JP4132052B2 - 横断要素、金属プッシュ・ベルト、およびこれを製造するための方法および処理ツール - Google Patents

横断要素、金属プッシュ・ベルト、およびこれを製造するための方法および処理ツール Download PDF

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Description

本発明は、横断要素、その製造方法、および無端リングを備えるプッシュ・ベルト、および無端リングに沿って自由にスライドできるように配置される横断要素に関する。
上記プッシュ・ベルト、横断要素、上記横断要素またはベルト要素を製造するための処理ツールおよび方法は、例えば、出願人の名前の欧州特許出願第EP−A−0,287,545号(特許文献1)などから一般的に知られている。この公報は、無端リングを受けるためのスロットまたは凹部の底側を形成する要素のいわゆるサドル面について述べている。そのサドル面は、ベルトの動作中、無端リングが最も頻繁かつ最も集中的に接触する。したがって、ベルトの長手方向と横方向の両方で丸められ、バリがない比較的滑らかな区域が、サドル面およびその周囲に必要である。研磨またはタンブリングのプロセスで、このような特徴が通常は獲得される。これらの処理ステップの要件、またはその範囲を都合良く回避するか、少なくとも低減し、要素の製造コストを削減するために、この公報は、横断要素をベベル・ダイで処理し、要素の両側から凹部に入る製造プロセスを提案する。この方法で、周囲の縁部部分にバリが残っている場合はそれが全て除去されるか、要素の材料に押し込まれ、サドル面は都合良く凸形状にされる。
提案されたプロセスは、横断要素の周囲の縁部部分、すなわち、横断要素の主要面が横向きの側面と接合する横断要素の部分からバリが除去され、上記主要面および側面が相互にほぼ直交して配向され、一方、上記横向きの面、およびベルト要素の場合はサドル面を好ましい状態にできる点で好ましい。特にプッシュ・ベルトでは、要素と無端リングとの間の接触が重要な性質であるので、後者が好ましい。しかし、既知のプロセスは、横断要素を製造する特定の順序に連動し、周囲の縁部部分から除去した上記バリを収容するために、上記面付近で要素内に比較的大きい深さの凹部を必要とするので、比較的不都合である。また、このように達成したサドル面の形状は、横断要素の場合のように、移送中に操作するために最適ではない。
欧州特許出願第EP−A−0,287,545号 欧州特許第EP−00204817号
本発明は、提案された製造方法を改善し、それ故それに伴う利点を維持し、さらには向上させながら、適切に製造された横断要素を実現することを目指す。本発明によれば、これは本発明の請求項1に記載の特徴付けの機能を適用することによって達成される。
本発明による製造方法では、所望の形状にしたがって横断要素の面を成形する確実な方法を獲得することができる。さらに、基材から横断要素を形成する打ち抜きまたは他のプロセスのタイプおよび順序とは関係なく、新しい製造方法を適用することができる。それぞれが横断要素の主要面と係合する2つの中心ツール部分を、それに圧力を加えることにより適用して、横断要素を確実に把持し、このツール部分の方向に変形することを防止する。第3の周辺ツール部分の圧力を1つの主要面で横断要素の周辺縁部部分に加え、周辺ツール部分を、対向して配置された上記中心ツール部分と平行の方向に押しやり、好適には、そのうち1つで直線に案内することにより周辺縁部部分が塑性変形し、材料を個々のツール部分のプレス方向に対して横方向に押しやる。上述した処理ツールで処理すると、横断要素の材料が、処理される周辺縁部部分の近傍に配置された第3の周辺ツール部分の成形壁部部分に向かって流れ、上記横断要素およびその横向きの外面、すなわち、主に横断要素の主要面に配向された面を所望の形状に従い成形することができる。
