JP4135925B2 - 座席 - Google Patents

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Description

本発明は、乗り物用の座席に関し、特に、後方からの衝撃に対し、座席に座っている乗員の頭部の後方への振れを軽減できる座席に関するものである。
自動車などの乗り物が後方より前方向に衝撃を受けたとき、すなわち後方から追突されたときなどに、座席が乗り物とともに前方へ瞬間的に移動し、座席に座っている乗員の背中がバックレストに沈み込む。そして、乗員の頭部は、背中がバックレストに沈み込んでから、首と肩の付け根の付近に関して、さらに後方向に急激に振られ、これにより、乗員が鞭打ち症となることが知られている。
一般に、座席にはヘッドレストが装着されている(例えば、特許文献1参照)。乗員は、通常、バックレストをやや後方向に倒して着座し、衝突安全性(特に、正面衝突に対する安全性)を向上させるため、シートベルトを着用して首から下の胴体をバックレストにほぼ固定するようにしているが、ヘッドレストに乗員の後頭部を乗せると、乗員は天井を眺めるような姿勢となるので、乗員は、頭部をヘッドレストから間隔をあけたやや前方に位置させ、前方を眺めることのできる姿勢で着座している。このことから、後方からの衝撃を不意に受けたとき、乗員の頭部が、首と肩の付け根の付近に関して、後方向に急激に振られることは避けられない。
特開2001−137067
このことから、自動車産業において、後方からの衝撃を受けたときの衝突安全性を向上することが技術的な課題となっている。
したがって、本発明の目的は、後方からの衝撃に対し、乗員の頭部の後方への振れを軽減できる新規な座席を提供することである。
本発明は、後方から衝撃を受けたときに、乗員の背中がバックレストに沈み込むことを利用して、ヘッドレストを前方向に移動させ、これにより乗員の頭部の後方への振れを軽減するものである。
上記目的を達成する本発明の座席は、着座用のクッションを取り付けたシートフレームを有するシート、シートフレームの後部に取り付けられ、背もたれ用のクッションを取り付けたバックフレームを有するバックレスト、バックレストの上部に取り付けた前方向に移動可能のヘッドレスト、及びヘッドレストを前方向に移動させるための手段から構成される。
ヘッドレストは、ヘッドレストの骨格となるステーフレーム組立体を有する。
ステーフレーム組立体は、バックレストの上部に挿し込んでヘッドレストをバックレストの上部に取り付ける下方向に長い右脚及び左脚と、これら右脚と左脚とを間隔をあけて固定した左右方向に長い脚部ビームとを有する正面略逆U字形の脚部フレーム、脚部フレームの上方に位置する、左右方向に長い頭部ビームを有する頭部フレーム、及び脚部フレームに関して頭部フレームを前後方向に移動可能に、脚部フレームと頭部フレームとの間を連結するための頭脚連結機構を有する。
そして、ステーフレーム組立体は、頭部フレームに固定され、頭部フレーム、脚部フレームの上部及び頭脚連結機構を収容する略箱形の本体部、及びこの本体部の底面との間に隙間を残すように本体部の底面に結合され、本体部の内部に連通する前後方向に長いスロットを左右にそれぞれ形成したプレート部から構成されるインナーケースをさらに有し、脚部フレームの右脚及び左脚の各々が、スロットの各々を挿通してインナーケースの外部へ伸長する。
ヘッドレストは、さらに、中空の内部、及びこの中空の内部に連通する開口を有する、ヘッドレストの輪郭形状の表皮、及びインナーケースの本体部を包み込むように表皮の内部で発泡原液を発泡させて、表皮と一体となるように形成したパッドから構成され、インナーケースの本体部の底面とプレート部との間の隙間に挿着した表皮の開口の周縁部分が、パッドにより、この隙間内に保持される。
ヘッドレストを前方向に移動させるための前記手段は、後方向への力が前記バックレストに適用されたときに、この力を頭脚連結機構に伝達する伝達手段、及びこの力が頭脚連結機構に伝達されたときに、脚部フレームに関して、頭部フレームを前方向に移動させるように、頭脚連結機構を作動させる作動手段から構成される。
頭部フレームは、頭部ビームの右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した頭部側右ブラケット及び頭部側左ブラケットを有し、脚部フレームは、前記脚部ビームの右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した脚部側右ブラケット及び脚部側左ブラケットを有する。そして、頭脚連結機構は、頭部側右ブラケットと、脚部側右ブラケットとの間に形成される右側平行リンク、及び頭部側左ブラケットと、脚部側左ブラケットとの間に形成される左側平行リンクから構成される。
