながら積
    載することにより、前記隣合うシート群同士の境界部において、一方のシート群の端面と
    他方のシート群の端面との間に段部を形成する段階を有し、
    前記排出段階は、前記段部を利用して最下層のシート群の直ぐ上のシート群の最下層の
    シートの下面を保持しつつ、前記最下層のシート群をライン外へ排出する段階を有し、
    前記保持段階は、シートの群の給送方向の一端部において、積載方向に隣合うシート群
    のうち下層シート群の上面と上層シート群の下面との間に第1スペースを形成する段階と

    該第1スペースを利用して、給送方向に沿って前記上面と前記下面とを漸次引き離して
    、シート群の他端部において、前記上面と前記下面との間に第2スペースを形成する段階
    と、
    該第2スペースに臨む前記下面を側方から保持する段階とを、有し、
    それにより、上層シート群の下面をシートの給送方向の両端部で保持する、シートの処
    理方法。
  2. 前記段部の形成段階は、積載方向に隣合うシート群の境界部において、上層シート群の
    最下層のシートの端面が下層シート群の最上層のシートの端面から突出するように、シー
    ト群を群ごとにオフセット配置する段階を有する、請求項1に記載のシートの処理方法。
  3. 最下層のシート群の排出後、それより上層のシート群を保持したまま排出レベルまで下
    方へ移動させる段階を有する、請求項1に記載のシートの処理方法。
  4. 前記給送段階は、給送方向に隣合う被切断シート同士において、給送方向上流側の被切
    断シートの前端と給送方向下流側の被切断シートの後端との間に所定の間隔を隔てた形態
    で給送する段階を有する、請求項1に記載のシートの処理方法。
  5. 前記給送段階は、給送方向に隣合う被切断シート同士において、給送方向に重なり合う
    ような形態で給送する段階を有する、請求項1に記載のシートの処理方法。
  6. 前記オフセット配置段階は、上層シート群の最下層のシートから所定枚数に適用され、
    所定枚数を越えた上層シート群の残りのシートを前記所定枚数のシートの給送方向位置に
    対して、下層シート群の最上層のシートの端面から突出しない位置に配置する、請求項2
    に記載のシートの処理方法。
  7. 給送方向に所定長さに切断され、給送ラインに沿って連続的に給送される各被切断シー
    トを順々に積載し、積載されたシートを異なるシート群ごとにライン外へ排出するシート
    スタッカにおいて、
    さらに、積載方向に隣合うシート群同士を区分けするためのシート群区分け手段を有し

    該シート群の区分け手段は、給送方向に移動可能であり且つ給送される被切断シートの
    前端面を受け止める受け止め面を有する、シート群を給送方向に整列させるためのシート
    群整列手段と、
    積載方向に隣合うシート群同士のうち、上層のシート群を下層のシート群から分離する
    ためのシート群分離手段とを有し、
    前記シート群分離手段は、前記シート群整列手段によって整列しつつ順次積載すること
    により形成されるシート群の一端を積載方向に隣り合う下層のシート群から持ち上げるた
    めのシート群持ち上げ手段と、
    前記シート群持ち上げ手段によって持ち上げられたシート群と積載方向に隣り合う下層
    のシート群との間に側方から差し込まれて、前記積載方向に隣り合うシート群の他端同士
    の間に間隙を形成するための間隙形成手段と、
    前記間隙形成手段によって形成された間隙に差し込むことによりシート群を下方から保
    持するシート群保持手段と、
    を有するシートスタッカ。
  8. 前記シート群保持手段は、シートの側方から差し込んでシートの下面を支持するために
    、給送方向に延びる薄板状フォークを有し、
    前記間隙形成手段は、一方の先端が先細に形成され、積載方向に隣り合うシート群の下
    層のシート群の上面に当たる下面と、上層のシート群の下面に当たる上面を備えたセパレ
    ータを有し、
    該セパレータは、長手方向に所定の長さを有し、且つ給送方向に移動可能である、
    請求項7に記載のシートスタッカ。
  9. 前記受け止め面は、下縁がシートの表面に差し向けられるように配置され、上下方向に
    移動可能であり、
    前記セパレータは、前記受け止め面と独立に上下方向に移動可能である、請求項8に
    記載のシートスタッカ。
  10. 前記セパレータは、前記セパレータの外表面から突出するように配置され、且つ前記セ
    パレータの長手方向に略直交する軸線を中心に回転可能なローラを有する、請求項8に記
    載のシートスタッカ。
  11. 前記ローラの少なくとも1つを前記軸線を中心に回転駆動する回転駆動手段をさらに有
    する、請求項10に記載のシートスタッカ。
  12. 前記薄板状フォークは、互いにシートの幅方向に所定の間隔を隔てた複数のフォークか
    らなり、
    前記受け止め面は、前記複数のフォークの各々に上方から噛み合い可能な、下方に臨む
    切り込みを有し、
    前記薄板状フォークと前記受け止め面とが協働して、断面L字形のシート受け部を形成
    する、請求項8に記載のシートスタッカ。
  13. 前記セパレータは、両端が先細に形成され、シート群の前記他端から積載されたシート
    の給送方向の所定中途位置に位置決めして、第2のシート群保持手段を形成する、請求項
    8に記載のシートスタッカ。
  14. シート群の前記一端は、シートの給送方向後端であり、
    前記シート整列手段は、積載方向に隣り合うシート群の上層のシート群を下層のシート
    群から給送方向戻り方向に突出するように整列する、
    請求項7に記載のシートスタッカ。
  15. 前記セパレータの上面は、前記薄板状フォークの下面とが略面一となるように位置決め
    される、請求項8に記載のシートスタッカ。
  16. 給送ラインに沿って連続的に供給される連続シートを給送方向に所定長さに切断するた
    めの切断手段と、切断された各シートを積載位置に給送するための給送手段と、積載位置
    において各シートを順々に積載し、積載されたシートを異なるシート群ごとにライン外へ
    排出するシートスタッカとを有するシート加工装置において、
    前記シートスタッカは、さらに、給送方向に移動可能であり、且つ給送される被切断シ
    ートの前端面を受け止める受け止め面を有し、シートを給送方向に整列させるためのシー
    ト整列手段と、
    前記シート整列手段によって整列しつつ順次積載することにより形成されるシート群の
    一端を積載方向に隣り合う下層のシート群から持ち上げるためのシート群持ち上げ手段と

    前記シート群持ち上げ手段によって持ち上げられたシート群と積載方向に隣り合う下層
    のシート群との間に側方から差し込まれて、前記積載方向に隣り合うシート群同士の間に
    間隙を形成するための間隙形成手段と、
    一方を前記間隙形成手段によって形成された間隙に差し込むことにより、シート群を下
    方から保持する一対のシート群保持手段と、
    を有することを特徴とするシート加工装置。
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