本発明によるプロセスおよび処理ツールでは、2つのツール部分が組み合わせられて横断要素の同じ主要面を加工し、周辺ツール部分が、関連する中心ツール部分よりさらに周辺縁部部分付近で横断要素に入る状態で、本発明は、材料の変形をその上記周辺縁部部分のみで、または少なくとも大部分がその前記周辺縁部部分で都合良く変形できるようにし、それにより前記周辺縁部部分を断面で見た状態で所望の丸い形状に自然に成形する。横断要素の厚さに応じて、この方法にて、横向きの面が自然の方法で十分に丸まった形状になる。この現象は、横断要素のサドル面のプロファイル成形または丸み付けに特に利用される。それと同時に、横断要素のプーリ接触面に所望の波形プロファイルを、横断要素の材料を周辺ツール部分の横向きの成形壁部部分の成形プロファイルに押し付けることにより、都合良く成形することができる。本発明によるプロセスは、打ち抜きプロセスまたは他の横断要素形成プロセスに関係なく適用できることが好ましい。
プロセスは、プッシュ・ベルトの横断要素に特に好ましく、ここで本発明は、このような用途に一般的に使用される材料特性、すなわち、炭素含有率が高い金属、および一般的に適用される要素の厚さ、すなわち、ベルトの長手方向の寸法を、中心および周辺ツール部分のそれぞれによって加えられる圧力の量と組み合わせて利用し、全ての場合ではないまでも大部分の場合に、特に上記サドル面が要素の主要面と隣接する位置で、十分に丸みを付けた周辺縁部部分にする。
本発明の上記製造方法の特定の推敲においては、ツールは、一般的にバリが周辺縁部部分で要素のうちの少なくとも1つの主要面に残る既知の精密打ち抜きプロセスを使用して、横断要素を板状または帯状基材から形成する製造方法と最適に組み合わせられるような構成である。このように実現された横断要素を、本発明による処理ツールに挿入し、これは横断要素を完全に囲んだ周辺ツール部分が設けられ、バリのある横断要素の周辺縁部部分を支持し、プレスする中心ツール部分の外周とぴったり一致する。この方法で、精密打ち抜き加工した横断要素の横向き面が比較的滑らかであり、さらに横断要素のバリが存在する上記主要面とは反対側にある個々の他の主要面の周辺縁部部分が、精密打ち抜きプロセスの結果として、既に所望の半径で湾曲していることを都合良く利用する。丸み付けした周辺縁部を有する他の主要面のこの現象を、代替的に「引き込み」と表示する。周辺ツール部分を横断要素と、中心ツール部分および支持ツール部分との両方と締まり嵌めすることにより、横断要素の横向きの面、すなわち、精密打ち抜き処理後に比較的硬い主要面に主に直交する面の、周辺ツール部分の成形壁部部分への押しつけが不十分であることが防止される。この特定の方法によって達成された横断要素は、横断要素の内部へ比較的わずかな深さで、個々の主要面の外縁部からは比較的小さい距離の段付き凹部を示す。本発明によれば、製造方法および処理ツールは、プッシュ・ベルトの横断要素の作成に特に適し、この場合、このような段付き凹部は、特にいわゆる要素のサドル面に沿って、および/または要素のプーリ接触面付近で認められる。
新しい製造方法のさらに別の特定の推敲によれば、処理ツールは、詳細には、通常の、すなわち、高速で比較的粗い打ち抜きプロセス、または形成プロセスで打ち抜くことにより横断要素を素材から粗く成形するプロセスと最適に組み合わせられるような構成である。この推敲によれば、プレスの運転方向で重なり対向するツール部分に、このようなプレス方向を横断する方向で多少の横方向の相互遊びを提供する外部輪郭を設ける。この方法で、比較的粗い横断要素面に対応しながら、周辺または成形ツール部分の成形壁部と一致する所望の形状が達成される。ツール部分間の横方向の遊びにより、材料をツール部分間の開口部から放出することができ、したがって横断要素はその第1の主要面にてこのように処理した周辺縁部部分に沿ってわずかに***した縁部を示すことができる。上記第1の主要面に対向する別の主要面では、横断要素が同時に幅および深さが少なくとも匹敵するサイズの凹部を示し、したがって横断要素を積み重ねるか、相互に押し付けると、上記横断要素の***した縁部が、隣接する横断要素の段付き凹部に収容される。
この製造方法のさらに他の推敲においては、横断要素を、ツール部分のプレス方向を横断する面、すなわち、ツール内の直線ガイドの方向を横断する面に対してある角度で横断要素の主要面を受けるためのようなツール面の少なくとも一部を有する受けツール部分を伴う処理ツールで受ける。この方法で、横断要素上に成形ツール部分の壁部によって規定された丸い周辺縁部を実現するプレス成形方法を使用し、問題が解決される。この特徴は、サドル面を横方向および長手方向の両方で丸み付けることが好ましいプッシュ・ベルトの横断要素の製造を可能にするのに特に都合がよい。