右側平行リンクは、一端が頭部側右ブラケットの前側に枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側右ブラケットの前側に、脚部前側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる前側右リンク部材、及び前側右リンク部材とほぼ平行になるように、一端が頭部側右ブラケットの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側右ブラケットの後側に、脚部後側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる後側右リンク部材から構成される。
そして、左側平行リンクは、一端が頭部側左ブラケットに枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側左ブラケットに、上記の脚部前側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる前側左リンク部材、及び前側左リンク部材とほぼ平行になるように、一端が頭部側左ブラケットの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側左ブラケットの後側に、上記の脚部後側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる後側左リンク部材から構成される。
作動手段は、後側右リンク部材及び後側左リンク部材に固定され、脚部後側枢動軸を兼用するシャフトを有する。また、脚部後側枢動軸を兼用するシャフトに代えて、頭脚連結機構の前側右リンク部材及び前側左リンク部材に固定され、脚部前側枢動軸を兼用するシャフトを使用してもよい。
伝達手段は、後方向への力がバックレストに適用されたときに、脚部フレームに関して頭部フレームが前方へ移動するように、上記のシャフトを回転させるための回転手段から構成される。
回転手段は、ワイヤー、このワイヤーの一端をシャフトに取り付けるための取付手段、及び後方向への力がバックレストに適用されたときに、上記のシャフトを回転させるように、ワイヤーを引っ張るための引張手段から構成される。
取付手段は、シャフトの外周面に固定した、シャフトの回転軸から外方向に伸びたアームから構成され、ワイヤーの一端が、このアームに取り付けられる。
引張手段は、バックフレームに前後方向に枢動可能に取り付けたL字形リンク部材を有する。
L字形リンク部材は、上方向に長い部分と、後方向に長い部分と、これらの部分を連結する屈曲部分とを有し、L字形リンク部材が、前記L字形リンク部材の屈曲部分に関して、前後方向に枢動可能であり、L字形リンク部材の上方向に長い部分に、表面が前方向に向いた一枚のプレス板が取り付けられる。
そして、ワイヤーの他端が、L字形リンク部材の後方向に長い部分に連結され、後方向への力がバックレストに適用されると、プレス板が後方向に押されてワイヤーが引っ張られ、シャフトが回転して、脚部フレームに関して頭部フレームが前方へ移動するように頭脚連結機構が作動し、これにより、ヘッドレストが前方向に移動する。
バックフレームは、左右に間隔をあけて配列される右側フレームと左側フレーム、これら右側及び左側フレームのそれぞれの上部を連結した左右方向に長い上部ビーム、及び右側及び左側フレームのそれぞれの下部を連結した左右方向に長い下部ビームから構成され、L字形リンク部材は、バックフレームの下部ビームに、前後方向に枢動可能に取り付けられる。
また、右脚及び前記左脚のうちの少なくとも一方の脚が中空であり、ワイヤーの一端は、この中空の脚を通じて、アームに取り付けられる。
頭脚連結機構は、脚部フレームに関して頭部フレーム及び頭部側の左側及び右側ブラケットを前後方向に移動させたときに、頭部側右ブラケットの移動方向及び距離と、頭部側左ブラケットの移動方向及び距離とが一致するように、前側の右側及び左側リンク部材、及び後側の右側及び左側リンク部材のうち少なくとも一方の側の右側及び左側リンク部材同士を連結するためのリンク部材連結手段からさらに構成され得る。好適に、このリンク部材連結手段は、前側右及び左リンク部材、及び前記後側右及び左リンク部材のうち少なくとも一方の側の右及び左リンク部材同士を連結する左右方向に長い連結シャフトから構成される。
また、本発明の座席は、脚部フレームに関する頭部フレームの前方への移動の距離を制限し、この距離だけ移動したところに前記頭部フレームの位置を固定するロック手段からさらに構成され得る。好適に、このロック手段は、脚部側右ブラケット及び脚部側左ブラケットのうちの少なくとも一方のブラケットに取り付けたフックから構成され、脚部フレームに関して頭部フレームが前方へ移動すると、上記のリンク部材連結手段の連結シャフトがこのフックに掛け止められ、これにより、脚部フレームに関する頭部フレームの前方への移動の距離が制限され、この距離だけ移動したところに頭部フレームの位置が固定され、頭部フレームの後方への移動が防止される。
好適に、二本のワイヤーを使用して上記のシャフトを回転させ、脚部フレームに関して頭部フレームが前方へ移動するように頭脚連結機構を作動し、ヘッドレストを前方向に移動する。
