JP4141050B2 - 椅子、特にオフィス用椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は少なくとも1つの前部シート・サポート・アームとシート・トップの下側に突き出ている少なくとも1つの後部シート・サポート・アームを有するシート・トップと、中央チェア・カラム又はいくつかの椅子脚にしっかり接続されたシート・キャリアと、そして最初は上記シート・トップの下側に延び、その後上側に延びた背もたれ台に配置された背もたれで構成され、その背もたれは横方向に水平に延びた背もたれ台旋回接合部によって支承され、前部シート・サポート・アームは少なくとも1つのレバーを通じて上記シート・キャリアに関節方式で接続されており、背もたれ台旋回接合部から後方に位置がずらされている上記後部シート・サポート・アームは関節方式で横方向に水平に延びた後部シート接合部によって上記背もたれ台に接続され、さらに、バネ構造がシート・トップの下側に配置されており、このばね材がシート・トップに対しては上方向に、背もたれに対しては前方向にバイアス力をかける椅子、特にオフィス用の椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上に述べたようなタイプの椅子はDE 43 13 301 C2で知られている。この椅子のためのばね材は前記シート・キャリアとシート・トップとの間に配置されている。前記のようなこの椅子のひとつの部品を設けたことにより、使用者は上向き、又は仰向けにでも自分で選んで腰掛けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この椅子において、仰向けの姿勢の場合、シート・トップは後側が下がり、それによって同時に背もたれが後方に旋回する。使用者の背中に働く力をその使用者、特にその体重に適合させる可能性を提供していないことはこの公知の椅子の欠点である。従って、公知の椅子は使用者の背中に作用する力に関しては中途半端な取り扱いしかしておらず、これは椅子が体重が軽かったり、又は逆に重い使用者によって用いられる場合最善の方式とは言えない。
【0004】
そこで本発明の目的は上に述べたような欠点を回避し、背もたれによって使用者の背中に働く力が使用者の体重に適合できるようにし、自動適合化が可能になるような椅子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、上に述べたようなタイプの椅子は前部シート・サポート・アームをシート・キャリアに接続しているレバーが横方向水平に延びた回転軸を中心にして回転できるように設けられ、関節方式で前部シート・サポート・アームに接続された旋回レバーの1つのアームによってシート・キャリアのところで支承されており、旋回レバーの他方のアームがばね材の一端に接続されており、さらにばね材の他端が背もたれ台旋回接合部から離れた位置で、背もたれ台に接続されていることを特徴とする。
【0006】
従来の技術で用いられているシート・トップに直接作用する単一圧力ばねがばね材と取り替えられ、そのバイアス力を2−アーム旋回レバーによって変化させることができ、その変更が椅子の使用者によってシート・トップにかけられる体重負荷によって自動的に達成される点が重要である。手動操作の場合、それによって、椅子の使用者の体重が軽い場合には背もたれは小さな力だけを使用者の背中に作用させ、使用者の体重が重い場合には、その背もたれが使用者の背中により大きな力を作用させるので、椅子の使用者の体重に依存して、使用者の背中がいつでも背もたれによって適切な力で支えられるようになっている。
【0007】
同時に背もたれの力のこうした適合化を実現するための機械的な努力は比較的小さいので、本発明による椅子は低コストで製造することができ、そして安定しており、安全で、そして耐久性の高い方法で、多大の努力を要さずに製造することができる。
【0008】
本発明による椅子の第1の実施の形態では、少なくとも1つの引っ張りばねがばね材となっており、その引っ張りばねの前端に接続された旋回レバーの第2レバー・アームは後側に向いており、その引っ張りばねの後端の背もたれとの接続は、背もたれ台旋回接合部からは上方にずれて位置している。ばね材がこうした構成になっているので、必要な機能が技術的に単純で信頼性の高い方法で達成される。さらに、生産コストが低く抑えられ、そのばね材を収容するために比較的小さなスペースしか必要としない。
【0009】