このように開発された製造方法は全て、プッシュ・ベルトの横断要素に対応する製造プロセスに特に適している。このような横断要素は、通常、いわゆる精密打ち抜きプロセスを適用して製造され、これは「通常の」打ち抜きのように部分的に切断し、部分的に引き裂くのではなく、打ち抜くべき横断要素で制御された切断作用を実行するように、高度に正確なので、ツールが非常に高価である。後者のプロセスでは、横断要素の縁部の比較的粗く、制御程度が低い成形が実現される。しかし、後者のプロセスは、比較的高速で実行でき、ツールの寿命が長いので、比較的安価である。精密打ち抜きプロセスは、ツールを比較的迅速に交換するので、比較的高価である。特に、当技術分野では、通常の打ち抜きに対する精密打ち抜きプロセスの主要な技術的違いは、切断ツール部分による打ち抜きまたは切断中に、横断要素を支持する支持ツール部分を使用することであり、これにより横断要素は支持ツールと切断ツールとの間に効果的に締め付けられることが周知である。
本発明の製造方法を適用することにより、プッシュ・ベルト用途の横断要素の製造に通常の打ち抜きプロセスを適用することが都合良く実現される。
次に、添付図面で与えられたプッシュ・ベルトの横断要素の形状で、それに適した横断要素に特に関連する例により本発明をさらに説明するが、それに限定されない。
図1は横断要素1、この場合は図面で示されていない連続可変トランスミッション(CVT)のそれ自身周知のプッシュ・ベルトの横断要素1の平面図である。これは、一般的に、打ち抜きまたは精密打ち抜きによって製造される。これは、このようなプッシュ・ベルト・タイプの連続的可変トランスミッションに固有のプーリの滑車と接触する横向き面3を示す。横向き面3またはプーリ接触面3は、V字形に相互に配置され、これは自動車用途では一般的に5度から12度の角度、好適には、11度の角度で延びる。これには図8でのみ示されている無端リング6の一部または全体を幅方向で受けるスロット付き凹部2が設けてある。一般に、無端リング6は複数の入れ子状金属フープで構成される。プッシュ・ベルトの運転時間の大部分で、無端リング6はスロット2の1つの横向き面12に、すなわち、要素1のいわゆるサドル面12にもたれかかり、これはその理由で丸くするか、滑らかであることが好ましい。このサドル面12の丸み付けは、要素1が適用されるベルトの長手方向に対して横方向にわずかに凸状の丸みを含む。この丸みは、最大2メートルの非常に大きい半径であることが好ましく、長いサドル半径と呼ばれる。
上記特徴により、無端リング6は、サドル面12に対してセンタリングされて追従することができる。長手方向、すなわち、図1の見る方向に対して横方向では、サドル面12はわずかに湾曲した凸状でもよく、これは短いサドル半径Rsと呼ばれる半径を有する曲率であることが好ましく、これはプッシュ・ベルトが伝達運転中に長手方向に曲がる最小半径より小さいことが好ましい。一般的に、短いサドル半径Rsに適用可能な値は5から25mmで、好適には、約20mmである。この方法で、引張り要素6とサドル面12間の縁部がない滑らかな接触が実現される。さらに、同じ目的のためにサドル面12の粗さの値Rは0.2R未満に維持されることが好ましい。過度の摩耗を防止するため、要素1の材料はさらに硬化することができ、このようなサドル面12で最高硬度を有することが好ましい。これらの特徴は、通常、打ち抜きまたは精密打ち抜きで一般的要素形状が作成された後、熱処理および石によるタンブリングによって実現される。サドル面12のわずかに下で、要素1の主要面4上には、相互に接触する要素1が傾斜するように、それ自身周知の方法で傾斜線13が作成され、それによってプッシュ・ベルトは伝達プーリ内の円弧形軌跡部分の周囲を通過することができる。
図示された要素1がその一部であるいわゆる二重パッケージ・プッシュ・ベルトの場合、無端リング6は2つの入れ子状フープで構成される。それぞれはスロットまたは凹部2の所定の位置に維持され、これは代替的にネック部分10と呼ばれる中心本体部分10から横方向に延び、スロット2間に位置する。スロット2の下部境界は、主に要素1のサドル面12である横向き下面12によって画定される。スロット2の上部境界は、主に上面11によって画定され、これは、無端リング上に、好適には、このような入れ子状フープの1つの幅の約半分まで延びるいわゆる耳部分9に属する。耳部分9から隔置された中心本体部分10上に配置された要素1の頂部または頭部部分8は、これに属する切欠き52および凹部53も含む。切欠き52および凹部53は、要素1の対向する側に配置され、前者は、打ち抜き中に凹部53から除去した材料によって作成することが好ましい。
