JP4143446B2 - シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、複写機やプリンタ等の画像形成装置の装置本体に備えられて、装置本体から送られてくるシートに処理を施すシート処理装置、特に、シートに処理を施している間、送り込まれてくるシートを溜めることのできるシート処理装置、及びこのシート処理装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置のオプションとして、画像形成済みのシートを仕分けるソータなどのシート処理装置が開発されている。そして、この種のシート処理装置は、シートに対して、ソート処理、綴じ処理、整合処理等の少なくとも1つの処理を施すようになっている。
【0003】
針綴じするステイプラを備えたシート処理装置においては、シート処理装置本体内に搬送されたシートを、本体内部に形成された搬送路を通過させて処理トレイに積載した後に綴じ動作を行うようになっている。
【0004】
シート束を綴じるシート処理装置は、処理トレイにシートを束状に積載して、綴じ手段であるステイプラを移動させて1箇所綴じ、又は複数箇所綴じ(通常は2箇所綴じ)を行うようになっている。綴じ動作を行っている間は、次のジョブのシートを処理トレイに積載することができない。このため、綴じ動作が行われるジョブ単位間のシート同士の間隔をあける必要がある。
【0005】
しかし、シート同士の間隔をあけると、生産性(プロダクティビティ)が低下する。すなわち、単位時間当たりのシート処理枚数が少なくなる。このような生産性の低下を防止するシート処理装置として、シートを処理トレイに搬送する途中の搬送通路に、シートを溜めて待機させておくシート保持部(バッファ部)を設けてあるものがある。
【0006】
このシート処理装置は、処理トレイに積載された複数枚のシートに処理を施している間、後続のシートをシート保持部に複数枚溜めておき、処理が終了した時点で、シート保持部に溜めてあったシートを処理トレイに積載して、その後の後続シートを処理トレイに所望の枚数になるまで供給するようになっている。
【0007】
このようなシート保持部を設けたシート処理装置には、2種類ある。まず、1種類目には、処理トレイ上のシート束の処理が終了したとき、その処理トレイ上のシート束を排出してから、シート保持部に溜めてあったシートを処理トレイに排出する単独束排出方式のシート処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。2種類目には、処理トレイ上のシート束の処理が終了したとき、その処理トレイ上のシート束を処理トレイから排出する動作と、シート保持部に溜めてあったシートを処理トレイに排出する動作とを同時にする同時束排出方式のシート処理装置がある。この同時束排出方式のシート処理装置は、本出願人が既に出願してあるが、現時点では、公開されていない。
【0008】
【特許文献1】
特開平9−48545号公報(図1、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の2種類のシート処理装置は、次ぎの課題を有していた。
【0010】
単独束排出方式のシート処理装置と、同時束出し方式のシート処理装置ともに、シート保持部にシートを溜めているとき、シート保持部より上流側でシートが詰まるジャムが発生したとき、装置全体を停止させていたので、処理用トレイに積載されたシート束と、シート保持部に保持されたシートが機内に残留し、ジャムリカバリー作業に多くの時間を要して、処理効率が悪かった。
【0011】
また、2種類目の同時束出し方式のシート処理装置は、処理トレイにシート束が積載されていて、シート保持部にシートを溜めているとき、所定枚数のシートがシート保持部に送られてこないうちに、例えばカラー調整等の調整が入ったとき、後続のシートが予定より遅れて送られてくる場合がある。このような場合、後続のシートが予定より遅れて送られてくる間に、処理トレイ上のシート束の処理が終わっている場合がある。
【0012】
しかし、本方式のシート処理装置は、処理トレイに積載されたシートに処理を施している間に送り込まれてくるシート枚数だけ保持部に溜めてから、その溜めたシートを処理トレイに排出し、同時に、処理トレイに積載されたシートを排出するという同時束排出動作を行うようになっているので、保持部に所定の枚数だけシートが送り込まれてこない限り、処理トレイ上でシート束の処理が終了していても、そのシート束を外部に排出することができなかった。このため、同時束出し方式のシート処理装置は、処理効率が悪かった。
【0013】
本発明は、シートの処理効率を高めたシート処理装置を提供することを目的としている。
【0014】
本発明は、シートの処理効率を高めたシート処理装置を備えて、画像処理効率を高めた画像形成装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、供給されたシートを溜シート保持手段と、前記シート保持手段に溜められたシート又は前記シート保持手段を素通りしたシートを一時的に積載するシート積載手段と、前記シート保持手段のシート及び前記シート積載手段のシートを挟持して搬送するローラ対を有し、前記シート保持手段のシートを挟持した前記ローラ対を第1の回転方向に回転させて、前記シート保持手段からシートを所定量搬送して排出した後、このシートを挟持している前記ローラ対を前記第1の回転方向とは逆方向の第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送し、さらに、前記シート積載手段のシートを挟持した前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させる第1シート搬送手段と、前記シート積載手段上のシートを前記シート排出方向に搬送する第2シート搬送手段と、前記第1シート搬送手段及び前記第2シート搬送手段によるシートの搬送を制御するシート排出制御手段と、を備え、前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記第2シート搬送手段により搬送させて、前記シート排出方向における後端を前記シート保持手段のシートの後端よりも先行させた後、前記シート積載手段上のシートと前記シート保持手段のシートとを重ねた状態で前記ローラ対に挟持させ、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段上のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対が前記シート保持手段から排出されたシートを挟持している状態で前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出されたシートを前記シート積載手段に搬送させ、前記シート保持手段にシートが溜められていない状態で前記シート保持手段に後続のシートが前記所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記ローラ対に挟持させ、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させる、ことを特徴としている。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、シート積載手段に積載されたシートの綴じ処理を行う綴じ手段を備え、前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記綴じ手段により綴じた後、そのシートを前記第2シート搬送手段により搬送させて、前記シート排出方向における後端を前記シート保持手段のシートの後端よりも先行させた後、前記シート積載手段上のシートと前記シート保持手段のシートとを重ねた状態で前記ローラ対に挟持させ、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段上のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対が前記シート保持手段から排出されたシートを挟持している状態で前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出されたシートを前記シート積載手段に搬送させ、前記後続のシートが前記シート積載手段に搬送されるまでそのシートを保持する、ことを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置における、前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段のシートとが前記ローラ対に挟持されていない状態で、前記第1シート搬送手段と前記第2シート搬送手段とを制御して、前記シート排出方向における前記シート積載手段のシートの後端を前記シート保持手段のシートの後端よりも先行させた後、前記ローラ対に前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段上のシートとを挟持させる、ことを特徴としている。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、供給されたシートを溜めるシート保持手段と、前記シート保持手段に溜められたシート又は前記シート保持手段を素通りしたシートを一時的に積載するシート積載手段と、前記シート保持手段のシート及び前記シート積載手段のシートを挟持して搬送するローラ対を有し、前記シート保持手段のシートを挟持した前記ローラ対を第1の回転方向に回転させて、前記シート保持手段からシートを所定量搬送して排出した後、このシートを挟持している前記ローラ対を前記第1の回転方向とは逆方向の第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送し、さらに、前記シート積載手段のシートを挟持した前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させるシート搬送手段であって、前記ローラ対が前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段のシートとを挟持して搬送する場合、前記第1の回転方向に回転しているときのシート排出方向における前記シート積載手段のシートの後端が、前記シート排出方向における前記シート保持手段のシートの後端よりも先行した状態で、前記ローラ対により前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段のシートとを挟持して搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段を制御するシート排出制御手段と、を備え、前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送させ、前記シート保持手段にシートが溜められていない状態で前記シート保持手段に後続のシートが前記所定時間供給されない場合、前記ローラ対を第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させる、ことを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、シート積載手段に積載されたシートの綴じ処理を行う綴じ手段を備え、前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記綴じ手段により綴じた後、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送させ、前記後続のシートが前記シート積載手段に搬送されるまでそのシートを保持する、ことを特徴としている。