すなわち、上記のシャフトの回転軸から外方向に伸びた右側及び左側アームを、シャフトの外周面に左右方向に間隔をあけて固定し、これら右側及び左側アームに右側及び左側ワイヤーの一端をそれぞれ取り付ける。そして、これら右側及び左側ワイヤーの他端を、バックフレームに前後方向に枢動可能に取り付けた、それぞれ上記のL字形リンク部材と同形の右側及び左側L字形リンク部材の後方向に長い部分に連結し、さらに、これら右側及び左側L字形リンク部材のそれぞれの上方向に長い部分に、表面が前方向に向いた一枚のプレス板を取り付ける。
これら右側及び左側L字形リンク部材は、バックフレームの下部ビームに、それぞれ左右方向に間隔をあけて、前後方向に枢動可能に取り付けられる。そして、右脚及び左脚がそれぞれ中空であり、右側及び左側ワイヤーのそれぞれの一端が、これら中空の右脚及び左脚を通じて、上記のシャフトに固定した右側及び左側アームに取り付けられる。
後方から衝撃を受けたときに、乗員の背中がバックレストに沈み込む。このとき、プレス板が後方向に押され、ワイヤーが引っ張られてシャフトが回転し、頭脚連結機構が、脚部フレームに関して頭部フレームを前方向に移動するように作動し、これにより、ヘッドレストが前方向に移動して、乗員の頭部を支持し、乗員の頭部の後方への振れを軽減できる。
図5A及び図5Bに示すように、本発明の座席10は、着座用のクッションを取り付けたシートフレーム21を有するシート20、シートフレーム21の後部に取り付けられ、背もたれ用のクッションを取り付けたバックフレーム31を有するバックレスト30、バックレスト30の上部に取り付けた前方向に移動可能のヘッドレスト40、及びヘッドレスト40を前方向(図2に矢印Fで示す方向)に移動させるための手段から構成される。
バックフレーム31は、左右に間隔をあけて配列される右側フレーム34と左側フレーム35、右側及び左側フレーム34、35のそれぞれの上部を連結した左右方向に長い上部ビーム33、及び右側及び左側フレーム34、35のそれぞれの下部を連結した左右方向に長い下部ビーム32から構成され、既知のリクライニング機構22を介してシートフレーム21の後部に取り付けられている。
ヘッドレスト40は、図1〜3及び図5Aに示すように、ヘッドレスト40の骨格となるステーフレーム組立体50を有する。
ステーフレーム組立体50は、下方向に長い右脚73a及び左脚73bと、これら右脚73aと左脚73bとを間隔をあけて固定した左右方向に長い脚部ビーム54とを有する正面略逆U字形の脚部フレーム53、脚部フレーム53の上方に位置する、左右方向に長い頭部ビーム52を有する頭部フレーム51、及び脚部フレーム53に関して頭部フレーム31を前後方向に移動可能に、脚部フレーム53と頭部フレーム51との間を連結するための頭脚連結機構60を有する。
ここで、ヘッドレスト40は、ステーフレーム組立体50の右脚73aと左脚73bを、バックフレーム31の上部ビーム33に間隔をあけて固定した中空円筒形の取付部36a、36bに挿入されて、バックレスト30の上部に取り付けられる。
ステーフレーム組立体50は、図2及び図3に示すように、さらに、頭部フレーム51、脚部フレーム53の上部及び頭脚連結機構60を収容する略箱形の本体部81、及びこの本体部81の底面との間に隙間を残すように本体部81の底面に結合され、本体部81の内部に連通する前後方向に長いスロットを左右にそれぞれ形成したプレート部82から構成されるインナーケース80を有し、脚部フレーム53の右脚73a及び左脚73bの各々が、図5に示すように、これらスロットの各々を挿通してインナーケース80の外部へ伸長する。ここで、図2に、符号85aで示す右側のスロットのみが示されるが、このスロット85aと同形の左側のスロット(図示せず)もプレート部82に形成されている。
ヘッドレスト40は、さらに、図2及び図3に示すように、中空の内部、及びこの中空の内部に連通するスリット状の開口を有する、ヘッドレスト40の輪郭形状の表皮42、及びインナーケース80の本体部81を包み込むように表皮42の内部で発泡原液を発泡させて、表皮42と一体となるように形成したパッド41を有し、インナーケース80の本体部81の底面とプレート部82との間の隙間に挿着した表皮42のスリット状の開口の周縁部分が、パッド41により、この隙間内に保持される。
ヘッドレスト40を前方向に移動させるための手段は、後方向への力(図4に矢印Pで示す方向への力)がバックレスト30に適用されたときに、この力を頭脚連結機構60に伝達する伝達手段96、及びこの力が頭脚連結機構60に伝達されたときに、脚部フレーム53に関して、頭部フレーム51を前方向に移動させるように、頭脚連結機構60を作動させる作動手段から構成される。