プーリ接触面3および要素1のサドル面12は、まとめて接触面3、12と呼ぶことに言及しておく。
図2は、欧州特許出願第EP−A−0,278,545号(特許文献1)から知られる従来技術のベベル作業を表し、ここでは上面11とサドル面12との間のスロット2に入るベベル・ダイ7によって、サドル面12を滑らかにし、多少丸み付けする。サドル面12の縁部にまだバリ22が残っている場合は、このようなプロセスにより、落とすか、曲げてサドル面12から離すか、要素1の材料に押し込むことにより、これを全て効果的に除去する。図2で示すように、サドル面12に所望の変形、すなわち、ベベルが可能であるように、打ち抜きにおいて凹部部分14が設けられる。ベベル・ダイ7をスロット2に入れ、要素の上面11とサドル面12とに接触させて、これを変形することにより、一般的に好ましい硬質で滑らかかつ多少凸状のサドル面12の形状を、さらなる処理を必要とせずに実現することができる。
本発明は、この既知の仕上げプロセスを別の方法で、特に上記凹部部分14の要件を無用にすることにより、より好ましい要素の設計を可能にして、開発し、改善することを目指す。
本発明によるこのような代替方法の1つが図3に概略的に図示され、これは精密打ち抜きプロセスと組み合わせることが好ましく、プッシュ・ベルト用途の上記横断要素の処理に特に適している。精密打ち抜き加工の後、要素1を移動させ、場合によっては1つの製造装置内で処理ツールのツール部分15と16の間に配置し、これでこのような装置に、精密打ち抜きプロセスに使用する打ち抜きツールなどの、基材から要素1を形成する形成ツールと、処理ツールとの両方を組み込むプレス・システムを設ける。処理ツールのツール部分15および16は、まとめて打ち抜きプレス15、16と呼ぶ。打ち抜きプレス15、16のツール部分15および16は、その対向する主要面4および5で要素1を処理し、これにより各ツール部分15または16は2つの部分、すなわち、周辺部分と中心部分に分割される。この例の場合では、上部ツール部分15は、上部中心プレス部分18を完全に囲む上部周辺プレス部分17を備え、下部ツール部分16は、下部中心プレス部分21を完全に囲む下部周辺プレス部分20を備える。周辺プレス部分17、20は、打ち抜きプレスの作業中、特に中心プレス部分18、21の直線ガイドとして機能する。打ち抜きプレス15、16の中心および周辺部分18、21、17および20は両方とも、平面図で見ると基本的に要素1の輪郭を示す。上部周辺プレス部分17では、これは要素1を収容できる凹部19で実現することが好ましい。したがって、上部中心プレス部分18の輪郭は、要素1と比較するとわずかに縮小する。図3はさらに、下部中心プレス部分21が、上部周辺プレス部分17の凹部19の外部輪郭に対応する要素1の外部輪郭と一致することを示す。
図4でさらに詳細に図解されているように、凹部19には本発明により2つの壁部部分23および24を設け、これは両方とも少なくとも部分的に横向きであり、要素1の関連する接触面3、12の形状の要件に従い形成される。壁部部分23は、断面に円弧状の形状を有する凹状に成形され、打ち抜きプロセスによって要素1の周辺縁部部分に存在するバリ22を曲げるか、他の方法で変形するように設計される。要素1の、バリ22を有する主要面5とは反対側の主要面4の周辺縁部部分27は、これも打ち抜きプロセスの結果として、一般的に、湾曲した形状を有することがさらに示され、この現象を一般的に「引き込み」と呼ぶ。本発明によれば、相互に協調された方法でその打ち抜きプレス部分17、18、20および21のうち1つまたは複数に圧力を加えて、ツール部分15および16を相互に向かって移動させることにより、バリ22をサドル面12から一般的に離れる方向に折り曲げ、好適には、要素1の材料に押し込むことができ、それと同時に変形によってサドル面12の望ましい形状が設けられるので有利である。
このような動作の結果が図5に示され、これにより要素1の材料が打ち抜きプレス部分17、18、20および21の動作に対して横方向に流れ、要素1のサドル面12に自然に膨らんだ形状または凸状の形状を取り入れる。このような自然な膨らみを都合良く使用して、滑らかかつ丸いサドル面12を形成できることを発見したことは、本発明の利点である。プッシュ・ベルトの要素1を形成するプロセス、特に精密打ち抜きプロセスと組み合わせてこのような現象を都合良く利用するために、いわゆる打ち抜きプロセスおよび打ち抜きプレス15、16を開発したことが、本発明のさらなる利点である。
