JP4124334B2 - 自動車の懸架装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ジャッキによる自動車の上昇時に、このジャッキからの外力を支持するジャッキ受部を設け、このジャッキ受部によりサスペンションメンバを補強するようにした自動車の懸架装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【特許文献1】
特開平11‐268662号公報
【0004】
上記自動車の懸架装置には、従来、上記特許文献1で示されるものがある。
【0005】
上記特許文献1のものによれば、自動車の懸架装置は、車体の幅方向に延びその長手方向の中途部が上方に凸形状となるよう湾曲して上記長手方向の各端部が車体フレームに結合されるサスペンションメンバと、このサスペンションメンバの下方で車体の幅方向に延び上記サスペンションメンバの両端部に架設されてこれら各端部に結合されるブレースと、上記サスペンションメンバの中途部から下方に向って突設され、走行用駆動ユニットを支持すると共に上記ブレースに結合される支持体とを備えている。
【0006】
上記サスペンションメンバはブレースと支持体とによって補強されており、これにより、各車輪を懸架するサスペンションメンバの強度が向上させられている。また、上記サスペンションメンバとブレースの各中途部の間の空間はエキゾーストパイプの配管等に用いられている。
【0007】
また、一般に、上記駆動ユニットは駆動に伴い振動を生じるものである。そこで、この振動が上記サスペンションメンバに伝達されないようにするため、上記支持体は、通常、上記振動を吸収可能とする緩衝体を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術のものでは、ブレースはサスペンションメンバの下方に位置していて、自動車の悪路走行時には走行面に当接することがあり、この場合、上記ブレースの当接時の大きい衝撃力は、このブレースに結合した上記支持体に伝達されて、この支持体の緩衝体を破損させてしまうおそれがある。
【0009】
そこで、上記ブレースに対する支持体の結合を解除して、これらを互いに離反させる一方、上記サスペンションメンバとブレースとを互いに結合させる別途の補強材を設けることが考えられる。このようにすれば、上記ブレースからの衝撃力は支持体の緩衝体には伝達されないため、この緩衝体の破損という不都合の発生が防止され、かつ、上記補強材により上記サスペンションメンバには所定の強度が確保される。
【0010】
しかし、上記したようにサスペンションメンバを補強する補強材を別途に設けると、懸架装置の部品点数が増加して、その構成が複雑になるという問題点が生じる。
【0011】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、自動車の懸架装置におけるサスペンションメンバの強度向上が簡単な構成で達成されるようにすることを課題とする。
【0012】
また、ジャッキにより自動車を上昇させるとき、この自動車の上昇が安定した状態で、できるようにすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の自動車の懸架装置は、次の如くである。なお、この項において各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0014】
請求項1の発明は、車体2の幅方向に延びその長手方向の中途部17が上方に凸形状となるよう湾曲して上記長手方向の各端部18が車体フレーム13に結合されるサスペンションメンバ20と、このサスペンションメンバ20の下方で車体2の幅方向に延び上記サスペンションメンバ20の両端部18,18に架設されてこれら各端部18に結合されるブレース22と、上記サスペンションメンバ20の中途部17から下方に向って突設され走行用駆動ユニット5等を支持する支持体7とを備えた自動車の懸架装置において、
【0015】
上記サスペンションメンバ20の中途部17から下方に向って突設されその突出端部33が走行面8上に載置されたジャッキ34の昇降部35と上下方向で対向可能とされるジャッキ受部36を備え、このジャッキ受部36を上記ブレース22の長手方向の中途部37に結合し
【0016】
上記ブレース22の中途部37の上面と支持体7の下面とを互いに対面させると共に、上記ブレース22の自由状態で、これらブレース22の中途部37の上面と支持体7の下面との間に隙間43を設け、上記支持体7とブレース22の中途部37の各下方から上記ジャッキ34の昇降部35を上昇させて自動車1を上昇させたとき、上記ブレース22の中途部37が上記支持体7の下面を押し上げるようにしたものである。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記サスペンションメンバ20とブレース22とをこのブレース22の長手方向のほぼ全体にわたり上下方向で互いに重ね合わせたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0019】