【0018】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、上記いずれか1つのシート処理装置と、を備え、前記画像形成手段は、前記シート処理装置の前記搬送方向上流に設けられている、ことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のシート処理装置と、このシート処理装置を有する画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。なお、画像形成装置には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等があり、シート処理装置が装備される画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
【0020】
なお、本実施の形態に記載されている構成部品の寸法、数値、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0021】
本実施の形態の説明では、シート処理装置が独立の装置として、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に構成された、オプション的な装置である場合を例に説明する。ただし、本発明のシート処理装置は、画像形成装置に一体的に備えられる場合にも適用されることは言うまでもないが、以下に説明するシート処理装置の場合と、機能的に異なることは特にないので、その説明は省略する。
【0022】
図1は、複写機にシート処理装置が装着された状態を示す模式的断面図である。なお、シート処理装置は、具体的には、例えばフィニッシャである。
【0023】
(画像形成装置)
複写機100は、装置本体101とシート処理装置119とで構成されている。装置本体101の上部には、原稿給送装置102を装備してある。原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、原稿Dは、導入パス106を通り、読取位置107を通過することで、原稿表面に形成されている画像を読み取られる。読取位置107を通過した原稿Dは、排出パス108を通過して、排出トレイ109上に排出される。
【0024】
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置107を通過することで原稿の一方の面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス108を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転した状態で、再度レジストローラ対105に送られる。
【0025】
そして、原稿Dは、一方の面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通って、読取位置107で他方の面の画像が読み取られる。そして、原稿Dは、排出パス108を通り、排出トレイ109へ排出される。
【0026】
一方、読取位置107を通過する原稿の画像には、照明系111の光を照射される。原稿から反射した反射光は、ミラー112によって、光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれて、画像データとして得られる。そして、この画像データに基づいたレーザ光を、画像形成手段である例えば感光体ドラム114に照射して潜像を形成する。なお、図示はしないが、上記ミラー112によって、反射光を直接感光体ドラム114に照射して潜像を形成するように構成することもできる。
【0027】
感光体ドラム114に、形成された潜像は、さらに、図示しないトナー供給装置から供給されたトナーによってトナー像が形成される。カセット115には、紙あるいは、プラスチックフィルム等のシートである記録媒体が積載されている。シートは、記録信号に応じてカセット115から送り出されて、レジストローラ対150によって感光体ドラム114と転写器116との間への進入のタイミングをはかられてその間に進入する。そして、転写器116によって、感光体ドラム114上のトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着器117を通過する間に定着器117の加熱加圧によって、トナー像を定着される。
【0028】
記録媒体の両面に画像を形成する場合、定着装置117によって片面に画像が定着されたシートは、定着装置117の下流側に設けた両面パス118を通って、再度、感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれて、裏面にも、トナー像が転写される。そして、定着装置117でトナー像が定着されて外部(フィニッシャ119側)に排出される。
【0029】
図2は、複写機全体の制御ブロック図である。複写機100全体は、CPU200によって制御されるようになっている。CPU200内には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶してあるROM202と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるRAM203が設けられている。原稿給送装置制御部204は、原稿給送装置102の原稿送り動作を制御するようになっている。イメージリーダ制御部205は、照明系111等を制御して、原稿の読み取りを制御するようになっている。画像信号制御206は、イメージリーダ制御部205の読み取り情報、或いは、外部のコンピュータ207から送られてくる画像情報を外部I/F208を介して受信し、その情報を処理して、プリンタ制御部209に処理信号を送るようになっている。プリンタ制御部209は、画像信号制御部206からの画像処理信号に基づいて感光ドラム114等を制御して、シートに画像が形成できるようにする。
【0030】
操作部210は、複写機をユーザが使用するときのシートサイズ情報や、シートに対してどのような処理を施すか、例えばステイプル処理をする情報等を入力できるようになっているとともに、複写機の装置本体101やシート後処理装置であるフィニッシャ119の動作状態等の情報を表示できるようになっている。フィニッシャ制御部211は、シート後処理装置であるフィニッシャ119内の動作を制御するようになっている。FAX制御部212は、複写機をファックスとして使用できるように、複写機を制御するようになっており、他のファックスと信号の授受を行えるようにしている。
【0031】
(シート処理装置)
図3は、シート処理装置の縦断面図である。図4は、各駆動系を示した縦断面図である。図は、シート処理装置の制御ブロック図である。図は、シート処理装置の動作を説明するための、フローチャートである。図10乃至図12は、経過時間に対する、後端アシスト134の移動速度と揺動ローラ対127のシート搬送速度との関係を示す図である。図10は、後端アシスト134と揺動ローラ対127とでシート束を送り出す、単独束出しシーケンスの図である。図11は、後端アシスト134と揺動ローラ対127との始動速度が異なる場合の束出し制御の図である。図12は、後端アシスト、揺動ローラ対、第1排紙ローラ対でシート束とバッファユニット140に溜めたバッファシートとを同時に搬送する、同時束出しシーケンスの図である。
【0032】
シート処理装置119は、シート束を製本化する機能を備えており、シート束の縁の近くを綴じるステイプラユニット132と、シート束の中央を綴じるステイプラ138と、このステイプラ138によって綴じられたシート束の綴じ位置の部分を折り曲げてシート束を冊子状にする折りユニット139等を備えている。
【0033】
本実施形態のシート処理装置119は、ステイプラユニット132の作動時に、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜める(バッファする)バッファユニット140を備えている。
【0034】
このバッファユニット140は、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜めるようになっているので、従来の、例えばバッファローラを有している機構と異なって、扁平にすることができて、シート処理装置を小形化、軽量化することができる。さらに、シートを真っ直ぐな状態で溜めることができるので、バッファローラの場合と異なって、シートを丸めることがないので、シートを取り扱いやすく、その分、シート処理装置としてのシートの処理時間を短縮することができる。
【0035】
シート処理装置119は、図、図に示してある、フィニッシャ制御部211によって制御されるようになっている。フィニッシャ制御部211のCPU221内には、複写機の装置本体のCPU回路200からの指示に基づいて動作するシート処理装置119の制御順序(シーケンス)等を記憶してあるROM222と、シート処理装置119を制御するのにその都度必要な情報が記憶されるRAM223等を設けてある。また、フィニッシャ制御部211には、後述する紙面検知レバー133の動作に基づいて作動する紙面検知センサ224を接続してある。CPU221は、紙面検知センサ224のシート検知信号に基づいて、スタックトレイ128を昇降制御するようになっている。フィニッシャ制御部211は、入口ローラ対121、バッファローラ124、および第1排紙ローラ対を回転させる入口搬送モータM2と、揺動ローラ対127及び戻しローラ130を回転させる束出しモータM3と、束出しモータM3の回転を下ローラ127bに伝えたり、断ったりしたりする束下クラッチCL等を上記シーケンスに基づいて、作動制御するようになっている。
【0036】
なお、図2のCPU回路部200とフィニッシャ制御部211は、一体であってもよい。
【0037】
図4に示す、束下クラッチCLは、後述する下ローラ127bと戻しローラ130とが共通の束出しモータM3によって、回転するので、下ローラ127bと戻しローラ130とで、シート或いはシート束を搬送しているとき、スリップが生じたり、両方のローラにシート搬送速度差が生じたりしたとき、シート或いはシート束にしわを生じさせたり、破損したりするおそれがあるので、速度差を吸収するために設けてある。