頭部フレーム51は、頭部ビーム52の右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した頭部側右ブラケット61a及び頭部側左ブラケット61bを有し、図1に示すように、頭部側右ブラケット61a及び頭部側左ブラケット61bには、それぞれ、ネジ穴84a、84bが設けられ、図2及び図3に示すように、ネジ83を使用して、これら頭部側右ブラケット61a及び頭部側左ブラケット61bが本体部81に固定され、これにより、インナーケース80が、頭部フレーム51に固定される。また、インナーケース80の頭部フレーム51への固定は、頭部フレーム51が本体部81の内部に嵌り込むような形状にインナーケース80の本体部81の内部を形成することによって、頭部側右ブラケット61a及び頭部側左ブラケット61bに上記のネジ穴84a、84bを設け、上記のネジ83を使用せずに行える。
脚部フレーム53は、脚部ビーム54の右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した脚部側右ブラケット62a及び脚部側左ブラケット62bを有する。
頭脚連結機構60は、頭部側右ブラケット61aと、脚部側右ブラケット62aとの間に形成される右側平行リンク63a、及び頭部側左ブラケット61bと、脚部側左ブラケット62bとの間に形成される左側平行リンク63bから構成される。
右側平行リンク63aは、図2及び図3によく示されるように、一端が頭部側右ブラケット61aの前側に枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側右ブラケット62aの前側に、脚部前側枢動軸67に関して枢動可能に取り付けられる前側右リンク部材64a、及び前側右リンク部材64aとほぼ平行になるように、一端が頭部側右ブラケット61aの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側右ブラケット62aの後側に、脚部後側枢動軸68に関して枢動可能に取り付けられる後側右リンク部材65aから構成される。
左側平行リンク63bの構成は、右側平行リンク63aとミラー対称にあり、図1に示すように、一端が頭部側左ブラケット61bに枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側左ブラケット62bに、上記の脚部前側枢動軸67に関して枢動可能に取り付けられる前側左リンク部材64b、及び前側左リンク部材64bとほぼ平行になるように、一端が頭部側左ブラケット61bの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が脚部側左ブラケット62bの後側に、上記の脚部後側枢動軸68に関して枢動可能に取り付けられる後側左リンク部材65bから構成される。
作動手段は、後側右リンク部材65a及び後側左リンク部材65bに固定され、脚部後側枢動軸68を兼用するシャフト69を有する。また、脚部後側枢動軸68を兼用するシャフト69に代えて、頭脚連結機構60の前側右リンク部材64a及び前側左リンク部材64bに固定され、脚部前側枢動軸67を兼用するシャフト(図示せず)を使用してもよい。
伝達手段96は、後方向への力がバックレスト30に適用されたときに、脚部フレーム53に関して頭部フレーム51が前方向(図2に矢印Fで示す方向)に移動するように、シャフト69を回転させるための回転手段から構成される。
回転手段は、右側及び左側ワイヤー90a、90b、これら右側及び左側ワイヤー90a、90bのそれぞれの一端をシャフト69に取り付けるための取付手段、及び後方向への力がバックレスト30に適用されたときに、シャフト69を回転させるように、右側及び左側ワイヤー90a、90bを引っ張るための引張手段から構成される。
右側及び左側ワイヤー90a、90bのそれぞれの一端をシャフト69に取り付けるための取付手段は、図1及び図2に示すように、シャフト69の外周面に左右方向に間隔をあけて固定した、シャフト69の回転軸から外方向に伸びた右側及び左側アーム74a、74bから構成され、これら右側及び左側ワイヤー90a、90bのそれぞれの一端が、これら右側及び左側アーム74a、74bにそれぞれ取り付けられる。
右側及び左側ワイヤー90a、90bを引っ張るための引張手段は、図1に示すように、バックフレーム31に前後方向に枢動可能に取り付けた右側及び左側L字形リンク部材91a、91bを有する。
これら右側及び左側L字形リンク部材91a、91bは、それぞれ、図1及び図4に示すように、上方向に長い部分と、後方向に長い部分と、これらの部分を連結する屈曲部分とを有する。
右側及び左側L字形リンク部材91a、91bは、それぞれ、バックフレーム31の下部ビーム32のほぼ中央に固定した二股のブラケット92の右側の部分92a及び左側の部分92bに、右側及び左側枢動ピン93a、93bを介して、右側及び左側L字形リンク部材91a、91bのそれぞれの屈曲部分に関して、前後方向に枢動可能に取り付けられる。