さらに、上記旋回レバーが真っ直ぐなレバー、又は最大でも45度の角度のレバーに設計されるのが好ましい。旋回レバーをこのように設計すると、そのレバーの製造が簡単であり、シート・トップの下側に配置される椅子メカニズムの部分のすっきりした構造が可能になるという利点がある。これはシート・トップ下側の椅子機構のために求められる部屋の必要条件を減らし、そして特に横側から見た場合の椅子の外観が改善される。
【0010】
本発明による椅子の別の実施の形態では、少なくとも1つの圧力ばねがばね材として作用し、圧力ばねの前端に接続された上記旋回レバーの第2レバー・アームが下向き、又は下方に傾斜しており、圧力ばねの後端と背もたれとの接続が背もたれ台旋回接合部から下側にずれて位置している。また、ばね部材の必要な機能は技術的に単純で信頼性の高いやり方で達成される。レバー効果を変化させることで、この椅子の場合も、シート・トップに対して上向きに働くバイアス力と背もたれに対して働く前向きのバイアス力がこのばね材によって提供される。
【0011】
この椅子の前記のような実施の形態においては、旋回レバーは好ましくはアングル・レバーとして設計され、レバー・アームはお互いに対して70〜110度の範囲の角度を有している。こうした構造で設計された旋回レバーによって圧力ばねのバイアス力がシート・トップに伝えられ、好ましいレバー効果が得られると同時に、コンパクトな構造が維持される。
【0012】
背もたれによって椅子の利用者の背中に働く支持力に意図的に影響を及ぼし、それを変えるために、さらに背もたれに作用する引っ張りばねの力を調節することができる。したがって、さらに別の実施の形態では、このばね材の後端の背もたれ台での接続点の背もたれ台旋回接合部からの距離を調節することができる。こうした方法で、ばね材と背もたれ台との間のレバー・アームの長さを調節することができ、それによって背もたれの力が必要に応じて調節できる。
【0013】
さらに、ばね材の後端は固定できる旋回可能なレバーでによって背もたれ台に接続されるのが好ましい。こうした設計によって、ばね材のバイアス力がほとんど変化せず、ばね材と背もたれ台との間のレバー効果を、調節レバーの対応する位置に応じて変えることができる。
【0014】
少なくとも1つのらせん型脚部、ねじれバー、ガス圧、ゴム又はエラストマー・ばねをばね材として設けるのが好ましいが、それはそうしたばねが安価で市場で簡単に買える入手しやすい構造部材だからである。
【0015】
使用していない場合に椅子を少なくとも1つの基本姿勢に固定するため、及び椅子の使用者がそれを固定した姿勢で使用することを希望する場合、すなわち仰向けの姿勢を望まない場合は、背もたれ台旋回接合部を中心に旋回可能な背もたれ台を継続的、又は段階的姿勢に固定することができる。
【0016】
前記のような背もたれ台の固定性を有する椅子の第1実施形態は、少なくとも1つの水平旋回軸を中心に旋回可能な1アーム・キャッチ・レバーが背もたれ台旋回接合部とは垂直方向に間隔を置いて背もたれ台に接続され、そのキャッチ・レバーはほぼシート・キャリアの方向に延びており、そしてその長さ方向で最初の自動的に設定される解放位置で、係止要素を起動要素を調節することで占められる、第2係止位置に係合させてその係止要素がキャッチ・レバーのシート・キャリアに対するキャッチ・レバーのずれを防止するような方法で、シート・キャリアに対してその長さ方向で自由にずらすことができる。
【0017】
キャッチ・レバーがその解放位置にある時に、シート・トップと背もたれのシート・キャリアに対する動きは邪魔されず、キャッチ・レバーが起動要素を調節してその係止位置にある場合だけ、背もたれのところでのシート・トップのシート・キャリアに対する、そして相互のさらなる動きは阻止される。
【0018】
好ましい別の実施の形態では、係止要素はキャッチ・レバーの細長い孔を通じて延びる少なくとも1つのボルトで、その細長い孔は少なくとも1つのボルトをその係止位置に受け入れるための下向きに延びたへこみで構成されている。キャッチ・レバーの解放位置では、ボルトはこの細長い孔に沿って延び、ボルトとキャッチ・レバーが相互に対して自由に動けるようになっている。キャッチ・レバーが持ち上げられてボルトがそのへこみに入り込むと、この動きは不可能になり、シート・トップ及び背もたれが係止される。この係止位置はばね材のばね力及びボルトとへこみとの間の摩擦によって確実に保たれるので、シート・トップと背もたれ台との間の係止は自動的に維持される。使用者がシート・トップに座って背もたれにもたれた場合だけ、ばね力が働いてキャッチ・レバーが旋回軸を中心に下側に下がり、再度解放位置を獲得する。
