JPH052122Y2 - - Google Patents

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JPH052122Y2
JPH052122Y2 JP1986077557U JP7755786U JPH052122Y2 JP H052122 Y2 JPH052122 Y2 JP H052122Y2 JP 1986077557 U JP1986077557 U JP 1986077557U JP 7755786 U JP7755786 U JP 7755786U JP H052122 Y2 JPH052122 Y2 JP H052122Y2
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support
torsion bar
lever
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back support
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JP1986077557U
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、後方に傾けることができるシートサ
ポートとバツクサポートとを備えた椅子に関す
る。
(従来の技術) この種の椅子としては、既に種々のものが知ら
れている。
第4図は、その一例(実開昭60−154040号公報
参照)示したもので、支柱1の上端に組付けた支
持体2には、シートAを支持するシートサポート
3の前端が支軸4により回転自在に止められ、こ
のシートサポート3の他端には背もたれBを支持
するバツクサポート5の中間部が支軸6により回
転自在に止められている。バツクサポート5は、
そのシートサポート下に延びる一端が、前記支持
体2に軸着されたベルクランク7の一端に支軸8
により止められており、これにより着座者が後方
へ体重を預けると、シートサポート3が支軸4の
回りに回動して後方に傾き、これに追従してバツ
クサポート5も大きく後方に傾いて、着座者はリ
ラツクス姿勢をとり得るようになつている。なお
バツクサポート5の他端部には摺動自在にバツク
プレート9が取付けられ、これと前記ベルクラン
ク7との間にリンクチエーン10が橋架されてい
る。これによりバツクサポート5が後方に傾くと
ベルクランク7が回転し、これに追従してバツク
プレート9がバツクサポート5上を相対的に下降
し、着座者の衣服が上方に引張られるのが防止さ
れるようになつている。
ところで、かゝる椅子には、通常バツクサポー
ト5のスムーズな傾動を保証しかつその傾斜角度
を調整するための付勢手段が設けられている。1
1は、その一つであるロツク機構付ガスばねで、
支持体2に基端部を、バツクサポート5にロツド
端をそれぞれ連結している。このガスばね11
は、シートサポート3の側方に設けた操作部12
により弁開閉が制御されるようになつており、着
座者は、その操作部12を操作することにより所
望の傾斜角度を選択できる。しかしてこの傾斜角
度のオーバー分を修正しようとする場合、通常ガ
スばね11の反発力は小さいために復帰に時間を
要し、場合によつては着座者の体重を除荷する必
要が生じる。このため、シート前部側において前
記支軸8と支持体2との間には、他の付勢手段で
ある圧縮ばね13が介装されている。この圧縮ば
ね13は、バツクサポート5に戻り方向の回転力
を与えるもので、調整装置14により適宜ばね圧
が調整できるようになつている。そしてこの圧縮
ばね13の反発力により着座者は、シートAに身
体を預けたまゝ傾斜角度の調整を行うことができ
るようになり、操作性がきわめて向上する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の椅子においては、支
持体2の周りにガスばね11の他に比較的大型の
圧縮ばね13を配しなければならない構成である
ため、シートA下が煩雑となつて、着座者の足の
動きが制約されるばかりか、意匠性も損なわれる
という問題があつた。また、ばね効果を得るに
は、圧縮ばね13を前後方向に配しなければなら
ず、したがつてばね圧を調整する調整装置14の
設置位置はシートの前後方向に限定され、操作性
が悪化するという問題があつた。さらに圧縮ばね
13は、一般に耐久性に乏しいため、調整度合が
変化して一定の反発力を得るのが困難になるとい
う問題もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記従来の問題点を解決するため、
支持体に前端が回転自在に支持されたシートサポ
ートの後端部に中空の水平回転軸を固着したバツ
クサポートを、該水平回転軸を介して回転自在に
連結し、該バツクサポートの前記シートサポート
下に延びる一端部と前記支持体との間に該バツク
サポートの傾斜角度を調整するロツク機構付ガス
ばねを介装し、前記水平回転軸内にトーシヨンバ
ーを嵌挿すると共に前記水平回転軸の一端部の外
周にレバーを有する管部材を嵌合し、前記トーシ
ヨンバーの一端部において該トーシヨンバーと前
記管部材とを相互に回転不能に結合すると共に、
前記トーシヨンバーの他端部において該トーシヨ
ンバーと前記水平回転軸とを相互に回転不能に結
合し、前記シートサポートの一側部に前記レバー
に一端を係合するてこと該てこに回転力を付与す
る調整手段とを配設するように構成したことを要
旨とする。
(作用) 上記構成の椅子において、水平回転軸内に嵌挿
したトーシヨンバーが、リクライニング動作に際
し、バツクサポートに戻り方向の回転力を付与す
るので、着座者はシート上でわずか体重を移動さ
せることにより容易にバツクサポートの傾斜角度
を微調整することができるようになる。しかも、
トーシヨンバーを水平回転軸内に収めているの
で、その分シート下から干渉部分を排除できて着