右側及び左側L字形リンク部材91a、91bのそれぞれの上方向に長い部分に、表面が前方向に向いた一枚のプレス板94が取り付けられ、右側及び左側ワイヤー90a、90bのそれぞれの他端が、右側及び左側L字形リンク部材91a、91bのそれぞれの後方向に長い部分に連結される。図示の例では、このプレス板94の表面に、バックレスト40の下方部分の左右方向にわたる広い裏当て板(図1、図4及び図5Aに破線95で示す)が固定される。
ステーフレーム組立体50の右脚73a及び左脚73bがそれぞれ中空であり、右側及び左側ワイヤー90a、90bのそれぞれの一端が、これら中空の右脚及び左脚73a、73bを通じて、頭脚連結機構60のシャフト69に固定した右側及び左側アーム74a、74bに取り付けられる。
図1及び図2に示すように、頭脚連結機構60は、さらに、脚部フレーム53に関して頭部フレーム51及び頭部側右及び左ブラケット61a、61bを前後方向に移動させたときに、頭部側右ブラケット61aの移動方向及び距離と、頭部側左ブラケット61bの移動方向及び距離とが一致するように、後側右及び左リンク部材65a、65b同士を連結するための連結シャフト70から構成される。ここで、後側右及び左リンク部材65a、65b同士を連結することに代えて、前側右及び左リンク部材64a、64b同士を連結シャフト(図示せず)で連結してもよい。
本発明の座席10は、脚部フレーム53に関する頭部フレーム51の前方向への移動の距離を制限し、この距離だけ移動したところに頭部フレーム51の位置を固定するロック手段からさらに構成される。このロック手段は、図示のように、脚部側右ブラケット62a及び脚部側左ブラケット62bのそれぞれに渦巻きバネ72c(図1)を介して取り付けたフック72a、72bから構成され、脚部フレームに関して頭部フレームが前方向へ移動すると、上記の連結シャフト70がこれらフック72a、72bに確実に掛け止められ、これにより、脚部フレーム53に関する頭部フレーム51の前方向への移動の距離が制限され、この距離だけ移動したところに頭部フレーム51の位置が固定され、頭部フレーム51の後方への移動が防止される。このようなフック72a、72bは、脚部側右ブラケット及び脚部側左ブラケットのいずれか一方のブラケットのみに取り付けられてもよい。
また、連結シャフト70の後方への移動を抑制する右側及び左側凹部71a、71bが設けられ、通常、連結シャフト70は、これら右側及び左側凹部71a、71bに受け止められている。
後方向への力がバックレスト40に適用されると、図4に示すように、裏当て板95及びプレス板94が後方(矢印Pで示す方向)に押されて、右側及び左側L字形リンク部材91a、91bが枢動ピン93a、93bに関して矢印Rの方向に枢動し、右側及び左側ワイヤー90a、90bが矢印Tの方向に引っ張られ、図2に示すシャフト69が回転して、脚部フレーム53に関して頭部フレーム51が前方向(矢印Fで示す方向)へ移動するように頭脚連結機構60が作動し、これにより、ヘッドレスト40が前方向(矢印Fで示す方向)に移動する。そして、ヘッドレスト40の前方向への移動は、連結シャフト70がフック62a、62bに掛け止められたところで停止し、ヘッドレスト40は、この位置に固定され、後方へ再び移動することがない。
図1は、バックフレームの斜視図である。 図2は、図1の2−2線断面図であり、頭部フレームが前方向へ移動していないところを示す。 図3は、図1の2−2線断面図であり、頭部フレームが前方向へ移動し、ロックされたところを示す。 図4は、図1の3−3線断面図である。 図5Aは、シートフレームとバックフレームの斜視図であり、図5Bは、座席の斜視図である。
符号の説明
10・・・座席
20・・・シート
21・・・シートフレーム
22・・・リクライニング機構
30・・・バックレスト
31・・・バックフレーム
32・・・下部ビーム
33・・・上部ビーム
34・・・右側フレーム
35・・・左側フレーム
36a、36b・・・取付部
40・・・ヘッドレスト
41・・・パッド
42・・・表皮
50・・・ステーフレーム組立体
51・・・頭部フレーム
52・・・頭部ビーム
53・・・脚部フレーム
54・・・脚部ビーム
60・・・頭脚連結機構
61a・・・頭部側右ブラケット
61b・・・頭部側左ブラケット
62a・・・脚部側右ブラケット
62b・・・脚部側左ブラケット
63a・・・右側平行リンク
63b・・・左側平行リンク
64a・・・前側右リンク部材
64b・・・前側左リンク部材
65a・・・後側右リンク部材
65b・・・後側左リンク部材
67・・・脚部前側枢動軸
68・・・脚部後側枢動軸
69・・・シャフト
70・・・連結シャフト
71a・・・右側凹部
71b・・・左側凹部
72a・・・右側フック
72b・・・左側フック
72c・・・渦巻きバネ
73a・・・右脚
73b・・・左脚
74a・・・右側アーム
74b・・・左側アーム
80・・・インナーケース
81・・・本体部
82・・・プレート部
83・・・ネジ
84a、84b・・・ネジ穴
85a・・・右側スロット
90a・・・右側ワイヤー
90b・・・左側ワイヤー
91a・・・右側L字形リンク
91b・・・左側L字形リンク
92・・・二股のブラケット