【0038】
(シート束を綴じて排出する動作説明)
ユーザによって、複写機100の操作部210(図2参照)のシート綴じ処理表示を選択されると、CPU回路200は、装置本体の各部を制御して複写機を複写動作に移らせるとともに、フィニッシャ制御部211にシート綴じ処理信号を送る。
【0039】
なお、図13乃至図19に基づく動作説明は、操作部210にユーザによって入力された、シートサイズ情報に基づいてシートの長さが長いとCPU回路200が判断した場合(例えば、A3サイズのような場合)、或いは、シートの種類情報によって、シートが厚紙、薄紙、タブ紙、カラ−紙等のように、通常のシートと異なる属性を備えた特殊シートである場合の説明である。すなわち、図13乃至図19に基づく動作説明は、シート束をスタックトレイ128に排出してから、処理トレイ129に後述するバッファシートを積載する動作を開始するようになっている場合の説明である。なお、シートの長さや、特殊シートであるか否かに関係なく、以下に説明する動作を行ってもよいことは勿論である。
【0040】
フィニッシャ制御部211は、シート綴じ処理信号に基づいて、入口搬送モータM2、束出しモータM3を始動させる。また、フィニッシャ制御部211は、バッファローラ離間プランジャSL1(図4参照)を作動させて、バッファローラ124を下搬送ガイド板123bから離し、さらに不図示のプランジャを作動させて、揺動ローラ対127の上ローラ127aを下ローラ127bから離してある。なお、入口搬送モータM2、束出しモータM3の始動停止は、シートの動きに合わせて逐一制御されるようになっていてもよい。
【0041】
複写機100(図1参照)の装置本体101の排出ローラ対120から送られてきた1枚目のシートは、図3、図4に示す受取ローラ対137の搬送とフラッパ122の案内とによって、入口ローラ対121に搬送される。受取ローラ対137は、上記排出ローラ対120を回転させる共通搬送モータM1によって回転するようになっている。
【0042】
図13(a)に示すように、入口ローラ対121は、入口搬送モータM2(図4参照)によって回転して、1枚目のシートP1を搬送する。シートP1は、上搬送ガイド板123aと下搬送ガイド板123bとからなるガイド123の案内によって第1排紙ローラ対126へ搬送される。
【0043】
シートP1は、図13(b)に示すように、第1排紙ローラ対126の回転によってさらに搬送されて、図14(a)に示すように、スタックトレイ128に放出される。シートP1は、図14(b)に示すように、スタックトレイ128と処理トレイ129とに跨って落下する。その後、図15(a)(b)に示すように、上ローラ127aが不図示のプランジャによって下降して、下ローラ127bとでシートを挟む(図9のS101)。
【0044】
このとき、上ローラ127a束出しモータM3(図4参照)によって、すでに矢印方向に回転している。さらに、処理トレイ129に接離自在な戻しローラ130も束出しモータM3(図4参照)によって、矢印方向に回転している。しかし、下ローラ127bは、束下クラッチCL(図4参照)の作動によって(S102)、空転するようになっている。これは、1枚目のシートを処理トレイ129に積載した後に、2枚目以降のシートが積載されるとき、下ローラ127bが回転していると、下ローラ127bが1枚目のシートもストッパ131側に押し込んで、1枚目のシートに皺を生じさせるおそれがあるためである。
【0045】
束下クラッチCLが作動して、約150msec経過後(S103)、図16(a)に示すように、揺動ローラ対127と戻しローラ130との回転によって、シートが右下がりの処理トレイ129上を矢印方向に滑り降りる。そのとき、後端アシスト134は、待機位置に待機している。そして、シートP1がストッパ131に当接する前に、上ローラ127aがシートP1から離れる。シートP1は、戻しローラ130によってストッパ131に突き当てられる。その後、シートの幅整合が1対の整合板144a,144b(図5参照)によって行われる(S104)。
【0046】
以下、後続のシートも同様にして、処理トレイ129に積載される。図17に示すように、処理トレイ129に所定枚数のシートが積載されると、図3、図4に示すステイプラユニット132によって、その束状のシートが綴じられる。なお、シート束には、ステイプラユニット132によって綴じ処理を施す代わりに、不図示のパンチユニットによって孔あけ処理を施してもよい。
【0047】
シート束が綴じられると、図18(a)に示すように、スタックトレイ128が、紙面検知レバー133によって検知される位置に移動して、排出されてくるシート束を受け取りやすい位置に待機している(105)。
【0048】
図18(b)に示すように、上ローラ127aは下ローラ127bとでシート束Pを挟んで矢印方向に回転して、後端アシスト134は、シート束Pの後端を押して、シート束をスタックトレイ128に排出する。後端アシスト134は、図5乃至図7に示すように、後端アシストモータM4によって、正転、逆転するベルト142に設けられている。
【0049】
このとき、図10、図11に示すように、揺動ローラ対127と後端アシスト134の起動時(T1)及び起動速度(132mm/sec)が同じで、同じ加速終了速度(500mm/sec)に同じ時間(T2)に到達すれば、揺動ローラ対127と後端アシスト134は、シート束に引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる(S106)。
【0050】
しかし、図11に示すように、後端アシスト134の起動速度が、後端アシストモータM4の回転力を後端アシスト134に伝達するベルト143,142等によって、揺動ローラ対127の起動速度より、仮に速い場合がある(仮に、300mm/secとする)。このような場合、揺動ローラ対127のシート搬送速度が300m/secになる時間T3まで、後端アシスト134は移動を開始しないで停止していて、揺動ローラ対127のシート搬送速度になると、移動を開始する。すなわち、後端アシスト134は、揺動ローラ対127が始動してから(T3−T1)=ΔT時間後に始動する(S107)。なお、揺動ローラ対127の方が、後端アシスト134より、起動速度が速い場合は、逆に、揺動ローラ対127の起動時をΔTだけ遅くする。もし、後端アシスト134の起動速度と、後端アシスト134の起動速度とが同じときには、ΔTは零である。
【0051】
このように、始動時にΔTの時間差を設けると、揺動ローラ対127と後端アシスト134とに起動速度の差が合っても、揺動ローラ対127と後端アシスト134は、シート束に引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる。また、揺動ローラ対127によるローラの擦れ痕がシートに付いて、シート束の品質や、シート束の画像の品質を低下させるようなことがない。
【0052】
シート束は、揺動ローラ対127、後端アシスト134、及び戻しローラ130によって、スタックトレイ128の側に送り出しを開始される(S108)。後端アシスト134は、約15mm移動した時点(S109)で、元の位置(ホームポジション)に戻る(S110、図12における「HP出し制御」に相当する動作)。シート束は、図19に示すように、揺動ローラ対127によって、スタックトレイ128上に排出される。その後、揺動ローラ対127の上ローラ127aが下ローラ127bから離れた時点で、一連のシート束排出動作が終了する(S111,S112)。
【0053】
図18(b)において、シート束が排出され始めたとき、次のシート束の最初のシートが入口ローラ対121に送り込まれてきている。
【0054】
本実施形態のシート処理装置119は、後端アシスト134がシート束の後端を押してシート束を搬送するので、シート束の表面にローラを圧接回転させてシート束を排出する場合と異なって、シート束の表面に傷を付けることなく、確実に搬送することができる。
【0055】
(バッファ動作の説明)
以上の動作説明は、例えば、シート同士の搬送間隔が広く、次のシートが送り込まれてくる間にシート束に綴じ処理を施すことができる場合についての動作説明であるが、次に説明する動作説明は、シート同士の搬送間隔が狭く、シート束に処理を施しているときに、後続シートが送り込まれてくる場合、綴じ処理中だけ、その後続シートを溜めておく(バッファしておく)、バッファ動作についての説明である。
【0056】
シート処理装置119は、複写機100の装置本体101から送られてくるシートの間隔がシート綴じ処理時間より短いと装置本体101のCPU回路200によって判断したときのフィニッシャ制御部211のバッファ動作指令に基づいて、バッファ動作を行う。この場合、バッファローラ124は、プランジャSL1(図4参照)によって、下降して下搬送ガイド板123bに接触している。
【0057】
図20において、処理トレイ129には、前述した動作に基づいてシート束が積載されているものとする。そのシート束には、ステイプラユニット132(図3、図4参照)によって綴じ処理が行われているものとする。
【0058】
図20(a)に示すように、処理トレイ129に積載されたシート束Pにステイプル処理が行われている間に、次のシート束の1枚目のシートP1が送り込まれてくると、そのシートP1は、入口ローラ対121によって、バッファローラ124に送り込まれる。バッファローラ124は、入口搬送モータM2(図4参照)によって回転してシートP1を下流へと搬送する。このとき、第1排紙ローラ対126の上第1排紙ローラ対126aは、第1排紙ローラ離間プランジャSL2(図4参照)によって、下第1排紙ローラ対126bから離れている。なお、第1排紙ローラ離間プランジャSL2は、図4において、バッファローラ離間プランジャSL1と重なって見えるため、図4には図示されていない。また、揺動ローラ対127の上ローラ127aも、不図示のプランジャによって、下ローラ127bから離れている。
【0059】
図20(b)に示すように、シートP1の後端が、スイッチバックポイントSPに到達すると、図21(a)に示すように、バッファローラ124の逆転によって、上流側へ戻される。これと、ほぼ同時に後端押さえ135が、下搬送ガイド板123bから離れて後端受け止め部136が開放される。スイッチバックポイントSPへの到達は、図4に示す入口ローラ対121の下流側近傍に配設した入口パスセンサS1がシートの先端(下流側端)によって作動してから、所定時間後、あるいは、バッファローラ124の回転数等によって検知することができるようになっている。
【0060】
シートの下流端が検知されてからの、シートP1の上流端側は、図21(a)に示すように、後端受け止め部136に受け止められる。その後、後端押さえ135は、図21(b)に示すように、元の位置に戻って、後端押さえ135に設けてある摩擦部材141によって、シートP1を下搬送ガイド板123bに押し付ける。