図6で示した打ち抜きプロセスをさらに開発する際に、上部周辺打ち抜きプレス部分17に、上記円弧形壁部部分23に隣接してそこから横方向に延び、一般的に、プレス方向に面する第3の壁部部分26を設ける。打ち抜き中に、このような形状の上部周辺プレス部分17は、上部中心プレス部分18よりわずかに多く要素1の材料に侵入し、したがって要素1の主要面5には、その周辺縁部部分全体に沿って段付き凹部28が形成される。本発明によれば、これは、バリ22または打ち抜きプロセスの後に残っている残骸を、このような段付き凹部28で受け、したがって要素1をプッシュ・ベルトに適用し、そこで操作する場合に、バリ22と無端リング6または隣接する要素1との接触が都合良く回避されるという大きな利点を有する。さらに、段付き凹部28を形成するために除去された材料は、サドル面12の比較的大きい膨らみ効果を実現するために利用できるので有利である。
図6に示されていない打ち抜きプロセスのさらなる修正によると、上部周辺プレス部分17の凹部19の横向き壁部部分24は、比較的大きい曲率半径をつけてわずかに円錐形に、場合によっては丸みを付けて、すなわち、多少カップ形に成形することができる。両方の場合で、横向き壁部部分24は、丸み付けした壁部部分23から離れる方向で収束するように成形され、したがってサドル面12はわずかに丸みを付けて、好適には、多少長円形に形成する。このような壁部部分24の形状は、上記膨らみ効果を促進することが判明している。
これらの修正は全て、および個々の打ち抜きプレス部分17、18、20および21に加えられる圧力などの打ち抜きプロセスにおける他のパラメータは、獲得される製品に影響を及ぼすことに留意されたい。この特徴を実現し、さらに横方向での自然な形状での膨らみを実現すると、その結果、上部プレス・ツール部分15、特に横向き壁部部分24の上記円錐形形状を取り入れることができる。これにより、例えば、ほぼ長円形に近い膨らみなど、所望の膨らみを獲得することができる。サドル面12の場合、このようなほぼ長円形の近似を形成する円弧の望ましい曲率半径、すなわち、短いサドル半径Rsは、それに加えられる摩擦学の要件に従い成形することが好ましい。このような要件の詳細については、欧州特許第EP−00204817(特許文献2)などの出願人の名前による関連特許出願で提供され、これは参照により本明細書に組み込まれるものとする。したがって、要素1の均一な膨らみは、要素1が比較的高い炭素含有率の鋼タイプから生産されるという状況により、多少向上する。本発明により工業化される現象では、要素1の打ち抜き加工後に追加の圧力を加えることにより、関連する接触面3、12が打ち抜きプロセス中に都合良くわずかに硬化するというさらなる利点が存在する。
図7は、本発明による打ち抜きプロセスおよびコイニング類似プロセスで達成可能なサドル面12の断面形状を示す。図は段付き凹部28を示し、これは5μm〜50μmの深さ、すなわち、長手方向の凹部28の寸法、および0.1mm〜0.5mmの幅、すなわち、凹部28の横方向寸法を有することが好ましく、短いサドル半径Rsは、5mm〜25mmの値を有することが好ましく、丸まった周辺縁部部分27は比較的小さい曲率半径R1およびR2を有し、これは0.2mmと0.5mmの間であることが好ましい。上述したように、半径R2によって画定された丸い縁部部分27は、打ち抜きプロセスで要素を形成するようにある程度成形される。すなわち、いわゆるアインツーク現象である。
本発明を実現するさらなる代替方法が、図8に略図で示されている。この例では、プッシュ・ベルト用途の横断要素1を製造するために、それ自体では正確さが不十分である通常の打ち抜きプロセスを実行するのに、これを製造するために実行可能な本発明の原理を使用する方法が図示されている。本発明のこの実施を、コイニング類似プロセスと呼ぶ。