92a・・・右側の部分
92b・・・左側の部分
93a・・・右側枢動ピン
93b・・・左側枢動ピン
94・・・プレス板
95・・・裏当て板
96・・・伝達手段

Claims (10)

  1. 着座用のクッションを取り付けたシートフレームを有するシート、
    前記シートフレームの後部に取り付けられ、背もたれ用のクッションを取り付けたバックフレームを有するバックレスト、
    前記バックレストの上部に取り付けた前方向に移動可能のヘッドレスト、及び
    前記ヘッドレストを前方向に移動させるための手段、
    から成る座席であって、
    前記ヘッドレストが、
    前記ヘッドレストの骨格となるステーフレーム組立体、
    を有し、
    前記ステーフレーム組立体が、
    前記バックレストの上部に挿し込んで前記ヘッドレストを前記バックレストの上部に取り付ける下方向に長い右脚及び左脚と、これら右脚と左脚とを間隔をあけて固定した左右方向に長い脚部ビームとを有する正面略逆U字形の脚部フレーム、
    前記脚部フレームの上方に位置する、左右方向に長い頭部ビームを有する頭部フレーム、
    前記脚部フレームに関して前記頭部フレームを前後方向に移動可能に、前記脚部フレームと前記頭部フレームとの間を連結するための頭脚連結機構、及び
    前記頭部フレームに固定され、前記頭部フレーム、前記脚部フレームの上部及び前記頭脚連結機構を収容する略箱形の本体部、及び前記本体部の底面との間に隙間を残すように前記本体部の底面に結合され、前記本体部の内部に連通する前後方向に長いスロットを左右にそれぞれ形成したプレート部から成るインナーケースであって、前記脚部フレームの前記右脚及び左脚の各々が、前記スロットの各々を挿通して前記インナーケースの外部へ伸長する、インナーケース、
    から成り、
    前記ヘッドレストが、さらに、
    中空の内部、及びこの中空の内部に連通する開口を有する、前記ヘッドレストの輪郭形状の表皮、及び
    前記インナーケースの前記本体部を包み込むように前記表皮の内部で発泡原液を発泡させて、前記表皮と一体となるように形成したパッドであって、前記インナーケースの前記本体部の底面と前記プレート部との間の隙間に挿着した前記表皮の開口の周縁部分が、前記パッドにより、この隙間内に保持される、パッド、
    から成り、
    前記ヘッドレストを前方向に移動させるための前記手段が、
    後方向への力が前記バックレストに適用されたときに、この力を前記頭脚連結機構に伝達する伝達手段、及び
    前記力が前記頭脚連結機構に伝達されたときに、前記脚部フレームに関して、前記頭部フレームを前方向に移動させるように、前記頭脚連結機構を作動させる作動手段、
    から成
    前記頭部フレームが、前記頭部ビームの右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した頭部側右ブラケット及び頭部側左ブラケットを有し、
    前記脚部フレームが、前記脚部ビームの右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した脚部側右ブラケット及び脚部側左ブラケットを有し、
    前記頭脚連結機構が、
    前記頭部側右ブラケットと、前記脚部側右ブラケットとの間に形成される右側平行リンク、及び
    前記頭部側左ブラケットと、前記脚部側左ブラケットとの間に形成される左側平行リンク、
    から成り、
    前記右側平行リンクが、
    一端が前記頭部側右ブラケットの前側に枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側右ブラケットの前側に、脚部前側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる前側右リンク部材、及び
    前記前側右リンク部材とほぼ平行になるように、一端が前記頭部側右ブラケットの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側右ブラケットの後側に、脚部後側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる後側右リンク部材、
    から成り、
    前記左側平行リンクが、
    一端が前記頭部側左ブラケットに枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側左ブラケットに、前記脚部前側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる前側左リンク部材、及び
    前記前側左リンク部材とほぼ平行になるように、一端が前記頭部側左ブラケットの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側左ブラケットの後側に、前記脚部後側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる後側左リンク部材、
