JP4121923B2 - 電気回路のための異常検出方法及び異常検出装置 - Google Patents
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|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記並行試験回路の電気抵抗値を検出することにより前記検査対象回路の異常の発生を検出する異常検出方法としたことを特徴とする。
|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記並行試験回路の電気抵抗値を検出することにより前記検査対象回路の異常の発生を検出することを特徴とする。
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記並行試験回路で、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて記憶し、前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定を行って、測定した合成電気抵抗に異常が生じたときは、測定した抵抗値の変化量と前記記憶している抵抗値の変化量を比較して、この比較に基づいて異常を生じたのがいずれの前記試験回路部であるかを判定することを特徴とする。
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記並行試験回路で、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて記憶し、前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定を行って、測定した合成電気抵抗に異常が生じたときは、測定した抵抗値の変化量と前記記憶している抵抗値の変化量を比較して、この比較に基づいて異常を生じたのがいずれの前記試験回路部であるかを判定することを特徴とする。
|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記メモリには、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での前記並行試験回路のそれぞれの電気抵抗値の各変化量が、該変化量を与える異常な試験単位回路の個数に関連して格納されており、前記判定回路は、抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定して、前記演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路の個数についての情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出装置であって、電気抵抗値を測定する抵抗測定器と、メモリと、前記抵抗測定器により測定された抵抗値に基づいて前記検査対象回路に異常が生じたか否かを判定する判定回路と、表示部とを備え、前記検査対象回路は正常時にほぼ等しい抵抗値を有すると共に、異常時に断線あるいは抵抗値が急激に上昇する回路であって、前記検査対象回路と該検査対象回路に並列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、複数の前記試験単位回路部を互いに直列に接続して並行試験回路を設定し、前記試験単位回路部の全てが正常な状態での該並行試験回路の第1の合成抵抗値R 0 と、いずれか一つの該試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該抵抗測定器の測定許容差及び該試験単位回路部の設定許容差の和で求まる合計許容差αにより次式
|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記メモリには、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での前記並行試験回路のそれぞれの電気抵抗値の各変化量が、該変化量を与える異常な試験単位回路の個数に関連して格納されており、前記判定回路は、抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定して、前記演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路の個数についての情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記メモリには、前記並行試験回路で前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて格納し、前記判定回路は、前記抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、該演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路部を特定する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、前記メモリには、前記並行試験回路で前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて格納し、前記判定回路は、前記抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、該演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路部を特定する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項1及び2に記載の方法によれば、検査対象回路と、該検査対象回路に直列又は並列に接続される補助抵抗とで試験単位回路部を構成することにより、補助抵抗の抵抗値をこれが接続された検査対象回路の抵抗値に応じて、各試験単位回路部の合成電気抵抗が互いに等しく設定することができ、これにより、検査対象回路の抵抗値のばらつきの如何に拘わらず、誤り無く異常を検出することができる。
が成り立つように、設定されている。
が成り立つように、設定されている。
各検査対象回路11(11−1〜11−n)の抵抗値、すなわち補助抵抗15が設けられている場合には検査対象回路11(11−1〜11−n)と補助抵抗15(15−1〜15−n)とから成る各試験単位回路部116の抵抗値は、相互に異なるように設定されていることから、基本的には、この抵抗値すなわち並行試験回路112の抵抗値の変化量を算出することができ、この変化量と後述するメモリ17に格納された並行試験回路112の各抵抗変化量との比較により、いずれの検査対象回路11(11−1〜11−n)が異常を生じたかを知ることができる。以下、並行試験回路112に抵抗値変化が生じる毎に、前記したと同様な手順によって、順次異常を生じた検査対象回路11(11−1〜11−n)を特定することができる。
従って、式(4)の演算処理により、異常を生じた試験単位回路部116を特定することができる。
11(11−1〜11−n) 検査対象回路
12、112 並行試験回路
13 抵抗測定器
15(15−1〜15−n) 補助抵抗
16、116 試験単位回路部
17 メモリ
18 判定回路
18a 演算処理部
18b 出力部
19 表示部
20 回路基板
21a 回路本体部分(抵抗器本体)
21c 接合部分
Claims (15)
- 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出方法であって、
正常時にほぼ等しい抵抗値を有する複数の前記検査対象回路と、