打ち抜き加工後、要素1を、この代替方法ではコイニング・ツール31、32、33と呼ばれる本発明による処理ツールに挿入する。コイニング・ツール31、32、33は、主要面4または5のうちの1つと係合することにより、要素1をぴったり受ける第1のツール部分31、32と、要素1の他の主要面5、4それぞれに圧力をかける第2のツール部分または中心プレス部分33とで構成される。第1のツール部分31、32は、周辺受けおよび成形部分32、および中心カウンタ・プレス部分31とで構成され、後者は成形部分32内で直線に案内され、要素1に逆圧をかける。成形区間32の内壁部部分は、理想的な、すなわち、所望の要素1の形状に従い成形される。要素を挿入、すなわち、第1のツール部分31、32で受けた後、プレス部分33を要素1との接触位置に入れ、その後、要素1が塑性変形するようにこれに圧力を加え、プレス部分33の動作、ここではプレス方向Pと呼ばれる方向に対してほぼ横方向に材料が流れるようにし、材料を成形部分32で受け、この部分32によって画定された形状にする。このようなプロセスにより、それぞれがプレス方向に配向された平行の***部と溝のパターンで、ベルト要素1のプーリ接触面3に一般的に適用されるパターンが、成形部分32を成形してこのようなパターンを画定した場合に、上記横方向の材料流れによって生成できるので有利である。
横断要素1の中心をプレスする動作によって厚さを全体的に減少させることが簡単に処理できるほぼ円形の横断要素1ではなく、本発明のプロセスは、詳細には、プッシュ・ベルト用途の横断要素など、比較的複雑な形状の横断要素1の処理に適用され、1つまたは複数の面3、4、5、12およびその周辺縁部部分を同時にバリ取りし、成形する。
上記プレス方向に対して横方向に配向された***部または他のタイプのプロファイル、例えば、上記短いサドル半径Rsによって画定されたような長手方向でのサドル面12の望ましい凸状湾曲は、コイニング類似プロセスでは通常は生成することができない。何故なら、上記プロファイルが成形部分32と連動し、コイニング・ツール31、32、33からの要素1の除去を妨げるからである。しかし、本発明によれば、コイニング・ツールをさらに詳しく述べると、サドル面12の少なくともこのような長手方向湾曲を、なお都合良く形成することができる。本発明によれば、コイニング・ツールは、プレス方向に対して正確に横方向ではなく、図8で示すようにわずかな角度αである第1のツール部分で要素1を受けるように成形される。コイニング・ツール31、32、33の逆圧部分31は、プレス方向に対して直角に配向された想像上の面に対して傾斜して配置された平面を基本的に画定する。
この特徴により、成形部分32のサドル成形部分34に、半径Rcに従い湾曲した凹状の湾曲を設けることができ、半径Rcは、サドル面12の所望の凸形状を実現するために適切な値であり、その支点Fは、要素1のプレス部分33に近い方の側でサドル面12の縁部と面一にあるか、逆圧部分31からプレス部分33への方向で見て、場合によってはその縁部をわずかに超える。この方法で、プレス後に連動の問題を生じずに、要素1のサドル面12に所望の湾曲形状を設けることが可能になり、したがって要素1は、画定された形状を妨げたり、変形したりせずに、コイニング・ツール31、32、33から除去することができる。本発明のこの原理を実践するには、一般的な数学的法則に従い、角度α、半径Rc、その支点F、およびサドル面12における要素1の幅を、適切な関係に設定する。
コイニング類似プロセス中、成形ツール部分32は、プレス部分33に向かう方向で逆圧部分31に対してわずかに押しやることができる。これにより、サドル面12およびプーリ接触面3などの接触面3、12付近の領域で要素1に追加の圧力が生成され、要素材料が最終的に必要な硬度の一部を獲得するのに部分的に寄与する。
さらに、コイニング・ツール31、32、33は、成形部分32に休止縁部42〜45を設け、それによりコイニング類似プロセス中に要素1に図9で示したような周辺縁部部分に沿って小さいへこみまたは段付き凹部46を設けるように成形し、配置することができる。要素1をプッシュ・ベルトで使用し、操作する場合、このような段付き凹部46は、隣接する要素1のバリまたはバリの残骸を収容するスペースを提供する。