【0019】
さらに、この椅子の別の実施の形態では係止要素がキャッチ・レバーの旋回軸を中心に半径方向に相互に平行に延びたいくつかの突起歯によって形成されており、この歯はキャッチ・レバーに取りつけられた対応する歯と係合したり離れたりすることができる。係止要素及びキャッチ・レバーのこの実施の形態によれば、上に延びたのと同じような機能が達成できる。さらにこの第2実施形態によれば、係止位置をさらに細かく取ることができる。
【0020】
上に述べた2つの実施の形態とはさらに別の実施の形態で、ばね材は継続的又は段階的な位置に係止出来るガス圧力ばねであってもよい。係止されるべきこのガス圧力ばねは望ましいばね力を提供してくれると同時に背もたれ台の係止を可能にしてくれ、背もたれは背もたれ台の動きの全体的な範囲の中で選択出来る望ましい位置に接続される。ガス圧力ばねが解放されると、椅子は前記したように背もたれが動くことができるようになり、シート・トップの後側部分が下方に下がることに伴う背もたれの後方への旋回は椅子の利用者の負荷をずらすことによってのみ可能になる。
【0021】
一方のシート・トップの後端と他方の背もたれの動きの割合は後部シート接合部の背もたれ台旋回接合部からの距離によって固定されている。この椅子の簡単な実施の形態においては、ほとんどのユーザーに適した固定位置を選択することができる。しかし、後部シート接合部は調節可能で、その長さ方向で背もたれ台に対して位置的に固定することができる。このような方法で、シート・トップの後端と背もたれの動きの割合を随意に変えることができ、その場合、後部シート接合部をその位置でシート・キャリアに対して前側の背もたれ台旋回接合部に近づく方向へ、又は後側の背もたれ台旋回接合部から離れる方向に押して、望ましい位置で係止する。後部シート接合部を背もたれ台旋回接合部に近づく方向に配置した場合、背もたれはより大きく旋回することができ、同時にシート・トップの後端が下方に下がり、逆に後部シート接合部がより後側に配置された場合は、背もたれの旋回角度は小さくなって、シート・トップの一定の割合でしか下方に下がらない。
【0022】
最後に本発明による椅子の場合、2つの前部及び2つの後部サポート・アーム、2つの背もたれ台、そして2つのばねが椅子の縦方向中央面を中心に左右対称に配置されている。こうした構成で、特にシート・トップと背もたれは傾けようとする力の影響を受けず、同時に、この椅子でペアで用いられるすべての部品は同じであることから低いコストでの生産という利点は失われない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1〜4にこの椅子1の実施の形態が示されており、この場合はオフィス用旋回椅子である。椅子1はシート・トップ10と図面の左側の上記シート・トップの後側にある背もたれ20で構成されている。シート・トップ10の下側から前部シート・サポート・アーム11が延びており、後部シート・サポート・アーム12が下向きに延びている。背もたれ20から背もたれ台21が最初は下向きに、そして次にシート・トップ10の下側で前方向に延びている。背もたれ20は椅子1に対して水平横方向に延びた旋回軸を有する背もたれ軸受け22によって背もたれ台21と間接方式で接続されている。
【0024】
シート・トップ10の下側に、シート・キャリア30が設けられており、これは中央椅子カラム31の上端にしっかり接続されている。この椅子カラム31はその上端部だけを下向きに示してあるだけであるが、通常のフットクロスは公知の通りのものである。さらに、この椅子カラム31はその高さを調節することができ、ばねが搭載されていることも公知の通りである。
【0025】
シート・キャリアはその大部分がそのシート・キャリア30から前部シート・サポート・アーム11の方向に延びている。その前端で2−アーム旋回レバー40がシート・キャリア30のところで支承されており、旋回軸は椅子1に対して水平横方向に延びた旋回軸を中心に旋回することができるようになっている。旋回軸40の前部レバー・アーム41は間接方式で接合ボルト11′を介して前部シート・サポート・アーム11の下端に接続されている。引っ張りばね50、この場合はらせん引っ張りばねの前端は、接続点45で旋回レバー40の後部レバー・アーム42に接続されている。
【0026】
図面では右側に示されている椅子カラム31の後側で、シート・キャリア30が背もたれ台旋回接合部23によって背もたれ台21の下側前端に接続されてる。この背もたれ台旋回接合部も椅子1に大して水平横方向に延びた旋回軸を含んでいる。背もたれ台旋回接合部23の上側に、それと一定の間隔を置いて、引っ張りばね50の後端が別の接続点25で背もたれ台21と接続されている。