前記検査対象回路と該検査対象回路に直列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに並列に接続して並行試験回路を設定し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を抵抗測定器で測定したときに、前記試験単位回路部の全てが正常な状態での該並行試験回路の第1の合成抵抗値R 0 と、いずれか一つの該試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該抵抗測定器の測定許容差及び該試験単位回路部の設定許容差の和で求まる合計許容差αにより次式
|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記並行試験回路の電気抵抗値を検出することにより前記検査対象回路の異常の発生を検出することを特徴とする異常検出方法。 - 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出方法であって、
正常時にほぼ等しい抵抗値を有する複数の前記検査対象回路と、
前記検査対象回路と該検査対象回路に並列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに直列に接続して並行試験回路を設定し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を抵抗測定器で測定したときに、前記試験単位回路部の全てが正常な状態での該並行試験回路の第1の合成抵抗値R0と、いずれか一つの該試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第2の合成抵抗値R0′と、該抵抗測定器の測定許容差及び該試験単位回路部の設定許容差の和で求まる合計許容差αにより次式
|R0′−R0|/(R0′+R0)> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記並行試験回路の電気抵抗値を検出することにより前記検査対象回路の異常の発生を検出することを特徴とする異常検出方法。 - 前記検査対象回路が異常時に断線あるいは抵抗値が急激に上昇する回路であって、
予め、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での前記並行試験回路のそれぞれの抵抗値の変化量を異常であると仮想した前記試験単位回路部の個数に関係付けて求め、前記測定値が変化したとき該測定値の変化分を予め求められた前記各抵抗値の変化量と比較し、この比較に基づいて異常を生じた試験単位回路部の個数を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の異常検出方法。 - 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出方法であって、
正常時に電気抵抗値を互いに異にする抵抗値を有する前記検査対象回路と、
前記検査対象回路と該検査対象回路に並列に接続して合成抵抗に重み付を与え、合成電気抵抗が段階的に変化するように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに直列に接続して並行試験回路を設定し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を抵抗測定器で測定したときに、ある一つの 前記試験単位回路部が異常であるときの前記並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該一つの試験単位回路部に加えて他の一つの前記試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第3の合成抵抗値R 0 ′′と、該測定器の許容差と該試験単位回路部の許容差との和で示される合計許容差αとの間に次式
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記並行試験回路で、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて記憶し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定を行って、測定した合成電気抵抗に異常が生じたときは、測定した抵抗値の変化量と前記記憶している抵抗値の変化量を比較して、この比較に基づいて異常を生じたのがいずれの前記試験回路部であるかを判定することを特徴とする異常検出方法。 - 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出方法であって、
正常時に電気抵抗値を互いに異にする抵抗値を有する前記検査対象回路と、
前記検査対象回路と該検査対象回路に直列に接続して合成抵抗に重み付を与え、合成電気抵抗が段階的に変化するように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに並列に接続して並行試験回路を設定し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を抵抗測定器で測定したときに、ある一つの前記試験単位回路部が異常であるときの前記並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該一つの試験単位回路部に加えて他の一つの前記試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第3の合成抵抗値R 0 ′′と、該測定器の許容差と該試験単位回路部の許容差との和で示される合計許容差αとの間に次式
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記並行試験回路で、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて記憶し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定を行って、測定した合成電気抵抗に異常が生じたときは、測定した抵抗値の変化量と前記記憶している抵抗値の変化量を比較して、この比較に基づいて異常を生じたのがいずれの前記試験回路部であるかを判定することを特徴とする異常検出方法。 - 前記試験単位回路部は静電容量を有し、該静電容量の等価抵抗値がこれに接続された前記補助抵抗の抵抗値よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の異常検出方法。
- 前記補助抵抗は、前記検査対象回路に比較して充分な耐久性を有するように設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の異常検出方法。
- 前記試験単位回路部の前記許容差は、試験温度範囲の抵抗値変化分を含む請求項1、2、4、5のいずれか一つに記載の異常検出方法。
- 前記試験単位回路部の前記検査対象回路は、回路本体部分と該本体部分から伸び、回路基板に接続される接合部分とを有し、前記接合部分と前記基板との接合部における耐久性は前記回路本体部分におけるそれよりも優れているように設定することを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれか一つに記載の異常検出方法。
- 前記試験単位回路部の前記検査対象回路は、回路本体部分と該本体部分から伸び、回路基板に接続される接合部分とを有し、前記回路本体部分における耐久性は前記接合部分と前記基板との接合部におけるそれよりも優れているように設定することを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれか一つに記載の異常検出方法。
- 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出装置であって、