図2〜4において、符号1は自動車で、矢印Frはこの自動車1の前方を示している。
【0020】
上記自動車1は、車体2と、この車体2の前部に左右前車輪3,3を懸架させる懸架装置4と、上記車体2と懸架装置4とに跨るように走行用駆動ユニット5を支持させる前、後支持体6,7とを備え、上記車体2の前部は上記車輪3と懸架装置4とによって走行面8上に支持されている。上記駆動ユニット5は内燃機関9と動力伝達装置10とを備え、この駆動ユニット5の動力伝達装置10に上記各車輪3,3が不図示の自在継手軸により連動連結されている。また、符号11は、車体2の幅方向の中央部を示している。
【0021】
上記車体2は、その骨格をなす車体フレーム13と、この車体フレーム13上に支持されその内部が車室とされる車体本体14とを備え、上記車体フレーム13は、この車体フレーム13の左右各側部を構成して前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ15,15と、これら左右サイドメンバ15,15を互いに結合させる不図示のクロスメンバとを備え、上記各サイドメンバ15に上記各前支持体6により駆動ユニット5の前部が支持されている。
【0022】
全図において、上記懸架装置4は、車体2の幅方向に延びその長手方向の中途部17が上方に凸形状となるよう湾曲して上記長手方向の各端部18が上記車体フレーム13の各サイドメンバ15に締結具19により結合されるサスペンションメンバ20と、このサスペンションメンバ20の下方で車体2の幅方向にほぼ直線的に延び上記サスペンションメンバ20の両端部18,18に架設されてこれら各端部18に締結具21により結合され上記サスペンションメンバ20を補強するブレース22とを備え、上記サスペンションメンバ20の中途部17に上記後支持体7により駆動ユニット5の後部が支持されている。
【0023】
上記ブレース22は板金製で、上下方向で重ね合わされて互いにスポット溶接により結合された一対の板部材23,23を備えている。このブレース22は、その長手方向の各部横断面が閉断面とされて十分の強度と剛性とが確保されている。そして、上記サスペンションメンバ20の左右各側部には不図示のリンク機構等を介し上記各車輪3が懸架されている。
【0024】
上記各支持体6,7は、水平方向に延びる軸心24を有しインシュレータといわれる円柱形状の緩衝体25と、上記軸心24上でこの緩衝体25を貫通してこの緩衝体25と互いに固着される支軸26と、上記緩衝体25に外嵌してこの緩衝体25と互いに固着され懸架装置4を含む車体2側と駆動ユニット5側のうちのいずれか一方側に支持されるブラケット27と、他方側に上記支軸26を支持させる他のブラケット28とを備え、つまり、上記駆動ユニット5は緩衝体25を介し車体2側に支持され、車体2側と駆動ユニット5との間で伝達されようとする振動は上記緩衝体25の弾性変形によって吸収される。
【0025】
上記の場合、各前支持体6では上記軸心24は前後方向に延び、後支持体7では上記軸心24は車体2の幅方向に延びている。また、上記後支持体7の緩衝体25、支軸26、およびブラケット27は、上記サスペンションメンバ20の中途部17から下方に向って突設されている。
【0026】
上記懸架装置4は、上記サスペンションメンバ20の中途部17から下方に向って突設されその突出端部33が走行面8上に載置されたジャッキ34の昇降部35と上下方向で対向可能とされるジャッキ受部36を備え、このジャッキ受部36の突出端部33は上記ブレース22の長手方向の中途部37の上面に接合されてこの中途部37に締結具38により結合されている。この場合、後支持体7とジャッキ受部36とは車体2の幅方向の中央部11を挟んでこの幅方向で並設されている。
【0027】
上記車体2の幅方向の中央部11において、上記ブレース22の下側の板部材23から下方に向って係合片41が突設され、この係合片41は上記支持体7の下方に配置され、上記係合片41に上記ジャッキ34の昇降部35が係合可能とされている(図1,3,7中二点鎖線)。
【0028】
上記構成によれば、懸架装置4は、サスペンションメンバ20の中途部17から下方に向って突設されその突出端部33が走行面8上に載置されたジャッキ34の昇降部35と上下方向で対向可能とされるジャッキ受部36を備え、このジャッキ受部36の突出端部33を上記ブレース22の長手方向の中途部37の上面に接合させてこの中途部37に結合してある。
【0029】
このため、上記サスペンションメンバ20とブレース22の各中途部17,37は上記ジャッキ受部36により互いに結合されることから、上記サスペンションメンバ20は上記ジャッキ受部36を介しブレース22によって、より確実に補強されることとなり、その強度が向上する。
【0030】
そして、上記サスペンションメンバ20の補強は、上記ジャッキ受部36の利用により達成されることから、この利用の分、上記サスペンションメンバ20の強度向上は簡単な構成により達成される。
【0031】