【0061】
その後、図22(a)に示すように、2枚目のシートP2が送り込まれてくる。2枚目のシートP2は、入口ローラ対121によって搬送される。このとき、シートP2は、後端押さえ135の上を通過する。その後、シートP2は、図22(b)に示すように、バッファローラ124によっても搬送される。
【0062】
このとき、1枚目のシートP1は、バッファローラ124によって、2枚目のシートP2とともに下搬送ガイド板123bに押し付けられて、搬送される2枚目のシートP2に追従して、下流側に移動しようとする。しかし、1枚目のシートP1は、後端押さえ135に設けてある摩擦部材141によって、下搬送ガイド板123bに押し付けられているので、移動するようなことがない。
【0063】
2枚目のシートP2も、1枚目のシートP1と同様に、後端がスイッチバックポイントSPに到達すると図23、図24に示すように上流側に戻される。そして、2枚目のシートP2は、後端押さえ135の摩擦部材141によって、1枚目のシートP1に重なって下搬送ガイド板123bに押し付けられる。
【0064】
その後、図25(a)に示すように、3枚目のシートP3が送られてきて、シートP3の後端が入口ローラ対121を通過すると、図25(b)に示すように、上第1排紙ローラ対126aが下第1排紙ローラ対126bとで、第1乃至第3のシートを挟み込む。このとき、3枚目のシートP3は、1枚目、2枚目のシートP1,P2よりも下流側に多少突出している。また、この頃、処理トレイ129上のシート束に対する綴じ処理が終了しているので、図26(a)に示すように、後端アシスト134が処理トレイ129に沿って移動して、シート束の後端を押し上げる。この結果、シート束Pの下流端Paは、3枚目のシートP3の下流端P3aよりも下流側に長さLだけ突出する。
【0065】
そして、図26(b)に示すように、上ローラ127aも下降して、下ローラ127bで、3枚のシートP1,P2,P3と、シート束Pとを挟み込む。これにともなって、後端押さえ135が2枚目のシートP2から離れて、1枚目のシートP1と、2枚目のシートP2とを解放する。
【0066】
その後、3枚のシートP1,P2,P3と、シート束Pは、揺動ローラ対127に挟まれて搬送される。そして、図27(a)(b)に示すように、シート束Pがスタックトレイ128に排出されると、1枚目のシートP1と2枚目のシートP2との後端が、第1排紙ローラ対126から抜け出て、3枚のシートの上流側部分が処理トレイ129に受け止められる。
【0067】
図27(b)において、図11,12に示すように、第1排紙ローラ対126、揺動ローラ対127、後端アシスト134の起動時(T1)及び起動速度(132mm/sec)が同じで、同じ加速終了速度(500mm/sec)に同じ時間(T2)に到達すれば、第1排紙ローラ対126、揺動ローラ対127、後端アシスト134は、シート束や、3枚のシートに引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる。しかし、起動速度に差がある場合には、図9のS107におけるように、ΔTの時間差を設けて、各々を始動するようにすると、シート束や、3枚のシートに引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる。また、第1排紙ローラ対126や揺動ローラ対127によるローラの擦れ痕がシートに付いて、シート束の品質や、シート束の画像の品質を低下させるようなことがない。
【0068】
3枚のシートは、図28(a)(b)に示すように、揺動ローラ対127と戻しローラ130によって、処理トレイ129上を滑降搬送されて、ストッパ131に受け止められる。この間、スタックトレイ128は、一旦、下降して、シート束の上面を紙面検知レバー133よりも下げてから、再度、上昇して、シート束の上面によって紙面検知レバー133が作動した時点で、上昇を停止する。この結果、スタックトレイ128上のシート束の上面を所定の高さに保持することができる。その後、シートは、下搬送ガイド板123b上に溜められることなく、順次、処理トレイ129上に積載されて、所定枚数に達すると、綴じられる。この綴じ動作の間、後続のシート束の最初の3枚のシートが下搬送ガイド板123b上に溜められる。
【0069】
なお、以上の説明では、下搬送ガイド板123b上に3枚のシートが溜められるようになっているが、溜められるシート(バッファシート)の枚数は、シートの長さ、綴じる時間、シートの搬送速度等によって変わるため、3枚に限定されるものではない。
【0070】
以上説明したように、本実施形態のシート処理装置119は、図26(a)において、シート束Pの下流端Paを、3枚目のシートP3の下流端P3aよりも下流側に長さLだけ突出させるようになっている。これは、次の理由による。なお,1枚目、2枚目のシートP1,P2の下流端P1a,P2bは,3枚目のシートのP3の下流端P3aよりも上流側に位置している。
【0071】
仮に、図29に示すように、下流端の突出長さが、上記長さLより短いL1であるとすると、流端の突出長さもL1になる。このため、揺動ローラ対127が、シート束Pをスタックトレイ128に排出してから、3枚のバッファシートを掴む長さが短くなり、3枚のバッファシートを掴み損なって処理トレイ129に確実に送り込むことができなくなることがある。したがって、揺動ローラ対127がバッファシートを確実に掴んで処理トレイ129に送り込むことができるようにするため、シート束をバッファローラに対して長さLだけ突出させている。
【0072】
また、上記突出長さが短いと、バッファシートとシート束との接触面積が広くなって、シート束がバッファシートに密着し、スタックトレイ128に落下するのが遅くなりがちである。このような場合、揺動ローラ対127が逆転して、バッファシートを処理トレイ129に送り込むとき、シート束がバッファシートに密着したまま、揺動ローラ対127に進入して、シート束に傷が付いたり、ジャムの発生原因になったりするおそれがある。したがって、シート束とバッファシートとの分離性を良くするためにも、シート束をバッファローラに対して長さLだけ突出させている。
【0073】
その他、本実施形態のシート処理装置119は、後端アシスト134がシート束の後端を押すようになっている。このように、シート束の後端を後端アシスト134で押してシート束を搬送すると、シート束の表面にローラを圧接回転させてシート束を排出する場合と異なって、シート束の表面に傷を付けることなく、確実に搬送することができる。
【0074】
すなわち、図30に示すように、揺動ローラ対127のみで、シート束を排出すると、シートに対する上ローラ127a及び下ローラ127bの摩擦の相違や、回転速度の相違等によって、シートの搬送量が異なり、上位のシートと下位のシートとにずれを生じさせることがある。このような場合、揺動ローラ対127は、シートに対して滑り回転をして、シートに傷を付けることがある。また、シート束全体を捩じりながら排出するようなことが生じて、円滑にシート束を排出することができなくなり、処理に時間を要するようになる。さらに、シート束全体を捩じった場合、綴じた部分でシートが裂けて、そのシート束を使用することができなくなるおそれもある。
【0075】
また、このような現象は、シート束を確実に排出しようとして、シート束に対する揺動ローラ対127の挟圧力を高めると、発生しやすくなる。逆に挟圧力を弱める、シート束を確実に搬送することができない。したがって、揺動ローラ対127の挟圧力の設定が困難である。
【0076】
そこで、本実施形態のシート処理装置は、揺動ローラ対127のみでなく、後端アシスト134によってもシート束を排出するようになっているので、上記のようなシートに対する滑り回転をしたり、シート束を捩じったりすることがなくなり、シートやシート束に損傷を与えることなく、シート束を円滑、かつ速やかに排出することができる。また、揺動ローラ対127の挟圧力を厳密に管理することなく、シート束を排出することができるようになる。
【0077】
次に、シート処理装置119の上流側でシートが詰まるジャムが発生したときのシート処理装置119の動作を説明する。
【0078】
複写機100(図1参照)が複写動作を開始してから(図31のフローチャートのS201)終了するまでの間に(S202)に、バッファユニット140の上流側で、すなわち、入口ローラ対121の上流側でジャムが発生した場合(S203)、複写機の装置本体101内のCPU回路200(図2、図8参照)は、フィニッシャ制御部211のCPU221にジャム発生信号を送るとともに、装置本体101内のシート搬送用ローラの回転を停止させる。
【0079】
また、受取ローラ対137でジャムが発生した場合、CPU221は、受取ローラ対137の回転を停止させるとともに、CPU回路200にジャム発生信号を送る。ジャム発生信号を受けたCPU回路200は、装置本体101内のシート搬送用ローラの回転を停止させて、シートをシート処理装置119に送り込まないようにする。
【0080】
その後、CPU221は、シート保持部であるガイド123(図4参照)に保持シート(バッファシート)が積載されているか否かを入口パスセンサS1の検知動作によって判断する(S204)。CPU221は、入口パスセンサS1が保持シートを検知していないとき、ガイド123には保持シートが溜まっていないと判断して、処理トレイ129に積載されているシート処理トレイ上のシート束が排出可能であるか否かを判断し(S205)、綴じることのできる枚数であるならば、そのシート束をステイプラユニット132で綴じて、単独で強制的に排出する制御に移る(S206)。綴じることのできない枚数であるならば(S205)、そのシート束は、処理トレイ129に積載したままにしておく。
【0081】
CPU221は、図17乃至図19に示すような動作して、シート束をスタックトレイ128に排出する(S207)。その後、CPU221は、シート処理装置119の全体の動作を停止させる(S208)。
【0082】
上記S204において、入口パスセンサS1がシートを検知したとき、CPU221は、ガイド123に保持シートが溜まっていると判断して、処理トレイ129に積載されているシートが排出可能であるか否かを判断する(S209)。ガイド123に保持シートがあるということは、処理トレイ129には、排出可能な枚数のシートが積載されていることになるので、CPU221は、そのシート束をステイプラユニット132で綴じて、処理トレイ129上のシート束と、保持シートとを同時に強制的に排出する制御に移る(S210)。
【0083】
CPU221は、図25乃至図28に示すような動作をして、シート束をスタックトレイ128に排出し、ガイド123の保持シートを処理トレイ129に排出する(S207)。その後、CPU221は、シート処理装置119の全体の動作を停止させる(S208)。
【0084】