段付き凹部46によって、コイニング類似プロセスを都合良く適用することができ、したがって、例えば、参照番号47の位置などで成形部分32とプレス部分33の間に明瞭なギャップが残る。この特徴自体は、その隅でも成形区間32の適切な充填、すなわち、要素1の成形を確保できるという利点を有する。何故なら、材料がギャップを通して溢れることができるからである。プッシュ・ベルトに要素1を使用する場合、このような段付き凹部46は、このようなギャップに入った材料を収容するスペースを提供し、要素1の関連する主要面の周辺縁部部分全体で***した縁部を画定する。実際には、上記溢れの量および***した縁部の高さは、段付き凹部46から除去した材料の実際の量よりはるかに小さい。何故なら、コイニング類似プロセスの性質により、材料が成形ツール部分32の壁部に向かって、すなわち、ほぼ横方向に流れ、基本的に何らかの溢れが発生する前に、このツール部分32によって画定された形状を完全に充填する。本発明のコイニング類似プロセスの上記適用のさらなる開発点では、ギャップの幅は、休止縁部42〜45の幅より少なくともわずかに小さく設定される。この方法で、常に上記***縁部を、段付き凹部46で提供されるスペースで確実に収容することができる。
段付き凹部46のさらなる利点は、コイニング・プロセス中に、成形部分32と逆圧部分31との相互の相対的動作を正確に決定および/または制御できることである。したがって、この相互の動作は、プロセス制御に適切で都合の良いパラメータを形成する。
好適には、要素1のサドル面12を成形する部分34の休止縁部42、43、44および45に、主要面4または5が要素1の横向き面、例えば、接触面3、12と隣接する要素の周辺縁部部分に所望の丸みを生成するように、適切かつ好ましい丸い遷移縁部、例えば、遷移縁部48を設ける。特に主要面4、5がサドル面12と接合する位置で、このような所望の丸みを比較的大きく、好適には、0.2mm以上、さらに好適には、0.3mmから0.5mmの半径を有するように設定することができる。
プッシュ・ベルトに使用する要素1の場合、本発明により、要素1は、コイニング・ツール31、32、33内で下向きであることが好ましい。すなわち、その切欠き52が逆圧部分31に係合する。これにより、要素1に面するこのような逆圧部分31の外面に、例えば、要素の前部主要面4に傾斜縁部13を形成するか、このような傾斜縁部13が要素1の主要面4または5に既に存在する場合は、コイニング・プロセス中に予め画定した形状を維持するか、最適化しながら、傾斜縁部13を収容するために、適切な形状を設ける。
図9は、図8による製造原理の効果を示し、要素1の数字は、これが装着されたプッシュ・ベルトの断面図に図示されている。図では、このようなプッシュ・ベルトの無端リング6が、その長手方向に延びている。本発明のコイニング類似プロセスの結果として、少なくとも要素1の上外面50および下外面51が、ベルトの長手方向に対して小さい角度で配向されることが分かる。また、切欠き52および凹部53が延びる一般的方向は、ベルトに適用した場合に長手方向に配向されるよう特に設計されて、製造される。何故なら、上記特徴が、プッシュ・ベルトの適切な機能を果たすからである。詳細に観察すると、切欠き52および凹部53が延びるこのような一般的方向は、例えば、上外面50に正確には平行ではなく、下外面51に向かってわずかに下向きであることを認識することができる。したがって、例えば、凹部53は、背後の主要面5に対して正確に横方向ではない。
本発明の原理を実践する上記の例のいずれかによる処理は、滑らかに成形された接触面3、12を実現し、表面粗さは非常に小さい値であり、場合によっては硬化の効果がある。したがって、成形、平滑化または硬化のために一般的に実行されるような研磨または石によるタンブリングなど、その後の要素のバリ取りまたは成形処理をそれほど実行せずにすむか、完全に不必要になる。本発明のプロセスは、既知の精密打ち抜きプロセス、または比較的安価な通常の打ち抜きプロセスとも容易に組み合わせることができるので都合がよい。プッシュ・ベルトの要素とは別に、本発明のプロセスは、産業で生産される任意の工作物に、特に高度で精密な工作物に適用することができる。さらに、本発明により、本発明に従いツールおよびツール部分に圧力を加えるか、それを相対的に変位させる措置および手段は、周知のものか容易に考案することができるものと見なされ、例えば、既知の精密打ち抜き機からコピーすることができる。
さらに、本発明は、説明で言及していない図面の自明の詳細全て、および添付の特許請求の範囲で説明する全ての特徴に関する。