座者の動きがより自由となるばかりか、椅子の意
匠性も向上する。またシートの側部に設けた調整
手段により座しながらトーシヨンバーの反発力の
強さを調整でき、操作性が著しく向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図ないし第3図は、本考案にかゝる椅子の
構造を示したものである。なおこれらの図におい
て、前出第4図に示した部分と同一要素には同一
符号を付し、その説明は省略する。これらの図に
おいて、シートサポート3とバツクサポート5と
は、該バツクサポート5に固着した中空の水平回
転軸21を介して相互に回転自在に結合されてい
る。バツクサポート5は、シートサポート2上に
延びる左右一対の軸部5aとシートサポート3下
に延びるフオーク部5bとを一体に連結して成
り、そのフオーク部5bに前記水平回転軸21を
固着している。フオーク部5bの先端は、一端が
支持体2に支軸22で軸着されたアーム23の他
端に支軸24で軸着されており、これによりバツ
クサポート5はシートサポート3の後方への傾き
に追従して後方へ傾くことができる。
一方、リンクチエーン10は、バツクプレート
9を保持する支持ガイド10aと該支持ガイド1
0aを支持体2に結ぶ3つのリンク10b,10
c,10dとから成つており、その中間のリンク
10cが前記バツクサポート5のフオーク部5b
に支軸25で軸着されると共に先端のリンク10
dが支持体2に軸26で軸着されている。これに
よりバツクサポート5が後方へ傾くとリンク10
b,10c,10dが相互に回動し、バツクプレ
ート9はバツクサポート5上を相対的に下降する
ようになる。
こゝで、支持ガイド10aには、バツクプレー
ト9の下降を規制するストツパ27が設けられる
と共に、バツクプレート9を位置決めするための
長孔28および円形孔29,29…が設けられて
おり、一方、バツクプレート9には、前記円形孔
29に嵌合可能なピン30aと前記長孔28に挿
入可能な軸30bとから成る係止部材30が摺動
自在に内装されている。この係止部材30は、軸
30bの一端に固着したばね受け31に着座する
圧縮ばね32によつて、常時、第1図の右方へ付
勢されており、これによりいま、圧縮ばね32の
付勢力に抗してばね受け31を押込めば、軸30
bが長孔28内に位置決めされてバツクプレート
9は支持ガイド10aに沿つて移動可能となり、
一方その動作中に、ばね受け31の押込みを解除
すれば、ピン30aが円形孔29に嵌まつて可動
プレート9は適宜の位置で固定されるようにな
る。
ガスばね11は、前記支持体2に軸着されたヒ
ンジブラケツト2aに基端部を、前記支軸24に
ロツド端をそれぞれ結んで取付けられている。ヒ
ンジブラケツト32にはベルクランク33が軸着
されており、このベルクランク33の一端にガス
ばね11の弁軸11aが係合するようになつてい
る。ベルクランク33の他端にはプルロツド34
の一端が掛けられ、プルロツド34の他端はL字
状調整レバー35に連結されている。調整レバー
35は、支持体2を貫通してシートサポート3の
一側部下まで延びており、これには操作部(第4
図に符号12で示す)が接続されている。すなわ
ち、操作部の作動により調整レバー35が回動す
ることによりプルロツド34が進退動し、これに
追従してベルクランク33が回動し、弁軸11b
が動いてガスばね11が開閉弁し、適宜バツクサ
ポート5の傾斜角度を調整できるようになる。な
お、本椅子には、支柱(第4図に符号1で示す)
の座高を調整する手段が付設されており、その調
整レバー36が支持体2に配設されている。
しかして、前記シートサポート2とバツクサポ
ート5とを結合する水平回転軸21には、断面六
角形状のトーシヨンバー37が嵌挿され、一端部
38において該トーシヨンバー37と水平回転軸
21とが回転不能に結合されている。一方、シー
トサポート3の一側方へ突出た水平回転軸21の
外周には、レバー39aを有する管部材39が嵌
合され、他端部40において該管部材39とトー
シヨンバー37とが回転不能に結合されている。
すなわち、バツクサポート5が後方へ倒れると、
トーシヨンバー37には、バツクサポート5を原
位置に復帰させる反発力が発生する。
レバー39aは、シートサポート3の一側部下
を通つて前方へ先端部を延ばし、その先端をシー
トサポート3に支軸41で回転自在に取付けられ
たてこ42の一端に係合させている。一方シート
サポート3には水平軸43を螺合するボールネジ
44が垂下状態で取付けられており、この水平軸
43を前記てこ42の他端に係合させている。ボ
ールネジ44は、前記水平軸43より下方に延び
る一端部に該水平軸43の抜けを規制するストツ
パ45を固着すると共に、それよりさらに下方に
回転ノブ46を装着している。すなわち、回転ノ
ブ46を回すと水平軸43が上下動して、てこ4
2が支軸41を支点に回転し、この結果、管部材
39のレバー39aが回転して、その回転力が管
部材39を介してトーシヨンバー37に伝達さ
れ、トーシヨンバー37の反発力は適宜調整され
るようになる。
かゝる構成により、着座者が後方へ体重を預け
ると、シートサポート3が支軸4の回りに回転し
て後方に傾き、これに追従してバツクサポート5
も大きく後方に傾く。この際、着座者はシートA
の側部の操作部12を操作してガスばね11を開
閉弁し、バツクサポート5の傾斜角度を調整する
が、シートサポート3とバツクサポート5との連
結部に介装したトーシヨンバー37には反発力が
発生しているので、バツクサポート5に戻り方向
の回転力が作用し、着座者はわずか体重を移動さ
せるだけで、バツクサポート5の傾斜角度を微調
整することができ、所望のリクライニング姿勢を
とり得る。
こゝで、トーシヨンバー37の反発力の調整
は、着座者がシートA下に手を延ばし、回転ノブ
46を回すことにより簡単に行うことができる。
また前記リクライニング姿勢をとるに際し、バツ