【0027】
後部シート・サポート・アーム12は後部シート接合部13によって背もたれ台21と間接方式で接続されており、この後部シート接合部13は背もたれ台旋回接合部23から後方に間隔をおいて配置されている。この後部シート接合部13も椅子1に対して水平横方向に延びた旋回軸を有している。
【0028】
図1で、使用者が真っ直ぐな姿勢で座った場合の椅子1が示されているが、使用者は図示されていない。この場合、比較的小さな力がシート・トップ10に働き、旋回軸40がばね材50の引っ張り力に抗して比較的小さな距離だけ反時計回りに旋回し、前部シート・サポート・アーム11はそれに対応した小さな力で前部レバー・アーム41を下方に押す。椅子1がこの姿勢の場合は負荷が小さく、背もたれ台21が図示されない旋回止めを押して、その旋回止めが背もたれ20の図1に示す位置を越えての前方向へのさらなる旋回を阻止する。
【0029】
図2は図1と同じ姿勢の椅子1を示しているが、この場合は体重の重い使用者がそれに腰かけている。この場合、より大きな体重負荷がシート・トップ10に働いて、前部シート・サポート・アーム11が大きな力で旋回レバー40の前部レバー・アーム41に作用する。この比較的大きな力は旋回軸を図1に示すように旋回軸43を中心により大きな旋回角度で反時計回りに旋回させる。この旋回レバー40のより大きな旋回運動は引っ張りばね50により大きな張力を発生させる。これによって、より大きなレバー力がばね50の後端と接続点25によって背もたれ台21に作用し、背もたれ20を前方に旋回させる。これによって、椅子1が体重の重い使用者によって使われた場合に、背もたれ20がばね50によるより大きな前向きの力によってバイアスされ、作用している負荷への自動的な適合化がなされる。
【0030】
図3,4は使用者が仰向けの姿勢の場合の椅子1の状況を示しており、図3は体重の軽い使用者が使用した場合を示しているのに対して、図4は体重の重い使用者が用いた場合の椅子1の様子を示している。図3と図4の椅子1の姿勢の違いは、図3では旋回軸40が、図4の場合の旋回軸の場合より小さな角度で反時計方向に旋回することである。旋回レバー40の旋回角度が違っているのは使用者によるシート・トップ10への体重負荷の違いによるもので、この体重負荷は図3の場合の方が図4の場合と比較して小さくなっている。また、椅子1のこの姿勢で、背もたれ20によって使用者の背中にかけられる重さはその使用者の体重に適合化されるが、それは図3の場合、引っ張りばね50の引っ張り程度が図4の場合より小さいからである。引っ張りばね50がより強くバイアスされる程、背もたれ20によって椅子の使用者の背中にかけられる前向きの力も大きくなる。同様に、椅子1の使用者が仰向けの姿勢の場合も、背もたれの力はその使用者の体重に応じて適合化される。
【0031】
図1〜4でのばね張力の尺度として、引っ張りばね50の2つのばね端部の接続点25,45の距離を示す。図1と図2を比較すると、ばね長X1はばね長X2より小さくなっている。従って図1では、引っ張りばね50の張力は図2に示されている場合より小さい。図3と図4を比較すると、一方の場合の引っ張りばね50の長さはX1′で、他方の場合はX2′である。この場合X1′の方がX2′より小さい。
【0032】
図1〜4は、図1,2の場合のように使用者が真っ直ぐな姿勢で座った場合の椅子1を示しており、シート・トップは小さな下向きの角度で前方に延びている。この傾斜は、使用者の脚の血流が妨害されないので、人間工学的に望ましいものである。椅子1の使用者が仰向けになると、背もたれの後方への旋回と同時にシート・トップ10の後部の下降が起こり、これは仰向けの姿勢では快適に感じられ、リラックスした座り姿勢を可能にしてくれ、同時に不快に感じられる椅子の使用者の背中での背もたれ20のずれが起きない。
【0033】
図5にこの椅子にいくつかの装置を追加した変形例を示しており、この場合、シート・トップの下側の椅子の部分が図示されている。図5の椅子のこの実施の形態の第1の追加的特徴は、背もたれ台旋回接合部23は望ましい位置で係止できる。従って、背もたれ台旋回接合部で手動作で調節可能な係止レバー24を有する係止機構が設けられており、この係止レバー24の1つの位置で、背もたれ台旋回接合部23は自由に動くことができ、そして係止レバー24の他方の位置では、背もたれ台旋回接合部23は予め選択された位置で係止されて、静止される。このように、椅子の使用者は背もたれ台21と背もたれ20の旋回動作を防ぐことができる。