受け取りローラ対137で詰まったシートは、図32に示すように、受け取りローラ対137と入口ローラ対121の上側のローラを下側のローラから離して、ガイド123を開放することによって、簡単に取り除くことができる。また、受け取りローラ対137の下流側でシートが詰まるようなことがあっても、上第1排紙ローラ126aと上ローラ127aを下第1排紙ローラ127bと下ローラ127bとから離すことによって、ジャムシートを取り除くことができる。受け取りローラ対137と入口ローラ対121の上側のローラは、バッファローラ124の軸124aを中心に回転自在なブラケット190に設けてある。
【0085】
このように、本実施形態のシート処理装置119は、シート処理装置119の上流側でジャムシートが発生したとき、処理トレイ129上のシートをスタックトレイ128に強制的に排出するとともに、バッファユニット140に保持してあるシートを処理トレイ129に強制的に排出するようになっているので、綴じたシート束をジャムシートの発生に関係なくユーザが速やかに手に入れることができるので、処理効率を高めることができるとともに、ユーザの操作性を高めることができる。
【0086】
また、バッファユニット140に保持してあるシートを処理トレイ129に強制的に排出するようになっていることによって、ジャム処理が容易になってジャム処理性を向上させることもできる。
【0087】
さらに、バッファユニット140に保持してあるシートを処理トレイ129に強制的に排出するようになっていることによって、ジャムリカバー対象のシートのみシート処理装置内に保持しておくことができるので、リカバリー開始シートを容易に認識することができる。
【0088】
また、シートにジャムが発生したことに気付かずにシート束を処理トレイ129に長時間積載しておくと、例えば、図20に示す外部に突出している部分が自重によって下方に撓み、シート束が変形するおそれがある。しかし、本実施形態のシート処理装置119は、ジャムが発生したとき、シート束を強制的に排出するのでシート束の変形を防止することができる。
【0089】
次に、シート処理装置119に送り込まれてくる後続シートの間隔がそれまでのシート間隔より広くなったとき、例えば、シート処理装置119をカラー複写機の装置本体に装備したとき、カラー調整のため、シート間隔が広がる場合があったときのシート処理装置119の動作を図33乃至図40に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、フローチャートにおいては、2枚バッファを行う場合についての説明である。
【0090】
図33は、シート処理装置119全体の概略動作説明用のフローチャートであり、ソート処理のフローチャートである。これらのフローチャートに示す各部の動作は、図8に示すフニッシャ制御部211の制御によって行われる。
【0091】
シート処理装置119は、ソート処理(S301)において、処理トレイ129に積載されるシートが1枚目であるか否か(S302)、バッファカウンタが1であるか否か(S303)、前シートがシート束の最終シートであるか否か(S304)の判断に基づいて、機内先頭シート動作(S307)、バッファ最終シート動作(S308)、バッファシート動作(S309)、途中シート動作(S310)のいずれかの動作をする。
【0092】
図33における、機内先頭シート動作(S307)は、図34に符号S401乃至符号S420で示すように、先頭シートを処理トレイ129に積載してシート処理を開始するまでの動作である。
【0093】
図33における、バッファ最終シート動作(S308)は、図35に符号S501乃至図36に符号S535で示すように、バッファシートを処理トレイ129に積載して、後処理動作を開始するまでの動作である。
【0094】
図33における、バッファシート動作(S309)は、図37に符号S601乃至符号S613で示すように、バッファシートをガイド123に溜める(バッファする)動作である。
【0095】
図33における、途中シート動作(310)は、図38に符号S701乃至符号S716で示すように、2枚目以降のシートを処理トレイ129に積載して、シート処理を開始するまでの動作である。
【0096】
図34の符号S419、図36の符号S534、図38の符号S715の後処理動作開始は、図39に符号S801乃至符号S824で示すように、複写機100の装置本体101から排出されたシートを処理トレイ129に積載した後、後処理を行う動作である。
【0097】
まず、CPU221(図8参照)は、前整合モータM5、奥整合モータM6を制御して、シート搬送方向の両側に沿って配設され、かつシート搬送方向に対して交差する方向に接近離間する前整合板144aと奥整合板144b(図5参照)をシートに接近させて、シートの両側を整合する(S801、S802)。仮に、2回整合を行う必要のある例えばB4サイズのような大きいシートの場合(S803)、100msec経過後(S804)、前整合板144aと奥整合板144bをシートから一旦離して、退避させる(S805、S806)。そして、50msec後(S807)、前整合板144aと奥整合板144b(図5参照)をシートに再度接近させて、2回目の整合動作を行う(S808)。一連の整合動作を終了後(S809)、CPU221は、束出しモータM3を制御して揺動ローラ対127の逆転動作を停止する(S810)。
【0098】
その後、CPU221は、装置本体101のCPU回路200からのシート束の最終シート情報によって、あるいは、シート枚数をカウントするカウンタからのシート枚数基づいて、束内最終シートであるか否かを判断する(図40、S811)。最終シートでない場合、CPU221は、前整合モータM5、奥整合モータM6(図8参照)を制御して、前整合板144aと奥整合板144b(図5参照)を退避位置に戻す(S822,S823)。
【0099】
S811において、最終シートである場合、束内最終シートは、ステイプラユニット132でシート束を綴じる場合(S812)、CPU221は、ステイプラシフトモータM8を制御してステイプラ166を綴じる位置(ステイプルする位置)に移動させ、ステイプラモータM9を制御してステイプラ166でシート束を綴じる(S8113,S814)。その後、CPU221は、後端アシストモータM4(図5乃至図8参照)を制御して、図26に示すように後端アシスト134によって、シート束を溜めてあるシートより長さLだけ突出させる(プレだしさせる)(S815,S816)。
【0100】
その後、CPU221は、ユーザが操作部210(図2参照)に入力した、シートサイズ、シートの材質(紙質)、厚シート、薄シート、タブシート、カラーシート等のシートの属性情報に基づいて、綴じられたシート束が同時に排出ができない(同時束出しができない)シートであると判断したとき、あるいは、綴じられたシート束の次のシートがバッファできないシートであったときに(S817)、束出しモータM3を制御して、綴じられたシート束だけを処理トレイ129からスタックトレイ128に排出して(単独束出しをして)、後処理動作を完了する(S822,S823,S824)。
【0101】
また、バッファユニット140に次のシートが詰まって送られてこない場合も、CPU221は、束出しモータM3を制御して、綴じられたシート束だけを処理トレイ129からスタックトレイ128に排出して(単独束出しをして)、後処理動作を完了する(S818,S821,S824)。
【0102】
このことによって、シート処理装置は、綴じられたシート束を不必要に長時間、処理トレイ129に留めておくことなくスタックトレイ128排出することができるので、シート処理装置119の処理効率を高めて、ユーザにシート束を早く提供することができる。
【0103】
また、綴じられたシート束が、長時間、処理トレイ129に積載されていることがなく、例えば、図20に示す外部に突出している部分が自重によって下方に撓んで、変形するようなことがなくなる。
【0104】
さらに、バッファユニット140に後続シートが送られてくることになっていても、装置本体101内の送りローラのスリップ、画像調整等によって、後続シートが遅れて、後続シートが例えば図1に示すレジストローラ対150の上流側にいて、バッファユニット140に到達するまでの間に、処理トレイ129上のシート束をスタックトレイ128に排出することができる場合には、CPU122は、束出しモータM3を制御して、綴じられたシート束だけを処理トレイ129からスタックトレイ128に排出して(単独束出しをして)、後処理動作を完了する(S819,S821,S824)。
【0105】
このことによって、シート処理装置は、綴じられたシート束を不必要に長時間、処理トレイ129に留めておくことなくスタックトレイ128排出することができるので、シート処理装置119の処理効率を高めて、ユーザにシート束を早く提供することができる。
【0106】
また、綴じられたシート束が、長時間、処理トレイ129に積載されていることがなくなり、例えば、図20に示す外部に突出している部分が自重によって下方に撓んで、変形するようなことがなくなる。
【0107】
処理トレイ129上のシートとガイド123に溜めてあるバッファシートともS818、S819の条件に該当しない場合、CPU122が入口搬送モータM2、束出しモータM3、束下クラッチCLを制御することによって、処理トレイ129上のシート束がスタックトレイ128に排出されるのと、同時に、溜まっているシートをガイド123から処理トレイ129に排出される。すなわち、同時束出しされる(S820,S824)。
【0108】
図40における単独束出し動作(S821)は、図9に符号S101乃至S112で示すように、綴じられたシート束をバッファシートと同時に排出しないで、処理トレイ129上の綴じられたシート束のみ排出する動作である。
【0109】
以上のシート処理装置は、同時束出し方式のシート処理装置であったが、図41に示すような単独束出し方式のシート処理装置10にも本発明を適用することができる。このシート処理装置10も、画像形成装置である例えば複写機の装置本体16に装備されて、複写機15として使用されるようになっている。
【0110】
このシート処理装置10は、装置本体16からシート排出ローラ対17によって送り込まれてきたシートを、ストレートパス20を通過させて、処理トレイ11に順次積載し、所定枚数積載するとステイプラユニット19で綴じる。その後、揺動ローラ対18の上ローラ18aと下ローラ18bとで、シート束を挟んで回転して、排出するようになっている。
【0111】
ステイプラユニット19でシート束を綴じている間、送られてくるシートは、搬送通路12に案内されて、バッファローラ13の周囲に形成したバッファローラパス14に溜められ(バッファされて)、綴じ処理動作が終わったとき、処理トレイ11に排出されるようになっている。溜められるシート(バッファシート)の枚数は、ステイプラユニット19がシート束を綴じるのに要する時間に相当する枚数である。バッファローラ13とバッファローラ14等は、バッファユニット23を構成している。
【0112】