電気抵抗値を測定する抵抗測定器と、メモリと、前記抵抗測定器により測定された抵抗値に基づいて前記検査対象回路に異常が生じたか否かを判定する判定回路と、表示部とを備え、
前記検査対象回路は正常時にほぼ等しい抵抗値を有すると共に、異常時に断線あるいは抵抗値が急激に上昇する回路であって、
前記検査対象回路と該検査対象回路に直列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに並列に接続して並行試験回路を設定し、
前記試験単位回路部の全てが正常な状態での該並行試験回路の第1の合成抵抗値R 0 と、いずれか一つの該試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該抵抗測定器の測定許容差及び該試験単位回路部の設定許容差の和で求まる合計許容差αにより次式
|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記メモリには、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での前記並行試験回路のそれぞれの電気抵抗値の各変化量が、該変化量を与える異常な試験単位回路の個数に関連して格納されており、
前記判定回路は、抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定して、前記演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路の個数についての情報を前記表示部に表示させることを特徴とする異常検出装置。 - 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出装置であって、
電気抵抗値を測定する抵抗測定器と、メモリと、前記抵抗測定器により測定された抵抗値に基づいて前記検査対象回路に異常が生じたか否かを判定する判定回路と、表示部とを備え、
前記検査対象回路は正常時にほぼ等しい抵抗値を有すると共に、異常時に断線あるいは抵抗値が急激に上昇する回路であって、
前記検査対象回路と該検査対象回路に並列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに直列に接続して並行試験回路を設定し、
前記試験単位回路部の全てが正常な状態での該並行試験回路の第1の合成抵抗値R 0 と、いずれか一つの該試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該抵抗測定器の測定許容差及び該試験単位回路部の設定許容差の和で求まる合計許容差αにより次式
|R 0 ′−R 0 |/(R 0 ′+R 0 )> α
が成り立つようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記メモリには、前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での前記並行試験回路のそれぞれの電気抵抗値の各変化量が、該変化量を与える異常な試験単位回路の個数に関連して格納されており、
前記判定回路は、抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を前記抵抗測定器で測定して、前記演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路の個数についての情報を前記表示部に表示させることを特徴とする異常検出装置。 - 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出装置であって、
電気抵抗値を測定する抵抗測定器と、メモリと、前記抵抗測定器により測定された抵抗値に基づいて前記検査対象回路に異常が生じたか否かを判定する判定回路と、表示部とを備え、
前記検査対象回路は正常時にほぼ等しい抵抗値を有すると共に、異常時に断線あるいは抵抗値が急激に上昇する回路であって、
前記検査対象回路と該検査対象回路に直列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに並列に接続して並行試験回路を設定し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を抵抗測定器で測定したときに、ある一つの前記試験単位回路部が異常であるときの前記並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該一つの試験単位回路部に加えて他の一つの前記試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第3の合成抵抗値R 0 ′′と、該測定器の許容差と該試験単位回路部の許容差との和で示される合計許容差αとの間に次式
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記メモリには、前記並行試験回路で前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて格納し、
前記判定回路は、前記抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、該演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路部を特定する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする異常検出装置。 - 複数の電気・電子部品または電気・電子回路からなる検査対象回路を、同時的に並行して異常の発生を検出する異常検出装置であって、
電気抵抗値を測定する抵抗測定器と、メモリと、前記抵抗測定器により測定された抵抗値に基づいて前記検査対象回路に異常が生じたか否かを判定する判定回路と、表示部とを備え、
前記検査対象回路は正常時にほぼ等しい抵抗値を有すると共に、異常時に断線あるいは抵抗値が急激に上昇する回路であって、
前記検査対象回路と該検査対象回路に並列に接続して合成抵抗が等しくなるように選定した補助抵抗を組み合せて試験単位回路部とし、
複数の前記試験単位回路部を互いに直列に接続して並行試験回路を設定し、
前記並行試験回路の合成電気抵抗を抵抗測定器で測定したときに、ある一つの前記試験単位回路部が異常であるときの前記並行試験回路の第2の合成抵抗値R 0 ′と、該一つの試験単位回路部に加えて他の一つの前記試験単位回路部が異常を生じたときの該並行試験回路の第3の合成抵抗値R 0 ′′と、該測定器の許容差と該試験単位回路部の許容差との和で示される合計許容差αとの間に次式
|R 0 ′−R 0 ′′|/(R 0 ′+R 0 ′′)> α
が成り立ち電気抵抗値の段階的な変化が発生するようにそれぞれの前記試験単位回路部を設定し、
前記メモリには、前記並行試験回路で前記各試験単位回路部が異常を生じる前後での抵抗値の変化量を、異常が生じたと仮想した該試験単位回路部に関係付けて格納し、
前記判定回路は、前記抵抗測定器による測定抵抗値の変化分と前記メモリに格納された前記各変化量との差分を算出する演算処理部を有し、該演算処理部により求められた前記差分が前記合計許容差α内にあるとき、異常が生じた旨及び当該差分を与えた前記変化量についての前記試験単位回路部を特定する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする異常検出装置。 - 前記試験単位回路部は静電容量を有し、該静電容量の等価抵抗値がこれに接続された前記補助抵抗の抵抗値よりも小さいことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一つに記載の異常検出装置。
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