【0034】
別の追加的特徴は、ばね50の後端の接続点25はその位置で背もたれ台旋回接合部23に対して可変であり、望ましい位置で係止することができ、この場合位置を変えてそれを固定する手段は係止可能な旋回可能調節レバー25′によって具体化できる。調節レバー25′の旋回軸26′は背もたれ台旋回接合部23の旋回軸と平行に延びており、背もたれ台21を通じて後方にずれる。背もたれ台21のハンド・ホイールねじ溝付けスピンドル26が調節に役立つ。こうした方法で、引っ張りばね50のレバー効果を予め選択して、使用者の背中に背もたれ20によってかけられる力の基本的な位置を決めることができる。接続点25の調節は旋回軸26′を中心として半径距離での円弧経路に沿って達成される。
【0035】
最後に、図5の右側に、背もたれ台21に対する後部シート接合部13の位置がその長さ方向で調節可能であり、係止できる様子が示されている。そのため、背もたれ台21にガイド15が設けられており、それに沿って、後部シート接合部13は背もたれ台21の長さ方向で調節することができる。係止機構は後部シート接合部13に接続されており、係止機構は第2係止レバー14を介して要求された場合は解放され、後部シート接合部13が望ましい位置に達した場合に固定される。後部シート接合部13のこうした調節可能性によって、シート・トップ10の後端の下降角度と背もたれ台21の旋回角度との間の背もたれによる伝達比率を変えることができ、椅子の使用者の個人的な要求に対する適合化がさらに広い範囲で可能になる。特に図5の参照番号とさらなる詳細については、特に図1の説明を参照されたい。
【0036】
図6は椅子の底部を示しており、シート・トップと背もたれは示されていない。図6の中央に、椅子カラム31が断面で見え、シート・キャリア30は図面を見る人には背中を向けているその上端で支えられている。シート・キャリア30の上端で背もたれ台旋回接合部23が延びており、それによって相互に平行に延びた2つの背もたれ台21が、シート・キャリア30に間接方式で接続されている。この後部シート接合部13によって、これも相互に平行な2つのシート・サポート・アーム12が間接方式で背もたれ台21に接続されている。
【0037】
シート・キャリア30の下端に旋回軸43が見えており、それを中心に2つのアーム旋回レバー40が回転することができる。各旋回レバー40の他に前部シート・サポート・アーム11が配置されており、2つの後部シート・サポート・アーム12は図示されないシート・トップを支えている。各旋回レバー40の前部レバー・アーム41は接合ボルト11′を介して前部シート・サポート・アーム11と関節方式で接続されている。らせん引っ張りばね50の一端はばね接続点45で旋回レバー40の対応する他のレバー・アーム42と係合している。ばねの対応する他の後端がばね接続点25で背もたれ台21に固定される。
【0038】
図6で椅子の機構の左右対称の構成が、点線で示されるような長さ方向中央平面Pを中心としてはっきり左右対称に示されている。この左右対称の構成により、椅子の可動部分は特に安定しており、長期間にわたってその信頼性のある機能を可能にしている。
【0039】
図7,8は椅子1の実施の形態を示しており、この図で背もたれ20及びシート・トップ10の係止を予め選択された位置で行うことができる。この目的のために、キャッチ・レバー60は旋回軸63によって背もたれ台旋回軸23の上方で(図の左端で)背もたれ台21の前端に接続され、キャッチ・レバーはシート・キャリア30と平行に前方、つまり図面の左側に延びている。キャッチ・レバー60は旋回軸63を中心に自由に旋回することができ、重力の影響下で図7の図示されている姿勢を取る。
【0040】
さらに、キャッチ・レバー60は2つの細長い孔66をその自由な前端に有しており、その細長い孔はキャッチ・レバーの長さ方向に相当するほぼ水平の方向に延びており、それらの細長い孔はその前端と後端に下向きのへこみ66′を含んでいる。この細長い孔66のそれぞれを通じて、ボルトとして設計されている係止要素36がその細長い孔の横方向に述べており、この係止要素はシート・キャリア30に固定されている。
【0041】
このキャッチ・レバー60の自動的に占有された位置で、背もたれ台21は前後に自由に動くことができ、キャッチ・レバー60はシート・キャリア30とそれに固定された係止要素36に対して水平方向で前後に動く。シート・トップ10を背もたれ20に必要な位置に係止するためには、椅子の使用者は起動レバー62を上側に引っ張って、それによってキャッチ・レバーは図8に示す位置を取る。椅子1の使用者が後方や前方に体を傾けると、キャッチ・レバー60は後端又いは前端位置を取り、前側あるいは後側のへこみ66′が係止要素36と係合する。