このようなシート処理装置10においても、バッファローラパス14より上流側でシートが詰まるジャムが発生した場合、シート処理装置10全体の動作を停止させることなく、シート処理装置10のみを作動を継続して処理トレイ11上で綴じられたシート束を排出するようになっている。
【0113】
すなわち、図42に示すフローチャートにおいて、複写機15が複写動作を開始してから(S901)、終了するまでの間に(S902)に、バッファユニット23の上流側で、すなわち、搬送通路12の上流側でジャムが発生した場合(S903)、複写機の装置本体16内のCPU回路24は、フィニッシャ制御部20のCPU21にジャム発生信号を送るとともに、装置本体16内のシート搬送用ローラの回転を停止させる。
【0114】
その後、CPU21は、バッファローラパス14に保持シート(バッファシート)がいるか否かをバッファセンサS2の検知動作によって判断する(S904)。CPU21は、バッファセンサS2が保持シートを検知していないとき、バッファローラパス14には保持シートが保持されていないと判断して、処理トレイ11に積載されているシートが排出可能状態であるか否かを判断し(S905)、排出可能状態であるならば、単独で強制的に排出する(S906、S907)。排出可能状態でなければ(S905)、そのシート束は、処理トレイに積載したままにしておく。そして、CPU21は、シート処理装置10全体の動作を停止させる(S918)。
【0115】
上記S904において、バッファセンサS2がシートを検知したとき、CPU21は、バッファパス14に保持シートが保持されていると判断して、処理トレイ11上には、排出可能なシート束が積載されているので、そのシート束を装置外部に排出する(S909、S910)。その後、CPU21は、バッファパス14に溜めてあるシートを処理トレイ11に排出する(S911,S912)。最後に、CPU21は、シート処理装置10全体の動作を停止させる(S913)。
【0116】
このように、本実施形態のシート処理装置10は、シート処理装置10の上流側でジャムシートが発生したとき、処理トレイ11上のシートをスタックトレイ22に強制的に排出してから、バッファローラパス14に保持してあるシートを処理トレイ11に強制的に排出するようになっているので、シート束をジャムシートの発生に関係なくユーザが速やかに手に入れることができるので、処理効率を高めることができるとともに、ユーザの操作性を高めることができる。
【0117】
また、バッファローラパス14に保持してあるシートを処理トレイ11に強制的に排出するようになっていることによって、ジャム処理が容易になってジャム処理性を向上させることもできる。
【0118】
さらに、バッファローラパス14に保持してあるシートを処理トレイ11に強制的に排出するようになっていることによって、ジャムリカバー対象のシートのみシート処理装置内に保持しておくことができるので、リカバリー開始シートを容易に認識することができる。
【0119】
また、シートにジャムが発生したことに気付かずにシート束を処理トレイ11に長時間積載しておくと、外部に突出している部分が自重によって下方に撓み、シート束が変形するおそれがある。しかし、本実施形態のシート処理装置10は、ジャムが発生したとき、シート束を強制的に排出するのでシート束の変形を防止することができる。
【0120】
以上の説明では、シートの位置をセンサで検知するようになっているが、CPU221内部で管理されるシート保持情報(メモリ情報)によって判断するようにしてもよい。
【0121】
また、シート処理装置は、処理トレイ129上のシート束の両側から整合する幅整合と後端整合とを行った後、そのシート束を綴じているが、綴じないで、幅整合と後端整合したままスタックトレイ128に排出するようにしてもよい。
【0122】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0123】
(実施態様1) 供給されたシートを複数枚重ねて溜めて排出するシート保持手段と、前記シート保持手段のシート搬送方向の下流側でシートが積載されて、該シートに処理が施される第1シート積載手段と、前記第1シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、前記シート排出手段によって排出された前記シートが積載される第2シート積載手段と、前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されないとき、前記シート搬送手段と前記シート保持手段とを制御して前記第1シート積載手段の前記シートを前記第2シート積載手段に排出させた後、前記シート保持手段に溜められた前記シートを前記第1シート積載手段に排出させるシート排出制御手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
【0124】
実施態様1のシート処理装置10は、シート排出制御手段である例えば制御部20が、シート保持手段である例えばバッファユニット23に後続のシートが所定時間供給されないとき、制御部20が、シート搬送手段である例えば揺動ローラ対18とバッファユニット23とを制御して第1シート積載手段である例えば処理トレイ11のシートを第2シート積載手段である例えばスタックトレイ22に排出させた後、バッファユニット23に保持されたシートを処理トレイ11に排出させるようになっているので、例えば、綴じたシート束をジャムシートの発生に関係なくユーザが速やかに手に入れることができるので、処理効率を高めることができるとともに、ユーザの操作性を高めることができる。
【0125】
また、バッファローラパス14に保持してあるシートを処理トレイ11に強制的に排出するようになっていることによって、ジャム処理が容易になってジャム処理性を向上させることもできる。
【0126】
さらに、バッファローラパス14に保持してあるシートを処理トレイ11に強制的に排出するようになっていることによって、ジャムリカバー対象のシートのみシート処理装置内に保持しておくことができるので、リカバリー開始シートを容易に認識することができる。
【0127】
また、シートにジャムが発生したことに気付かずにシート束を処理トレイ11に長時間積載しておくと、外部に突出している部分が自重によって下方に撓み、シート束が変形するおそれがある。しかし、本実施態様のシート処理装置10は、ジャムが発生したとき、シート束を強制的に排出するのでシート束の変形を防止することができる。
【0128】
(実施態様2) 供給されたシートを複数枚重ねて溜めるシート保持手段と、前記シート保持手段によって溜められたシート又は前記シート保持手段を素通りしたシートが積載されて、該シートに処理が施される第1シート積載手段と、前記第1シート積載手段から排出されたシートが積載される第2シート積載手段と、前記シート保持手段に溜められたシートと前記第1シート積載手段に積載されたシートとを一緒に搬送して、前記第1シート積載手段に積載されたシートが前記第2シート積載手段に排出された後、前記シート保持手段に溜められたシートを前記第2シート積載手段に積載するシート搬送手段と、前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されないとき、前記シート搬送手段を制御して前記第1シート積載手段に積載されたシートを前記第2シート積載手段に排出させ、かつ前記シート保持手段に溜められたシートを前記第2シート積載手段に積載させるシート排出制御手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
【0129】
実施態様2のシート処理装置119は、シート保持手段である例えばバッファユニット140に後続のシートが所定時間供給されないとき、シート排出制御手段である例えばフィニッシャ制御部211が、シート搬送手段である例えば揺動ローラ対127を制御して第1シート積載手段である例えば処理トレイ129に積載されたシートを第2シート積載手段である例えばスタックトレイ128に排出させ、かつバッファユニット140に保持されたシートをスタックトレイ128に積載させるようになっているので、綴じたシート束をジャムシートの発生に関係なくユーザが速やかに手に入れることができるので、処理効率を高めることができるとともに、ユーザの操作性を高めることができる。
【0130】
また、バッファユニット140に保持してあるシートを処理トレイ129に強制的に排出するようになっていることによって、ジャム処理が容易になってジャム処理性を向上させることもできる。
【0131】
さらに、バッファユニット140に保持してあるシートを処理トレイ129に強制的に排出するようになっていることによって、ジャムリカバー対象のシートのみシート処理装置内に保持しておくことができるので、リカバリー開始シートを容易に認識することができる。
【0132】
また、シートにジャムが発生したことに気付かずにシート束を処理トレイ129に長時間積載しておくと、例えば、図20に示す外部に突出している部分が自重によって下方に撓み、シート束が変形するおそれがある。しかし、本実施形態のシート処理装置119は、ジャムが発生したとき、シート束を強制的に排出するのでシート束の変形を防止することができる。
【0133】
(実施態様3) 供給されたシートを複数枚重ねて溜めるシート保持手段と、前記シート保持手段によって溜められたシート又は前記シート保持手段を素通りしたシートが積載されて、該シートに処理が施される第1シート積載手段と、前記第1シート積載手段に積載されたシートを前記シート保持手段に溜められた前記シートより所定量下流側に搬送可能な第1シート搬送手段と、前記第1シート積載手段から排出されたシートが積載される第2シート積載手段と、前記第1シート積載手段に積載されたシートが前記第1シート搬送手段によって前記所定量だけ下流側に搬送された後、該シートと前記保持手段に溜められたシートとを一緒に搬送して、前記第1シート積載手段に積載されたシートを前記第2シート積載手段に排出して、前記シート保持手段に積載されたシートを前記第2シート積載手段に積載する第2シート搬送手段と、前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されないとき、前記シート保持手段と前記第2シート搬送手段とを制御して、前記第1シート積載手段に積載されたシートを前記第2シート積載手段に排出させ、かつ前記シート保持手段に溜められたシートを前記第2シート積載手段に積載させるシート排出制御手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
【0134】
実施態様3のシート処理装置は、バッファユニット140に後続のシートが所定時間供給されないとき、フィニッシャ制御部211が、バッファユニット140と揺動ローラ対127とを制御して、処理トレイ129に積載されたシートをスタックトレイ128に排出させ、かつバッファユニット140に溜められたシートをスタックトレイ128に積載させるようになっているので、綴じられたシート束を不必要に長時間、処理トレイ129に留めておくことなくスタックトレイ128排出することができるので、シート処理装置119の処理効率を高めて、ユーザにシート束を早く提供することができる。