    から成り、
    前記作動手段が、前記頭脚連結機構の前記前側右リンク部材及び前側左リンク部材に固定され、前記脚部前側枢動軸を兼用するシャフト、又は前記頭脚連結機構の前記後側右リンク部材及び後側左リンク部材に固定され、前記脚部後側枢動軸を兼用するシャフトを有し、
    前記伝達手段が、後方向への力がバックレストに適用されたときに、前記脚部フレームに関して前記頭部フレームが前方へ移動するように、前記シャフトを回転させるための回転手段から成り、
    前記回転手段が、
    ワイヤー、
    前記ワイヤーの一端をシャフトに取り付けるための取付手段、及び
    後方向への力が前記バックレストに適用されたときに、前記シャフトを回転させるように、前記ワイヤーを引っ張るための引張手段、
    から成る、
    ところの座席。
  2. 前記取付手段が、前記シャフトの外周面に固定した、前記シャフトの回転軸から外方向に伸びたアームから成り、前記ワイヤーの一端が、前記アームに取り付けられる、ところの請求項の座席。
  3. 前記引張手段が、前記バックフレームに前後方向に枢動可能に取り付けたL字形リンク部材を有し、
    前記L字形リンク部材が、上方向に長い部分と、後方向に長い部分と、これらの部分を連結する屈曲部分とを有し、前記L字形リンク部材が、前記L字形リンク部材の前記屈曲部分に関して、前後方向に枢動可能であり、
    前記L字形リンク部材の上方向に長い部分に、表面が前方向に向いた一枚のプレス板が取り付けられ、
    前記ワイヤーの他端が、前記L字形リンク部材の後方向に長い部分に連結される、
    ところの請求項の座席。
  4. 前記バックフレームが、
    左右に間隔をあけて配列される右側フレームと左側フレーム、前記右側及び左側フレームのそれぞれの上部を連結した左右方向に長い上部ビーム、及び
    前記右側及び左側フレームのそれぞれの下部を連結した左右方向に長い下部ビーム、
    から成り、
    前記L字形リンク部材が、前記バックフレームの前記下部ビームに、前後方向に枢動可能に取り付けられる、
    ところの請求項の座席。
  5. 前記右脚及び前記左脚のうちの少なくとも一方の脚が中空であり、前記ワイヤーの一端が、この中空の脚を通じて、前記アームに取り付けられる、
    ところの請求項の座席。
  6. 着座用のクッションを取り付けたシートフレームを有するシート、
    前記シートフレームの後部に取り付けられ、背もたれ用のクッションを取り付けたバックフレームを有するバックレスト、
    前記バックレストの上部に取り付けた前方向に移動可能のヘッドレスト、及び
    前記ヘッドレストを前方向に移動させるための手段、
    から成る座席であって、
    前記ヘッドレストが、
    前記ヘッドレストの骨格となるステーフレーム組立体、
    を有し、
    前記ステーフレーム組立体が、
    前記バックレストの上部に挿し込んで前記ヘッドレストを前記バックレストの上部に取り付ける下方向に長い右脚及び左脚と、これら右脚と左脚とを間隔をあけて固定した左右方向に長い脚部ビームとを有する正面略逆U字形の脚部フレーム、
    前記脚部フレームの上方に位置する、左右方向に長い頭部ビームを有する頭部フレーム、
    前記脚部フレームに関して前記頭部フレームを前後方向に移動可能に、前記脚部フレームと前記頭部フレームとの間を連結するための頭脚連結機構、及び
    前記頭部フレームに固定され、前記頭部フレーム、前記脚部フレームの上部及び前記頭脚連結機構を収容する略箱形の本体部、及び前記本体部の底面との間に隙間を残すように前記本体部の底面に結合され、前記本体部の内部に連通する前後方向に長いスロットを左右にそれぞれ形成したプレート部から成るインナーケースであって、前記脚部フレームの前記右脚及び左脚の各々が、前記スロットの各々を挿通して前記インナーケースの外部へ伸長する、インナーケース、
    から成り、
    前記ヘッドレストが、さらに、
    中空の内部、及びこの中空の内部に連通する開口を有する、前記ヘッドレストの輪郭形状の表皮、及び
    前記インナーケースの前記本体部を包み込むように前記表皮の内部で発泡原液を発泡させて、前記表皮と一体となるように形成したパッドであって、前記インナーケースの前記本体部の底面と前記プレート部との間の隙間に挿着した前記表皮の開口の周縁部分が、前記パッドにより、この隙間内に保持される、パッド、
    から成り、
    前記ヘッドレストを前方向に移動させるための前記手段が、
    後方向への力が前記バックレストに適用されたときに、この力を前記頭脚連結機構に伝達する伝達手段、及び
    前記力が前記頭脚連結機構に伝達されたときに、前記脚部フレームに関して、前記頭部フレームを前方向に移動させるように、前記頭脚連結機構を作動させる作動手段、