周知の金属ブッシュ・ベルトの横断要素の図である。 図1による要素の周辺部分を成形する従来技術の図である。 要素の製造における要素および処理プレス部分の略図である。 図4は、要素および処理ツールの好ましい第1の実施形態を、関連する処理ステップの進行とともに概略的に示す。図5は、要素および処理ツールの好ましい第1の実施形態を、関連する処理ステップの進行とともに概略的に示す。 本発明による好ましい第1の実施形態の詳細な推敲を概略的に示す。 本発明による処理ツールのこのような好ましい第1の実施形態で実現される要素のサドル面の外形を示す。 本発明による要素および処理ツールの好ましい第2の実施形態の略断面図である。 プッシュ・ベルトとして組み立て、図8の処理ステップにより製造した要素を示す。
符号の説明
横断要素 3 1つの接触面
4、5 主要面 11 上面
12 サドル面 14 凹部部分
15、16 処理ツール
17 第3の機械加工部分(上部周辺プレス部分)
18 第2の機械加工部分(上部中心プレス部分)
20 周辺プレス部分(下部周辺プレス部分、第4の機械加工部分)
22 バリ 23、24 壁部部分
26 第3の壁部部分 27 周辺縁部部分
31、32、33 コイニング・ツール 34 サドル成形部分
42、43、44、45 休止縁部 46 段付き凹部

Claims (5)

  1. 自動車用連続可変トランスミッションのためのプッシュ・ベルトに使用する横断要素(1)の製造方法であって、
    前記プッシュ・ベルトは、無端リング(6)を備え、
    前記横断要素(1)は、前記無端リング(6)の表面に沿って自由に移動可能であるように配置されており、
    前記横断要素(1)は相互にほぼ平行に配向された2つの主要面(4、5)及び前記無端リング(6)と接触させるための、前記主要面(4,5)間でこれに対してほぼ横方向に延びる少なくとも1つの接触面(3;12)を持っており、
    前記製造方法は、
    第1の処理ステップで、前記横断要素(1)は打ち抜きプロセスにより中間状態へと形成され、前記横断要素(1)の少なくとも1つの前記主要面(5)には、その後、バリの形成された周辺縁部部分が現われ、
    第2の処理ステップで、前記横断要素(1)は上部中心プレス部分(18)および下部中心プレス部分(21)を備えた処理ツール(15,16)で受けられ、取り込まれ、前記各中心プレス部分(18;21)は前記横断要素(1)のそれぞれの前記主要面(4;5)と係合し、
    第3の処理ステップで、前記バリの形成された周辺縁部部分が現れている前記横断要素(1)の前記主要面(5)は、前記バリのある周辺縁部部分のところで、前記上部中心プレス部分(18)及び反対側の下部中心プレス部分(21)の周辺に位置する上部周辺プレス部分(17)によって係合され、前記上部周辺プレス部分(17)は、前記バリのある周辺縁部部分上に段付き凹部(28、46)を形成している前記横断要素の材料中に押し込まれ、それによって前記バリのある周辺縁部部分のバリが、前記横断要素(1)の前記材料中に押し込まれ、かつそれにより前記接触面(12)は前記横断要素の材料によりあるプロファイルを備え、そのプロファイルは前記上部周辺プレス部分(17)の係合によって加えられた圧力の影響により塑性変形し、少なくとも一部は、前記係合の方向に対してほぼ横方向に流れることを特徴とする、
    前記横断要素(1)の製造方法。
  2. 第4の機械加工部分(20)が、前記中心プレス部分(18、21)と関連した前記上部周辺プレス部分(17)の動きを制限することを特徴とする請求項1に記載の前記横断要素(1)の製造方法。
  3. 前記段付き凹部(28;46)の深さ、すなわち、前記横断要素(1)の前記主要面(4、5)に対して直角の方向における寸法が約5〜50μmであることを特徴とする、請求項1に記載の前記横断要素(1)の製造方法。
  4. 前記段付き凹部(28;46)の幅、すなわち、前記横断要素(1)の前記主要面(4,5)に平行な面における最小寸法が約0.1〜0.5mmであることを特徴とする、請求項1に記載の前記横断要素(1)の製造方法。
  5. 前記横断要素の接触面(12)が、相互に直角な2つの方向で湾曲し、それによって前記方向のうちの少なくとも1つにおける曲率半径が約5〜25mmであることを特徴とする、請求項1に記載の前記横断要素(1)の製造方法。
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