【0042】
シート・トップ10をこの位置にするためには、使用者は起動レバー62を上方に動かして、それに2つの細長い孔66のへこみ66′が関連係止要素36の2つの可能な位置のひとつに係合するまで、それに上向きの力を加えなければならない。キャッチ・レバー60のこの係止位置を達成した後、椅子1の使用者は立ち上がって起動レバー62を解放することができる。それによって、キャッチ・レバー60が図7,8に図示しないばね材の力と係止要素36での摩擦によってその位置を維持するので、係止が持続される。
【0043】
使用者が椅子1のシートに座って、背もたれを軽く前方あるいは後方に動かすと、背もたれがそれに対応して旋回し、キャッチ・レバー60と係止要素36との間の摩擦力がもはや働かないので、椅子の係止はさらなる起動手段を要することなく解放される。それによって、キャッチ・レバー60は下降し、図7に示された解放位置を取る。
【0044】
最後に、図9は椅子1の係止手段の設計を変えた変形例を示している。図9に示す例で、旋回可能なキャッチ・レバー60が用いられ、これは図7,8の場合と同様旋回軸63を中心に旋回することができ、図9に示す解放位置から起動レバー62によって上側に旋回して係止位置に移動させることができる。
【0045】
この例では、細長い孔とボルトに代えて、図面を見る人には背中を向けるキャッチ・レバー60の側面に歯が設けられており、さらに図面を見る人には背中を向けているシート・キャリア30の側面にはそれに対応する歯が設けられていて、両方の歯は相互に噛み合うことができるようになっている。歯36、66はそれぞれ旋回軸63を中心にして半径距離で延びる軽度のカーブを有して設計されている。図9に示す係止の機能は図7及び8に示すものと対応しており、違いは図9の例で、より細かなステップでの係止位置を達成することができる点である。図7,8及び9の符号に関しては、前記の説明を参照されたい。
【0046】
【発明の効果】
本発明は前記のようであって、つぎのような効果を有する。
椅子の使用者の体重が軽い場合には背もたれは小さな力だけを使用者の背中に作用させ、使用者の体重が重い場合には、その背もたれが使用者の背中により大きな力を作用させるので、椅子の使用者の体重に依存して、使用者の背中がいつでも背もたれによって適切な力で支えることができる。
【0047】
同時に背もたれの力のこうした適合化を実現するための機械的な努力は比較的小さいので、低コストで製造することができて安定しており、安全で耐久性の高い方法で、多大の努力を要さずに製造することができる。
【0048】
ばね材が1つの引っ張りばねによって構成されており、その引っ張りばねの前端に接続された旋回レバーの第2レバー・アームは後側に向いており、引っ張りばねの後端の背もたれとの接続は、背もたれ台旋回接合部からは上方にずれて位置しているので、必要な機能が技術的に単純で信頼性の高い方法で達成され、またばね材を収容するために比較的小さなスペースしか必要としない。
【0049】
旋回レバーをこのように設計すると、そのレバーの製造が簡単であり、それによってシート・トップの下側に配置される椅子メカニズムの部分のすっきりした構造が可能になるとともに、横側から見た場合の椅子の外観が改善される。
【0050】
圧力ばねの前端に接続された旋回レバーの第2レバー・アームが下向きとなっており、圧力ばねの後端と背もたれとの接続が、背もたれ台旋回接合部から下側にずれて位置しているので、ばね部材の必要な機能は技術的に単純で信頼性の高いやり方で達成される。
【0051】
背もたれによって椅子の利用者の背中に働く支持力に意図的に影響を及ぼし、それを変えるために、背もたれに作用する引っ張りばねの力を調節することができ、またばね材の後端の背もたれ台での接続点の背もたれ台旋回接合部からの距離を調節することができ、ばね材と背もたれ台との間のレバー・アームの長さを調節することができて、背もたれの力を必要に応じて調節することができる。
【0052】
使用していない場合に椅子を少なくとも1つの基本姿勢に固定し、使用者がその固定姿勢で使用することを希望する場合、すなわち仰向けの姿勢を望まない場合は、背もたれ台旋回接合部を中心に旋回可能な背もたれ台を継続的、又は段階的姿勢に固定することができる。
【0053】