特に、図4,5で示すように、上記サスペンションメンバ20、ブレース22、およびジャッキ受部36は、上記ブレース22の長手方向と車体2の前後方向とでそれぞれほぼ全体にわたり上下方向で互いに重ね合わされている。
【0032】
このため、上記サスペンションメンバ20、ブレース22、およびこれらサスペンションメンバ20とブレース22の各中途部17,37を互いに結合させるジャッキ受部36は、車体2の幅方向に延びる仮想鉛直面上に配置されることとなって、上記サスペンションメンバ20は上下方向に向う外力に対する強度がより確実に向上し、つまり、走行時に、上記サスペンションメンバ20に懸架した車輪3側からの外力に対する強度がより確実に向上する。
【0033】
特に図1,3〜5,8で示すように、上記ブレース22の中途部37の上面と後支持体6の下面とは互いに対面させられており、上記ブレース22の自由状態で、これらブレース22の中途部37の上面と後支持体6の下面との間には隙間43が設けられている(各図中実線)。
【0034】
上記支持体7とブレース22の各下方に配置したジャッキ34の昇降部35を上記係合片41に係合させ、上記昇降部35を上昇させることにより自動車1を上昇させたとき、上記ブレース22が撓んでその中途部37が上記後支持体7の下面を上方に向って押し上げることとされている(図1,8中一点鎖線)。
【0035】
このため、自動車1の悪路走行時に、走行面8にブレース22が当接することにより、このブレース22から大きい衝撃力が上記後支持体7に伝達されようとしても、この衝撃力の伝達は上記隙間43によって防止される。よって、上記衝撃力により上記後支持体7の緩衝体25が破損させられるということは防止される。
【0036】
一方、上記したようにジャッキ34により自動車1を上昇させたときには、ブレース22の中途部37が上方に撓んで後支持体7の下面を押し上げることから、上記サスペンションメンバ20は上記ブレース22の各端部側と後支持体7とにより上方に向う外力を与えられて上昇させられる。よって、上記サスペンションメンバ20が上記ブレース22だけから外力を与えられて上昇させられることに比べ、上記サスペンションメンバ20への外力が分散させられてこのサスペンションメンバ20の変形が防止され、その分、自動車1の上昇は安定した状態でなされる。
【0037】
上記ブレース22の下面は、車体2の正面視(図1)で、ほぼ水平に直線的に成形され、上記ブレース22の中途部37の上面の一部が上方に膨出して所定寸法の上記隙間43が成形されている。
【0038】
このため、上記ブレース22の下方に車体2の幅方向の全体にわたり所定寸法の地上高が確保された状態で、上記隙間43が設けられている。
【0039】
また、上記ブレース22の中途部37は、その端部側に比べて、上記膨出による断面積の増大により、断面係数がより大きくされており、このため、上記ブレース22の中途部37の撓みは小さく抑制される。よって、自動車1の走行時に、上記ブレース22の中途部37が上下に振動するということは防止されて、上記隙間43は所定寸法に保持される。
【0040】
上記隙間43にはゴムもしくは樹脂製の緩衝体44が設けられ、この緩衝体44は、上記ブレース22と後支持体7のうち、少なくともいずれか一方であるブレース22に支持されている。より具体的には、上記緩衝体44は上記いずれか一方であるブレース22に支持されており、他方の後支持体7の下面と緩衝体44との間にはわずかの隙間が設けられている。
【0041】
このため、仮に、自動車1の悪路走行時に、ブレース22が振動して上記後支持体7の下面に衝突して大きい衝撃力を生じようとしても、この衝撃力は上記緩衝体44により吸収される。
【0042】
なお、以上は図示の例によるが、自動車1が前後輪駆動式(4WD)の場合であって、上記駆動ユニット5に後車輪を連動連結させる前後に長い推進軸を設ける場合には、車体2の正面視(図1)で、上記サスペンションメンバ20、ブレース22、後支持体7、およびジャッキ受部36で囲まれた空間を上記推進軸の配置に利用してもよい。
【0043】
また、上記ジャッキ34により自動車1を上昇させるとき、上記ジャッキ34の昇降部35を上記ブレース22の中途部37とジャッキ受部36の突出端部33の下方に配置して上記昇降部35を上昇させ、この昇降部35により上記ブレース22の中途部37とジャッキ受部36とを介しサスペンションメンバ20を上昇させるようにしてもよい。
【0044】
また、上記緩衝体44は後支持体7に支持させてもよく、上記ブレース22と後支持体7とに跨るように支持させてもよく、また、上記隙間43の全体に緩衝体44を設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0046】
請求項1の発明は、車体の幅方向に延びその長手方向の中途部が上方に凸形状となるよう湾曲して上記長手方向の各端部が車体フレームに結合されるサスペンションメンバと、このサスペンションメンバの下方で車体の幅方向に延び上記サスペンションメンバの両端部に架設されてこれら各端部に結合されるブレースと、上記サスペンションメンバの中途部から下方に向って突設され走行用駆動ユニット等を支持する支持体とを備えた自動車の懸架装置において、