【0135】
また、綴じられたシート束が、長時間、処理トレイ129に積載されていることがなくなり、例えば、図20に示す外部に突出している部分が自重によって下方に撓んで、変形するようなことがなくなる。
【0136】
また、第1シート搬送手段である例えば後端アシスト134が処理トレイ129に積載されているシートをスタックトレイ128側に所定量搬送した後、第2搬送手段である例えば揺動ローラ対127が、バッファユニット140に保持されたシートと処理トレイ129に積載されたシートとを同時に搬送して、処理トレイ129に積載されたシートをスタックトレイ128に排出するようになっているので、シート束が所定量搬送された分だけ、シート束とバッファシートとの重なり面積が少なくなり、シート束をバッファシートから確実に分離して、スタックトレイ128に確実に排出積載することができる。また、揺動ローラ対127と後端アシスト134とによってシートを搬送するので、シートを速やか、かつシート排出時間にばらつきが生じることなく排出することができて、処理時間の短い機器として提供することができる。
【0137】
(実施態様4) 前記シート保持手段の上流側に、前記シート保持手段にシートを供給する回転体対を備え、該回転体対の回転体同士は接離可能であることを特徴とする実施態様1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
【0138】
実施態様4のシート処理装置は、回転体対である例えば受け取りローラ対137が接離可能になっているので、ジャムシートを簡単に取り除くことができる。
【0139】
(実施態様5) シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置は、実施態様1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0140】
実施態様5の画像形成装置は、シートの処理効率を高めたシート処理装置を備えて、画像処理効率を高めることができる。
【0141】
【発明の効果】
本発明のシート処理装置は、シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されないとき、シート排出制御手段によって、シート搬送手段とシート保持手段とを制御してシート積載手段のシートを排出させた後、シート保持手段に溜められたシートをシート積載手段に排出させるようになっているので、処理を施したシート束をジャムシートの発生に関係なくユーザが速やかに手に入れることができるので、処理効率を高めることができるとともに、ユーザの操作性を高めることができる。
【0142】
また、シート保持手段に溜めてあるシートを処理トレイ129に強制的に排出するようになっていることによって、ジャム処理が容易になってジャム処理性を向上させることもできる。
【0143】
さらに、シート保持手段に溜めてあるシートを処理トレイ11に強制的に排出するようになっていることによって、ジャムリカバー対象のシートのみシート処理装置内に保持しておくことができるので、リカバリー開始シートを容易に認識することができる。
【0144】
また、シートにジャムが発生したことに気付かずにシート束をシート積載手段に長時間積載しておくと、外部に突出している部分が自重によって下方に撓み、シート束が変形するおそれがあ、ジャムが発生したとき、シート束を強制的に排出するのでシート束の変形を防止することができる。
【0145】
本発明のシート処理装置は、シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されないとき、シート排出制御手段によって、シート搬送手段を制御してシート積載手段に積載されたシートを排出させ、かつシート保持手段に溜められたシートを排出するようになっているので、処理を施したシート束をジャムシートの発生に関係なくユーザが速やかに手に入れることができるので、処理効率を高めることができるとともに、ユーザの操作性を高めることができる。
【0146】
本発明のシート処理装置は、第シート搬送手段がシート積載手段に積載されているシートを搬送した後、第シート搬送手段が、シート保持手段に保持されたシートとシート積載手段に積載されたシートとを同時に搬送して、シート積載手段に積載されたシートを排出するようになっているので、シート束が所定量搬送された分だけ、シート束とバッファシートとの重なり面積が少なくなり、シート束をバッファシートから確実に分離して、確実に排出積載することができる。また、第1シート搬送手段と第2シート搬送手段とによってシートを搬送するので、シートを速やか、かつシート排出時間にばらつきが生じることなく排出することができて、処理時間の短い機器として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置である複写機の正面概略断面図である。
【図2】図1の複写機の制御ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態のシート処理装置の正面概略断面図である。
【図4】本発明の実施形態のシート処理装置の各駆動系を示した正面概略断面図である。
【図5】本発明の実施形態のシート処理装置の主要部の拡大図である。
【図6】図5における、後端アシストが移動した状態の図である。
【図7】後端アシストが図6よりさらに移動した状態の図である。
【図8】図3のシート処理装置の制御ブロック図である。
【図9】図3のシート処理装置において、シート束を排出するときの動作説明用のフローチャートの図である。
【図10】後端アシストと揺動ローラ対との動作タイミングを説明するための図である。
【図11】後端アシストと揺動ローラ対との動作タイミングを説明するための図である。
【図12】後端アシストと揺動ローラ対と第1排紙ローラ対との動作タイミングを説明するための図である。
【図13】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に1枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 1枚目のシートを受け入れた状態の図である。
【図14】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図13に続く動作説明用の図である。
(a) 1枚目のシートが第1排紙ローラを通過した状態の図である。
(b) 1枚目のシートがスタックトレイと処理トレイに跨って落下した状態の図である。
【図15】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図14に続く動作説明用の図である。
(a) 1枚目のシートを処理トレイに送り込む状態の図である。
(b) 1枚目のシートを処理トレイにさらに送り込む状態の図である。
【図16】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図15に続く動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に2枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 1枚目のシートがストッパに当接した状態の図である。
【図17】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、3枚のシートが処理トレイに積載された状態の図である。
【図18】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図17に続く動作説明用の図である。
(a) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出し始める状態の図である。
(b) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出している途中の状態の図である。
【図19】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、シート束を処理トレイからスタックトレイに排出した状態の図である。
【図20】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に1枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 1枚目のシートをスイッチバックポイントまで受け入れた状態の図である。
【図21】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図20に続く動作説明用の図である。
(a) 1枚目のシートを後端受け止め部で受け止めた状態の図である。
(b) 1枚目のシートを後端押さえによって下搬送ガイド板に押さえ込んだ状態の図である。
【図22】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図21に続く動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に2枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 2枚目のシートがさらに送り込まれた状態の図である。
【図23】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図22に続く動作説明用の図である。
(a) 2枚目のシートをスイッチバックポイントまで受け入れた状態の図である。
(b) 2枚目のシートを後端受け止め部で受け止めた状態の図である。
【図24】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、1枚目と2枚目のシートを重ねて、後端押さえによって下搬送ガイド板に押さえ込んだ状態の図である。
【図25】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図24に続く動作説明用の図である。
(a) 3枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 3枚目のシートが送り込まれた状態の図である。
【図26】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図25に続く動作説明用の図である。
(a) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出し始める状態の図である。
(b) シート束をバッファシートとを排出方向に搬送している状態の図である。