キャッチ・レバーがその解放位置にある時に、シート・トップと背もたれのシート・キャリアに対する動きは邪魔されず、キャッチ・レバーが起動要素を調節してその係止位置にある場合だけ、背もたれのところでのシート・トップのシート・キャリアに対する相互の動きが阻止される。
【0054】
係止要素はキャッチ・レバーの細長い孔を通じて延びる少なくとも1つのボルトで、その細長い孔は少なくとも1つのボルトをその係止位置に受け入れるための下向きに延びたへこみで構成されていて、キャッチ・レバーの解放位置では、ボルトはこの細長い孔に沿って延び、ボルトとキャッチ・レバーが相互に対して自由に動けるようになっているので、キャッチ・レバーが持ち上げられてボルトがそのへこみに入り込むと、この動きは不可能になり、シート・トップ及び背もたれが係止され、この係止位置はばね材のばね力及びボルトとへこみとの間の摩擦によって確実に保たれるので、シート・トップと背もたれ台との間の係止は自動的に維持される。そして使用者がシート・トップに座って背もたれにもたれた場合だけ、ばね力が働いてキャッチ・レバーが旋回軸を中心に下側に下がり、再度解放位置を獲得する。
【0055】
後部シート接合部は調節可能で、その長さ方向で背もたれ台に対して位置的に固定することができて、シート・トップの後端と背もたれの動きの割合を随意に変えることができ、この場合、後部シート接合部をその位置でシート・キャリアに対して前側の背もたれ台旋回接合部に近づく方向へ、又は後側の背もたれ台旋回接合部から離れる方向に押して、望ましい位置で係止する。また後部シート接合部を背もたれ台旋回接合部に近づく方向に配置した場合、背もたれは大きく旋回することができ、同時にシート・トップの後端が下方に下がり、逆に後部シート接合部がより後側に配置された場合は、背もたれの旋回角度は小さくなって、シート・トップの一定の割合でしか下方に下がらない。また一方のシート・トップの後端と他方の背もたれの動きの割合は後部シート接合部の背もたれ台旋回接合部からの距離によって固定されていて、ほとんどのユーザーに適した固定位置を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の体重の軽い使用者が真っ直ぐに立った姿勢で用いた場合の側面図である。
【図2】同上の体重の重い使用者が用いた場合の図1の椅子を示している。
【図3】同上の体重の軽い使用者が仰向けの姿勢で用いた場合の図1の椅子を示している。
【図4】同上の体重の重い使用者が仰向けの姿勢で用いた場合の図1の椅子を示している。
【図5】図1〜4に示した椅子の変形例を示す横方向拡大断面図である。
【図6】図1〜4による椅子の底面図である。
【図7】図1の椅子が解放位置に係止された場合を示している。
【図8】図7の椅子の拡大断面図で、係止位置に係止された場合を示している。
【図9】図1〜4の椅子の変形例で、解放位置に係止されており、図8と同じ拡大断面図である。
【符号の説明】
10 シート・トップ
11 前部シート・サポート・アーム
12 後部シート・サポート・アーム
13 後部シート接合部
20 背もたれ
21 背もたれ台
23 台旋回接合部
25 接続点
25′ 調節レバー
30 シート・キャリア
36 係止要素
40 旋回レバー
41 レバー・アーム
42 レバー・アーム
43 旋回軸
50 ばね材
60 アーム・キャッチ・レバー
62 起動レバー
63 水平方向旋回軸
66 細長い孔
66′ へこみ

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの前部シート・サポート・アーム(11)とシート・トップの下側に突き出ている少なくとも1つの後部シート・サポート・アーム(12)を有するシート・トップ(10)と、中央チェア・カラム(31)又はいくつかの椅子脚にしっかり接続されたシート・キャリア(30)と、最初は上記シート・トップ(10)の下側に延び、その後上側に延びた背もたれ台に配置された背もたれ(20)で構成され、その背もたれは横方向に水平に延びた背もたれ台旋回接合部(23)によって支承され、前部シート・サポート・アーム(11)は少なくとも1つのレバー(40)を通じて上記シート・キャリア(30)に関節方式で接続されており、背もたれ台旋回接合部(23)から後方に位置がずらされている上記後部シート・サポート・アーム(12)は関節方式で横方向に水平に延びた後部シート接合部(13)によって背もたれ台(21)に接続され、さらに、ばね材(50)がシート・トップの下側に配置されており、このばね材がシート・トップ(10)に対しては上方向に、そして背もたれ(20)に対しては前方向にバイアス力をかけ、前部シート・サポート・アーム(11)をシート・キャリア(30)に接続しているレバー(40)が横方向水平に延びた回転軸(43)を中心にして回転できるように設けられ、関節方式で前部シート・サポート・アーム(11)に接続された旋回レバー(40)の1つのアーム(41)によってシート・キャリア(30)のところで支承されており、旋回レバー(40)の他方のアーム(42)がばね材の一端に接続されており、ばね材(50)の他端が背もたれ台旋回接合部(23)から離れた位置で背もたれ台(21)に接続されている椅子。