【0047】
上記サスペンションメンバの中途部から下方に向って突設されその突出端部が走行面上に載置されたジャッキの昇降部と上下方向で対向可能とされるジャッキ受部を備え、このジャッキ受部を上記ブレースの長手方向の中途部に結合してある。
【0048】
このため、上記サスペンションメンバとブレースの各中途部は上記ジャッキ受部により互いに結合されることから、上記サスペンションメンバは上記ジャッキ受部を介しブレースによって、より確実に補強されることとなり、その強度が向上する。
【0049】
そして、上記サスペンションメンバの補強は、上記ジャッキ受部の利用により達成されることから、この利用の分、上記サスペンションメンバの強度向上は簡単な構成により達成される。
【0050】
また、上記ブレースの中途部の上面と支持体の下面とを互いに対面させると共に、上記ブレースの自由状態で、これらブレースの中途部の上面と支持体の下面との間に隙間を設け、上記支持体とブレースの中途部の各下方から上記ジャッキの昇降部を上昇させて自動車を上昇させたとき、上記ブレースの中途部が上記支持体の下面を押し上げるようにしてある。
【0051】
このため、自動車の悪路走行時に、走行面にブレースが当接することにより、このブレースから大きい衝撃力が上記支持体に伝達されようとしても、この衝撃力の伝達は上記隙間によって防止される。よって、上記衝撃力により上記支持体の緩衝体が破損させられるということは防止される。
【0052】
一方、上記したようにジャッキにより自動車を上昇させたときには、ブレースの中途部が支持体の下面を押し上げることから、上記サスペンションメンバは上記ブレースの各端部側と支持体とにより上方に向う外力を与えられて上昇させられる。よって、上記サスペンションメンバが上記ブレースだけから外力を与えられて上昇させられることに比べ、上記サスペンションメンバへの外力が分散させられてこのサスペンションメンバの変形が防止され、その分、自動車の上昇は安定した状態でなされる。
【0053】
請求項2の発明は、上記サスペンションメンバとブレースとをこのブレースの長手方向のほぼ全体にわたり上下方向で互いに重ね合わせてある。
【0054】
このため、上記サスペンションメンバ、ブレース、およびこれらサスペンションメンバとブレースの各中途部を互いに結合させるジャッキ受部は、車体の幅方向に延びる仮想鉛直面上に配置されることとなって、上記サスペンションメンバは上下方向に向う外力に対する強度がより確実に向上し、つまり、走行時に、上記サスペンションメンバに懸架した車輪側からの外力に対する強度がより確実に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3の部分拡大詳細図である。
【図2】 自動車の前部側面図である。
【図3】 自動車の前部正面図である。
【図4】 自動車の前部平面図である。
【図5】 図4の部分拡大詳細図である。
【図6】 図5の6‐6線矢視断面図である。
【図7】 図5の7‐7線矢視断面図である。
【図8】 図5の8‐8線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 自動車
2 車体
3 車輪
4 懸架装置
5 駆動ユニット
6 支持体
7 支持体
8 走行面
11 中央部
13 車体フレーム
17 中途部
18 端部
20 サスペンションメンバ
22 ブレース
25 緩衝体
33 突出端部
34 ジャッキ
35 昇降部
36 ジャッキ受部
37 中途部
43 隙間
44 緩衝体

Claims (2)

  1. 車体の幅方向に延びその長手方向の中途部が上方に凸形状となるよう湾曲して上記長手方向の各端部が車体フレームに結合されるサスペンションメンバと、このサスペンションメンバの下方で車体の幅方向に延び上記サスペンションメンバの両端部に架設されてこれら各端部に結合されるブレースと、上記サスペンションメンバの中途部から下方に向って突設され走行用駆動ユニット等を支持する支持体とを備えた自動車の懸架装置において、
    上記サスペンションメンバの中途部から下方に向って突設されその突出端部が走行面上に載置されたジャッキの昇降部と上下方向で対向可能とされるジャッキ受部を備え、このジャッキ受部を上記ブレースの長手方向の中途部に結合し
    上記ブレースの中途部の上面と支持体の下面とを互いに対面させると共に、上記ブレースの自由状態で、これらブレースの中途部の上面と支持体の下面との間に隙間を設け、上記支持体とブレースの中途部の各下方から上記ジャッキの昇降部を上昇させて自動車を上昇させたとき、上記ブレースの中途部が上記支持体の下面を押し上げるようにした自動車の懸架装置。
  2. 上記サスペンションメンバとブレースとをこのブレースの長手方向のほぼ全体にわたり上下方向で互いに重ね合わせた請求項1に記載の自動車の懸架装置。
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