【図27】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図26に続く動作説明用の図である。
(a) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出した状態の図である。
(b) バッファシートを処理トレイに送り込んでいる状態の図である。
【図28】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図27に続く動作説明用の図である。
(a) バッファシートを処理トレイに送り込んでいる状態の図である。
(b) バッファシートを処理トレイにさらに送り込んでいる状態の図である。
【図29】バッファシートの下流端部からのシート束の下流端の突出長さが短い場合の動作説明用の図である。
【図30】揺動ローラのみでシート束を排出する場合の問題点を説明するための図である。
【図31】シート処理装置の上流でジャムシートが発生したときの動作説明用のフローチャートである。
【図32】受け取りローラ対と入口ローラ対とのローラ同士を離間した状態図である。
【図33】ソート処理のフローチャートである。
【図34】機内先頭シート動作説明用のフローチャートである。
【図35】バッファ最終シート動作説明用のフローチャートである。
【図36】図35に続くフローチャートである。
【図37】バッファ動作説明用のフローチャートである。
【図38】途中動作説明用のフローチャートである。
【図39】後処理動作説明用のフローチャートである。
【図40】図39に続くフローチャートである。
【図41】他の実施形態のシート処理装置である。
【図42】図41のシート処理装置において、上流でジャムシートが発生したときの動作説明用のフローチャートである。
【符号の説明】
D 原稿
P シート
L シート束とバッファシートの突出長さの差
S1 入口パスセンサ
S2 バッファセンサ
SP スイッチバックポイント
CL 束下クラッチ
M1 共通搬送モータ
M2 入口搬送モータ
M3 束出しモータ
M4 後端アシストモータ
10 シート処理装置
11 処理トレイ(シート積載手段
15 複写機(画像形成装置)
16 複写機(画像形成装置)の装置本体
18 揺動ローラ対(シート搬送手段)
19 ステイプラユニット
20 制御部(シート排出制御手段)
22 スタックトレイ
23 バッファユニット(シート保持手段)
100 複写機(画像形成装置)
101 装置本体
102 原稿給送装置
104 給送部
114 感光ドラム(画像形成手段)
119 シート処理装置
121 入口ローラ対
123a 上搬送ガイド板
123b 下搬送ガイド板
124 バッファローラ
126 第1排紙ローラ対(保持シート搬送部)
126a 上第1排紙ローラ
126b 下第1排紙ローラ
127 揺動ローラ対(シート搬送手段、第シート搬送手段)
127a 上ローラ
127b 下ローラ
128 スタックトレイ
129 処理トレイ(シート積載手段
130 戻しローラ
131 ストッパ
132 ステイプラユニット
133 紙面検知レバー
134 後端アシスト(第シート搬送手段)
135 後端押さえ
136 後端受け止め部
137 受け取りローラ対(回転体対)
140 バッファユニット(シート保持手段)
141 摩擦部材
150 レジストローラ対
200 CPU
210 操作部
211 フィニッシャ制御部(シート排出制御手段)
212 FAX制御部
221 CPU

Claims (6)

  1. 供給されたシートを溜シート保持手段と、
    前記シート保持手段に溜められたシート又は前記シート保持手段を素通りしたシートを一時的に積載するシート積載手段と、
    前記シート保持手段のシート及び前記シート積載手段のシートを挟持して搬送するローラ対を有し、前記シート保持手段のシートを挟持した前記ローラ対を第1の回転方向に回転させて、前記シート保持手段からシートを所定量搬送して排出した後、このシートを挟持している前記ローラ対を前記第1の回転方向とは逆方向の第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送し、さらに、前記シート積載手段のシートを挟持した前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させる第1シート搬送手段と、
    前記シート積載手段上のシートを前記シート排出方向に搬送する第2シート搬送手段と、
    前記第1シート搬送手段及び前記第2シート搬送手段によるシートの搬送を制御するシート排出制御手段と、を備え、
    前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記第2シート搬送手段により搬送させて、前記シート排出方向における後端を前記シート保持手段のシートの後端よりも先行させた後、前記シート積載手段上のシートと前記シート保持手段のシートとを重ねた状態で前記ローラ対に挟持させ、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段上のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対が前記シート保持手段から排出されたシートを挟持している状態で前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出されたシートを前記シート積載手段に搬送させ、
    前記シート保持手段にシートが溜められていない状態で前記シート保持手段に後続のシートが前記所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記ローラ対に挟持させ、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させる、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. シート積載手段に積載されたシートの綴じ処理を行う綴じ手段を備え、
    前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記綴じ手段により綴じた後、そのシートを前記第2シート搬送手段により搬送させて、前記シート排出方向における後端を前記シート保持手段のシートの後端よりも先行させた後、前記シート積載手段上のシートと前記シート保持手段のシートとを重ねた状態で前記ローラ対に挟持させ、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段上のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対が前記シート保持手段から排出されたシートを挟持している状態で前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出されたシートを前記シート積載手段に搬送させ、前記後続のシートが前記シート積載手段に搬送されるまでそのシートを保持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段のシートとが前記ローラ対に挟持されていない状態で、前記第1シート搬送手段と前記第2シート搬送手段とを制御して、前記シート排出方向における前記シート積載手段のシートの後端を前記シート保持手段のシートの後端よりも先行させた後、前記ローラ対に前記シート 保持手段のシートと前記シート積載手段上のシートとを挟持させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
  4. 供給されたシートを溜めるシート保持手段と、
    前記シート保持手段に溜められたシート又は前記シート保持手段を素通りしたシートを一時的に積載するシート積載手段と、
    前記シート保持手段のシート及び前記シート積載手段のシートを挟持して搬送するローラ対を有し、前記シート保持手段のシートを挟持した前記ローラ対を第1の回転方向に回転させて、前記シート保持手段からシートを所定量搬送して排出した後、このシートを挟持している前記ローラ対を前記第1の回転方向とは逆方向の第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送し、さらに、前記シート積載手段のシートを挟持した前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させるシート搬送手段であって、前記ローラ対が前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段のシートとを挟持して搬送する場合、前記第1の回転方向に回転しているときのシート排出方向における前記シート積載手段のシートの後端が、前記シート排出方向における前記シート保持手段のシートの後端よりも先行した状態で、前記ローラ対により前記シート保持手段のシートと前記シート積載手段のシートとを挟持して搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段を制御するシート排出制御手段と、を備え、
    前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送させ、
    前記シート保持手段にシートが溜められていない状態で前記シート保持手段に後続のシートが前記所定時間供給されない場合、前記ローラ対を第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させる、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  5. シート積載手段に積載されたシートの綴じ処理を行う綴じ手段を備え、
    前記シート排出制御手段は、前記シート保持手段にシートが溜められている状態で前記シート保持手段に後続のシートが所定時間供給されない場合、前記シート積載手段のシートを前記綴じ手段により綴じた後、前記ローラ対を前記第1の回転方向に回転させて、前記シート積載手段のシートを排出させるとともに、前記シート保持手段のシートを所定量搬送して前記シート保持手段から排出させ、その後、前記ローラ対を前記第2の回転方向に回転させて、前記シート保持手段から排出したシートを前記シート積載手段に搬送させ、前記後続のシートが前記シート積載手段に搬送されるまでそのシートを保持する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシート処理装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を備え、
    前記画像形成手段は、前記シート処理装置の前記搬送方向上流に設けられている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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