クプレート9がバツクサポート5上を相対的に下
降するので、着座者は衣服を上方に引張られるこ
となく円滑にリラツクス姿勢をとることができ
る。またばね受け29を押込むだけで、バツクプ
レート9のバツクサポート5に対する固定位置を
簡単に調整することができ、より理想的な着座姿
勢の確保が可能になる。
なお、上記実施例において、バツクサポート5
にバツクプレート9を摺動可能に装着したが、該
バツクプレートを固定的にバツクサポートに装着
したものも本発明の範囲に含まれる。この場合、
リンクチエーン10を省略できることはもちろん
である。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案は、中空
の水平回転軸を用いてシートサポートとバツクサ
ポートとを連結し、かつこの水平回転軸内にバツ
クサポートに戻り方向の回転力を付与するトーシ
ヨンバーを配したので、シート下のスペースの拡
大を図ることができて、着座者の動きがより自由
となるばかりか、椅子の意匠性も向上する効果が
ある。またシートの側部に設けた調整手段により
座しながらトーシヨンバーの反発力の強さを調整
できるので、操作性の高い椅子を提供できる効果
がある。さらに、トーシヨンバーは、従来の圧縮
ばねに比して耐久性に富んでいるので、操作性の
安定的維持確保が可能になる効果がある。また、
水平回転軸の中にトーシヨンバーを嵌挿して、そ
の両端部位を固定部とした構造な簡単により、組
立性の向上はもとより、コスト低減を達成でき、
その及ぼす効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案にかゝる椅子の構
造を示したもので、第1図は縦断面図、第2図は
平面図、第3図は第1図のP矢視正面図、第4図
は従来の椅子の構造を示す側面図である。 2……支持体、3……シートサポート、5……
バツクサポート、11……ガスばね、21……水
平回転軸、37……トーシヨンバー、39……管
部材、39a……レバー、42……てこ、44…
…ボールネジ、46……回転ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体に前端が回転自在に支持されたシートサ
    ポートの後端部に中空の水平回転軸を固着したバ
    ツクサポートを、該水平回転軸を介して回転自在
    に連結し、該バツクサポートの前記シートサポー
    ト下に延びる一端部と前記支持体との間に該バツ
    クサポートの傾斜角度を調整するロツク機構付ガ
    スばねを介装し、前記水平回転軸内にトーシヨン
    バーを嵌挿すると共に前記水平回転軸の一端部の
    外周にレバーを有する管部材を嵌合し、前記トー
    シヨンバーの一端部において該トーシヨンバーと
    前記管部材とを相互に回転不能に結合すると共
    に、前記トーシヨンバーの他端部において該トー
    シヨンバーと前記水平回転軸とを相互に回転不能
    に結合し、前記シートサポートの一側部に前記レ
    バーに一端を係合するてこと該てこに回転力を付
    与する調整手段とを配設したことを特徴とする椅
    子。
JP1986077557U 1986-05-22 1986-05-22 Expired - Lifetime JPH052122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077557U JPH052122Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986077557U JPH052122Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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Publication Number Publication Date
JPS62188248U JPS62188248U (ja) 1987-11-30
JPH052122Y2 true JPH052122Y2 (ja) 1993-01-20

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ID=30925673

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JP1986077557U Expired - Lifetime JPH052122Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5280167B2 (ja) * 2008-11-28 2013-09-04 株式会社イトーキ 椅子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4328444Y1 (ja) * 1967-05-09 1968-11-22
JPS4881662A (ja) * 1972-01-18 1973-11-01

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250971Y2 (ja) * 1972-12-28 1977-11-18

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4328444Y1 (ja) * 1967-05-09 1968-11-22
JPS4881662A (ja) * 1972-01-18 1973-11-01

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JPS62188248U (ja) 1987-11-30

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