    から成り、
    前記頭部フレームが、前記頭部ビームの右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した頭部側右ブラケット及び頭部側左ブラケットを有し、
    前記脚部フレームが、前記脚部ビームの右側と左側とにそれぞれ向き合うように固定した脚部側右ブラケット及び脚部側左ブラケットを有し、
    前記頭脚連結機構が、
    前記頭部側右ブラケットと、前記脚部側右ブラケットとの間に形成される右側平行リンク、及び
    前記頭部側左ブラケットと、前記脚部側左ブラケットとの間に形成される左側平行リンク、
    から成り、
    前記右側平行リンクが、
    一端が前記頭部側右ブラケットの前側に枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側右ブラケットの前側に、脚部前側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる前側右リンク部材、及び
    前記前側右リンク部材とほぼ平行になるように、一端が前記頭部側右ブラケットの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側右ブラケットの後側に、脚部後側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる後側右リンク部材、
    から成り、
    前記左側平行リンクが、
    一端が前記頭部側左ブラケットに枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側左ブラケットに、前記脚部前側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる前側左リンク部材、及び
    前記前側左リンク部材とほぼ平行になるように、一端が前記頭部側左ブラケットの後側に枢動可能に取り付けられ、他端が前記脚部側左ブラケットの後側に、前記脚部後側枢動軸に関して枢動可能に取り付けられる後側左リンク部材、
    から成り、
    前記作動手段が、前記頭脚連結機構の前記前側右リンク部材及び前側左リンク部材に固定され、前記脚部前側枢動軸を兼用するシャフト、又は前記頭脚連結機構の前記後側右リンク部材及び後側左リンク部材に固定され、前記脚部後側枢動軸を兼用するシャフトを有し、
    前記伝達手段が、後方向への力がバックレストに適用されたときに、前記脚部フレームに関して前記頭部フレームが前方へ移動するように、前記シャフトを回転させるための回転手段から成り、
    前記回転手段が、
    右側及び左側ワイヤー、
    前記右側及び左側ワイヤーのそれぞれの一端をシャフトに取り付けるための取付手段、及び
    後方向への力が前記バックレストに適用されたときに、前記シャフトを回転させるように、前記右側及び左側ワイヤーを引っ張るための引張手段、
    から成る、
    ところの座席
  7. 前記取付手段が、前記シャフトの外周面に左右方向に間隔をあけて固定した、前記シャフトの回転軸から外方向に伸びた右側及び左側アームから成り、前記右側及び左側ワイヤーのそれぞれの一端が、前記右側及び左側アームにそれぞれ取り付けられる、ところの請求項6の座席。
  8. 前記引張手段が、前記バックフレームに前後方向に枢動可能に取り付けた右側及び左側L字形リンク部材を有し、
    前記右側及び左側L字形リンク部材が、それぞれ、上方向に長い部分と、後方向に長い部分と、これらの部分を連結する屈曲部分とを有し、前記右側及び左側L字形リンク部材が、前記右側及び左側L字形リンク部材のそれぞれの前記屈曲部分に関して、前後方向に枢動可能であり、
    前記右側及び左側L字形リンク部材のそれぞれの上方向に長い部分に、表面が前方向に向いた一枚のプレス板が取り付けられ、
    前記右側及び左側ワイヤーのそれぞれの他端が、前記右側及び左側L字形リンク部材のそれぞれの後方向に長い部分に連結される、
    ところの請求項6の座席。
  9. 前記バックフレームが、
    左右に間隔をあけて配列される右側フレームと左側フレーム、
    前記右側及び左側フレームのそれぞれの上部を連結した左右方向に長い上部ビーム、及び
    前記右側及び左側フレームのそれぞれの下部を連結した左右方向に長い下部ビーム、
    から成り、
    前記右側及び左側L字形リンク部材が、前記バックフレームの前記下部ビームに、それぞれ左右方向に間隔をあけて、前後方向に枢動可能に取り付けられる、
    ところの請求項8の座席。
  10. 前記右脚及び前記左脚がそれぞれ中空であり、前記右側及び左側ワイヤーのそれぞれの一端が、これら中空の右脚及び左脚を通じて、前記右側及び左側アームに取り付けられる、ところの請求項6の座席。
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