  2. 少なくとも1つの引っ張りばねがばね材(50)として設けられており、上記引っ張りばね(50)の前端に接続された旋回レバー(40)の第2レバー・アーム(42)が後向きで、引っ張りばね(50)の後端と背もたれ台(21)との接続が背もたれ台旋回接合部(23)から上方にずれている請求項1に記載の椅子。
  3. 旋回レバー(40)が直線レバー又は最大45度の角度を持ったレバーで構成いる請求項2に記載の椅子。
  4. 少なくとも1つの圧力ばねがばね材(50)として設けられており、圧力ばね(50)の前端に接続された旋回レバー(40)の第2レバー・アーム(42)が下側を向いているか、又は下向きに傾斜されており、圧力ばね(50)の後端と背もたれ台(21)との接続が背もたれ台旋回接合部(23)から下側にずれている請求項1に記載の椅子。
  5. 旋回レバー(40)が相互に70〜110度の範囲の角度を形成するレバー・アーム(41,42)を有するアングル・レバーで形成されている請求項4に記載の椅子。
  6. ばね材(50)によって背もたれ(20)にかけられる力が調節可能である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の椅子。
  7. 背もたれ台(21)でのばね材(50)の後端の接続点(25)の背もたれ台旋回接合部(23)からの距離を調節できる請求項6に記載の椅子。
  8. ばね材(50)の後端が係止できる旋回可能な調節レバー(25′)を介して背もたれ台(21)に接続される請求項7に記載の椅子。
  9. 少なくとも1つのらせん、脚部、ねじれバー、ガス圧力、ゴムあるいはエラストマー・ばねがばね材(50)として設けられている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の椅子。
  10. 背もたれ台旋回接合部(23)を中心に旋回可能な背もたれ台(21)が継続又は段階的な旋回位置に係止できる請求項1ないし9のいずれか1項に記載の椅子。
  11. 水平方向旋回軸(63)を中心に旋回可能な少なくとも1つのアーム・キャッチ・レバー(60)が背もたれ台旋回接合部(23)から垂直方向に間隔を置いて背もたれ台に接続されており、キャッチ・レバー(60)はシート・キャリア(30)の方向にほぼ水平に延びており、自動的に占有される第1解放位置と、係止要素(36)と係合した状態で第2係止位置で、起動要素(62)を調節することで、シート・キャリア(30)に対してその長さ方向に自由にずらすことができ、係止要素(36)はキャッチ・レバー(60)のシート・キャリア(30)に対するずれを防止する請求項10に記載の椅子。
  12. 係止要素(36)は少なくとも1つの、キャッチ・レバー(60)のひとつの細長い孔(66)を通じて延びたボルトであり、細長い孔(66)は少なくとも1つの、係止状態で前記ボルトを受け入れるための下向きに述べたへこみ(66′)によって構成されている請求項11に記載の椅子。
  13. 係止要素(36)がキャッチ・レバー(60)の旋回軸(63)を中心に半径距離で延びたいくつかの突起した歯によって形成されており、それらの歯がキャッチ・レバー(60)の対応する歯と係合したり離れたりすることができる請求項11に記載の椅子。
  14. ばね材(50)を形成するガス圧力ばねは継続的、又は段階的位置に係止可能である請求項9に記載の椅子。
  15. 後部シート接合部(13)が調節可能で、背もたれ台(21)に対してその長さ方向での位置に係止できることが可能な請求項1ないし14のいずれか1項に記載の椅子。
  16. 2つの後部シート・サポート・アーム(11,12)、2つの背もたれ台(21)、2つのばね材(50)が椅子の長さ方向中央平面(P)に対して左右対称に配置されている請求項1ないし15のいずれか1項に記載の椅子。
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